JP6216132B2 - プッシュ・プル錠 - Google Patents

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Description

この発明は、扉に用いられるプッシュ・プル錠に関するものである。
従来、レバーを押したり引いたりすることによりラッチをケーシングから出没させて解
錠又は閉錠する、扉に用いられるプッシュ・プル錠が知られていた。
特開平11−50707号公報
しかし、上記した従来の扉に用いられる扉錠用のロック装置では、構造が複雑であって、開閉動作も押す又は引くといった動作が単純化されていなかった。
問題点があった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
すなわち、請求項1及び2記載の発明は、次の点を目的とする。
(請求項1及び2)
請求項1及び2記載の発明によれば、構造を単純化することができるとともに、押す又は引く動作が単純化して操作することを可能とする。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1記載の扉錠用のロック装置は、次の点を特徴とする。
第1に、プッシュ・プル錠は、解錠用のハンドル(例えば操作プレート)を扉が開く方向にプルさせて、錠ケースからラッチボルトを出没動作させることにより扉を開放可能とする作動機構を備えていること。
第2に、解錠用のハンドルを扉に取り付けるための台座を備えていること。
第3に、台座の回動支軸に回動可能に取り付けられた作動駒を備えていること。
第4に、作動駒に取り付けられ、回動支軸に軸支された解錠用のハンドルを備えていること。
第5に、作動駒の回動支軸を介した位置に取り付けられた解錠用のハンドルのプル動作と同一方向に動作することにより、ラッチボルトを出没動作させる作動片とを備えていること。
したがって、解錠用のハンドルをプルし(引き)、作動駒を回動させることにより、作動片をハンドルのプル動作と同一方向に動作させ、ラッチボルトを出没動作させることができる。
(請求項2)
請求項2記載の扉錠用のロック装置は、次の点を特徴とする。
第1に、解錠用のハンドルを扉が開く方向にプッシュさせて、錠ケースからラッチボルトを出没動作させることにより扉を開放可能とするプッシュ・プル錠であること。
第2に、解錠用のハンドルを扉に取り付けるための台座を備えていること。
第3に、台座の回動支軸に回動可能に取り付けられた作動駒を備えていること。
第4に、作動駒に取り付けられ、回動支軸に軸支された解錠用のハンドルえお備えていること。
第5に、作動駒の回動支軸を介した位置に当接し、解錠用のハンドルのプッシュ動作とは対向する方向に動作することにより、ラッチボルトを出没動作させる反作動片とを備えていること。
したがって、解錠用のハンドルをプルし(引き)、作動駒を回動させることにより、作動片をハンドルのプル動作方向とは対向する方向に動作させ、ラッチボルトを出没動作させることができる。
作動駒は、解錠用のハンドルのプッシュ又はプルによる回動動作後に、解錠用のハンドルを元位置に復帰させるための復帰手段を備えていること。
錠用のハンドルのプッシュ又はプルによる回動動作した後に、解錠用のハンドルを元位置に復帰させることができる。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1及び2)
請求項1及び2記載の発明によれば、構造を単純化することができるとともに、押す又は引く動作単純化して操作することを可能とする。
(図面の説明)
図1〜9は、本発明の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。
図1はラッチボルトが出状態のケース錠本体の側面図、図2はラッチボルトが没状態の
ケース錠本体の側面図、図3は作動前の引側作動駒と台座との横断面図、図4は作動時の
引側作動駒と台座との横断面図、図5は作動前の押側作動駒と台座との横断面図、図6は
作動時の押側作動駒と台座との横断面図、図7は引側台座の底面を表した図面、図8は押
側台座の底面を表した図面、図9は扉にロック装置及びケース錠を押して開放する扉側に
設置した状態を示す斜視図を各々示す。
図1及び2中、1は、プッシュ・プル錠におけるケース錠本体1であって、ケース錠本体1は、扉(図示せず)の内部に収納される箱状部2と、箱状部2を塞ぐように、建物側と面し、扉の自由端に設けられたフロント面板3と、常時は、出方向に付勢され、フロント面番から左右方向の建物側に出没するラッチボルト5の頭部6と、出方向に付勢されたラッチボルト5を没動作させるため、ラッチボルト5と同期してスライド移動するスライド板7のレバー8とを備えている。
