JP6218280B2 - 唾液分泌促進剤 - Google Patents

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本発明は、口腔内の乾燥を改善する唾液分泌促進剤に関する。さらに詳しくは、乳酸菌、納豆菌及び酵母を混合培養して得られる成分を含有してなる唾液分泌促進剤およびそれを含む医薬、医薬部外品、食品および飼料に関する。
近年、種々の原因によって唾液の分泌量が低下し口腔内が乾く口腔乾燥症、特にドライマウスと呼ばれる疾患が問題となっている。唾液分泌低下の原因としては、自己免疫疾患、薬剤の副作用、糖尿病等の各種疾患、放射線治療、加齢、ストレス、運動などが知られている。
唾液の分泌量の低下に伴い、口腔内の乾燥以外にも、口腔内のネバネバ感といった不快感や、う蝕、舌苔、口臭、歯周病などの症状が認められ、生活の質(QOL)が低下し、進行すれば、舌痛症や嚥下障害、構音障害、口内炎、口角炎、重度の口臭やう蝕、歯周病などの重篤な症状に発展することが知られている。
従来は唾液の分泌を促すものとして、含嗽剤、トローチ、人工唾液、内服薬等が使用されていたが、人工唾液は、作用時間が短いことや睡眠中は使用できない等の問題があり、また内服薬も対症療法的に使用されているため原因が多岐に渡る場合や高齢者には副作用や相互作用の問題から使用が制限されているのが現状である(特許文献1〜4)。
このため高齢者や病人、ストレス等でドライマウスになっている健常人にも安全で長期に手軽に使用することができる有効成分が望まれている。
特許第3690442号公報 特開2009−173564号公報 特開2009−184927号公報 特開2011−68642号公報
本発明においては、安全で、長期間連続して使用することができ、唾液分泌低下が原因である口腔乾燥症(ドライマウス)などに対して、優れた改善効果を有する唾液分泌促進剤を提供することを目的とした。
上記の課題を解決するべく鋭意検討した結果、本発明者らは、乳酸菌、納豆菌及び酵母を混合培養して得られる成分(本発明における有効成分)が唾液分泌促進効果を有し、ドライマウスやそれに伴う種々の症状に有効であることを見出し本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、次の[1]〜[7]に関する。
[1]乳酸菌、納豆菌及び酵母を混合培養して得られる成分を含有する唾液分泌促進剤。
[2]乳酸菌、納豆菌及び酵母を米ヌカ抽出物及びブドウ糖を含有する培地で培養して得られる発酵液を含有する、上記[1]に記載の唾液分泌促進剤。
[3]乳酸菌がラクトバチルス・パラカセイである、上記[1]又は上記[2]に記載の唾液分泌促進剤。
[4]納豆菌がバチルス・パミルスである、上記[1]〜上記[3]のいずれか1項に記載の唾液分泌促進剤。
[5]酵母がサッカロマイセス・セリビジェー及びピチア・メンブラニファシエンスより選択される1種以上である、上記[1]〜上記[4]のいずれか1項に記載の唾液分泌促進剤。
[6]ドライマウス改善用である、上記[1]〜上記[5]のいずれか1項に記載の唾液分泌促進剤。
[7]口腔用または経口投与用組成物に配合するための、上記[1]〜上記[6]のいずれか1項に記載の唾液分泌促進剤。
本発明によれば、唾液分泌低下を改善することから、ドライマウス、口腔内の不快な症状や口臭、歯周病、口内炎などを改善することができる。
また本発明の有効成分は天然由来成分であるため、安全で長期投与が可能である。
さらに本発明によれば、唾液分泌が改善されるため嚥下障害や消化不良等の消化管障害を改善し、下痢の改善および食欲を増進することができる。
本発明における有効成分は無味無臭であるので、制限なく食品等に添加できる。
また本発明はヒトだけではなくペット等にも手軽に使用でき、口臭、歯周病や口内炎を改善することができる。
