JP6207969B2 - 通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、シリアル通信技術に関する。
車両用制御システムにおいて、アクチュエータを制御するCPU(中央演算装置)と、アクチュエータを実際に駆動させるデバイスドライバ間の通信をシリアル通信で結ぶことが知られている(例えば、特許文献1記載)。これはシリアル通信により、アナログ通信に対して通信線の本数を減らし、CPU・デバイスドライバのコスト低減や基板の設置面積低減によりコスト低減ができるためである。
その一方で、シリアル通信では少ない通信線に多くの情報が集約されるため、通信障害対策が重要である。即ち、通信線1本に通信障害が生じた場合、アナログ通信では、残りの通信線でバックアップ可能なことが多いが、シリアル通信では多数のアクチュエータが動作異常となるためバックアップできず、アクチュエータが停止する可能性が高くなる。
この対策の1つとして、シリアル通信ではエラー検出が広く行われている。これは、データに冗長系データ(パリティビットやチェックサムや照合用データ)を付加後送信し、受信側で前記データと前記冗長系データを解析することで通信障害の検出をする。しかし、冗長系データの付加は、通信負荷・CPUやICの処理負荷が増加する問題点があった。
そこで特許文献2では、新規にハードウェア(エラー検出線と検出器)を付けて、エラー検出機能をハードウェア側に持たせ通信負荷・CPUやICの処理負荷を低減しつつ通信障害の検出性を確保している。
また、特許文献3では、シリアル通信の高速通信時(データの通信周期が短い時)には低速通信時(データの通信周期が長い時)に対し、通信障害が出易いため冗長量を多くしエラー検出性能を上げ、かつ通信障害発生時には高速通信から低速通信に切り換えて、通信障害を抑制している。
特開2004−339977号公報 特開2009−248938号公報 特開2006−332984号公報
特許文献2,3記載のシリアル通信技術を車両用制御装置に採用する場合、コスト低減が目的にもかかわらず、特許文献2のように新規ハードウェアを付加するとコスト増加となり、コスト低減効果が薄れる問題点がある。
また、内燃機関の燃料噴射ON/OFF制御や点火ON/OFF制御のように高速なアクチュエータ制御にシリアル通信を使う場合、マイクロ秒オーダーの高速通信が必要となるが、その際に特許文献3のように冗長系データを付加すると通信負荷・CPUやICの処理負荷が増加し、これに対応するためのハードウェアのコスト増加となってしまう。
その一方で、通信障害発生時に燃料噴射ON/OFF制御や点火ON/OFF制御を低速通信で行うと、内燃機関の燃焼不良が発生し、燃費・排気・運転性能の悪化につながる。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、内燃機関等車載機器の制御装置に前記シリアル通信を採用する場合、コストを抑制しつつ、車載機器の性能の悪化を抑えることを目的とする。
上記課題を解決するため本発明の通信システムは、送信デバイスと、受信デバイスと、前記送信デバイスと前記受信デバイス間においてシリアル通信を行う通信手段と、前記通信手段でやり取りされるデータに冗長系データを付加する冗長系付加手段と、を備える通信システムにおいて、前記送信デバイスは複数の通信周期でデータを前記受信デバイスに送信し、前記冗長系付加手段は、前記複数の通信周期の中で長い通信周期で送信されるデータに対して、短い通信周期で送信されるデータに比べて前記冗長系データの付加量を多くすることを特徴とする。
本発明により、冗長系データの付加量を、通信周期や通信障害発生有無により、適切に制御することで、車両制御装置のコストを抑制しつつ、アクチュエータ制御の性能の悪化も抑えることができる。
システム構成図 シリアル通信システムのフローチャート シリアル通信システムのタイムチャート
以下、本発明の一実施形態について図面に基づき説明する。
図1はシリアル通信システムの構成を示している。
送信元部品1と受信先部品2があり、その間はシリアル通信部3にて接続される。ここで、送信元部品1として例えば、車両用アクチュエータを制御するための指令を演算するマイコン等が、受信先部品2として例えば、マイコンからの指令に基づいて車両用アクチュエータを駆動するデバイスドライバやIC等が挙げられる。送信データ切換部6は、高速データ演算部4にて出力される高速データをクロック7に従い、例えば1μs周期で送信部10に出力する。高速データは、例えば車両用アクチュエータを駆動するためにデバイスドライバがON/OFF動作するタイミングの指示に関連する。また、低速データ演算部5にて出力される低速データは冗長系付加部8により冗長系データが付加され、低速データ送信要求演算部16にて出力要求が有る場合、クロック7に従い10ms周期で送信部10に出力する。低速データは、例えばデバイスドライバがON/OFF動作するタイミングほど高速性を求められない指示や、シリアル通信部3の診断用データの送信に関連する。
