JP6213469B2 - コンテンツ配信システム - Google Patents

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Description

本発明は、コンテンツ配信システムに関する。
本願は、2012年8月3日に出願された日本国特願2012−173187号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
従来、携帯端末にコンテンツを提供するコンテンツ提供システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の技術は、携帯端末の位置情報に基づいて、携帯端末にコンテンツをダウンロードさせるものである。また、特許文献1には、開示されているコンテンツ提供システムが娯楽分野にも活用できる主旨の記載がある。
日本国特開2011−191871号
しかしながら、従来のコンテンツ提供システムを特定エリア(例えば、動物園内、野球場内)に導入した場合、特定エリア内(特定エリア側、システムの導入者側)がシステムの導入によって享受する経済的効果を客観的に把握できない。そのため、コンテンツ提供システムを導入後のシステムの評価(例えば、集客力のアップ、売上高のアップなどのシステム導入による特定エリア内に対する貢献度の算出)が難しいという問題がある。また、視覚又は聴覚によって楽しむコンテンツでは新鮮味が少なく娯楽性が乏しい場合がある。
本発明の態様は、娯楽性が高く、且つ、コンテンツ提供システムの導入後に評価し易いコンテンツの配信技術を提供する。
本発明の一態様であるコンテンツ配信システムは、特定エリア内に存在する移動電子機器にコンテンツを配信するコンテンツ配信サービスを提供するコンテンツ配信システムであって、少なくとも、前記特定エリア内に予め設定したサブエリアに応じた情報を前記コンテンツとして記憶するコンテンツ記憶部と、前記特定エリア内への入場料を含む売上情報を取得する売上情報取得部と、前記売上情報を記憶する売上情報記憶部と、前記移動電子機器からコンテンツの配信要求を受信する配信要求受信部と、前記配信要求を送信した前記移動電子機器へのコンテンツの配信許否を判定する配信許否判定部と、前記配信許否判定部によって配信を許可された前記移動電子機器に配信する前記コンテンツを前記コンテンツ記憶部から選択するコンテンツ選択部と、前記コンテンツ選択部によって選択された前記コンテンツを配信するコンテンツ配信部と、前記コンテンツ配信部による配信の実績を示した配信実績情報を記憶する配信実績記憶部と、前記売上情報記憶部内の前記売上情報と、配信実績記憶部内の前記配信実績情報とに基づいて、前記コンテンツ配信サービスの貢献ポイントを算出する貢献ポイント算出部とを備える。
本発明の他の態様であるコンテンツ配信システムは、特定エリア内に存在する移動電子機器にコンテンツを配信するコンテンツ配信サービスを提供するコンテンツ配信システムであって、少なくとも、前記特定エリア内において発生するイベントに応じた情報を前記コンテンツとして記憶するコンテンツ記憶部と、前記特定エリア内への入場料を含む売上情報を取得する売上情報取得部と、前記売上情報を記憶する売上情報記憶部と、前記移動電子機器からコンテンツの配信要求を受信する配信要求受信部と、前記配信要求を送信した前記移動電子機器へのコンテンツの配信許否を判定する配信許否判定部と、前記配信許否判定部によって配信を許可された前記移動電子機器に配信する前記コンテンツを前記コンテンツ記憶部から選択するコンテンツ選択部と、前記コンテンツ選択部によって選択された前記コンテンツを配信するコンテンツ配信部と、前記コンテンツ配信部による配信の実績を示した配信実績情報を記憶する配信実績記憶部と、前記売上情報記憶部内の前記売上情報と、配信実績記憶部内の前記配信実績情報とに基づいて、前記コンテンツ配信サービスの貢献ポイントを算出する貢献ポイント算出部とを備える。
本発明の態様によれば、娯楽性が高く、且つ、コンテンツ提供システムの導入後に評価し易いコンテンツの配信技術を提供できる。
第1の実施形態によるコンテンツ配信システムの機能ブロック図の一例である。 第1の実施形態によるコンテンツ記憶部に記憶される情報の一例である。 第1の実施形態によるコンテンツ配信システムの動作の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態によるコンテンツ配信システムの動作の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態によるコンテンツ配信システムの動作の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態によるコンテンツ配信システムの機能ブロック図の一例である。 第2の実施形態によるコンテンツ記憶部に記憶される情報の一例である。 第2の実施形態によるコンテンツ配信システムの動作の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態によるコンテンツ配信システムの動作の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態によるコンテンツ配信システムの動作の一例を示すフローチャートである。 第3の実施形態によるコンテンツ配信システムの機能ブロック図の一例である。 コンテンツ記憶部に記憶される情報の一例である。 第4の実施形態によるコンテンツ配信システムの機能ブロック図の一例である。 コンテンツ記憶部に記憶される情報の一例である。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態によるコンテンツ配信システム1は、特定エリア内に存在する移動電子機器(以下、電子機器T1と称する)にコンテンツを配信するコンテンツ配信サービスを提供する。コンテンツ配信システム1を適用する特定エリア(以下、特定エリアA1と称する)には、予め複数のサブエリアを設定しておく。但し、特定エリアA1内の全ての位置が何れかのサブエリアに属するようにサブエリアを設定する必要はない。即ち、特定エリアA1内には、何れのサブエリアにも属さない位置が存在してもよい。特定エリアA1は、サブエリア毎に異なるコンテンツを配信する態様に適した空間であればよく、屋内、屋外を問わない。特定エリアA1の一例は、動物園、博物館(例えば、鉄道博物館)である。
電子機器T1は、少なくとも、ユーザによって操作される操作部、コンテンツ配信システム1と通信する通信部、機器本体(自機器)の筐体を振動させる振動部(例えば、振動モータ、リニアバイブレータ、ボイスコイルモータ)を備える。また、電子機器T1は、機器本体の筐体の位置を検出する位置検出部(例えば、GPS)を備えていてもよい。電子機器T1は、コンテンツ配信システム1にコンテンツの配信要求を送信し、コンテンツ配信システム1からコンテンツを受信する。なお、電子機器T1は、ユーザの所有のものあってもよいし、特定エリアA1にて貸与されるものであってもよい。
図1は、コンテンツ配信システム1の機能ブロック図の一例である。図2は、コンテンツ記憶部90に記憶される情報の一例である。
コンテンツ配信システム1は、図1に示すように、売上情報取得部10、配信要求受信部20、配信許否判定部32、コンテンツ選択部34、コンテンツ配信部40、貢献ポイント算出部50、コンテンツ記憶部90、売上情報記憶部91、配信実績記憶部93、及び、ポイント記憶部94を備える。コンテンツ配信システム1(後述のコンテンツ配信システム2−4も同様)は、1又は2以上の電子機器(例えば、サーバ、パーソナルコンピュータ、データベース、種々の通信機器)から構成される。
コンテンツ記憶部90は、コンテンツ配信システム1にて配信するコンテンツを記憶する。コンテンツ記憶部90に記憶されるコンテンツは、前記コンテンツを受信した電子機器T1の筐体を振動させる振動情報(振動ファイル、振動データ、振動パラメータ等)である。つまり、電子機器T1は、上記通信部を介して、ある振動情報を受信した場合には、上記振動部によって筐体が前記振動情報に応じて振動する。
なお、コンテンツ記憶部90は、コンテンツとして、振動情報に加え、動画像情報(動画ファイル、動画データ、動画パラメータ等)、静止画像情報(静止画ファイル、静止画データ、静止画パラメータ等)、音声情報(音声ファイル、音声データ、音声パラメータ等)などを記憶してもよい。
具体的には、コンテンツ記憶部90は、特定エリアA1内のサブエリアに応じたコンテンツ(少なくとも振動情報を含む)を記憶する。例えば、コンテンツ記憶部90は、図2(a)に示すように、サブエリアを識別するサブエリアIDに対応付けてコンテンツを識別するコンテンツIDを記憶する。さらに、コンテンツ記憶部90は、図2(b)に示すように、コンテンツIDに対応付けてコンテンツを記憶する。なお、図2の例によれば、コンテンツ記憶部90は、サブエリアID「S001」のサブエリアに応じたコンテンツとして振動情報a、サブエリアID「S002」のサブエリアに応じたコンテンツとして振動情報b、サブエリアID「S003」のサブエリアに応じたコンテンツとして振動情報d及び動画情報gを記憶している。
売上情報取得部10は、特定エリアA1内への入場料を含む売上情報を取得する。例えば、売上情報取得部10は、特定エリアA1の入場口に配属された従業員の動作(例えば、キー入力)によって入力される入場料、又は、入場口における入場者の動作(例えば、近距離通信のために電子機器T1を近づける動作)を契機に発生させる入場料を含む売上情報を取得する。なお、特定エリアA1の入場口に設置した電子機器(特定エリアA1に複数の入場口が存在する場合には複数の電子機器)が売上情報取得部10を具備してもよい。売上情報記憶部91は、売上情報を記憶する。