口腔ケアタブレットを服用後の口の中が潤ったように感じた人の割合を示す。 口腔ケアタブレットを服用後の口の中のネバネバ感が改善したと感じる人の割合を示す。 口腔ケアタブレットを服用後の口の中の乾燥が改善したと感じた人の割合を示す。 口腔ケアタブレットを服用後の唾液が増えたように感じた人の割合を示す。 口腔ケアタブレットを服用後の口の中の環境が良くなったと感じた人の割合を示す。 口腔ケアタブレットを服用後の口臭が改善したと感じた人の割合を示す。 口腔ケアタブレットを服用後の歯垢(プラーク)が減ったと感じた人の割合を示す。 LBSカルチャーの10,000倍希釈液またはコントロールを胃内投与した時の腸迷走神経活動(intestinal vagal nerve activity、intestinal vagal-NA)の変化を示す。縦軸は胃内投与開始前(0分)のintestinal vagal-NAの神経活動を100%とした百分率を示し、横軸は時間(分)を示す。
本発明の唾液分泌促進剤は、乳酸菌、納豆菌及び酵母を混合培養して得られる成分を含有する。
本発明において乳酸菌、納豆菌及び酵母を混合培養して得られる成分(本発明における成分ともいう)とは、乳酸菌、納豆菌及び酵母を混合培養して得られる成分、すなわち前記の各菌を共棲発酵させた培養物から得られる成分であり、前記菌の生菌、加熱後の死菌、前記菌が培養中に培地に分泌する分泌産物、これらの混合物及びこれらから得られる成分などが挙げられる。なかでも乳酸菌、納豆菌及び酵母を混合培養して得られる培養液(本発明において混合培養液ともいう)、及び混合培養液から死菌を除去したものが好ましい。また、混合培養液は、加熱処理した後に死菌をろ過して得られる可溶性成分が好ましい。
本発明における混合培養を行う際の培地としては、米ヌカ、水、ブドウ糖、蜂蜜、麹汁、麦芽汁、肉エキス等を含有する培地が挙げられる。好ましくは米ヌカ、ブドウ糖及び水を含有する培地が挙げられる。
培地の組成成分である米ヌカの種類は特に限定されるものではないが、たとえば、玄米を精米したときに発生したものを使用することができる。米ヌカ、ブドウ糖及び水の組成比は、重量比にして通常1:0.5〜4:10〜40であり、1:0.5〜3:10〜30が好ましく、1:1:20がより好ましい。また上記培地には、上記の各菌の培養に有用な他の成分を添加してもよい。
本発明においては、乳酸菌、納豆菌及び酵母を混合して用いる。
本発明において用いる乳酸菌としては、乳酸発酵に関与する細菌であれば、特に限定されないが、ラクトバシラス属(Lactobacillus)、ビフィドバクテリウム属 (Bifidobacterium)、エンテロコッカス属(Enterococcus)、ラクトコッカス属 (Lactococcus)等に属する細菌が挙げられる。なかでもラクトバシラス属が好ましく、ラクトバチルス・パラカセイ(Lactobacillus paracasei)がより好ましい。
本発明において用いる納豆菌は、バチルス属に属する細菌であれば特に限定されないが、バチルス・パミルス(Bacillus pumilus)が好ましい。
本発明における酵母としては、生活環の一定期間において栄養体が単細胞性を示し、主として出芽によって増殖する真菌類であれば特に限定されないが、サッカロマイセス属やピチア属に属する微生物が挙げられる。なかでもサッカロマイセス・セリビジェー(Saccharomyces cerevisiae)、ピチア・メンブラニファシエンス(Pichia membranifaciens)が好ましい。
本発明においては、ラクトバチルス・パラカセイ(Lactobacillus paracasei)、バチルス・パミルス(Bacillus pumilus)と、サッカロマイセス・セリビジェー(Saccharomyces cerevisiae)及びピチア・メンブラニファシエンス(Pichia membranifaciens)より選択される1種以上を混合して培養することが特に好ましく、ラクトバチルス・パラカセイ(Lactobacillus paracasei)、バチルス・パミルス(Bacillus pumilus)、サッカロマイセス・セリビジェー(Saccharomyces cerevisiae)及びピチア・メンブラニファシエンス(Pichia membranifaciens)を混合して培養することが最も好ましい。
