JP6214807B1 - ドロス除去具及びドロス除去装置 - Google Patents

ドロス除去具及びドロス除去装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6214807B1
JP6214807B1 JP2017130495A JP2017130495A JP6214807B1 JP 6214807 B1 JP6214807 B1 JP 6214807B1 JP 2017130495 A JP2017130495 A JP 2017130495A JP 2017130495 A JP2017130495 A JP 2017130495A JP 6214807 B1 JP6214807 B1 JP 6214807B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dross
workpiece
slide table
dross removing
removing tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017130495A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019013925A (ja
Inventor
一英 関根
一英 関根
勝己 今成
勝己 今成
Original Assignee
株式会社キーテクノロジー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社キーテクノロジー filed Critical 株式会社キーテクノロジー
Priority to JP2017130495A priority Critical patent/JP6214807B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6214807B1 publication Critical patent/JP6214807B1/ja
Publication of JP2019013925A publication Critical patent/JP2019013925A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)

Abstract

【課題】主に溶断加工で固着したドロスを楽に除去することが可能なドロス除去具及びドロス除去装置を提供する。【解決手段】このドロス除去具80は、摺動面84をワークWの裏面に当て摺動させる。これにより、ドロス除去具80の側辺に形成された波状の刃部82がワークWの裏面に固着したドロスDを剪断的に剥離除去する。これにより、効率良くドロスの除去を行うことができる。また、このドロス除去装置100は、上記のドロス除去具80が複数固定したスライドテーブルをワークWの搬送方向と垂直な方向に往復運動させる。そして、ワークWをドロス除去具80の摺動面84に接するように通過させる。これにより、ワークWのドロスDを短時間で効率的に除去することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、プラズマやレーザ、ガス(LPG・水素・アセチレン等)などを用いた溶断加工の際に生じるドロスを除去するためのドロス除去具及びドロス除去装置に関するものである。
金属加工法の一つとして、鋼板等のワークに高温のプラズマやレーザ、ガス炎等を照射して溶融し、その照射位置を移動することで切断する手法がある。そして、この切断手法は切削部材や剪断による切断手法とは異なり、非接触で且つ照射点の移動によって切断を行うため、自由度が高く、複雑な形状を精密且つ容易に切断することができる。ただし、この切断手法は切断部分を溶融するため裏面側に主に被加工材の酸化生成物からなるドロス(バリ)が固着する。そして、このドロスは作業者が別途グラインダやヤスリ等を用いて手作業で除去する必要があった。この点に関し、下記[特許文献1]には、このドロスを機械的に除去するバリ取り装置に関する発明が開示されている。
特開2017−42857号公報
ここで[特許文献1]に記載の発明は、複数のブラシを備えた円板状のブラシ体を回転させ、これによりドロスを研磨除去する。しかしながら、ドロスはワークの切断線に沿って様々な角度、方向で固着する。このような多様なドロスに対し、ブラシ体の一定方向の回転研磨ではドロスが残留する可能性が有る。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、主に溶断加工で固着したドロスを楽に除去することが可能なドロス除去具及びドロス除去装置の提供を目的とする。
本発明は、
(1)ワークWに固着したドロスDを除去するドロス除去具であって、
所定の厚みTを備えた本体部88と、前記本体部88の一面を構成し前記ワークWの裏面に沿って摺動する平坦な摺動面84と、前記摺動面84の側辺に設けられた波状の刃部82と、を有することを特徴とするドロス除去具80を提供することにより、上記課題を解決する。
(2)ワークWに固着したドロスDを除去するドロス除去装置100であって、
