JP6212776B2 - フラット回路体とコネクタとの接続構造 - Google Patents
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Description
なお、本発明の実施例では説明の便宜上、図中に示すように前後、左右及び上下方向を定義する。
フラット回路体10は、この実施例では、フレキシブルプリント配線板を用いる。このフラット回路体10は、導電性の金属膜がパターン形成された不図示の回路配線を有し、この回路配線の両面が絶縁性薄膜フィルム11によって覆われた平板状可撓性の回路基板である。
また、回路体端部10aは、複数の端子が露出される側の面の裏面に補強板12が貼り付けられることによって補強されている。
回路体被係止部13は、回路体端部10aに形成された貫通孔であり、二箇所に設けられた回路体係止部83に対応して回路体端部10aの二箇所に形成されている。
ガイド部材20は、本体部分を構成するガイド本体部21と、ガイド本体部21とは別部材のカバー部材22と、を有する。
なお、二箇所の保持突起23b、23bは互いの位置を回路体端部10aの挿入方向にズラして設けられている。また、二箇所の保持突起23b、23bに対応してフラット回路体10の保持孔14、14がズラして形成されているため、フラット回路体10が表裏を間違えてガイド本体部21に取り付けられることを防止でき、フラット回路体10の誤組み付けが防止されるようになっている。
このガイド部材係止解除部40は、ガイド部材係止解除操作部41と、ガイド部材20の外表面に突設した第一支点部42と、第一支点部42からコネクタ本体70へのフラット回路体10の挿入方向に延びるガイド部材係止アーム部43と、を有する。
より具体的には、ガイド部材係止アーム部43は、図3に示すように、第一支点部42からコネクタ本体70へのフラット回路体10の挿入方向に延びる一対のアーム部43a、43aと、一対のアーム部43a、43aの先端を橋渡すように連結する端部連結部43bと、を有する。
この係止部材係止解除部50は、第二支点部52からコネクタ本体70へのフラット回路体10の挿入方向に延びる二つの係止部材係止解除アーム部53、53を有する。
より具体的には、二つの係止部材係止解除アーム部53は、コネクタ本体70の長手方向に所定の間隔を開けて二箇所に設けられている。
各係止部材係止解除アーム部53は、係止部材係止解除操作部51が押圧操作される前の状態では、アーム先端がフラット回路体10の挿入方向に略平行に延びた状態で後述するアーム配置溝84に配置される。この状態で係止部材係止解除操作部51が押圧操作されることによって、各係止部材係止解除アーム部53が係止部材80を係止解除方向に押し上げるようになっている。
このカバー部材22は、長手方向の両縁が上方に折り曲げられた折り曲げ部22a、22aを有する。各折り曲げ部22aは、ガイド本体部21の側部に接触され、カバー係止突起23cと係止する係止部22bが設けられている。
このようなカバー部材22は、係止部22bをカバー係止突起23cに係止することによって、ガイド本体部21との間にフラット回路体10を挟み込み保持する。
コネクタ60は、本体部分を構成するコネクタ本体70と、コネクタ本体70に組み付けられる係止部材80と、を有する。
このコネクタ本体70は、これらの壁によって外郭を形成するとともに、回路体挿入口70aから挿入された回路体端部10aが収容される回路体端部収容空間70bを有する。回路体端部収容空間70b内には、複数の端子100が配置され、これら複数の端子100がフラット回路体10の端子に接続するようになっている。
各ガイド部76は、係止部材80が係止部材組付部75に組み付けられることによって、回路体端部10aがコネクタ本体70内に挿入されてからコネクタ本体70内に係止されまでの係止部材80の移動をガイドするガイド面76a(図1参照)を有する。
この係止部材80は、回路体係止部83を回路体被係止部13に係脱できるようにコネクタ本体70に組み付けられる。
