JP6216830B2 - ファスナテープ、スライドファスナ、およびスライドファスナが固定された布地 - Google Patents

ファスナテープ、スライドファスナ、およびスライドファスナが固定された布地 Download PDF

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Description

本発明は、ファスナテープ、該ファスナテープを備えたスライドファスナ、およびスライドファスナが固定された布地に関する。
スライドファスナは、通常一対のファスナテープ、ファスナテープに取り付けられた一対のファスナエレメント、および一対のファスナエレメントを互いに噛み合わせるスライダからなる。スライドファスナと服装などの布地とを縫うことは、実質的にファスナテープと布地とを縫うことである。しかし、比較的薄くて柔らかい布地にスライドファスナを縫う場合に、布地自身の剛性が不足しているため、スライドファスナを取り付けた後の布地に褶曲が生じる恐れがある。
前に述べた従来の技術における欠点に鑑み、本発明の目的はファスナテープ、スライドファスナ、およびスライドファスナが固定された布地を提供することによって従来の技術において布地にスライドファスナを縫った後に、布地自身の剛性が不足しているため、スライドファスナを取り付けた後の布地に褶曲が生じるという問題を解決することにある。
上記目的およびその他の関連目的を実現するために、本発明はファスナテープを提供し、該ファスナテープはファスナエレメントを装着するための装着部、布地を縫うための縫い部を備えており、装着部と縫い部の隣接する辺が一体に連結しており、装着部の縫い部から遠く離間した辺はファスナエレメントを装着するためのファスナエレメント装着辺であり、縫い部は平織り組織である。縫い部を平織り組織とすることによってファスナテープにより優れた剛性を付与することができる。上記の方法で編んだファァスナテープを布地に縫うことにより布地の褶曲現象を改善し、布地に褶曲が生じることを防ぐことができる。
ファスナテープ全体の美しさを高めるために、ファスナテープはさらに端部を備えており、端部が縫い部の装着部から遠く離間した側に位置しており、かつ端部と縫い部の隣接する辺が一体に連結している。
上記装着部、縫い部および端部は、ファスナエレメント装着辺とは垂直な方向に沿う幅の割合が好ましくは5:4:3である。当該割合に設定することにより縫い部の剛性を合理的な範囲に維持し、布地に褶曲が生じることを防ぐ効果をファスナテープにもたせるとともに、ファスナテープの柔軟性を維持し、スライダによりファスナエレメントを開閉する際の滑らかさに大きな影響を与えないようにすることができる。
上記端部は2種類の技術的解決手段がある。具体的には以下のとおりである。
端部の1つ目の技術的解決手段として、端部を平織り組織とする。
端部の2つ目の技術的解決手段として、端部は端部エッジセグメントおよび端部遷移セグメントを備えており、端部遷移セグメントが縫い部と端部エッジセグメントとの間に位置しており、端部遷移セグメントは、縫い部、端部エッジセグメントの隣接する辺と一体に連結しており、端部遷移セグメントは変化組織であり、端部エッジセグメントは平織り組織である。
上記端部の端部エッジセグメントまたは端部全体を平織り組織に設定することにより、例えば位置ずれが発生しないなど、端部をより美しく見せることができる。また、端部遷移セグメントを変化組織に設定することにより端部エッジセグメントと縫い部との間の遷移を容易にすることができる。
上記装着部は3種類の技術的解決手段がある。具体的には以下のとおりである。
装着部の1つ目の技術的解決手段として、装着部を綾織り組織とする。
装着部の2つ目の技術的解決手段として、装着部は装着部縫製セグメント、装着部中間セグメントを備えており、装着部中間セグメント、装着部縫製セグメントは縫い部から遠く離間した方向に沿って順次配列されており、装着部中間セグメントと装着部縫製セグメント、縫い部との間における隣接する辺が一体に連結しており、ファスナエレメント装着辺が装着部縫製セグメントの装着部中間セグメントから遠く離間した辺に設けられており、装着部縫製セグメントは綾織り組織であり、装着部中間セグメントは平織り組織である。
