JP6218151B2 - 出荷作業支援方法、出荷作業支援装置および出荷作業支援プログラム - Google Patents

出荷作業支援方法、出荷作業支援装置および出荷作業支援プログラム Download PDF

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Description

本発明は、出荷作業支援方法、出荷作業支援装置および出荷作業支援プログラムに関する。
商品の出荷に伴うピッキング作業において、広い倉庫に多種の商品が保管されている場合には、作業員は目的の商品を探して回る必要がある。このような作業を支援するために、様々なシステムが提案されている。たとえば特許文献1には、拡張現実技術を用いて商品の保管場所を知らせるシステムが記載されている。
特開2014−43353号公報
しかしながら、従来の技術では、ピックすべき商品の保管場所までの道順を案内することができないという問題があった。このため、作業員はまず商品の保管場所を探す必要があり、作業効率が低下する可能性がある。
たとえば特許文献1の技術では、目的の保管場所が視野に入らない状態では拡張現実表示を行えないので、道順を案内することができない。
この発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、ピックすべき商品の保管場所までの道順を案内することができる、出荷作業支援技術を提供することを目的とする。
上述の問題点を解決するため、この発明に係る出荷作業支援方法は、
入荷日時と、商品コードと、場所コードとの組を含む、管理対象特定情報を記憶するステップと、
出荷に係る商品の種類を特定する商品コードを少なくとも1つ表す、商品コード画像の入力を受け付けるステップと、
前記商品コードを、前記商品コード画像に基づいて取得するステップと、
場所画像の入力を受け付けるステップと、
前記場所画像に基づいて起点場所コードを取得するステップと、
前記商品コードに関連付けられた目的地場所コードを取得するステップであって、
前記商品コードに関連付けられた目的地場所コードを取得する前記ステップは、
‐当該商品コードを含む1つ以上の管理対象特定情報を特定するステップと、
‐複数の前記管理対象特定情報が特定された場合に、特定された管理対象特定情報のそれぞれについて、前記起点場所コードと、当該管理対象特定情報に含まれる場所コードとに基づいて、距離を計算するステップと、
‐複数の前記管理対象特定情報が特定された場合に、特定された前記管理対象特定情報のうちから、前記入荷日時と、計算された前記距離とに基づいて、1つの前記管理対象特定情報を選択するステップと、
‐特定されまたは選択された1つの管理対象特定情報に含まれる場所コードを、前記目的地場所コードとして取得するステップと
を備える、前記商品コードに関連付けられた目的地場所コードを取得するステップと、
前記起点場所コードによって特定される場所と、前記目的地場所コードによって特定される場所との相対的位置関係を表す情報を出力するステップと、
を備え、
前記商品コード画像は、さらに各前記商品コードについて前記商品の出荷総数を表し、
前記出荷作業支援方法は、
前記出荷総数を、前記商品コード画像に基づいて取得するステップと、
出荷に係る商品を表す商品画像の入力を受け付けるステップと、
前記商品コードを前記商品画像に基づいて取得する、商品コード取得ステップと、
少なくとも1つの場所について、その場所に係る前記商品の出荷数を取得するステップと、
各場所に係る出荷数の総和と、前記出荷総数とを比較するステップと、
各場所に係る出荷数の総和と、前記出荷総数との比較結果に応じて異なる情報を出力するステップと
を備える。
前記1つの前記管理対象特定情報を選択する前記ステップは、
所定の基準に基づき、入荷日時が古い前記管理対象特定情報を選択するステップと、
選択された入荷日時が古い前記管理対象特定情報のうち、計算された前記距離が最も小さいものを、前記1つの前記管理対象特定情報として選択するステップと、
を備えてもよい。
少なくとも1つの前記管理対象特定情報について、その管理対象特定情報に係る出荷数の入力を受け付けるステップと、
前記管理対象特定情報に係る出荷数に基づき、各前記管理対象特定情報に関連付けられた在庫数を更新する情報を出力するステップと
をさらに備えてもよい。
また、この発明に係る出荷作業支援端末は、上述の各ステップを実行する、持ち運び可能な出荷作業支援端末である。
また、この発明に係る出荷作業支援プログラムは、上述の各ステップをコンピュータに実行させる。
この発明に係る出荷作業支援方法、出荷作業支援装置および出荷作業支援プログラムによれば、画像から起点および目的地を特定し、起点と目的地との相対的位置関係を案内するので、作業員は商品の保管場所を探す必要がなくなり、作業効率が向上する。
本発明の実施の形態1に係る作業支援システムの構成の例を示す図である。 図1のウェアラブル端末の外観の例を示す図である。 商品の保管場所の例を示す図である。 図1の商品情報の構成の例を示す図である。 図1の棚情報の構成の例を示す図である。 図1の在庫情報の構成の例を示す図である。 入荷作業に用いる入荷伝票の構成の例を示す図である。 出荷作業に用いる出荷伝票の構成の例を示す図である。 図1の作業支援システムの、入荷作業に関連する動作の流れを示すフローチャートである。 図1の作業支援システムの、出荷作業に関連する動作の流れを示すフローチャートである。 図1の作業支援システムを用いた、入荷作業の流れの例を示す図である。 図1の作業支援システムを用いた、出荷作業の流れの例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1に、本発明の実施の形態1に係る作業支援システムの構成の例を示す。作業支援システムは、作業支援サーバ10およびウェアラブル端末(装着型端末)20を備える。ウェアラブル端末20は作業支援端末として機能する。作業支援サーバ10およびウェアラブル端末20は、無線ネットワーク30を介して互いに通信可能である。
本実施形態では、作業支援サーバ10およびウェアラブル端末20は、後に説明するように、入荷作業および出荷作業(またはピッキング作業)のいずれをも支援することができる。すなわち、図1に示す作業支援システムは、入荷作業支援システムとしても出荷作業支援システムとしても機能することができ、作業支援サーバ10は、入荷作業支援サーバとしても出荷作業支援サーバとしても機能することができ、ウェアラブル端末20は、入荷作業支援端末としても出荷作業支援端末としても機能することができる。
