JP6218017B2 - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
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この複写機100は、自動原稿搬送装置59や、原稿読取部58や画像形成部50や給紙部52などを備えている。自動原稿搬送装置59は、原稿トレイ59aに載置された原稿束から原稿を1枚ずつ分離して原稿読取部58上のコンタクトガラスに自動給紙するものである。原稿読取部58は、自動原稿搬送装置59によってコンタクトガラス上に搬送された原稿を読み取るものである。画像形成部50は、給紙部52から給紙された記録材であるシートに対して、原稿読取部58によって読み取った原稿画像に基づいて画像を形成する画像形成手段である。給紙部52は、複数枚のシートが積層されたシート束1を収容していて、このシート束1からその最上位に位置する最上位シート1aを画像形成部50に給紙する。
各ブラケット12を回転自在に支持する支持軸14の一端には、従動第1プーリ26aと、駆動第2プーリ26bとが固定されている。下流側張架ローラ5の一端には従動第2プーリ25が固定されており、従動第1プーリ26aと従動第2プーリ25とには、従動タイミングベルト28が巻き掛けられている。
図10、図11において、吸着分離ユニット110を揺動させる揺動機構は、ブラケット112、回転ギヤ113、回動軸114、回転ギヤ115及び回転モータ117などを有している。
本実施形態のシート搬送装置200は、シートの吸着ベルト2への巻き付きを検知する巻き付き検知センサ73を有している。巻き付き検知センサ73は、吸着ベルト2の上面と対向するように、ブラケット12に締結されたセンサ支持部材72に取り付けられている。巻き付き検知センサ73は、どのシート幅にも対応できるようにベルト幅に対し、中央に配置されている。巻き付き検知センサ73は、シートの有無を検知するセンサであり、反射型光学センサなどを用いることができる。巻き付き検知センサ73はベルトのある1点を計測するものでも、ある一定の幅を計測するものでもどちらでも良い。
図15は、本実施形態のシート搬送装置200の動作フロー図であり、図16は、本実施形態のシート搬送装置200の動作を説明する説明図である。
上述と同様にして、吸着ベルト2を無端移動させながら、帯電部材3を介して交番電圧を印加して、吸着ベルト2を帯電させる(S1)。吸着ベルト2への帯電が完了したら、吸着ベルト2の無端移動を停止して吸着分離ユニット110の下降を開始(S2)する。図16(a)に示すように、吸着ベルト2のシート束1と対向する対向面である吸着ベルト2の下面がシート束の最上位シートと接触したら、吸着分離ユニット110の下降を停止する(S3)。吸着ベルト2にシート束1の最上位シーが吸着したら、吸着分離ユニットの上昇を開始(S4)し、吸着ベルト2が搬送位置に到達したら、上昇を停止する(S5)。そして、図16(b)に示すように、搬送ローラ対9、吸着ベルト2を回転駆動させて、最上位シート1aの搬送を開始する(S6)。
図18は、変形例1のシート搬送装置200Aの概略構成図であり、図19は、図18のA2方向から見た図であり、図20は、図18のB2方向から見た図である。
この変形例1のシート搬送装置200Aは、吸着ベルト2に巻き付いたシートを剥がすための分離爪75を設けている。分離爪75は、吸着ベルト2の搬送位置よりも上方の位置に配置されている。また、分離爪は、吸着ベルト2の上流側張架ローラ6に巻き付いている箇所に接触するように、配置されている。
図19、図20に示すように分離爪75は、給紙カセット11の両側板80に締結された爪支持部材74に締結されている。