本発明における成分は、たとえば次のようにして製造することができる。まず、たとえば上記乳酸菌、納豆菌及び酵母を混合培養するための培地を以下のように調製する。
最初に米ヌカと水を混合して混合物を濾過し、濾液にブドウ糖を添加し、加熱して混合した後、混合物を濾過する。濾液にさらに水を添加して滅菌後冷却し、得られた培地を混合培養に供する。
次いで、上記培地に上記の乳酸菌、納豆菌及び酵母を接種し、以下のように培養して混合培養液を得る。すなわち、一次培養を通気培養で行う。培養温度は通常32〜40℃であり、好ましくは35〜37℃である。また培養時間は36〜60時間であり、好ましくは40〜55時間である。
次に、二次培養を冷温熟成により行う。培養温度は通常2〜15℃であり、好ましくは5〜8℃である。また培養日数は30〜60日間であり、好ましくは40〜50日間である。
続いて、二次培養で得られた培養液を滅菌処理する。滅菌処理方法は特に限定されないが、通常、加熱滅菌、電磁波による滅菌、濾過殺菌などにより行われ、なかでも加熱による滅菌が好ましい。加熱滅菌の場合、滅菌温度は通常110〜130℃であり、好ましくは120〜121℃である。また滅菌処理時間は10〜60分間であり、好ましくは16〜17分間である。このようにして得た滅菌後の培養液、又は前記培養液を濾過し、菌体(死菌)を除去して得た液を本発明における成分とする。
上記のようにして調製した本発明における成分は、そのまま唾液分泌促進剤に含有させてもよいが、さらに濃縮し、又は脱色、脱臭、脱塩等の精製処理や、カラムクロマトグラフィー等による分画処理を行った後に用いることもできる。また、凍結乾燥して粉末化し、或いは該粉末を溶媒に懸濁させてペースト化して用いることもできる。
上記粉末は、市販の「LBSカルチャー(登録商標)」(株式会社リタニアルバイオサイエンス製)を使用してもよい。
本発明の唾液分泌促進剤は上記本発明における有効成分のみでもよいが、他の成分や添加物を配合したものでもよい。他に含有することができる具体的な成分としては、例えばトラガント、アラビアゴム、コーンスターチ及びゼラチンのような結合剤;微晶性セルロース、結晶セルロースのような賦形剤;コーンスターチ、前ゼラチン化デンプン、アルギン酸、デキストリンのような膨化剤;ステアリン酸マグネシウムのような潤滑剤;微粒二酸化ケイ素、メチルセルロースのような流動性改善剤;グリセリン脂肪酸エステルのような滑沢剤;ショ糖、乳糖及びアスパルテームのような甘味剤;ペパーミント、ワニラ香料及びチェリー又はオレンジのような香味剤;モノグリセリド、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、レシチンなどの乳化剤等が挙げられる。
本発明の唾液分泌促進剤は、経口投与または口腔内に適用することにより、口腔内の唾液の分泌を促進することができる。
本発明における有効成分の経口での投与量は、対象者の年齢や性別、対象者の症状の程度、製剤の形態等に応じて適宜設定される。例えば、本発明の唾液分泌促進剤を成人に適用する場合であれば、通常、成人1回当たりの該剤の投与量として、本発明の有効成分が15〜100mg、好ましくは25〜75mg、より好ましくは40〜60mgに相当する量が例示される。また、本発明の唾液分泌促進剤の投与回数については、上記投与量を1日当たり、通常1回以上、好ましくは1〜3回、より好ましくは2〜3回が例示される。
本発明の有効成分の口腔内への適用量は、対象者の症状の程度、製剤の形態等に応じて適宜設定される。例えば、本発明の唾液分泌促進剤を成人に適用する場合であれば、通常、成人1回当たりの該剤の適用量として、本発明の有効成分が15〜100mg、好ましくは25〜75mg、より好ましくは40〜60mgに相当する量が例示される。また、本発明の唾液分泌促進剤の投与回数については、上記投与量を1日当たり、通常1回以上、好ましくは1〜3回、より好ましくは2〜3回が例示される。