作業支援サーバ10はコンピュータとしての構成を含み、演算を行う演算手段11と、情報を格納する記憶手段12と、使用者の操作を受け付ける入力手段(図示せず)と、情報を出力する出力手段(図示せず)と、外部の通信ネットワークに対し情報の入出力を行う通信手段13とを備える。
演算手段11はたとえばCPU(中央処理装置)を含み、記憶手段12はたとえば半導体メモリおよびHDD(ハードディスクドライブ)等の記憶媒体を含む。入力手段はたとえばキーボードおよびマウスを含む。出力手段はたとえば液晶ディスプレイ、スピーカおよびプリンタを含む。通信手段13はたとえばネットワークインタフェース装置または無線インタフェース装置を含む。
演算手段11は、商品特定部P1、棚特定部P2および在庫情報処理部P3として機能する。これらの機能および作業支援サーバ10の他の機能は、たとえば記憶手段12に記憶されるサーバプログラム(図示せず)を実行することにより実現される。すなわち、このサーバプログラムは、本明細書に記載される処理の各ステップをコンピュータに実行させることにより、当該コンピュータを作業支援サーバ10として機能させる。
記憶手段12は、上記のサーバプログラムの他に、商品情報D1、棚情報D2および在庫情報D3を記憶する。これらの構成については図4〜図6を用いて後述する。
図2に、ウェアラブル端末20の外観の例を示す。ウェアラブル端末20は、持ち運び可能なコンピュータとしての構成を含み、図1および図2に示すように、演算を行う演算手段21と、情報を格納する記憶手段22と、情報を出力する出力手段23と、画像を電子データに変換する撮影手段24と、音声を電子データに変換する音声入力手段25と、外部の通信ネットワークに対し情報の入出力を行う通信手段26とを備える。
演算手段21はたとえばCPU(中央処理装置)を含む。記憶手段22はたとえば半導体メモリ等の記憶媒体を含み、取り外し可能な記憶媒体を含んでもよい。出力手段23はたとえば液晶ディスプレイおよびスピーカを含む。撮影手段24はたとえばデジタルカメラ装置を含む。音声入力手段25はたとえばマイクロホンを含む。通信手段26はたとえば無線インタフェース装置を含む。
ウェアラブル端末20の各機能は、たとえば記憶手段22に記憶されるアプリケーションプログラム(図示せず)を実行することにより実現される。すなわち、このアプリケーションプログラムは、本明細書に記載される処理の各ステップを持ち運び可能なコンピュータに実行させることにより、当該コンピュータを、本明細書に記載されるウェアラブル端末20として機能させる。
図2の例では、ウェアラブル端末20は頭部に装着して用いる端末として構成されているが、持ち運び可能な端末であればこのような構成に限らない。たとえば、タッチパネルを備え、手に持って操作する携帯情報端末であってもよい。また、複数の部分に分離されていてもよく、たとえば頭部装着用パーツと、これとは別の手に持って操作する制御用パーツとによって構成されてもよい。また腕時計型の携帯情報端末であってもよい。
図1の無線ネットワーク30は、少なくとも一部が無線により構成されるが、部分的に有線ネットワーク(インターネットまたは有線LAN等)を含んでもよい。
図3に、商品の保管場所の例を示す。この例では、保管場所は1つ以上の棚によって構成され、各棚は1つ以上のセルを備える。各保管場所には、保管場所を特定する場所コードが表示されている。図3の例では、場所コードは、棚の各セルに添付される場所ラベルに表示されており、3桁ずつ区切られた合計9桁の数字列である。
図3には、場所コードと実際の保管場所(棚のセル)との対応関係の例も示されている。場所コードは、この例では、先頭の3桁がそのセルが含まれる棚の番号を表し、次の3桁がその棚においてセルが位置する列を表し、末尾の3桁がその棚においてセルが位置する行を表す。たとえば、図3中、左側の棚の、最下段最左列のセルには、「001−001−001」という場所ラベルが添付されている。
作業支援サーバ10の記憶手段12に記憶される各情報の構成を以下に説明する。
図4に、商品情報D1の構成の例を示す。商品情報D1は、入荷作業または出荷作業の対象となる商品の種類それぞれについて、その商品の種類を特定する商品コードと、その商品に関する他の情報とを関連付ける。商品に関する他の情報は、たとえば、商品の大まかな分類を表す商品群と、商品名と、その商品に添付されるバーコードに符号化された情報とを含む。商品コードとバーコードに符号化された情報とは、たとえば一対一に対応する。
図5に、棚情報D2の構成の例を示す。棚情報D2は、セルすなわち商品の保管場所それぞれについて、そのセルを特定する場所コードと、そのセルに関する他の情報とを関連付ける。セルに関する他の情報は、セルの地理的座標を含む。
地理的座標は、作業員がそのセルまで実際に到達できるように作業員を案内するための情報を含む。図5の例では、倉庫を特定する情報と、倉庫の入口から作業員が移動すべき方向および距離単位とが示されている。なお、図5の例では、地理的座標は各セルを厳密に一意に特定するものではないが、ある程度の範囲内(この例では棚レベル)で特定するものである。変形例として、各セルに対して一意の地理的座標が記録されてもよい。
図6に、在庫情報D3の構成の例を示す。在庫情報D3は、入荷作業または出荷作業の管理対象ごとに、その管理対象を特定する情報と、その管理対象に関する他の情報とを関連付ける。管理対象は、たとえば、同じ日時に入荷され同じ場所に保管される同じ商品コードを持つ1つ以上の商品を単位として構成され、したがって、管理対象を特定する情報は、入荷日時と、商品コードと、場所コードとの組を含む。
管理対象に関する他の情報は、入荷された商品の数を表す数量(入荷数)と、入荷された商品のうちすでに出荷された商品の数を表す数量(出荷済数)とを含む。また、図6には示さないが、管理対象に関する情報は、商品の入荷先を特定する情報(入荷先コード等)を含んでもよい。
なお、場所コードの表現形式および実際の保管場所との対応関係の定義方法は、当業者が適宜設計可能である。たとえば図3の場所ラベルは9桁の算用数字を用いて場所コードを表示しているが、文字、記号、バーコード、図形、等を用いるようにしてもよい。また、在庫情報D3における表現形式と場所ラベルにおける表現形式とが異なっていてもよく、たとえば在庫情報D3では図示のように数値で表示し、場所ラベルではバーコードで表示してもよい。
