JP6075262B2 - 制御装置 - Google Patents

制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6075262B2
JP6075262B2 JP2013207492A JP2013207492A JP6075262B2 JP 6075262 B2 JP6075262 B2 JP 6075262B2 JP 2013207492 A JP2013207492 A JP 2013207492A JP 2013207492 A JP2013207492 A JP 2013207492A JP 6075262 B2 JP6075262 B2 JP 6075262B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microcomputer
monitoring
setting
unit
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013207492A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015072569A (ja
Inventor
吉保 二村
吉保 二村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2013207492A priority Critical patent/JP6075262B2/ja
Publication of JP2015072569A publication Critical patent/JP2015072569A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6075262B2 publication Critical patent/JP6075262B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Safety Devices In Control Systems (AREA)

Description

本発明は、マイコン(マイクロコンピュータ)を備えた制御装置に関する。
例えば、車載アクチュエータの駆動制御を行う制御装置では、制御のための処理を行うマイコンの動作を監視して、マイコンが異常であると判断するとフェールセーフ動作を行う監視回路を設けることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−2759号公報
ところで、監視回路の動作内容を、マイコンからの設定要求信号によって可変設定できるようにすれば、監視回路の汎用性が向上すると考えられる。
その反面、マイコンに異常が生じて、マイコンから監視回路へ不適切な設定要求信号が出力された場合には、監視回路の可変の動作内容が予期せぬ内容となってしまう。よって、制御装置の信頼性が低下する。
そこで、本発明は、マイコンを監視する監視手段の汎用性と制御装置の信頼性とを両立させることを目的としている。
第1発明の制御装置は、制御対象を制御する処理を行うマイコンと、監視手段とを備える。監視手段は、マイコンの動作を監視し、マイコンが異常であると判断すると、所定のフェールセーフ動作を行う。
そして、監視手段は、設定手段を備える。その設定手段は、監視手段の動作内容のうち可変になっている動作内容を示す設定要求信号が、マイコンから監視手段に入力されると、監視手段の可変の動作内容を、設定要求信号が示す動作内容に設定する設定動作を行う。
このため、監視手段の動作内容を、マイコンから監視手段への設定要求信号によって可変設定することができる。よって、監視手段の汎用性が向上する。
更に、マイコンは、当該マイコンが正常か否かを診断する自己診断手段と、その自己診断手段による診断結果が異常の場合に、当該マイコンに異常が生じたことを示す異常通知信号を、監視手段に出力する診断結果出力手段と、を備える。そして、監視手段は、マイコンからの異常通知信号が当該監視手段に入力された場合に、設定手段が前記設定動作を行うことを禁止する禁止手段を備える。
このため、マイコンに異常が生じた場合には、設定手段によって監視手段の動作内容が更新されることが禁止される。よって、マイコンに異常が生じて、マイコンから監視手段へ不適切な設定要求信号が出力されても、監視手段の動作内容が予期せぬ内容になってしまうことが防止され、その結果、制御装置の信頼性が維持される。
第1実施形態の制御装置を表す構成図である。 第1実施形態のマイコン監視部の動作を説明する説明図である。 第1実施形態の禁止部の動作を表すフローチャートである。 第2実施形態の時間設定部を説明する説明図である。
以下に、本発明が適用された実施形態の制御装置について説明する。尚、本実施形態の制御装置は、例えば、車両に搭載されたエンジンのスロットルバルブ(いわゆる電子スロットル)を制御する。
[第1実施形態]
図1に示すように、第1実施形態の制御装置1は、制御対象としてのスロットルバルブ3を制御する処理を行うマイコン5と、スロットルバルブ3の開度を調節するアクチュエータとしてのモータ4を、マイコン5から出力される駆動指令に従って駆動するドライバ(駆動回路)6と、マイコン5の動作を監視し、マイコン5が異常であると判断すると、所定のフェールセーフ動作を行う監視IC7と、を備える。
マイコン5は、プログラムや固定のデータが記憶されたROM11と、ROM11内のプログラムを実行するコア13と、コア13による演算結果等が記憶されるRAM15と、コア13で演算されたデューティ比のPMW(パルス幅変調)信号を、駆動指令としてドライバ6に出力するPWM回路17と、監視IC7と通信ライン18を介してシリアル通信するための通信回路であるSPI(シリアル/パラレル変換インターフェース)19と、を備える。以下に説明するマイコン5の動作は、コア13がROM11内のプログラムを実行することで実現される。
コア13は、2つのCPU(中央処理装置)21a,21bと、浮動小数点演算を行う2つのFPU(浮動小数点装置)23a,23bとを備える。そして、コア13は、ロックステップモードで動作する場合には、2つのCPU21a,21aが同じ処理を行うと共に、2つのFPU23a,FPU23bも同じ処理を行う。また、コア13は、フリーステップモードで動作する場合には、2つのCPU21a,21bが別々の処理を行うと共に、2つのFPU23a,FPU23bも別々の処理を行う。
更に、マイコン5は、当該マイコン5の自己診断機能を実現するための手段として、自己診断手段31〜34を備える。
自己診断手段31は、コア13を対象とした自己診断機能を実現する手段である。
