JP2016107490A - 画像形成装置、制御方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】レイアウトの指示または変更に応じた画像形成処理に要する時間の予測を、正確にかつ予測に要する負荷を増大させることなく可能とする画像形成装置を提供する。【解決手段】本発明の一実施形態に係る画像形成装置は、ページごとに、オブジェクトのオブジェクト処理時間情報を抽出するオブジェクト処理時間情報取得部(1404)と、所定のレイアウトごとに、オブジェクトの描画に関するレイアウト別オブジェクト処理時間情報を抽出するレイアウト別オブジェクト処理時間情報取得部(1405)とを備え、オブジェクト処理時間情報及びレイアウト別オブジェクト処理時間情報に基づいて、画像形成処理に要する時間を予測する画像形成処理時間予測部(1406)を備える。【選択図】図12
Description
本発明は、画像形成装置、制御方法、およびプログラムに関する。
従来、印刷処理を行うユーザに対して、印刷処理に要する時間を通知する機能が実現されている。特許文献1は、PDL(Page Description Language)によるプログラム文書に基づいて画像を生成し、サムネイルを生成する画像形成装置を開示している。特許文献1では、プログラム文書から抽出される特徴量と、解像度と、縮小方式とに基づいて、プログラム文書からサムネイル画像が生成されるまでの予測処理時間を算出する。ここでの特徴量とは、プログラム文書に含まれるコマンドのデータサイズおよびコマンド数に、それぞれ係数を掛け合わせたものである。
しかしながら、同じPDLにより記述されたデータであっても、画像形成処理を行う画像方向に応じて、画像形成処理に要する時間が異なる場合がある。例えば、ライン単位に画像形成処理を行う画像形成処理方法では、1つのオブジェクトをライン毎のオブジェクトに分割して画像形成処理を行う。このとき、1つのオブジェクトは、そのオブジェクトの高さの数に分割されるため、画像方向に応じて分割される個数が異なり、画像形成処理に要する時間も異なってくる。ユーザからの画像方向の設定変更等レイアウト変更に応じた、正確な印刷処理に要する時間の通知を効率的に行う必要がある。
本発明は、レイアウトに応じた画像形成処理に要する時間の予測を、正確にかつ予測に要する負荷を増大させることなく可能とする画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態の画像形成装置は、ページごとに、オブジェクトの描画に関する第1のオブジェクト関連情報を抽出する第1の抽出手段と、所定のレイアウトごとに、オブジェクトの描画に関する第2のオブジェクト関連情報を抽出する第2の抽出手段と、第1のオブジェクト関連情報及び第2のオブジェクト関連情報に基づいて、画像形成処理に要する時間を予測する予測手段と、を備える。
本発明の画像形成装置によれば、レイアウトに応じた画像形成処理に要する時間の予測を、正確にかつ予測に要する負荷を増大させることなく可能とする。
(第1実施形態)
以下、本発明を実施するための形態について図面などを参照して説明する。
図1(A)は、本実施形態におけるシステム構成の一例を示す図である。
本実施形態におけるシステムは、ホストコンピュータ101、モバイル端末102、プリンタサーバ103、及び画像形成装置110を備え、それぞれがLAN105を介して接続されている。
以下、本発明を実施するための形態について図面などを参照して説明する。
図1(A)は、本実施形態におけるシステム構成の一例を示す図である。
本実施形態におけるシステムは、ホストコンピュータ101、モバイル端末102、プリンタサーバ103、及び画像形成装置110を備え、それぞれがLAN105を介して接続されている。
ユーザは、ホストコンピュータ101またはモバイル端末102から印刷するページ情報を示すPDL(Page Description Language)データを生成し、プリンタサーバ103または画像形成装置110に転送する。プリンタサーバ103または画像形成装置110は、転送されたPDLデータを保持する(以降、溜め置き処理と呼ぶ)。ユーザは、画像形成装置110で溜め置いたPDLデータに対して印刷設定(レイアウト設定)を行い、印刷指示を行う。本実施形態に係る画像形成装置は、MFP(Multi Function Printer)またはSFP(Single Function Printer)のうち、いずれであってもよい。また、画像形成装置は、MFPまたはSFP以外のプリンタであってもよい。
図1(B)は、本実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図1(B)において、画像形成装置110は、画像出力デバイスであるプリンタ部111を備える。また、画像形成装置110は、LAN105と接続し、PDLデータやデバイス情報をLAN105経由で入出力するための制御を行う。プリンタ部111は、デバイスI/F232と結合され、画像形成装置110で生成された画像データを紙に出力する処理を行う。
図1(B)において、画像形成装置110は、画像出力デバイスであるプリンタ部111を備える。また、画像形成装置110は、LAN105と接続し、PDLデータやデバイス情報をLAN105経由で入出力するための制御を行う。プリンタ部111は、デバイスI/F232と結合され、画像形成装置110で生成された画像データを紙に出力する処理を行う。
CPU220は、画像形成装置全体を制御するための中央処理部である。RAM222は、CPU220が動作するためのシステムワークメモリであり、入力された画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。ROM221は、ブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。記憶装置223は、ハードディスクドライブであり、各種処理のためのシステムソフトウェア及び送信されたPDLデータを格納する。操作部I/F225は、各種メニューや印刷データ情報等を表示可能な表示画面を有する操作部113に対するインタフェース部であり、操作部113に対して操作画面データを出力する。また、操作部I/F225は、操作部113から操作者が入力した情報をCPU220に伝える役割を担う。ネットワークI/F226は、LAN105に接続して外部装置との間で情報の入出力を行う。以上のユニットがシステムバス227上に配置されている。
イメージバスI/F228は、システムバス227と画像データを高速で転送する画像バス230とを接続するためのインタフェースであり、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス230上には、RIP(ラスタイメージプロセッサ)231、デバイスI/F232が接続される。RIP231は、ページ記述言語(PDLデータ)コードや中間データ(ディスプレイリスト)を解析しイメージに展開する。デバイスI/F232は、プリンタ部111と画像形成装置110とを接続し、画像データの同期系及び非同期系の変換を行う。
<画像形成装置に係るソフトウェア構成>
図2は、本実施形態に係る画像形成装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。