本発明の唾液分泌促進剤において、投与期間は特に限定されず、成分が天然由来の成分であるため長期投与が可能であるが、通常は3日間〜1年間、好ましくは4週間〜4ヶ月間である。
また投与は食後が好ましく、朝は外出前、夜は就寝前の摂取が効果的である。また、日中の会議の前や面談前の摂取にも効果がある。
本発明の唾液分泌促進剤を、必要に応じて、各種添加剤等を加えて、医薬品組成物、医薬部外品組成物、食品組成物、飼料組成物等とした形態も本発明に含まれる。
医薬品組成物または医薬部外品組成物は、本発明の唾液分泌促進剤を、薬学的に許容される、担体、賦形剤、結合剤、膨化剤、潤滑剤、甘味剤、香味剤、防腐剤、乳化剤、被覆剤等と共に製剤化することにより提供される。
上記組成物の剤型に格別の制限はないが、剤型としては、例えば錠剤(口腔内崩壊錠、チュアブル錠、発泡錠、分散錠、溶解錠)、顆粒剤、散剤、丸剤、カプセル剤、経口液剤(エリキシル剤、懸濁剤、乳剤、芳香水剤、リモナーゼ剤)、シロップ剤、経口ゼリー剤等の経口投与する製剤、口腔用錠剤(ガム剤、舌下錠、トローチ剤、ドロップ剤、バッカル錠、付着錠)、口腔内スプレー剤、口腔用半固形剤、含嗽剤、軟膏剤などの口腔内に適用する製剤が挙げられる。
なかでもチュアブル錠等の経口投与する製剤、口腔内スプレー剤、ガム剤等の口腔内に適用する製剤が好ましく、チュアブル錠がより好ましい。
上記医薬品組成物または医薬部外品組成物において、本発明の唾液分泌促進剤の配合割合については、該剤の適用量、組成物の形態や用途等に応じて適宜設定されるが、通常、本発明における有効成分が通常1〜30重量%、好ましくは2〜20重量%、より好ましくは5〜20重量%含有される。このような配合割合を充足することによって、唾液分泌促進効果を有効に奏させると共に、服用感や使用感をも満足させることができる。
調剤単位形態がカプセル剤である場合には上記のタイプの材料にさらに油脂のような液状担体を含有することができる。
また、種々の他の材料を、調剤単位の物理的形態を変化させるために含有させることができる。錠剤の被覆剤としては、例えば、シェラック、砂糖又はその両方などが挙げられる。シロップ剤又はエリキシル剤は、例えば、甘味剤としてショ糖、防腐剤としてメチルパラベン及びプロピルパラベン、色素及びチェリー又はオレンジ香味等などを含有することができる。その他、各種ビタミン類、各種アミノ酸類を含有しても良い。
腸溶性製剤とするときは、例えばヒドロキシルフェニルメチルセルロースの水溶液を被覆前処理剤とし、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレートの水溶液及びポリアセチンの水溶液を被覆剤として常法により腸溶性製剤とすればよい。
本発明の唾液分泌促進剤を食品添加物として食品に配合する場合には、一般の食品の他、本発明の特定の機能に着目して摂取される健康食品、保健機能食品制度に規定される特定保健用食品や栄養機能食品を意味し、さらにダイエタリーサプリメントも包含される。食品に含まれる本発明の有効成分の量は、特に限定されないが、1日あたりの飲食量が本発明における有効成分の上記の投与量と同様の範囲となるようにするのが好ましい。本発明の唾液分泌促進剤の保健機能食品の形態は、特に限定されない。
上記食品組成物において、本発明の唾液分泌促進剤の配合割合については、該剤の適用量、組成物の形態や用途等に応じて適宜設定されるが、通常、本発明における有効成分が通常1〜30重量%、好ましくは2〜20重量%、より好ましくは5〜20重量%含有される。このような配合割合を充足することによって、唾液分泌促進効果を有効に奏させると共に、服用感や使用感をも満足させることができる。
