JP6216484B1 - 固縛用フック、固縛装置及び固縛方法 - Google Patents

固縛用フック、固縛装置及び固縛方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6216484B1
JP6216484B1 JP2017538257A JP2017538257A JP6216484B1 JP 6216484 B1 JP6216484 B1 JP 6216484B1 JP 2017538257 A JP2017538257 A JP 2017538257A JP 2017538257 A JP2017538257 A JP 2017538257A JP 6216484 B1 JP6216484 B1 JP 6216484B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
lashing
base
fixing member
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017538257A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2018179159A1 (ja
Inventor
健史 小長井
健史 小長井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AVIELAN CORPORATION
Original Assignee
AVIELAN CORPORATION
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AVIELAN CORPORATION filed Critical AVIELAN CORPORATION
Application granted granted Critical
Publication of JP6216484B1 publication Critical patent/JP6216484B1/ja
Publication of JPWO2018179159A1 publication Critical patent/JPWO2018179159A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60PVEHICLES ADAPTED FOR LOAD TRANSPORTATION OR TO TRANSPORT, TO CARRY, OR TO COMPRISE SPECIAL LOADS OR OBJECTS
    • B60P7/00Securing or covering of load on vehicles
    • B60P7/06Securing of load
    • B60P7/08Securing to the vehicle floor or sides
    • B60P7/0807Attachment points
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B25/00Load-accommodating arrangements, e.g. stowing, trimming; Vessels characterised thereby
    • B63B25/24Means for preventing unwanted cargo movement, e.g. dunnage
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60PVEHICLES ADAPTED FOR LOAD TRANSPORTATION OR TO TRANSPORT, TO CARRY, OR TO COMPRISE SPECIAL LOADS OR OBJECTS
    • B60P7/00Securing or covering of load on vehicles
    • B60P7/06Securing of load
    • B60P7/08Securing to the vehicle floor or sides
    • B60P7/0823Straps; Tighteners
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60PVEHICLES ADAPTED FOR LOAD TRANSPORTATION OR TO TRANSPORT, TO CARRY, OR TO COMPRISE SPECIAL LOADS OR OBJECTS
    • B60P7/00Securing or covering of load on vehicles
    • B60P7/06Securing of load
    • B60P7/08Securing to the vehicle floor or sides
    • B60P7/0823Straps; Tighteners
    • B60P7/083Tensioning by repetetive movement of an actuating member
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B25/00Load-accommodating arrangements, e.g. stowing, trimming; Vessels characterised thereby
    • B63B25/002Load-accommodating arrangements, e.g. stowing, trimming; Vessels characterised thereby for goods other than bulk goods
    • B63B25/008Load-accommodating arrangements, e.g. stowing, trimming; Vessels characterised thereby for goods other than bulk goods for wheeled cargo
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G11/00Means for fastening cables or ropes to one another or to other objects; Caps or sleeves for fixing on cables or ropes
    • F16G11/12Connections or attachments, e.g. turnbuckles, adapted for straining of cables, ropes, or wire
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60PVEHICLES ADAPTED FOR LOAD TRANSPORTATION OR TO TRANSPORT, TO CARRY, OR TO COMPRISE SPECIAL LOADS OR OBJECTS
    • B60P3/00Vehicles adapted to transport, to carry or to comprise special loads or objects
    • B60P3/06Vehicles adapted to transport, to carry or to comprise special loads or objects for carrying vehicles
    • B60P3/07Vehicles adapted to transport, to carry or to comprise special loads or objects for carrying vehicles for carrying road vehicles
    • B60P3/073Vehicle retainers
    • B60P3/075Vehicle retainers for wheels, hubs, or axle shafts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60PVEHICLES ADAPTED FOR LOAD TRANSPORTATION OR TO TRANSPORT, TO CARRY, OR TO COMPRISE SPECIAL LOADS OR OBJECTS
    • B60P3/00Vehicles adapted to transport, to carry or to comprise special loads or objects
    • B60P3/06Vehicles adapted to transport, to carry or to comprise special loads or objects for carrying vehicles
    • B60P3/07Vehicles adapted to transport, to carry or to comprise special loads or objects for carrying vehicles for carrying road vehicles
    • B60P3/073Vehicle retainers
    • B60P3/079Tie-down retainers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B25/00Load-accommodating arrangements, e.g. stowing, trimming; Vessels characterised thereby
    • B63B25/24Means for preventing unwanted cargo movement, e.g. dunnage
    • B63B2025/245Means for preventing unwanted cargo movement, e.g. dunnage of wheeled cargo, e.g. vehicle retainers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
  • Package Frames And Binding Bands (AREA)