そして、プッシュ・プル錠は、図1及び図2に示すケース錠本体1と、図3〜図6に示すように、ケース錠本体1を操作するため、扉に固定される台座と、台座に対して揺動可能に取り付けられ、人の手によって操作される操作プレート10とを有している。
なお、本実施の形態におけるプッシュ・プル錠は、例えば、図9に示すようなものが用いられるが、ラッチボルト5(6)を出没させる方向に動作させる機構を備えていればよく、特に出没させるための構造は問わない。
(台座)
台座は、引いて扉を開放する引く側の扉の表面に取り付けられる引き側台座20(図3及び図4)と、押して扉を開放する押し側台座50(図5、図6及び図9)とがあり、構造が異なることから、それぞれ個別に説明する。
(引き側台座20)
引き側台座20は、図3及図4に示すように、引く側の扉の表面に固定される引側台座本体30と、引側台座本体30に配置され、引側台座本体30に対して揺動可能に軸支される引側作動駒40とを有している。
(台座本体)
引側台座本体30は、図3及び図4に示すように、設置された箱状部2の挿入長孔4に対応する位置に、扉と接する位置から突出して設けられた、押し側台座50とのネジ止め固定のための左右一対の挿通パイプ31と、挿通パイプ31の間に設けられ、スライド板7のスライド範囲に対応する位置に、引側作動駒40とスライド板7とが連通する開口孔32とが形成されている。
また、引側台座本体30には、図3及び図4に示すように、引側作動駒40を軸支するための第1回動支軸33が軸心を扉の表裏方向に向けて設けられている。
さらに、引側台座本体30の底部34には、図7に示すように、取付後のズレ止めのための斜めメッシュ状の突条35を設けている。そして、突条35の横断面は、図には詳しく示さないが、中央を高く左右に傾斜する山形に形成されている。
(引側作動駒40)
引側作動駒40は、図3及び図4に示すように、第1回動支軸33に揺動可能に軸支されている。また、引側作動駒40は、図3及び図4に示すように、引側台座本体30の開口孔32を臨む位置から挿通パイプ31の先端を越え、扉に設置されたスライド板7に当接可能な位置まで延びた細板状の第1作動片41を設けている。さらに、引側作動駒40は、第1回動支軸33に巻き付けられた弦巻バネ42の付勢力によって、第1作動片41とともに扉と直行する方向を向いた状態を維持している。したがって、引側作動駒40は、スライド板7及び当接する第1作動片41を介したラッチボルト5についての付勢力によって、常時は、図1に示すように、スライド板7に当接した状態で、スライド板7がフロント面板3と最も接近した状態を維持している。
そして、第1回動支軸33に巻き付けられた弦巻バネ42の付勢力に抗して、引側作動駒40を回動させて第1作動片41を移動させると、更にスライド板7を介したラッチボルト5についての付勢力に抗して、図2に示すように、スライド板7をフロント面板3から最も離れた位置にスライドさせることができる。
また、二つの付勢力に抗してスライド板7をスライドさせた力を解除すると、引側作動
駒40は弦巻バネ42の付勢力により、図1に示すように、第1作動片41ともども元位置に戻る。そして、スライド板7も第1作動片41による押圧が解除されることから、ラッチボルト5の付勢力により、図1に示すように、元位置に戻ることとなる。
したがって、扉を閉めた状態で、スライド板7をスライドさせた力を解除すると、ラッ
チボルト5の頭部6がストライク内に挿入された状態となるから、扉の閉止状態を維持することができる。
また、引側作動駒40の回動方向の側面であって操作プレート10と接する位置に、図3及び図4に示すように、第1回動支軸33と平行に、手前側を広く奥側を狭く傾斜して形成したコマ溝43が形成されている。
(操作プレート10)
操作プレート10には、手指による操作の対象となるプレート本体11と、プレート本体11の基部に相当する部分には、引側作動駒40であって、第1回動支軸33よりも扉とは反対側がはまり込む連結部12が設けられている。連結部12は、引側作動駒40にはまり込むんでいるから、操作プレート10を手指によって、扉に対して直角方向にプッシュ(押す)又はプル(引く)ことで、引側作動駒40を回動させることができる。コマ溝43は、手前側を広く奥側を狭く傾斜して形成しているので、挿入されるイモネジ44の先端が食い込んでいき、操作プレート10が確実に固定される。このため、コマ溝43に操作プレート10の連結部12が呼び込まれるように固定されるから、位置が確実に決定される。また、連結部12と引側作動駒40とが多少がたついても、連結部12が抜けてしまうことを防止することができる。