自己診断手段31は、コア13をロックステップモードで動作させて、2つのCPU21a,21bによる演算結果を比較し、両方の演算結果が一致しなければ、診断結果を「異常」とする。同様に、コア13をロックステップモードで動作させて、2つのFPU23a,23bによる演算結果を比較し、両方の演算結果が一致しなければ、診断結果を「異常」とする。
自己診断手段32は、RAM15を対象とした自己診断機能を実現する手段である。
自己診断手段32は、誤り訂正符号の技術により、RAM15に誤った値が記録されていること(データ誤り)を検出して、正しい値に訂正するエラー訂正回路であり、データ誤りを検出した場合に、診断結果を「異常」とする。他の例として、自己診断手段32は、データ誤りのうち、訂正不能なデータ誤りを検出した場合にだけ、診断結果を「異常」とするようになっていても良い。
自己診断手段33は、ROM11を対象とした自己診断機能を実現する手段である。
自己診断手段33は、誤り検出符号の技術により、ROM11に誤った値が記録されていること(データ誤り)を検出する。そして、自己診断手段33は、データ誤りを検出した場合に、診断結果を「異常」とする。尚、ROM11が、書き換え可能な不揮発性メモリであれば、自己診断手段33は、自己診断手段32と同様に、検出したデータ誤りを訂正するようになっていても良く、また、その場合、訂正ができないデータ誤りを検出した場合にだけ、診断結果を「異常」とするようになっていても良い。
自己診断手段34は、SPI19を対象とした自己診断機能を実現する手段である。
自己診断手段34は、例えば、SPI19の信号出力部を通信ライン18から切り離し、SPI19に送信データとして診断用データを与えた場合に、SPI19の信号出力部から、その診断用データに応じた電圧レベルの期待値信号が出力されるかをチェックする。そして、自己診断手段34は、SPI19の信号出力部から期待値信号が出力されなければ、診断結果を「異常」とする。
そして更に、マイコン5は、信号発生部25を備える。信号発生部25には、自己診断手段31〜34による診断結果が入力される。そして、信号発生部25は、自己診断手段31〜34による診断結果が1つでも「異常」であれば、マイコン5に異常が生じたことを示す異常通知信号を、監視IC7に信号線27を介して出力する。尚、この例において、異常通知信号は、アクティブレベルがハイの信号であるが、ローの方がアクティブレベルであっても良い。
マイコン5は、監視IC7へ、通信ライン18を介して、少なくともテスト結果データと設定要求データとを送信する。
テスト結果データは、マイコン5の動作を監視IC7において監視するためのデータである。
マイコン5は、例えば一定時間毎に、複数通りのテスト演算を行うと共に、各テスト演算について、実際の演算結果と、演算結果の期待値とを比較する。尚、テスト演算のプログラムと期待値は、ROM11に予め記憶されている。そして、各テスト演算について、演算結果と期待値とが一致していると判定すれば、判定値として“正”を示すビット“1”を設定し、演算結果と期待値とが一致していないと判定すれば、判定値として“誤”を示すビット“0”を設定する。そして更に、マイコン5は、各テスト演算についての判定値を所定の順番に並べたデータを、テスト結果データとして、一定時間毎に監視IC7へ送信する。
また、何れかのテスト演算の期待値は、故意に誤った値に設定されている。このため、マイコン5が正常であれば、マイコン5から送信されるテスト結果データのビットは、全て“1”にならず、例えば「11010・・・」といったように、“1”と“0”とが予め定められた並びで混在することとなる。よって、マイコン5から送信されるテスト結果データにおけるビットの並びが、予め定められた正常時の並びではない場合、あるいは、テスト結果データが送信されない時間が所定時間を超えた場合には、マイコン5が異常であると判定することができる。
設定要求データは、監視IC7における後述のレジスタ44に記憶すべき異常判定時間を示す設定要求信号としてデータである。
マイコン5は、例えば起動した直後に実行される初期化処理により、監視IC7へ設定要求データを送信する。尚、設定要求データは、マイコン5の起動後も、一定時間毎に送信されるようになっていても良い。
一方、監視IC7は、マイコン5と通信ライン18を介してシリアル通信するための通信回路であるSPI(シリアル/パラレル変換インターフェース)41と、マイコン5から受信する前述のテスト結果データに基づいて、マイコン5の動作を監視するマイコン監視部43と、マイコン監視部43が使用する異常判定時間を記憶するためのレジスタ44を有した時間設定部45と、マイコン監視部43によってマイコン5が異常であると判断されると所定のフェールセーフ動作を行うフェールセーフ部47と、マイコン5から受信したデータをマイコン監視部43と時間設定部45とに振り分ける振り分け部49と、当該監視IC7における上記各部が動作するためのクロックを発生するクロック発生部51と、を備える。
振り分け部49は、SPI41によって受信されたマイコン5からのデータのうち、テスト結果データを、マイコン監視部43に入力させ、設定要求データを、時間設定部45に入力させる。
マイコン監視部43は、マイコン5からのテスト結果データが所定の制限時間以内毎に受信されており、且つ、受信したテスト結果データにおけるビットの並びが、正常時の並びである場合には、マイコン5が正常であると判定する。
また、マイコン監視部43は、マイコン5から受信したテスト結果データにおけるビットの並びが、正常時の並びではない場合、あるいは、テスト結果データが受信されない時間が上記制限時間を超えた場合に、マイコン5が異常であると判定する。
そして、マイコン監視部43は、図2に示すように、マイコン5が異常であると判定している継続時間を、異常カウンタによって計測しており、その継続時間が、時間設定部45のレジスタ44に記憶されている異常判定時間に達すると、マイコン5が真に異常であると判断して、フェールセーフ部47に動作指令を出力する。
フェールセーフ部47は、マイコン監視部43からの動作指令を受けると、安全性確保のためのフェールセーフ動作として、例えば、マイコン5からドライバ6に出力される駆動指令を無効化する動作や、モータ4への電力供給を遮断する動作などを行う。尚、スロットルバルブ3は、上記のフェールセーフ動作によってモータ4による開度調節が強制停止されても、メカニカルな機構により、車両運転者のアクセルペダル操作に応じた開度調節が可能になっている。また、フェールセーフ動作としては、例えばマイコン5をリセットする動作でも良い。
時間設定部45には、マイコン5からの設定要求データが振り分け部49を介して入力される。また、時間設定部45には、マイコン5から監視IC7へ出力される前述の異常通知信号も入力される。