同時に入荷された同じ商品コードの商品であっても、複数のセルに分けて保管される場合がある。図6の例では、商品コード「A001」の商品が、2015年2月1日の8時10分に13ダース入荷されたが、作業員がこれを2箇所に分けて保管したことが示されている。このような状況は、たとえば、セル「001−001−002」の空きスペースが13ダース全部を収容するのに十分でなく、一部を別のセルに分ける必要があった場合に発生し得る。
また、異なる商品コードの商品を、同じセルに保管することも可能である。
図7に、入荷作業に用いる入荷伝票50の構成の例を示す。入荷伝票50には、入荷先を特定する情報として入荷先コードが表示される。また、入荷伝票50には、入荷に係る商品を特定する情報として、商品コードと、その商品の入荷総数との組が表示される。商品コードと入荷総数との組は図示のように複数であってもよい。
図7に示す情報は、たとえばバーコードとして表現されるが、これ以外の形式で表現されてもよい。また、複数の形式を組み合わせて用いてもよく、たとえば数字による表示とバーコードによる表示とを用いて同一の情報を重複して表現してもよい。
図8に、出荷作業(ピッキング作業を含む)に用いる出荷伝票60の構成の例を示す。出荷伝票60には、出荷先を特定する情報として出荷先コードが表示される。この出荷先コードは、入荷伝票50に表示される入荷先コードに対応するものであってもよく、同一のものであってもよい。また、出荷伝票60には、出荷に係る商品を特定する情報として、商品コードと、その商品の出荷総数との組が表示される。商品コードと出荷総数との組は図示のように複数であってもよい。
図8に示す情報は、たとえばバーコードとして表現されるが、これ以外の形式で表現されてもよい。また、複数の形式を組み合わせて用いてもよく、たとえば数字による表示とバーコードによる表示とを用いて同一の情報を重複して表現してもよい。
以上のように構成される作業支援システムの動作を、以下に説明する。
図9は、入荷作業に関連する作業支援サーバ10およびウェアラブル端末20の動作の流れを示すフローチャートである。作業支援サーバ10の記憶手段12に記憶されるサーバプログラム(図示せず)は、入荷作業支援プログラムとして、図9に示すステップの少なくとも一部を作業支援サーバ10に実行させる。また、作業支援サーバ10は、図9のフローチャートに従って動作することにより、入荷作業支援方法を実行し、入荷作業支援サーバとして機能する。とくに、作業支援サーバ10の在庫情報処理部P3は、入荷情報処理部として機能する。
また、ウェアラブル端末20の記憶手段に記憶されるアプリケーションプログラム(図示せず)は、入荷作業支援プログラムとして、図9に示すステップの少なくとも一部をウェアラブル端末20に実行させる。また、ウェアラブル端末20は、図9のフローチャートに従って動作することにより、入荷作業支援方法を実行し、入荷作業支援端末として機能する。
作業員は、入荷作業を開始することをウェアラブル端末20に通知する。この通知は、たとえば入荷に係る商品を保管場所に搬入する作業の開始時点において行われる。この通知に応じ、ウェアラブル端末20は図9の処理を開始する。この通知は、ウェアラブル端末20に対する作業員の所定の操作によって行われてもよい。また、最初の処理(ステップS1)の実行がこの通知に該当するものであってもよい。
まず、ウェアラブル端末20の撮影手段24は、入荷伝票50を撮影する(ステップS1)。この撮影は、たとえばウェアラブル端末20を使用する作業員の操作に応じて行われる。
ここで、入荷伝票50には、その伝票が入荷伝票であることを示す情報が表示されていてもよく、ウェアラブル端末20(または作業支援サーバ10)は、撮影された伝票が入荷伝票であるか出荷伝票であるかを判定する機能を備えても良い。そのような機能を備える場合には、ウェアラブル端末20(または作業支援サーバ10)は、撮影された伝票が入荷伝票50である場合には図9のステップS2以降の処理を実行してもよく、また、撮影された伝票が出荷伝票60である場合には図10のステップS22以降の処理を実行してもよい。
ステップS1の撮影により、ウェアラブル端末20は、入荷伝票50を表す入荷伝票画像の入力を受け付ける。入荷伝票50は、図7に示すように、商品コードと入荷総数とが関連付けられた組を含んでいるので、撮影された入荷伝票画像は、少なくとも1つの商品コードについて、商品の入荷総数を表す、入荷総数画像であるということができる。
ウェアラブル端末20は、入力された入荷伝票画像を、無線ネットワーク30を介して作業支援サーバ10に送信する。作業支援サーバ10は、通信手段13を介し、入荷伝票画像の入力を受け付ける。その後、作業支援サーバ10の商品特定部P1は、入荷伝票画像に基づき、少なくとも1つの商品コードと、各商品コードに係る入荷総数とを取得する(ステップS2)。この処理は、たとえば画像に基づいてバーコードをコンピュータに認識させるための技術に基づいて実行されてもよく、または画像に現れる文字、記号または数字をコンピュータに認識させるための技術(OCR技術等)を用いて実行されてもよい。作業支援サーバ10の商品特定部P1は、取得した各商品コードに係る入荷総数を、無線ネットワーク30を介してウェアラブル端末20に送信する。
ウェアラブル端末20は、通信手段26を介し、各商品コードと、各商品コードに係る入荷総数とを取得する。ウェアラブル端末20は、各商品コードに係る入荷総数を出力してもよい。たとえば、各商品コードと、それぞれに係る入荷総数とを、関連付けて出力手段23に表示してもよい。
ここで、作業員は、1つの保管場所に搬入すべき商品を任意に選択し、その商品を保管場所まで運搬してもよい。
ステップS2の後、ウェアラブル端末20の撮影手段24は、入荷に係る商品を表す商品画像を撮影する(ステップS3)。この撮影は、たとえばウェアラブル端末20を使用する作業員の操作に応じて行われる。作業員は、運搬してきた商品を撮影することによってステップS3を実行させることができる。商品画像は、たとえば、商品に添付されたバーコード等が現れている画像や、商品を特定し得る程度に商品の外観が現れている画像であるが、商品コードが特定可能なものであればどのような画像であってもよい。
撮影により、ウェアラブル端末20は、商品画像の入力を受け付ける。ウェアラブル端末20は、入力された商品画像を、無線ネットワーク30を介して作業支援サーバ10に送信する。作業支援サーバ10は、通信手段13を介し、商品画像の入力を受け付ける。
