JP6216275B2 - 脚立 - Google Patents

脚立 Download PDF

Info

Publication number
JP6216275B2
JP6216275B2 JP2014054285A JP2014054285A JP6216275B2 JP 6216275 B2 JP6216275 B2 JP 6216275B2 JP 2014054285 A JP2014054285 A JP 2014054285A JP 2014054285 A JP2014054285 A JP 2014054285A JP 6216275 B2 JP6216275 B2 JP 6216275B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stepladder
pedestal
top plate
attached
hinge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014054285A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015175199A (ja
Inventor
等 井上
等 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanki Engineering Co Ltd
Original Assignee
Sanki Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanki Engineering Co Ltd filed Critical Sanki Engineering Co Ltd
Priority to JP2014054285A priority Critical patent/JP6216275B2/ja
Publication of JP2015175199A publication Critical patent/JP2015175199A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6216275B2 publication Critical patent/JP6216275B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ladders (AREA)

Description

本発明は、建築現場にて取り扱いが容易な足場として用いられる各種作業現場で使用される脚立に関するものである。
従来、脚立は、仕上がった天井に設備器具を取り付ける作業、仕上げ塗装作業、既設の居室や機械室内での点検作業、電気配線作業、小規模な改修工事、その他、新築建設現場等で組まれる本格的な単管足場やローリングタワーが利用できる環境ではない工事の場合に、高所作業までは行かないものの少し高い位置の作業に適した、取り扱いの容易な足場材としてその利便性から広く利用されている。
建設現場では、建設工事用の仮設構造物及びその構成機材について必要な構造基準等を設定し労働災害防止を図る仮設工業会で認定された仮設足場材を使用していて、脚立もその範疇に属している。仮設工業会認定の脚立は、業務使用に耐える丈夫な構造を有するアルミ合金製脚立である。建設工事現場では、不適切な仮設足場の利用による墜落災害防止のため、梯子兼用脚立は通常用いず、専用脚立を使用する。
一般に、図8に示される如く、各種作業現場で使用される脚立1は、二本の脚柱2間に複数の踏桟3が配設され且つ該脚柱2間上端に天板4が取り付けられた梯子枠5を二個備え、該二個の梯子枠5の脚柱2上端を蝶番6にて枢着した構成を有している。
前記天板4は、幅広の平板状に形成され、作業工具等の仮置き場として使用可能となっている。建設現場での脚立1の利便性及び安全帯が必須である2mを超える高所作業まで行かない高さでの作業の安心と油断から、脚立1の使用には安全上制限がかかっている。高さが1.2mを超える脚立1の使用については、天板4上に立ったり跨ったりして作業することは禁止事項である。これは、手摺のない脚立1の場合、踏桟3に乗ってその上部の梯子枠5の部分で体を支える使用を想定しており、天板4上では、体のバランスを崩した場合に支えるものが何もないからである。よって、前記天板4は作業工具等の仮置き場の利用に制限される。
又、前記脚立1を複数並設し、該複数並設した脚立1の天板4間、或いは踏桟3間に足場板(図示せず)を掛け渡すように乗せることにより、前記脚立1を足場として使用することもある。脚立1間の間隔は1.8m以下に並べ、厚さ25mm以上、幅24cm以上の合板足場板等を用い、三つ以上の脚立1の踏桟3に掛け渡す場合を除き足場板を踏桟3にゴムバンド等で固定して使用する。