図2において、PDLデータ処理部1401は、画像形成装置110が受信したPDLデータから、ページ情報及びページ情報に含まれるオブジェクトを取得し、中間データ生成部1402に渡す。中間データ生成部1402は、PDLデータ処理部1401から渡されたページ情報及びオブジェクト情報を元に、画像形成処理に利用する中間データを生成する。画像形成処理部1403は、中間データ生成部1402から渡される中間データを元に、ビットマップ画像を生成(以降、画像形成処理と呼ぶ)する。
図2は、本実施形態に係る画像形成装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。
図2において、PDLデータ処理部1401は、画像形成装置110が受信したPDLデータから、ページ情報及びページ情報に含まれるオブジェクトを取得し、中間データ生成部1402に渡す。中間データ生成部1402は、PDLデータ処理部1401から渡されたページ情報及びオブジェクト情報を元に、画像形成処理に利用する中間データを生成する。画像形成処理部1403は、中間データ生成部1402から渡される中間データを元に、ビットマップ画像を生成(以降、画像形成処理と呼ぶ)する。
オブジェクト処理時間情報取得部1404は、中間データ生成部1402から渡される中間データを元に、画像形成処理部1403が行う画像形成処理に要する時間を見積もるために必要な情報(第1のオブジェクト関連情報)を取得する。レイアウト別オブジェクト処理時間情報取得部1405は、画像形成処理部1403が行う画像形成処理に要する時間を見積もるために必要な情報(第2のオブジェクト関連情報)を、所定のレイアウト毎に取得する処理を行う。画像形成処理時間予測部1406は、オブジェクト処理時間情報取得部1404及びレイアウト別オブジェクト処理時間情報取得部1405から渡される情報を元に、画像形成処理に要する時間を予測する処理を行う。
<画像形成装置に係る入稿時の溜め置き処理>
図3は、本実施形態に係る画像形成装置の入稿時の溜め置き処理を説明するフローチャートである。
図3に示す処理は、CPU220によって実行される。CPU220は、プログラムをROM221からRAM222へロードし実行することにより、図2の処理が実現される。なお、本実施形態では、画像形成装置110上のCPU220、ROM221及びRAM222を利用した構成を説明するが、プリンタサーバ103上のCPU、ROM及びRAMを利用する構成であっても構わない。
図3は、本実施形態に係る画像形成装置の入稿時の溜め置き処理を説明するフローチャートである。
図3に示す処理は、CPU220によって実行される。CPU220は、プログラムをROM221からRAM222へロードし実行することにより、図2の処理が実現される。なお、本実施形態では、画像形成装置110上のCPU220、ROM221及びRAM222を利用した構成を説明するが、プリンタサーバ103上のCPU、ROM及びRAMを利用する構成であっても構わない。
まず、ホストコンピュータ101もしくはモバイル端末102から画像形成装置110にPDLデータが送信される。
ステップS201で、画像形成装置110のCPU220は、受信したPDLデータの取得処理を行い、取得したPDLデータを記憶装置223に格納する。
ステップS202で、CPU220は、取得したPDLデータに含まれるページ情報の取得を行う。このとき、CPU220は、取得したPDLデータに含まれるページ情報を管理する管理リスト(印刷処理時間算出情報リスト)の初期化処理を行う。管理リスト及び初期化処理の詳細については、図5を用いて後述する。
ステップS201で、画像形成装置110のCPU220は、受信したPDLデータの取得処理を行い、取得したPDLデータを記憶装置223に格納する。
ステップS202で、CPU220は、取得したPDLデータに含まれるページ情報の取得を行う。このとき、CPU220は、取得したPDLデータに含まれるページ情報を管理する管理リスト(印刷処理時間算出情報リスト)の初期化処理を行う。管理リスト及び初期化処理の詳細については、図5を用いて後述する。
ステップS203で、CPU220は、取得したPDLデータの印刷ページごとに含まれるオブジェクトの取得を行う。
ステップS204で、CPU220は、取得したオブジェクトから、ビットマップ画像の生成処理(以降、画像形成処理と呼ぶ)に必要な中間データの生成を行う。なお、本実施形態において、中間データは、集約印刷(N−up)設定が1in1及び2in1の場合について生成する。
ステップS205で、CPU220は、生成した中間データから、画像形成処理に要する時間の予測に必要なオブジェクト処理時間情報(第1のオブジェクト関連情報)を取得する。なお、ここで取得するオブジェクト処理時間情報は、ユーザが行うレイアウト変更等によって、特に画像形成処理時の演算量に大きな影響が無いオブジェクトの処理時間情報のことである。取得される情報及び処理の詳細は、図4〜6を用いて後述する。
ステップS204で、CPU220は、取得したオブジェクトから、ビットマップ画像の生成処理(以降、画像形成処理と呼ぶ)に必要な中間データの生成を行う。なお、本実施形態において、中間データは、集約印刷(N−up)設定が1in1及び2in1の場合について生成する。
ステップS205で、CPU220は、生成した中間データから、画像形成処理に要する時間の予測に必要なオブジェクト処理時間情報(第1のオブジェクト関連情報)を取得する。なお、ここで取得するオブジェクト処理時間情報は、ユーザが行うレイアウト変更等によって、特に画像形成処理時の演算量に大きな影響が無いオブジェクトの処理時間情報のことである。取得される情報及び処理の詳細は、図4〜6を用いて後述する。
ステップS206で、CPU220は、生成した中間データから、画像形成処理に要する時間の予測に必要なレイアウト別オブジェクト処理時間情報(第2のオブジェクト関連情報)を取得する。なお、ここで取得するレイアウト別オブジェクト処理時間情報は、ユーザが行うレイアウト変更等に応じて、特に画像形成処理時の演算量が大きく変化するオブジェクトの処理時間情報のことであり、この情報をレイアウト毎に取得する。取得される情報及び処理の詳細は、図7〜10を用いて後述する。
ステップS207で、CPU220は、取得した印刷ページ内に、未解析のオブジェクトが存在するか否かを判断する。未解析のオブジェクトが存在すると判断した場合には、処理はステップS203に進み、存在しないと判断した場合には、処理はステップS208に進む。
ステップS208で、CPU220は、取得したPDLデータ内に、未解析の印刷ページが存在するか否かを判断する。未解析の印刷ページが存在すると判断した場合には、処理はステップS202に進み、存在しないと判断した場合には、処理を終了する。
ステップS207で、CPU220は、取得した印刷ページ内に、未解析のオブジェクトが存在するか否かを判断する。未解析のオブジェクトが存在すると判断した場合には、処理はステップS203に進み、存在しないと判断した場合には、処理はステップS208に進む。
ステップS208で、CPU220は、取得したPDLデータ内に、未解析の印刷ページが存在するか否かを判断する。未解析の印刷ページが存在すると判断した場合には、処理はステップS202に進み、存在しないと判断した場合には、処理を終了する。
<画像形成装置におけるオブジェクト処理時間情報取得処理>
