JP6207291B2 - 外用剤用組成物 - Google Patents
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Description
下記構造式(1):
基:−[CH2CH2−k(CH3)kO]mH、
又は、基:−CH2CH(OH)CH2OCjH2j+1である。
nは100〜10000の整数、kは0又は1の整数、mは1〜10の整数、
jは6〜26の整数を示す。]
で表されるものであって、
該疎水化変性アルキルセルロースが、基:−CH2CH(OH)CH2OCjH2j+1を必ず含むものである、
前記項1に記載の外用剤用組成物。
低級アルキル基:10.0〜50.0質量%、
基:−[CH2CH2−k(CH3)kO]mH:3.0〜20.0質量%、及び
基:−CH2CH(OH)CH2OCjH2j+1:0.1〜10.0質量%
を含む前記項2に記載の外用剤用組成物剤。
本発明において、「外用剤用組成物」とは、外用剤に用いるための組成物であり、少なくとも疎水化変性アルキルセルロース及びシクロデキストリン(CyD)を含有するものを意味する。「外用剤」とは、使用者が使用する最終形態であり、前記外用剤用組成物を含むものを意味する。よって、外用剤がクリーム等であれば、外用剤用組成物に更に油相成分が含まれていても良い。但し、本発明では、外用剤用組成物がそのまま最終製品として流通され、使用される形態であっても良く、また外用剤が外用剤用組成物を100質量%含む使用形態であっても良い。その様な外用剤としてゲル、ローション等の製剤が挙げられる。
本発明の外用剤用組成物は、疎水化変性アルキルセルロースとシクロデキストリンとが包接複合体を形成することができる。外用剤用組成物は、その包接複合体により、粘度が低下する。しかし、外用剤用組成物にある一定の温度を与えることにより、包接複合体が解離し、粘度が上昇する。
本発明の外用剤用組成物に用いられる疎水化変性アルキルセルロースは、セルロースエーテル誘導体に、疎水性基である長鎖アルキル基を導入したものである。
で表されるものであって、
該疎水化変性アルキルセルロースが、基:-CH2CH(OH)CH2OCjH2j+1を必ず含むものであることが好ましい。
シクロデキストリン(CyD)はグルコピラノース単位からなるα-1,4結合の環状オリゴ糖である(第8版食品添加物公定書)。α-シクロデキストリン(α-CyD)は、6個のグルコースの単位からなる環状オリゴ糖である。β-シクロデキストリン(β-CyD)は、7個のグルコース単位からなる環状オリゴ糖である。γ-シクロデキストリン(γ-CyD)は、8個のグルコース単位からなる環状オリゴ糖である。α-シクロデキストリン、β-シクロデキストリン及びγ-シクロデキストリンは、デンプンを酵素処理し、非還元性環状デキストリンとして得ることができる。
本発明の外用剤用組成物では、外用剤として使用した時のべたつき感がないこと、皮膚への塗布の容易さ、使用感が良いこと等の効果を補う、又は増強することを目的として、更に脂肪酸及び/又はその塩(以下、「脂肪酸(塩)」とも記す)を配合しても良い。脂肪酸(塩)は、粉末状の成分である。脂肪酸(塩)は外用剤用組成物中で均一に分散されるので、外用剤として肌表面に塗布される際に、ざらつき等の使用感を損なうことを防ぐことが可能である。また、取り扱い中に飛散するのを防止し、取り扱いが容易である。
本発明の外用剤は、前記外用剤用組成物を含む。本発明の外用剤は、前記外用剤用組成物を100質量%含む使用形態であっても良い。本発明の外用剤が前記外用剤用組成物を100質量%含む使用形態である場合は、外用剤中の疎水化変性アルキルセルロース、シクロデキストリン等の含有量は、前記外用剤用組成物に記載する通りである。
本発明の疎水化変性アルキルセルロース及びシクロデキストリンを含む外用剤用組成物(外用剤)は、水等の溶媒に疎水化変性アルキルセルロースとシクロデキストリンを添加し、溶解することにより、製造することができる。その結果、溶液中で包接複合体を形成することによって、保存性に優れ、容易に皮膚に塗布することができる外用剤用組成物を製造することができる。