そして、時間設定部45は、マイコン5からの設定要求データが入力されると、その設定要求データが示す異常判定時間をレジスタ44に書き込む。レジスタ44に異常判定時間を書き込む時間設定部45の書き込み動作は、レジスタ44内の異常判定時間を、設定要求データが示す異常判定時間に設定する動作である。また、その書き込み動作は、監視IC7の動作内容(この例では、マイコン5が異常であると仮の判定をしている状態が、どれだけの時間継続したら、真に異常と判断するのか、という動作内容)を設定する設定動作に相当する。
更に、時間設定部45は、禁止部46を備える。
禁止部46は、図3に示すように、マイコン5からの異常通知信号が時間設定部45に入力(換言すれば、監視IC7に入力)されている場合(S110:YES)であって、具体的には、異常通知信号がハイである場合には、レジスタ44への書き込みを禁止する。つまり、時間設定部45において、マイコン5からの異常通知信号は、レジスタ44内の異常判定時間を書き換えることについての禁止信号(ディスエーブル信号)となっている。このため、マイコン5から監視IC7へ異常通知信号が出力された場合には、レジスタ44内の異常判定時間の更新が禁止される。
以上のような制御装置1によれば、監視IC7の動作内容として、異常判定時間を、マイコン5から監視IC7への設定要求データによって可変設定することができる。よって、監視IC7の汎用性が向上する。
例えば、異常判定時間は、エンジン出力等の車両の特性によって変えることが望ましい。異常判定時間は、短くすると、フェールセーフ動作を誤って行ってしまう可能性が高まるが、エンジン出力が大きい車両や軽量の車両など、加速性能の高い車両では、フェールセーフ動作を早めに開始する方が安全面で好ましい。このため、異常判定時間は、車両の特性に応じて、安全性を逸脱しない範囲で、できるだけ長い時間に設定することが好ましい。このことに関して、制御装置1によれば、当該制御装置1が搭載される車両の特性に応じて、監視IC7における異常判定時間を可変設定することができる。
更に、制御装置1において、マイコン5は、自己診断手段31〜34と、その自己診断手段31〜34の何れかによる診断結果が異常の場合に、異常通知信号を監視IC7に出力する信号発生部25とを備える。
そして、監視IC7では、マイコンからの異常通知信号が入力された場合には、禁止部46が、レジスタ44への異常判定時間の書き込み(換言すれば、異常判定時間の更新)を禁止する。このため、マイコン5に異常(この例では、コア13、RAM15、ROM11、SPI19のうちの何れかの異常)が生じた場合には、時間設定部45によってレジスタ44内の異常判定時間が更新されることが禁止される。
よって、マイコン5に異常が生じて、マイコン5から監視IC7へ不適切な設定要求データが出力されても、監視IC7側の異常判定時間が予期せぬ内容(例えば、本来の時間よりも長い時間)になってしまうことが防止され、その結果、制御装置1の信頼性が維持される。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態の制御装置について説明するが、制御装置の符号としては、第1実施形態と同じ“1”を用いる。また、第1実施形態と同様の構成要素や処理についても、第1実施形態と同じ符号を用いる。そして、このことは、後述する他の実施形態についても同様である。
第2実施形態の制御装置1では、第1実施形態の制御装置1と比較すると、監視IC7における時間設定部45の動作が異なる。
第2実施形態の時間設定部45は、図4における4段目〜6段目示すように、マイコン5からの設定要求データが時間設定部45に入力(換言すれば、監視IC7に入力)されてから所定の遅延時間Tbが経過した後に、設定要求データが示す異常判定時間をレジスタ44に書き込む書き込み動作を行う。具体的には、時間設定部45は、設定要求データが入力されてから、前述のクロックが所定回数発生するまで待ってから、書き込み動作を開始する。尚、図4は、レジスタ44内の異常判定時間がT1からT2に書き換えられる場合を例示している。
ここで、図4における1段目〜3段目に示すように、マイコン5において、自己診断手段31〜34が診断対象とする部分(コア13、RAM15、ROM11、SPI19の何れか)に異常が生じてから、マイコン5からの異常通知信号が監視IC7に入力されるまでには、少なからず遅れ時間Taがある。その遅れ時間Taは、例えば、信号発生部25の動作遅れや信号線27での信号遅延等によって生じる。そして、遅延時間Taの最大値を「Tam」とすると、上記遅延時間Tbは、「Tam」よりも長い時間に設定されている。
このような第2実施形態の制御装置1によれば、異常になったマイコン5が即座に誤った設定要求データを監視IC7へ送信したとしても、監視IC7においては、時間設定部45がレジスタ44への書き込み動作を開始するよりも前に、禁止部46がレジスタ44への書き込みを禁止することとなる。よって、マイコン5の異常に伴うレジスタ44内の異常判定時間の誤設定を、より確実に防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得る。
例えば、マイコン5からの設定要求データによって設定される監視IC7の可変の動作内容としては、実施するフェールセーフ動作の内容や、実施するフェールセーフ動作の種類数などでも良い。
また、マイコン5においては、PWM回路17の診断を行う自己診断手段を設けても良い。
また、マイコン5から監視IC7への設定要求データ(設定要求信号)は、通信ライン18とは別の、1つ又は複数の信号線を介して伝送されるようになっていても良い。
また、監視IC7によるマイコン5の監視は、一般的なウォッチドッグタイマによる監視でも良いし、例えば、マイコン5から監視IC7へテスト演算の演算結果が送信され、監視IC7にて、その演算結果が期待値と一致しているか否かを判定し、一致していない場合にマイコン5が異常であると判定しても良い。
また例えば、上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略してもよい。尚、特許請求の範囲に記載した文言によって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。また、上述した制御装置の他、当該制御装置を構成要素とするシステム、当該制御装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した媒体、マイコンの監視方法など、種々の形態で本発明を実現することもできる。
5…マイコン、7…監視IC、25…信号発生部、31〜34…自己診断手段、45…時間設定部、46…禁止部