図4及び図5を用いて、図3に示した入稿時の溜め置き処理におけるステップS205のオブジェクト処理時間情報取得処理の詳細について説明する。
図4は、図3で示したステップS205のオブジェクト処理時間情報取得処理を説明するためのフローチャートである。また図5は、オブジェクト処理時間情報取得処理(ステップS205)により取得される情報及び後述するレイアウト別オブジェクト処理時間情報取得処理(ステップS206)により取得される情報を保存し、管理する管理リストの概念図である。
図4及び図5を用いて、図3に示した入稿時の溜め置き処理におけるステップS205のオブジェクト処理時間情報取得処理の詳細について説明する。
図4は、図3で示したステップS205のオブジェクト処理時間情報取得処理を説明するためのフローチャートである。また図5は、オブジェクト処理時間情報取得処理(ステップS205)により取得される情報及び後述するレイアウト別オブジェクト処理時間情報取得処理(ステップS206)により取得される情報を保存し、管理する管理リストの概念図である。
オブジェクト処理時間情報取得処理は、画像形成処理に要する時間の予測に用いるページ情報に含まれるオブジェクト情報を取得する。なお、後述するレイアウト別オブジェクト処理時間情報取得処理でも同様に、ページ情報に含まれるオブジェクト情報を取得する。ただし、レイアウト別オブジェクト処理時間情報取得処理では、特に画像方向等のレイアウトにより画像形成処理に要する時間が変化するオブジェクト情報を取得する。
ステップS301で、CPU220は、ステップS203で取得したオブジェクトの数を累積する累積処理を行う。累積処理とは、図5で示す管理リストのページ毎の”オブジェクト処理時間情報”の列にある”オブジェクト数”に1を加算する処理のことである。”オブジェクト数”の値については、前述したステップS202において、まず0の値を格納する初期化処理が行われ、ステップS301で値を加算していく構成をとる。
ステップS302で、CPU220は、ステップS203で取得したオブジェクトが、写真や画像のデータ(以降、イメージデータと呼ぶ)であるか否かを判断する。イメージデータは、グラフィックデータと異なり1ピクセル単位で色情報が異なる。グラフィックデータは、オブジェクトの領域を指定される1つの色情報で塗る処理を行えばよい。これに対して、イメージデータは、1ピクセル単位で色情報が異なるため、ページ内の位置に応じてどの色で塗ればよいかを選択するための演算処理が必要となり、演算量がグラフィックデータとは異なる。従って、イメージデータに対する処理に要する時間の算出は、グラフィックデータとは異なる予測処理を行うため、本実施形態ではイメージデータのピクセル数を累積する処理を行う。CPU220は、取得したオブジェクトがイメージデータであった場合には、ステップS303に進み、イメージデータで無かった場合には、ステップS304に進む。
ステップS303で、CPU220は、イメージデータのピクセル数の累積処理を行う。イメージデータのピクセル数は、イメージデータが幅高情報を保持する構成であるため、幅高情報を元にイメージデータの面積を算出し、その面積情報を累積する。またイメージデータのピクセル数の累積処理とは、図5で示す管理リストのページごとの”オブジェクト処理時間情報”の列にある”イメージピクセル数”に算出した面積の値を加算する処理のことである。”イメージピクセル数”の値については、前述したステップS202において、まず0の値を格納する初期化処理が行われ、ステップS303で値を加算していく構成をとる。
ステップS304で、CPU220は、ステップS203で取得したオブジェクトが合成処理または透過処理の指示を受けたオブジェクトであるか否かを判断する。合成処理または透過処理は、1ピクセル単位で処理を行い、且つ複雑な演算処理を行う。合成処理または透過処理を行うピクセル数に応じて、画像形成処理に要する時間も変化するため、本実施形態では合成処理または合成処理を行うピクセル数を累積する処理を行う。CPU220は、取得したオブジェクトが合成処理または透過処理の指示を受けたオブジェクトであった場合には、ステップS305に進み、合成処理または透過処理の指示を受けたオブジェクトで無かった場合は、処理を終了する。
ステップS305で、CPU220は、合成処理または透過処理の指示を受けたピクセル数の累積処理を行う。合成処理または透過処理の指示を受けたピクセル数は、オブジェクトが外枠を示す幅高情報を保持する構成であるため、外枠を示す幅高情報を元に合成処理または透過処理の指示を受けた箇所の面積を算出し、その面積情報を累積する。またここでの累積処理とは、図5で示す管理リストのページごとの”オブジェクト処理時間情報”の列にある”合成/透過ピクセル数”に算出した面積の値を加算する処理のことである。”合成/透過ピクセル数”の値については、前述したステップS202において、まず0の値を格納する初期化処理が行われ、ステップS305で値を加算していく構成をとる。
図6は、画像方向に応じたページ情報の一例を示す図である。
図6を用いて、上述したオブジェクト処理時間情報取得により取得される情報が、レイアウト変更に依存しない点を説明する。レイアウト変更とは、印刷設定で指定する画像の向き(画像方向)の設定を指す。プリンタ業界では、印刷画像の向きの呼び方として、長辺を垂直(紙面に対して縦方向)に、短辺を水平(紙面に対して横方向)にした画像の向きを指す「ポートレート」(Portrait)が存在する。また、長辺を水平に、短辺を垂直にした画像の向きを指す「ランドスケープ」(Landscape)が存在する。以降、ポートレートをPort、ランドスケープをLandと呼ぶ。ユーザは、画像の向き(画像方向)を設定し、印刷することができる。
図6を用いて、上述したオブジェクト処理時間情報取得により取得される情報が、レイアウト変更に依存しない点を説明する。レイアウト変更とは、印刷設定で指定する画像の向き(画像方向)の設定を指す。プリンタ業界では、印刷画像の向きの呼び方として、長辺を垂直(紙面に対して縦方向)に、短辺を水平(紙面に対して横方向)にした画像の向きを指す「ポートレート」(Portrait)が存在する。また、長辺を水平に、短辺を垂直にした画像の向きを指す「ランドスケープ」(Landscape)が存在する。以降、ポートレートをPort、ランドスケープをLandと呼ぶ。ユーザは、画像の向き(画像方向)を設定し、印刷することができる。
例えば、図6で示すページ情報500を含むPDLデータが存在した場合に、ユーザは、画像の向きをPortまたはLandに設定することができる。ユーザが画像の向きとしてPortを設定した場合には、画像形成装置110は、図6のページ情報(Port時)501に示す画像を生成する。また、ユーザが画像の向きとしてLandを設定した場合には、画像形成装置110は、図6のページ情報(Land時)502に示す画像を生成する。このとき、例えばオブジェクト2(Image)512は、画像の方向によって面積が変わる事は無い。従って、図5に示す”イメージピクセル数”が、Port及びLandの設定によって変化することは無い。また、”合成/透過ピクセル数”についても同様である。さらに、”オブジェクト数”についても、ページ内に含まれるオブジェクトの数は、画像の方向によって変わるものではない。