上記(1)に記載のドロス除去具80と、前記ドロス除去具80が複数固定されたスライドテーブルと、前記スライドテーブルを前記ワークWの搬送方向と垂直な方向に往復運動させる駆動機構40と、を有することを特徴とするドロス除去装置100を提供することにより、上記課題を解決する。
(3)摺動面84を上にしてドロス除去具80を設置したことを特徴とする上記(2)に記載のドロス除去装置100を提供することにより、上記課題を解決する。
(4)スライドテーブルが、第1のスライドテーブル70aと第2のスライドテーブル70bとで構成されるとともに、前記第1のスライドテーブル70aと第2のスライドテーブル70bとはワークWの搬送方向に2台並べて設けられ、
駆動機構40は、前記第1のスライドテーブル70aと第2のスライドテーブル70bとを互いに逆位相で往復運動させることを特徴とする上記(2)または(3)に記載のドロス除去装置100を提供することにより、上記課題を解決する。
本発明に係るドロス除去具は、平坦な摺動面の側辺に波状の刃部を有している。そして、摺動面をワークの裏面に接した状態で摺動させることで、ワークのドロスを効率的に除去することができる。また、本発明に係るドロス除去装置は、上記のドロス除去具を有するため、ワークのドロスを短時間で且つ効率的に除去することができる。
本発明に係るドロス除去具の斜視図である。 本発明に係るドロス除去具の四面図である。 本発明に係るドロス除去具の使用方法を説明する図である。 本発明に係るドロス除去装置の上面図及び正面図である。 本発明に係るドロス除去装置の斜視図である。 本発明に係るドロス除去装置の斜視図である。
本発明に係るドロス除去具及びドロス除去装置について図面に基づいて説明する。初めに、本発明に係るドロス除去具80に関して説明する。ここで、図1は、本発明に係るドロス除去具80の斜視図である。また、図2は、本発明に係るドロス除去具80の四面図である。また、図3は本発明に係るドロス除去具80の使用方法を説明する図である。
本発明に係るドロス除去具80は、所定の厚みTを備え硬質な金属で形成された本体部88と、この本体部88の一面(図1、図3では上面)を構成しワークWの裏面に沿って摺動する平坦な摺動面84と、この摺動面84の側辺に設けられた波状の刃部82と、を有している。尚、刃部82は摺動面84の両側辺から本体部88の側面に掛けて形成することが好ましい。また、刃部82の曲率半径に関しては特に限定は無いが、概ね5mm〜15mm程度が好ましい。尚、刃部82の曲率半径が5mmに満たない場合、ドロスDの位置、形状によっては、ドロスDが刃部82の谷間に嵌って除去時の抵抗を増大させる可能性がある。また、刃部82の曲率半径が15mmを超えた場合、ドロスDと刃部82との接触面積が広くなってこれも除去時の抵抗を増大させる可能性がある。
また、ドロス除去具80の本体部88の形状、寸法に関しても特に限定は無いが、本例で示すように、摺動面84側が長い略台形形状とし、本体部88の幅(刃部82の山部から山部までの距離)が70mm〜80mm、長さが150mm〜170mm、厚みTが10mm〜20mm程度とすることがハンドリングの面から好ましい。また、摺動面84には凹部85を設けワークとの摩擦抵抗を軽減することが好ましい。
次に、本発明に係るドロス除去具80の使用方法を簡単に説明する。先ず、プラズマ切断機、レーザ切断機、ガス切断機等の一般的な溶断加工機にて加工したワークWの裏面側には、図3に示すように、溶断部Cの両側に沿ってドロスDが突出して固着する。次に、ドロス除去具80の摺動面84をワークWの裏面に当てる。次に、この状態でドロス除去具80をワークWの裏面で摺動させる。これにより、ドロス除去具80の刃部82がドロスDに横方向から衝突し、このドロスDを剪断的に剥離除去する。このとき、ドロス除去具80の刃部82は波状を呈しているためドロスDと点接触し、この一点に剪断力を集中させることができる。これにより、ドロスDを少ない力で効率的に除去することができる。また、例えば刃部が直線の場合、ドロスDは刃部に沿って変形する場合がある。この場合、ドロスDとの接触面積が増え除去時の抵抗が増大する可能性が有る。しかしながら、本発明のドロス除去具80の刃部82は波状であるため、ドロスDは反るように変形し接触面積の増大とこれに伴う抵抗の増加を抑制することができる。これにより、ドロスDの除去を円滑かつ楽に行うことができる。また、ドロスDへの剪断力は基本的に刃部82の法線方向に加わる。よって、波状を呈した刃部82では、その接触位置によって異なる方向からドロスDに剪断力が加わる。このため、一回の除去操作では除去できなかったドロスDでも、除去操作を繰り返すことで異なる方向からの剪断力がかかり、これを完全に除去することができる。
尚、本発明に係るドロス除去具80は後述のようにドロス除去装置100に設置して使用しても良いし、作業者が手で持ってドロス除去を行っても良い。この場合、ドロス除去具80に別途、柄や持ち手を設けても良い。また、作業者が手作業でドロスDの除去を行う場合には、ワークWの裏面を上側にするとともに摺動面84を下にしてドロス除去具80を使用しても良い。尚、本発明に係るドロス除去具80は、上記のように波状の刃部82がドロスDを効率良く剥離除去するため、グラインダやヤスリ等を用いた除去作業と比較して短時間で楽にドロス除去を行うことができる。