配信要求受信部20は、コンテンツの配信要求を電子機器T1から受信する。電子機器T1が送信する配信要求は、前記電子機器T1を識別する電子機器ID、前記電子機器T1の位置情報を含む。電子機器T1の位置情報とは、具体的には、サブエリアに関する情報である。従って、電子機器T1は、あるサブエリアに属するある位置において配信要求を送信する場合、前記電子機器T1の電子機器ID、前記サブエリアIDを含む配信要求をコンテンツ配信システム1に送信する。なお、各サブエリアに対応する通信機器(アクセスポイント)が配信要求受信部20を具備してもよい。なお、本明細書中においては電子機器IDを、機器識別情報と称してもよい。
なお、電子機器T1は、配信要求を送信する直前に機器本体が位置するサブエリアのサブエリアIDをコンテンツ配信システム1から取得し、電子機器ID、前記直前に取得したサブエリアIDを含む配信要求をコンテンツ配信システム1に送信してもよい。また、電子機器T1は、定期的に機器本体が位置するサブエリアのサブエリアIDをコンテンツ配信システム1から取得し、電子機器ID、最後に取得したサブエリアID(最新のサブエリアID)を含む配信要求をコンテンツ配信システム1に送信してもよい。
一方、電子機器T1は、サブエリアに属さない位置において配信要求を送信した場合、前記電子機器T1の電子機器ID、サブエリア外に位置する旨の情報(例えば、サブエリアID=空欄)を含む配信要求をコンテンツ配信システム1に送信する。
なお、サブエリアに属さない位置において、電子機器T1は、配信要求をコンテンツ配信システム1に送信できなくてもよい。つまり、サブエリア外に位置している電子機器T1は、配信要求をコンテンツ配信システム1に送信しなくてもよい。
なお、電子機器T1が位置検出部(例えば、GPS)を備える場合には、位置情報として、サブエリアに関する情報に代えて、位置検出部によって検出された座標情報を使用してもよい。つまり、電子機器T1は、サブエリアに属するある位置において配信要求を送信した場合(サブエリアに属さない位置において配信要求を送信できた場合も同様)、前記電子機器T1の電子機器ID、前記電子機器T1の座標情報を含む配信要求をコンテンツ配信システム1に送信してもよい。
配信許否判定部32は、配信要求を送信した電子機器T1へのコンテンツの配信許否を判定する。具体的には、配信許否判定部32は、何れかのサブエリア内から配信要求が送信された場合にはコンテンツの配信を許可し、サブエリア外から配信要求が送信された場合にはコンテンツの配信を拒否する。即ち、配信許否判定部32は、配信要求の送信位置がサブエリア内であればコンテンツの配信を許可し、配信要求の送信位置がサブエリア外であればコンテンツの配信を拒否する。
より詳細には、配信要求内の位置情報としてサブエリアに関する情報を使用する場合には、配信許否判定部32は、配信要求に何れかのサブエリアのサブエリアIDが含まれていた場合にはコンテンツの配信を許可し、配信要求に何れのサブエリアのサブエリアIDも含まれていなかった場合にはコンテンツの配信を拒否する。
なお、配信要求内の位置情報として座標情報を利用する場合には、配信許否判定部32は、各サブエリアの座標情報を記憶したサブエリア座標情報(非図示)を参照し、配信要求に何れかのサブエリアに対応する座標情報が含まれていた場合にはコンテンツの配信を許可し、配信要求に何れのサブエリアに対応する座標情報も含まれていなかった場合にはコンテンツの配信を拒否する。
なお、サブエリア外に位置している電子機器T1が配信要求をコンテンツ配信システム1に送信しない場合には、配信許否判定部32は配信要求をそもそも受信していないため、コンテンツの配信を許可することはない。
コンテンツ選択部34は、配信許否判定部32によって配信を許可された電子機器T1に配信するコンテンツをコンテンツ記憶部90から選択する。具体的には、コンテンツ選択部34は、配信要求の送信位置が属するサブエリアに対応するコンテンツをコンテンツ記憶部90から選択する。
コンテンツ配信部40は、コンテンツ選択部34によって選択されたコンテンツを配信する。なお、各サブエリアに対応する通信機器がコンテンツ配信部40を具備してもよい。配信実績記憶部93は、コンテンツ配信部40による配信の実績を示した配信実績情報を記憶する。配信実績情報は、電子機器ID、コンテンツID、サブエリアIDの1つ以上を含むものであってもよい。
貢献ポイント算出部50は、売上情報記憶部91内の売上情報と、配信実績記憶部93内の配信実績情報とに基づいて、コンテンツ配信システム1によるコンテンツ配信サービスの貢献ポイントを算出する。換言すれば、貢献ポイント算出部50は、コンテンツ配信システム1によるコンテンツ配信サービスの特定エリアA1側に対する貢献度を算出する。貢献ポイント算出部50は、特定エリアA1の特性に応じた計算式を用いて貢献ポイントを算出してもよい。
例えば、貢献ポイント算出部50は、下記の計算式(1)又は計算式(2)の何れか一方を用いて貢献ポイントを算出してもよい。計算式(1)(2)において、Pは貢献ポイント、Pは売上情報内の入場料をポイント化した入場ポイント(入場料a円=1ポイント)、Pは配信実績情報内のコンテンツ配信数をポイント化した配信ポイント(1配信=bポイント)である。a、bは所定の値(係数)である。
P=P+P…(1)
P=P/P…(2)
なお、計算式(1)(2)は例示であって、貢献ポイント算出部50は、入場ポイントP、配信ポイントPを変数として含む他の計算式を用いて、貢献ポイントPを算出してもよい。
ポイント記憶部94は、貢献ポイント算出部50によって算出された貢献ポイントを記憶する。即ち、ポイント記憶部94は、コンテンツ配信システム1によるコンテンツ配信サービスの特定エリアA1側に対する貢献度を記憶する。
なお、使用料金を設定してコンテンツ配信システム1を特定エリアA1に導入する場合、例えば、月々の使用料金の一部又は全部が、過去の貢献ポイントに応じて変動するようにしてもよい。また、リース契約によってコンテンツ配信システム1を特定エリアA1に導入する場合、例えば、月々のリース金額の一部又は全部が、過去の貢献ポイントに応じて変動するようにしてもよい。なお、コンテンツ配信システム2(後述)、コンテンツ配信システム3(後述)、コンテンツ配信システム4(後述)を導入する場合も同様である。
図3A、図3B及び図3Cは、コンテンツ配信システム1の動作の一例を示すフローチャートである。図3Aのフローチャートは、特定エリアA1に入場する際の動作を示している。図3Aのフローチャートは、特定エリアA1の入場口に配属された従業員の動作、又は、入場口における入場者の動作によって開始する。図3Bのフローチャートは、コンテンツを配信する際の動作を示している。図3Bのフローチャートは、電子機器T1によるコンテンツの配信要求の送信によって開始する。図3Cのフローチャートは、貢献ポイントを算出する際の動作を示している。図3Cのフローチャートは、所定の日時に開始(バッチ処理)、又は、コンテンツ配信システム1の管理者の所定の操作によって開始する。
図3Aにおいて、売上情報取得部10は、特定エリアA1内への入場料を含む売上情報を取得する(ステップS10)。売上情報を取得した売上情報取得部10は、前記売上情報を売上情報記憶部91に記憶する(ステップS12)。そして、図3Aのフローチャートは終了する。
以上、図3Aのフローチャートが示すように、特定エリアA1内に人(自身が所有する電子機器T1を持参する人、若しくは貸与によって電子機器T1を持つ人、又は、電子機器T1を持たない人)が入場する度に、売上情報記憶部91には売上情報が蓄積される。
図3Bにおいて、配信要求受信部20は、コンテンツの配信要求を電子機器T1から受信する(ステップS30)。配信要求受信部20は、前記配信要求を配信許否判定部32に出力する。配信許否判定部32は、前記電子機器T1へのコンテンツの配信許否を判定する(ステップS32)。具体的には、配信許否判定部32は、配信要求受信部20から取得した配信要求に含まれる位置情報に基づいて、前記配信要求の送信位置がサブエリア内であればコンテンツの配信を許可し、前記配信要求の送信位置がサブエリア外であればコンテンツの配信を拒否する。
ステップS32において、コンテンツの配信を許可した場合(ステップS32:Yes)、配信許否判定部32は、配信要求受信部20から取得した配信要求(又は、前記配信要求に含まれる電子機器ID)と、前記配信要求の送信位置が属するサブエリアのサブエリアIDとをコンテンツ選択部34に出力する。コンテンツ選択部34は、配信要求の送信位置が属するサブエリアに対応するコンテンツをコンテンツ記憶部90から選択する(ステップS34)。具体的には、コンテンツ選択部34は、配信許否判定部32から取得したサブエリアIDに対応するコンテンツをコンテンツ記憶部90から選択する。コンテンツを選択したコンテンツ選択部34は、前記電子機器T1の電子機器ID(配信許否判定部32から取得した配信要求に含まれる電子機器ID、又は、配信許否判定部32から取得した電子機器ID)とともに、選択したコンテンツをコンテンツ配信部40に出力する。コンテンツ配信部40は、コンテンツ選択部34から取得した電子機器IDの電子機器T1に、コンテンツ選択部34から取得したコンテンツを配信する(ステップS36)。コンテンツを配信したコンテンツ配信部40は、前記コンテンツの配信実績情報を配信実績記憶部93に記憶する(ステップS38)。そして、図3Bのフローチャートは終了する。
なお、コンテンツ配信部40は、コンテンツ選択部34から取得した電子機器IDを含む配信実績情報を配信実績記憶部93に記憶してもよい。また、コンテンツ配信部40は、コンテンツIDを含む配信実績情報を配信実績記憶部93に記憶してもよい。なお、コンテンツIDを含む配信実績情報を配信実績記憶部93に記憶する場合には、コンテンツ選択部34は、前記電子機器T1の電子機器ID、及び、選択したコンテンツに加え、選択したコンテンツのコンテンツIDをコンテンツ配信部40に出力する。また、コンテンツ配信部40は、サブエリアIDを含む配信実績情報を配信実績記憶部93に記憶してもよい。なお、サブエリアIDを含む配信実績情報を配信実績記憶部93に記憶する場合には、コンテンツ選択部34は、前記電子機器T1の電子機器ID、及び、選択したコンテンツに加え、配信許否判定部32から取得したサブエリアIDをコンテンツ配信部40に出力する。