本実施形態では、このようにユーザが行う画像の方向等のレイアウト変更によって画像形成処理時の演算量に変化が無い(レイアウト情報に依存しない)オブジェクトの処理時間情報は、レイアウト毎に保持しない。これら演算量に変化が無いオブジェクトの処理時間情報は、レイアウト毎に共通の処理時間情報として管理する構成をとる。なお、保持するデータのデータサイズ削減の観点から、画像形成処理時の演算量に変化が無いオブジェクトの処理時間情報は保持しない構成とすることで、予測に要する負荷をより小さくすることが可能である。また、画像形成装置のストレージ容量またはストレージ残量により、保持するオブジェクト処理時間情報を変更する構成としてもよい。例えば、画像形成装置のストレージ残量が所定の閾値よりも小さくなった場合には、Segmentに関連する値や閉領域数など予め決められたレイアウトに依存するオブジェクト処理時間情報のみを保持するようにしてもよい。
<画像形成装置におけるレイアウト別オブジェクト処理時間情報取得処理>
図7〜10を用いて、図3に示した入稿時の溜め置き処理におけるステップS206のレイアウト別オブジェクト処理時間情報取得処理の詳細について説明する。
図7は、図3で示したステップS206のレイアウト別オブジェクト処理時間情報取得処理を説明するためのフローチャートである。また図8〜10は、レイアウト別オブジェクト処理時間情報取得処理により取得される情報の概念図である。
図7〜10を用いて、図3に示した入稿時の溜め置き処理におけるステップS206のレイアウト別オブジェクト処理時間情報取得処理の詳細について説明する。
図7は、図3で示したステップS206のレイアウト別オブジェクト処理時間情報取得処理を説明するためのフローチャートである。また図8〜10は、レイアウト別オブジェクト処理時間情報取得処理により取得される情報の概念図である。
ステップS601及びS602で、CPU220は、ステップS203で取得したオブジェクトの輪郭を示す座標点列の2点間を繋ぎ合せたベクトル情報であるSegment情報を取得し、累積する処理を行う。Segment情報は、Segmentの個数及び高さ情報を含み、画像方向がそれぞれPort及びLandに対してSegment情報を取得し、累積する。
図8は、図6で示したページ情報500のオブジェクト1(Graphic)511に対して、Segmentの概念を説明するための図である。
例えば、画像方向がPortの際のオブジェクト1(Graphic)511は、オブジェクト1(Graphic)Port時711のようになる。このとき、Segmentは、オブジェクト1(Graphic)Port時のSegment721のように、4本のSegmentから構成される。本実施形では、ライン単位で画像形成処理を行うため、水平方向のSegmentは不要となる。このため、Segmentの数は、721のようになる。またSegmentの高さは、オブジェクト1(Graphic)Port時のセグメント高累計731で示す高さの合計となるため、8pixelとなる。
例えば、画像方向がPortの際のオブジェクト1(Graphic)511は、オブジェクト1(Graphic)Port時711のようになる。このとき、Segmentは、オブジェクト1(Graphic)Port時のSegment721のように、4本のSegmentから構成される。本実施形では、ライン単位で画像形成処理を行うため、水平方向のSegmentは不要となる。このため、Segmentの数は、721のようになる。またSegmentの高さは、オブジェクト1(Graphic)Port時のセグメント高累計731で示す高さの合計となるため、8pixelとなる。
一方、画像方向がLandの際のオブジェクト1(Graphic)511は、オブジェクト1(Graphic)Land時712のようになる。このとき、Segmentは、オブジェクト1(Graphic)Land時のSegment722のように、6本のSegmentから構成される。またSegmentの高さは、オブジェクト1(Graphic)Land時のセグメント高累計732で示す高さの合計となるため、14pixelとなる。
このように、画像方向がPort及びLandにおいて、処理するSegment数及びSegment高が異なるため、画像形成処理に要する時間も異なる。従って、本実施形態では、画像方向(Port及びLand)毎にSegment情報を取得する構成をとる。
このように、画像方向がPort及びLandにおいて、処理するSegment数及びSegment高が異なるため、画像形成処理に要する時間も異なる。従って、本実施形態では、画像方向(Port及びLand)毎にSegment情報を取得する構成をとる。
図7のフローチャートの説明に戻る。ステップS603及びS604で、CPU220は、ステップS203で取得したオブジェクトからライン上のSegmentで区切られた領域である閉領域数(閉領域の個数)を取得し、累積する処理を行う。
図9及び図10は、図6で示したページ情報500のオブジェクト1(Graphic)511に対して、閉領域の概念を説明するための図である。
例えば、図9で示すページ情報(Port時)501の閉領域は、オブジェクトが存在する領域に着目すると、ページ情報(Port時)の閉領域751のようになる。このとき、閉領域数は、オブジェクトが存在する領域に対して50領域となる。
一方、図9に示すページ情報(Land時)502の閉領域は、オブジェクトが存在する領域に着目すると、ページ情報(Land時)の閉領域753のようになる。このとき、閉領域数は、オブジェクトが存在する領域に対して130領域となる。
図9及び図10は、図6で示したページ情報500のオブジェクト1(Graphic)511に対して、閉領域の概念を説明するための図である。
例えば、図9で示すページ情報(Port時)501の閉領域は、オブジェクトが存在する領域に着目すると、ページ情報(Port時)の閉領域751のようになる。このとき、閉領域数は、オブジェクトが存在する領域に対して50領域となる。
一方、図9に示すページ情報(Land時)502の閉領域は、オブジェクトが存在する領域に着目すると、ページ情報(Land時)の閉領域753のようになる。このとき、閉領域数は、オブジェクトが存在する領域に対して130領域となる。
このように、画像方向がPort及びLandにおいて、処理する閉領域数も異なるため、画像形成処理に要する時間も異なる。特にページ情報(Port時)501では、画像形成処理時に処理する閉領域数が50領域であるのに対して、ページ情報(Land時)502では、画像形成処理時に処理する閉領域が130領域となり処理時間も倍以上となる。閉領域に対する処理時間は、画像形成処理に要する時間の大部分を占めるため、画像形成処理に要する時間の算出に大きく影響することとなる。このため、本実施形態では、画像方向(Port及びLand)毎に閉領域数を取得する構成をとる。
図7のフローチャートの説明に戻る。ステップS606及びS607で、CPU220は、画像方向がPort及びLandそれぞれに対して、集約印刷設定が2in1のSegment数及びSegment高を算出する処理を行う。Segment数は、消滅しない限り1in1及び2in1のそれぞれにおいて数は変わらないため、1in1の時と同じ値を累積する。一方、2in1時のSegment高は、高さ方向における縮小率を1in1時の高さ情報に乗算した値を累積する。縮小率による高さの算出は公知の技術を用いても構わない。このようにして累積した値が、図5で示したレイアウト別オブジェクト処理時間情報の2in1時の各値に格納される。