(押し側台座50)
押し側台座50は、図5及図6に示すように、押す側の扉の表面に固定される押側台座本体60と、押側台座本体60に配置され、押側台座本体60に対して揺動可能に軸支される押側作動駒70と、押側作動駒70よりも扉側に設けられ、押側台座本体60に対して揺動可能に軸支されるとともに、押側作動駒70に当接することにより、押側作動駒70の揺動方向とは逆方向に揺動する第2作動片80とを有する。
(押側台座本体60)
押側台座本体60は、図5及び図6に示すように、設置された箱状部2の挿入長孔4に対応するとともに、引側台座本体の挿通パイプ31と対向する位置から突出して設けられた、引き側台座20とのネジ止め固定のための左右一対の挿通パイプ61と、挿通パイプ61の間に設けられ、スライド板7のスライド範囲に対応する位置に、引側作動駒40とスライド板7とが連通する開口孔62とが形成されている。
また、押側台座本体60には、図5及び図6に示すように、押側作動駒70を軸支するための第2回動支軸63が軸心を扉の表裏方向に向けて設けられ、また、第2作動片80を軸支するための第3回動支軸64が第2回動支軸63よりも扉に近い位置に、軸心を扉の表裏方向に向けて設けられている。
さらに、押側台座本体60の底部65には、図8に示すように、取付後のズレ止めのための斜めメッシュ状の突条35を設けている。そして、突条35の横断面は、図には詳しく示さないが、中央を高く左右に傾斜する山形に形成されている。
(押側作動駒70)
押側作動駒70は、図5及び図6に示すように、第2回動支軸63に揺動可能に軸支されている。押側作動駒70は、支持される第2回動支軸63よりも扉側であって、第3回動支軸64に対応する位置に、第3回動支軸64と対向する位置に、第2作動片80の一部がはまり込むように凹んだ凹面部71を備えている。
また、押側作動駒70は、図5に示すように、第2回動支軸に巻き付けられた弦巻バネ72
の付勢力によって、引側作動駒40と対向するように、扉と直行する方向を向いた状態を維持している。そして、押側作動駒70を反時計回りに揺動させるためには、弦巻バネ72の付勢力に抗して揺動させなければならない。
さらに、押側作動駒70は、凹面部71とは弦巻バネ72を介して反対側に、揺動時に第2作動片80に当接可能な係合爪73を設けている。係合爪73は、図5に示すように、押側作動駒70が反時計回りに揺動したときに、係合爪73は、第2作動片80の第3回動支軸64よりも手前側で係合するように形成されている。
また、押側作動駒70の回動方向の側面であって操作プレート10と接する位置に、図5及び図6に示すように、第2回動支軸63と平行に、手前側を広く奥側を狭く傾斜して形成したコマ溝83が形成されている。
(操作プレート10)
操作プレート10には、手指による操作の対象となるプレート本体11と、プレート本体11の基部に相当する部分には、押側作動駒70であって、第2回動支軸63よりも扉とは反対側がはまり込む連結部12が設けられている。連結部12は、押側作動駒70にはまり込むんでいるから、操作プレート10を手指によって、扉に対して直角方向にプッシュ(押す)又はプル(引く)ことで、押側作動駒70を回動させることができる。コマ溝83は、手前側を広く奥側を狭く傾斜して形成しているので、挿入されるイモネジ44の先端が食い込んでいき、操作プレート10が確実にに固定される。このため、コマ溝83に操作プレート10の連結部12が呼び込まれるように固定されるから、位置が確実に決定される。また、連結部12と押側作動駒70とが多少がたついても、連結部12が抜けてしまうことを防止することができる。
(第2作動片80)
第2作動片80は、図5及び図6に示すように、押側台座本体60の第3回動支軸64に揺動可能に軸支ざれている。また、第2作動片80は、第3回動支軸64から扉方向寄りに伸び、スライド板7に当接可能な舌部81を設けている。さらに、第2作動片80は、舌部81とは第3回動支軸64を介した反対側であって押側作動駒70の凹面部71に対応する位置に、凹面部71に対応する形状の凸面部82を備えている。凸面部82は、押側作動駒70が扉に対して直行する位置にあるときに、凹面部71とぴったり当接するように形成されている。