一方、ステップS32において、コンテンツの配信を拒否した場合(ステップS32:No)、ステップS34、S36、S38を飛ばして、図3Bのフローチャートは終了する。
以上、図3Bのフローチャートが示すように、特定エリアA1内の人(自身が所有する電子機器T1を持参する人、若しくは貸与によって電子機器T1を持つ人)にコンテンツを配信する度に、配信実績記憶部93に配信実績情報が蓄積される。
図3Cにおいて、貢献ポイント算出部50は、売上情報記憶部91内の売上情報と、配信実績記憶部93内の配信実績情報とに基づいて、コンテンツ配信システム1によるコンテンツ配信サービスの貢献ポイントを算出する(ステップS50)。貢献ポイントを算出した貢献ポイント算出部50は、前記貢献ポイントをポイント記憶部94に記憶する(ステップS52)。そして、図3Cのフローチャートは終了する。
以上、図3A、図3B及び図3Cのフローチャートが示すように、コンテンツ配信システム1によるコンテンツ配信サービスの貢献ポイントは、特定エリアA1に人が入場する度に売上情報記憶部91内に蓄積された売上情報と、特定エリアA1内の人にコンテンツを配信する度に配信実績記憶部93に蓄積された配信実績情報とに基づいて、算出される。
(コンテンツ配信システム1の適用例1/動物園)
特定エリアA1は、動物園内である。サブエリアは、各動物(例えば、象、ライオン、…)の鑑賞エリア毎に設定する。コンテンツ記憶部90には、サブエリア毎(即ち、動物毎)に、各動物に関係する振動情報等を記憶しておく。例えば、コンテンツ記憶部90には、象のサブエリアに対応付けて、象が歩いている様子を録画した動画像情報とともに象の動きに合わせた振動情報(象が歩く際の振動の振動情報)を記憶し、ライオンのサブエリアに対応付けて、ライオンが狩をしている様子を解説した音声情報とともにライオンが獲物を追う際の振動の振動情報を記憶しておく。
コンテンツ配信システム1は、例えば、象の鑑賞エリア(象のサブエリア)内に位置する電子機器T1からコンテンツの配信要求を受信した場合、象の鑑賞エリアに応じたコンテンツ(象が歩いている様子を録画した動画像情報、象の動きに合わせた振動情報)を電子機器T1に配信する。また、コンテンツ配信システム1は、ライオンの鑑賞エリア(ライオンのサブエリア)内に位置する電子機器T1からコンテンツの配信要求を受信した場合、ライオンの鑑賞エリアに応じたコンテンツ(ライオンが狩をしている様子を解説した音声情報、ライオンが獲物を追う際の振動の振動情報)を電子機器T1に配信する。
つまり、電子機器T1のユーザは、象の近くでコンテンツを要求した場合には、象に関係した振動情報等を得ることができ、ライオンの近くでコンテンツを要求した場合には、ライオンに関係した振動情報等を得ることができる。
また、コンテンツ配信システム1は、入場時に取得する入場料を含む売上情報、コンテンツの配信実績情報(全配信数、動物別配信数、電子機器別配信数等)を記憶し、記憶した売上情報、配信実績情報を利用して、前記コンテンツ配信システム1によるコンテンツ配信サービスの動物園に対する貢献度を算出することができる。
(コンテンツ配信システム1の適用例2/鉄道博物館)
特定エリアA1は、鉄道博物館内である。サブエリアは、各車両(例えば、AA系(○○系)、BB系(××系)、…)の展示エリア毎に設定する。コンテンツ記憶部90には、鉄道に関するコンテンツとして、サブエリア毎(即ち、車両毎)に、各車両に関係する振動情報等を記憶しておく。例えば、コンテンツ記憶部90には、AA系のサブエリアに対応付けて、AA系が走行している様子を録画した動画像情報とともにAA系の動きに合わせた振動情報(AA系が発進時、走行中、停車時の振動の振動情報)を記憶し、BB系のサブエリアに対応付けて、BB系の歴史を解説した音声情報とともにBB系の客室内の揺れを再現した振動情報を記憶しておく。
コンテンツ配信システム1は、例えば、AA系の展示エリア(AA系のサブエリア)内に位置する電子機器T1からコンテンツの配信要求を受信した場合、AA系の展示エリアに応じたコンテンツ(AA系が走行している様子を録画した動画像情報、AA系の動きに合わせた振動情報)を電子機器T1に配信する。また、コンテンツ配信システム1は、BB系の展示エリア(BB系のサブエリア)内に位置する電子機器T1からコンテンツの配信要求を受信した場合、BB系の展示エリアに応じたコンテンツ(BB系の歴史を解説した音声情報、BB系の客室内の揺れを再現した振動情報)を電子機器T1に配信する。
つまり、電子機器T1のユーザは、AA系の近くでコンテンツを要求した場合には、AA系に関係した振動情報等を得ることができ、BB系の近くでコンテンツを要求した場合には、BB系に関係した振動情報等を得ることができる。
また、コンテンツ配信システム1は、入場時に取得する売上情報、コンテンツの配信実績情報(全配信数、車両別配信数、電子機器別配信数等)を記憶し、記憶した売上情報、配信実績情報を利用して、前記コンテンツ配信システム1によるコンテンツ配信サービスの鉄道博物館に対する貢献度を算出することができる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態によるコンテンツ配信システム2は、特定エリア内に存在する移動電子機器(以下、電子機器T2と称する)にコンテンツを配信するコンテンツ配信サービスを提供する。コンテンツ配信システム2を適用する特定エリア(以下、特定エリアA2と称する)は、何かしらのイベント(事象)が発生する空間であればよく、屋内、屋外を問わない。特定エリアA2の一例は、スポーツ競技場(例えば、野球場)である。なお、特定エリアA1と同様、特定エリアA2にもサブエリアを設定してもよい。なお、電子機器T2の構成は、電子機器T1と同様であってもよい。なお、特定エリアA2が野球場の場合、ホームラン、盗塁などがイベントに相当する。
図4は、コンテンツ配信システム2の機能ブロック図の一例である。図5は、コンテンツ記憶部90に記憶される情報の一例である。
コンテンツ配信システム2は、図4に示すように、売上情報取得部110、配信要求受信部120、配信許否判定部132、コンテンツ選択部134、コンテンツ配信部140、貢献ポイント算出部150、コンテンツ記憶部190、売上情報記憶部191、配信実績記憶部193、及び、ポイント記憶部194を備える。なお、コンテンツ配信システム2が備える売上情報取得部110、売上情報記憶部191、配信実績記憶部193及びポイント記憶部194は、コンテンツ配信システム1が備える売上情報取得部10、売上情報記憶部91、配信実績記憶部93及びポイント記憶部94と同様であるため、説明の一部又は全部を省略する。
コンテンツ記憶部190は、コンテンツ配信システム2にて配信するコンテンツを記憶する。コンテンツ記憶部190に記憶されるコンテンツは、前記コンテンツを受信した電子機器T2の筐体を振動させる振動情報である。なお、コンテンツ記憶部190は、コンテンツとして、振動情報に加え、動画像情報、静止画像情報、音声情報などを記憶してもよい。
具体的には、コンテンツ記憶部190は、特定エリアA2内において発生するイベントに応じたコンテンツ(少なくとも振動情報を含む)を記憶する。例えば、コンテンツ記憶部190は、図5(a)に示すように、イベントを識別するイベントIDに対応付けてイベントの発生日時を記憶する。さらに、コンテンツ記憶部190は、図5(b)に示すように、イベントIDに対応付けてコンテンツIDを記憶する。さらに、コンテンツ記憶部190は、図5(c)に示すように、コンテンツIDに対応付けてコンテンツを記憶する。なお、図5の例によれば、コンテンツ記憶部190は、日時「DDHHMM」に発生したイベントID「E001」のイベントに応じたコンテンツとして振動情報k、日時「DDHHMM」に発生したイベントID「E002」のイベントに応じたコンテンツとして振動情報l、日時「DDHHMM」に発生したイベントID「E003」のイベントに応じたコンテンツとして振動情報n及び動画情報qを記憶している。
なお、特定エリアA2において実際にイベントが発生した後に前記イベントに関係するコンテンツをコンテンツ記憶部190に記憶する。例えば、特定エリアA2が野球場の場合、実際のイベント(例えば、ホームラン)の振動情報(例えば、バットとボールの衝突時の振動の振動情報)を現に発生したイベントを参考にして作成し、採番したイベントID、イベント発生時刻とともにコンテンツ記憶部190に記憶する。
また、特定エリアA2において実際にイベントが発生する前に前記イベントに関係するコンテンツをコンテンツ記憶部190に記憶してもよい。例えば、特定エリアA2が野球場の場合、想定したイベント毎(例えば、ホームランに関して、飛距離が小距離のホームラン、飛距離が中距離のホームラン、飛距離が大距離のホームラン、飛距離が特大のホームラン)の振動情報を事前に作成し、想定したイベント毎の振動パターン情報として、コンテンツ記憶部190に記憶しておく。特定エリアA2において実際にイベントが発生した場合には、現に発生したイベントを参考にして、現に発生したイベントに相当する振動パターン情報(事前作成の振動情報)を選択し、採番したイベントID、イベント発生時刻とともにコンテンツ記憶部190に記憶する。
なお、古いコンテンツ(イベント発生時刻から予め定めた時間を経過したコンテンツ)は、コンテンツ記憶部190から削除してもよい。