Abstract

この発明は、固縛用フックに係り、固定部材に下側から掛け留められた状態での使用を可能とすること目的とする。固縛用フック(12)は、固縛対象の固定部材に掛け留めるフック部(34)と、本体部(36)とを備える。本体部(36)は、張力伝達用のベルトを連結するための連結部(50)を備える。フック部(34)は、基部(38)と湾曲部(42)と先端部(40)を備える。湾曲部(42)は、基部(38)と先端部(40)の間に開口(44)を持ち、当該開口(44)の内側に固定部材を収容するスペース(46)を有する。本体部(36)及び基部(38)の近傍が厚みを有する方向をZ方向とした場合に、湾曲部(42)は、先端部(40)のZ方向位置と基部(38)のZ方向位置とを重複させないような曲がりをZ方向に有する。

Description

この発明は、固縛用フック、固縛装置及び固縛方法に係り、特に、固縛対象の位置ずれ防止に適した固縛用フック、及びそのフックを用いた固縛装置並びに固縛方法に関する。
自動車等の積荷を船舶で輸送する際には、航行中の位置ずれを防ぐために、甲板上で積荷を固定しておく必要がある。近年の自動車には、その固定を容易にするためにアイボルト(Eye-Bolt)等の固定部材が装着されている。アイボルトは、フックを掛け留めるための環状のループ部と、自動車等との締結を得るためのボルト部とを備えている。
特許文献1には、自動車等の固縛対象を船舶等の上に固定するための固縛装置が開示されている。この固縛装置は、アイボルト等の固定部材に掛け留めるための固縛用フックを備えている。固縛用フックには、ロープやベルト(以下、ベルトとする)の一端が固定されている。ベルトの他端は、張力発生機構を介して固定フックに繋がれている。固定フックは、船舶の甲板上などに設けられている不動部材に掛け留められる。
張力発生機構には、梃子の原理を利用した操作レバーが組み込まれている。この操作レバーは、支点を中心として解放位置から固定位置に反転されることにより、固縛用フックと固定用フックを結ぶベルトに張力を与える。このため、特許文献1に記載の固縛装置によれば、固縛用フックを固縛対象に掛け留め、次いで固定用フックを不動部材に掛け留めた後に、張力発生機構の操作レバーを反転させれば、ベルトの張力を固縛対象に作用させることができる。そして、同様の張力を複数個所(例えば、自動車の四隅)に作用させれば、固縛対象の位置を固定することができる。
出願人は、特許文献1を含めて、この出願に含まれる発明に関連する先行技術文献として、下記の文献を把握している。
日本特開2002−31193号公報 日本特開2002−31194号公報
船舶等による輸送の過程で、自動車等の固縛対象には様々な方向の力が作用する。例えば、船舶が左に傾けば、固縛対象には左向きの力が作用する。この際、右側に掛け留められたストラップには伸張が生じ、他方、左側に掛け留められたストラップは縮小が生ずる。そして、左側のストラップには緩みが生ずることがある。
固縛用フックは、このような緩みが生じた際にもアイボルト等から外れることは許されない。固縛用フックが、水平に配置されたループ部に下側から掛け留められている場合は、そのフックの開口部分は上向きになり易い。このような状態でストラップに緩みが生じれば、固縛用フックが自重によりループ部から脱落する事態が生じ得る。
他方、固縛用フックが、水平に配置されたループ部に上側から掛け留められている場合は、フックの開口部分が下向きになり易い。この場合、フックの自重はフックの掛け留めを維持する方向に働くため、ストラップに緩みが生じても、フックはループ部から脱落し難い。
このような事情から、特許文献1に記載の固縛装置は、以下の2点に従って使用することが前提となる。
(1)アイボルトのループ部等、フックを掛け留めるための固定部材を水平に配置する。
(2)上記の固定部材に、固縛用フックを上側から掛け留める。
自動車等の固縛対象に設けられる固定部材には、様々な制約が課される。例えば自動車のアイボルトは、意匠上の制約等により通常は車体の床下に配置される。このような固定部材に上側から固縛用フックを掛け留める作業は、必ずしも容易なものばかりではない。このため、特許文献1に記載の固縛装置は、安定した固縛を提供することはできるが、時に難易度の高い固縛作業を要求するものであった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、固定部材に下側から掛け留められた状態であっても、容易には固定部材から脱落することのない固縛用フックを提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、固定部材に下側から掛け留められた状態であっても、容易には固定部材から脱落することのない固縛用フックを備える固縛装置を提供することを第2の目的とする。
更に、本発明は、上記の固縛用フックを用いた固縛対象の固縛方法を提供することを第3の目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、固縛対象が備える固定部材に掛け留められるフック部と、当該フック部と一体化されている本体部とを備える固縛用フックであって、
前記本体部は、張力伝達用のベルト等価物を連結するための連結部を備え、
前記フック部は、
前記本体部に繋がる基部と、
前記基部と先端部との間に存在する湾曲部とを備え、
前記湾曲部は、前記基部と前記先端部との間に開口を持ち当該開口の内側に前記固定部材を収容するスペースを有する外形を有し、