図21(a)に示すように、上述と同様に、吸着ベルト2を吸着位置まで下降させて、吸着ベルトに最上位シートを吸着させた後、吸着ベルト2を、図21(b)に示す搬送位置まで上昇させる。吸着ベルト2を、搬送位置まで上昇させたら、吸着ベルト2、搬送ローラ対9を回転駆動させて、吸着ベルト2に吸着したシート1aを搬送する。図21(c1)に示すように、吸着ベルト2に吸着したシート1aの先端が、下流側張架ローラ5の曲率により分離した場合、巻き付き検知センサ73により巻き付きが検知されることなく正常に搬送される。
図22は、変形例2のシート搬送装置200Bの概略構成図であり、図23は、図22のA3方向から見た図であり、図24は、図22のB3方向から見た図である。
先の変形例1のシート搬送装置200Aにおいては、吸着ベルト2の分離位置を精度よく制御しないと、分離爪75が吸着ベルト2に接触しなかったり、分離爪75が吸着ベルト2に強く当ったりしてしまう。分離爪75が吸着ベルト2に接触しなかった場合は、分離爪75で巻き付いたシートを分離できないおそれがある。また、分離爪75が強く吸着ベルト2に当ると、吸着ベルト2が分離爪75により傷ついてしまう場合もある。
この変形例2においても、図25(c2)に示すように、巻き付き検知センサ73が、シート1aの巻き付きを検知したら、吸着ベルト2、搬送ローラ対9の回転駆動を停止し、図25(d)に示すように、吸着ベルト2を搬送位置から分離位置へ移動させる。この変形例2では、吸着ベルト2が分離位置に到達する前に、分離爪75が吸着ベルト2に当接する。そして、分離爪75が、バネ84の付勢力に抗して持ち上げられた後、吸着ベルト2が、分離位置で停止する。これにより、分離爪75を、確実に吸着ベルト2に接触させることができる。また、分離爪75が固定されている場合に比べて、吸着ベルト2に対する接触圧の増加を抑えることができ、吸着ベルト2に傷がつくのを抑制することができる。
(態様1)
複数の張架ローラにより張架され、積載されたシート束1の上面に対向配置された回転可能な無端状の吸着ベルト2と、シート束1の最上位シート1aを吸着ベルト2に吸着させる帯電部材3などの吸着手段とを備え、吸着ベルト2を無端移動させて、吸着ベルト2に吸着した最上位シートを搬送し、下流側張架ローラ5などのシート搬送方向最下流の張架ローラの曲率により最上位シート1aを吸着ベルト2から分離するシート搬送装置200において、最上位シート1aの吸着ベルト2への巻き付きを検知する巻き付き検知センサ73などの巻き付き検知手段と、巻き付き検知手段が巻き付きを検知したとき、吸着ベルト2に巻き付いた最上位シート1aを吸着ベルト2から剥がす剥がし手段とを備えた。
態様1によれば、本実施形態で説明したように、吸着ベルト2の巻き付きによる紙ジャムが発生した際、ユーザーは、剥がし手段により吸着ベルト2から剥がされたシートを取り除けばよい。よって、吸着ベルト2に巻き付いたシートを剥がし取る場合に比べて、ジャム処理作業を簡素化することができる。また、吸着ベルト2から剥がれたシートを取り除くので、吸着ベルト2に巻き付いたシートを取り除く場合に比べて、ユーザーが吸着ベルト2に触れるのを抑制することができる。これにより、吸着ベルト2の傷つきを抑制することができる。
(態様1)において、剥がし手段は、巻き付き検知センサ73などの巻き付き検知手段が巻き付きを検知したとき、吸着ベルト2を、最上位シート1aを搬送するときの無端移動方向と逆方向に無端移動させるよう制御する制御部90などの制御手段を備える。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、シートの吸着ベルト2に吸着した部分が、シート搬送方向とは逆方向に搬送される。そして、シートの吸着ベルト2に吸着している部分は、上流側張架ローラ6の曲率によりシートを吸着ベルト2から剥がされていく。また、上流側張架ローラ6の曲率で剥がれずに、上流側張架ローラに巻き付いた場合でも、次のようにして、シートは吸着ベルト2から剥がれる。すなわち、吸着ベルト2は、シートのシート搬送方向全域にわたってシートを吸着しているわけではなく、シートのシート搬送方向下流側の部分のみを吸着している。