配信要求受信部120は、コンテンツの配信要求を電子機器T2から受信する。電子機器T2が送信する配信要求は、前記電子機器T2を識別する電子機器IDを含む。また、電子機器T2が送信する配信要求は、電子機器T1が送信する配信要求と同様、電子機器IDに加え、電子機器T2の位置情報(座標情報、又は、特定エリアA2にサブエリアを設定する場合には座標情報若しくはサブエリアID)を含んでもよい。なお、特定エリアA2内に設置する通信機器(特定エリアA2にサブエリアを設定する場合には各サブエリアに対応する通信機器)が配信要求受信部120を具備してもよい。コンテンツ配信システム4(後述)の配信要求受信部320も同様である。
配信許否判定部132は、配信要求を送信した電子機器T2へのコンテンツの配信許否を判定する。具体的には、配信許否判定部132は、イベントの発生時刻から所定時間内に配信要求が送信された場合にはコンテンツの配信を許可し、イベントの発生時刻から所定時間内に配信要求が送信されなかった場合にはコンテンツの配信を拒否する。
より詳細には、配信許否判定部132は、電子機器T2による配信要求の送信日時(若しくは、配信要求受信部120による配信要求の受信日時)が、コンテンツ記憶部190に記憶されている何れかのイベントのイベント発生日時から所定時間内であった場合にはコンテンツの配信を許可し、そうでない場合にはコンテンツの配信を拒否する。
なお、イベント発生後にコンテンツを作成する態様の場合、作成時間を要するため、前記イベントの発生直後には、前記イベントに関するコンテンツがコンテンツ記憶部190に未だ記憶されていない可能性がある。よって、配信許否判定部132は、イベントの発生から一定時間経過後に上記判定を行ってもよい。
コンテンツ選択部134は、配信許否判定部132によって配信を許可された電子機器T2に配信するコンテンツをコンテンツ記憶部190から選択する。例えば、コンテンツ選択部134は、配信要求の送信時刻前に最後に発生したイベントに対応するコンテンツをコンテンツ記憶部190から選択する。なお、コンテンツ選択部134は、電子機器T2による配信要求の送信日時(若しくは、配信要求受信部120による配信要求の受信日時)から所定時間内に発生したイベントに対応するコンテンツ(又は、所定時間内に発生したイベントに対応するコンテンツであって前記電子機器T2に未配信のコンテンツ)をコンテンツ記憶部190から選択してもよい。
コンテンツ配信部140は、コンテンツ選択部134によって選択されたコンテンツを配信する。なお、特定エリアA2内に設置する通信機器(特定エリアA2にサブエリアを設定する場合には各サブエリアに対応する通信機器)がコンテンツ配信部140を具備してもよい。コンテンツ配信システム4(後述)のコンテンツ配信部340も同様である。
配信実績記憶部193は、コンテンツ配信部140による配信の実績を示した配信実績情報を記憶する。配信実績情報は、電子機器ID、コンテンツID、イベントIDの1つ以上を含むものであってもよい。
貢献ポイント算出部150は、売上情報記憶部191内の売上情報と、配信実績記憶部193内の配信実績情報とに基づいて、コンテンツ配信システム2によるコンテンツ配信サービスの貢献ポイントを算出する。換言すれば、貢献ポイント算出部150は、コンテンツ配信システム2によるコンテンツ配信サービスの特定エリアA2側に対する貢献度を算出する。貢献ポイント算出部150は、コンテンツ配信システム1の貢献ポイント算出部50と同様の計算式を用いて貢献ポイントを算出してもよい。
以上のように、コンテンツ配信システム2は、特定エリアA2において発生したイベントに応じたコンテンツを電子機器T2に配信するが、特定エリアA2にサブエリアを設定した場合には、コンテンツ配信システム2は、コンテンツ配信システム1と同様の方法を利用して、サブエリア別、イベント別のコンテンツを電子機器T2に配信してもよい。サブエリア別、イベント別のコンテンツを電子機器T2に配信する場合には、コンテンツ記憶部190には、サブエリア別イベント別のコンテンツを記憶する。
図6A、図6B及び図6Cは、コンテンツ配信システム2の動作の一例を示すフローチャートである。図6Aのフローチャートは、特定エリアA2に入場する際の動作を示している。図6Aのフローチャートは、特定エリアA2の入場口に配属された従業員の動作、又は、入場口における入場者の動作によって開始する。図6Bのフローチャートは、コンテンツを配信する際の動作を示している。図6Bのフローチャートは、電子機器T2によるコンテンツの配信要求の送信によって開始する。図6Cのフローチャートは、貢献ポイントを算出する際の動作を示している。図6Cのフローチャートは、所定の日時に開始(バッチ処理)、又は、コンテンツ配信システム2の管理者の所定の操作によって開始する。
図6Aにおいて、売上情報取得部110は、コンテンツ配信システム1の売上情報取得部10と同様、特定エリアA2内への入場料を含む売上情報を取得する(ステップS110)。売上情報を取得した売上情報取得部110は、前記売上情報を売上情報記憶部191に記憶する(ステップS112)。そして、図6Aのフローチャートは終了する。
図6Bにおいて、配信要求受信部120は、コンテンツの配信要求を電子機器T2から受信する(ステップS130)。配信要求受信部120は、前記配信要求を配信許否判定部132に出力する。配信許否判定部132は、前記電子機器T2へのコンテンツの配信許否を判定する(ステップS132)。具体的には、配信許否判定部132は、配信要求の送信日時(若しくは、配信要求の受信日時)に基づいて、送信日時(若しくは受信日時)が、コンテンツ記憶部190に記憶されている何れかのイベントのイベント発生日時から所定時間内であればコンテンツの配信を許可し、そうでなければコンテンツの配信を拒否する。
ステップS132において、コンテンツの配信を許可した場合(ステップS132:Yes)、配信許否判定部132は、配信要求受信部20から取得した配信要求(又は、前記配信要求に含まれる電子機器ID)と、前記配信要求の送信日時(若しくは受信日時)とをコンテンツ選択部134に出力する。コンテンツ選択部134は、配信要求の送信日時(若しくは受信日時)前に最後に発生したイベントに対応するコンテンツをコンテンツ記憶部190から選択する(ステップS134)。コンテンツを選択したコンテンツ選択部134は、前記電子機器T2の電子機器IDとともに、選択したコンテンツをコンテンツ配信部140に出力する。コンテンツ配信部140は、コンテンツ選択部134から取得した電子機器IDの電子機器T2に、コンテンツ選択部134から取得したコンテンツを配信する(ステップS136)。コンテンツを配信したコンテンツ配信部140は、前記コンテンツの配信実績情報を配信実績記憶部193に記憶する(ステップS138)。
そして、図6Bのフローチャートは終了する。
なお、コンテンツ配信部140は、コンテンツ選択部134から取得した電子機器IDを含む配信実績情報を配信実績記憶部193に記憶してもよい。また、コンテンツ配信部140は、コンテンツIDを含む配信実績情報を配信実績記憶部193に記憶してもよい。なお、コンテンツIDを含む配信実績情報を配信実績記憶部193に記憶する場合には、コンテンツ選択部134は、前記電子機器T2の電子機器ID、及び、選択したコンテンツに加え、選択したコンテンツのコンテンツIDをコンテンツ配信部140に出力する。また、コンテンツ配信部140は、イベントIDを含む配信実績情報を配信実績記憶部193に記憶してもよい。なお、イベントIDを含む配信実績情報を配信実績記憶部193に記憶する場合には、コンテンツ選択部134は、前記電子機器T2の電子機器ID、及び、選択したコンテンツに加え、配信要求の送信日時(若しくは受信日時)前に最後に発生したイベントのイベントIDをコンテンツ配信部140に出力する。
一方、ステップS132において、コンテンツの配信を拒否した場合(ステップS132:No)、ステップS134、S136、S138を飛ばして、図6Bのフローチャートは終了する。
図6Cにおいて、貢献ポイント算出部150は、売上情報記憶部191内の売上情報と、配信実績記憶部193内の配信実績情報とに基づいて、コンテンツ配信システム2によるコンテンツ配信サービスの貢献ポイントを算出する(ステップS150)。貢献ポイントを算出した貢献ポイント算出部150は、前記貢献ポイントをポイント記憶部194に記憶する(ステップS152)。そして、図6Cのフローチャートは終了する。
以上、図6A、図6B及び図6Cのフローチャートが示すように、コンテンツ配信システム2によるコンテンツ配信サービスの貢献ポイントは、特定エリアA2に人が入場する度に売上情報記憶部191内に蓄積された売上情報と、特定エリアA2内の人にコンテンツを配信する度に配信実績記憶部193に蓄積された配信実績情報とに基づいて、算出される。
(コンテンツ配信システム2の適用例/野球場)
特定エリアA2は、野球場内である。コンテンツ記憶部190には、イベントの発生後に、前記イベントに関係する振動情報等を記憶する。例えば、ホームラン後には、前記ホームランの状況(例えば、打者の特徴、飛距離、打球方向)を参考にして、前記ホームランの振動情報(例えば、バットとボールの衝突時の振動の振動情報)を直ちに作成し、イベントID、イベント発生時刻とともにコンテンツ記憶部190に記憶する。また、盗塁後には、前記盗塁の状況(例えば、走者の特徴、スライディングの特徴、タッチの有無、盗塁の成否)を参考にして、前記盗塁の振動情報(例えば、走塁開始時、走塁中、走塁終了時の振動情報)を直ちに作成し、イベントID、イベント発生時刻、前記盗塁の様子を録画した動画情報とともにコンテンツ記憶部190に記憶する。
コンテンツ配信システム2は、例えば、あるホームランの直後に、電子機器T2からコンテンツの配信要求を受信した場合、前記ホームランの振動情報を電子機器T2に配信する。また、コンテンツ配信システム2は、ある盗塁の直後に、電子機器T2からコンテンツの配信要求を受信した場合、前記盗塁の振動情報、前記盗塁の様子を録画した動画情報を電子機器T2に配信する。