尚、図8に示されるような構造の脚立1と関連して、建設現場以外で利用されている梯子兼用脚立についての一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。この梯子兼用脚立は図8に示す専用脚立と異なり、梯子兼用脚立では、梯子として使用する場合、それぞれの梯子枠が回転して、二つの梯子枠が一直線上に位置する必要があり、梯子枠の上端は幅が狭く逆コの字のチャンネル材で天板が貼られておらず、蝶番が開ききる動作を邪魔しないようになっている。特許文献1では、脚立として使用する際に、天板は水平にならず、幅広の平板状にならずに作業工具等の仮置き場の体をなさない。
特開2008−297705号公報
上記のように、2mを超える高所作業ではなく安全帯を使用しない作業を許す脚立使用において、天板4上に立ったり跨って作業することは禁止事項であると、建設現場では周知されているにもかかわらず、従来の脚立では、手近により高い代替脚立がなかったり、気をつけるから大丈夫といった安易な理由から、作業者が幅広の平板状に形成された天板4の上に立って作業したり、或いは脚立1の上部に跨る形で天板4の上に腰掛けて作業したりすることが比較的行いやすいため、作業者が作業中に身を乗り出したはずみでバランスを崩して天板4から落下したり、脚立ごと倒れて落下したりすることがあり、対策が望まれていた。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなしたもので、使用時に作業者が天板上に立ったり腰掛けたりしにくくでき、作業者が天板から落下することを防止し得る脚立を提供しようとするものである。
本発明は、二本の脚柱間に複数の踏桟が配設され且つ該脚柱間上端に天板が取り付けられた梯子枠を二個備え、該二個の梯子枠の脚柱上端を蝶番にて枢着した脚立において、
前記二個の梯子枠のうち一方の梯子枠の天板上に、断面円弧形状のクッション部材を外周面が上に向くよう取り付けたことを特徴とする脚立にかかるものである。
前記脚立において、前記クッション部材は、前記天板上に載置される底板部と、該底板部両縁部から立ち上がり且つ前記クッション部材の径方向への拡がりを阻止するストッパ部とを備えた溝型台座上に嵌着され、該溝型台座と共に前記天板上に取り付けられることが好ましい。
前記脚立において、前記蝶番には脚立使用時上方へ張り出すアイ状のブラケットが有り、前記溝型台座は、一端側が前記ブラケットに掛止され且つ他端側が前記蝶番と脚柱との段差を利用して脚柱に装着される締結バンドにより前記天板上に着脱自在に取り付けられることが好ましい。
前記締結バンドは、前記クッション部材が嵌着された溝型台座を脚柱側に縮まろうとする力で天板に押し付ける伸縮自在な弾性バンドと、該弾性バンドの一端に設けられ且つ前記蝶番の上方へ張り出すブラケットに掛止されるフックと、前記弾性バンドの他端に設けられ且つ前記脚柱に装着されるクランプとを備えることが好ましい。
本発明の脚立によれば、使用時に作業者が天板上に立ったり腰掛けたりしにくくでき、作業者が天板から落下することを防止し得るという優れた効果を奏し得る。
本発明の脚立の第一実施例を示す斜視図である。 本発明の脚立の第一実施例を示す一側面図であって、図1のII−II方向矢視図である。 本発明の脚立の第一実施例を示す他側面図であって、図1のIII−III方向矢視図である。 本発明の脚立の第一実施例におけるクッション部材と溝型台座と締結バンドを示す分解斜視図である。 本発明の脚立の第一実施例における天板の上に立った場合の足の状態を示す他側面図である。 本発明の脚立の第一実施例における天板の上に腰掛けた場合の下半身の状態を示す他側面図である。 本発明の脚立の第二実施例を示す斜視図である。 従来の脚立の一例を示す全体斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図6は本発明の脚立の第一実施例であって、図中、図8と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図8に示す従来のものと同様であるが、本第一実施例の特徴とするところは、図1〜図6に示す如く、一方の梯子枠5の天板4上に、断面円弧形状のクッション部材7を外周面が上に向くよう取り付けた点にある。
本第一実施例の場合、前記クッション部材7は、図3及び図4に示す如く、溝型台座8上に嵌着してある。該溝型台座8は、前記天板4上に載置される底板部8aと、該底板部8a両縁部から立ち上がり且つ前記クッション部材7の径方向への拡がりを阻止するストッパ部8bとを備えている。前記クッション部材7は、前記溝型台座8と共に前記天板4上に取り付けられるようにしてある。
前記溝型台座8は、一端側が蝶番6の上方へ張り出すアイ状のブラケット6aに掛止され且つ他端側が前記蝶番6の脚柱2との段差を利用して脚柱2に装着される締結バンド9により前記天板4上に着脱自在に取り付けられるようにしてある。
