JP6217257B2 - Dc/dcコンバータ及び電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、並列接続された複数のDC/DCコンバータを備えた電源装置と、そのような電源装置のためのDC/DCコンバータとに関する。
携帯機器は、その高性能化及び高機能化にともない、より小型化することが求められるとともに、より大きな電力が必要とされている。このため、携帯機器に搭載されるDC/DCコンバータ(以下、「コンバータ」と略す)は、より小さく、大電力を扱うことができ、高効率であることが求められている。
この課題の解決策の候補として、複数のコンバータを並列接続するマルチフェーズ電源技術が既に知られている。マルチフェーズ電源技術を用いた電源装置によれば、複数のコンバータを並列接続し、これらのコンバータのスイッチング動作に所定の位相差を与えて同期させる。複数のコンバータの出力電流を合成することによりリップルを低減できるので、電源装置の出力部に設けるフィルタを構成するために大きな受動素子を用いることが不要になるという利点がある。また、各コンバータに流れる電流は電源装置が単一のコンバータのみからなるときよりも減少するので、各コンバータにおいて回路の損失により発生する熱も減少し、個々のコンバータに対する放熱性能の要件が緩和されるという利点がある。これらの利点により、電源装置の小型化が容易になる。さらに、負荷装置の電力消費量が小さい場合、一部のコンバータを休止させることで、電源装置全体の電力変換効率を向上できるという利点がある。
マルチフェーズ電源技術を用いた電源装置の例として、特許文献1及び2の発明が知られている。例えば特許文献1の発明は、並列接続された複数のDC/DCコンバータを備えたマルチフェーズの電源装置である。その各コンバータは、1つのコンバータのエラーアンプから出力される共通のエラーアンプ信号に基づいて、PWMデューティをそれぞれ決定する。一般に、マルチフェーズ電源装置では、各フェーズで流す電流をより均等化することで、バランスがとれた安定した電源を実現する。特許文献1の発明では、各コンバータが共通のエラーアンプ信号に基づいて動作することにより、各コンバータの動作を外部コントローラから制御することを必要とせずに、各コンバータの出力電流を均等化する。
従来、一般に、並列接続された複数のコンバータを用いる場合には、複数のコンバータの管理及び制御を外部コントローラにより集中的に行うことが必要であった。このため、電源装置の部品点数が増え、コンバータ及び外部コントローラの間の配線も複雑になり、電源装置全体としてはむしろ大型化してしまう傾向があった。従って、並列接続された複数のコンバータを備えた電源装置は、上記の利点にもかかわらず、携帯機器への適用にはふさわしくなかった。
一方、特許文献1の発明のように、各コンバータの動作を外部コントローラから制御することなく、個々のコンバータを連携動作させる手法をとると、部品点数は増えず、構成も簡潔にすることができる。しかしながら、この場合、負荷装置の電力消費量の変動に対する応答が悪くなるという問題があった。その理由を以下に詳細に述べる。
並列接続された複数のコンバータを備えた電源装置では、各コンバータの特性のばらつきにより、出力電圧の目標値を示す基準電圧はコンバータ毎に微妙に異なる。このため、単純に複数のコンバータを並列接続するだけではなく、各コンバータの出力電流をモニタして、出力電流が互いに等しくなるように、各コンバータの基準電圧間の誤差を調整する必要がある。ところが、負荷装置の電力消費量が小さいとき、複数のコンバータのうちの一部を休止させると、休止したコンバータでは出力電流がゼロになる。この場合、休止したコンバータの出力電流が他のコンバータの出力電流と等しくなるように、休止したコンバータの基準電圧を調整することはできない。このため、休止させたコンバータを復帰させた後に、復帰したコンバータの出力電流が既に動作していた他のコンバータの出力電流に等しくなるように、復帰したコンバータの基準電圧を調整するための整定時間が必要になる。このため、並列接続された複数のコンバータを備えた電源装置では、負荷装置の電力消費量が小さいときに一部のコンバータを休止させると、復帰後に必要な整定時間により、負荷装置の電力消費量の変動に対する応答性が悪くなるという問題があった。応答性を犠牲にできないのであれば、常にすべてのコンバータを動作させなければならず、負荷装置の電力消費量が小さいときの電力変換効率が悪くなるという問題があった。