本願における食品は、本発明における有効成分が1食当たりの摂取単位量の形態で包装された形態や、本発明における有効成分が懸濁あるいは溶解した飲料が1食あたりの飲み切りの形態で瓶等に充填された形態などが挙げられる。1食あたりの用量は上記に示した1日の投与量であってもよい。
具体的には、1食当たりの単位包装形態において、該単位の本発明における有効成分の1回の摂取量としては、通常10mg〜100mg、15mg〜100mgが好ましく、25mg〜75mgがより好ましく、40mg〜60mgが特に好ましい。また例えば1日2回摂取の場合、該単位中の本発明における有効成分の1回の摂取量としては、通常10mg〜100mg、15mg〜100mgが好ましく、25mg〜75mgがより好ましく、40mg〜60mgが特に好ましい。
本発明の唾液分泌促進剤が配合された食品組成物の形態については、特に制限されず、その用途に応じて、通常使用される製剤形態に適宜設定すればよい。例えば固形剤、半固形剤および液剤が挙げられ、好ましくは固形剤及び液剤が挙げられる。具体的には、錠剤(口腔内崩壊錠、チュアブル錠、発泡錠、分散錠、溶解錠)、顆粒剤、散剤、丸剤、カプセル剤、経口液剤(エリキシル剤、懸濁剤、乳剤、芳香水剤、リモナーゼ剤、人工唾液)、シロップ剤、経口ゼリー剤等の経口投与する製剤、口腔用錠剤(ガム剤、舌下錠、トローチ剤、ドロップ剤、バッカル錠、付着錠)、口腔内スプレー剤、口腔用半固形剤、含嗽剤、軟膏剤などの口腔内に適用する製剤が挙げられる。これらの中でも、唾液分泌促進効果をより有効に奏させるという観点から、好ましくはチュアブル錠やガム剤が挙げられ、更に好ましくはチュアブル錠が挙げられる。
上記唾液分泌促進用食品組成物において、本発明の唾液分泌促進剤の他に、配合される成分については、該組成物の用途や製剤形態等に応じて、食品等に通常使用される成分の中から適宜選択すればよい。このような成分としては、特に制限されないが、例えば、賦形剤、滑沢剤、崩壊剤、結合剤、防腐・抗菌剤、pH調整剤、キレート剤、抗酸化剤、清涼化剤の他、コーティング剤、可溶化剤又は溶解補助剤、崩壊補助剤、安定化剤、懸濁化剤、流動化剤、乳化剤、増粘剤、粘稠化剤、界面活性剤、緩衝剤、消泡剤、発泡剤、溶剤、等張化剤、甘味剤、香料、着色剤、分散剤、吸着剤、湿潤剤、防湿剤等が挙げられる。
本発明の医薬、医薬部外品、食品には、本発明における有効成分以外に、更に任意のほかの有効成分を含有してもよい。
例えば、メントール、アルギン酸、ポリグルタミン酸等の唾液分泌作用を有する薬剤、有機酸、糖質等が挙げられる。
本発明の唾液分泌促進剤は、そのままで、あるいは各種添加物を配合して上記組成物にして、投与することにより、ドライマウス(口腔乾燥症)、う蝕、舌苔、口臭、歯周病、嚥下障害、口内炎、口角炎等を改善することができる。
さらに本発明の唾液分泌促進剤は、ペット等のドライマウス(口腔乾燥症)、う蝕、舌苔、口臭、歯周病、嚥下障害、口内炎、口角炎等の改善を目的とした飼料組成物としても提供することができる。
本発明における有効成分を含有することを特徴とする、上記医薬組成物、医薬部外品組成物、食品組成物および飼料組成物に配合するための唾液分泌促進剤、特に経口用または口腔用組成物に配合するための唾液分泌促進剤も本発明に含まれる。
上記唾液分泌促進剤を医薬、医薬部外品、食品等に製造する場合には、製剤形態の種類に応じて、当該技術分野で慣用の方法をそのまま、又は適宜応用して用いればよい。例えば、錠剤の場合であれば、当該技術分野で慣用の造粒法(例えば、押し出し造粒法、粉砕造粒法、乾式圧密造粒法、流動層造粒法、転動造粒法、高速攪拌造粒法等)、打錠法(例えば、湿式打錠法、直接打錠法等)等を目的に応じて適宜組み合わせて製造することができる。また、液剤の場合であれば、例えば、水(精製水等)やアルコール、植物油(オリーブ油、大豆油、ごま油、綿実油等)等の基剤及び界面活性剤等の添加剤を用いて、前記成分を溶解又は懸濁させ、当該技術分野で慣用の方法により製造することができる。
同様に飼料組成物を製造する場合にも、対象の動物に応じて、当該技術分野で慣用の方法により製造することができる。