前記締結バンド9は、前記クッション部材7が嵌着された溝型台座8を天板4に脚柱2側に縮まろうとする力で押し付ける伸縮自在な弾性バンド9aと、該弾性バンド9aの一端に設けられ且つ前記蝶番6の上方へ張り出すアイ状のブラケット6aに掛止されるフック9bと、前記弾性バンド9aの他端に設けられ且つ前記脚柱2に装着されるクランプ9cとを備えるようにしてある。
前記フック9bは、図2及び図4に示す如く、バックル9dの取付座9iに対し鋼材からなる第一フック部材9eと第二フック部材9fとをボルト・ナット等の締結部材9gにより取り付けてなる構成を有している。前記バックル9dは、矩形状の金属板に、前記弾性バンド9aの一端部を挿入して折り返し再び挿入できる二つの孔9hを穿設し、前記金属板の底部中央に前記締結部材9gの取付座9iを突設してある。前記弾性バンド9aの一端部は前記バックル9dの二つの孔9hに折り返すよう挿入して縫い付けることにより、前記弾性バンド9aの一端にバックル9dが取り付けられるようにしてある。前記第一フック部材9eは、前記締結部材9gの軸部が貫通する円筒状の枢支部9jと、該枢支部9jの外側面からその半径方向へ張り出して屈曲形成される帯板部9kと、該帯板部9kの前記枢支部9jの近傍に上方に突出する突起9uとを備え、又、前記第二フック部材9fは、前記締結部材9gの軸部が貫通し且つ前記第一フック部材9eの枢支部9j上に配設される円筒状の枢支部9mと、該枢支部9mの外側面からその半径方向へ張り出し且つ前記第一フック部材9eの帯板部9kとは反対側へ屈曲形成される帯板部9nとを備え、屈曲された帯板部9nの枢支部9mに近い板の下方の側面に前記第一フック部9eの帯板部9kの上方に突出する突起9uが当たるように配置され、前記第一フック部材9eの帯板部9kと前記第二フック部材9fの帯板部9nとは屈曲部がお互い平面で重なる側に常時いるように帯板部9kの突起9uがストッパの役割を持っている。フック9bの幅寸法は、第一フック部材9eの帯板部9kの突起9uが第二フック部材9fの帯板部9nの側面に当接する状態となる、第一フック部材9eと第二フック部材9fとの配置の場合が一番大きくなり、帯板部9kと帯板部9nとが、平面視で重なるように配置されるほど幅寸法は小さくなる。前記蝶番6のアイ状のブラケット6aに設けられた矩形の開口部6bに対し、前記第一フック部材9eの帯板部9k及び第二フック部材9fの帯板部9nを平面視で重ねるようにすることで幅を小さくして挿入し、その後、帯板部9kの突起9uが帯板部9nの側面に当接する第一フック部材9eと第二フック部材9fとの配置とすることで、アイ状のブラケット6aの側部材に、第一フック部材9eの帯板部9kの先端部及び第二フック部材9fの帯板部9nの先端部を掛止させるようにしてある。帯板部9kの突起9uが帯板部9nの側面に当接する第一フック部材9eと第二フック部材9fとの配置では、該第一フック部材9eと第二フック部材9fとがそれ以上は広がらないので、フック9bが弾性バンド9aの縮む方向にはしっかりとブラケット6aに固定される。
前記クランプ9cは、図3及び図4に示す如く、ベースクランプ部材9pに対しロッククランプ部材9qを開閉自在に枢着してなる構成を有している。前記ベースクランプ部材9pは、前記脚柱2の外周三面に倣うよう屈曲し且つヒンジ部9rが形成された金属板であり、該金属板に穿設された孔9sに前記弾性バンド9aの他端部を挿入し折り返して縫い付けることにより、前記弾性バンド9aの他端にベースクランプ部材9pが取り付けられるようにしてある。前記ベースクランプ部材9pの設置時の上端部は、図3に示す如く、蝶番6の下端部に当接し、脚柱2の外側にリベット止めされている蝶番6の板厚分の段差に引っ掛かって脚柱2の上方への移動が阻止されるようにしてある。前記ロッククランプ部材9qは、前記ベースクランプ部材9pのヒンジ部9rにピン連結されるヒンジ部9tを備え、該ヒンジ部9tの外側面からその半径方向へ張り出し且つ前記ベースクランプ部材9pと共に脚柱2を把持・解放自在となるよう屈曲形成した金属板である。
一方、前記クッション部材7としては、例えば、市販されているトラパイプと称される単管用の保護材を利用することができる。前記トラパイプは、円筒状のポリエチレン発泡体の表面に黒色と黄色の縞模様を有するポリ塩化ビニルフィルムが貼り付けられた保護材で、建築現場の足場パイプや駐車場のポール等に取り付けられ、人に対する注意喚起と、接触時の衝撃緩和とを図るものである。前記円筒状のトラパイプを半割にすれば、前記クッション部材7としての利用が可能となる。
次に、上記第一実施例の作用を説明する。
先ず、クッション部材7が嵌着された溝型台座8の底板部8aを一方の梯子枠5の天板4上に載置し、前記クッション部材7と溝型台座8で形成される空間内に弾性バンド9aが通された締結バンド9の一端に設けられたフック9bを前記蝶番6の上方へ張り出すブラケット6aに掛止させる。ここで、前記蝶番6のブラケット6aに設けられた開口部6bに対し前記フック9bの第一フック部材9eの帯板部9k及び第二フック部材9fの帯板部9nを平面視で重ねることで幅を小さくして開口部6bに挿入し、その後、帯板部9kの突起9uが帯板部9nの側面に当接する第一フック部材9eと第二フック部材9fとの配置とすることで、アイ状のブラケット6aの側部材に、第一フック部材9eの帯板部9kの先端部、及び第二フック部材9fの帯板部9nの先端部をブラケット6aに掛止させることが可能となる。