つまり、電子機器T2のユーザは、ホームランの直後にコンテンツを要求した場合には、前記ホームランに関係した振動情報等を得ることができ、盗塁の直後にコンテンツを要求した場合には、前記盗塁に関係した振動情報等を得ることができる。
また、コンテンツ配信システム2は、入場時に取得する入場料を含む売上情報、コンテンツの配信実績情報(全配信数、イベント別配信数、電子機器別配信数等)を記憶し、記憶した売上情報、配信実績情報を利用して、前記コンテンツ配信システム2によるコンテンツ配信サービスの野球場(又は球団)に対する貢献度を算出することができる。
[第3の実施形態]
本発明の第3の実施形態によるコンテンツ配信システム3は、コンテンツ配信システム1と同様、特定エリアA1(動物園、鉄道博物館等)に適用し、特定エリアA1内に存在する電子機器T1にコンテンツを配信するコンテンツ配信サービスを提供する。但し、コンテンツ配信システム3が提供するコンテンツ配信サービスは、無償のコンテンツ(以下、無償コンテンツと称する)、又は、有償のコンテンツ(以下、有償コンテンツと称する)を配信する。
図7は、コンテンツ配信システム3の機能ブロック図の一例である。図8は、コンテンツ記憶部290に記憶される情報の一例である。
コンテンツ配信システム3は、図7に示すように、売上情報取得部210、配信要求受信部220、有償コンテンツ請求権管理部230、配信許否判定部232、コンテンツ選択部234、コンテンツ配信部240、貢献ポイント算出部250、コンテンツ記憶部290、売上情報記憶部291、有償コンテンツ請求権情報記憶部292、配信実績記憶部293、及び、ポイント記憶部294を備える。
コンテンツ記憶部290は、コンテンツ配信システム3にて配信するコンテンツを記憶する。コンテンツ記憶部290に記憶されるコンテンツは、前記コンテンツを受信した電子機器T1の筐体を振動させる振動情報(無償コンテンツ、及び/又は、有償コンテンツ)である。なお、コンテンツ記憶部290は、コンテンツとして、振動情報に加え、動画像情報(無償コンテンツ、及び/又は、有償コンテンツ)、静止画像情報(無償コンテンツ、及び/又は、有償コンテンツ)、音声情報(無償コンテンツ、及び/又は、有償コンテンツ)などを記憶してもよい。
具体的には、コンテンツ記憶部290は、無償コンテンツと有償コンテンツと区別して、特定エリアA1内のサブエリアに応じたコンテンツ(少なくとも振動情報を含む)を記憶する。例えば、コンテンツ記憶部290は、図8(a)に示すように、サブエリアIDに対応付けてコンテンツIDを記憶する。さらに、コンテンツ記憶部290は、図8(b)に示すように、コンテンツIDに対応付けて、無償コンテンツと有償コンテンツとを区別する無償有償区分、及び、コンテンツを記憶する。なお、図8の例によれば、例えば、コンテンツ記憶部290は、サブエリアID「S001」のサブエリアに応じたコンテンツとして無償コンテンツである振動情報aを記憶し、サブエリアID「S002」のサブエリアに応じたコンテンツとして無償コンテンツである振動情報b及び有償コンテンツである振動情報cを記憶し、サブエリアID「S003」のサブエリアに応じたコンテンツとして無償コンテンツである振動情報d及び動画情報g並びに有償コンテンツである振動情報e及び動画情報hを記憶している。
売上情報取得部210は、特定エリアA1内への入場料を含む売上情報(有償コンテンツの購入者の場合には有償コンテンツの購入料を更に含む売上情報)を取得する。有償コンテンツの購入者とは、有償コンテンツの配信を希望する者である。売上情報取得部210による売上情報の取得は、コンテンツ配信システム1の売上情報取得部10の取得と同様である。なお、特定エリアA1の入場口に設置した電子機器(特定エリアA1に複数の入場口が存在する場合には複数の電子機器)が売上情報取得部210を具備してもよい。
売上情報取得部210は、売上情報記憶部291に売上情報を記憶する。また、売上情報取得部210は、有償コンテンツの購入料、電子機器T1の電子機器IDを有償コンテンツ請求権管理部230に出力する。
有償コンテンツ請求権情報記憶部292は、電子機器T1の電子機器IDに対応付けて、有償コンテンツの請求権を示す情報(以下、有償コンテンツ請求権情報と称する)を記憶する。有償コンテンツ請求権情報は、例えば、有償コンテンツの購入料、有償コンテンツの購入料に応じた値(例えば、有償コンテンツの配信可能数)である。
有償コンテンツ請求権管理部230は、有償コンテンツ請求権情報を管理する。具体的には、有償コンテンツ請求権管理部230は、あるユーザからの有償コンテンツの購入料の取得に応じて、前記ユーザの電子機器T1の電子機器IDに対応する有償コンテンツ請求権を蓄積し、ある電子機器T1への有償コンテンツの配信に応じて、前記電子機器T1の電子機器IDに対応する有償コンテンツ請求権を消費する。
より詳細には、有償コンテンツ請求権管理部230は、売上情報取得部210から有償コンテンツの購入情報を取得した場合、有償コンテンツ請求権情報記憶部292内の有償コンテンツ請求権情報を増加させる。また、有償コンテンツ請求権管理部230は、コンテンツ配信部240から有償コンテンツの配信実績情報を取得した場合、有償コンテンツ請求権情報記憶部292内の有償コンテンツ請求権情報を減少させる。
配信要求受信部220は、コンテンツの配信要求を電子機器T1から受信する。電子機器T1が送信する配信要求は、前記電子機器T1を識別する電子機器ID、前記電子機器T1の位置情報、有償コンテンツの指定情報を含む。換言すれば、配信要求受信部220は、電子機器ID及び位置情報を含む配信要求であって有償コンテンツを指定した配信要求、又は、電子機器ID及び位置情報を含む配信要求であって有償コンテンツを指定しない配信要求(若しくは、電子機器ID及び位置情報を含む配信要求であって無償コンテンツを指定した配信要求)の何れか一方の配信要求を電子機器T1から受信する。なお、各サブエリアに対応する通信機器(アクセスポイント)が配信要求受信部220を具備してもよい。
配信許否判定部232は、配信要求を送信した電子機器T1へのコンテンツの配信許否を判定する。具体的には、配信許否判定部232は、電子機器ID及び位置情報を含む配信要求であって有償コンテンツを指定しない配信要求(若しくは、電子機器ID及び位置情報を含む配信要求であって無償コンテンツを指定した配信要求)に対し、何れかのサブエリア内から前記配信要求が送信された場合には無償コンテンツの配信を許可し、そうでない場合には無償コンテンツの配信を拒否する。即ち、配信許否判定部232は、前記配信要求の送信位置がサブエリア内であれば無償コンテンツの配信を許可し、前記配信要求の送信位置がサブエリア外であれば無償コンテンツの配信を拒否する。
また、配信許否判定部232は、電子機器ID及び位置情報を含む配信要求であって有償コンテンツを指定した配信要求に対し、何れかのサブエリア内から前記配信要求が送信され、かつ、有償コンテンツ請求権情報記憶部230に前記移動電子機器Tの電子機器IDに対応付けて、有償コンテンツの配信に必要となる有償コンテンツ請求権情報が記憶されている場合に、有償コンテンツの配信を許可し、そうでない場合には有償コンテンツの配信を拒否する。即ち、配信許否判定部232は、前記配信要求の送信位置がサブエリア内であって有償コンテンツの購入料を徴収していれば有償コンテンツの配信を許可し、前記配信要求の送信位置がサブエリア外であるか購入料を徴収していなければ有償コンテンツの配信を拒否する。
コンテンツ選択部234は、配信許否判定部232によって配信を許可された電子機器T1に配信するコンテンツをコンテンツ記憶部290から選択する。具体的には、コンテンツ選択部234は、電子機器ID及び位置情報を含む配信要求であって有償コンテンツを指定しない配信要求(若しくは、電子機器ID及び位置情報を含む配信要求であって無償コンテンツを指定した配信要求)に対し、配信要求の送信位置が属するサブエリアに対応する無償コンテンツをコンテンツ記憶部290から選択する。例えば、図8に示す情報がコンテンツ記憶部290に記憶されている場合に、配信要求の送信位置が属するサブエリアがサブエリアID「S003」のサブエリアであったときは、コンテンツ選択部234は、無償コンテンツである振動情報d、動画情報gを選択する。
また、コンテンツ選択部234は、電子機器ID及び位置情報を含む配信要求であって有償コンテンツを指定した配信要求に対し、配信要求の送信位置が属するサブエリアに対応する有償コンテンツをコンテンツ記憶部290から選択する。例えば、図8に示す情報がコンテンツ記憶部290に記憶されている場合に、配信要求の送信位置が属するサブエリアがサブエリアID「S003」のサブエリアであったときは、コンテンツ選択部234は、有償コンテンツである振動情報e、動画情報hを選択する。
コンテンツ配信部240は、コンテンツ選択部234によって選択されたコンテンツを配信する。なお、各サブエリアに対応する通信機器がコンテンツ配信部240を具備してもよい。配信実績記憶部293は、コンテンツ配信部240による配信の実績を示した配信実績情報(無償有償区分を含む)を記憶する。また、配信実績記憶部293に記憶する配信実績情報は、配信実績記憶部93に記憶する配信実績情報と同様、電子機器ID、コンテンツID、サブエリアIDの1つ以上を含むものであってもよい。
なお、コンテンツ選択部234は、コンテンツ記憶部290から選択したコンテンツとともに、選択したコンテンツの無償有償区分をコンテンツ配信部240に出力し、コンテンツ配信部240は、無償有償区分を含む配信実績情報を配信実績記憶部293に記憶する。また、電子機器ID、コンテンツID、サブエリアIDを含む配信実績情報を配信実績記憶部293に記憶する方法は、コンテンツ配信システム1と同様である。