次に、本発明に係るドロス除去装置100に関して説明を行う。ここで、図4(a)は本発明に係るドロス除去装置100の上面図である。また、図4(b)はドロス除去装置100をワークWの搬入方向から見た正面図である。また、図5は本発明に係るドロス除去装置100の斜視図であり、図6はローダ20a、アンローダ20bを設けたドロス除去装置100の斜視図である。尚、ここではスライドテーブルがワークWの搬送方向に2台並べて設けられた例を図示しているが、スライドテーブルは一台でも良いし、3台以上としても良い。ただし、スライドテーブルを複数で構成する場合には、その往復運動の位相はそれぞれ異なるものとすることが好ましい。
図4〜図6に示すドロス除去装置100は、本発明に係るドロス除去具80と、このドロス除去具80が複数固定されたスライドテーブル(第1のスライドテーブル70a、第2のスライドテーブル70b)と、このスライドテーブルをワークWの搬送方向と垂直な方向に往復運動させる駆動機構40と、ワークWをドロス除去具80の側に押圧規制するワーク押え部30と、を有している。
そして、ドロス除去装置100に好適なスライドテーブルは、前述のように第1のスライドテーブル70aと第2のスライドテーブル70bとで構成される。尚、これらスライドテーブル70a、70bは、ドロス除去装置100のステージ102上にワークWの搬送方向と垂直な方向に設けられたスライドレール72に摺動可能に嵌入され、このスライドレール72に沿って移動する。
また、第1のスライドテーブル70aと第2のスライドテーブル70bのそれぞれには前述のように複数(本例では3個)のドロス除去具80が固定される。このときのドロス除去具80の固定方向は、刃部82となる側辺がワークWの搬送方向と平行、即ちスライドテーブルの移動方向と垂直となるように固定する。また、ドロス除去具80の設置間隔はスライドテーブルのストロークよりも小さくし、ワークWの裏面をいずれかの刃部82が隙間なく摺動するように配置することが好ましい。
また、スライドテーブルはワークWの搬送位置よりも下方に設けるとともに、このスライドテーブルの上面に摺動面84が上を向くようにドロス除去具80を固定し、下側からドロスDの除去を行うことが好ましい。尚、一般的な溶断加工機はワークWの上側から下側に向けて溶断を行う。従って、ドロスDはワークWの下面に固着する。よって、下側からドロス除去を行うドロス除去装置100は、溶断後のワークWを裏返すことなくそのまま連続してドロスの除去を行うことができる。これにより、工程の簡素化と効率化とを図ることができる。
次に、スライドテーブルの駆動機構40の好適な一例を説明する。尚、ここで説明する駆動機構40は本発明のドロス除去装置100に好適な一例であるから、特にこの機構に限定されるわけではなく、周知の機械機構を用いることができる。
先ず、スライドテーブル(第1のスライドテーブル70a、第2のスライドテーブル70)の下面には下方に向けて延びたテーブルロッド74が固定する。また、ステージ102のスライドテーブルの下には、スライドテーブルの移動方向に長い図示しない長孔が形成されている。そして、テーブルロッド74はこの長孔を通してステージ102の下側に突出する。
また、駆動機構40は、例えばモータ等の駆動手段42と、この駆動手段42によって回転するメインシャフト44と、一端にカウンタウェイト47を備えたクランクアーム46と、このクランクアーム46の他端に回動可能に軸着したコネクティングロッド48と、を有している。そして、コネクティングロッド48の先端とテーブルロッド74の先端とが回動可能に軸着する。そして、駆動手段42が動作するとクランクアーム46が回転し、このクランクアーム46の回転動作はコネクティングロッド48によって往復運動に変換されてテーブルロッド74に伝達される。これにより、テーブルロッド74と固定したスライドテーブルがスライドレール72に沿って往復運動し、これによりドロス除去具80がワークWの搬送方向と垂直な方向に往復運動する。尚、スライドテーブルを第1のスライドテーブル70aと第2のスライドテーブル70bの2台で構成する場合、クランクアーム46とコネクティングロッド48は第1のスライドテーブル70a、第2のスライドテーブル70bごとに設け、さらに第1のスライドテーブル70aと接続するクランクアーム46aと第2のスライドテーブル70bと接続するクランクアーム46bとは互いに逆位相となるように設置することが好ましい。この構成では第1のスライドテーブル70aと第2のスライドテーブル70bとが逆位相で互い違いに往復運動するため、ドロス除去装置100の振動が抑制される他、ドロスの除去をより効果的に行うことができる。
また、ワーク押え部30は、例えばワークWの表面に接してこれを下方に押圧する押圧ローラ32と、この押圧ローラ32を下方に付勢するバネ等の弾性部材34と、ハンドル36aを備え押圧ローラ32の上下位置を調整する位置決め手段36と、を有している。
次に、ドロス除去装置100の動作を説明する。尚、ここではスライドテーブルが第1のスライドテーブル70aと第2のスライドテーブル70bの2台で構成された例を用いて説明を行う。