本発明の外用剤は、皮膚外用剤として用いることが好ましい。外用剤組成物の剤型としては、その他に通常の皮膚外用基剤を用いて適当な剤型にすることができる。すなわち、剤型としては、液状、ペースト状、クリーム状あるいは固体状のものが挙げられる。また、ファンデーション、保湿クリーム、コールドクリーム、ハンドクリーム、マッサージ料等のスキンケア化粧料に配合できる。皮膚外用剤の使用部位に制限はないが、ボディ用外用剤(スキンケア化粧料)として用いて、アトピー性皮膚炎、切創、擦過創、熱傷、ひび割れ、乾燥肌等に対して使うことが可能である。本発明の外用剤を直接的に作用し効果を高める部位に使用することが好ましい。本発明の外用剤皮膚に塗布することで、皮膚の保湿性を高めるができる。
本発明は、疎水化変性アルキルセルロース及びシクロデキストリンを含む医薬組成物に関する。医薬組成物としては、点眼剤、口腔内崩壊錠及び徐放性製剤が好ましい。
疎水化変性アルキルセルロースとシクロデキストリンと共に、薬効成分を配合した処方(製剤)の場合、疎水化変性アルキルセルロースとシクロデキストリンとが包接複合体を形成し、その包接複合体に薬効成分が取り込まれる。製剤は、その包接複合体により、粘度が低下する。しかし、製剤にある一定の温度を与えることにより、包接複合体が解離し、粘度が上昇する。
疎水化変性アルキルセルロース及びシクロデキストリンについては、前記外用剤用組成物の項で記したものと同じものを使用することができる。
本発明の製剤は、更に薬効成分を含有することができる。
アドレナリン、ノルアドレナリン、エチレフリン、ナファゾリン、フェニレフリン、メトキサミン、ミドドリン、イソプレナリン、イソプロテレノール、ドブタミン、デノパミン、トリメトキノール、サルブタモール、テルブタリン、ツロブテロール、フェノテロール、プロカテロール、クレンブテロール、サルメテロール、マブテロール、リトドリン、イソクスプリン、チラミン、アンフェタミン、メタンフェタミン、エフェドリン、メチルエフェドリン、ドパミン、ドカルパミン、アメジニウム又はその塩等。
エルゴタミン、エルゴメトリン、フェントラミン、トラゾリン、プラゾシン、ブナゾシン、テラゾシン、ウラピジル、ドキサゾシン、タムスロシン、シロドシン、ナフトピジル、アルプレノロール、オクスプレノロール、プロプラノロール、ブフェトロール、ピンドロール、カルテオロール、チモロール、ナドロール、ニプラジロール、アテノロール、メトプロロール、ビソプロロール、ラベタロール、アモスラロール、アロチノロール、カルベジロール、レセルピン、グアネチジン、α-メチルドパ、クロニジン、グアナベンズ又はその塩等。
アセチルコリン、ベタネコール、カルバコール、メタコリン、ピロカルピン、ムスカリン、フィゾスチグミン、ネオスチグミン、ジスチグミン、ピリドスチグミン、アンベノニウム、エドロホニウム、ピロカルピン、カルプロニウム、セビメリン又はその塩等。
ホマトロピン、トロピカミド、シクロペントラート、プロパンテリン、ブチルスコポラミン、メペンゾラート、プリフィニウム、ピレンゼピン、イプラトロピウム、オキシトロピウム、ピペリドレート、プロピベリン、オキシブチニン、トリヘキシフェニジル、ビペリデン、ピロヘプチン、マザチコール、プロフェナミン、メチキセン又はその塩等。
ヘキサメトニウム、トリメタファン、ニコチン又はその塩等。
コカイン、プロカイン、オキシブプロカイン、テトラカイン、アミノ安息香酸エチル、リドカイン、ジブカイン、メピバカイン、オキセサゼイン、キシロカイン又はその塩等。
ツボクラリン、パンクロニウム、ベクロニウム、スキサメトニウム、ダントロレン、プリジノール、メフェネシン、クロルゾキサゾン、フェンプロバメート、メトカルバモール、クロルメザノン、メシル酸プリジノール、アフロクアロン、クロルフェネシン、チザニジン、トルペリゾン、エペリゾン、バクロフェン又はその塩等。
チオペンタール、チアミラール、プロポフォール、ミダゾラム、ドロペリドール、ケタミン又はその塩等。
フルラゼパム、ハロキサゾラム、クアゼパム、ニトラゼパム、フルニトラゼパム、エスタゾラム、ニメタゼパム、ブロチゾラム、リルマザホン、ロルメタゼパム、トリアゾラム、ゾルピデム、ゾピクロン、ブロモバレリル尿素、バルビタール、フェノバルビタール、アモバルビタール、セコバルビタール、ペントバルビタール、チオペンタール、チアミラール、ラメルテオン又はその塩等。
モルヒネ、コデイン、パパベリン、ノスカピン、ジヒドロコデイン、オキシコドン、ジアセチルモルヒネ、ペチジン、メサドン、レボルファノール、フェンタニル、レミフェンタニル、ペンタゾシン、ブトルファノール、ブプレノルフィン、ナロキソン、レバロルファン、デキストロメトルファン、チペピジン、グアイフェネシン、ペントキシベリン、ベンゾナテート、オキシモルフォン、クロペラスチン又はその塩等。