前記冗長系付加部8は、後述するエラーレジスタ(ErrREG)17の状態により付加する冗長系データを選択する。前記エラーレジスタセット(ErrREG=1)時は、エラーレジスタクリア(ErrREG=0)時に対し、冗長量の多い冗長系データを付加する。
即ち、エラーレジスタセット時は通信障害が発生していると推測されるため、冗長量を多くし、耐通信障害性能を上げている。
エラーレジスタクリア時は通信障害未発生と推測されるため冗長量を少なくし、耐通信障害性能を下げて、通信負荷・CPUやICの処理負荷を改善させる。
また、当該システムが内燃機関の制御に使われている場合、内燃機関を始動するためのスタータモータ回転時は、非回転時に対して、冗長量の多い冗長系データを付加しても良い。スタータモータ等の車両用アクチュエータは、送信部10や受信部12などの通信システムと、車載バッテリを電源電圧として共用している。ここで、スタータモータがON/OFFされた場合、電流の急変や電圧変動により通信システムへの通信障害の発生確率が高くなる。よって、スタータモータ回転時は耐通信障害性能を上げることで、シリアル通信システムの信頼性を向上できる。
なお、スタータモータ等車両用アクチュエータの駆動状態に代えて、電源電圧の単位時間当たりの変動幅が所定値以上となった状態を検出して、冗長系データの付加量を多くすることで、送信データの通信障害をより確実に回避することができる。
その他、冗長系データは低速データのみに付加する。高速データは仮に通信障害が有ったとしても、次回通信までの通信間隔が短いため、悪影響が少ないためである。これにより、車両用アクチュエータの制御に必要な高速データの通信間隔より長い間隔で冗長系データを送受信することにより、通信負荷・CPUやICの処理負荷を改善させる。
ここで、高速データには全く冗長系データを付加しないのではなく、低速データに付加する冗長系データよりも付加量を少なくするようにしてもよい。
低速データ送信要求演算部16は、前記低速データが前記低速データ前回値に対し変更された場合やエラーが発生している場合(ErrREG=1)に送信要求を出す。
送信部10は、前記低速データや前記高速データを前記受信先部品2の受信部12にシリアル通信部3を経由して送信する。
受信部12は、前記低速データを受信した場合、受信内容を受信レジスタL14やエラー検出部15に送信し、前記高速データを受信した場合、受信内容を受信レジスタH13に送信する。
前記エラー検出部15は冗長系付加部8により付加された前記冗長系データを解析する。ここではパリティチェックやデータ照合によりエラーを検出する。エラー検出時はエラーフラグをセットし(Err=1)、エラー未検出時はエラーフラグをクリアする(Err=0)。その後、エラーフラグ信号は受信レジスタL14とエラー送信部11に送信される。
受信レジスタL14は前記エラーフラグがクリア(Err=0)されている場合、受信部12から受信した低速データを格納する。前記エラーフラグがセット(Err=1)されている場合、受信部12から受信した低速データを破棄し前回値を保持する。
受信レジスタH13は前記エラーフラグの情報に関わらず、受信部12から受信した高速データを格納する。
エラー送信部11は前記エラーフラグ信号を前記送信元部品1のエラー受信部9にシリアル通信部3を経由して送信する。
エラー受信部9はエラーフラグ信号をエラーレジスタ17に(ErrREG)として格納する。
エラーレジスタ17は、前記冗長系付加部8と前記低速データ送信要求演算部16によりレジスタ値が参照される。 次に図2のフローチャートを用いて本実施例を説明する。
図2では、車両のイグニッションスイッチのONからOFFまでの流れについて示す。
ここでは、図1の送信元部品を「マイコン」とし、受信先部品を「IC」とする。
ステップ100(S100)では、マイコンにてイグニッションスイッチON後、エラーレジスタをクリア(ErrREG=0)する。
ステップ101(S101)では、クロックにて10ms周期と判定された場合、ステップ102(S102)に進み、それ以外の場合、ステップ117(S117)に進む。
ステップ102(S102)では、エラーレジスタがセット(ErrREG=1)されている場合、ステップ103(S103)にてエラーレジスタをクリア(ErrREG=0)後ステップ104(S104)に進む。(S102)にて、エラーレジスタがクリア(ErrREG=0)されている場合ステップ121(S121)に進む。