次に、作業支援サーバ10の商品特定部P1は、商品画像に基づき、商品コードを取得する(ステップS4)。この処理は、当業者が適宜設計することができる。たとえば、このステップは、画像に基づいてバーコードをコンピュータに認識させるための技術に基づいて実行されてもよく、または、画像に基づいて商品の外観をコンピュータに認識させるための技術を用いて実行されてもよい。
次に、ウェアラブル端末20の音声入力手段25は、1つの保管場所および1つの商品コードについて、その場所コードとその商品コードとの組に係る入荷数を表す入荷数音声の入力を受け付ける(ステップS5)。この入力は、たとえばウェアラブル端末20を使用する作業員の操作または発声に応じて行われる。作業員は、運搬してきた商品のうち、1つの保管場所(たとえば棚のセルのうち任意の1つ)に保管する商品の数を、たとえば「3個」または「5個」のように発声することにより、ステップS5を実行させることができる。
その後、作業支援サーバ10の在庫情報処理部P3は、入荷数音声に基づき、入荷数を取得する(ステップS6)。このステップは、人間の音声をコンピュータに認識させるための技術を用いて実行されてもよい。
ここで、入荷数は、入荷総数より小さい数であってもよい。たとえば、ある商品コードの商品が多数であり、1つのセルにすべてを収容できない場合には、作業員は、その商品を複数のグループに分割し、グループごとに異なるセルに収容することができる。たとえば、25個の商品を、あるセルに10個、別のセルに10個、また別のセルに5個、というように収容することができる。この場合には、ステップS3およびステップS5は、後述するステップS9での分岐に基づき、分割されたグループごとに実行されることになる。
次に、ウェアラブル端末20の撮影手段24は、商品の保管場所を表す場所画像を撮影する(ステップS7)。この撮影は、たとえばウェアラブル端末20を使用する作業員の操作に応じて行われる。作業員は、ステップS5において発声した数の商品を任意のセルに置き、その置いたセルの場所ラベルを撮影させることによってステップS7を実行させることができる。
撮影により、ウェアラブル端末20は、場所画像の入力を受け付ける。ウェアラブル端末20は、入力された場所画像を、無線ネットワーク30を介して作業支援サーバ10に送信する。作業支援サーバ10は、通信手段13を介し、場所画像の入力を受け付ける。
その後、作業支援サーバ10の棚特定部P2は、場所画像によって表される場所を特定する場所コードを取得する(ステップS8)。この処理は、当業者が適宜設計することができる。たとえば、このステップは、画像に現れる文字、記号または数字をコンピュータに認識させるための技術(OCR技術等)を用いて実行されてもよい。
次に、作業支援サーバ10の在庫情報処理部P3は、ステップS2で取得したすべての商品コードについて、商品コードごとに、各場所に係る入荷数の総和と、入荷総数とを比較する(ステップS9)。この処理は、入荷した商品が過不足なく棚に収容されたか否かをチェックする処理に相当する。
ステップS9の後、作業支援サーバ10およびウェアラブル端末20は、以下に記載するように、比較結果に応じて異なる情報を出力する。
いずれかの商品コードについて、入荷数の総和が入荷総数を超過している場合には、作業支援サーバ10の在庫情報処理部P3は、超過を示す情報を出力する(ステップS10)。この出力は、たとえば通信手段13を介して行われ、無線ネットワーク30を介してウェアラブル端末20に送信される。ウェアラブル端末20はこれを受信し、出力手段23がこれを出力する。この情報は、警告またはエラーとして出力されてもよく、たとえば入荷数が相違することを示す文字列として表示されてもよい。
ステップS10の後、作業支援サーバ10およびウェアラブル端末20は、図9に示す処理を終了する。この後、入荷数や入荷総数を修正するための処理が実行されてもよい。
ステップS9において、いずれの商品コードについても入荷数の総和と入荷総数とが等しい場合には、作業支援サーバ10の在庫情報処理部P3は、これらが等しいことを示す情報を出力する(ステップS11)。この出力は、たとえば通信手段13を介して行われ、無線ネットワーク30を介してウェアラブル端末20に送信される。ウェアラブル端末20はこれを受信し、出力手段23がこれを出力する。この情報は、たとえば入荷作業が終了したことを示す文字列として表示されてもよい。
ステップS11の後、作業支援サーバ10の在庫情報処理部P3またはウェアラブル端末20は、ステップS2で取得したすべての商品コードについて、場所コードと商品コードとを関連付けて出力する(ステップS12)。ウェアラブル端末20における出力は、通信手段26を介した送信により行われてもよく、また、記憶手段22への格納として行われてもよい。また、作業支援サーバ10の在庫情報処理部P3における出力は、在庫情報D3の更新として行われてもよい。
在庫情報D3の更新は、たとえば管理対象ごとにレコードを追加する処理である。作業支援サーバ10の在庫情報処理部P3は、図6に示すように、場所コードと商品コードとの組に、さらに入荷日時(たとえばステップS12の実行時点の日時)および入荷数を関連付けて出力してもよい。また、この時点では、出荷済数は0または空欄としてもよい。
ステップS9において、上記のいずれにも該当しない場合(すなわち、いずれの商品コードについても、入荷数の総和は入荷総数を超過しておらず、かつ、少なくとも1つの商品コードについて、入荷数の総和が入荷総数よりも小さい場合)には、処理はステップS3に戻る。これは、入荷した商品のうち、まだ棚に収容されていない商品が存在することに対応する。この場合には、作業員による運搬作業が継続して行われることになる。
また、この場合には、作業支援サーバ10の在庫情報処理部P3は、超過がなく未済があることを示す情報を出力してもよい。この出力は、たとえば通信手段13を介して行われてもよく、無線ネットワーク30を介してウェアラブル端末20に送信されてもよい。ウェアラブル端末20はこれを受信し、出力手段23がこれを出力してもよい。この情報は、たとえば商品コードごとに、棚に収容されていない商品の数を表示することによって表示されてもよい。
さらに、超過がなく未済がある場合、実際の入荷数が入荷総数に不足している(入荷されるべき商品が入荷していない)ことに起因することもあるため、作業員が入荷作業を強制終了できるように構成してもよい。
また一連の入荷作業の中で、作業員の都合により一時作業を中断できるように、構成してもよい。
