JP6217284B2 - 回転試験装置 - Google Patents

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Description

本発明は、回転試験装置に係わり、より詳しくは、転がり軸受の外輪を回転させて、前記転がり軸受の寿命等の特性を確認する、転がり軸受用の回転試験装置に関する。
ステンレス鋼板等の硬質の鋼板の圧延にはクラスターミル等の多段圧延機が用いられる。クラスターミルは小径のワークロールを中間ロールを介してバックアップロールで支持する構造になっている。前記バックアップロールとして、外輪の外周が前記中間ロールの外周に直接転がり接触する転がり軸受がある。(特許文献1参照)
上述の転がり軸受用の回転試験装置として、外輪の外周を転がり接触によって駆動する図3に示す構造の回転試験装置がある。
特開平2004−28217号公報
図3に示す構造の回転試験装置100は転がり軸受110の軸受寿命や、外輪111の外輪外周111bの耐久性を確認する回転試験装置である。回転試験装置100において、転がり軸受110は、軸線が、駆動ロール130の中心から荷重方向に延びる直線上を通り、駆動ロール130の軸線と平行に配置され、軸受支持部140に配置された固定軸141に内輪112が固定されている。
駆動ロール130はロール外周131が、転がり軸受110の外輪外周111bに接し、転がり接触によって転がり軸受110の外輪111を回転させる。また、駆動ロール130は油圧シリンダー150によって、図中下方に押下げられ、転がり軸受110の外輪111に負荷を与える。
前述のごとく、図3に示す構造の従来の回転試験装置100は、1個の駆動ロール130で1個の転がり軸受110の回転、負荷を行うため、1台の回転試験装置で1個の転がり軸受110の回転試験しか実施できず、効率が悪い。また、同時に、2個の転がり軸受110の回転試験を行うには、2台の回転試験装置100が必要になり、設置には大きなスペースが必要である。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたもので、小型で効率よく転がり軸受の寿命等を確認する回転試験装置を提供することを目的としている。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、回転輪としての外輪および固定輪としての内輪を有する転がり軸受の寿命等を確認する、転がり軸受用の回転試験装置であって、外周を前記外輪の外周に接し、前記外輪を駆動するとともに、前記転がり軸受に荷重を負荷する駆動ロールを有し、前記転がり軸受を支持する2個の軸受支持部が荷重方向に離れて配置され、前記駆動ロールが2個の前記軸受支持部に支持された2個の前記転がり軸受のそれぞれの前記外輪を同時に駆動することである。
本発明の回転試験装置によれば、1個の駆動ロールのみで、同時に2個の前記転がり軸受の駆動と負荷を行うことができる。このため前記転がり軸受用の回転試験を効率的に実施できる。また、2台の回転試験装置を使用する場合にくらべ、小さなスペースに設置が可能である。
上記の課題を解決するため、請求項2に係る発明の構成上の特徴は、2個の前記転がり軸受の中心は、前記駆動ロールの中心から荷重方向に対して、それぞれ一方側に60°以上傾いた線上、他方側に60°以上傾いた線上に配置されたことである。
本発明の回転試験装置によれば、前記駆動ロールの外周と2個の前記転がり軸受のそれぞれの外周との接点におけるそれぞれの前記転がり軸受の半径方向の負荷は、前記駆動ロール荷重方向の荷重より大きくなる。すなわち、1個の前記駆動ロールによって、1個の前記転がり軸受に与える負荷と同等の負荷を2個の前記転がり軸受に負荷することができる。
本発明によれば、小型で効率よく転がり軸受の寿命等を確認する回転試験装置を提供することができる。
本発明の実施形態の回転試験装置の構成を説明する説明図である。 図1に示す本発明の実施形態の回転試験装置のA−A断面図である。 従来の回転試験装置の構成を説明する説明図である。