本発明の目的は、並列接続された複数のDC/DCコンバータを備えた電源装置であって、高い電力変換効率を有し、かつ、負荷装置の電力消費量の変動に対する応答性が高い電源装置を提供することにある。
本発明の態様に係る電源装置によれば、
並列接続された複数のDC/DCコンバータを備えた電源装置において、
上記複数のDC/DCコンバータのそれぞれは、
少なくとも1つのスイッチと、
上記電源装置の出力電圧と基準電圧との誤差を表す第1の誤差電圧を発生する第1の誤差検出回路と、
上記第1の誤差電圧に基づいて上記スイッチを駆動する駆動回路と、
上記DC/DCコンバータの出力電流値を検出する電流センサとを備え、
上記複数のDC/DCコンバータは、
上記電源装置の動作中において出力電流を発生する1つのマスタDC/DCコンバータと、
上記電源装置の動作中において出力電流を発生する動作状態と出力電流を発生しない休止状態とを有する少なくとも1つのスレーブDC/DCコンバータとを含み、
上記各スレーブDC/DCコンバータは、
予め決められた第1の基準電圧を発生する基準電圧源と、
上記第1の誤差電圧の目標値である目標誤差電圧を発生する目標誤差電圧発生回路と、
上記第1の誤差電圧と上記目標誤差電圧との誤差を表す第2の誤差電圧を発生する第2の誤差検出回路と、
上記マスタDC/DCコンバータの出力電流値と当該スレーブDC/DCコンバータの出力電流値との誤差を表す第3の誤差電圧を発生する第3の誤差検出回路とをさらに備え、
上記各スレーブDC/DCコンバータの第1の誤差検出回路は、当該スレーブDC/DCコンバータが動作状態にあるとき、上記第1の基準電圧と上記第3の誤差電圧との和に基づく電圧を上記第1の誤差検出回路の基準電圧として使用し、当該スレーブDC/DCコンバータが休止状態にあるとき、上記第1の基準電圧と上記第2の誤差電圧との和に基づく電圧を上記第1の誤差検出回路の基準電圧として使用することを特徴とする。
本発明によれば、並列接続された複数のコンバータを備えた電源装置は、高い電力変換効率を有し、かつ、負荷装置の電力消費量の変動に対する高い応答性を有する。
本発明の実施形態に係る電源装置の構成を示すブロック図である。 図1のDC/DCコンバータ1の詳細構成を示すブロック図である。 図1のDC/DCコンバータ2,3の詳細構成を示すブロック図である。 図2及び図3の誤差検出回路11,21の詳細構成を示す回路図である。 図3の目標誤差電圧発生回路26の詳細構成を示す回路図である。 比較例のDC/DCコンバータ2A,3Aの詳細構成を示すブロック図である。 図1の電源装置の出力電圧Voutの波形を示すグラフである。 図1のDC/DCコンバータ1,2の出力電流Iout1,Iout2の波形を示すグラフである。 図6のDC/DCコンバータ2A,3Aを含む電源装置の出力電圧Voutの波形を示すグラフである。 図6のDC/DCコンバータ2A,3Aを含む電源装置の出力電流Iout1,Iout2の波形を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態に係る電源装置の特徴について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電源装置の構成を示すブロック図である。電源装置は、並列接続された複数のDC/DCコンバータ(以下、「コンバータ」と略す)1〜3、インダクタL1〜L3、及びキャパシタC1を備える。コンバータ1〜3は、電源装置の動作中において常に出力電流を発生する1つのマスタのコンバータ1と、電源装置の動作中において出力電流を発生する動作状態と出力電流を発生しない休止状態とを有する少なくとも1つのスレーブのコンバータ2,3とを含む。コンバータ1〜3は、共通の直流電圧源から入力電圧Vinを取得し、各出力電流Iout1〜Iout3をインダクタL1〜L3を介してキャパシタC1に送る。インダクタL1〜L3及びキャパシタC1はフィルタを構成し、このフィルタにより平滑化された電圧が、電源装置の出力電圧Voutとして負荷装置4に供給される。また、コンバータ1〜3のそれぞれは、その出力電流Iout1〜Iout3の大きさを内部でモニタリングし、さらに、電源装置の出力電圧Voutをモニタリングする。コンバータ1は、コンバータ1の出力電流の大きさを示す信号(例えば電圧信号)Vsense1を、他のコンバータ2,3に送る。スレーブのコンバータ2,3は、その出力電流Iout2,Iout3がマスタのコンバータ1の出力電流Iout1と等しくなるように動作し、これにより、全てのコンバータ1〜3の出力電流Iout1〜Iout3が等しくなる。