従って、シートの上流側の部分は、吸着ベルト2には吸着しておらず、シート束に載った状態となっている。ここで、シートの吸着ベルト2に吸着した部分が、上流側張架ローラ6の曲率で分離せず、上流側張架ローラ6に巻き付いた場合、その巻き付いた部分が、シート束から離間する方向に持ち上げられるような形となり、シートが屈曲した状態となる。その結果、シートに吸着ベルト2から剥がれる方向に復元力が働き、シートを吸着ベルト2から剥がすことができる。このように、吸着ベルト2を、最上位シート1aを搬送するときの無端移動方向と逆方向に無端移動させることで、最上位シート1aの吸着ベルト2に吸着した部分を吸着ベルト2から剥がすことができる。これにより、ユーザーは、吸着ベルト2から剥がれたシートを除去すればよく、吸着ベルト2に吸着したシートを剥がす場合に比べて、容易にジャム処理を行うことができる。
また、(態様2)において、剥がし手段は、巻き付き検知センサ73などの巻き付き検知手段が巻き付きを検知したとき、吸着ベルト2に接触して吸着した最上位シート1aを分離させる分離爪75を備える。
かかる構成を備えることで、変形例1で説明したように、吸着ベルト2を無端移動させると、吸着ベルト2に吸着したシートが、分離爪75の吸着ベルト2との接触位置へ搬送される。これにより、吸着ベルト2に吸着したシートが分離爪75により吸着ベルト2から剥がされる。ユーザーは、吸着ベルト2から剥がれたシートを除去すればよく、吸着ベルト2に吸着したシートを剥がす場合に比べて、容易にジャム処理を行うことができる。
なお、(態様2)のように、吸着ベルト2を、最上位シート1aを搬送するときの無端移動方向と逆方向に無端移動させた場合は、上流側張架ローラの曲率やシートの屈曲によりはがれなかったシートを分離爪75で剥がすことができる。特に、変形例1で、説明したように、シート搬送方向に短く、吸着ベルト2に吸着していない部分が少ないシートで、シートの屈曲による分離力が期待できない場合でも、上記分離爪75を設けた構成とすることで、確実に、吸着ベルト2からシートを剥がすことができる。
また、(態様3)において、シート束1と吸着ベルト2とが接触関係にあり、シート束1の最上位シート1aを吸着ベルト2に吸着させる吸着位置関係と、シート束1と吸着ベルト2とが離間関係にあり、吸着ベルト2に吸着した最上位シート1aを搬送する搬送位置関係とを選択的に取りうるように、吸着ベルト2およびシート束1の少なくとも一方を移動させる揺動機構120などの移動手段を備え、剥がし手段は、巻き付き検知センサ73などの巻き付き検知手段が巻き付きを検知したとき、移動手段を制御して、吸着ベルト2とシート束1とが搬送位置関係よりもさらにシート束1から離間する関係にあり、分離爪75が吸着ベルト2に接触する剥がし位置関係へ吸着ベルト2を移動させる。
かかる構成を備えることで、巻き付いたシートを吸着ベルト2から剥がすときにのみ、分離爪75を、吸着ベルト2に接触させることができ、分離爪75による吸着ベルト2の傷つきや磨耗を抑えることができる。また、分離爪75を移動させて、吸着ベルト2に接触させるように構成する場合に比べて、部品点数を削減でき、装置のコストダウンを図ることができる。
(態様3)または(態様4)において、分離爪75を吸着ベルト2に対して接離する方向に移動可能に保持するホルダ82と、ホルダ82に保持された分離爪75を吸着ベルト2に向けて付勢するバネ84などの付勢手段とを設けた。
かかる構成を備えることで、変形例2で説明したように、分離爪75が吸着ベルト2に接触してからさらに吸着ベルトを移動させて、分離爪75が確実に吸着ベルトに接触するようにしても、分離爪75と吸着ベルト2との接触圧が過剰に高まるのを抑制することができる。これにより、吸着ベルト2が分離爪75により傷つけられるのを抑制することができる。
また、(態様3)乃至(態様5)いずれかにおいて、分離爪75を吸着ベルト2の幅方向に複数設けた。