貢献ポイント算出部250は、売上情報記憶部291内の売上情報と、配信実績記憶部293内の配信実績情報とに基づいて、コンテンツ配信システム3によるコンテンツ配信サービスの貢献ポイントを算出する。換言すれば、貢献ポイント算出部250は、コンテンツ配信システム3によるコンテンツ配信サービスの特定エリアA1側に対する貢献度を算出する。貢献ポイント算出部250は、特定エリアA1の特性に応じた計算式を用いて貢献ポイントを算出してもよい。
例えば、貢献ポイント算出部250は、下記の計算式(3)又は計算式(4)の何れか一方を用いて貢献ポイントを算出してもよい。計算式(3)(4)において、Pは貢献ポイント、Pは売上情報内の入場料をポイント化した入場ポイント(入場料a円=1ポイント)、Pは配信実績情報内の無償コンテンツのコンテンツ配信数をポイント化した配信ポイント(1配信=bポイント)である。Pは売上情報内の有償コンテンツの購入料をポイント化した購入ポイント(購入料c円=1ポイント)、Pは配信実績情報内の有償コンテンツのコンテンツ配信数をポイント化した配信ポイント(1配信=dポイント)である。a、b、c、dは所定の値(係数)である。
P=P+P+P+P…(3)
P=(P+P)/(P+P)…(4)
なお、計算式(3)(4)は例示であって、貢献ポイント算出部250は、入場ポイントP、無償コンテンツの配信ポイントP、購入ポイントP、有償コンテンツの配信ポイントPを変数として含む他の計算式を用いて、貢献ポイントPを算出してもよい。
ポイント記憶部294は、貢献ポイント算出部250によって算出された貢献ポイントを記憶する。即ち、ポイント記憶部294は、コンテンツ配信システム3によるコンテンツ配信サービスの特定エリアA1側に対する貢献度を記憶する。
(コンテンツ配信システム3の適用例1/動物園)
特定エリアA1は、動物園内である。サブエリアは、各動物の鑑賞エリア毎に設定する。コンテンツ記憶部290には、サブエリア毎に、無償コンテンツ、有償コンテンツの何れか一方又は両方を記憶しておく。例えば、コンテンツ記憶部290には、象のサブエリアに対応付けて、無償コンテンツとして、1頭の象が歩いている様子を録画した動画像情報とともに前記1頭の象の動きに合わせた振動情報(1頭の象が歩く際の振動の振動情報)を記憶し、有償コンテンツとして、複数頭の象が叫びながら走っている様子を録画した動画像情報とともに前記複数頭の象の動きに合わせた振動情報(複数頭の象が叫びながら走る際の振動の振動情報)を記憶しておく。
コンテンツ配信システム3は、例えば、象の鑑賞エリア(象のサブエリア)内に位置する電子機器T1から無償コンテンツの配信要求を受信した場合、象の鑑賞エリアに応じた無償コンテンツ(1頭の象が歩いている様子を録画した動画像情報、前記1頭の象の動きに合わせた振動情報)を電子機器T1に配信する。また、コンテンツ配信システム3は、象の鑑賞エリア内に位置する電子機器T1から有償コンテンツの配信要求を受信した場合、象の鑑賞エリアに応じた有償コンテンツ(複数頭の象が叫びながら走っている様子を録画した動画像情報、前記複数頭の象の動きに合わせた振動情報)を電子機器T1に配信する。
つまり、電子機器T1のユーザは、象の近くで無償コンテンツを要求した場合には、象に関係した無償の振動情報等を得ることができ、象の近くで有償コンテンツを要求した場合には、象に関係した有償の振動情報等を得ることができる。
また、コンテンツ配信システム3は、入場時に取得する入場料を含む売上情報(有償コンテンツの購入者の場合には更に購入料を含む)、コンテンツの配信実績情報(無償有償区分別の配信数、動物別配信数、電子機器別配信数等)を記憶し、記憶した売上情報、配信実績情報を利用して、前記コンテンツ配信システム3によるコンテンツ配信サービスの動物園に対する貢献度を算出することができる。
(コンテンツ配信システム3の適用例2/鉄道博物館)
特定エリアA1は、鉄道博物館内である。サブエリアは、各車両の展示エリア毎に設定する。コンテンツ記憶部290には、サブエリア毎に、無償コンテンツ、有償コンテンツの何れか一方又は両方を記憶しておく。例えば、コンテンツ記憶部290には、AA系のサブエリアに対応付けて、無償コンテンツとして、AA系が田園地域を走行している時の音声情報、振動情報を記憶し、有償コンテンツとして、AA系が鉄橋を走行している時の音声情報、振動情報を記憶しておく。
コンテンツ配信システム3は、例えば、AA系の展示エリア(AA系のサブエリア)内に位置する電子機器T1から無償コンテンツの配信要求を受信した場合、AA系の展示エリアに応じた無償コンテンツ(AA系が田園地域を走行している時の音声情報、振動情報)を電子機器T1に配信する。また、コンテンツ配信システム3は、AA系の展示エリア内に位置する電子機器T1から有償コンテンツの配信要求を受信した場合、AA系の展示エリアに応じた有償コンテンツ(AA系が鉄橋を走行している時の音声情報、振動情報)を電子機器T1に配信する。
つまり、電子機器T1のユーザは、AA系の近くで無償コンテンツを要求した場合には、AAに関係した無償の振動情報等を得ることができ、AA系の近くで有償コンテンツを要求した場合には、AAに関係した有償の振動情報等を得ることができる。
また、コンテンツ配信システム3は、入場時に取得する入場料を含む売上情報(有償コンテンツの購入者の場合には更に購入料を含む)、コンテンツの配信実績情報(無償有償区分別の配信数、車両別配信数、電子機器別配信数等)を記憶し、記憶した売上情報、配信実績情報を利用して、前記コンテンツ配信システム3によるコンテンツ配信サービスの鉄道博物館に対する貢献度を算出することができる。
[第4の実施形態]
本発明の第4の実施形態によるコンテンツ配信システム4は、コンテンツ配信システム2と同様、特定エリアA2(野球場等)に適用し、特定エリアA2内に存在する電子機器T2にコンテンツを配信するコンテンツ配信サービスを提供する。但し、コンテンツ配信システム4が提供するコンテンツ配信サービスは、無償コンテンツ又は有償コンテンツを配信する。
図9は、コンテンツ配信システム4の機能ブロック図の一例である。図10は、コンテンツ記憶部390に記憶される情報の一例である。
コンテンツ配信システム4は、図9に示すように、売上情報取得部310、配信要求受信部320、有償コンテンツ請求権管理部330、配信許否判定部332、コンテンツ選択部334、コンテンツ配信部340、貢献ポイント算出部350、コンテンツ記憶部390、売上情報記憶部391、有償コンテンツ請求権情報記憶部392、配信実績記憶部393、及び、ポイント記憶部394を備える。なお、コンテンツ配信システム4が備える売上情報取得部310、有償コンテンツ請求権管理部330、売上情報記憶部391、有償コンテンツ請求権情報記憶部392、配信実績記憶部393及びポイント記憶部394は、コンテンツ配信システム3が備える売上情報取得部210、有償コンテンツ請求権管理部230、売上情報記憶部291、有償コンテンツ請求権情報記憶部292、配信実績記憶部293及びポイント記憶部294と同様であるため、説明の一部又は全部を省略する。
コンテンツ記憶部390は、コンテンツ配信システム4にて配信するコンテンツを記憶する。コンテンツ記憶部390に記憶されるコンテンツは、前記コンテンツを受信した電子機器T2の筐体を振動させる振動情報(無償コンテンツ、及び/又は、有償コンテンツ)である。なお、コンテンツ記憶部390は、コンテンツとして、振動情報に加え、動画像情報(無償コンテンツ、及び/又は、有償コンテンツ)、静止画像情報(無償コンテンツ、及び/又は、有償コンテンツ)、音声情報(無償コンテンツ、及び/又は、有償コンテンツ)などを記憶してもよい。
具体的には、コンテンツ記憶部390は、無償コンテンツと有償コンテンツと区別して、特定エリアA2内において発生するイベントに応じたコンテンツ(少なくとも振動情報を含む)を記憶する。例えば、コンテンツ記憶部390は、図10(a)に示すように、イベントIDに対応付けてイベントの発生日時を記憶する。さらに、コンテンツ記憶部390は、図10(b)に示すように、イベントIDに対応付けてコンテンツIDを記憶する。さらに、コンテンツ記憶部390は、図10(c)に示すように、コンテンツIDに対応付けて、無償コンテンツと有償コンテンツとを区別する無償有償区分、及び、コンテンツを記憶する。なお、図10の例によれば、例えば、コンテンツ記憶部390は、日時「DDHHMM」に発生したイベントID「E003」のイベントに応じたコンテンツとして無償コンテンツである振動情報n及び動画情報q並びに有償コンテンツである振動情報o及び動画情報rを記憶している。
なお、コンテンツ記憶部390へのコンテンツの記憶方法は、コンテンツ配信システム2が備えるコンテンツ記憶部190へのコンテンツの記憶方法と同様である。また、古いコンテンツ(イベント発生時刻から予め定めた時間を経過したコンテンツ)は、コンテンツ記憶部390から削除してもよい。
配信要求受信部320は、コンテンツの配信要求を電子機器T2から受信する。電子機器T2が送信する配信要求は、前記電子機器T2を識別する電子機器ID、有償コンテンツの指定情報を含む。換言すれば、配信要求受信部320は、電子機器IDを含む配信要求であって有償コンテンツを指定した配信要求、又は、電子機器IDを含む配信要求であって有償コンテンツを指定しない配信要求(若しくは、電子機器IDを含む配信要求であって無償コンテンツを指定した配信要求)の何れか一方の配信要求を電子機器T2から受信する。