続いて、前記締結バンド9の他端に設けられたクランプ9cを脚柱2に装着する。ここで、前記クランプ9cのベースクランプ部材9pに対しロッククランプ部材9qを開いた状態で、前記弾性バンド9aを引き伸ばし、前記ベースクランプ部材9pを、その上端部が図3に示す如く蝶番6の下端部に当接するよう、脚柱2の外周にあてがいつつ、ロッククランプ部材9qを閉じると、該ロッククランプ部材9qとベースクランプ部材9pが脚柱2を把持する形となって、脚柱2の上方へ移動せずにその位置に保持される。
これにより、図1〜図3に示す如く、一方の梯子枠5の天板4上に、断面円弧形状のクッション部材7を外周面が上に向くよう取り付けることが完了する。
そして、作業者が平板状に形成された天板4の上に立って作業しようとすると、クッション部材7は、図5に示す如く、作業者の足に踏まれて潰れるものの、溝型台座8のストッパ部8bにより径方向への拡がりが阻止され、完全に平坦とはならないため、作業者の足元がぐらついて不安定な状態となる。
又、作業者が平板状に形成された天板4の上に腰掛けて作業しようとすると、クッション部材7は、図6に示す如く、作業者の尻に敷かれて潰れるものの、溝型台座8のストッパ部8bにより径方向への拡がりが阻止され、完全に平坦とはならないため、作業者の体が腰の部分から傾き、やはり不安定な状態となる。
この結果、従来の脚立と比較し、作業者は、幅広の平板状に形成された天板4の上に立って作業したり、或いは脚立1の上部に跨る形で天板4の上に腰掛けて作業したりすることを避けるようになるため、作業者がバランスを崩して天板4から落下することがなくなる。
因みに、前記クッション部材7は一方の梯子枠5の天板4上にのみ取り付けられるため、蝶番6の動作を何ら妨げず、例えば、仮に二つの天板4とも一つの可撓性樹脂シートで覆った場合のように、二つの天板4の蝶番6が回動する動作に伴って互いの距離が離れていく変化に追従すべくクッション部材7が突っ張り撓みを起こすようなこともなく、脚立1の開閉には何ら支障がない。
又、前記脚立1を複数並設し、該複数並設した脚立1の天板4間に足場板(図示せず)を掛け渡すように乗せることにより、前記脚立1を足場として使用することもあるが、前記締結バンド9のクランプ9cを開いて脚柱2から取り外すと共に、フック9bを蝶番6のブラケット6aの開口部6bから引き抜くように取り外せば、前記クッション部材7は、天板4から容易に離脱させることができるため、前記複数並設した脚立1の天板4間に足場板を掛け渡すように乗せる際の作業性が阻害される心配もない。そして、大規模な建設現場では、各職長単位で一つの会社が担当し複数社が集まって施工する場面も多く、各社が自身の工程に従って脚立1を持参することも多い。施工管理しているのは別な会社であったりするが、施工管理会社から前記クッション部材7と溝型台座8と締結バンド9をセットにして施工中貸与し、その日の施工が終了した時点で回収するという管理も容易に行える。
こうして、使用時に作業者が天板4上に立ったり腰掛けたりしにくくでき、作業者が天板4から落下することを防止し得る。
図7は本発明の脚立の第二実施例であって、図中、図1〜図6と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図1〜図6に示す第一実施例と同様であるが、本第二実施例の特徴とするところは、図7に示す如く、溝型台座8上に嵌着したクッション部材7を一方の梯子枠5の天板4上に、面ファスナー式或いは粘着式のテープ10で固定するようにした点にある。
上記第二実施例のように構成すれば、蝶番6の上方へ張り出すブラケット6a(図1参照)がない脚立1であって、第一実施例における締結バンド9のフック9bが使えないような場合に、前記クッション部材7のテープ10による固定が可能となり、従来の脚立と比較し、作業者は、幅広の平板状に形成された天板4の上に立って作業したり、或いは脚立1の上部に跨る形で天板4の上に腰掛けて作業したりすることを避けるようになるため、作業者がバランスを崩して天板4から落下することがなくなる。
こうして、第二実施例においても、第一実施例と同様、使用時に作業者が天板4上に立ったり腰掛けたりしにくくでき、作業者が天板4から落下することを防止し得る。
尚、本発明の脚立は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 脚立
2 脚柱
3 踏桟
4 天板
5 梯子枠
6 蝶番
6a ブラケット
6b 開口部
7 クッション部材
8 溝型台座
8a 底板部
8b ストッパ部
9 締結バンド
9a 弾性バンド
9b フック
9c クランプ