図2は、図1のDC/DCコンバータ1の詳細構成を示すブロック図である。コンバータ1は、基準電圧源E1、誤差検出回路11、三角波発生回路12、比較器13、ドライバ回路14、スイッチSW1,SW2、及び電流センサ15を備える。基準電圧源E1は、予め決められた基準電圧Vref1を発生する。誤差検出回路11は、電源装置の出力電圧Voutと基準電圧Vref1との誤差を表す誤差電圧Verror1を発生する。三角波発生回路12は、予め決められた周波数及び振幅を有する三角波を発生する。比較器13は、誤差電圧Verror1と三角波とを比較し、比較結果を示す信号をドライバ回路14に送る。ドライバ回路14は、PWM(Pulse Width Modulation)信号を発生してスイッチSW1,SW2のオン・オフを制御する。従って、比較器13及びドライバ回路14は、誤差電圧Verror1に基づいてスイッチSW1,SW2を駆動する駆動回路として動作する。電流センサ15は、コンバータ1の出力電流Iout1の大きさを検出し、出力電流値に比例した電圧を有する信号Vsense1に変換する。信号Vsense1は、コンバータ1から他のコンバータ2,3に送られる。
図3は、図1のDC/DCコンバータ2,3の詳細構成を示すブロック図である。コンバータ2は、基準電圧源E2、誤差検出回路21、三角波発生回路22、比較器23、ドライバ回路24、スイッチSW3,SW4、及び電流センサ25を備える。コンバータ2のこれらの構成要素は、コンバータ1の対応する構成要素と同様に構成される。基準電圧源E2は、コンバータ1の基準電圧源E1と同じ基準電圧Vref1を発生する。誤差検出回路21には、基準電圧源E2によって発生された基準電圧Vref1ではなく、コンバータ2の出力電流Iout2がコンバータ1の出力電流Iout1に等しくなるように基準電圧Vref1を調整した基準電圧Vref2が入力される。コンバータ2は、さらに、目標誤差電圧発生回路26、誤差検出回路27,28、加算器29,31、積分器30、及び制御回路32を備える。目標誤差電圧発生回路26は、誤差検出回路21から出力される第1の誤差電圧Verror1の目標値(コンバータ2が動作状態にあるときの理想値)である目標誤差電圧Vaimを発生する。誤差検出回路27は、第1の誤差電圧Verror1と目標誤差電圧Vaimとの誤差を表す第2の誤差電圧Verror2を発生する。誤差検出回路28は、コンバータ1の出力電流Iout1の大きさを示す信号Vsense1と、コンバータ2の出力電流Iout2の大きさを示す信号Vsense2との誤差を表す第3の誤差電圧Verror3を発生する。制御回路32は、信号Vsense1及び第2の誤差電圧Verror2に基づいてコンバータ2を動作状態又は休止状態に切り換える。制御回路32は、コンバータ2が動作状態にあるとき、信号Vsense1が予め決められたしきい値未満になると、負荷装置4の電力消費量が減少したと判断し、コンバータ2を休止状態に切り換える。制御回路32は、コンバータ2が休止状態にあるとき、信号Vsense1が予め決められたしきい値を超えて増大すると、負荷装置4の電力消費量が増大したと判断し、コンバータ2を動作状態に切り換える。また、制御回路32は、コンバータ2が休止状態にあるとき、第2の誤差電圧Verror2が予め決められたしきい値を超えて増大すると、負荷装置4の電力消費量が増大したと判断し、コンバータ2を動作状態に切り換える。制御回路32は、コンバータ2が動作状態及び休止状態のいずれにあるかに応じて、コンバータ2内の各構成要素のオン/オフを制御する。