さらに本発明について実施例により詳細に説明する。まず、本発明における成分の調製例について示す。
[本発明における成分の調製例]
1.培地の調製:まず生米ヌカ450gと水9Lとを混合し、1〜1.5時間撹拌して、5重量%の米ヌカの水抽出液を得た。次にこの米ヌカ抽出液を木綿布で濾過した。この濾過は、木綿布の他に、たとえば吸引機やフィルタープレス等を用いて行うこともできる。そして、濾過後の残渣(粕)を除去するとともに、濾液にブドウ糖450gを添加し、さらに100℃で10分間加熱して混合溶液を調製した。次に、加熱した混合溶液を木綿布で濾過した。この場合の濾過も、木綿布の他に吸引機やフィルタープレス等を用いて行うことができる。濾過後の残渣を除去するとともに、濾液に水約3Lを補充し、9Lの混合溶液を調製した。この溶液を121℃で17分間滅菌した後、冷却して培地とした。なお生米ヌカとしては、玄米の精米時に発生して得られたものを用い、水としては水道水を用いた。
2.培養液の調製:上記のようにして調製した培地に、ラクトバチルス・パラカセイ(Lactobacillus paracasei)、サッカロマイセス・セリビジェー(Saccharomyces cerevisiae)、ピチア・メンブラニファシエンス(Pichia membranifaciens)及びバチルス・パミルス(Bacillus pumilus)の4種類の菌を添加して混合した。次に37℃で48時間通気培養を行った(一次培養)。一次培養後に、5℃で1.5ケ月間冷温熟成を行った(二次培養)。この二次培養後に、121℃で17分間滅菌した後、菌体を除去するために濾過して混合培養液を得た。この混合培養液は5℃で冷蔵保管した。
以下の本発明に係る実施例においては、本発明における成分としては、「LBSカルチャー」(株式会社リタニアルバイオサイエンス製)を用いた。本品は、上記調製例に記載した混合培養液において、加熱滅菌処理後に菌体を除去したものである。
[実施例1]本発明における成分のドライマウス改善効果
本発明における成分としてLBSカルチャー原末を5%含有させるように表1に示す各種添加物を秤量し慣用の方法で打錠して1錠300mgの口腔ケアタブレットを作製し、ドライマウスおよびその他の症状について改善効果を評価した。評価は、20才〜60才代の、ドライマウスが非常に気になる(A群)、気になる(B群)、まあまあ気になる人(C群)の42名の被験者による試験を行った。
被験者は、
・生活習慣として歯磨き1日2回以下
・生活習慣としてマウスウォッシュを1週間に4回以上使用しない
以上の条件を満たす人を選定し、試験中はマウスウォッシュの使用を中止した。
各被験者に、1日1錠(1錠300mg)を3回、口腔内で3分以上保持させて、3日以上摂取したのち、その効果を評価した。
口腔ケアタブレットを服用する前と後を比較して口の中が潤ったように思うかという質問に対しては、以下の基準で評価した。
まったく思わない
あまり思わない
変化はなかった
まあまあ思う
そう思う
たいへん思う
各評価をした各群の被験者の人数を表2に示す。
各評価をした被験者の割合を図1に示した。
口腔ケアタブレットを服用する前と後を比較して口の中のネバネバ感が改善したと思うかという質問に対しては、上記の基準で評価した。
各評価をした各群の被験者の人数を表3に示す。
各評価をした被験者の割合を図2に示した。
口腔ケアタブレットを服用する前と後を比較して口の中の乾燥は改善したと思うかという質問に対しては、上記の基準で評価した。
各評価をした各群の被験者の人数を表4に示す。
各評価をした被験者の人数を図3に示した。
口腔ケアタブレットを服用する前と後を比較して唾液が増えたように思うかという質問に対しては、上記の基準で評価した。
各評価をした各群の被験者の人数を表5に示す。
各評価をした被験者の割合を図4に示した。
口腔ケアタブレットを服用する前と後を比較して口の中の環境は良くなったと思うかという質問に対しては、上記の基準で評価した。
