JP6217175B2 - スライドドアのハンドル装置 - Google Patents

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本発明は、スライドドアのハンドル装置に関するものである。
従来、車両ボデーの側部に形成されたドア開口を開閉するように構成されたスライドドアの所定動作を、電動で行う装置が知られている。例えば特許文献1に記載された車両用ドア開閉装置は、スライドドアを全閉状態で保持するラッチ機構と、スライドドアが車両ボデーに対して開可能状態になるようにラッチ機構を解除駆動するリリースアクチュエータと、ラッチ機構の解除を要求する操作信号を出力する操作スイッチとを備えて構成される。そして、ECU(Electronic Control Unit )は、操作スイッチの操作信号に基づいて、ラッチ機構を解除駆動させるべくリリースアクチュエータを駆動制御する。また、ラッチ機構に機械的に連係されて、スライドドアが車両ボデーに対して開可能状態になるようにラッチ機構に解除操作力を入力する操作ハンドルを併せて備えている。つまり、操作スイッチを操作することにより電気的に、操作ハンドルを操作することにより機械的に、ラッチ機構によるスライドドアの全閉状態の保持を解除できるように構成されている。
特開2010−216100号公報
ところで、特許文献1の車両用ドア開閉装置は、操作スイッチとしてスライドドアの車内側部に設けられるインサイドスイッチを備えている。つまり、車内の乗員は、インサイドスイッチを操作することで、ラッチ機構によるスライドドアの全閉状態の保持を解除する。
しかしながら、車内の乗員の身体の一部(例えば肘など)がインサイドスイッチに誤って触れると、これに起因した誤操作が発生するおそれがある。
本発明の目的は、車内の乗員の身体の一部が操作スイッチに触れることを抑制して、これに起因した誤操作を発生しにくくすることができるスライドドアのハンドル装置を提供することにある。
上記課題を解決するスライドドアのハンドル装置は、スライドドアの車内側部に支持され、車内側に突出する凸部を有するハンドルホルダと、記ハンドルホルダにおいて、車両の高さ方向で前記凸部に対向する位置に前記ハンドルホルダから車内側に突出するように設けられ、車両の高さ方向に延びる軸線に対して車両の前後方向に揺動自在に支持され、前記スライドドアを全閉状態で保持するように適合されるラッチ機構に機械的に連係されて、前記スライドドアが開可能状態になるように前記ラッチ機構に解除操作力を入力する操作ハンドルと、車両の高さ方向で前記凸部及び前記操作ハンドル間に挟まれることで相対的に凹むように前記ハンドルホルダに形成された凹部に設けられ、前記スライドドアを所定動作させるべく当該所定動作を要求する操作信号を出力する操作スイッチとを備え、前記操作ハンドルを車両の前後方向における前方向又は後方向に揺動することにより、前記解除操作力を入力するとともに、前記操作スイッチを車両の高さ方向における上方向又は下方向に操作することにより、前記操作信号を出力する
この構成によれば、前記操作スイッチが前記凹部に設けられて、車内の乗員の身体の一部が前記操作スイッチに触れにくくなることで、これに起因した誤操作を発生しにくくすることができる。
上記スライドドアのハンドル装置について、前記操作スイッチは、車両の高さ方向下方に配置されることが好ましい。
この構成によれば、車内の乗員は、例えば前記凹部に手指などを差し入れた状態でこれを下ろしていくことで、前記操作スイッチを円滑に操作することができる。
上記スライドドアのハンドル装置について、前記凹部の前記操作スイッチが設置される設置面は、車内側に向かうに従って車両の高さ方向下方に向かって傾斜することが好ましい。
この構成によれば、車内の乗員は、例えば前記凹部に手指などを差し入れた状態で前記傾斜する設置面にならってこれを移動していくことで、前記操作スイッチをより円滑に操作することができる。
上記スライドドアのハンドル装置について、前記ハンドルホルダは、前記操作ハンドルの解除操作力を中継して前記ラッチ機構に入力するように構成されたリモコンを介して前記スライドドアに支持されることが好ましい。
この構成によれば、前記操作ハンドル及び前記操作スイッチと共に前記ハンドルホルダをリモコンに集約配置することができる。
本発明は、車内の乗員の身体の一部が操作スイッチに触れることを抑制して、これに起因した誤操作を発生しにくくできる効果がある。