前記本体部及び前記基部の近傍が厚みを有する方向をZ方向とした場合に、前記湾曲部は、前記先端部のZ方向位置と前記基部のZ方向位置とを重複させないような曲がりをZ方向に有していることを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、前記連結部と前記フック部は、当該連結部に連結される前記ベルト等価物の中心線の延長が前記湾曲部と交わる位置関係を有することを特徴とする。
また、第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記曲がりは、前記先端部のZ方向位置を前記基部のZ方向位置と重複しない位置まで変位させる、前記湾曲部のZ方向における捩れであることを特徴とする。
また、第4の発明は、第2の発明において、前記湾曲部の前記スペースの側の端面は、前記基部の近傍ではZ軸方向に平行である一方、当該湾曲部の中央部の近傍ではZ軸方向に対して前記捩れの方向に傾斜していることを特徴とする。
また、第5の発明は、第3又は第4の発明において、前記基部に対する前記先端部の捩れの角度は55°以下であることを特徴とする請求項3又は4に記載の固縛用フック。
また、第6の発明は、第5の発明において、前記基部に対する前記先端部の捩れの角度は45°以下であることを特徴とする。
また、第7の発明は、第6の発明において、前記基部に対する前記先端部の捩れの角度は30°以下であることを特徴とする。
また、第8の発明は、第1乃至第7の発明の何れかに係る固縛用フックを備える固縛装置であって、
一方の側で前記固縛用フックの本体部に連結されるベルト等価物と、
前記ベルト等価物の他方の側に連結される固定用フックと、
前記固縛用フックと前記固定用フックとの間で、前記ベルト等価物に張力を付与する張力発生機構と、
を更に備えることを特徴とする。
また、第9の発明は、第8の発明に係る固縛装置を用いた、固縛対象の固縛方法であって、
前記固縛対象が備える固定部材に、前記固縛用フックを下側から掛け留めるステップと、
前記固縛対象の位置を固定するための領域に設置された不動部材に、前記固定用フックを掛け留めるステップと、
前記固縛用フックの掛け留め及び前記固定用フックの掛け留めが終了した後に、前記ベルト等価物に張力が付与されるように前記張力発生機構を作動させるステップと、
を含むことを特徴とする。
第1の発明によれば、固縛用フックは、フック部において固定部材に掛け留めることができる。固縛用フックは、ベルト等価物が発する張力を、固縛対象の固定部材に作用させることができる。従って、固縛対象の複数の箇所に固縛用フックを掛け留めれば、固縛対象の位置ずれを有効に防ぐことができる。
本発明におけるフック部は、固定部材が通過できる大きさの開口を有する必要がある。基部と先端部のZ方向位置が揃っている場合は、フック部の開口は、Z方向に垂直な方向(以下、単に「垂直方向」とする)に、固定部材の幅より大きな距離を与える必要がある。ここで、先端部のZ方向位置を基部のZ方向位置からずらすと、Z方向のずれ分だけ開口の距離は大きくなる。そして、この場合は、大きくなった距離が固定部材の幅より大きければ、固定部材は開口を通過することができる。このため、本発明によれば、基部と先端部のZ方向位置が揃っている場合に比して、開口の垂直方向の距離を小さくすることができる。その結果、本発明によれば、基部と先端部のZ方向位置が揃ったフックに比して、固定部材から脱落し難いものとなる。
固定部材が開口を通過してフック部の湾曲部内に収納された状態では、フック部の先端部は、固定部材より開口側に位置する。この状態から、フック部の先端部が、固定部材より湾曲部の側に移動してしまうと、固縛用フックは固定部材から脱落する。フック部に曲がりが形成されていない場合、フック部は、内側の端面だけで固定部材に接触する。この場合、上記の状態変化の過程では、その端面と固定部材の滑り摩擦だけが抵抗となる。本発明では、フック部の先端部に曲がりが設けられている。このため、上記の状態変化の過程で、先端部付近の側面が固定部材に当たり、先端部の移動を妨げる更なる抵抗が発生し易い。本発明に係る固縛用フックは、この点においても、先端部に曲がりを持たない固縛用フックに比して固定部材から脱落し難い。
以上のように、本発明に係る固縛用フックは、フック部の先端部に曲がりが設けられていない固縛用フックに比して、固定部材から脱落し難い特性を示す。このため、本発明によれば、固定部材に下側から掛け留められた状態であっても、固定部材から容易に脱落することのない固縛用フックを提供することができる。
第2の発明によれば、ベルト等価物が発する張力は、ベルト等価物の中心線に沿って作用する。本発明では、この中心線が湾曲部と交わっているため、ベルト等価物が発する張力は、フック部の湾曲部を固縛対象の固定部材に押し付ける力として作用する。このため、本発明によれば、ベルト等価物に張力を発生させることにより、固縛用フックが固定部材から脱落し難い状態を作り出すことができる。
第3の発明によれば、湾曲部の先端部付近をZ方向に変位させる捩れによって所望の曲がりを実現することができる。
第4の発明によれば、湾曲部の中央部の近傍で端面に傾斜が生じているため、固定部材とフック部の接触は、面接触ではなく、点接触又は線接触となる。点接触又は線接触によれば、面接触の場合に比して大きな摩擦抵抗が生ずる。固縛用フックは、固定部材とフック部の間に生ずる摩擦抵抗が大きいほど、固定部材から脱落し難い。このため、本発明によれば、固縛用フックの脱落に対する耐性を更に高めることができる。