先ず、ワーク押え部30のハンドル36aを回転して押圧ローラ32を上下させ、押圧ローラ32の下端とドロス除去具80の摺動面84との間隔をワークWの厚みと略同等、もしくは若干狭く調整する。次に、ドロス除去装置100をオンする。これにより、駆動手段42が動作し、メインシャフト44が回転する。このメインシャフト44の回転により、クランクアーム46a、46bが回転する。このクランクアーム46a、46bの回転動作はそれぞれのコネクティングロッド48を介して往復運動に変換され第1のスライドテーブル70aと第2のスライドテーブル70bのテーブルロッド74にそれぞれ伝達される。これにより、テーブルロッド74と固定した第1のスライドテーブル70a、第2のスライドテーブル70bがスライドレール72に沿ってワークWの搬送方向と垂直な方向に往復運動する。また、このときクランクアーム46a、46bはメインシャフト44に対し互いに逆位相となるように固定する。これにより、第1のスライドテーブル70aと第2のスライドテーブル70bの往復運動は互いに逆位相となり、第1のスライドテーブル70aが前進移動している際には第2のスライドテーブル70bは後退移動し、第1のスライドテーブル70aが後退移動している際には第2のスライドテーブル70bは前進移動する。
次に、溶断加工機により切断加工されたワークWがローダ20aによって搬送される。このときのワークWはドロスDの固着した裏面側を下とする。尚、ローダ20a及び、後述のアンローダ20bは複数の搬送ローラ22を有する周知のものを用いることができる。また、搬送ローラ22の上面はドロス除去具80の摺動面84の高さと略一致する高さとする。次に、ワークWは搬送ローラ22上を移動して、ドロス除去具80と押圧ローラ32との間に挿入される。尚、ワークWの移動は作業者が行っても良いし、図示しない搬送装置により自動的に行っても良い。
ワークWがドロス除去装置100に挿入されると、ワーク押え部30の弾性部材34が押圧ローラ32を介してワークWをドロス除去具80の側に押圧する。これにより、ドロス除去具80の摺動面84がワークWの裏面に面接触し、この状態でワークWの搬送方向と垂直な方向に往復運動する。これにより、摺動面84の側辺に形成された刃部82がワークWの裏面から突出したドロスDに横方向から衝突し、このドロスDを剪断的に剥離除去する。このとき、刃部82は波状を呈しているためドロスDと点接触し剪断力を集中させることができる。また、仮にドロスDが残留した場合でも、ワークW自体の移動とドロス除去具80の往復運動及び波状の刃部82により、残留したドロスDには異なる方向から複数回の剪断力が加わり、これを効果的に除去することができる。このドロス除去の動作は、第1のスライドテーブル70aのドロス除去具80と、これとは逆位相の第2のスライドテーブル70bのドロス除去具80とによって行われる。ドロス除去が行われたワークWは、アンローダ20b側に排出され、アンローダ20bの搬送ローラ22上を移動して次工程に搬送される。
以上のように、本発明に係るドロス除去具80は、摺動面84をワークWの裏面に当て摺動させる。これにより、ドロス除去具80の側辺に形成された波状の刃部82がワークWの裏面に固着したドロスDに横方向から衝突し、このドロスDを剪断的に剥離除去する。このとき、ドロス除去具80の刃部82は波状を呈しているため、ドロスDと点接触し、この一点に剪断力を集中させることができる。また、波状の刃部82はドロスDの変形による接触面積の増大を抑制し、除去時の抵抗の増加を軽減することができる。さらに、波状を呈した刃部82では、その接触位置によって異なる方向からドロスDに剪断力が加わる。このため、除去操作を複数回繰り返すことで一回の除去操作では完全に除去できなかったドロスDも楽に除去することができる。このように、本発明に係るドロス除去具80によれば、従来よりも少ない力で効率良くドロスの除去を行うことができる。
また、本発明に係るドロス除去装置100は、上記のドロス除去具80が複数固定したスライドテーブルを有し、このスライドテーブルをワークWの搬送方向と垂直な方向に往復運動させる。そして、ワークWを往復運動しているドロス除去具80の摺動面84に接するように通過させる。これにより、ワークWのドロスDを短時間で効率的に除去することができる。さらに、摺動面84が上を向いたドロス除去装置100では、溶断後のワークWを裏返すことなく連続してドロス除去を行うことができる。
尚、本例で示したドロス除去具80、ドロス除去装置100は一例であるから、ドロス除去具80の本体部88の形状、寸法、刃部82の曲率半径、波数、その他は上記の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更して実施することが可能である。また、ドロス除去装置100、駆動機構40、ワーク押え部30の各部の形状、寸法、構成、機構、その他に関しても上記の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更して実施することが可能である。
40 駆動機構
70a 第1のスライドテーブル
70b 第2のスライドテーブル
80 ドロス除去具
82 刃部
84 摺動面
88 本体部
100 ドロス除去装置
D ドロス
W ワーク