本発明に係るスライドドアのハンドル装置の一実施形態を示す正面図。 同実施形態を示す側面図。 同実施形態を示す斜視図。 同実施形態の作用を示す斜視図。 本発明の電気的構成を示すブロック図。
以下、スライドドアのハンドル装置の一実施形態について説明する。なお、以下では、車両の前後方向を「前後方向」といい、車両の高さ方向上方及び下方をそれぞれ「上方」及び「下方」という。
図5に示すように、車両ボデーの側部に適宜の支持部材(図示略)を介して支持されるスライドドア1は、前後方向への移動に伴って乗降用のドア開口を開閉するように構成されている。
スライドドア1内には、リモコン(リモートコントローラ)2が設置されている。このリモコン2は、複数のレバー等で構成される周知の機構部2aを有する。また、スライドドア1内には、その前部及び後部に複数のラッチ機構としてのフロントロック3及びリアロック4がそれぞれ設置されるとともに、下部に全開ロック5が設置されている。
フロントロック3及びリアロック4の各々は、車両ボデー側と係合してスライドドア1を閉状態(全閉状態又は半ドア状態)に保持する。なお、フロントロック3及びリアロック4の各々は、リモコン2の機構部2aに機械的に連係されており、該機構部2aからの動力を受けて車両ボデーに対してスライドドア1を開可能状態にする。全開ロック5は、車両ボデー側と係合してスライドドア1を全開状態に保持する。この全開ロック5も、リモコン2の機構部2aに機械的に連係されており、該機構部2aからの動力を受けて車両ボデーに対してスライドドア1を閉可能状態にする。
スライドドア1内には、例えば電動モータを主体に構成されたリリースアクチュエータ6が設置されている。このリリースアクチュエータ6は、リモコン2の機構部2aに機械的に連係されており、該機構部2aを介してフロントロック3、リアロック4及び全開ロック5の各々を駆動する。従って、例えばスライドドア1が閉状態にあれば、機構部2aを介してリリースアクチュエータ6の動力が伝達されたフロントロック3及びリアロック4の各々は、車両ボデーに対してスライドドア1を開可能状態にする。一方、スライドドア1が全開状態にあれば、機構部2aを介してリリースアクチュエータ6の動力が伝達された全開ロック5は、車両ボデーに対してスライドドア1を閉可能状態にする。
また、スライドドア1内には、例えば電動モータを主体に構成されたクローザアクチュエータ7が設置されている。このクローザアクチュエータ7は、リアロック4に機械的に連係されており、該リアロック4を駆動する。リアロック4は、例えばスライドドア1の半ドア状態においてクローザアクチュエータ7に駆動されることで、スライドドア1を全閉状態で保持する状態に切り替わる。なお、フロントロック3は、リアロック4に連動するスライドドア1の閉作動に伴って、スライドドア1を全閉状態で保持する状態に切り替わる。
さらに、スライドドア1内には、例えば電動モータを主体に構成されたドア開閉用アクチュエータ8が設置されている。このドア開閉用アクチュエータ8は、車両ボデー側に機械的に連係されており、スライドドア1の開可能状態又は閉可能状態において、スライドドア1を開作動及び閉作動させる。
リモコン2には、その車内側部にハンドル装置10が設置されている。このハンドル装置10は、その上部に操作ハンドル11を備えている。操作ハンドル11は、リモコン2の機構部2aに機械的に連係されており、フロントロック3、リアロック4及び全開ロック5の各々に解除操作力を入力する。
例えばスライドドア1の閉状態において、乗員により操作ハンドル11が後方(以下、「開方向」という)に操作された場合には、該操作ハンドル11は、機構部2aを介してフロントロック3、リアロック4及び全開ロック5の各々に解除操作力を入力する。これにより、フロントロック3及びリアロック4の各々は、車両ボデーに対してスライドドア1を開可能状態にする。なお、全開ロック5は空動作をする。
一方、スライドドア1の全開状態において、乗員により操作ハンドル11が前方(以下、「閉方向」という)に操作された場合にも、該操作ハンドル11は、機構部2aを介してフロントロック3、リアロック4及び全開ロック5の各々に解除操作力を入力する。これにより、全開ロック5は、車両ボデーに対してスライドドア1を閉可能状態にする。なお、フロントロック3及びリアロック4の各々は空動作をする。