ステップS608及びS609で、CPU220は、ステップS203で取得したオブジェクトの2in1時の閉領域数を画像方向がPort及びLandそれぞれに対して取得し、累積する処理を行う。例えば、図10で示すページ情報(2in1/Land時)(Port画像)761の閉領域は、オブジェクトが存在する領域に着目すると、ページ情報(2in1/Land時)(Port画像)の閉領域771のようになる。このとき、閉領域数は、オブジェクトが存在する領域に対して30領域となる。
一方、図10に示すページ情報(2in1/Port時)(Land画像)763の閉領域は、オブジェクトが存在する領域に着目すると、ページ情報(2in1/Port時)(Land画像)の閉領域773のようになる。このとき、閉領域数は、オブジェクトが存在する領域に対して70領域となる。
一方、図10に示すページ情報(2in1/Port時)(Land画像)763の閉領域は、オブジェクトが存在する領域に着目すると、ページ情報(2in1/Port時)(Land画像)の閉領域773のようになる。このとき、閉領域数は、オブジェクトが存在する領域に対して70領域となる。
このように、集約設定(ページ集約数)が2in1で、画像方向がPort及びLandそれぞれの場合に処理する閉領域数が異なるため、画像方向に応じて、画像形成処理に要する時間も大きく変化する。特にページ情報(2in1/Land時)(Port画像)761では、画像形成処理時に処理する閉領域数が30領域であるのに対して、ページ情報(2in1/Port時)(Land画像)763では、画像形成処理時に処理する閉領域数が70領域となる。画像形成処理を行う閉領域数が倍以上となることで、処理時間も比例して異なってくる。特に閉領域に対する処理時間は、画像形成処理に要する時間の大部分を占めるため、画像形成処理に要する時間の算出に大きく影響する。このため、本実施形態では、画像方向(Port及びLand)毎に閉領域数を取得する構成をとる。
なお、本実施形態では集約設定が1in1及び2in1の場合の処理を説明したが、他の集約印刷設定時の値(例えば、4in1,6in1,etc)を格納する構成であってもよい。
また、本実施形態ではオブジェクト処理時間情報及びレイアウト別オブジェクト処理時間情報として、図5に示した各値を格納したが、これに限定されるものではない。例えば、図11を用いて後述する印刷処理時間予測を、溜め置き処理の段階で実施し、図5に示す各ページ及び各レイアウトに紐づけて予測した時間(予測時間情報)を格納してもよい。この場合、オブジェクト処理時間情報及びレイアウト別オブジェクト処理時間情報の各値は格納しなくてもよい。ユーザから印刷設定の変更があった場合に、格納した予測時間情報を用いて、後述するステップS903で取得する縮小率(比率)を元に換算することにより、設定内容に応じた処理時間を再度予測することが可能である。
また、本実施形態ではオブジェクト処理時間情報及びレイアウト別オブジェクト処理時間情報として、図5に示した各値を格納したが、これに限定されるものではない。例えば、図11を用いて後述する印刷処理時間予測を、溜め置き処理の段階で実施し、図5に示す各ページ及び各レイアウトに紐づけて予測した時間(予測時間情報)を格納してもよい。この場合、オブジェクト処理時間情報及びレイアウト別オブジェクト処理時間情報の各値は格納しなくてもよい。ユーザから印刷設定の変更があった場合に、格納した予測時間情報を用いて、後述するステップS903で取得する縮小率(比率)を元に換算することにより、設定内容に応じた処理時間を再度予測することが可能である。
<画像形成装置における印刷設定時の印刷処理時間の予測及び表示処理>
図11は、溜め置いた印刷ジョブに対してユーザからの印刷設定変更に応じた印刷処理時間の予測及び表示処理を説明するためのフローチャートである。本実施形態では、ユーザからの印刷設定変更毎にこの処理を行う構成とする。
図11は、溜め置いた印刷ジョブに対してユーザからの印刷設定変更に応じた印刷処理時間の予測及び表示処理を説明するためのフローチャートである。本実施形態では、ユーザからの印刷設定変更毎にこの処理を行う構成とする。
ステップS801で、CPU220は、ユーザからの印刷設定変更の指示を受け付ける処理を行う。
ステップS802で、CPU220は、ステップS801で取得した印刷設定変更の指示からレイアウト情報の取得処理を行う。この処理の詳細については、図12を用いて後述する。
ステップS802で、CPU220は、ステップS801で取得した印刷設定変更の指示からレイアウト情報の取得処理を行う。この処理の詳細については、図12を用いて後述する。
ステップS803で、CPU220は、ステップS802で取得したレイアウト情報に応じたオブジェクト処理時間情報の取得処理を行う。具体的には、図5で説明した管理リストのオブジェクト処理時間情報に対して、ステップS802のレイアウト情報に応じた縮小率で換算する処理を1ページ内に集約するページ数分行う。ステップS803の処理の詳細については、図14を用いて後述する。
ステップS804で、CPU220は、ステップS802で取得したレイアウト情報に応じたレイアウト別オブジェクト処理時間情報の取得処理を行う。具体的には、図5で説明した管理リストのレイアウト別オブジェクト処理時間情報に対して、ステップS802のレイアウト情報に応じた画像方向及び集約設定に応じた縮小率で換算する処理を1ページ内に集約するページ数分行う。ステップS804の処理の詳細については、図15を用いて後述する。
ステップS805で、CPU220は、ステップS803及びステップS804で取得したオブジェクト処理時間情報及びレイアウト別オブジェクト処理時間情報から、当該印刷ページの印刷処理時間を見積もる処理を行う。具体的には、ステップS803及びステップS804で取得したオブジェクト処理時間情報及びレイアウト別オブジェクト処理時間情報にそれぞれ所定の係数を乗算して算出する。所定の係数は、あらかじめ各オブジェクト辺りの実処理時間を近似した値とし、これら所定の係数をあらかじめ保持し、利用する構成とする。なお、ステップS805の処理の詳細については、図16を用いて後述する。
ステップS806で、CPU220は、印刷処理時間の予測を行う印刷ジョブに含まれる印刷ページを全て予測したか否かを判断する。全て予測したと判断した場合は、ステップS807に進み、未予測のページが存在すると判断した場合は、ステップS803に進む。
ステップS807で、CPU220は、ステップS803〜ステップS806で予測したページ毎の印刷処理時間の合計値を算出し、ユーザに対して印刷設定の変更指示を受けた印刷ジョブの印刷処理時間として表示を行う。なお、ここでは印刷ジョブ単位の表示を行う構成であるが、ステップS803〜ステップS806で予測したページ毎に印刷処理時間(ページ)の表示を行う構成であってもよい。
ステップS807で、CPU220は、ステップS803〜ステップS806で予測したページ毎の印刷処理時間の合計値を算出し、ユーザに対して印刷設定の変更指示を受けた印刷ジョブの印刷処理時間として表示を行う。なお、ここでは印刷ジョブ単位の表示を行う構成であるが、ステップS803〜ステップS806で予測したページ毎に印刷処理時間(ページ)の表示を行う構成であってもよい。