第5の発明によれば、湾曲部の先端部には、Z方向位置が基部と重複しない範囲で、55°以下の捩れ角が与えられる。このような範囲であれば、基部と先端部のZ方向位置が揃っている固縛用フックに比して、固定部材からの脱落に関して優れた耐性を得ることができる。
第6の発明によれば、湾曲部の先端部には、Z方向位置が基部と重複しない範囲で、45°以下の捩れ角が与えられる。本発明によれば、第5の発明に比して、固定部材からの脱落に関して更に優れた耐性を得ることができる。
第7の発明によれば、湾曲部の先端部には、Z方向位置が基部と重複しない範囲で、30°以下の捩れ角が与えられる。本発明によれば、第6の発明に比して、固定部材からの脱落に関してより一層優れた耐性を得ることができる。
第8の発明によれば、第1乃至第7の何れかに係る固縛用フックを備える固縛装置を提供することができる。この固縛装置によれば、張力発生機構の機能により、固縛用フックと固定用フックの間に張力を発生させることができる。この張力を固縛対象に作用させれば、固縛対象の位置ずれを防ぐことができる。本発明によれば、固縛用フックを下側から掛け留める作業を認めることができる。このため、この発明によれば、容易な作業で固縛作業を完了させることができる。
第9の発明によれば、第8の発明に係る固縛装置を用いて、不動部材と固縛対象との間に張力を作用させることができる。また、本発明では、固縛用フックは下側から固定部材に掛け留められる。下側からの掛け留め作業は、上側からの掛け留め作業に比して容易であることがある。このため、この発明によれば、上側からの掛け留めだけが認められる場合に比して固縛作業を容易化することができる。
本発明の実施の形態1の固縛装置が張力を発生する前の状態を示す図である。 本発明の実施の形態1の固縛装置が張力を発生している状態を示す図である。 本発明の実施の形態1の固縛装置が備える固縛用フックの斜視図である。 図3に示す固縛用フックを平面視で表した図である。 図4に示す固縛用フックの側面図である。 本発明の実施の形態1の固縛用フックを下掛けで用いた場合の移動試験の結果を示す。 本発明の実施の形態1の固縛用フックを横掛けで用いた場合の移動試験の結果を示す。 本発明の実施の形態1の固縛用フックを下掛けで用いた場合の仰角試験の結果を示す。 本発明の実施の形態2及び3の固縛用フックを下掛けで用いた場合の移動試験の結果を示す。
実施の形態1.
[実施の形態1の全体構成]
図1は本発明の実施の形態1の固縛装置10の全体構成を示す。固縛装置10は固縛用フック12を備えている。固縛用フック12は固定部材に掛け留められている。本実施形態では、固定部材としてアイボルト14が用いられている。
アイボルト14は、ループ部16とボルト部18を備えている。ループ部16は中央に空間を有する環状の部材である。ボルト部18は、図示しない固縛対象に締結されている。固縛対象としては、自動車やコンテナなど、搬送等の過程で位置ずれを防止する必要のある様々な物体が想定される。
図1において、アイボルト14は、ループ部16が水平になるように配置されている。固縛用フック12は、水平に配置されたループ部16に下側から掛け留められている。以下、このような掛け留めの手法を「下掛け」と称す。これに対して、水平に配置されたループ部16に、固縛用フック12を上側から掛け留める手法を「上掛け」と称す。更に、ループ部16を水平に配置して固縛用フック12を横から掛け留める手法を「横掛け」と称する。
固縛用フック12には、ベルト20の一端が連結されている。ベルト20は、ロープ、或いはチェーンと置き換えることができる。ベルト20の他端には、張力発生機構22が連結されている。張力発生機構22は、ベルト20を巻き回して保持するための機構24と、操作レバー26を備えている。図1は、操作レバー26が張力解放位置にある状態を示している。
張力発生機構22には、アーム28が連結している。アーム28には、更に、固定用フック30が連結されている。固定用フック30は、不動部材に掛け留められている。本実施形態では、不動部材としてアイボルト32が用いられている。アイボルト32は、例えば船舶の甲板など、固縛対象を固定するべき領域に固定された不動の部材である。図1において、アイボルト32は、ループ部が水平になるように配置されている。固定用フック30は、そのアイボルト32に上掛けされている。
本実施形態の固縛装置を用いる場合は、先ず、図1に示すように固縛用フック12を固縛対象のアイボルト14に下掛けする。次いで、固定用フック30をアイボルト32に掛け留める。その後、ベルト20の緩みが無くなる程度にベルト20の巻き回し部分を調整する。最後に、操作レバー26を、固定用フック30側の張力解放位置から、固縛用フック12側の張力発生位置に移動させる。
図2は、操作レバー26が張力発生位置に操作された後の状態を示す。張力発生機構22は、操作レバー26が固定用フック30側から固縛用フック12の側に操作される過程で、梃子の原理によりベルト20を機構24の側に引き込む。その結果、図2に示す状態では、固縛用フック12と固定用フック30の間に張力が発生する。例えば、船舶に搭載された自動車が固縛対象である場合、自動車の四隅に上記の張力を作用させることで、固縛対象の位置ずれを防止することができる。
[固縛用フックの特徴]
図3は、本実施形態において用いられる固縛用フック12の斜視図である。図4は、固縛用フック12を平面視で表した図である。また、図5は、固縛用フックを図4に示すV矢視で表した側面図である。尚、図5に示すIV矢視は、図4に示す平面視の方向を示している。