配信許否判定部332は、配信要求を送信した電子機器T2へのコンテンツの配信許否を判定する。具体的には、配信許否判定部332は、電子機器IDを含む配信要求であって有償コンテンツを指定しない配信要求(若しくは、電子機器IDを含む配信要求であって無償コンテンツを指定した配信要求)に対し、イベントの発生時刻から所定時間内に配信要求が送信された場合には無償コンテンツの配信を許可し、イベントの発生時刻から所定時間内に配信要求が送信されなかった場合には無償コンテンツの配信を拒否する。即ち、配信許否判定部332は、電子機器T2による配信要求の送信日時(若しくは、配信要求受信部320による配信要求の受信日時)が、コンテンツ記憶部390に記憶されている何れかのイベントのイベント発生日時から所定時間内であった場合には無償コンテンツの配信を許可し、そうでない場合には無償コンテンツの配信を拒否する。
また、配信許否判定部332は、電子機器IDを含む配信要求であって有償コンテンツを指定した配信要求に対し、イベントの発生時刻から所定時間内に配信要求が送信され、かつ、有償コンテンツ請求権情報記憶部330に前記移動電子機器Tの電子機器IDに対応付けて、有償コンテンツの配信に必要となる有償コンテンツ請求権情報が記憶されている場合に、有償コンテンツの配信を許可し、そうでない場合には有償コンテンツの配信を拒否する。即ち、配信許否判定部332は、電子機器T2による配信要求の送信日時(若しくは、配信要求受信部320による配信要求の受信日時)がコンテンツ記憶部390に記憶されている何れかのイベントのイベント発生日時から所定時間内であって有償コンテンツの購入料を徴収していれば有償コンテンツの配信を許可し、送信日時(受信日時)がイベント発生日時から所定時間内でないか、購入料を徴収していなければ、有償コンテンツの配信を拒否する。
コンテンツ選択部334は、配信許否判定部332によって配信を許可された電子機器T2に配信するコンテンツをコンテンツ記憶部390から選択する。例えば、コンテンツ選択部334は、電子機器IDを含む配信要求であって有償コンテンツを指定しない配信要求(若しくは、電子機器IDを含む配信要求であって無償コンテンツを指定した配信要求)に対し、配信要求の送信時刻前に最後に発生したイベントに対応する無償コンテンツをコンテンツ記憶部390から選択する。例えば、図10に示す情報がコンテンツ記憶部390に記憶されている場合に、配信要求の送信時刻前に最後に発生したイベントがイベントID「E003」のイベントであったときは、コンテンツ選択部334は、無償コンテンツである振動情報n、動画情報qを選択する。
なお、コンテンツ選択部334は、電子機器T2による配信要求の送信日時(若しくは、配信要求受信部320による配信要求の受信日時)から所定時間内に発生したイベントに対応する無償コンテンツ(又は、所定時間内に発生したイベントに対応する無償コンテンツであって前記電子機器T2に未配信の無償コンテンツ)をコンテンツ記憶部390から選択してもよい。
また、コンテンツ選択部334は、電子機器IDを含む配信要求であって有償コンテンツを指定した配信要求に対し、配信要求の送信時刻前に最後に発生したイベントに対応する有償コンテンツをコンテンツ記憶部390から選択する。例えば、図10に示す情報がコンテンツ記憶部390に記憶されている場合に、配信要求の送信時刻前に最後に発生したイベントがイベントID「E003」のイベントであったときは、コンテンツ選択部334は、有償コンテンツである振動情報o、動画情報rを選択する。
コンテンツ配信部340は、コンテンツ選択部334によって選択されたコンテンツを配信する。配信実績記憶部393は、コンテンツ配信部340による配信の実績を示した配信実績情報(無償有償区分を含む)を記憶する。配信実績記憶部393に記憶する配信実績情報は、配信実績記憶部193に記憶する配信実績情報と同様、電子機器ID、コンテンツID、イベントIDの1つ以上を含むものであってもよい。
なお、コンテンツ選択部334は、コンテンツ記憶部390から選択したコンテンツとともに、選択したコンテンツの無償有償区分をコンテンツ配信部340に出力し、コンテンツ配信部340は、無償有償区分を含む配信実績情報を配信実績記憶部393に記憶する。また、電子機器ID、コンテンツID、イベントIDを含む配信実績情報を配信実績記憶部393に記憶する方法は、コンテンツ配信システム2と同様である。
貢献ポイント算出部350は、売上情報記憶部391内の売上情報と、配信実績記憶部393内の配信実績情報とに基づいて、コンテンツ配信システム4によるコンテンツ配信サービスの貢献ポイントを算出する。換言すれば、貢献ポイント算出部350は、コンテンツ配信システム4によるコンテンツ配信サービスの特定エリアA2側に対する貢献度を算出する。貢献ポイント算出部350は、コンテンツ配信システム3の貢献ポイント算出部250と同様の計算式を用いて貢献ポイントを算出してもよい。
以上のように、コンテンツ配信システム4は、特定エリアA2において発生したイベントに応じた無償コンテンツ、及び/又は、有償コンテンツを電子機器T2に配信するが、特定エリアA2にサブエリアを設定した場合には、コンテンツ配信システム4は、コンテンツ配信システム1と同様の方法を利用して、サブエリア別、イベント別のコンテンツを電子機器T2に配信してもよい。サブエリア別、イベント別のコンテンツを電子機器T2に配信する場合には、コンテンツ記憶部390には、サブエリア別イベント別のコンテンツを記憶する。
(コンテンツ配信システム4の適用例/野球場)
特定エリアA2は、野球場内である。コンテンツ記憶部390には、イベントの発生後に、前記イベントに関係する振動情報等を記憶する。コンテンツ配信システム4は、例えば、ホームラン後には、無償コンテンツとして、前記ホームランの概略状況(例えば、飛距離)に基づく振動情報等を直ちに作成し、有償コンテンツとして、前記ホームランの詳細状況(例えば、打者の特徴、飛距離、打球方向、天気)に基づく振動情報等を直ちに作成し、イベントID、イベント発生時刻とともにコンテンツ記憶部390に記憶する。
コンテンツ配信システム4は、例えば、あるホームランの直後に、電子機器T2から無償コンテンツの配信要求を受信した場合には、前記ホームランの概略状況に基づいて作成した振動情報を電子機器T2に配信し、電子機器T2から有償コンテンツの配信要求を受信した場合には、前記ホームランの詳細状況に基づいて作成した振動情報を電子機器T2に配信する。
つまり、電子機器T2のユーザは、ホームランの直後に、無償コンテンツを要求した場合には前記ホームランに関係した無償の振動情報等を得ることができ、有償コンテンツを要求した場合には前記ホームランに関係した有償の振動情報等を得ることができる。
また、コンテンツ配信システム4は、入場時に取得する入場料を含む売上情報(有償コンテンツの購入者の場合には更に購入料を含む)、コンテンツの配信実績情報(無償有償区分別の配信数、イベント別配信数、電子機器別配信数等)を記憶し、記憶した売上情報、配信実績情報を利用して、前記コンテンツ配信システム4によるコンテンツ配信サービスの野球場(又は球団)に対する貢献度を算出することができる。
以上のように、コンテンツ配信システム1−4は、視覚又は聴覚だけではなく、触覚によっても楽しむことができる振動情報を配信するため、より娯楽性が高い。
また、コンテンツ配信システム1、3は、特定エリア内A1に存在する複数の電子機器T1に対し、一律に同一のコンテンツを提供するのではなく、特定エリア内A1にきめ細かく設定するサブエリアに応じて異なるコンテンツを配信できるため、より娯楽性が高い。
また、コンテンツ配信システム2、4は、特定エリアA2内に存在する複数の電子機器T2に対し、一律に同一のコンテンツを提供するのではなく、特定エリア内A2にて発生するイベントに応じて異なるコンテンツを配信できるため、より娯楽性が高い。
また、コンテンツ配信システム3、4は、無償コンテンツと有償コンテンツとを選択的に配信できるため、より娯楽性が高い。
また、コンテンツ配信システム1−4は、計算式を用いて貢献ポイントを算出できるため、コンテンツ配信システムを導入後のシステムの評価(例えば、集客力のアップ、売上高のアップなどのシステム導入による特定エリア内に対する貢献度の算出)が容易である。
なお、コンテンツ配信システム1(コンテンツ配信システム2−4についても同様)は、コンテンツの配信実績に応じて各コンテンツの作成者に特典を付与する特典付与部(非図示)を更に備えるようにしてもよい。例えば、コンテンツ配信システム1は、システムの提供者側が作成したコンテンツだけではなく、一般ユーザが作成したコンテンツ(例えば、鉄道マニアが作成したある車両の振動情報)も配信するようにする。コンテンツ配信システム1は、一般ユーザには自身が作成したコンテンツの配信実績に応じて特典を与えるようにする。
具体的には、例えば、コンテンツ配信システム1のコンテンツ記憶部90には、各コンテンツの作成者に関する情報(例えば、作成者ID)を記憶する。コンテンツ配信部40は、コンテンツの配信後、作成者に関する情報を含む配信実績情報を配信実績記憶部93に記憶する。特典付与部(非図示)は、配信実績記憶部93を参照し、配信実績に応じて一般ユーザに特典(例えば、金品、特定エリアへの優待券、特典としてしか提供しない特別なコンテンツ)を付与する。
なお、本発明の各実施形態によるコンテンツ配信システム1−4の各処理を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、前記記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、本発明の各実施形態によるコンテンツ配信システム1−4の各処理に係る上述した種々の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、SDカード、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1、2、3、4…コンテンツ配信システム
10、110、210、310…売上情報取得部
20、120、220、320…配信要求受信部
230、330…有償コンテンツ請求権管理部
32、132、232、332…配信許否判定部
34、134、234、334…コンテンツ選択部