また、各被ガイド部82は、自由端側を係止部材80の内側に向けて弾性的に撓み変形可能に設けられ、かつガイド面76aに付勢する一対の弾性アーム部82a、82aを有する。
この付勢突起82bがガイド面76aに付勢され、弾性アーム部82aの撓み荷重がガイド面76aに負荷されることによって、その反力を受けた係止部材80が自動で下方に移動するようになっている。
すなわち、係止部材80は、各回路体係止部83を上方から各回路体被係止部13の孔内に嵌め込むため、弾性力を利用して自動で下方に移動するようになっている。
摺接面83aは、下端から上方に向けて上り傾斜状に傾斜するように回路体係止部83の前面に形成されている。この摺接面83aに回路体端部10aが摺接することによって、係止部材80が一対の被ガイド部82、82をガイド面76aにガイドされながら上方に移動する。これにより、回路体端部10aが回路体係止部83に移動を阻止されることなくコネクタ本体70内に挿入される。
各アーム配置溝84は、部材本体81の下面に各係止部材係止解除アーム部52に対応して二箇所に設けられた溝部であり、コネクタ本体70の上面との間に係止部材係止解除アーム部52の先端が挿入できる溝深さに調整されている。
図10は、フラット回路体10の回路体端部10aがコネクタ本体70内に挿入開始されてから係止前までのフラット回路体10およびコネクタ60を示す図である。
図11は、フラット回路体10の回路体端部10aがコネクタ本体70内に係止されている状態のフラット回路体10およびコネクタ60を示す図である。
なお、図10および図11において、(A)が図2に示すフラット回路体とコネクタとの接続構造1のA−A線断面図であり、(B)が図2に示すフラット回路体とコネクタとの接続構造1のB−B線断面図であり、(C)が図2に示すフラット回路体とコネクタとの接続構造1のC−C線断面図である。
この時点では、ガイド部材係止アーム部43の端部連結部43bが係止突起77に接触開始することによって、ガイド部材係止アーム部43がシーソー状に可動開始し、端部連結部43bが係止突起77をのり越えるように移動する。
また、回路体端部10aが各回路体係止部83の摺接面83aに摺接することによって、係止部材80が上方に押し上げられる。これにより、各回路体係止部83が上方に移動し、フラット回路体10が各回路体係止部83に阻止されることなく移動できる。
より具体的には、端部連結部43bが係止突起77をのり越えた後、ガイド部材係止アーム部43が中立位置に戻ることによって、ガイド部材係止アーム部43が係止突起77を係止する。
一方、各被ガイド部82が係止部材80を下方に移動する力を受けることによって、係止部材80が自動で下方に移動し、各回路体係止部83が各回路体被係止部13を係止する。
また、このように回路体端部10aがコネクタ本体70内に係止されると、各係止部材係止解除アーム部53が対応したアーム配置溝84内に挿入される。
図12は、フラット回路体10に対する係止部材80およびガイド部材20の係止が解除されるまでのフラット回路体10およぶコネクタ60の動作を示す図である。
図13は、係止部材80およびガイド部材20の係止が解除されたフラット回路体10をコネクタ本体70から離脱した状態のフラット回路体10およびコネクタ60を示す図である。
なお、図12および図13において、(A)が図2に示すフラット回路体とコネクタとの接続構造1のA−A線断面図であり、(B)が図2に示すフラット回路体とコネクタとの接続構造1のB−B線断面図であり、(C)が図2に示すフラット回路体とコネクタとの接続構造1のC−C線断面図である。
なお、この状態では、係止部材係止解除操作部51とガイド部材係止解除操作部41との間に隙間があり、係止部材係止解除操作部51がガイド部材係止解除操作部41に当接しないため、ガイド部材係止解除操作部41の押圧操作は行われず、ガイド部材20とコネクタ本体70とは係止状態のままである。すなわち、この状態ではフラット回路体10をコネクタ60から離脱できない。