この発明の実施形態の回転試験装置を、以下図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態の回転試験装置の構成を説明する説明図である。図2は図1に示す本発明の実施形態の回転試験装置のA−A断面図である。
転がり軸受10は、図2に示すように外周に外輪外周11b、内周に外輪軌道11aが形成された外輪11と、外周に内輪軌道12aを有する内輪12と、外輪軌道11aと内輪軌道12aの間に転動自在に配置された転動体としての複数のころ13と、複数のころ13を保持する保持器14と、外輪11および内輪12の間に配置された2個のシール部材15と、で構成されている。
図1に示す回転試験装置1は転がり軸受10の軸受寿命等の耐久性を確認する回転試験装置である。
図1の上下方向は実際の回転試験装置の垂直方向上下方向を示している。以下垂直方向上下方向を上下方向、垂直方向上方向を上方向、垂直方向下方向を下方向と称する。また、図1の下方向白抜き矢印は荷重方向を示している。
図1、図2に示すように、回転試験装置1は本体部20と、本体部20に上下に移動可能に取付けられた駆動ロール30と、駆動ロール30下方の本体部20に離れて取付けられ、それぞれ試料としての転がり軸受10を支持する2個の軸受支持部40と、駆動ロール30を圧下するロール圧下手段としての油圧シリンダー50と、駆動ロール30を回転させる回転駆動手段60と、転がり軸受10の状態を測定する測定手段70と、で構成される。
本体部20は台座部21と、台座部21に垂直に固定された柱部22と、柱部22の上端部から水平に延びるアーム部23と、柱部22の上下方向中間部に取付けられたロール支持部24とを有している。ロール支持部24は上下方向に移動可能に柱部22に案内されている。
ロール支持部24は下方向端部に、駆動ロール30を軸線方向両側から支持する2個のハウジング部25を有し、2個のハウジング部25には、水平方向同一軸線上にそれぞれロール支持軸受26が配置されている。ロール支持部24は柱部22に接して上下方向に移動可能に配置されている。
駆動ロール30は炭素鋼等の鋼材からなり、円筒形状に形成されている。駆動ロール30の中心部には、軸線方向両側に突出する軸部32が、軸線方向に貫通して固定されている。軸部32の両側突出部はそれぞれロール支持軸受26に回転自在に支持され、軸部32の一方側の突出部はロール支持軸受26より駆動ロール30と反対側にさらに突出し、駆動用のプーリー33が外嵌して固定されている。
軸受支持部40は方形の基部41と基部41の上面に転がり軸受1を収容する空間をはさんで、対峙して配置された2箇所の耳部42と、軸受支持軸43と、を有している。
耳部42は、上方端部に軸受支持軸43を収容する、矩形の軸受溝44が上方に開放して形成されている。
軸受支持軸43は、軸線方向中間部に転がり軸受10の内輪12が外嵌された嵌合部43a、嵌合部43aの両側端部側に支持部43bを有し、それぞれ支持部43bは軸線に平行な同一平面上に平面43cを有している。転がり軸受10が組付けられた軸受支持軸43はそれぞれの平面43cを両側の耳部42の軸受溝44の底面に接して耳部42の軸受溝44に駆動ロール30の軸線と平行に収容されている。
転がり軸受10が軸受支持軸43に組みこまれた2個の軸受支持部40は、転がり軸受10の軸線が、駆動ロール30の軸線に直角な面に配置されるとともに、駆動ロール30の軸線から荷重方向に向く線に対してそれぞれ一方側にα、他方側にβ傾いた線上に位置する様に配置され、台座部21に固定されている。本実施形態においてα=60°、β=60°である。
油圧シリンダー50は、これのロット51が下方向に向けて本体部20のアーム部23に垂直に固定され、図示しない油圧発生装置より供給される油圧によって、ロット51を押し下げ、駆動ロール30を支持するロール支持部24を本体部20の柱部22に沿って荷重方向へ圧下する。
回転駆動手段60はモーター61と、ベルト62、アイドルプーリー63とを有し、ベルト62をモーター軸とプーリー33とアイドルプーリー63とに巻き掛け、駆動ロール30に回転を与えている。アイドルプーリー63は、柱部22に上下方向に移動可能に支持され、かつ下方向へ弾性力が付与され、プーリー33の位置の変化に応じて上下するようになっている。