かかる構成を備えることで、変形例2で説明したように、分離爪75が接触する位置で、シート1aの幅方向全体を吸着ベルト2から分離させることができる。これにより、吸着ベルト2から分離したシート1aにシワなどが生じず、再利用することができる。
また、(態様1)乃至(態様6)いずれかにおいて、巻き付き検知センサ73などの巻き付き検知手段は、シートの有無を検知するものであって、吸着ベルト2のシート束と対向する対向面以外の箇所と対向するように配置した。
このように、巻き付き検知手段を、吸着ベルト2のシート束と対向する対向面以外の箇所と対向するように配置することで、実施形態で説明したように、シートの巻き付きを検知することができる。
また、シートに画像を形成する画像形成部50などの画像形成手段と、積載されたシート束から最上位シートを分離し、画像形成手段へ最上位シートを搬送するシート搬送装置200などのシート搬送手段とを備えた複写機100などの画像形成装置において、シート搬送手段として、(態様1)乃至(態様7)いずれかのシート搬送装置を有する。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、ユーザのジャム処理作業を簡素化することができる。
1a 最上位シート
1b 2番目のシート
2 吸着ベルト
3 帯電部材
4 帯電電源
5 下流側張架ローラ
6 上流側張架ローラ
7 底板
8 支持部材
9 搬送ローラ対
10 ガイド部材
11 給紙カセット
12 ブラケット
12a 上流側長穴
12b 押し部材用長穴
13 ラックギヤ部
14 支持軸
15 ピニオンギヤ
16 回転軸
20 ハウジング
20a ハウジング本体部
20b 軸孔部
20c 固定用ビス
21 スプリング
22 軸受
23 リブ
24a モータ軸
24 駆動モータ
25 従動第2プーリ
26a 従動第1プーリ
26b 駆動第2プーリ
27 駆動第1プーリ
28 従動タイミングベルト
29 駆動タイミングベルト
30 揺動モータ
30a モータ軸
31 モータギヤ
32 従動ギヤ
35 剥がし部材
36 シート検知センサ
41 下端
41a 下端面
45 下流側長穴
46 バネ
47 従動プーリ
48 第1タイミングベルト
49 第2タイミングベルト
50 画像形成部
52 給紙部
53 レジストローラ
54 転写装置
55 定着装置
56 排紙ローラ対
57 排紙トレイ
58 原稿読取部
59a 原稿トレイ
59 自動原稿搬送装置
61 感光体
62 帯電装置
63 レーザー光
64 現像装置
65 感光体クリーニング装置
70 補強部材
72 支持部材
73 巻き付き検知センサ
75 分離爪
80 両側板
82 ホルダ
84 バネ
90 制御部
91 操作表示部
100 複写機
103 電極部材
110 吸着分離ユニット
112 ブラケット
113 回転ギヤ
114 回動軸
115 回転ギヤ
116 モータ軸
117 回転モータ
120 揺動機構
130 駆動機構
140 シート検知手段
142 軸
143 透過型光学センサ
143a 受光部
143b 発光部
144 フィラー
200 シート搬送装置
Claims (8)
- 複数の張架ローラにより張架され、積載されたシート束の上面に対向配置された回転可能な無端状の吸着ベルトと、
前記シート束の最上位シートを前記吸着ベルトに吸着させる吸着手段とを備え、
前記吸着ベルトを無端移動させて、該吸着ベルトに吸着した前記最上位シートを搬送し、シート搬送方向最下流の張架ローラの曲率により最上位シートを前記吸着ベルトから分離するシート搬送装置において、
前記最上位シートの前記吸着ベルトへの巻き付きを検知する巻き付き検知手段と、
前記巻き付き検知手段が巻き付きを検知したとき、前記吸着ベルトに巻き付いた最上位シートを吸着ベルトから剥がす剥がし手段とを備え、