40、140、240、340…コンテンツ配信部
50、150、250、350…貢献ポイント算出部
90、190、290、390…コンテンツ記憶部
91、191、291、391…売上情報記憶部
292、392…有償コンテンツ請求権情報記憶部
93、193、293、393…配信実績記憶部
94、194、294、394…ポイント記憶部

Claims (12)

  1. 特定エリア内に存在する移動電子機器にコンテンツを配信するコンテンツ配信サービスを提供するコンテンツ配信システムであって、
    少なくとも、前記特定エリア内に予め設定したサブエリアに応じた情報を前記コンテンツとして記憶するコンテンツ記憶部と、
    前記特定エリア内への入場料を含む売上情報を取得する売上情報取得部と、
    前記売上情報を記憶する売上情報記憶部と、
    前記移動電子機器からコンテンツの配信要求を受信する配信要求受信部と、
    前記配信要求を送信した前記移動電子機器へのコンテンツの配信許否を判定する配信許否判定部と、
    前記配信許否判定部によって配信を許可された前記移動電子機器に配信する前記コンテンツを前記コンテンツ記憶部から選択するコンテンツ選択部と、
    前記コンテンツ選択部によって選択された前記コンテンツを配信するコンテンツ配信部と、
    前記コンテンツ配信部による配信の実績を示した配信実績情報を記憶する配信実績記憶部と、
    前記売上情報記憶部内の前記売上情報と、配信実績記憶部内の前記配信実績情報とに基づいて、前記コンテンツ配信サービスの貢献ポイントを算出する貢献ポイント算出部と
    を備えるコンテンツ配信システム。
  2. 請求項1に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記コンテンツは、前記サブエリアに応じた振動情報を含む
    ンテンツ配信システム。
  3. 請求項2に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記特定エリアは動物園であって、
    前記振動情報は動物に関する振動情報である
    コンテンツ配信システム。
  4. 請求項2に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記特定エリアは鉄道博物館であって、
    前記振動情報は鉄道に関する振動情報である
    コンテンツ配信システム。
  5. 請求項1から請求項4の何れか1項に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記配信許否判定部は、
    何れかの前記サブエリア内から前記配信要求が送信された場合にはコンテンツの配信を許可し、前記サブエリア外から前記配信要求が送信された場合にはコンテンツの配信を拒否し、
    前記コンテンツ選択部は、
    前記配信要求の送信位置が属する前記サブエリアに対応する前記コンテンツを選択する
    ンテンツ配信システム。
  6. 請求項1から請求項5の何れか1項に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記コンテンツ配信サービスは、無償のコンテンツである無償コンテンツ、及び/又は、有償のコンテンツである有償コンテンツを配信するサービスであって、
    前記移動電子機器を識別する機器識別情報に対応付けて前記有償コンテンツの請求権を示す有償コンテンツ請求権情報を記憶する有償コンテンツ請求権情報記憶部と、
    前記有償コンテンツ請求権情報を管理する有償コンテンツ請求権管理部とを更に備え、
    前記コンテンツ記憶部は、
    前記無償コンテンツと前記有償コンテンツと区別して記憶し、
    前記売上情報取得部は、
    前記有償コンテンツの購入料を含む売上情報を取得し、
    前記有償コンテンツ請求権管理部は、
    前記有償コンテンツの売上情報の取得に応じて、購入者の前記移動電子機器の前記機器識別情報に対応する前記有償コンテンツ請求権を蓄積し、ある前記移動電子機器への前記有償コンテンツの配信に応じて、前記移動電子機器の前記機器識別情報に対応する前記有償コンテンツ請求権を消費し、
    前記配信要求受信部は、
    前記有償コンテンツを指定した前記配信要求、又は、前記有償コンテンツを指定しない前記配信要求を受信し、
    前記配信許否判定部は、
    何れかの前記サブエリア内から前記有償コンテンツを指定した前記配信要求が送信され、かつ、前記有償コンテンツ請求権情報記憶部に前記配信要求を送信した前記移動電子機器を識別する機器識別情報に対応付けて、前記有償コンテンツの配信に必要となる前記有償コンテンツ請求権情報が記憶されている場合に、前記有償コンテンツの配信を許可し、
    前記コンテンツ選択部は、
    前記有償コンテンツを指定した前記配信要求の送信位置が属する前記サブエリアに対応する前記有償コンテンツを選択する
    ンテンツ配信システム。
  7. 特定エリア内に存在する移動電子機器にコンテンツを配信するコンテンツ配信サービスを提供するコンテンツ配信システムであって、
    少なくとも、前記特定エリア内において発生するイベントに応じた情報を前記コンテンツとして記憶するコンテンツ記憶部と、
    前記特定エリア内への入場料を含む売上情報を取得する売上情報取得部と、
    前記売上情報を記憶する売上情報記憶部と、
    前記移動電子機器からコンテンツの配信要求を受信する配信要求受信部と、
    前記配信要求を送信した前記移動電子機器へのコンテンツの配信許否を判定する配信許否判定部と、
    前記配信許否判定部によって配信を許可された前記移動電子機器に配信する前記コンテンツを前記コンテンツ記憶部から選択するコンテンツ選択部と、
    前記コンテンツ選択部によって選択された前記コンテンツを配信するコンテンツ配信部と、
    前記コンテンツ配信部による配信の実績を示した配信実績情報を記憶する配信実績記憶部と、
    前記売上情報記憶部内の前記売上情報と、配信実績記憶部内の前記配信実績情報とに基づいて、前記コンテンツ配信サービスの貢献ポイントを算出する貢献ポイント算出部と
    を備えるコンテンツ配信システム。
  8. 請求項7に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記コンテンツは、前記イベントに応じた振動情報を含む
    ンテンツ配信システム。
  9. 請求項7又は請求項8に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記配信許否判定部は、
    前記イベントの発生時刻から所定時間内に前記配信要求が送信された場合にはコンテンツの配信を許可し、前記イベントの発生時刻から所定時間内に前記配信要求が送信されなかった場合にはコンテンツの配信を拒否し、
    前記コンテンツ選択部は、
    前記配信要求の送信時刻前に最後に発生した前記イベントに対応する前記コンテンツを選択する
    ンテンツ配信システム。
  10. 請求項7から請求項9に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記コンテンツ配信サービスは、無償のコンテンツである無償コンテンツ、及び/又は、有償のコンテンツである有償コンテンツを配信するサービスであって、
    前記移動電子機器を識別する機器識別情報に対応付けて前記有償コンテンツの請求権を示す有償コンテンツ請求権情報を記憶する有償コンテンツ請求権情報記憶部と、
    前記有償コンテンツ請求権情報を管理する有償コンテンツ請求権管理部とを更に備え、
    前記コンテンツ記憶部は、
    前記無償コンテンツと前記有償コンテンツと区別して記憶し、
    前記売上情報取得部は、
    前記有償コンテンツの購入料を含む売上情報を取得し、
    前記有償コンテンツ請求権管理部は、
    前記有償コンテンツの売上情報の取得に応じて、購入者の前記移動電子機器の前記機器識別情報に対応する前記有償コンテンツ請求権を蓄積し、ある前記移動電子機器への前記有償コンテンツの配信に応じて、前記移動電子機器の前記機器識別情報に対応する前記有償コンテンツ請求権を消費し、
    前記配信要求受信部は、
    前記有償コンテンツを指定した前記配信要求、又は、前記有償コンテンツを指定しない前記配信要求を受信し、
    前記配信許否判定部は、
    前記イベントの発生時刻から所定時間内に前記有償コンテンツを指定した前記配信要求が送信され、かつ、前記有償コンテンツ請求権情報記憶部に前記配信要求を送信した前記移動電子機器を識別する機器識別情報に対応付けて、前記有償コンテンツの配信に必要となる前記有償コンテンツ請求権情報が記憶されている場合に、前記有償コンテンツの配信を許可し、
    前記コンテンツ選択部は、
    前記有償コンテンツを指定した前記配信要求の送信時刻前に最後に発生した前記イベントに対応する前記有償コンテンツを選択する
    ンテンツ配信システム。
  11. 請求項1から請求項10の何れか1項に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記貢献ポイント算出部は、
    前記特定エリアの特性に応じた計算式を用いて前記貢献ポイントを算出する
    ンテンツ配信システム。
  12. 請求項1から請求項11の何れか1項に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
    前記コンテンツの配信実績に応じて各コンテンツの作成者に特典を付与する特典付与部を更に備える
    ンテンツ配信システム。
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