なお、本実施形態では、溜め置いた印刷ジョブに対してユーザからの印刷設定変更毎にステップS801〜S807の処理を実行する構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、図3で示した入稿時の溜め置き処理のステップS205及びS206において、印刷処理時間予測のステップS804及びS805を実行し、図5の管理リストに予測した時間を予測時間情報として所定のレイアウトごとに紐付けて格納してもよい。このように、予測時間情報を管理リストに格納している場合には、ユーザから印刷設定変更を受け付け、図11の印刷設定時の印刷処理時間予測を実行する際には、ステップS803及びS804において管理リストに格納された処理時間情報を返せばよい。また、管理リストに格納された所定のレイアウトの中にユーザからの印刷設定を含まない場合には、管理リストに格納された任意のレイアウトの予測時間情報を用いて、ステップS903で取得した縮小率を元に換算すればよい。
また、上述したように予測した時間を予測時間情報として所定のレイアウトごとに紐付けて管理リストに格納する場合には、格納する情報のデータサイズ削減の観点から、次の構成であってもよい。例えば、オブジェクト数やSegment数などのオブジェクト処理時間情報やレイアウト別オブジェクト処理時間情報の各値は格納せず、予測時間情報のみ格納する構成としてもよい。
<画像形成装置におけるレイアウト情報取得処理>
図12及び図13を用いて、図11に示した印刷設定時の印刷処理時間予測/表示処理におけるステップS802のレイアウト情報取得処理の詳細について説明する。
図12は、図11で示したステップS802のレイアウト情報取得処理を説明するためのフローチャートである。また図13は、レイアウト情報取得処理で取得される情報の詳細を示す図である。
図12及び図13を用いて、図11に示した印刷設定時の印刷処理時間予測/表示処理におけるステップS802のレイアウト情報取得処理の詳細について説明する。
図12は、図11で示したステップS802のレイアウト情報取得処理を説明するためのフローチャートである。また図13は、レイアウト情報取得処理で取得される情報の詳細を示す図である。
ステップS901で、CPU220は、ステップS801で取得した印刷設定指示から、集約印刷の設定情報(以降、集約設定情報と呼ぶ)及び印刷用紙の方向情報(以降、印刷用紙方向情報と呼ぶ)の取得処理を行う。集約設定情報とは、例えば、図13で示すように1枚の用紙に描画するページ数の設定を指す。また印刷用紙方向情報とは、図13で示すように印刷を行う用紙の方向情報を指す。集約設定情報及び印刷用紙方向情報は、公知の技術を利用して取得する構成とする。
ステップS904で、CPU220は、印刷処理を行う印刷デバイスのデバイス能力情報を取得する処理を行う。デバイス能力情報は、例えば、デバイスが出力可能な画像方向情報などである。デバイスによっては、出力可能な画像方向がPortのみである場合と、Port及びLandの両方である場合とが存在する。ユーザがPortのみ出力可能なデバイスでLandの設定を行った場合であっても、内部で出力可能な画像方向に変更し出力する構成とする。このように、デバイス能力情報もレイアウトに依存する情報であるため、本実施形態ではここで取得する処理を行う。
ステップS902及びS903で、CPU220は、ステップS901で取得した集約設定情報及び印刷用紙方向情報から、画像方向及び集約する1ページ辺りの縮小率を算出し、取得する処理を行う。例えば、図13の1001に示す集約印刷及び印刷用紙方向の設定の場合には、画像方向はPortであり、縮小率は1倍であると算出する。印刷設定情報に応じた画像方向及び縮小率の算出処理の技術は公知の技術を利用する構成とする。1002〜1006に示す設定の場合についても同様に、それぞれ集約設定情報及び印刷用紙方向情報から、図に記載の画像方向及び縮小率の算出処理が行われる。
なお、ステップS904で取得したデバイス能力がA4機であり、出力口のサポートが限定的であった場合には、CPU220は、印刷用紙方向をPortとして画像方向及び縮小率の取得処理を行う。
なお、ステップS904で取得したデバイス能力がA4機であり、出力口のサポートが限定的であった場合には、CPU220は、印刷用紙方向をPortとして画像方向及び縮小率の取得処理を行う。
<レイアウト情報に応じたオブジェクト処理時間情報取得処理>
図14は、図11で示したステップS803のレイアウト情報に応じたオブジェクト処理時間情報取得処理を説明するためのフローチャートである。
ステップS1101で、CPU220は、印刷処理時間予測の対象となるページのオブジェクト処理時間情報の取得処理を行う。具体的には、図5で示した管理リストから、当該ページのオブジェクト処理時間情報の取得を行う。
図14は、図11で示したステップS803のレイアウト情報に応じたオブジェクト処理時間情報取得処理を説明するためのフローチャートである。
ステップS1101で、CPU220は、印刷処理時間予測の対象となるページのオブジェクト処理時間情報の取得処理を行う。具体的には、図5で示した管理リストから、当該ページのオブジェクト処理時間情報の取得を行う。
ステップS1102で、CPU220は、ステップS901で取得した集約設定情報が示す集約するページ数分のオブジェクト処理時間情報を取得したか否かを判断する処理を行う。ここでは、ステップS1101の処理を集約するページ数分繰り返すことにより、集約印刷した際に1ページ内に含まれる全てのページの合計のオブジェクト処理時間情報の取得処理が行われる。集約するページ数分の取得が完了したと判断した場合には、ステップS1103に進み、取得が完了していないと判断した場合には、ステップS1101に進む。
ステップS1103で、CPU220は、ステップS903で取得した縮小率を所定のオブジェクト処理時間情報の値に乗ずることで集約印刷時に行われる縮小処理に応じたオブジェクト処理時間情報の取得(修正)処理を行う。具体的には、本実施形態では、オブジェクト処理時間情報である”オブジェクト数”は、集約設定によって数は変わらないため、縮小率を”オブジェクト数”の値に乗ずる修正は行わない。一方、”イメージピクセル数”及び”合成/透過ピクセル数は、”集約設定によって数が変わるため、所定のオブジェクト処理時間情報として縮小率を乗じて修正する。従って、集約される1ページ辺りのレイアウト情報に応じたオブジェクト処理時間情報は以下のようになる。
レイアウト情報に応じたオブジェクト処理時間情報
= {オブジェクト数、イメージピクセル数×縮小率、合成/透過ピクセル数×縮小率}
= {オブジェクト数、イメージピクセル数×縮小率、合成/透過ピクセル数×縮小率}
また上述したように、レイアウト情報に応じたオブジェクト処理時間情報取得処理(ステップS803)は、最終的には集約印刷した際に1ページ内に含まれる全てのページの合計のオブジェクト処理時間情報を取得する。このため、以下の算出を行い、レイアウト情報に応じたオブジェクト処理時間情報出力する。
レイアウト情報に応じたオブジェクト処理時間情報(ステップS803の出力)
= {オブジェクト数(1ページ内に集約されるページ数分)、
イメージピクセル数(1ページ内に集約されるページ数分)、
合成/透過ピクセル数(1ページ内に集約されるページ数分)}
= {オブジェクト数(1ページ内に集約されるページ数分)、
イメージピクセル数(1ページ内に集約されるページ数分)、