フェノバルビタール、プリミドン、フェニトイン、カルバマゼピン、エトスクシド、トリメタジオン、ジアゼパム、クロナゼパム、ニトラゼパム、バルプロ酸、ガバペンチン、スルチアム、ゾニサミド又はその塩等。
レボドパ、カルビドパ、ベンセラジド、エンタカポン、ブロムクリプチン、ペルゴリド、カベルゴリン、タリペキソール、プラミペキソール、アマンタジン、セレギリン、トリヘキシフェニジル、ビペリデン、プロフェナミン、ピロヘプチン、メチキセン、マザチコール、ドロキシドパ又はその塩等。
ドネペジル、ガランタミン、リバスチグミン、メマンチン又はその塩等。
クロルプロマジン、フルフェナジン、チオリダジン、ハロペリドール、ブロムペリドール、スピペロン、ハロペリドールデカン酸エステル、スルピリド、リスペリドン、ペロスピロン、オランザピン、クエチアピン、クロザピン、アリピプラゾール、プロクロルペラジン、トリフロペラジン、ゾテピン又はその塩等。
エチゾラム、ジアゼパム、オキサゾラム、ロフラゼプ酸エチル、クロチアゼパム、ロラゼパム、タンドスピロン、ヒドロキシジン、オキサゼパム、メダゼパム、テマゼパム、フルジアゼパム、メプロバメート、クロルジアゼポキシド又はその塩等。
イミプラミン、クロミプラミン、アミトリプチリン、ノルトリプチリン、デシプラミン、アモキサピン、マプロチリン、ミアンセリン、セチプチリン、トラゾドン、フルボキサミン、パロキセチン、セルトラリン、ミルナシプラン、デュロキセチン、ミルタザピン、ノキシプチリン、フェネルジン又はその塩等。
ジメンヒドリナート、ジフェニドール、ベタヒスチン又はその塩等。
ジキトキシン、ジゴキシン、メチルジゴキシン、デスラノシド、ドブタミン、デノパミン、ドパミン、ドカルパミン、コルホルシンダロパート、アミノフィリン、ミルリノン、オルプリノン、ピモベンダン、ブクラデシン、トランスバイオキソカンファー、テレフィロール、エチネフリン又はその塩等。
キニジン、プロカインアミド、ジソピラミド、アジマリン、シベンゾリン、ピルメノール、リドカイン、メキシレチン、アプリンジン、フェニトイン、プロパフェノン、フレカイニド、ピルシカイニド、プロプラノロール、アルプレノロール、ブフェトロール、オクスプレノロール、ピンドロール、カルテオロール、ナドロール、アテノロール、アセブトロール、メトプロロール、ビソプロロール、アミオダロン、ソタロール、ニフェカラント、ベラパミル、ジルチアゼム、ベプリジル又はその塩等。
ニトログリセリン、硝酸イソソルビド、ニコランジル、ニフェジピン、アムロジピン、ニトレンジピン、ニカルジピン、フェロジピン、シルニジピン、マニジピン、ジルチアゼム、カプトプリル、リシノプリル、アラセプリル、エナラプリル、テモカプリル、イミダプリル、ロサルタン、バルサルタン、カンデサルタンシレキセチル、オルメサルタンメドキソミル、アジルサルタン、アリスキレン、ヒドララジン、ボセンタン、イコサペント酸エチル、ニコモール、ニセリトロール、イソクスプリン、トラゾリン、ヘキソベンジン、バメタン、ニルバジピン、トラピジル、ジラゼプ、ベラプロスト、アルプロスタジン又はその塩等。
フェニレフリン、ミドドリン、メトキサミン、エチレフリン、エフェドリン、ジヒドロエルゴタミン、アメジニウム又はその塩等。
アセタゾラミド、フロセミド、ブメタニド、トラセミド、アゾセミド、ピレタニド、ヒドロクロロチアジド、トリクロルメチアジド、スピロノラクトン、カンレノ酸、エプレレノン、トリアムテレン、イソソルビド、メチクロチアジド、ヒドロフルメチアジド、エチアジド、シクロペンチアジド、フロロチアジド、エタクリン酸又はその塩等。
タムスロシン、シロドシン、ナフトピジル、プラゾシン、テラゾシン、ウラピジル、ベタネコール、ネオスチグミン、ジスチグミン、オキセンドロン、クロルマジノン酸エステル、アリルエストレノール、ゲストノロンカプロン酸エステル又はその塩等。
プロピベリン、オキシブチニン、ソリフェナシン、イミダフェナシン、トルテロジン、イミプラミン、クロミプラミン、アミトリプチリン、クレンブテロール、ミラベグロン、フラボキサート、テロリジン又はその塩等。
ブロムヘキシン、アセチルシステイン、エチルシステイン、メチルシステイン、カルボシステイン、アンブロキソール、セネガ、オンジ、キキョウ、クロルフェジアノール、ピコペリダミン又はその塩等。