なお図9に示した入荷作業では、ステップS3で商品画像を撮影しステップS4で商品画像の解析を行い、ステップS5で入荷数の入力を受け付けステップS6で入荷数を取得し、ステップS7で場所画像を撮影しステップS8で場所画像の解析を行っている。商品を特定した後、入荷数を特定し、続いて保管場所を確定するのが効率的な入荷作業であるが、商品の特定、入荷数の特定、保管場所の確定は任意の順番で作業できるように構成してもよい。
図10は、出荷作業に関連する作業支援サーバ10およびウェアラブル端末20の動作の流れを示すフローチャートである。作業支援サーバ10の記憶手段12に記憶されるサーバプログラム(図示せず)は、出荷作業支援プログラムとして、図10に示すステップの少なくとも一部を作業支援サーバ10に実行させる。また、作業支援サーバ10は、図10のフローチャートに従って動作することにより、出荷作業支援方法を実行し、出荷作業支援サーバとして機能する。とくに、作業支援サーバ10の在庫情報処理部P3は、出荷情報処理部として機能する。
また、ウェアラブル端末20の記憶手段に記憶されるアプリケーションプログラム(図示せず)は、出荷作業支援プログラムとして、図10に示すステップの少なくとも一部をウェアラブル端末20に実行させる。また、ウェアラブル端末20は、図10のフローチャートに従って動作することにより、出荷作業支援方法を実行し、出荷作業支援端末として機能する。
作業員は、出荷作業を開始することをウェアラブル端末20に通知する。この通知は、たとえば出荷に係る商品を保管場所から搬出する作業(ピッキング作業)の開始時点において行われる。この通知に応じ、ウェアラブル端末20は図10の処理を開始する。この通知は、ウェアラブル端末20に対する作業員の所定の操作によって行われてもよい。また、最初の処理(ステップS21)の実行がこの通知に該当するものであってもよい。
まず、ウェアラブル端末20の撮影手段24は、出荷伝票60を撮影する(ステップS21)。この撮影は、たとえばウェアラブル端末20を使用する作業員の操作に応じて行われる。
ここで、出荷伝票60には、その伝票が出荷伝票であることを示す情報が表示されていてもよく、ウェアラブル端末20(または作業支援サーバ10)は、撮影された伝票が入荷伝票であるか出荷伝票であるかを判定する機能を備えても良い。そのような機能を備える場合には、ウェアラブル端末20(または作業支援サーバ10)は、撮影された伝票が入荷伝票50である場合には図9のステップS2以降の処理を実行してもよく、また、撮影された伝票が出荷伝票60である場合には図10のステップS22以降の処理を実行してもよい。
ステップS21の撮影により、ウェアラブル端末20は、出荷伝票60を表す出荷伝票画像の入力を受け付ける。出荷伝票60は、図8に示すように、商品コードと出荷総数とが関連付けられた組を含んでいるので、撮影された出荷伝票画像は、出荷に係る商品の種類を特定する商品コードを少なくとも1つ表す、商品コード画像であるということができ、また、少なくとも1つの商品コードについて、商品の出荷総数を表す、出荷総数画像であるということもできる。
ウェアラブル端末20は、入力された出荷伝票画像を、無線ネットワーク30を介して作業支援サーバ10に送信する。作業支援サーバ10は、通信手段13を介し、出荷伝票画像の入力を受け付ける。その後、作業支援サーバ10の商品特定部P1は、出荷伝票画像に基づき、少なくとも1つの商品コードと、各商品コードに係る出荷総数とを取得する(ステップS22)。この処理は、たとえば画像に基づいてバーコードをコンピュータに認識させるための技術に基づいて実行されてもよく、または画像に現れる文字、記号または数字をコンピュータに認識させるための技術(OCR技術等)を用いて実行されてもよい。作業支援サーバ10の商品特定部P1は、取得した各商品コードに係る出荷総数を、無線ネットワーク30を介してウェアラブル端末20に送信する。
ウェアラブル端末20は、通信手段26を介し、各商品コードと、各商品コードに係る出荷総数とを取得する。ウェアラブル端末20は、各商品コードに係る出荷総数を出力してもよい。たとえば、各商品コードと、それぞれに係る出荷総数とを、関連付けて出力手段23に表示してもよい。
次に、ウェアラブル端末20の撮影手段24は、特定の保管場所を表す場所画像を撮影する(ステップS23)。この撮影は、たとえばウェアラブル端末20を使用する作業員の操作に応じて行われる。ここで撮影される場所は、出荷すべき商品の保管場所である必要はない。撮影すべき保管場所は、規則等により1つに固定されていてもよいが、作業員が任意の保管場所を選択できるようにすると効率的である。たとえば、出荷伝票60の入手場所から最も近い保管場所を選択すると、移動時間が短縮される。
撮影された場所画像は、たとえば、棚の各セルに添付される場所ラベル40が現れている画像であるが、場所コードが特定可能なものであればどのような画像であってもよい。また、場所画像は複数の場所ラベル40を含むものであってもよい。
撮影により、ウェアラブル端末20は、場所画像の入力を受け付ける。ウェアラブル端末20は、入力された場所画像を、無線ネットワーク30を介して作業支援サーバ10に送信する。作業支援サーバ10は、通信手段13を介し、場所画像の入力を受け付ける。
その後、作業支援サーバ10の棚特定部P2は、場所画像に基づき、場所コードを取得する(ステップS24)。この処理は、当業者が適宜設計することができる。たとえば、このステップは、画像に基づいてバーコードをコンピュータに認識させるための技術に基づいて実行されてもよく、または画像に現れる文字、記号または数字をコンピュータに認識させるための技術(OCR技術等)を用いて実行されてもよい。このステップS24において取得される場所コードを、以下では起点場所コードと呼ぶ。
ここで、場所画像に複数の場所ラベルが含まれている場合には、作業支援サーバ10の棚特定部P2は、所定の基準に基づきそのうちの1つを選択して起点場所コードとする。この基準は当業者が任意に決定可能である。たとえば最初に認識された場所ラベルを選択してもよい。
次に、作業支援サーバ10の棚特定部P2は、出荷すべき商品の保管場所を取得する(ステップS25)。たとえば、ステップS22で取得した商品コードのうちいずれか1つに基づいて在庫情報D3を検索し、その商品コードを含む1つの管理対象について場所コードを取得する。このステップS25において取得される場所コードを、以下では目的地場所コードと呼ぶ。ここで、在庫情報D3において、すべて出荷済となっている管理対象(すなわち、入荷数と出荷済数とが等しい管理対象)は検索対象から除外してもよい。