装着部の3つ目の技術的解決手段として、装着部は装着部縫製セグメント、装着部中間セグメント、装着部遷移セグメントを備えており、装着部遷移セグメント、装着部中間セグメント、装着部縫製セグメントは縫い部から遠く離間した方向に沿って順次配列されており、装着部縫製セグメント、装着部中間セグメント、装着部遷移セグメント、縫い部の間の隣接する辺が一体に連結しており、ファスナエレメント装着辺が装着部縫製セグメントの装着部中間セグメントから遠く離間した辺に設けられており、装着部縫製セグメントは綾織り組織であり、装着部中間セグメントは平織り組織であり、装着部遷移セグメントは変化組織である。
上記装着部の装着部縫製セグメントまたは装着部全体を綾織り組織とすることによりファスナエレメントを容易に装着部に縫うことができる。装着部中間セグメントを平織り組織とすることにより経糸と緯糸の位置ズレを防ぐことができる。装着部遷移セグメントを変化組織とすることにより装着部中間セグメントと縫い部との間の遷移を容易にすることができる。
上記技術的解決手段のうちの好ましい解決手段の一つとして、縫い部のファスナエレメント装着辺とは垂直な方向における幅は、ファスナテープのファスナエレメント装着辺とは垂直な方向における幅の50%未満である。
上記技術的解決手段のうちの好ましい解決手段の一つとして、縫い部のファスナエレメント装着辺とは垂直な方向における幅が、装着部のファスナエレメント装着辺とは垂直な方向における幅よりも小さい。
上記技術的解決手段のうちの好ましい解決手段の一つとして、縫い部の経糸の直径が緯糸の直径よりも大きく、より好ましくは縫い部の経糸の直径が緯糸の直径の1.5倍から3倍である。
上記のように縫い部を制限することによって縫い部の剛性を合理的な範囲に維持し、布地に褶曲が生じることを防ぐ効果をファスナテープにもたせるとともに、ファスナテープの柔軟性を維持し、スライダによりファスナエレメントを開閉する際の滑らかさに大きな影響を与えないようにすることができる。
上記目的およびその他の関連目的を実現するために、本発明はさらにスライドファスナを提供し、スライドファスナが互いに対称な2本の上記ファスナテープを備えており、ファスナテープの装着部のファスナエレメント装着辺にはファスナエレメントが装着されており、2本のファスナエレメントは互いに対応しかつ噛み合うことが可能であり、2本のファスナエレメントには2本のファスナエレメントを開閉させうるスライダがさらに設けられている。
上記目的およびその他の関連目的を実現するために、本発明はさらにスライドファスナが固定された布地を提供し、布地には上記スライドファスナが固定されており、縫い部と布地は互いに重なっておりかつ縫い糸によって縫い合わせられており、ファスナテープの最大厚さは布地の厚さの6〜14倍である。ファスナテープの最大厚さを布地の厚さの6〜14倍の範囲内とすることによってスライドファスナを布地に取り付けた後布地に褶曲が生じることを効果的に防ぐことができる。
上記をまとめると、本発明のファスナテープ、スライドファスナ、およびスライドファスナが固定された布地は、下記の有益な効果を有する。
該ファスナテープ、スライドファスナ、およびスライドファスナが固定された布地では、ファスナテープの装着部と縫い部が異なる編み方を採用しており、縫い部を平織り組織とすることにより、経糸と緯糸の位置ズレを防ぐと同時に、ファスナテープの剛性を高めており、これによって上記ファスナテープを有するスライドファスナを布地に縫った後に、布地に褶曲が生じることを効果的に防ぐことができる。
また、縫い部の経糸の直径が緯糸の直径よりも大きくすることによって縫い部の剛性を合理的な範囲に維持し、布地に褶曲が生じることを防ぐ効果をファスナテープにもたせるとともに、ファスナテープの柔軟性を維持し、スライダによりファスナエレメントを開閉する際の滑らかさに大きな影響を与えないようにすることができる。