図3乃至図5に示すように、本実施形態の固縛用フック12はフック部34と本体部36を備えている。フック部34は基部38において本体部36と繋がっている。フック部34は、基部38と先端部40の間に湾曲部42を有している。基部38と先端部40との間には開口44が存在する。湾曲部42は、C字又はU字状の外形を有しており、開口44の内側には円形状のスペース46が形成されている。
固縛用フック12の本体部36には貫通孔48が設けられている。本体部36は、貫通孔48を挟んで湾曲部42の反対側に、ベルト20を巻き回すための連結部50を有している。ベルト20は、図1に示すように、連結部50に巻き回されることで固縛用フック12に連結される。
連結部50は、湾曲部42の中央部と対向するように設けられる。このため、連結部50にベルト20が連結されると、ベルト20の中心線の延長は、湾曲部42のほぼ中央と交差する。従って、本実施形態の固縛用フック12によれば、ベルト20が発する張力は、湾曲部42のほぼ中央に作用することになる。
本実施形態において、固縛用フック12の湾曲部42は「曲がり」を有している。この「曲がり」は、フック部34の基部38周辺の厚み方向をZ方向とした場合に、先端部40のZ方向位置が、基部38のZ方向位置と重複しないように設けられている(図5参照)。より具体的には、本実施形態において、湾曲部42の曲がりは、先端部40が基部38に対して30°傾斜するように、湾曲部42の中央部付近に捩れを生じさせることにより形成されている(更に図3及び図4参照)。
固縛用フック12をアイボルト14に掛け留めるためには、アイボルト14のループ部16を構成する軸部材が、開口44を通過できなければならない。このため、開口44には、アイボルト14の軸部材の幅(軸部材が円柱状であれば直径)より大きな距離を与える必要がある。この距離が大きいほど、固縛用フック12は、アイボルト14から脱落し易くなる。
フック部34の先端部40がZ方向において基部38と重なっているとすれば、開口44は、Z方向に垂直な方向52において、アイボルト14の軸部材の幅を超える距離を有していなければならない。以下、このような構成を有するフックを「比較フック」と称する。
本実施形態では、先端部40のZ方向位置が、湾曲部42の「曲がり」の影響で、基部38のZ方向位置からずれている。そして、開口44の距離はそのずれの分だけ大きくなっている。このため、本実施形態の構成では、開口44の垂直方向52の距離がアイボルト14の軸部材の幅と同等であっても、その軸部材は開口44を通過することができる。
このように、本実施形態の構成によれば、フック部34の先端部40と基部38がZ方向において重なっている構成に比して、開口44の垂直方向52の距離を狭めることができる。このため、本実施形態の固縛用フック12は、比較例のフックに比して、アイボルト14から脱落し難い特性を示す。
また、本実施形態では、湾曲部42の「曲がり」は、湾曲部42の中央付近の捩じりによって形成される。この捩じりの影響は、湾曲部42のスペース46側の端面、つまり、湾曲部42がアイボルト14と接する端面にも現れる。具体的には、本実施形態の固縛用フック12では、基部38の周辺では湾曲部42の端面がZ方向と実質的に平行となるが、湾曲部42の中央付近から先端部40にかけては、上記捩じりの影響で、その端面がZ軸に対して傾斜した面となる。
比較例のフックでは、湾曲部42の端面は、全ての領域においてZ軸と平行となる。この場合、湾曲部42は、端面の全副でアイボルト14と接触することになる。他方、本実施形態の固縛用フック12では、湾曲部42は、中央部の付近から先端部40にかけて、傾斜した端面の端点でのみアイボルト14に接触する。湾曲部42とアイボルト14の間に働く摩擦力は、接触面積が小さいほど大きくなる。従って、本実施形態の構成によれば、比較例の場合に比してその摩擦力を大きく確保することができる。本実施形態の固縛用フックは、この点においても、比較例のフックに比してアイボルト14から脱落し難い特性を示す。
[脱落試験の結果]
図6は、比較例のフックと本実施形態の固縛用フック12について実施した第1の脱落試験の結果を示す。試験方法は下記の通りである。
1.固縛対象:地上46.5cmの高さにアイボルト14を有する自動車
2.掛け留め方法:下掛け
3.初期条件:アイボルト14の前方30cm、地上高75cmの箇所で、180gの張力でベルト20を保持
4.試験動作:ベルト20の保持位置をアイボルト14に向けて水平移動し、脱落の有無、及び脱落までの移動距離を測定
図6に示すように、比較例のフックは、30回の試験の全てでアイボルト14から脱落した。脱落までの移動距離は、最大で24mmである。これに対して、本実施形態の固縛用フック12は、30回の試験の全てにおいて、300mmの全距離を移動しても脱落が生じなかった。このように、本実施形態の固縛用フック12は、下掛けで用いた場合に、比較例のフックに比して極めて優れた安定性を示す。
図7は、第2の脱落試験の結果を示す。この試験の方法は、ループ部16が垂直になるようにアイボルト14の向きを変更し、比較例のフック及び本実施形態の固縛用フック12を横掛けで掛け留めた他は、第1の脱落試験の場合と同様である。
図7に示すように、横掛けの場合でも、比較例のフックは、30回の試験の全てでアイボルト14から脱落した。脱落までの移動距離は、最大で33mmである。これに対して、本実施形態の固縛用フック12は、30回の試験の全てにおいて、全距離の300mmを移動しても脱落が生じなかった。このように、本実施形態の固縛用フック12は、横掛けで用いた場合にも、比較例のフックに比して極めて優れた安定性を示す。