コンバータ2が動作状態にあるとき、誤差検出回路27及び目標誤差電圧発生回路26のみが機能を停止し、他の構成要素は動作している。従って、このとき、第3の誤差電圧Verror3が積分器30によって積分されて電圧調整値Vadjustになり、基準電圧Vref1と電圧調整値Vadjustとの和が基準電圧Vref2として誤差検出回路21に入力される。言い換えると、コンバータ2が動作状態にあるとき、誤差検出回路21は、基準電圧Vref1と積分された第3の誤差電圧Verror3との和を、誤差検出回路21の基準電圧Vref2として使用する。
一方、コンバータ2が休止状態にあるとき、誤差検出回路21,27、目標誤差電圧発生回路26、加算器29,31、積分器30、基準電圧源E2、及び制御回路のみが動作し、他の構成要素は機能を停止している。従って、このとき、第2の誤差電圧Verror2が積分器30によって積分されて電圧調整値Vadjustになり、基準電圧Vref1と電圧調整値Vadjustとの和が基準電圧Vref2として誤差検出回路21に入力される。言い換えると、コンバータ2が休止状態にあるとき、誤差検出回路21は、基準電圧Vref1と積分された第2の誤差電圧Verror2との和を、誤差検出回路21の基準電圧として使用する。
コンバータ2の基準電圧源E2の基準電圧Vref1は、本来は、コンバータ1の基準電圧源E1の基準電圧Vref1と一致しているはずであるが、製造ばらつきにより誤差を有する可能性がある。従って、コンバータ2が動作状態にあるとき、基準電圧源E2の基準電圧Vref1は、第3の誤差電圧Verror3に基づき、コンバータ2の出力電流Iout2がコンバータ1の出力電流Iout1に等しくなるように調整される。コンバータ1,2が十分に長い時間にわたって動作して定常状態になると、コンバータ2の基準電圧源E2の基準電圧Vref1を調整した基準電圧Vref2は、コンバータ1の基準電圧源E1の基準電圧Vref1に等しくなっている。このとき、コンバータ1,2の各電流センサ15,25によって検出される出力電流Iout1,Iout2の大きさは等しくなる。ただし、このように基準電圧源E2の基準電圧Vref1の誤差を調整する機能は、コンバータ2が動作状態にあり、出力電流Iout2を発生していることが前提である。よって、コンバータ2が休止状態にあるとき、出力電流Iout2はゼロになるので、第3の誤差電圧Verror3に基づき、基準電圧源E2の基準電圧Vref1の誤差を補正することはできなくなる。このため、コンバータ2が休止状態にあるとき、基準電圧源E2の基準電圧Vref1は、第3の誤差電圧Verror3に代えて、第2の誤差電圧Verror2に基づいて調整される(後述)。
コンバータ3もコンバータ2と同様に構成される。
図4は、図2及び図3の誤差検出回路11,21の詳細構成を示す回路図である。誤差検出回路11,21は、抵抗R1〜R5、キャパシタC2,C3、及びオペアンプ41を備えた位相補償回路および積分回路を含む。誤差検出回路11,21は、電源装置の出力電圧Voutと基準電圧Vref1又はVref2との誤差を検出し、この誤差を増幅して積分し、誤差電圧Verror1を発生する
図5は、図3の目標誤差電圧発生回路26の詳細構成を示す回路図である。電源装置の出力電圧Voutの目標値をVsetと表すとき、誤差検出回路21から出力される誤差電圧Verror1は、定常状態においては、Vset/Vinに比例した値になるはずである。このため、目標誤差電圧発生回路26は、Vset/Vinに比例する目標誤差電圧Vaimを発生するように設定される。
目標誤差電圧発生回路26は、抵抗R11〜R14、誤差検出回路51〜53、Nch又はPchの電界効果トランジスタであるトランジスタSW11〜SW16、及び基準電圧源E11,E12を備える。基準電圧源E11は、電源装置の出力電圧Voutの目標値Vsetに等しい基準電圧Vref3を発生する。基準電圧源E12は、予め決められた基準電圧Vref4を発生する。目標誤差電圧発生回路26には、図1の電源装置の入力電圧Vinと同じ入力電圧Vinが供給される。入力電圧Vinを抵抗R11,R12で分圧して誤差検出回路51に入力することで、抵抗R13には、入力電圧Vinに比例した電流が流れる。PchトランジスタSW11,SW12は同一条件でバイアスされるので、それぞれに流れる電流は等しい。このため、NchトランジスタSW13にも、入力電圧Vinに比例した電流が流れる。