該当する管理対象が在庫情報D3に複数存在する場合には、作業支援サーバ10の棚特定部P2は所定の基準に基づきそのうちの1つを選択して目的地場所コードを取得する。この基準は当業者が任意に決定可能である。たとえば、入荷日時が最も古いものを選択してもよい。または、出荷先毎に消費期限に基づくフィルタリングを行い、抽出されたもののうちで入荷日時が最も古いものを選択してもよい。このようなフィルタリングは、たとえば在庫情報D3に各管理対象の消費期限を記録しておき、また、出荷先ごとかつ商品コードごとにそれまで出荷した商品の消費期限のうち最も新しいもの(出荷済最新消費期限)を記録しておき、この出荷済最新消費期限と同じかより新しい消費期限を持つ管理対象のみを抽出することにより、実現することができる。
また、この基準は、場所コードに関連するものであってもよい。たとえば、作業支援サーバ10の棚特定部P2は、2つの場所コードに基づき、それぞれ対応する場所間の距離を計算する機能を備えてもよく、その距離に基づいて管理対象を決定してもよい。具体例として、入荷日時および消費期限がいずれも等しい管理対象が複数存在する場合には、起点場所コードと、各管理対象の場所コードとに基づいて各管理対象までの距離を計算し、最も近い管理対象を選択してその目的地場所コードを取得してもよい。
次に、作業支援サーバ10の棚特定部P2は、起点場所コードによって特定される起点と、目的地場所コードによって特定される目的地との相対的位置関係を表す情報を出力する(ステップS26)。この情報は、起点場所コードによって特定される場所(起点)から、目的地場所コードによって特定される場所(目的地)までの道順を作業員に案内するナビゲーション情報であるということができる。この情報の内容は当業者が任意に設計することができ、たとえば画像、テキスト、音声、またはこれらの組み合わせである。
ナビゲーション情報の出力は、たとえば通信手段13を介して行われ、無線ネットワーク30を介してウェアラブル端末20に送信される。ウェアラブル端末20はこれを受信し、出力手段23がこれを出力する。
ナビゲーション情報は、出力手段23の液晶画面に表示する、出力手段23のスピーカから音声として出力する、等の方法により出力することができる。また、ナビゲーション情報は、必ずしも場所を厳密に(すなわちセルのレベルで)特定するものでなくともよく、ある程度の範囲内で(たとえば棚のレベルで)特定可能な情報を含んでいればよい。
ナビゲーション情報は、地図画像を含んでもよい。この地図画像は、複数の保管場所の位置を含み、その地図内に起点および目的地の位置を示す表示を含む。たとえば、起点を「現在地」という文字列および「▽」という記号によって示し、目的地を「目的地」という文字列および「▽」という記号によって示す。このような地図を表示するために必要な情報(たとえば各保管場所の画像上の座標等)は、棚情報D2に記録されていてもよい。
また、ナビゲーション情報は、起点から目的地への移動方法を表す文字列または音声を含んでもよい。たとえば、「現在地から右に4列、奥に2列」というメッセージとして表示されてもよく、合成音声等によりスピーカから出力されてもよい。このようなメッセージは、たとえば棚情報D2に基づいて生成可能である。
ここで、作業員は、ナビゲーション情報を参照して、目的地すなわち出荷すべき商品の保管場所まで移動してもよい。なお、作業員は、ナビゲーション情報に従う必要はなく、出荷伝票60に含まれる商品コードのいずれかを任意に選択して出荷対象に決定してもよい。この場合には、作業員は、各商品の保管場所に関する情報を事前に知っていてもよく、他のなんらかの方法により取得してもよい。
次に、ウェアラブル端末20の撮影手段24は、出荷に係る商品を表す商品画像を撮影する(ステップS27)。この撮影は、たとえばウェアラブル端末20を使用する作業員の操作に応じて行われる。作業員は、目的地に保管されている商品を撮影することによってステップS27を実行させることができる。
撮影により、ウェアラブル端末20は、商品画像の入力を受け付ける。ウェアラブル端末20は、入力された商品画像を、無線ネットワーク30を介して作業支援サーバ10に送信する。作業支援サーバ10は、通信手段13を介し、商品画像の入力を受け付ける。次に、作業支援サーバ10の商品特定部P1は、ステップS4と同様に、商品画像に基づき、商品コードを取得する(ステップS28)。
次に、ウェアラブル端末20の音声入力手段25は、ステップS5と同様にして、1つの管理対象(たとえば場所コードと商品コードとの組)について、その管理対象に係る出荷数を表す出荷数音声の入力を受け付ける(ステップS29)。その後、作業支援サーバ10の在庫情報処理部P3は、ステップS6と同様にして、出荷数音声に基づき、出荷数を取得する(ステップS30)。
ここで、出荷数は、出荷総数より小さい数であってもよく、また、その場所に保管されている商品の数(たとえば入荷総数から出荷済数を減算した結果)より小さい数であってもよい。たとえば、ある商品コードの商品が多数であり、1つのセルでは不足する場合には、作業員は、その商品を複数のグループに分割し、グループごとに異なるセルから出荷することができる。たとえば、25個の商品を、あるセルから10個、別のセルから10個、また別のセルから5個、というように出荷することができる。この場合には、ステップS29およびステップS30は、後述するステップS33での分岐に基づき、分割されたグループごとに実行されることになる。
次に、ウェアラブル端末20の撮影手段24は、ステップS7と同様にして、商品の保管場所を表す場所画像を撮影する(ステップS31)。撮影により、ウェアラブル端末20は、場所画像の入力を受け付ける。ウェアラブル端末20は、入力された場所画像を、無線ネットワーク30を介して作業支援サーバ10に送信する。作業支援サーバ10は、通信手段13を介し、場所画像の入力を受け付ける。
その後、作業支援サーバ10の棚特定部P2は、ステップS8と同様にして、場所画像によって表される場所を特定する場所コードを取得する(ステップS32)。
次に、作業支援サーバ10の在庫情報処理部P3は、ステップS22で取得したすべての商品コードについて、商品コードごとに、各場所に係る出荷数の総和と、出荷総数とを比較する(ステップS33)。この処理は、出荷すべき商品が過不足なくピッキングされたか否かをチェックする処理に相当する。
ステップS33の後、作業支援サーバ10およびウェアラブル端末20は、以下に記載するように、比較結果に応じて異なる情報を出力する。