また、第2作動片80には、図5に示すように、第3回動支軸64よりも第2回動支軸63よりの位置に、押側作動駒70の係合爪73が当接可能な、係合段部を設けている。そして、押側時作動駒が反時計回りに揺動するときに、係合爪73が係合した状態で揺動すると、係合爪73が係合段部を揺動方向に押圧することとなる。押圧された係合段部は、第2作動片80が第3回動支軸64によって軸支されているので、図6に示すように、第3回転支軸の反対側の舌片は、時計回り方向に回動するから、スライド板7をフロント面板3方向に、スライドさせることができる。
したがって、押側作動駒70は、第2回動支軸63に巻き付けられた弦巻バネ72の付勢力とスライド板7及び当接する第2作動片80を介したラッチボルト5についての付勢力によって、常時は、図5に示すように、スライド板7に当接した状態で、スライド板7がフロント面板3と最も接近した状態を維持している。そして、第2回動支軸63に巻き付けられた弦巻バネ72の付勢力に抗して、押側作動駒70を回動させて第2作動片80を移動させると、更にスライド板7を介したラッチボルト5についての付勢力に抗して、図2に示すように、スライド板7をフロント面板3から最も離れた位置にスライドさせることができる。
また、二つの付勢力に抗してスライド板7をスライドさせた力を解除すると、押側作動
駒70は弦巻バネ72の付勢力により、図5に示すように、第2作動片80ともども元位置に戻る。そして、スライド板7も第2作動片80による押圧が解除されることから、ラッチボルト5への付勢力により、図1に示すように、元位置に戻ることとなる。したがって、扉を閉めた状態で、スライド板7をスライドさせた力を解除すると、ラッチボルト5の頭部6がストライク内に挿入された状態となるから、扉の閉止状態を維持することができる。
つぎに、スライド板7をスライドさせる機構であるプッシュ・プル錠の動作について説明する。
プッシュ・プル錠は、引いて扉を開放する引く側の扉に取り付けられる引き側のプッシュ・プル錠と、押して扉を開放する押し側の扉に取り付けられる押し側のプッシュ・プル錠についてそれぞれ個別に動作を説明する。
(引く側のプッシュ・プル錠)
引く側のプッシュ・プル錠において、取り付けられた操作プレート10が操作されていない状態では、図3に示すように、引側作動駒40及び第1作動片41は、取り付けられた扉に対して直行する方向に向いた状態となっている。この状態では、ラッチボルト5の頭部6は、図1に示すように、フロント面板3から突出した状態となっている。
そして、操作プレート10が扉の開放のために手指によって引かれると、引側作動駒40及び第1作動片41は、第1回動支軸33の弦巻バネ42の付勢力に抗して、時計回り方向へ約15度回動することとなる。第1作動片41の時計回り方向側がスライド板7と当接しているから、引側作動駒40及び第1作動が時計回りに回転すると、スライド板7をラッチボルト5の没方向へスライドさせることができる。スライド板7をスライドさせると、スライド板7は、ラッチボルト5を、ラッチボルト5の没方向へ移動させることとなり、ラッチボルト5は、図2に示すように、フロント面板3から没状態とすることができる。
したがって、ラッチボルト5が建物側のストライク内に収まっている状態で扉が閉止し
ているときには、操作プレート10を引くという一つの動作によって、ラッチボルト5の頭部6が没状態、すなわち扉のロックを解除するができるとともに、物理的に扉を開放することができる。
さらに、開放のために操作した操作プレート10から手を離すと、引側作動駒40及び第1作動片41は、第1回動支軸33が弦巻バネ42によって、操作した方向とは逆方向、すなわち反時計回り方向へ付勢されていることから、図3に示すように、回動して元位置戻ることとなる。
引側作動駒40及び第1作動片41が元位置に戻ると、スライド板7は、フロント面板3方向へ付勢されているラッチボルト5とともに、フロント面板3方向へスライドし、元位置に戻る。
(押し側のプッシュ・プル錠)
押し側のプッシュ・プル錠において、取り付けられた操作プレート10が操作されていない状態では、図5に示すように、押側作動駒70は、第2回動支軸63の弦巻バネ72の付勢力によって、取り付けられた扉に対して直行する方向を向いており、押側作動駒70の凹面部71と第2作動片80の凸面部82とがはまり合う状態で、第2作動片80も取り付けられた扉に対して直行する方向を向いている。
この状態では、ラッチボルト5の頭部6は、図1に示すように、フロント面板3から突出した状態となっている。
そして、操作プレート10が扉の開放のために手指によって押されると、押側作動駒70は、第2回転支軸の弦巻バネ72の付勢力に抗して、反時計回り方向へ回動する。