NchトランジスタSW13は、線形領域で動作し、可変抵抗として扱うことが可能である。NchトランジスタSW13のドレイン電圧は、誤差検出回路52によって、基準電圧源E12の基準電圧Vref4と等しくなるように制御される。このため、NchトランジスタSW13を可変抵抗とみなすとき、基準電圧源E12の基準電圧Vref4に等しい電圧が印加され、入力電圧Vinに比例した電流が流れる。ここで、「電圧=抵抗×電流」の関係式より、NchトランジスタSW13のドレイン−ソース間抵抗値は、1/Vinに比例することになる。抵抗R14を流れる電流は、誤差検出回路53により、基準電圧源E11の基準電圧Vref3(すなわち、電源装置の出力電圧Voutの目標値Vset)に比例するように制御される。PchトランジスタSW14,SW15は同一条件でバイアスされるので、それぞれに流れる電流はトランジスタサイズに比例する。従って、NchトランジスタSW16にも、基準電圧源E11の基準電圧Vref3(すなわちVset)に比例した電流が流れる。NchトランジスタSW16のゲート電圧は、NchトランジスタSW13のゲート電圧と同じであり、かつ線形領域で動作する。従って、NchトランジスタSW16は、NchトランジスタSW13と同様に可変抵抗とみなすことができ、NchトランジスタSW13の抵抗値とほぼ同じ抵抗値を有する。このため、NchトランジスタSW16を可変抵抗とみなすときの抵抗値は、1/Vinに比例し、基準電圧源E11の基準電圧Vref3(すなわちVset)に比例した電流が流れる。従って、目標誤差電圧Vaimは、「電圧=抵抗×電流」の関係式より、Vset/Vinに比例することになる。これにより、目標誤差電圧Vaimは、誤差検出回路21から出力される誤差電圧Verror1の望ましい値に近い値になる。
図1のコンバータ2,3は、動作状態にあるときだけでなく、休止状態にあるときにおいても、基準電圧源E2の基準電圧Vref1と、コンバータ1の基準電圧源E1の基準電圧Vref1との誤差を調整することを特徴とする。コンバータ2が休止状態にあるとき、基準電圧Vref1と積分された第2の誤差電圧Verror2との和を誤差検出回路21の基準電圧Vref2として使用することにより、基準電圧Vref2は、基準電圧源E1の基準電圧Vref1と等しくなる。その理由を以下に述べる。コンバータ2,3が休止状態にあるときであっても、マスタのコンバータ1は常に動作状態にあり、電源装置の出力電圧Voutは目標値Vsetになるように制御され、また、誤差検出回路21は動作している。従って、定常状態では、誤差検出回路21から出力される誤差電圧Verror1は、Vset/Vinに比例した値になるはずである。しかし、実際には、コンバータ2,3の基準電圧源E2の基準電圧Vref1は、コンバータ1の基準電圧源E1の基準電圧Vref1とは異なるので、誤差電圧Verror1は、コンバータ2,3が動作状態にあるときの理想値とは異なるものになる。実際の誤差電圧Verror1とその理想値との誤差は、誤差検出回路21に含まれる積分回路により、時間の経過とともにどんどん大きくなる。そこで、目標誤差電圧発生回路26により誤差電圧Verror1の目標値である目標誤差電圧Vaimを発生し、誤差検出回路27により目標誤差電圧Vaimと実際の誤差電圧Verror1とを比較し、その誤差が0になるようにフィードバックをかける。これにより、基準電圧Vref2は、基準電圧源E1の基準電圧Vref1と等しくなることが期待できる。なぜなら、誤差電圧Verror1が理想値に等しいということは、コンバータ1とコンバータ2,3とが同じ動作をし、コンバータ1〜3の誤差検出回路11,21に入力される基準電圧Vref1,Vref2が互いに等しいということを意味するからである。
本実施形態に係る電源装置は、並列接続されたコンバータ1〜3を備えた電圧変換装置であり、負荷装置4の電力消費量が小さいときには一部のコンバータは休止状態になる。このとき、休止状態のコンバータにおいて、出力電圧Voutと基準電圧Vref2との誤差を示す誤差電圧Verror1が常に目標誤差電圧Vaim(当該コンバータが動作状態にあるときの理想値)に等しくなるように、基準電圧Vref2を調整する。これにより、休止状態のコンバータにおいても、その基準電圧をマスタのコンバータ1の基準電圧に等しくなるように調整することができる。このため、負荷装置4の電力消費量が増大したとき、休止したコンバータを短い整定時間で復帰させることができる。