Claims (4)

  1. 二本の脚柱間に複数の踏桟が配設され且つ該脚柱間上端に天板が取り付けられた梯子枠を二個備え、該二個の梯子枠の脚柱上端を蝶番にて枢着した脚立において、
    前記二個の梯子枠のうち一方の梯子枠の天板上に、断面円弧形状のクッション部材を外周面が上に向くよう取り付けたことを特徴とする脚立。
  2. 前記クッション部材は、前記天板上に載置される底板部と、該底板部両縁部から立ち上がり且つ前記クッション部材の径方向への拡がりを阻止するストッパ部とを備えた溝型台座上に嵌着され、該溝型台座と共に前記天板上に取り付けられる請求項1に記載の脚立。
  3. 前記脚立において、前記蝶番には脚立使用時上方へ張り出すアイ状のブラケットが有り、前記溝型台座は、一端側が前記ブラケットに掛止され且つ他端側が前記蝶番と脚柱との段差を利用して脚柱に装着される締結バンドにより前記天板上に着脱自在に取り付けられる請求項2に記載の脚立。
  4. 前記締結バンドは、前記クッション部材が嵌着された溝型台座を脚柱側に縮まろうとする力で天板に押し付ける伸縮自在な弾性バンドと、該弾性バンドの一端に設けられ且つ前記蝶番の上方へ張り出すブラケットに掛止されるフックと、前記弾性バンドの他端に設けられ且つ前記脚柱に装着されるクランプとを備えた請求項3に記載の脚立。
JP2014054285A 2014-03-18 2014-03-18 脚立 Active JP6216275B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014054285A JP6216275B2 (ja) 2014-03-18 2014-03-18 脚立

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014054285A JP6216275B2 (ja) 2014-03-18 2014-03-18 脚立

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015175199A JP2015175199A (ja) 2015-10-05
JP6216275B2 true JP6216275B2 (ja) 2017-10-18

Family

ID=54254642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014054285A Active JP6216275B2 (ja) 2014-03-18 2014-03-18 脚立

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6216275B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105298379A (zh) * 2015-11-20 2016-02-03 温四妹 一种家用人字梯

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6041500U (ja) * 1983-08-31 1985-03-23 株式会社 長谷川工務店 踏板付脚立
JPH01129499U (ja) * 1988-02-25 1989-09-04
US6364057B1 (en) * 2000-10-03 2002-04-02 Guy R. Cornejo Ladder shield for stepladders
US7156205B2 (en) * 2004-01-14 2007-01-02 Custom Products Enterprises, Inc. Step ladder safety device
JP3137792U (ja) * 2007-03-20 2007-12-13 前田建設工業株式会社 脚立の使用方法注意喚起カバー
JP4746008B2 (ja) * 2007-05-29 2011-08-10 アルインコ株式会社 脚立

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015175199A (ja) 2015-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220081919A1 (en) Extendable construction stanchion
JP6216275B2 (ja) 脚立
JP6855062B2 (ja) 足場用踏み板及び隙間カバー
JP2016156242A (ja) 仮設構造物用支柱の継手具
KR20130006522U (ko) 수직사다리 작업발판
JP2011099234A (ja) 軒上工法
JP7429523B2 (ja) 仮設足場の幅木固定構造及びその幅木固定方法
JP5407726B2 (ja) 足場支持台、足場、足場設置方法
JP3197548U (ja) 家屋被覆シート
JP2014043678A (ja) 安全支柱用の型枠取付け金具
JP6563686B2 (ja) 仮設足場用作業布板の端部材
JP2018066211A (ja) 折板屋根用の安全設備
JP5384185B2 (ja) 足場用幅木
JP2010281097A (ja) 仮設足場用幅木及び仮設足場
JP2011038306A (ja) 建築用足場における落下防止具
JP7316168B2 (ja) 仮設足場用すき間塞ぎ部材
KR101674180B1 (ko) 갱폼 회전발판 시스템
JP5959085B1 (ja) 単管足場用作業台
JP3236083U (ja) 仮設足場用幅木
JP3225545U (ja) 建築足場養生シート
JP7326065B2 (ja) 補強敷板
TW202009353A (zh) 施工架系統及其施工架結構
TWM452204U (zh) 掛網裝置
JP4098616B2 (ja) 改修屋根及びその改修工法
JP2012193518A (ja) 足場

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170922

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6216275

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250