最初に(S102)にて、エラーレジスタがセット(ErrREG=1)されている場合について記載する。
ステップ104(S104)では、マイコンが低速データ(dataL)を送信する。ここでは、前記(dataL)の他に冗長系データ(OpenkeyとdataLのパリティビットとClosekey)が付加されたものが送信される。ここでOpenkeyはデータ書き込み開始の符丁を示し、Closekeyはデータ書き込み終了の符丁を示す。パリティビットは一般的な誤り検出符号である。
ステップ105(S105)では、ステップ104(S104)で送信されたものをICが受信する。
ステップ106(S106)では、ステップ105(S105)で受信された冗長系データのエラー検出をICが行う。即ち、前記Openkeyと前記Closekeyの符丁が予め定められたものと合っているか照合する。例えば、前記Openkeyが10101010という8bit長のデータとして定められており、最下位bitが通信障害等により受信時に10101011となった場合照合NGと判定する。またdataLは、パリティビットで誤りが検出されていないか確認(パリティチェック)する。
ステップ107(S107)では、ICにて前記パリティチェックの結果、誤り未検出(OK)の場合ステップ108(S108)に進み、誤り検出(NG)の場合ステップ110(S110)に進む。
ステップ108(S108)では、ICにて前記Openkeyと前記Closekey照合の結果、いずれも誤り未検出(OK)の場合ステップ109(S109)に進み、いずれかにて誤り検出(NG)の場合ステップ110(S110)に進む。
ステップ109(S109)では、受信レジスタにdataLを格納する。
ステップ110(S110)では、ステップ107(S107)とステップ108(S108)のいずれかで誤り検出(NG)されたため、ICにてエラーフラグをセット(Err=1)する。
ステップ111(S111)では、ICがエラーフラグ(Err)を送信する。
ステップ112(S112)では、マイコンがエラーフラグ(Err)を受信する。
ステップ113(S113)では、マイコンにて、エラーフラグ(Err)をエラーレジスタ(ErrREG)に格納する。
以上、ステップ101(S101)からステップ113(S113)までで一回の通信が終了する。
ステップ101(S101)からは、次回通信となる。
次に、ステップ102(S102)にて、エラーレジスタがクリアされている場合を記載する。
ステップ121(S121)では、前記低速データ演算部にて算出された低速データ(dataL)がdataL前回値と異なる場合ステップ114(S114)に進み、同じ場合ステップ117(S117)に進む。
ステップ114(S114)では、マイコンが低速データ(dataL)を送信する。ここでは、前記(dataL)の他に冗長系データ(OpenkeyとClosekey)が付加されたものが送信される。ここではステップ104(S104)に対し、パリティビットが抜けているものを送信する。
即ち、エラーレジスタセット時は通信障害が発生していると推測されるため、冗長データ量を多くし(パリティビットを付加し)、耐通信障害性能を上げている。
エラーレジスタクリア時は通信障害未発生と推測されるため冗長量を少なくし(パリティビットを抜き)、耐通信障害性能を下げて、通信負荷・マイコンやICの処理負荷を改善させる。
ステップ115(S115)では、ステップ114(S114)で送信されたものをICが受信する。
ステップ116(S116)では、ステップ115(S115)で受信された冗長系データのエラー検出をICが行う。即ち、前記Openkeyと前記Closekeyの符丁が予め定められたものと合っているか照合する。
ステップ108(S108)からステップ113(S113)までは前記と同様であり、ステップ113(S113)にて一回の通信が終了する。
次に、ステップ101(S101)もしくはステップ121(S121)がNoの場合を記載する。
ステップ117(S117)では、クロックにて1μs周期と判定された場合、ステップ118(S118)に進み、それ以外の場合、ステップ101(S101)の先頭に戻る。
ステップ118(S118)では、マイコンが高速データ(dataH)を送信する。
ステップ119(S119)では、ICが高速データ(dataH)を受信する。
ステップ120(S120)では、受信レジスタにdataHを格納する。
以上について、イグニッションON中は繰り返される。
次に図3のタイムチャートを、図2のフローチャートと関連させて説明する。