Claims (4)

  1. 制御対象を制御する処理を行うマイコン(5)と、
    前記マイコンの動作を監視し、前記マイコンが異常であると判断すると、所定のフェールセーフ動作を行う監視手段(7)と、
    を備える制御装置において、
    前記監視手段は、
    当該監視手段の動作内容のうち可変になっている動作内容を示す設定要求信号が、前記マイコンから当該監視手段に入力されると、当該監視手段の可変の動作内容を、前記設定要求信号が示す動作内容に設定する設定動作を行う設定手段(45)を備え、
    前記マイコンは、
    当該マイコンが正常か否かを診断する自己診断手段(31〜34)と、
    前記自己診断手段による診断結果が異常の場合に、当該マイコンに異常が生じたことを示す異常通知信号を、前記監視手段に出力する診断結果出力手段(25)と、を備え、
    更に、前記監視手段は、
    前記異常通知信号が当該監視手段に入力された場合に、前記設定手段が前記設定動作を行うことを禁止する禁止手段(46)、を備えること、
    を特徴とする制御装置。
  2. 請求項1に記載の制御装置において、
    前記監視手段は、
    記憶部(44)を有すると共に、前記マイコンが異常であると判定した継続時間が、前記記憶部に記憶されている異常判定時間に達すると、前記マイコンが真に異常であると判断して、前記フェールセーフ動作を行い、
    前記マイコンから前記監視手段に出力される前記設定要求信号は、前記異常判定時間を示す信号であり、
    前記設定手段は、
    前記設定要求信号が前記監視手段に入力されると、前記設定動作として、前記記憶部内の前記異常判定時間を、前記設定要求信号が示す異常判定時間に設定する動作を行い、
    前記禁止手段は、
    前記異常通知信号が前記監視手段に入力された場合に、前記設定手段が前記設定動作を行うことを禁止することにより、前記記憶部内の前記異常判定時間が更新されることを禁止すること、
    を特徴とする制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の制御装置において、
    前記設定手段は、
    前記設定要求信号が前記監視手段に入力されてから所定の遅延時間が経過した後に、前記設定動作を行うこと、
    を特徴とする制御装置。
  4. 請求項3に記載の制御装置において、
    前記遅延時間は、
    前記マイコンの前記自己診断手段が診断対象とする前記マイコンの部分(13,15,11,19)に異常が生じてから、前記異常通知信号が前記監視手段に入力されるまでの遅れ時間の最大値よりも、長い時間に設定されていること、
    を特徴とする制御装置。
JP2013207492A 2013-10-02 2013-10-02 制御装置 Active JP6075262B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013207492A JP6075262B2 (ja) 2013-10-02 2013-10-02 制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013207492A JP6075262B2 (ja) 2013-10-02 2013-10-02 制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015072569A JP2015072569A (ja) 2015-04-16
JP6075262B2 true JP6075262B2 (ja) 2017-02-08