Claims (4)

  1. ワークに固着したドロスを除去するドロス除去具であって、
    所定の厚みを備えた本体部と、
    前記本体部の一面を構成し前記ワークの裏面に沿って摺動する平坦な摺動面と、
    前記摺動面の側辺に設けられた波状の刃部と、を有することを特徴とするドロス除去具。
  2. ワークに固着したドロスを除去するドロス除去装置であって、
    請求項1に記載のドロス除去具と、
    前記ドロス除去具が複数固定されたスライドテーブルと、
    前記スライドテーブルを前記ワークの搬送方向と垂直な方向に往復運動させる駆動機構と、を有することを特徴とするドロス除去装置。
  3. 摺動面を上にしてドロス除去具を設置したことを特徴とする請求項2に記載のドロス除去装置。
  4. スライドテーブルが、第1のスライドテーブルと第2のスライドテーブルとで構成されるとともに、前記第1のスライドテーブルと第2のスライドテーブルとはワークの搬送方向に2台並べて設けられ、
    駆動機構は、前記第1のスライドテーブルと第2のスライドテーブルとを互いに逆位相で往復運動させることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のドロス除去装置。
JP2017130495A 2017-07-03 2017-07-03 ドロス除去具及びドロス除去装置 Active JP6214807B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017130495A JP6214807B1 (ja) 2017-07-03 2017-07-03 ドロス除去具及びドロス除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017130495A JP6214807B1 (ja) 2017-07-03 2017-07-03 ドロス除去具及びドロス除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6214807B1 true JP6214807B1 (ja) 2017-10-18
JP2019013925A JP2019013925A (ja) 2019-01-31