本タイムチャートでは、かつT200〜T205にてシリアル通信線に通信障害が発生したことにより、T201にてdataL相違(dataL≠dataL前回値)を検知している場合を想定した。
T201では、10ms周期クロックがONされ(図2 S101)、エラーレジスタがクリア(ErrREG=0)されており(図2 S102)、低速データ(dataL)相違(dataL≠dataL前回値)があるため(図2 121)、マイコンは低速通信にてOpenkey、低速データ(dataL)、Closekeyを送信する(図2 114)。
T202では、ICは低速データを受信(図2 S115)しOpenkey照合とClosekey照合を行う(図2 S116)。ここで通信障害によりOpenkeyの内容が改ざんされているため(図2 S108)、照合NGとなりエラーフラグがセット(Err=1)される(図2 S110)。エラーフラグの情報はICからマイコンに送信され(図2 S111、S112)、マイコンはエラーレジスタにエラーをセット(ErrREG=1)する(図2 S113)。
T203では、1μs周期クロックがONされ(図2 S117)、マイコンは高速通信にて高速データ(dataH)を送信する(図2 S118)。
T204では、ICは高速データを受信する(図2 S119)。ここで高速データ(dataH)は、通信障害により改ざんされているが、受信レジスタに値を格納する(図2 S120)。ここでは改ざんされているデータが格納されるが、次の1μsクロックにて通信障害未発生であれば、高速データ(dataH)は正しい値に更新される。
T205は通信障害発生の終了を示す。
T206では、10ms周期クロックがONされ(図2 S101)、エラーレジスタがセット(ErrREG=1)されているため(図2 S102)、エラーレジスタをクリア(ErrREG=0)し(図2 S103)し、マイコンはOpenkey、低速データ(dataL)、dataLのパリティビット、Closekeyを低速データ送信する(図2 S104)。
T207では、ICは低速データを受信(図2 S105)しOpenkey照合とパリティチェックとClosekey照合を行う(図2 S106)。ここでは通信障害未発生のため、パリティチェック OK(図2 S107)かつ、Openkey照合OKかつ、Closekey照合OK(図2 S108)となり、受信レジスタに低速データ(dataL)を格納する(図2 S109)。また、エラーフラグはクリア(Err=0)状態にて、ICからマイコンに送信され(図2 S111、S112)、マイコンはエラーレジスタにエラーフラグ情報(ここではErrREG=0)をセットする(図2 S113)。
T208では、10ms周期クロックがONされ(図2 S101)、エラーレジスタがクリア(ErrREG=0)されており(図2 S102)、低速データ(dataL)相違(dataL≠dataL前回値)が無く(図2 121)、1μs周期クロックがONされているため(図2 S117)、高速データ(dataH)の送受信を行う(図2 S118、S119)。
以上により、dataL相違(dataL≠dataL前回値)が発生し、かつシリアル通信線に一時的な通信障害が発生している場合にも、dataLを送信することができる。 以下にこれまで説明してきあ本実施の形態による発明についてまとめる。
本発明の一態様では、送信デバイスと受信デバイスを備え、前記送信デバイスと前記受信デバイス間においてシリアル通信を行う通信手段を備え、前記送信デバイスは複数の通信周期でデータを前記受信デバイスに送信する手段を備え、前記送信デバイスは前記データに冗長系データを付加する冗長系付加手段を備える通信システムにおいて、長い通信周期で送信されるデータは短い通信周期で送信されるデータに対し、前記冗長系付加手段は前記冗長系データの付加量を多くすることを特徴とする。
これにより、短い通信周期で送信されるデータ(高速データ)は、長い通信周期で送信されるデータ(低速データ)に対し、冗長系データの付加量が少ないため、通信負荷・CPUやICの処理負荷は問題となりにくい。高速データは、通信障害終了時点からの復帰時間も高速なため、冗長系データの付加量は少なくて済む。
本発明の他の態様ではさらに、前記受信デバイスは前記データのエラー検出手段を備え、前記エラー検出手段にて検出されたエラー情報を前記冗長系付加手段に伝える手段を備える通信システムにおいて、前記エラー情報にてエラー検出時にはエラー未検出時に対し、前記冗長系付加手段は前記冗長系データの付加量を多くすることを特徴とする。
これにより、通信障害(エラー検出)有無により冗長系データの付加量を変更する。即ち、通信障害有り(エラー検出)の場合は、冗長系データの付加量を増やし、通信障害検出性能を上げる。通信障害無し(エラー未検出)の場合は、冗長量を少なくし通信障害検出性能を下げて、通信負荷・CPUやICの処理負荷を改善させる。