また、ハンドル装置10は、その下部にプッシュ式の操作スイッチ12を備えている。この操作スイッチ12は、例えばマイクロコンピュータを主体に構成されたECU20に電気的に接続されており、該ECU20に対してスライドドア1の開作動及び閉作動を要求する操作信号を出力する。なお、ECU20は、スライドドア1の状態を周知の方法で監視しており、例えばスライドドア1が閉状態にあれば操作スイッチ12からの操作信号を開作動を要求する操作信号と認識するとともに、スライドドア1が開状態にあれば操作スイッチ12からの操作信号を閉作動を要求する操作信号と認識する。
ECU20は、リリースアクチュエータ6、クローザアクチュエータ7及びドア開閉用アクチュエータ8の各々に電気的に接続されており、各々を駆動制御する。すなわち、例えばスライドドア1の閉状態において、乗員により操作スイッチ12が押操作された場合には、ECU20は、操作スイッチ12からの操作信号を開作動を要求する操作信号と認識して、スライドドア1を開可能状態にさせるべくリリースアクチュエータ6を駆動制御する。これにより、リリースアクチュエータ6の動力が伝達されるフロントロック3及びリアロック4の各々がスライドドア1を開可能状態にする。続いて、ECU20は、スライドドア1を開作動させるべくドア開閉用アクチュエータ8を駆動制御する。これにより、スライドドア1が全開状態になるまで開作動する。
一方、スライドドア1の全開状態において、乗員により操作スイッチ12が押操作された場合には、ECU20は、操作スイッチ12からの操作信号を閉作動を要求する操作信号と認識して、スライドドア1を閉可能状態にさせるべくリリースアクチュエータ6を駆動制御する。これにより、リリースアクチュエータ6の動力が伝達される全開ロック5がスライドドア1を閉可能状態にする。続いて、ECU20は、スライドドア1を閉作動させるべくドア開閉用アクチュエータ8を駆動制御する。これにより、スライドドア1が半ドア状態になるまで閉作動する。スライドドア1が半ドア状態になると、ECU20は、スライドドア1を全閉状態に切り替えさせるべくクローザアクチュエータ7を駆動制御する。これにより、リアロック4は、フロントロック3と共にスライドドア1を全閉状態で保持する状態に切り替わる。
なお、ECU20は、前述のスライドドア1の状態に応じた駆動対象の切り替えを、周知のセンサ等(図示略)の検知結果に基づいて行っている。
次に、ハンドル装置10の構造について説明する。
図1に示すように、ハンドル装置10は、リモコン2を介してスライドドア1の車内側部に支持されるハンドルホルダ13を備える。図2及び図3に併せ示すように、このハンドルホルダ13は、車両の高さ方向に延在しており、下端部から車内側に突出する略台状の凸部13aを有するとともに、該凸部13aの上方で車内側に突出する略フランジ状の隔壁部13bを有する。凸部13a及び隔壁部13bは、車両の高さ方向に対向配置されており、それらを車両の高さ方向にそれぞれ投影した両投影面は、互いに略一致している。
なお、前記操作スイッチ12は、凸部13aの上面に設置されている。操作スイッチ12の設置面(凸部13aの上面)13cは、車内側に向かうに従って下方に向かう傾斜面となっている。操作スイッチ12が、車両の高さ方向で凸部13a及び隔壁部13b間に形成される空間(図2において2点鎖線にて描いた境界線とハンドルホルダ13とで区画される領域)S内に収まることはいうまでもない。
一方、前記操作ハンドル11は、ハンドルホルダ13から車内側に突出する状態で、隔壁部13bの直上に配置されている。つまり、操作ハンドル11は、車両の高さ方向で隔壁部13bを介して凸部13aに対向している。操作ハンドル11の先端部及び凸部13aの先端部を車両の高さ方向にそれぞれ投影した両投影面は、互いに略一致しており、ハンドルホルダ13は、仮に隔壁部13bが除去されたとしても、車両の高さ方向で凸部13a及び操作ハンドル11間に挟まれることで相対的に凹む凹部14を形成する。この凹部14は、車内側に開いた略U字溝状であって前後方向に連通する。
操作ハンドル11は、車両の高さ方向に延びる軸線の周りにハンドルホルダ13に対して前後方向に揺動自在に支持されている。すなわち、操作ハンドル11は、外力から解放された状態では所定の中立位置を保持するとともに、外力が加わることでその作用方向に応じて先端部が前方又は後方に揺動するように構成されている。操作ハンドル11は、先端部が前方又は後方に揺動することで、機構部2aを介してフロントロック3、リアロック4及び全開ロック5の各々に解除操作力を入力する。なお、操作ハンドル11の先端部を前方及び後方に揺動させる操作は、閉操作及び開操作にそれぞれ対応している。