Family

ID=53014898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013207492A Active JP6075262B2 (ja) 2013-10-02 2013-10-02 制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6075262B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6702175B2 (ja) * 2016-12-26 2020-05-27 アンデン株式会社 負荷駆動装置
JP2018136676A (ja) * 2017-02-21 2018-08-30 株式会社デンソー マイクロコンピュータ
CN110678375B (zh) * 2017-06-05 2022-09-16 日立安斯泰莫株式会社 车辆控制装置及车辆控制系统
JP2022115295A (ja) * 2021-01-28 2022-08-09 日立Astemo株式会社 車両用電子制御装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63181001A (ja) * 1987-01-23 1988-07-26 Toshiba Corp 故障診断装置
JP2000040034A (ja) * 1998-07-24 2000-02-08 Olympus Optical Co Ltd 不揮発性メモリの書換え装置
JP2001063492A (ja) * 1999-08-27 2001-03-13 Nec Corp 車両安全制御装置の電子制御装置
JP4776610B2 (ja) * 2007-11-26 2011-09-21 三菱電機株式会社 監視制御回路を有する車載電子制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015072569A (ja) 2015-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2017022476A1 (ja) 車両制御装置
JP5038549B2 (ja) メモリ診断方法、メモリ診断装置およびメモリ診断プログラム
JP6075262B2 (ja) 制御装置
JP6754743B2 (ja) 車載電子制御装置およびその異常時処理方法
WO2016117402A1 (ja) 車両制御装置
JP5541246B2 (ja) 電子制御ユニット
JP2011032903A (ja) 車両の制御装置
JP5842783B2 (ja) 車両用制御装置
JP2016222018A (ja) Cpu監視装置、車両制御システムおよびcpu監視方法
JP6512065B2 (ja) 電子制御装置
JP6380141B2 (ja) 電子制御装置
JP2011065402A (ja) 車両用電子制御装置
JP6663371B2 (ja) 電子制御装置
JP2020016511A (ja) 半導体集積回路および回転検出装置
JP5226653B2 (ja) 車載制御装置
JP6434840B2 (ja) 電子制御装置
JP2016126692A (ja) 電子制御装置
JP2019168835A (ja) 電子制御装置
JP4820679B2 (ja) 車両用電子制御装置
JP6341069B2 (ja) 電子制御装置
JP5978873B2 (ja) 電子制御装置
JP5713432B2 (ja) 駆動ユニットの制御装置及び制御方法
JP6624005B2 (ja) 相互監視システム
JP2016203764A (ja) 車両の電子制御装置
JP6597489B2 (ja) 車両制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161226

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6075262

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250