本実施形態に係る電源装置によれば、各コンバータ1〜3の出力電圧及び出力電流を調整するために各コンバータ1〜3の動作を外部コントローラから制御する必要がない。また、負荷装置の電力消費量が小さいときに一部のコンバータを休止させることにより、電源装置全体の電力変換効率を向上することができる。また、休止させたコンバータを復帰させるために必要な時間が短いので、電源装置全体として、負荷装置4の電力消費量の変動に対する応答性が良好である。
本実施形態に係る電源回路によれば、コンバータ2,3が休止状態にあっても、コンバータ2,3内のすべての構成要素をオフにすることなく、一部の構成要素を動作させ続けるので、休止状態から動作状態への復帰が高速になる。本実施形態に係る電源回路によれば、一部の構成要素を動作させ続けるための新規な方法を提案し、これにより、復帰時間を犠牲にせずに、休止中の消費電流をなるべく少なくすることができる。
以下、図6〜図10を参照して、図1の電源装置の効果について説明する。
図6は、比較例のDC/DCコンバータ2A,3Aの詳細構成を示すブロック図である。図6のコンバータ2A,3Aは、図1の電源装置において、コンバータ2,3に代えて設けられる。コンバータ2A,3Aは、目標誤差電圧発生回路26、誤差検出回路27、及び加算器29を除去したことを除いて、図3のコンバータ2,3と同様に構成される。制御回路32Aは、信号Vsense1に基づいてコンバータ2Aを動作状態又は休止状態に切り換える。コンバータ2A,3Aが休止状態にあるとき、前述のように、出力電流Iout2,Iout3はゼロになるので、誤差電圧Verror3に基づき、基準電圧源E2の基準電圧Vref1の誤差を補正することはできなくなる。このため、コンバータ2,3を休止状態から動作状態に復帰させたとき、コンバータ2,3の出力電流Iout2,Iout3がコンバータ1の出力電流Iout1に等しくなるように調整するための整定時間が必要になり、応答性が悪化する。
図7は、図1の電源装置の出力電圧Voutの波形を示すグラフである。図8は、図1のDC/DCコンバータ1,2の出力電流Iout1,Iout2の波形を示すグラフである。図9は、図6のDC/DCコンバータ2A,3Aを含む電源装置の出力電圧Voutの波形を示すグラフである。図10は、図6のDC/DCコンバータ2A,3Aを含む電源装置の出力電流Iout1,Iout2の波形を示すグラフである。図7〜図10のシミュレーションでは、負荷装置4の電力消費量が小さい初期状態から開始し、100マイクロ秒の時点で、負荷装置4の電力消費量が大きい状態に変化させるという同一条件下において、電圧及び電流の応答を確認した。出力電圧Voutの目標値Vsetを1.2Vに設定した。以下、説明の簡単化のため、電源装置は2つのコンバータ1,2(図7及び図8)又は1,2A(図9及び図10)のみを備えるものとする。
まず、図9及び図10のシミュレーション結果について説明する。100マイクロ秒以前の時間区間では、負荷装置4の電力消費量が小さく、コンバータ1のみが動作状態にあり、コンバータ2は休止状態にある。出力電圧Voutは目標値1.2Vで安定している。100マイクロ秒の時点で負荷装置4の電力消費量が大きくなり、コンバータ2は休止状態から動作状態に復帰したが、出力電圧Voutは、目標値1.2Vに対して−0.15V〜+0.1Vの範囲で大きく変動した(図9)。コンバータ1,2の出力電流Iout1,Iout2の値が等しくなるのに必要な時間は、30マイクロ秒程度であった(図10)。
次に、図7及び図8のシミュレーション結果について説明する。100マイクロ秒の時点で負荷装置4の電力消費量が大きくなったとき、目標値1.2Vに対する出力電圧Voutの乖離は、−0.03V〜+0.02Vの範囲に減少した(図7)。コンバータ1,2の出力電流Iout1,Iout2の値が等しくなるのに必要な時間も、10マイクロ秒以下に短縮した(図8)。
図7〜図10からわかるように、図1の電源装置によれば、負荷装置4の電力消費量が増大したとき、休止したコンバータ2を短い整定時間で復帰させることができる。
変形例.