ハンドルホルダ13の下部には、ロックノブ15が設けられている。つまり、操作ハンドル11とロックノブ15との間に凹部14が設けられている。このロックノブ15は、ロッド等の連結部材にてリモコン2に連結されている。ロックノブ15は、スライドドア1のロック状態及びアンロック状態を車内側から切り替えるための操作部材である。
次に、本実施形態の作用について説明する。
図4に示すように、スライドドア1を開作動又は閉作動すべく操作スイッチ12を操作する際には、車内の乗員は、例えば凹部14に手指Hなどを差し入れることで操作スイッチ12を押操作することができる。特に、設置面13cにある操作スイッチ12を押操作する際の手指Hの移動方向は重力方向に一致していることで、より自然な状態で操作スイッチ12を押操作することができる。そして、スライドドア1の全開状態など、乗員の着座位置に対して操作スイッチ12が後方に位置する状態であっても、手首を捻ることなく後方に延ばすことで、操作スイッチ12を円滑に押操作することができる。
一方、操作スイッチ12が凹部14に設けられていることで、例えば車内の乗員がハンドル装置10に寄りかかったとしても、その身体の一部が操作スイッチ12に触れることが抑制される。換言すれば、凹部14の車両の高さ方向の開口幅は、基本的に手指Hのみを差し入れることが可能な開口幅に基づき設定されている。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、操作スイッチ12が凹部14に設けられて、車内の乗員の身体の一部が操作スイッチ12に触れにくくなることで、これに起因した誤操作を発生しにくくすることができる。
(2)本実施形態では、操作スイッチ12は、凹部14における下方に配置されていることで、車内の乗員は、例えば凹部14に手指Hなどを差し入れた状態でこれを下ろしていくことで、操作スイッチ12を円滑に操作することができる。
(3)本実施形態では、操作スイッチ12の設置面13cは、車内側に向かうに従って車両の高さ方向下方に向かって傾斜する。このため、車内の乗員は、例えば凹部14に手指Hなどを差し入れた状態で、傾斜する設置面13cにならってこれを移動していくことで、操作スイッチ12をより円滑に操作することができる。
(4)本実施形態では、ハンドルホルダ13は、リモコン2を介してスライドドア1に支持される。従って、操作ハンドル11及び操作スイッチ12と共にハンドルホルダ13を、即ちハンドル装置10をリモコン2に集約配置することができる。そして、例えばスライドドア1に搭載するハンドル装置の仕様を変更する場合には、リモコン2に設けるハンドル装置の交換でこれに対応できる可能性が高くなる。
(5)本実施形態では、ハンドルホルダ13の隔壁部13bにより操作ハンドル11の操作領域及び操作スイッチ12の操作領域が区画されることで、それらの相互間での誤操作を抑制することができる。
(6)本実施形態では、操作ハンドル11の開操作によって閉状態にあるスライドドア1を開可能状態にできることで、例えば電源遮断時であってもスライドドア1を手動で解放することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態において、操作スイッチ12は、例えばスライド式のスイッチやタッチ式のスイッチなどであってもよい。
・前記実施形態において、操作スイッチ12は、隔壁部13bの下面に設置されていてもよいし、凸部13a及び隔壁部13b間を車両の高さ方向に接続するハンドルホルダ13の側面に設置されていてもよい。つまり、操作スイッチ12の設置位置は、凹部14に含まれるのであれば任意である。
・前記実施形態において、ハンドルホルダ13の隔壁部13bを割愛してもよい。
・前記実施形態において、ハンドル装置10(ハンドルホルダ13)は、リモコン2を介することなく独立でスライドドア1の車内側部に支持されていてもよい。
・前記実施形態において、操作スイッチ12の設置面13cは、傾斜することなく車内側に向かって平坦に広がっていてもよい。
・前記実施形態において、車両の高さ方向における操作ハンドル11及び凸部13aの配置関係は、互いに逆であってもよい。すなわち、ハンドルホルダ13の上端部に凸部を形成するとともに、該凸部の下方に操作ハンドルを配置してもよい。この場合であっても、操作スイッチ12の設置位置は、凹部14に含まれるのであれば任意である。