本発明のファスナテープの構造を示す概略図である。 本発明のファスナテープの他の構造を示す概略図である。 図2に示すファスナテープの具体的な実施方式を示す概略図である。 図1から図3に示すファスナテープをスライドファスナに組み立てる概略図である。
以下において特定の具体的な実施例により本発明の実施方法を説明する。当業者は本明細書にて開示された内容から容易に本発明のその他の長所および効果を理解することができる。
図1から図4を参照しながら説明する。本明細書の図面に示す構造、割合、大きさなどは、当業者が理解しやすくかつ読みやすいように、明細書にて開示された内容を説明するためのものであり、本発明の実施可能な限定条件を限定するためのものではなく、技術において実質的な意味を有していない。いかなる構造の修正、比例関係の変更または大きさの調整も、本発明の生じうる効果及び達成可能な目的に影響を及ぼさない場合において、全て本発明にて開示された技術的内容のカバーできる範囲内に含まれる。また、本明細書にて引用した「上」、「下」、「左」、「右」、「中間」および「一」などの用語は、本発明を明確に説明するためのものであって、本発明の実施可能な範囲を限定するためのものではなく、その相対的な関係の変更または調整は、実質的な技術的内容の変更を有していなければ、本発明の実施可能な範囲内に含まれるものとみなす。
図4に示すように、スライドファスナ100は互いに対称する2本のファスナテープ10を備えており、ファスナテープ10の装着部1のファスナエレメント装着辺14にはファスナエレメント20が装着されており、2本のファスナエレメント20は互いに対応しかつ噛み合うことが可能であり、2本のファスナエレメント20には2本のファスナエレメント20を開閉させうるスライダ30がさらに設けられている。
図1に示すように、本発明が提供したファスナテープ10はファスナエレメント20を装着するための装着部1、布地を縫うための縫い部2を備えており、装着部1と縫い部2の隣接する辺が一体に連結しており、装着部1の縫い部2から遠く離間した辺はファスナエレメント20を装着するためのファスナエレメント装着辺14であり、縫い部2は平織り組織である。縫い部2を平織り組織とすることによってファスナテープ10により優れた剛性を付与することができる。上記の方法で編んだファスナテープ10を布地に縫うことにより布地の褶曲現象を改善し、布地に褶曲が生じることを防ぐことができる。
図2に示すように、ファスナテープ10全体の美しさを高めるために、ファスナテープ10はさらに端部3を備えており、端部3が縫い部2の装着部1から遠く離間した側に位置しており、端部3と縫い部2の隣接する辺が一体に連結している。
縫い部2の剛性が大きすぎると、ファスナテープ10全体の剛性が過度に大きくなる。これを防止してファスナテープ10の柔軟性を維持し、スライダ30によりファスナエレメント20を開閉する際の滑らかさに大きな影響を与えないようにするために、下記のようにいくつかの方法で縫い部2を制限することができる。
1)縫い部2のファスナエレメント装着辺14とは垂直な方向における幅は、ファスナテープ10のファスナエレメント装着辺14とは垂直な方向における幅の50%未満である。
2)縫い部2のファスナエレメント装着辺14とは垂直な方向における幅が、装着部1のファスナエレメント装着辺14とは垂直な方向における幅よりも小さい。
3)縫い部2の経糸21の直径が緯糸22の直径よりも大きく、より好ましくは縫い部2の経糸21の直径が緯糸22の直径の1.5倍から3倍である。
4)ファスナテープ10にさらに端部3が設けられている場合に、装着部1、縫い部2および端部3は、ファスナエレメント装着辺14とは垂直な方向に沿う幅の割合が5:4:3となっている。
上記4つの制限条件は単独で使用してもよく、また組み合わせて使用してもよい。上記制限条件を満たす縫い部2は、縫い部2の剛性を合理的な範囲内に維持し、布地に褶曲が生じることを防ぐ効果をファスナテープ10にもたせるとともに、ファスナテープ10の柔軟性を維持し、スライダ30によりファスナエレメント20を開閉する際の滑らかさに大きな影響を与えないようにすることができる。