各コンバータ1〜3は、2つのスイッチを備えたことにより同期整流型のDC/DCコンバータとして動作するが、少なくとも1つのスイッチを備えた他のタイプのDC/DCコンバータとして構成されてもよい。
電源装置は、1つのマスタのコンバータと、3つ以上のスレーブのコンバータを備えてもよい。
本発明の態様に係る電源装置は、以下の構成を備えたことを特徴とする。
本発明の第1の態様に係る電源装置によれば、
並列接続された複数のDC/DCコンバータを備えた電源装置において、
上記複数のDC/DCコンバータのそれぞれは、
少なくとも1つのスイッチと、
上記電源装置の出力電圧と基準電圧との誤差を表す第1の誤差電圧を発生する第1の誤差検出回路と、
上記第1の誤差電圧に基づいて上記スイッチを駆動する駆動回路と、
上記DC/DCコンバータの出力電流値を検出する電流センサとを備え、
上記複数のDC/DCコンバータは、
上記電源装置の動作中において出力電流を発生する1つのマスタDC/DCコンバータと、
上記電源装置の動作中において出力電流を発生する動作状態と出力電流を発生しない休止状態とを有する少なくとも1つのスレーブDC/DCコンバータとを含み、
上記各スレーブDC/DCコンバータは、
予め決められた第1の基準電圧を発生する基準電圧源と、
上記第1の誤差電圧の目標値である目標誤差電圧を発生する目標誤差電圧発生回路と、
上記第1の誤差電圧と上記目標誤差電圧との誤差を表す第2の誤差電圧を発生する第2の誤差検出回路と、
上記マスタDC/DCコンバータの出力電流値と当該スレーブDC/DCコンバータの出力電流値との誤差を表す第3の誤差電圧を発生する第3の誤差検出回路とをさらに備え、
上記各スレーブDC/DCコンバータの第1の誤差検出回路は、当該スレーブDC/DCコンバータが動作状態にあるとき、上記第1の基準電圧と上記第3の誤差電圧との和に基づく電圧を上記第1の誤差検出回路の基準電圧として使用し、当該スレーブDC/DCコンバータが休止状態にあるとき、上記第1の基準電圧と上記第2の誤差電圧との和に基づく電圧を上記第1の誤差検出回路の基準電圧として使用することを特徴とする。
本発明の第2の態様に係る電源装置によれば、第1の態様に係る電源装置において、
上記目標誤差電圧は、上記電源装置の入力電圧に対する上記電源装置の出力電圧の目標値の比に比例するように設定されることを特徴とする。
本発明の第3の態様に係るDC/DCコンバータによれば、
1つのマスタコンバータ及び少なくとも1つのスレーブコンバータを含む並列接続された複数のDC/DCコンバータを備えた電源装置のスレーブコンバータとして動作するDC/DCコンバータにおいて、
上記マスタコンバータは、上記電源装置の動作中において出力電流を発生し、
上記各スレーブコンバータは、上記電源装置の動作中において出力電流を発生する動作状態と出力電流を発生しない休止状態とを有し、
上記マスタコンバータは、上記マスタコンバータの出力電流値を検出する電流センサを備え、
上記各スレーブコンバータは、
少なくとも1つのスイッチと、
上記電源装置の出力電圧と基準電圧との誤差を表す第1の誤差電圧を発生する第1の誤差検出回路と、
上記第1の誤差電圧に基づいて上記スイッチを駆動する駆動回路と、
当該スレーブコンバータの出力電流値を検出する電流センサと、
予め決められた第1の基準電圧を発生する基準電圧源と、
上記第1の誤差電圧の目標値である目標誤差電圧を発生する目標誤差電圧発生回路と、
上記第1の誤差電圧と上記目標誤差電圧との誤差を表す第2の誤差電圧を発生する第2の誤差検出回路と、
上記マスタコンバータの出力電流値と当該スレーブコンバータの出力電流値との誤差を表す第3の誤差電圧を発生する第3の誤差検出回路とを備え、
上記各スレーブコンバータの第1の誤差検出回路は、当該スレーブコンバータが動作状態にあるとき、上記第1の基準電圧と上記第3の誤差電圧との和に基づく電圧を上記第1の誤差検出回路の基準電圧として使用し、当該スレーブコンバータが休止状態にあるとき、上記第1の基準電圧と上記第2の誤差電圧との和に基づく電圧を上記第1の誤差検出回路の基準電圧として使用することを特徴とする。
本発明の第4の態様に係るDC/DCコンバータによれば、第3の態様に係るDC/DCコンバータにおいて、
上記目標誤差電圧は、上記電源装置の入力電圧に対する上記電源装置の出力電圧の目標値の比に比例するように設定されることを特徴とする。
本発明の態様に係る電源装置は、例えば、インダクタ内蔵DC/DCコンバータを備えた電源装置に適用可能である。
1〜3…DC/DCコンバータ、
4…負荷装置、
11,21…誤差検出回路、
12,22…三角波発生回路、
13,23…比較器、
14,24…ドライバ回路、
15,25…電流センサ、
26…目標誤差電圧発生回路、