・前記実施形態において、乗員により操作ハンドル11が開方向に操作された場合、機構部2aを介してフロントロック3及びリアロック4の各々にのみ解除操作力が伝達されるように構成してもよい。
・前記実施形態において、乗員により操作ハンドル11が閉方向に操作された場合、機構部2aを介して全開ロック5にのみ解除操作力が伝達されるように構成してもよい。
・前記実施形態において、操作ハンドル11の操作に関わらず、全開ロック5には解除操作力が伝達されないように構成してもよい。また、この場合、操作ハンドル11は、中立位置(初期位置)から後方、即ち開方向にのみ揺動するように構成してもよい。
・前記実施形態において、車内外方向に延びる軸線の周りに中立位置から前方及び後方、即ち閉方向及び開方向に揺動可能な操作ハンドルであってもよい。あるいは、車内外方向に延びる軸線の周りに初期位置から後方、即ち開方向にのみ揺動可能な操作ハンドルであってもよい。
・前記実施形態において、フロントロック3及びリアロック4の解除を要求する操作信号のみを出力する操作スイッチであってもよい。つまり、操作スイッチからの操作信号に基づいて、スライドドア1を開可能状態にさせるべくリリースアクチュエータ6を駆動制御するのみのECUであってもよい。
・前記実施形態において、操作ハンドル11の開方向の揺動を検知するスイッチを別設して、該スイッチからECU20に対してフロントロック3及びリアロック4の解除を要求する操作信号を出力するようにしてもよい。あるいは、操作ハンドル11の閉方向の揺動を検知するスイッチを別設して、該スイッチからECU20に対して全開ロック5の解除を要求する操作信号を出力するようにしてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)上記スライドドアのハンドル装置において、
前記ハンドルホルダは、車内側に突出して前記操作ハンドルの操作領域及び操作スイッチの操作領域を区画する隔壁部を有する、スライドドアのハンドル装置。
この構成によれば、前記隔壁部により前記操作ハンドルの操作領域及び操作スイッチの操作領域が区画されることで、それらの相互間での誤操作を抑制することができる。
1…スライドドア、2…リモコン、3…フロントロック(ラッチ機構)、4…リアロック(ラッチ機構)、10…ハンドル装置、11…操作ハンドル、12…操作スイッチ、13…ハンドルホルダ、13a…凸部、13c…設置面、14…凹部。

Claims (4)

  1. スライドドアの車内側部に支持され、車内側に突出する凸部を有するハンドルホルダと、
    前記ハンドルホルダにおいて、車両の高さ方向で前記凸部に対向する位置に前記ハンドルホルダから車内側に突出するように設けられ、車両の高さ方向に延びる軸線に対して車両の前後方向に揺動自在に支持され、前記スライドドアを全閉状態で保持するように適合されるラッチ機構に機械的に連係されて、前記スライドドアが開可能状態になるように前記ラッチ機構に解除操作力を入力する操作ハンドルと、
    車両の高さ方向で前記凸部及び前記操作ハンドル間に挟まれることで相対的に凹むように前記ハンドルホルダに形成された凹部に設けられ、前記スライドドアを所定動作させるべく当該所定動作を要求する操作信号を出力する操作スイッチとを備え
    前記操作ハンドルを車両の前後方向における前方向又は後方向に揺動することにより、前記解除操作力を入力するとともに、
    前記操作スイッチを車両の高さ方向における上方向又は下方向に操作することにより、前記操作信号を出力する、スライドドアのハンドル装置。
  2. 請求項1に記載のスライドドアのハンドル装置において、
    前記操作スイッチは、車両の高さ方向下方に配置された、スライドドアのハンドル装置。
  3. 請求項2に記載のスライドドアのハンドル装置において、
    前記凹部の前記操作スイッチが設置される設置面は、車内側に向かうに従って車両の高さ方向下方に向かって傾斜する、スライドドアのハンドル装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のスライドドアのハンドル装置において、
    前記ハンドルホルダは、前記操作ハンドルの解除操作力を中継して前記ラッチ機構に入力するように構成されたリモコンを介して前記スライドドアに支持された、スライドドアのハンドル装置。
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