図3に示すように、装着部1は3種類の実施方法がある。具体的には以下のとおりである。
1つ目の実施方法として、装着部1を綾織り組織とする。
2つ目の実施方法として、装着部1は装着部縫製セグメント11、装着部中間セグメント12を備えており、装着部中間セグメント12、装着部縫製セグメント11が縫い部2から遠く離間した方向に沿って順次配列されており、装着部中間セグメント12と装着部縫製セグメント11、縫い部2との間における隣接する辺が一体に連結しており、ファスナエレメント装着辺14が装着部縫製セグメント11の装着部中間セグメント12から遠く離間した辺に設けられており、装着部縫製セグメント11は綾織り組織であり、装着部中間セグメント12は平織り組織である。
3つ目の実施方法として、装着部1は装着部縫製セグメント11、装着部中間セグメント12、装着部遷移セグメント13を備えており、装着部遷移セグメント13、装着部中間セグメント12、装着部縫製セグメント11が縫い部2から遠く離間した方向に沿って順次配列されており、装着部縫製セグメント11、装着部中間セグメント12、装着部遷移セグメント13、縫い部2の間の隣接する辺が一体に連結しており、ファスナエレメント装着辺14が装着部縫製セグメント11の装着部中間セグメント12から遠く離間した辺に設けられており、装着部縫製セグメント11は綾織り組織であり、装着部中間セグメント12は平織り組織であり、装着部遷移セグメント13は変化組織である。ここで、装着部遷移セグメント13の変化組織の編み方は〔1/1、1/1、2/2、2/2、2/2、2/2、1/1、1/1〕となっている。
上記装着部1の装着部縫製セグメント11または装着部1全体を綾織り組織に設定することによりファスナエレメント20を容易に装着部1に縫うことができる。装着部中間セグメント12を平織り組織とすることにより経糸と緯糸の位置ズレを防ぐことができる。また、装着部遷移セグメント13として変化組織を採用することにより装着部中間セグメント12と縫い部2との間の遷移を容易にすることができる。
図3に示すように、端部3は2種類の実施方法がある。具体的には以下のとおりである。
1つ目の実施方法として、端部3を平織り組織とする。
2つ目の実施方法として、端部3は端部エッジセグメント31および端部遷移セグメント32を備えており、端部遷移セグメント32が縫い部2と端部エッジセグメント31との間に位置しており、端部遷移セグメント32は、縫い部2、端部エッジセグメント31の隣接する辺と一体に連結しており、端部遷移セグメント32は変化組織であり、端部エッジセグメント31は平織り組織である。ここで、端部遷移セグメント32の変化組織の編み方は〔1/1、2/2、2/2、2/2、2/2、2/2、2/2、2/2、2/2、1/1、1/1〕である。
上記端部3の端部エッジセグメント31または端部3全体を平織り組織に設定することにより、例えば位置ずれが発生しないなど、端部3をより美しく見せることができる。また、端部遷移セグメント32を変化組織に設定することにより端部エッジセグメント31と縫い部2との間の遷移を容易にすることができる。
上記実施例における経糸の延伸方向がファスナエレメント装着辺14の延伸方向に平行であり、緯糸がファスナエレメント装着辺14とは垂直な方向へ延伸している。図3に示すように、符号21は縫い部2の経糸であり、符号22は縫い部2の緯糸である。
図4に示すように、本発明はさらにスライドファスナに係わり、スライドファスナ100は互いに対称な2本のファスナテープ10を備えており、ファスナテープ10の装着部1のファスナエレメント装着辺14にはファスナエレメント20が装着されており、2本のファスナエレメント20は互いに対応しかつ噛み合うことが可能であり、2本のファスナエレメント20には2本のファスナエレメント20を開閉させうるスライダ30がさらに設けられている。