この操作により係止部材係止解除操作部51がガイド部材係止解除操作部41に当接し、係止部材係止解除操作部51を介してガイド部材係止解除操作部41に対する押圧操作が行われる。
このため、各アーム部43aが第一支点部42を支点としてシーソー状に可動し、端部連結部43bが係止突起77をのり越える位置に移動することによって、ガイド部材20とコネクタ本体70との係止が解除される。
すなわち、この時点で、係止部材80とガイド部材20との両方の係止が解除される。
10 フラット回路体
10a 回路体端部
11 絶縁性薄膜フィルム
12 補強板
13 回路体被係止部
14 保持孔
20 ガイド部材
21 ガイド本体部
22 カバー部材
22a 折り曲げ部
22b 係止部
23 回路体取付部
23a 取付面
23b 保持突起
23c カバー係止突起
30 係止解除部
40 ガイド部材係止解除部
41 ガイド部材係止解除操作部
42 第一支点部
43 ガイド部材係止アーム部
43a アーム部
43b 端部連結部
50 係止部材係止解除部
51 係止部材係止解除操作部
52 第二支点部
53 係止部材係止解除アーム部
60 コネクタ
70 コネクタ本体
70a 回路体挿入口
70b 回路体収容空間
71 底壁
72 側壁
73 後壁
74 天井壁
75 係止部材組付部
76 ガイド部
76a ガイド面
77 係止突起
80 係止部材
81 部材本体
82 被ガイド部
82a 弾性アーム部
82b 付勢突起
83 回路体係止部
83a 摺接面
84 アーム配置溝
90 固定金具
100 端子
Claims (2)
- フラット回路体の端部である回路体端部に取り付けられ、該回路体端部のコネクタ本体内への挿入をガイドするガイド部材と、コネクタ本体に組み付けられる係止部材とによって、前記回路体端部を前記コネクタ本体内に係止し、前記フラット回路体と前記コネクタとを電気的に接続するフラット回路体とコネクタとの接続構造において、
前記ガイド部材は、
ガイド部材係止解除操作部が押圧操作されることによって当該ガイド部材と前記コネクタ本体との係止を解除するガイド部材係止解除部と、前記ガイド部材係止解除操作部の押圧方向と同一、かつ、前記ガイド部材係止解除操作部よりも押圧方向手前側に設けられた係止部材係止解除操作部が押圧操作されることによって前記係止部材による前記回路体端部の係止を解除する係止部材係止解除部と、を備えた係止解除部を有し、
前記係止部材係止解除操作部が押圧操作される場合、前記係止部材係止解除操作部が押圧方向に所定距離移動して前記ガイド部材係止解除操作部に当接し、前記ガイド部材係止解除操作部とともに押圧方向に移動することによって、前記係止部材による前記回路体端部の係止が解除された後に前記ガイド部材と前記コネクタ本体との係止が解除される
ことを特徴とするフラット回路体とコネクタとの接続構造。 - 前記ガイド部材係止解除部は、
前記ガイド部材の外表面に突設した第一支点部と、
前記第一支点部から前記コネクタ本体への前記フラット回路体の挿入方向に延びるガイド部材係止アーム部と、
を有し、
前記コネクタ本体は、
前記ガイド部材係止アーム部に係止する係止突起
を有し、
前記ガイド部材係止解除操作部は、
前記第一支点部から前記ガイド部材係止アーム部とは逆方向に延び、押圧操作される場合、前記ガイド部材係止アーム部が前記第一支点部を支点としてシーソー状に可動することによって、前記ガイド部材係止アーム部と前記係止突起との係止を解除し、
前記係止部材係止解除部は、
前記ガイド部材の外表面に突設した第二支点部と、
前記第二支点部から前記コネクタ本体への前記フラット回路体の挿入方向に延びる係止部材係止解除アーム部を有し、
前記係止部材係止解除操作部は、
前記第二支点部から前記係止部材係止解除アーム部とは逆方向に延び、押圧操作される場合、前記係止部材係止解除アーム部が前記第二支点部を支点としてシーソー状に可動し、前記係止部材を係止解除方向に移動するように前記係止部材に接触する
ことを特徴とする請求項1に記載のフラット回路体とコネクタとの接続構造。
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