27,28,51〜53…誤差検出回路、
29,31…加算器、
32…制御回路、
30…積分器、
41…オペアンプ、
C1〜C3…キャパシタ、
E1,E2,E11,E12…基準電圧源、
L1〜L3…インダクタ、
R1〜R5,R11〜R14…抵抗、
SW1〜SW4…スイッチ。
SW11,SW12,SW14,SW15…Pchトランジスタ、
SW13,SW16…Nchトランジスタ。
特開2009−219184号公報 特開2012−010420号公報

Claims (4)

  1. 並列接続された複数のDC/DCコンバータを備えた電源装置において、
    上記複数のDC/DCコンバータのそれぞれは、
    少なくとも1つのスイッチと、
    上記電源装置の出力電圧と基準電圧との誤差を表す第1の誤差電圧を発生する第1の誤差検出回路と、
    上記第1の誤差電圧に基づいて上記スイッチを駆動する駆動回路と、
    上記DC/DCコンバータの出力電流値を検出する電流センサとを備え、
    上記複数のDC/DCコンバータは、
    上記電源装置の動作中において出力電流を発生する1つのマスタDC/DCコンバータと、
    上記電源装置の動作中において出力電流を発生する動作状態と出力電流を発生しない休止状態とを有する少なくとも1つのスレーブDC/DCコンバータとを含み、
    上記各スレーブDC/DCコンバータは、
    予め決められた第1の基準電圧を発生する基準電圧源と、
    上記第1の誤差電圧の目標値である目標誤差電圧を発生する目標誤差電圧発生回路と、
    上記第1の誤差電圧と上記目標誤差電圧との誤差を表す第2の誤差電圧を発生する第2の誤差検出回路と、
    上記マスタDC/DCコンバータの出力電流値と当該スレーブDC/DCコンバータの出力電流値との誤差を表す第3の誤差電圧を発生する第3の誤差検出回路とをさらに備え、
    上記各スレーブDC/DCコンバータの第1の誤差検出回路は、当該スレーブDC/DCコンバータが動作状態にあるとき、上記第1の基準電圧と上記第3の誤差電圧との和に基づく電圧を上記第1の誤差検出回路の基準電圧として使用し、当該スレーブDC/DCコンバータが休止状態にあるとき、上記第1の基準電圧と上記第2の誤差電圧との和に基づく電圧を上記第1の誤差検出回路の基準電圧として使用することを特徴とする電源装置。
  2. 上記目標誤差電圧は、上記電源装置の入力電圧に対する上記電源装置の出力電圧の目標値の比に比例するように設定されることを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  3. 1つのマスタコンバータ及び少なくとも1つのスレーブコンバータを含む並列接続された複数のDC/DCコンバータを備えた電源装置のスレーブコンバータとして動作するDC/DCコンバータにおいて、
    上記マスタコンバータは、上記電源装置の動作中において出力電流を発生し、
    上記各スレーブコンバータは、上記電源装置の動作中において出力電流を発生する動作状態と出力電流を発生しない休止状態とを有し、
    上記マスタコンバータは、上記マスタコンバータの出力電流値を検出する電流センサを備え、
    上記各スレーブコンバータは、
    少なくとも1つのスイッチと、
    上記電源装置の出力電圧と基準電圧との誤差を表す第1の誤差電圧を発生する第1の誤差検出回路と、
    上記第1の誤差電圧に基づいて上記スイッチを駆動する駆動回路と、
    当該スレーブコンバータの出力電流値を検出する電流センサと、
    予め決められた第1の基準電圧を発生する基準電圧源と、
    上記第1の誤差電圧の目標値である目標誤差電圧を発生する目標誤差電圧発生回路と、
    上記第1の誤差電圧と上記目標誤差電圧との誤差を表す第2の誤差電圧を発生する第2の誤差検出回路と、
    上記マスタコンバータの出力電流値と当該スレーブコンバータの出力電流値との誤差を表す第3の誤差電圧を発生する第3の誤差検出回路とを備え、
    上記各スレーブコンバータの第1の誤差検出回路は、当該スレーブコンバータが動作状態にあるとき、上記第1の基準電圧と上記第3の誤差電圧との和に基づく電圧を上記第1の誤差検出回路の基準電圧として使用し、当該スレーブコンバータが休止状態にあるとき、上記第1の基準電圧と上記第2の誤差電圧との和に基づく電圧を上記第1の誤差検出回路の基準電圧として使用することを特徴とするDC/DCコンバータ。
  4. 上記目標誤差電圧は、上記電源装置の入力電圧に対する上記電源装置の出力電圧の目標値の比に比例するように設定されることを特徴とする請求項3記載のDC/DCコンバータ。
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