図8は、第3の脱落試験の結果を示す。試験方法は下記の通りである。尚、下記の試験方法のうち、1及び2は第1の脱落試験の場合と同様である。
1.固縛対象:地上46.5cmの高さにアイボルト14を有する自動車
2.掛け留め方法:下掛け
3.初期条件:アイボルト14の前方30cm、ベルト20が水平となる高さ(15cm)で、180gの張力でベルト20を保持
4.試験動作:ベルト20への張力を維持したまま、固縛用フック12を中心としてベルト20の保持位置を上方に移動し、脱落の有無、及び脱落時のベルト20の仰角を測定
図8に示すように、比較例のフックは、30回の試験において、最小21°、最大28°の仰角でアイボルト14から脱落した。これに対して、本実施形態の固縛用フック12では、30回の試験中、仰角が54°に達するまでは一度も落下が生じなかった。このように、本実施形態の固縛用フック12は、ベルト20に許容し得る仰角の面でも、比較例のフックに比して極めて優れた性能を有している。
船舶の甲板等の上に固定された固縛対象には、輸送の過程で様々な揺れが伝達される。これにより、固縛対象に張力を与えているベルト20には、一時的な伸縮、或いは仰角変化が生ずる。フックが上掛けで用いられる場合は、フックの自重がアイボルト14との掛け留めを維持する方向に作用する。このため、比較例のフックも、上掛けで用いられる場合には、アイボルト14から落下することは無いに等しい。しかしながら、下掛け又は横掛けで用いられた場合は、ベルト20の縮小量や仰角が図6乃至図8に示す条件に達すれば、比較例のフックはアイボルト14から落下する。このため、比較例のフックを下掛けや横掛けで用いることは適切ではない。
一方、本実施形態の固縛用フック12は、輸送の過程でベルト20に生ずる縮小は仰角変化の範囲では、アイボルト14から脱落することがない。このため、固縛用フック12は、上掛けに限らず、下掛け、及び横掛けで用いることができる。フックを掛け留める方法として下掛け及び横掛けが利用できるようになると、フックの掛け留め作業についての自由度が広がり、その作業が著しく容易になる。このため、本実施形態の固縛用フック12、並びに本実施形態の固縛装置10によれば、比較例のフックが用いられる場合に比して、固縛作業に伴う労力を著しく軽減することができる。
[実施の形態1の変形例]
ところで、上述した実施の形態1では、固定部材及び不動部材が、夫々アイボルト14,32である場合を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではない。固定部材及び不動部材は、フックを掛け留めることができれば、アイボルトに限らず他の部材であってもよい。
また、上述した実施の形態1では、湾曲部42の「曲がり」を捩じりによって形成することとしているが、本発明はこれに限定されるものではない。この「曲がり」は、段差によって形成することとしてもよい。
また、上述した実施の形態1では、張力発生機構22を特定の構造物に限定しているが、その機構はこれに限定されるものではない。張力発生機構22として、例えば、公知のカムバックル、オーバーセンターバックル、ラチェットバックル、及びスクエアバックル(日の字バックル)などを用いることも可能である。
実施の形態2及び3
次に、図9を参照して本発明の実施の形態2及び3について説明する。本発明の実施の形態2は、基部38に対する先端部40の傾斜角が30°から45°に変更されている点を除いて実施の形態1の場合と同様である。また、本発明の実施の形態3は、基部38に対する先端部40の傾斜角が30°から55°に変更されている点を除いて実施の形態1の場合と同様である。
[脱落試験の結果]
図9は、実施の形態2の固縛用フック12並びに実施の形態3の固縛用フック12について実施した第1の脱落試験の結果を示す。試験方法は、実施の形態1について実施した第1の脱落試験の方法と同様である。
図9に示すように、実施の形態2の固縛用フック12、つまり、45°の傾斜角を持つ固縛用フック12は、20回の試験のうち16回は、300mmの全距離を移動しても脱落が生じなかった。このように、45°の傾斜角を有する固縛用フック12は、実施の形態1の固縛用フック12には劣るが、比較例のフックに比して遥かに高い落下耐性を有している。このため、先端部40に45°の傾斜角を有する固縛用フック12も、比較例のフックに比べて、固縛作業の労力を十分に軽減することができる。
また、図9に示すように、実施の形態3の固縛用フック12、つまり、55°の傾斜角を持つ固縛用フック12は、20回の試験のうち9回は、300mmの全距離を移動しても脱落が生じなかった。このように、55°の傾斜角を有する固縛用フック12についても、比較例のフックより高い落下耐性が認められる。このため、先端部40に55°の傾斜角を有する固縛用フック12も、比較例のフックに比べて、固縛作業の労力を軽減することができる。
ところで、上述した実施の形態1乃至3においては、ベルト20が第1の発明における「ベルト等価物」に相当する。
10 固縛装置
12 固縛用フック
14、32 アイボルト
16 ループ部
18 ボルト部
20 ベルト
22 張力発生機構
30 固定用フック
34 フック部
36 本体部
38 基部
40 先端部
42 湾曲部
44 開口
46 スペース
50 連結部