押側作動駒70が反時計回りに回動すると、図6に示すように、係合爪73が第2作動片80の係合段部に当接しながら回動することから、第2作動片80は、第2回動支軸63とは異なる第3回動支軸64に軸支されているので、時計回りに回動する。
第2作動片80が、時計回りに回動すると、図6に示すように、スライド板7をラッチボルト5の没方向へスライドさせることができる。スライド板7をスライドさせると、スライド板7は、ラッチボルト5を、ラッチボルト5の没方向へ移動させることとなり、ラッチボルト5は、図2に示すように、フロント面板3から没状態とすることができる。
したがって、ラッチボルト5が建物側のストライク内に収まっている状態で扉が閉止しているときには、操作プレート10を押すという一つの動作によって、ラッチボルト5の頭部6が没状態、すなわち扉のロックを解除するができるとともに、物理的に扉を開放することができる。
さらに、開放のために操作した操作プレート10から手を離すと、押し側作動駒は、第2回動支軸63が弦巻バネ72の付勢力によって、操作した方向とは逆方向、すなわち反時計回り方向へ付勢されていることから、図3に示すように、回動して元位置戻り、それによって、第3回動支軸64に軸支されている第2作動片80も元位置に戻る。
押側作動駒70及び第2作動片80が元位置に戻ると、スライド板7は、フロント面板3方向へ付勢されているラッチボルト5とともに、フロント面板3方向へスライドし、元位置に戻る。
ラッチボルトが出状態のケース錠本体の側面図である。 ラッチボルトが没状態のケース錠本体の側面図である。 操作プレートをはめ込んだ状態の作動前の引側作動駒と台座との横断面図である。 操作プレートをはめ込んだ状態の作動時の引側作動駒と台座との横断面図である。 操作プレートをはめ込んだ状態の作動前の押側作動駒と台座との横断面図である。 操作プレートをはめ込んだ状態の作動時の押側作動駒と台座との横断面図である。 引側台座の底面を表した図面である。 押側台座の底面を表した図面である。 扉にロック装置及びケース錠を押して開放する扉側に設置した状態を示す斜視図を各々示す。
1 ケース錠本体
2 箱状部
3 フロント面板
4 挿入長孔
5 ラッチボルト
6 頭部
7 レバー
10 操作プレート
11 プレート本体
12 連結部
20 引き側台座
30 引側台座本体
31 挿通パイプ
32 開口孔
33 第1回動支軸
34 底部
35 突条
40 引側作動駒
41 第1作動片
42 弦巻バネ
43 コマ溝
44 イモネジ
50 押し側台座
60 押側台座本体
61 挿通パイプ
62 開口孔
63 第2回動支軸
64 第3回動支軸
65 底部
66 突条
70 押側作動駒
71 凹面部
72 弦巻バネ
73 係合爪
80 第2作動片
81 舌部
82 凸面部
83 コマ溝

Claims (2)

  1. 解錠用のハンドルを扉が開く方向にプルさせて、錠ケースからラッチボルトを出没動作させることにより扉を開放可能とする作動機構を備えたプッシュ・プル錠において、
    上記解錠用のハンドルを扉に取り付けるための台座と、
    前記台座の回動支軸に回動可能に取り付けられた作動駒と、
    前記作動駒に取り付けられ、前記回動支軸に軸支された前記解錠用のハンドルと、
    前記作動駒の前記回動支軸を介した位置に取り付けられた前記解錠用のハンドルのプル動作と同一方向に動作することにより、前記ラッチボルトを出没動作させる作動片とを備え、
    前記作動片は、ラッチボルトを収納した箱状部から外方向に突出したレバーに当接するよう配置され、レバーの動作に同期して動作するようにした、
    ことを特徴とするプッシュ・プル錠。
  2. 解錠用のハンドルを扉が開く方向にプッシュさせて、錠ケースからラッチボルトを出没動作させることにより扉を開放可能とするプッシュ・プル錠において、
    上記解錠用のハンドルを扉に取り付けるための台座と、
    前記台座の回動支軸に回動可能に取り付けられた作動駒と、
    前記作動駒に取り付けられ、前記回動支軸に軸支された前記解錠用のハンドルと、
    前記作動駒の前記回動支軸を介した位置に当接し、前記解錠用のハンドルのプッシュ動作とは対向する方向に動作することにより、前記ラッチボルトを出没動作させる反作動片とを備え、
    前記反作動片は、ラッチボルトを収納した箱状部から外方向に突出したレバーに当接するよう配置され、レバーの動作に同期して動作するようにした、
    たことを特徴とするプッシュ・プル錠。
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