Family

ID=60107367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017130495A Active JP6214807B1 (ja) 2017-07-03 2017-07-03 ドロス除去具及びドロス除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6214807B1 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5495958A (en) * 1978-01-13 1979-07-28 Sumitomo Metal Ind Ltd Removing apparatus for slime from gas cutting of slab
JPS627321U (ja) * 1985-06-24 1987-01-17
JPS6220754U (ja) * 1985-07-19 1987-02-07
JPH01129019U (ja) * 1988-02-26 1989-09-04
JPH08141714A (ja) * 1994-11-17 1996-06-04 Sumitomo Metal Ind Ltd スラブトップのバリ取り装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5495958A (en) * 1978-01-13 1979-07-28 Sumitomo Metal Ind Ltd Removing apparatus for slime from gas cutting of slab
JPS627321U (ja) * 1985-06-24 1987-01-17
JPS6220754U (ja) * 1985-07-19 1987-02-07
JPH01129019U (ja) * 1988-02-26 1989-09-04
JPH08141714A (ja) * 1994-11-17 1996-06-04 Sumitomo Metal Ind Ltd スラブトップのバリ取り装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019013925A (ja) 2019-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101670467B (zh) 带有双摆动刀片的、用于切割管件的立式机具以及借助于该机具的切割方法
US20050081692A1 (en) Ultrasonic slitter
WO2006011434A1 (ja) ワークの切断方法及び帯鋸盤
US8230608B2 (en) Progressive force cut path drive mechanism for a reciprocating tool
JP6586510B2 (ja) 加工屑除去装置
TW201639658A (zh) 工具機及其控制裝置
JP2009107096A (ja) 切断機
JP6214807B1 (ja) ドロス除去具及びドロス除去装置
CN210880049U (zh) 一种用于制作圆尾结构的机械装置
JP2012000727A (ja) ワーク切断装置及びワーク切断装置の切断刃清掃方法
WO2010084579A1 (ja) 切断機
KR102147137B1 (ko) 두개의 띠톱을 이용한 왕복 절단형 띠톱 기계
JP6926828B2 (ja) バリ取り装置
JP6429273B2 (ja) クランプ装置およびこれを用いたバリ取り機
CN203875919U (zh) 一种切肉、蔬菜设备
CN107624203B (zh) 操作单元
US20170274483A1 (en) Cutting System
KR101251448B1 (ko) 육류 절단장치
CN203003274U (zh) 火焰切割口毛刺剔除机
JP6096360B1 (ja) ワーク姿勢変更装置および多工程圧造機
JP7423670B2 (ja) バリ取り装置
JP2013071182A (ja) スポット溶接装置用加圧部材の研磨機
CN110102818B (zh) 一种用于轿厢扶手生产的剪板机自动上下料系统
JP2014104548A (ja) 切断機
CN112339028A (zh) 一种用于制作圆尾结构的机械装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170803

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20170803

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170830

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170911

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170919

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6214807

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250