いずれかの商品コードについて、出荷数の総和が出荷総数を超過している場合には、作業支援サーバ10の在庫情報処理部P3は、ステップS10と同様にして、超過を示す情報を出力する(ステップS34)。ステップS34の後、作業支援サーバ10およびウェアラブル端末20は、図10に示す処理を終了する。この後、出荷数や出荷総数を修正するための処理が実行されてもよい。
ステップS33において、いずれの商品コードについても出荷数の総和と出荷総数とが等しい場合には、作業支援サーバ10の在庫情報処理部P3は、ステップS11と同様にして、これらが等しいことを示す情報を出力する(ステップS35)。この情報は、たとえばピッキング作業が終了したことを示す文字列として表示されてもよい。
ステップS35の後、作業支援サーバ10の在庫情報処理部P3またはウェアラブル端末20は、出荷処理の対象となったすべての管理対象(たとえば、ステップS29およびS30が実行されたすべての管理対象)について、在庫数を表す情報を取得する(ステップS36)。在庫数を表す情報は、たとえば在庫情報D3の入荷数および出荷済数である(入荷数から出荷済数を減算することにより在庫数を求めることができる)。
次に、作業支援サーバ10の在庫情報処理部P3またはウェアラブル端末20は、すべての管理対象について、各管理対象の出荷数に基づき、各管理対象に関連付けられた在庫数を更新する情報を出力する(ステップS37)。ウェアラブル端末20における出力は、通信手段26を介した送信により行われてもよく、また、記憶手段22への格納として行われてもよい。また、作業支援サーバ10の在庫情報処理部P3における出力は、在庫情報D3の更新として行われてもよい。
在庫情報D3の更新は、たとえば各管理対象に係る出荷済数を更新する処理である。この場合、作業支援サーバ10の在庫情報処理部P3は、各管理対象について取得した出荷済数に、その管理対象についてステップS30で取得した出荷数を加算し、その結果で出荷済数を更新する。なお、本実施形態では、各管理対象について在庫数を直接記録するものではないが、在庫数を正確に特定するのに十分な情報(すなわち入荷数および出荷済数)を記録しているので、在庫数を記録するのと同等の構成であるといえる。
ステップS33において、上記のいずれにも該当しない場合(すなわち、いずれの商品コードについても、出荷数の総和は出荷総数を超過しておらず、かつ、少なくとも1つの商品コードについて、出荷数の総和が出荷総数よりも小さい場合)には、処理はステップS25に戻る。これは、出荷すべき商品のうち、まだピッキングが完了していない商品が存在することに対応する。この場合には、作業員によるピッキング作業が継続して行われることになる。
また、この場合には、作業支援サーバ10の在庫情報処理部P3は、超過がなく未済があることを示す情報を出力してもよい。この出力は、たとえば通信手段13を介して行われてもよく、無線ネットワーク30を介してウェアラブル端末20に送信されてもよい。ウェアラブル端末20はこれを受信し、出力手段23がこれを出力してもよい。この情報は、たとえば商品コードごとに、ピッキングされていない商品の数を表示することによって表示されてもよい。
さらに、超過がなく未済がある場合、実際の在庫数が出荷総数に不足している(あるべき商品の在庫がない)ことに起因することもあるため、作業員が入荷作業を強制終了できるように構成してもよい。
また一連の出荷作業の中で、作業員の都合により一時作業を中断できるように、構成してもよい。
なお、ステップS26の2回目以降の実行においては、直前のステップS32の実行において取得された場所コードを起点場所コードとすることができる。この場合には、ある商品をピッキングした直後に、その場所から次にピッキングすべき商品までの道順が案内されることになる。
なお図10に示した出荷作業では、ステップS27で商品画像を撮影しステップS28で商品画像の解析を行い、ステップS29で出荷数の入力を受け付けステップS30で出荷数を取得し、ステップS31で場所画像を撮影しステップS32で場所画像の解析を行っている。商品を特定した後、出荷数を特定し、続いて保管場所を確定するのが効率的な出荷作業であるが、商品の特定、出荷数の特定、保管場所の確定は任意の順番で作業できるように構成してもよい。
以上のように動作する作業支援システムによって支援される作業の流れを、図11および12にまとめる。
図11は、入荷作業の流れの例を示す図である。作業員は、ウェアラブル端末20を用いて入荷伝票50を撮影し、入荷した商品を任意の保管場所まで運搬する。到着後、商品(バーコード等)を撮影して個数を発声した後、保管場所の場所ラベル(図示せず)を撮影する。保管作業が済んでいない商品がまだ残っている場合には、次の保管場所を任意に選択し、必要であれば商品を運搬して移動する。これを繰り返す。
図12は、出荷(ピッキング)作業の流れの例を示す図である。作業員は、ウェアラブル端末20を用いて出荷伝票60を撮影し、出力されるナビゲーション情報に従って移動する。到着後、目的の保管場所から商品を取り出し、バーコード等を撮影して個数を発声した後、保管されていた場所の場所ラベル(図示せず)を撮影する。ピッキング作業が済んでいない商品がまだ残っている場合には、次のナビゲーション情報が出力されるので、これに従って移動する。これを繰り返す。
以上説明するように、本発明の実施の形態1に係る作業支援システムによれば、現在地の場所ラベルを撮影した画像から起点を特定し、出荷伝票60を撮影した画像から商品コードを特定し、さらにこの商品コードから目的地を特定して、起点と目的地との相対的位置関係を案内するので、作業員は商品の保管場所を探す必要がなくなり、作業効率が向上する。
とくに、ピッキング作業の起点は固定されておらず、作業員は任意の起点を選んでその場所ラベルを撮影すればよいので、固定された起点と現在地との位置関係を考慮する必要がなく、作業効率が向上する。
また、商品コードごとに出荷総数と出荷数の総和との比較を行い、結果に応じて異なる情報を出力するので、ピッキング作業が正常に終了したか否かを容易に知ることができる。
また、ウェアラブル端末20が撮影手段24を備えており、商品コードおよび保管場所の入力は商品および場所ラベルを撮影するだけで実行可能となっている。したがって、作業員が商品コードや保管場所をメモ帳に記入したりキーボードやタッチパネルから入力する必要がなく、作業効率が向上する。
また、ウェアラブル端末20は音声入力手段25を備えており、出荷数の入力は、個数を発声するだけで実行可能となっている。したがって、作業員が個数をメモ帳に記入したりキーボードやタッチパネルから入力する必要がなく、作業効率が向上する。