Claims (9)

  1. 固縛対象が備える固定部材に掛け留められるフック部と、当該フック部と一体化されている本体部とを備える固縛用フックであって、
    前記本体部は、張力伝達用のベルト等価物を連結するための連結部を備え、
    前記フック部は、
    前記本体部に繋がる基部と、
    前記基部と先端部との間に存在する湾曲部とを備え、
    前記湾曲部は、前記基部と前記先端部との間に開口を持ち当該開口の内側に前記固定部材を収容するスペースを有する外形を有し、
    前記本体部及び前記基部の近傍が厚みを有する方向をZ方向とした場合に、前記湾曲部は、前記先端部のZ方向位置と前記基部のZ方向位置とを重複させないような曲がりをZ方向に有していることを特徴とする固縛用フック。
  2. 前記連結部と前記フック部は、当該連結部に連結される前記ベルト等価物の中心線の延長が前記湾曲部と交わる位置関係を有することを特徴とする請求項1に記載の固縛用フック。
  3. 前記曲がりは、前記先端部のZ方向位置を前記基部のZ方向位置と重複しない位置まで変位させる、前記湾曲部のZ方向における捩れであることを特徴とする請求項1又は2に記載の固縛用フック。
  4. 前記湾曲部の前記スペースの側の端面は、前記基部の近傍ではZ軸方向に平行である一方、当該湾曲部の中央部の近傍ではZ軸方向に対して前記捩れの方向に傾斜していることを特徴とする請求項3に記載の固縛用フック。
  5. 前記基部に対する前記先端部の捩れの角度は55°以下であることを特徴とする請求項3又は4に記載の固縛用フック。
  6. 前記基部に対する前記先端部の捩れの角度は45°以下であることを特徴とする請求項5に記載の固縛用フック。
  7. 前記基部に対する前記先端部の捩れの角度は30°以下であることを特徴とする請求項6に記載の固縛用フック。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載の固縛用フックを備える固縛装置であって、
    一方の側で前記固縛用フックの本体部に連結されるベルト等価物と、
    前記ベルト等価物の他方の側に連結される固定用フックと、
    前記固縛用フックと前記固定用フックとの間で、前記ベルト等価物に張力を付与する張力発生機構と、
    を更に備えることを特徴とする固縛装置。
  9. 請求項8に記載の固縛装置を用いた固縛対象の固縛方法であって、
    前記固縛対象が備える固定部材に、前記固縛用フックを下側から掛け留めるステップと、
    前記固縛対象の位置を固定するための領域に設置された不動部材に、前記固定用フックを掛け留めるステップと、
    前記固縛用フックの掛け留め及び前記固定用フックの掛け留めが終了した後に、前記ベルト等価物に張力が付与されるように前記張力発生機構を作動させるステップと、
    を含むことを特徴とする固縛対象の固縛方法。
JP2017538257A 2017-03-29 2017-03-29 固縛用フック、固縛装置及び固縛方法 Active JP6216484B1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2017/012979 WO2018179159A1 (ja) 2017-03-29 2017-03-29 固縛用フック、固縛装置及び固縛方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6216484B1 true JP6216484B1 (ja) 2017-10-18
JPWO2018179159A1 JPWO2018179159A1 (ja) 2019-04-04