図2に示すように転がり軸受10の振動、温度等の状態量を測定する測定手段70は、軸受支持軸43の端部に固定されたセンサー71と、図示しない演算、表示部と、センサー71と演算、表示部とを結ぶコード72とで構成されている。
前述の構成によって、2個の転がり軸受10はそれぞれの軸線が、駆動ロール30の軸線に直角な面に配置されるとともに、駆動ロール30の軸線から荷重方に向く線に対してそれぞれ一方側に60°、他方側に60°傾いた線上に、駆動ロール30の軸心と平行に配置されている。すなわち駆動ロール30の外周31と、転がり軸受10の外輪外周11bは、駆動ロール30の軸線に直角な面において、駆動ロール30の軸線から荷重方に向く線に対してそれぞれ一方側に60°、他方側に60°傾いた線上で接触する。
この状態で、駆動ロール30の圧下によって、2個の転がり軸受10に、荷重を与えると同時に、駆動ロール30の回転によって、駆動ロール30の外周31と、2個の転がり軸受10の外輪外周11bとの摩擦により転がり軸受10の外輪11に回転を与えることができる。このとき、駆動ロール30と、2個の転がり軸受10のそれぞれの外輪外周11bとの接触点に作用する力Pは、圧下による荷重方向の力をFとすると、P=(F/2)/cos60°となる。すなわちP=Fとなり、それぞれの転がり軸受10の外輪外周11bとの接触点に作用する力Pは、圧下による荷重方向の力Fに等しい。
上述のごとく本実施形態の回転試験装置1によると、2個の転がり軸受10に同時に荷重方向の力Fに等しい力Pを負荷し、回転させ、2個の転がり軸受10の振動、温度等の状態量を測定することにより、2個転がり軸受10の寿命等を確認することが可能である。すなわち、本実施形態の回転試験装置1は従来2台の回転試験機装置が必要であった2個の転がり軸受の寿命等を確認する回転試験を、1台で実施でき、小型化、効率化が図られている。
上述の実施形態では、2個の軸受支持部40は、2個の転がり軸受1の軸線が、駆動ロール30の軸線に直角な面において、駆動ロール30の軸線から荷重方に向く線に対してそれぞれ一方側にα、他方側にΒ傾いた線上に位置する様に配置され、α=60°、β=60°であるが、この発明では、α、βは60°以外の角度であってもよい。
上述の実施形態では、荷重方向は垂直であるが、この発明では、荷重方向は水平等他の方向であってもよい。
上述の実施形態では、駆動ロール30を圧下するロール圧下手段は油圧シリンダー50であるが、この発明では、圧下手段はコイルばね等の手段であってもよい。
上述の実施形態では、2個の転がり軸受10は転動体が円筒ころである円筒ころ軸受であるが、この発明では、2個の転がり軸受10は転動体が円すいころである円すいころ軸受等他の形式の転がり軸受であってもよい。
本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは当然である。
1、100 ‥ 回転試験装置
10、110 ‥ 転がり軸受
11、111 ‥ 外輪
12、112 ‥ 内輪
20、120 ‥ 駆動ロール
30、130 ‥ 軸受支持部

Claims (2)

  1. 回転輪としての外輪および固定輪としての内輪を有する転がり軸受の寿命等を確認する、回転試験装置であって、
    外周を前記外輪の外周に接し、前記外輪を駆動するとともに、前記転がり軸受に荷重を負荷する駆動ロールを有し、
    前記転がり軸受を支持する2個の軸受支持部が荷重方向に離れて配置され、
    前記駆動ロールが前記2個の軸受支持部に支持された2個の前記転がり軸受のそれぞれの前記外輪を同時に駆動することを特徴とする回転試験装置。
  2. 2個の前記転がり軸受の中心は、前記駆動ロールの中心から荷重方向に対して、それぞれ一方側に60°以上傾いた線上、他方側に60°以上傾いた線上に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の回転試験装置。
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