前記剥がし手段は、前記巻き付き検知手段が巻き付きを検知したとき、前記吸着ベルトを、最上位シートを搬送するときの無端移動方向と逆方向に無端移動させるよう制御する制御手段を備えることを特徴とするシート搬送装置。 - 請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記剥がし手段は、前記巻き付き検知手段が巻き付きを検知したとき、前記吸着ベルトに接触して吸着した最上位シートを分離させる分離爪を備えることを特徴とするシート搬送装置。 - 請求項2に記載のシート搬送装置において、
前記シート束と前記吸着ベルトとが接触関係にあり、前記シート束の最上位シートを前記吸着ベルトに吸着させる吸着位置関係と、前記シート束と前記吸着ベルトとが離間関係にあり、前記吸着ベルトに吸着した最上位シートを搬送する搬送位置関係とを選択的に取りうるように、前記吸着ベルトおよび前記シート束の少なくとも一方を移動させる移動手段を備え、
前記剥がし手段は、前記巻き付き検知手段が巻き付きを検知したとき、前記移動手段を制御して、前記吸着ベルトと前記シート束とが前記搬送位置関係よりもさらにシート束から離間する関係にあり、前記分離爪が前記吸着ベルトに接触する剥がし位置関係へ前記吸着ベルトを移動させることを特徴とするシート搬送装置。 - 複数の張架ローラにより張架され、積載されたシート束の上面に対向配置された回転可能な無端状の吸着ベルトと、
前記シート束の最上位シートを前記吸着ベルトに吸着させる吸着手段とを備え、
前記吸着ベルトを無端移動させて、該吸着ベルトに吸着した前記最上位シートを搬送し、シート搬送方向最下流の張架ローラの曲率により最上位シートを前記吸着ベルトから分離するシート搬送装置において、
前記最上位シートの前記吸着ベルトへの巻き付きを検知する巻き付き検知手段と、
前記巻き付き検知手段が巻き付きを検知したとき、前記吸着ベルトに巻き付いた最上位シートを吸着ベルトから剥がす剥がし手段と、
前記シート束と前記吸着ベルトとが接触関係にあり、前記シート束の最上位シートを前記吸着ベルトに吸着させる吸着位置関係と、前記シート束と前記吸着ベルトとが離間関係にあり、前記吸着ベルトに吸着した最上位シートを搬送する搬送位置関係とを選択的に取りうるように、前記吸着ベルトおよび前記シート束の少なくとも一方を移動させる移動手段とを備え、
前記剥がし手段は、前記巻き付き検知手段が巻き付きを検知したとき、前記吸着ベルトに接触して吸着した最上位シートを分離させる分離爪を備え、前記巻き付き検知手段が巻き付きを検知したとき、前記移動手段を制御して、前記吸着ベルトと前記シート束とが前記搬送位置関係よりもさらにシート束から離間する関係にあり、前記分離爪が前記吸着ベルトに接触する剥がし位置関係へ前記吸着ベルトを移動させることを特徴とするシート搬送装置。 - 請求項2乃至4いずれかに記載のシート搬送装置において、
前記分離爪を前記吸着ベルトに対して接離する方向に移動可能に保持するホルダと、
前記ホルダに保持された分離爪を前記吸着ベルトに向けて付勢する付勢手段とを設けたことを特徴とするシート搬送装置。 - 請求項2乃至5いずれかに記載のシート搬送装置において、
前記分離爪を前記吸着ベルトの幅方向に複数設けたことを特徴とするシート搬送装置。 - 請求項1乃至6いずれかに記載のシート搬送装置において、
前記巻き付き検知手段は、シートの有無を検知するものであって、前記吸着ベルトの前記シート束と対向する対向面以外の箇所と対向するように配置したことを特徴とするシート搬送装置。 - シートに画像を形成する画像形成手段と、
積載されたシート束から最上位シートを分離し、前記画像形成手段へ該最上位シートを搬送するシート搬送手段とを備えた画像形成装置において、
前記シート搬送手段として、請求項1乃至7いずれかに記載のシート搬送装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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