しかしながら、キーボードやタッチパネルから入力することを妨げるものではない。出荷数の入力は、音声以外に、キーボードやタッチパネルからの数字入力や数を示す画像の読取からによる数字入力などで対応することができる。この場合には、ウェアラブル端末20は音声を入力するための手段を備えないものであってもよい。
また、2回目以降のピッキング処理では、直前のピッキング場所が起点となるので、次にピックすべき商品までの道順を次々に案内することができ、利便性が向上する。とくに、2回目以降のピッキング処理では、場所ラベルを1回撮影することにより、その場所での在庫数の処理と、次の案内のための起点場所コードの取得とを同時に行うことができるので、作業効率がさらに向上する。
上述の実施の形態1において、次のような変形を施すことができる。
ステップS2、4、6、8、9、12、22、24、25、28、30、32、33、36、37は、作業支援サーバ10およびウェアラブル端末20のいずれによって実行されてもよい。
ステップS3〜S8の実行順序は、論理的に実行可能な範囲で任意に入れ替え可能である。たとえば、ステップS6はステップS5の後に実行する必要があるが、ステップS5およびS6はステップS7およびS8の後に実行されてもよい。
同様に、ステップS27〜S32の実行順序は、論理的に実行可能な範囲で任意に入れ替え可能である。たとえば、ステップS30はステップS29の後に実行する必要があるが、ステップS29およびS30はステップS31およびS32の後に実行されてもよい。
在庫数の管理が不要である場合(たとえば1つの保管場所に最大で1つの商品しか保管できない場合等)には、出荷総数および出荷数の入力処理は省略してもよい。その場合には、保管場所ごとの出荷数を入力するための処理(たとえばステップS29およびS30)は省略可能である。この場合、ステップS33では、総和を計算して比較する代わりに、ステップS22において取得されたすべての商品コードに対し、商品コードの取得(ステップS28)および場所コードの取得(ステップS31)が実行されたか否かを判定してもよい。また、在庫数を取得する処理(ステップS36)は不要であり、在庫数を更新する処理(ステップS37)は、当該商品が出荷済みであることを示すフラグを出力する処理であってもよい。
作業支援サーバ10およびウェアラブル端末20は、出荷作業を支援する機能を持つものであればよく、入荷作業については支援する機能を持つ必要はない。すなわち、図9の処理は実行しないものであってもよい。この場合には、在庫情報D3を作成するための方法は当業者が適宜決定することができる。そのような場合には、図10のステップS20の前に、在庫情報D3に対応する情報(たとえば、少なくとも1つの場所と、少なくとも1種類の商品とについて、場所を特定する場所コードと商品を特定する商品コードとを関連付ける情報)を記憶する、事前記憶ステップが設けられてもよい。
10 作業支援サーバ、20 ウェアラブル端末(出荷作業支援端末)。

Claims (5)

  1. 入荷日時と、商品コードと、場所コードとの組を含む、管理対象特定情報を記憶するステップと、
    出荷に係る商品の種類を特定する商品コードを少なくとも1つ表す、商品コード画像の入力を受け付けるステップと、
    前記商品コードを、前記商品コード画像に基づいて取得するステップと、
    場所画像の入力を受け付けるステップと、
    前記場所画像に基づいて起点場所コードを取得するステップと、
    前記商品コードに関連付けられた目的地場所コードを取得するステップであって、
    前記商品コードに関連付けられた目的地場所コードを取得する前記ステップは、
    ‐当該商品コードを含む1つ以上の管理対象特定情報を特定するステップと、
    ‐複数の前記管理対象特定情報が特定された場合に、特定された管理対象特定情報のそれぞれについて、前記起点場所コードと、当該管理対象特定情報に含まれる場所コードとに基づいて、距離を計算するステップと、
    ‐複数の前記管理対象特定情報が特定された場合に、特定された前記管理対象特定情報のうちから、前記入荷日時と、計算された前記距離とに基づいて、1つの前記管理対象特定情報を選択するステップと、
    ‐特定されまたは選択された1つの管理対象特定情報に含まれる場所コードを、前記目的地場所コードとして取得するステップと
    を備える、前記商品コードに関連付けられた目的地場所コードを取得するステップと、
    前記起点場所コードによって特定される場所と、前記目的地場所コードによって特定される場所との相対的位置関係を表す情報を出力するステップと、
    を備える、出荷作業支援方法であって、
    前記商品コード画像は、さらに各前記商品コードについて前記商品の出荷総数を表し、
    前記出荷作業支援方法は、
    前記出荷総数を、前記商品コード画像に基づいて取得するステップと、
    出荷に係る商品を表す商品画像の入力を受け付けるステップと、
    前記商品コードを前記商品画像に基づいて取得する、商品コード取得ステップと、
    少なくとも1つの場所について、その場所に係る前記商品の出荷数を取得するステップと、
    各場所に係る出荷数の総和と、前記出荷総数とを比較するステップと、
    各場所に係る出荷数の総和と、前記出荷総数との比較結果に応じて異なる情報を出力するステップと
    を備える、出荷作業支援方法。
  2. 前記1つの前記管理対象特定情報を選択する前記ステップは、
    所定の基準に基づき、入荷日時が古い前記管理対象特定情報を選択するステップと、
    選択された入荷日時が古い前記管理対象特定情報のうち、計算された前記距離が最も小さいものを、前記1つの前記管理対象特定情報として選択するステップと、
    を備える、
    請求項1に記載の出荷作業支援方法。
  3. 少なくとも1つの前記管理対象特定情報について、その管理対象特定情報に係る出荷数の入力を受け付けるステップと、
    前記管理対象特定情報に係る出荷数に基づき、各前記管理対象特定情報に関連付けられた在庫数を更新する情報を出力するステップと
    をさらに備える、請求項1または2に記載の出荷作業支援方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の各ステップを実行する、持ち運び可能な出荷作業支援端末。
  5. 請求項1〜のいずれか一項に記載の各ステップをコンピュータに実行させる出荷作業支援プログラム。
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