各評価をした各群の被験者の人数を表6に示す。
各評価をした被験者の割合を図5に示した。
口腔ケアタブレットを服用する前と後を比較して口臭は改善したと思うかという質問に対しては、上記の基準で評価した。
各評価をした各群の被験者の人数を表7に示す。
各評価をした被験者の割合を図6に示した。
口腔ケアタブレットを服用する前と後を比較して歯垢(プラーク)は減ったと思うかという質問に対しては、上記の基準で評価した。
各評価をした各群の被験者の人数を表8に示す。
各評価をした被験者の人数を図7に示した。
[実施例2]胃内投与がラット腸迷走(副交感)神経遠心枝の活動に与える影響の検討
(1)実験方法
実験には12時間毎の明暗周期(8時〜20時まで点灯)下に24℃の恒温動物室にて1週間以上飼育した体重約300gのWistar系雄ラット(約9週齢)を使用した。実験当日は3時間絶食させた後ウレタン麻酔し、胃内投与用のカニューレを挿入し、腸迷走(副交感)神経遠心枝を銀電極で吊り上げ、既述の方法(Shen J, et al. Neurosci. Lett. 383188-193, 2005、Tanida M, et al., Neurosci. Lett. 389: 109-114, 2005)にてその神経の電気活動を測定した。この測定値が落ち着いた時期(13時頃)にLBSカルチャー溶液を10,000倍希釈した液1ml/300g体重をカニューレにて胃内投与し、これらの神経活動の変化を電気生理学的に測定した。なお、対照実験としてはLBSカルチャーの培養のために用いた培地溶液1ml/300g体重を同様の方法で胃内投与した時のこの神経活動の変化を測定した。また、手術開始から測定終了までチューブを気管に挿入して気道を確保し、保温装置にて体温(ラット直腸温)を35.0±0.5℃に保つようにした。腸迷走神経の活動データは5分間毎の5秒あたりの発火頻度(pulse/5 s)の平均値にて解析し投与開始前5分間の値(0分値)を100%とした百分率で表した。なお、データから平均値±標準誤差を計算すると共に、群としての統計学的有意差の検定はanalysis of variance (ANOVA) with repeated measuresにより行ない、胃内投与開始前(0分)の神経活動の絶対値間の統計学的有意差の検定はMann-Whitney U-testにより行なった。
(2)結果
図8にはLBSカルチャーの原液の培地溶液による10,000倍希釈液もしくは培地溶液1ml/300g体重を胃内投与した時の腸迷走神経活動(intestinal vagal nerve activity、intestinal vagal-NA)の実測データを示す。図8には胃内投与開始前(0分)のintestinal vagal-NAの神経活動を100%とした百分率で示している。対照実験として行った培地溶液1ml/300g体重を胃内投与するとintestinal vagal-NAは投与5分後にやや上昇し、intestinal vagal-NA値は最高値104.3±5.4%に達した後、それ以降はゆっくりと徐々に低下し、投与55分後にはintestinal vagal-NA値は最低値90.3±5.0%に減少した(図8)。これに対して、LBSカルチャーの原液の培地溶液による10,000倍希釈液1ml/300g体重を胃内投与した時にはintestinal vagal-NAはゆっくりと徐々に上昇し、intestinal vagal-NA値は投与45分後に最高値115.6±6.8%に増加し、それ以降は若干低下するもその付近の値に止まった(図8)。
胃内投与開始5分後から60分後までの間の対照培地溶液投与群とLBSカルチャー原液の10,000倍希釈液投与群のそれぞれのintestinal vagal-NA値の間の差異を2群間で統計学的に検討すると、LBSカルチャー投与群のintestinal vagal-NA値は対照培地溶液塗布群のintestinal vagal-NA値よりも有意に(P<0.0005, F=57.6 by ANOVA with repeated measures)高いことが明らかになった。