本発明はさらにスライドファスナが固定された布地に係わり、布地には上記スライドファスナ100が固定されており、縫い部2と布地は互いに重なっておりかつ縫い糸によって縫い合わせられており、ファスナテープ10の最大厚さは布地の厚さの6〜14倍である。ここで、ファスナテープ10の最大厚さとは、ファスナテープ10を平らに置いた場合のファスナテープ10の上下面とは垂直な方向のファスナテープ10の上下面の相対距離の最大値であり、布地の厚さとは、布地を平らに置いた場合の布地の上下面とは垂直な方向の布地の上下面の相対距離である。ファスナテープ10の最大厚さを布地の厚さの6〜14倍の範囲内とすることによってスライドファスナ100を布地に取り付けた後布地に褶曲が生じることを効果的に防ぐことができる。
上記をまとめると、本発明のファスナテープ、スライドファスナ、およびスライドファスナが固定された布地では、そのファスナテープの装着部と縫い部が異なる編み方を採用しており、縫い部を平織り組織とすることにより、経糸と緯糸の位置ズレを防ぐと同時に、ファスナテープの剛性を高めており、これにより上記ファスナテープを有するスライドファスナを布地に縫った後に、布地に褶曲が生じることを効果的に防ぐことができる。したがって、本発明は、従来の技術におけるさまざまな欠点を効果的に克服しており、高度な産業上の利用価値を有している。
上記実施例は、本発明の原理および効果を例示的に説明するためのものにすぎず、本発明を制限するためのものではない。当業者は本発明の精神および範囲に違反せずに上記実施例を修正または変更することができる。したがって、当業者が本発明にて開示された精神および技術的思想から離脱せずに完成した全ての等価的な修正または変更は本発明の特許請求の範囲に含まれる。
100 スライドファスナ
10 ファスナテープ
1 装着部
11 装着部縫製セグメント
12 装着部中間セグメント
13 装着部遷移セグメント
14 ファスナエレメント装着辺
2 縫い部
21 縫い部経糸
22 縫い部緯糸
3 端部
31 端部エッジセグメント
32 端部遷移セグメント
20 ファスナエレメント
30 スライダ

Claims (13)

  1. ファスナテープであって、
    前記ファスナテープ(10)はファスナエレメント(20)を装着するための装着部(1)、布地を縫うための縫い部(2)を備えており、
    前記装着部(1)と縫い部(2)の隣接する辺は一体に連結しており、
    前記装着部(1)の縫い部(2)から遠く離間した辺はファスナエレメント(20)を装着するためのファスナエレメント装着辺(14)であり、
    前記縫い部(2)は平織り組織であり、
    前記縫い部(2)の経糸(21)の直径が緯糸(22)の直径よりも大きいことを特徴とするファスナテープ。
  2. 請求項1に記載のファスナテープにおいて、
    前記ファスナテープ(10)はさらに端部(3)を備えており、
    前記端部(3)は前記縫い部(2)の装着部(1)から遠く離間した側に位置しており、
    前記端部(3)と縫い部(2)の隣接する辺は一体に連結していることを特徴とするファスナテープ。
  3. 請求項2に記載のファスナテープにおいて、
    前記装着部(1)、縫い部(2)および端部(3)は、ファスナエレメント装着辺(14)に垂直な方向に沿う幅の割合が5:4:3となっていることを特徴とするファスナテープ。
  4. 請求項2に記載のファスナテープにおいて、
    前記端部(3)は平織り組織であることを特徴とするファスナテープ。
  5. 請求項2に記載のファスナテープにおいて、
    前記端部(3)は端部エッジセグメント(31)および端部遷移セグメント(32)を備えており、
    前記端部遷移セグメント(32)は縫い部(2)と端部エッジセグメント(31)との間に位置しており、
    前記端部遷移セグメント(32)は、縫い部(2)、端部エッジセグメント(31)の隣接する辺と一体に連結しており、
    前記端部遷移セグメント(32)は変化組織であり、前記端部エッジセグメント(31)は平織り組織であり、
    前記端部遷移セグメント(32)の変化組織の編み方は〔1/1、2/2、2/2、2/2、2/2、2/2、2/2、2/2、2/2、1/1、1/1〕であることを特徴とするファスナテープ。
  6. 請求項1に記載のファスナテープにおいて、