本発明の他の態様ではさらに、前記通信システムの電源電圧を検出する手段を備える通信システムにおいて、前記電源電圧検出手段にて検出された電源電圧の単位時間当たりの変動幅が所定値以上となった場合、前記冗長系データの付加量を多くすることを特徴とする。
これにより、例えば、前記通信システムとの電源電圧を共用するデバイスがあり、前記デバイスがON/OFFされた場合、電流の急変や電圧変動により前記通信システムへの通信障害の発生確率が高くなる。よって、電源電圧の単位時間当たりの変動幅が所定値以上となった場合、前記冗長系データの付加量を多くすることで、送信データの通信障害をより確実に回避することができる。
請求項4の発明は、請求項1の通信システムにおいて、最も短い通信周期で送信されるデータは、前記冗長系データを付加しないことを特徴とする。
本発明の他の態様ではさらに、最も短い通信周期で送信されるデータ(最高速通信)に、冗長系データを付加すると、通信負荷・CPUやICの処理負荷が、長い通信周期で送信されるデータ(低速通信)に対し増加することから、冗長系データを付加しないことで、通信負荷・CPUやICの処理負荷を低減する。
1・・・送信元部品、 2・・・受信先部品、 3・・・シリアル通信部、 4・・・ 高速データ演算部、 5・・・ 低速データ演算部、6・・・送信データ切換部、 7・・・クロック、8・・・冗長系付加部、 9・・・エラー受信部、10・・・CPU(中央演算装置)、11・・・エラー送信部、 12・・・受信部、13・・・受信レジスタH、14・・・受信レジスタL 、15・・・エラー検出部、16・・・低速データ送信要求演算部、17・・・エラーレジスタ

Claims (5)

  1. 送信デバイスと、
    受信デバイスと、
    前記送信デバイスと前記受信デバイス間においてシリアル通信を行う通信手段と、
    前記通信手段でやり取りされるデータに、前記データに対応する冗長系データを付加する冗長系付加手段と、を備える通信システムにおいて、
    前記送信デバイスは通信周期が異なる複数のデータを前記受信デバイスに送信し、
    前記冗長系付加手段は、前記複数のデータのうち、長い通信周期で送信されるデータに対して、短い通信周期で送信されるデータに比べて前記冗長系データの付加量を多くすることを特徴とした通信システム。
  2. 送信デバイスと、
    受信デバイスと、
    前記送信デバイスと前記受信デバイス間においてシリアル通信を行う通信手段と、
    前記通信手段でやり取りされるデータに冗長系データを付加する冗長系付加手段と、を備える通信システムにおいて、
    前記通信システムは前記通信システムの電源電圧を検出する手段を備え、

    前記送信デバイスは複数の通信周期でデータを前記受信デバイスに送信し、
    前記冗長系付加手段は、前記複数の通信周期の中で長い通信周期で送信されるデータに対して、短い通信周期で送信されるデータに比べて前記冗長系データの付加量を多くし、
    前記電源電圧検出手段にて検出された電源電圧に基づいて、前記冗長系データの付加量を可変することを特徴としたシリアル通信システム。
  3. 送信デバイスと、
    受信デバイスと、
    前記送信デバイスと前記受信デバイス間においてシリアル通信を行う通信手段と、
    前記通信手段でやり取りされるデータに冗長系データを付加する冗長系付加手段と、を備える通信システムにおいて、
    前記送信デバイスは複数の通信周期でデータを前記受信デバイスに送信し、
    前記冗長系付加手段は、前記複数の通信周期の中で長い通信周期で送信されるデータに対して、短い通信周期で送信されるデータに比べて前記冗長系データの付加量を多くし、
    前記通信システムと電源電圧を共用する車両用アクチュエータの駆動状態に基づいて、前記冗長系データの付加量を可変することを特徴としたシリアル通信システム。
  4. 請求項1の通信システムにおいて、前記受信デバイスは前記データのエラー検出手段を備え、前記エラー検出手段にて検出されたエラー情報を前記冗長系付加手段に伝える手段を備え、前記冗長系付加手段は、前記エラー情報検出時はエラー未検出時に対し前記冗長系データの付加量を多くすることを特徴としたシリアル通信システム。
  5. 請求項1の通信システムにおいて、前記複数の通信周期の中で最も短い通信周期で送信されるデータは、前記冗長系データを付加しないことを特徴としたシリアル通信システム。
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