合成/透過ピクセル数(1ページ内に集約されるページ数分)}
<レイアウト情報に応じたレイアウト別オブジェクト処理時間情報取得処理>
図15は、図11で示したステップS804のレイアウト情報に応じたレイアウト別オブジェクト処理時間情報取得処理を説明するためのフローチャートである。
ステップS1201で、CPU220は、ステップS901で取得した集約設定が、図5で示した管理リストのレイアウト別オブジェクト処理時間情報に存在するか否かを判断する。図5で示した管理リストのレイアウト別オブジェクト処理時間情報には、1in1及び2in1の情報が存在する。そこで、ステップS901で取得した集約設定が1in1または2in1であるか否かを判断すればよい。集約設定が1in1または2in1であった(集約設定が存在する)場合には、ステップS1202に進み、集約設定が1in1または2in1でなかった(集約設定が存在しない)場合には、ステップS1204に進む。
図15は、図11で示したステップS804のレイアウト情報に応じたレイアウト別オブジェクト処理時間情報取得処理を説明するためのフローチャートである。
ステップS1201で、CPU220は、ステップS901で取得した集約設定が、図5で示した管理リストのレイアウト別オブジェクト処理時間情報に存在するか否かを判断する。図5で示した管理リストのレイアウト別オブジェクト処理時間情報には、1in1及び2in1の情報が存在する。そこで、ステップS901で取得した集約設定が1in1または2in1であるか否かを判断すればよい。集約設定が1in1または2in1であった(集約設定が存在する)場合には、ステップS1202に進み、集約設定が1in1または2in1でなかった(集約設定が存在しない)場合には、ステップS1204に進む。
ステップS1202で、CPU220は、印刷処理時間予測の対象となるページの画像方向に応じたレイアウト別オブジェクト処理時間情報の取得処理を行う。具体的には、図5で示した管理リストから、ステップS901で取得した集約設定及びステップS902で取得した画像方向に応じた当該ページのレイアウト別オブジェクト処理時間情報の取得を行う。
ステップS1203で、CPU220は、ステップS901で取得した集約設定情報が示す集約するページ数分のレイアウト別オブジェクト処理時間情報を取得したか否かを判断する処理を行う。ここでは、ステップS1202の処理を集約するページ数分繰り返すことにより、集約印刷した際に1ページ内に含まれる全てのページの合計のレイアウト別オブジェクト処理時間情報の取得処理が行われる。そこで、集約するページ数分の取得が完了していないと判断した場合には、ステップS1202に進み、取得したと判断した場合には、処理を終了する。
ステップS1204で、CPU220は、代替として利用するためのレイアウト別オブジェクト処理時間情報の取得処理を行う。ここでは、集約設定が1in1のレイアウト別オブジェクト処理時間情報を取得する構成とするが、管理リストに存在する他の集約設定のレイアウト別オブジェクト処理時間情報を取得してもよい。
ステップS1205で、CPU220は、ステップS901で取得した集約設定情報が示す集約するページ数分のレイアウト別オブジェクト処理時間情報を取得したか否かを判断する処理を行う。ここでは、ステップS1204の処理を集約するページ数分繰り返すことにより、集約印刷した際に1ページ内に含まれる全てのページの合計のレイアウト別オブジェクト処理時間情報の取得処理が行われる。そこで、集約するページ数分の取得が完了していないと判断した場合には、ステップS1204に進み、取得したと判断した場合には、ステップS1206に進む。
ステップS1205で、CPU220は、ステップS901で取得した集約設定情報が示す集約するページ数分のレイアウト別オブジェクト処理時間情報を取得したか否かを判断する処理を行う。ここでは、ステップS1204の処理を集約するページ数分繰り返すことにより、集約印刷した際に1ページ内に含まれる全てのページの合計のレイアウト別オブジェクト処理時間情報の取得処理が行われる。そこで、集約するページ数分の取得が完了していないと判断した場合には、ステップS1204に進み、取得したと判断した場合には、ステップS1206に進む。
ステップS1206で、CPU220は、ステップS901で取得した集約設定とステップS1204で取得した代替のレイアウト別オブジェクト処理時間情報の集約設定(この例では1in1)との縮小率を算出する。そしてステップS901で取得した集約設定にするための縮小率による換算(修正)及び縮小時のレイアウト別オブジェクト処理時間情報の取得処理を行う。例えば、本実施形態ではオブジェクト処理時間情報である、”Segment数”は、集約設定によって数が変わらないため、縮小率による換算(修正)は行わない。また”Segment高”及び”閉領域数”は、集約設定によって数が変わるため、算出した縮小率により換算する。従って、集約される1ページ辺りのレイアウト情報に応じたレイアウト別オブジェクト処理時間情報は以下のようになる。
レイアウト情報に応じたレイアウト別オブジェクト処理時間情報
= {Segment数、Segment高×縮小率、閉領域数×縮小率}
= {Segment数、Segment高×縮小率、閉領域数×縮小率}
また上述したように、レイアウト情報に応じたレイアウト別オブジェクト処理時間情報取得処理(ステップS804)は、最終的には集約印刷した際に1ページ内に含まれる全てのページの合計のレイアウト別オブジェクト処理時間情報を取得する。このため、以下の算出を行い、レイアウト情報に応じたレイアウト別オブジェクト処理時間情報として出力とする。
レイアウト情報に応じたレイアウト別オブジェクト処理時間情報(ステップS804の出力)
= {Segment数(1ページ内に集約されるページ数分)、
Segment高(1ページ内に集約されるページ数分)、
閉領域数(1ページ内に集約されるページ数分)}
= {Segment数(1ページ内に集約されるページ数分)、
Segment高(1ページ内に集約されるページ数分)、
閉領域数(1ページ内に集約されるページ数分)}
<レイアウト情報に応じた印刷処理時間見積もり処理>
図16は、図11で示したステップS805のレイアウト情報に応じた印刷処理時間見積もりを説明するためのフローチャートである。
ステップS1301で、CPU220は、オブジェクト処理時間情報の処理時間の算出を行う。具体的には、ステップS803で取得したオブジェクト処理時間情報を利用して、以下の算出処理を行う。
図16は、図11で示したステップS805のレイアウト情報に応じた印刷処理時間見積もりを説明するためのフローチャートである。
ステップS1301で、CPU220は、オブジェクト処理時間情報の処理時間の算出を行う。具体的には、ステップS803で取得したオブジェクト処理時間情報を利用して、以下の算出処理を行う。
オブジェクト処理時間情報の処理時間 =
オブジェクト数(1ページ内に集約されるページ数分)×係数1
+イメージピクセル数(1ページ内に集約されるページ数分)×係数2
+合成/透過ピクセル数(1ページ内に集約されるページ数分)×係数3
オブジェクト数(1ページ内に集約されるページ数分)×係数1
+イメージピクセル数(1ページ内に集約されるページ数分)×係数2
+合成/透過ピクセル数(1ページ内に集約されるページ数分)×係数3