    前記装着部(1)は綾織り組織であることを特徴とするファスナテープ。
  7. 請求項1に記載のファスナテープにおいて、
    前記装着部(1)は装着部縫製セグメント(11)、装着部中間セグメント(12)を備えており、
    前記装着部中間セグメント(12)、装着部縫製セグメント(11)は縫い部(2)から遠く離間した方向に沿って順次配列されており、
    前記装着部中間セグメント(12)と装着部縫製セグメント(11)、縫い部(2)との間における隣接する辺は一体に連結しており、
    前記ファスナエレメント装着辺(14)は前記装着部縫製セグメント(11)の装着部中間セグメント(12)から遠く離間した辺に設けられており、
    前記装着部縫製セグメント(11)は綾織り組織であり、前記装着部中間セグメント(12)は平織り組織であることを特徴とするファスナテープ。
  8. 請求項1に記載のファスナテープにおいて、
    前記装着部(1)は装着部縫製セグメント(11)、装着部中間セグメント(12)、装着部遷移セグメント(13)を備えており、
    前記装着部遷移セグメント(13)、装着部中間セグメント(12)、装着部縫製セグメント(11)は縫い部(2)から遠く離間した方向に沿って順次配列されており、
    前記装着部縫製セグメント(11)、装着部中間セグメント(12)、装着部遷移セグメント(13)、縫い部(2)の間の隣接する辺は一体に連結しており、
    前記ファスナエレメント装着辺(14)は前記装着部縫製セグメント(11)の装着部中間セグメント(12)から遠く離間した辺に設けられており、
    前記装着部縫製セグメント(11)は綾織り組織であり、前記装着部中間セグメント(12)は平織り組織であり、前記装着部遷移セグメント(13)は変化組織であり、
    前記装着部遷移セグメント(13)の変化組織の編み方は〔1/1、1/1、2/2、2/2、2/2、2/2、1/1、1/1〕であることを特徴とするファスナテープ。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載のファスナテープにおいて、
    前記縫い部(2)のファスナエレメント装着辺(14)に垂直な方向に沿う幅は、前記ファスナテープ(10)のファスナエレメント装着辺(14)に垂直な方向に沿う幅の50%未満であることを特徴とするファスナテープ。
  10. 請求項1から8のいずれか1項に記載のファスナテープにおいて、
    前記縫い部(2)のファスナエレメント装着辺(14)に垂直な方向に沿う幅が、前記装着部(1)のファスナエレメント装着辺(14)に垂直な方向に沿う幅よりも小さいことを特徴とするファスナテープ。
  11. 請求項に記載のファスナテープにおいて、
    前記縫い部(2)の経糸(21)の直径は、緯糸(22)の直径の1.5倍から3倍であることを特徴とするファスナテープ。
  12. スライドファスナであって、
    前記スライドファスナ(100)は互いに対称な2本の請求項1から11のいずれか1項に記載のファスナテープ(10)を備えており、
    前記ファスナテープ(10)の装着部(1)のファスナエレメント装着辺(14)にはファスナエレメント(20)が装着されており、
    前記2本のファスナエレメント(20)は互いに対応しかつ噛み合うことが可能であり、
    前記2本のファスナエレメント(20)には2本のファスナエレメント(20)を動かして開閉させることが可能であるスライダ(30)がさらに設けられていることを特徴とするスライドファスナ。
  13. スライドファスナが固定された布地であって、
    前記布地には請求項12に記載のスライドファスナ(100)が固定されており、
    前記縫い部(2)と布地は互いに重なっておりかつ縫い糸によって縫い合わせられており、
    前記ファスナテープ(10)の最大厚さは前記布地の厚さの6〜14倍であることを特徴とするスライドファスナが固定された布地。
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