LBSカルチャー投与群および対照培地溶液投与群の投与開始前(0分)のintestinal vagal-NAの絶対値の間には、Mann-Whitney U-testによる統計学的有意差は認められなかった。
以上の実験からウレタン麻酔ラットにおいて、対照実験として行った培地溶液1ml/300g体重の胃内投与時と比較して、LBSカルチャーの原液の10,000倍希釈液1ml/300g体重の胃内投与は腸迷走(副交感)神経遠心枝の活動(intestinal vagal-NA)を有意に上昇させることが明らかになった。
腸迷走(副交感)神経が促進されれば消化吸収能や胃腸の運動(蠕動)や唾液分泌が促進され、下痢の改善および食欲増進が引き起こされることから、LBSカルチャーの胃内投与は腸迷走(副交感)神経を促進し、唾液分泌を促進することが示唆された。
実施例3:各種組成物例
(1)唾液分泌促進剤を含む口腔ケア用タブレット(チュアブル錠)
以下の組成に従って、本発明に記載の唾液分泌促進剤を含む口腔ケア用タブレットを作製した。
LBSカルチャー原末 20%、無水クエン酸 11.54%、重炭酸ナトリウム 13%、ヨーグルトパウダーYP−A 7%、ドライコートヨーグルト♯177 4%、サンスイートSU−200 0.1%、ミラスイー200 1%、パーテックSI150 40.86%、ステアリン酸カルシウム 2%、アロエジル200FAD 0.5%
(2)唾液分泌促進剤を含む口腔ケア用タブレット(チュアブル錠)
以下の組成に従って、本発明に記載の唾液分泌促進剤を含む口腔ケア用タブレットを作製した。
LBSカルチャー原末 10%、パーテックSI150 50%、キシリット微粉 33.6%、ビバピュア102 33.6%、ステアリン酸カルシウム 3.0%、アロエジル200FAD 0.3%、ドライコートメントール#32−D 0.1%
(3)唾液分泌促進剤を含む口腔用品
以下の組成に従って、本発明に記載の唾液分泌促進剤を含む洗口剤を作製した。
LBSカルチャー原末 5%、水分 68.98%、ソルビトール 5%、安息香酸Na 0.02%
(4)唾液分泌促進剤を含む食品(キャンディ)
以下の組成に従って、本発明に記載の唾液分泌促進剤を含むキャンディを作製した。
LBSカルチャー原末 2.6%、水飴 97.3%、香料(紅茶味)0.1%
(5)唾液分泌促進剤を含む食品(チューインガム)
以下の組成に従って、本発明に記載の唾液分泌促進剤を含むチューインガムを作製した。
LBSカルチャー原末 5%、ガムベース 87%、ステアリン酸カルシウム 2%、ショ糖脂肪酸エステル1.5%、香料 2%、ビタミンC 2%、クエン酸 0.5%
本発明の唾液分泌促進剤は、ドライマウスを改善し、口腔内を望ましい環境にしQOLを高めることができる。また高齢者、病人および健常者や小児に対しても安全で長期に使用することができる。

Claims (4)

  1. 乳酸菌、納豆菌及び酵母の米ヌカ抽出物及びブドウ糖を含有する培地での混合培養液を含有する唾液分泌促進剤であって、乳酸菌がラクトバチルス・パラカセイ、納豆菌がバチルス・パミルス、ならびに酵母がサッカロマイセス・セリビジェー及びピチア・メンブラニファシエンスより選択される1種以上である唾液分泌促進剤
  2. ドライマウス改善用である、請求項1に記載の唾液分泌促進剤。
  3. 口腔用または経口投与用組成物に配合するための、請求項1又は2に記載の唾液分泌促進剤。
  4. ラクトバチルス・パラカセイ、バチルス・パミルス、ならびにサッカロマイセス・セリビジェー及びピチア・メンブラニファシエンスより選択される1種以上を米ヌカ抽出物及びブドウ糖を含有する培地で混合培養することを特徴とする、唾液分泌促進剤の製造方法。
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