ステップS1302で、CPU220は、レイアウト別オブジェクト処理時間情報の処理時間の算出を行う。具体的には、ステップS804で取得したレイアウト別オブジェクト処理時間情報を利用して、以下の算出処理を行う。
レイアウト別オブジェクト処理時間情報の処理時間 =
Segment数(1ページ内に集約されるページ数分)×係数4
+Segment高(1ページ内に集約されるページ数分)×係数5
+閉領域数(1ページ内に集約されるページ数分)×係数6
Segment数(1ページ内に集約されるページ数分)×係数4
+Segment高(1ページ内に集約されるページ数分)×係数5
+閉領域数(1ページ内に集約されるページ数分)×係数6
ステップS1303で、CPU220は、ステップS1301及びステップS1302で取得したオブジェクト処理時間情報の処理時間及びレイアウト別オブジェクト処理時間情報の処理時間から、印刷ページの処理時間の算出を行う。具体的には、以下の算出処理を行う。
印刷処理時間(ページ)=
オブジェクト処理時間情報の処理時間
+レイアウト別オブジェクト処理時間情報の処理時間
オブジェクト処理時間情報の処理時間
+レイアウト別オブジェクト処理時間情報の処理時間
なお、本実施形態では、ユーザからレイアウト設定の変更があった際に、印刷処理時間の予測を行う場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ユーザから異なる種類の印刷ドキュメントを結合する指示があった場合にも、本実施形態の印刷処理時間の予測を適用することが可能である。具体的には、例えば、Wordドキュメントに対してPower Pointドキュメントを結合し、Wordドキュメントに対するレイアウトがユーザから指定された場合を考える。このとき、Wordドキュメントのレイアウトに合わせてPower Pointドキュメントの画像方向等のレイアウトを判別し、各ドキュメントのレイアウトに応じた処理時間情報を管理リストから抽出することで、印刷処理時間を算出することが可能である。
以上のように、本実施形態によれば、レイアウトの指示または変更に応じた画像形成処理に要する時間の予測を、正確にかつ予測に要する負荷を増大させることなく可能とする。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
1404 オブジェクト処理時間情報取得部
1405 レイアウト別オブジェクト処理時間情報
1406 画像形成処理時間予測部
1405 レイアウト別オブジェクト処理時間情報
1406 画像形成処理時間予測部
Claims (14)
- ページごとに、オブジェクトの描画に関する第1のオブジェクト関連情報を抽出する第1の抽出手段と、
所定のレイアウトごとに、前記オブジェクトの描画に関する第2のオブジェクト関連情報を抽出する第2の抽出手段と、
前記第1のオブジェクト関連情報及び第2のオブジェクト関連情報に基づいて、画像形成処理に要する時間を予測する予測手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記第1のオブジェクト関連情報及び第2のオブジェクト関連情報と、前記予測手段が予測した時間とを紐付けて予測時間情報として保存する保存手段と、をさらに備え、
ユーザからレイアウトの設定を受け付けたことに応じて、前記予測手段は、前記受け付けたレイアウトの設定と前記予測時間情報とに基づいて、前記画像形成処理に要する時間を再度予測する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記予測手段が予測した時間を予測時間情報として保存する保存手段と、をさらに備え、
ユーザからレイアウトの設定を受け付けたことに応じて、前記予測手段は、前記受け付けたレイアウトの設定と前記予測時間情報とに基づいて、前記画像形成処理に要する時間を再度予測する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記所定のレイアウトは、画像方向及びページ集約数のことである、ことを特徴とする請求項1ないし3に記載の画像形成装置。
- 前記予測手段は、レイアウトの設定内容に応じて、前記第1のオブジェクト関連情報及び第2のオブジェクト関連情報を修正し、所定の係数を乗じることにより、前記画像形成処理に要する時間を予測する、ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記予測手段は、レイアウトの設定内容に応じて、前記予測時間情報に所定の係数を乗じることにより、前記画像形成処理に要する時間を再度予測する、ことを特徴とする請求項2ないし5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記第1のオブジェクト関連情報は、少なくとも画像に含まれるオブジェクト数、イメージピクセル数、合成処理または透過処理の指示を受けたピクセル数のうちいずれか1つを含む、
ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記第2のオブジェクト関連情報は、前記画像のオブジェクトの輪郭を表すベクトル情報であるセグメントの数、前記セグメントの高さ、前記オブジェクトと前記セグメントで区切られた領域である閉領域の数のうちいずれか1つを含む、ことを特徴とする、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記予測手段は、前記画像形成処理を行う装置の能力に応じて、前記画像形成処理に要する時間を予測する、ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記第1の抽出手段及び第2の抽出手段は、前記画像形成装置のストレージ容量またはストレージ残量により、算出する前記第1のオブジェクト関連情報及び第2のオブジェクト関連情報を変更する、ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- ユーザから異なる種類のドキュメントを結合する指示を受け付けたことに応じて、前記予測手段は、結合するドキュメントの画像方向を、結合されるドキュメントのレイアウトに応じて判断し、前記画像方向に応じて前記画像形成処理に要する時間を予測する、ことを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記予測手段が予測した時間を表示する表示手段と、をさらに備える、ことを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- ページごとに、オブジェクトの描画に関する第1のオブジェクト関連情報を抽出する第1の抽出工程と、
所定のレイアウトごとに、前記オブジェクトの描画に関する第2のオブジェクト関連情報を抽出する第2の抽出工程と、
前記第1のオブジェクト関連情報及び第2のオブジェクト関連情報に基づいて、画像形成処理に要する時間を予測する予測工程と、を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 請求項1乃至13のいずれか1項に記載の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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