Family

ID=60107356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017538257A Active JP6216484B1 (ja) 2017-03-29 2017-03-29 固縛用フック、固縛装置及び固縛方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10988072B2 (ja)
EP (1) EP3604856B1 (ja)
JP (1) JP6216484B1 (ja)
KR (1) KR102250109B1 (ja)
CN (1) CN110462256B (ja)
WO (1) WO2018179159A1 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09109627A (ja) * 1995-10-19 1997-04-28 Gomme Chain:Kk 車両滑止め具用ジョイントロック
JP2006307873A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Ashimori Ind Co Ltd ベルト締具

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1427736A (en) * 1920-09-13 1922-08-29 Clarence J Hendricks Clip
AU2904267A (en) * 1968-10-04 1970-04-09 GEORGE EPHRAIM DEACON and DELMA MABLE DEACON Fencing wire attachment
US4102018A (en) 1976-12-21 1978-07-25 Ryusyo Industrial Co., Ltd. Clasping device
US4117256A (en) * 1977-01-24 1978-09-26 Preformed Line Products Company Dead end appliance for linear bodies and drop wire type conductor installation including the same
US4422218A (en) * 1980-04-21 1983-12-27 Dominion Chain Inc. Lever-type load binder
DE29614300U1 (de) * 1996-08-19 1996-10-10 W. Schlafhorst AG & Co, 41061 Mönchengladbach Haken zur Befestigung eines auf Zug beanspruchten Haltemittels
FR2753243A1 (fr) * 1996-09-11 1998-03-13 Bonifassy Martial Dispositif pour crocheter et longer un cordage
USD397287S (en) 1997-10-17 1998-08-25 Townsend Engineering Company Hook for a sausage conveyor
JP2002031193A (ja) 2000-07-13 2002-01-31 Ryusyo Industrial Co Ltd 荷締具
JP2002031194A (ja) 2000-07-14 2002-01-31 Ryusyo Industrial Co Ltd 荷締具
US7065840B2 (en) * 2004-07-12 2006-06-27 Grant Profit Load binder
US7350767B2 (en) * 2005-03-03 2008-04-01 Han-Ching Huang Strapping apparatus
US9163440B2 (en) * 2006-03-03 2015-10-20 Delaware Capital Formation, Inc. Controlled latch clamp
CN200984068Y (zh) 2006-12-11 2007-12-05 聂和平 一种挂钩
US20120155983A1 (en) * 2010-09-23 2012-06-21 Kerri La Londe Restraint Device and Method
CN104908636A (zh) 2015-06-19 2015-09-16 邓美颜 一种捆绑带安全钩

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09109627A (ja) * 1995-10-19 1997-04-28 Gomme Chain:Kk 車両滑止め具用ジョイントロック
JP2006307873A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Ashimori Ind Co Ltd ベルト締具

Also Published As

Publication number Publication date
US10988072B2 (en) 2021-04-27
EP3604856B1 (en) 2023-06-07
CN110462256B (zh) 2021-11-09
WO2018179159A1 (ja) 2018-10-04
EP3604856C0 (en) 2023-06-07
EP3604856A1 (en) 2020-02-05
KR20190134653A (ko) 2019-12-04
CN110462256A (zh) 2019-11-15
KR102250109B1 (ko) 2021-05-07
US20200023767A1 (en) 2020-01-23
EP3604856A4 (en) 2020-11-11
JPWO2018179159A1 (ja) 2019-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2016101941A4 (en) Shackle or clevis mount fitting for steel cable and synthetic rope end loops
US5676508A (en) Multi-function tie-down device
JP5162027B2 (ja) 荷重固定要素および荷重固定システム
US20130160422A1 (en) Chain hook
US8769776B2 (en) Cable adjusting device
JP6216484B1 (ja) 固縛用フック、固縛装置及び固縛方法
JP5426854B2 (ja) C形フックのコイル落下防止装置
EP1608580B1 (en) A chain coupling component
JP2015067293A5 (ja)
US6353982B1 (en) Net repair bridge
JP3141012U (ja) 長尺物運搬用表示具
RU2019142425A (ru) Устройство страховочного крепления стропа для транспортировки груза
JP2011109780A (ja) 架線梯子固定装置および架線梯子固定方法
JP2019535613A (ja) ホイスト、ホイスト装置、及びホイストの固定方法
JP3225995U (ja) 固定用金具
WO2011126380A1 (en) Guide device for a strap and method of using same
US9630812B1 (en) Load transfer accessory for diminishing unwanted motion of cylindrical cargo during loading operations
JP2017067223A (ja) 荷締具
US20230137753A1 (en) Method for Securing Cargo Boxes Upon the Bed of a Pick-up Truck; Device for Securing Cargo Boxes Upon the Bed of a Pick-up Truck
CN219097522U (zh) 线扣以及束缚组件
US3716985A (en) Line tightening lever
JP4149906B2 (ja) ブロックマットの敷設方法及び装置
KR20140000470U (ko) 안전후크가 구비된 레버블록
Barnett et al. Standard Chain Lever Load Binder
KR20180077494A (ko) 슬랙 방지 릴리즈 후크

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170719

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20170719

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170817

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170912

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170922

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6216484

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250