テオフィリン、アミノフィリン、イプラトロピウム、オキシトロピウム、ベクロメタゾンプロピオン酸エステル、フルチカゾンプロピオン酸エステル、デキサメタゾン、プレドニゾロン、ブデソニド、トリメトキノール、サルブタモール、テルブタリン、プロカテロール、サルメテロール、フェノテロール、ツロブテロール、マブテロール、クレンブテロール、ホルモテロール、インダカテロール、メトキシフェナミン又はその塩等。
ピレンゼピン、プロパンテリン、ブチルスコポラミン、シメチジン、ラニチジン、ファモチジン、ニザチジン、オキサチジン酢酸エステル、プログルミド、オキセサゼイン、オメプラゾール、ランソプラゾール、ラベプラゾール、スクラルファート、テプレノン、セトラキサート、レバミピド、ゲファルナート、エカベト、アズレン、スルピリド、ミソプロストール、エンプロスチル、イルソグラジン、ロキサチジンアセテート、酸化マグネシウム、合成ケイ酸アルミニウム又はその塩等。
メトクロプラミド、ドンペリドン、モサプリド、センノシド、ピコスルファート、ビサコジル、ゲンチアナ、センブリ、オウレン、オウバク、ウイキョウ、ケイヒ、ショウキョウ、サンショウ、カルメロース、ジオクチルソジウムスルホサクシネート、ラクツロース、酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム、水酸化マグネシウム又はその塩等。
アトロピン、ロペラミド、トリメブチン、アヘン、メペンゾラート、タンニン酸アルブミン、次硝酸ビスマス、天然ケイ酸アルミニウム、ベルベリン、ナジリクス酸又はその塩等。
クロルプロマジン、スルピリド、ドンペリドン、メトクロプラミド、グラニセトロン、オンダンセトロン、アザセトロン、オキセサゼイン、ジメンヒドリナート、プロメタジン、アプレピタント、アポモルヒネ、トコン(エメチン、セフェリン)又はその塩等。
インターフェロン製剤、ラミブジン、グリチルリチン、プロトポルフィリン、サイコサポニン、ラクツロース、デヒドロコール酸、ウルソデオキシコール酸、フロプロピオン、ケノデオキシコール酸、ナファモスタット、ウリナリスタチン、ガベキサート、カモスタット、トレピブトン又はその塩等。
シルデナフィル、バルデナフィル、タダラフィル、ウデナフィル、ミロデナフィル、エルゴメトリン、メチルエルゴメトリン、オキシトシン、ジノプロストン、ジノプロスト、ゲメプロスト、リトドリン、イソクスプリン、ピペリドレート又はその塩等。
ピロカルピン、ジスチグミン、ラタノプロスト、イソプロピルウノプロストン、ブナゾシン、アセタゾラミド、ドルゾラミド、チモロール、カルテオロール、レボブノロール、ニプラジロール、ジピベフリン又はその塩等。
フェニレフリン、ホマトロピン、トロピカミド、シクロペントラート、ピロカルピン又はその塩等。
タカルシトール、エトレチナート、尿素、メトキサレン、リゾチーム、アルプロスタジル、アルプロスタジルアルファデクス、トレチノイントコフェリル、トラフェルミン又はその塩等。
副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン、甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン、性腺刺激ホルモン放出ホルモン、黄体形成ホルモン放出ホルモン、成長ホルモン放出ホルモン、プロラクチン放出ホルモン、プロラクチン放出抑制ホルモン、副腎皮質刺激ホルモン、甲状腺刺激ホルモン、卵胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモン、成長ホルモン、コルチコレリン、プロチレリン、ゴナドレリン、ブセレリン、ゴセレリン、ナファレリン、リュープロレリン、セトロレリクス、ガニレリクス、ソマトレリン、テルグリド、ソマトスタチン、オクトレオチド、プロラクチン、ソマトロピン、オキシトシン、バスプレシン、デスモプレシン、チロキシン、トリヨードチロニン、カルシトニン、パラトルモン、リオチロニン、レボチロキシン、チアマゾール、プロピルチオウラシル、ヒドロコルチゾン、プレドニゾロン、プレグネノロン、メチルプレドニゾロン、デキサメタゾン、ベタメタゾン、トリアムシノロン、トリアムシノロンアセトニド、フルオシノロンアセトニド、メチラポン、トリロスタン、テストステロン、メチルテストステロン、メテノロン、ナンドロロン、クロルマジノン、アリルエストレノール、オキセンドロン、フルタミド、ビカルタミド、フィナステリド、エストラジオール、エストリオール、エチニルエストラジオール、クロミフェン、タモキシフェン、トレミフェン、メピチオスタン、アナストロゾール、エキセメスタン、プロゲステロン、メドロキシプロゲステロン、ジドロゲステロン、ノルエチステロン、ダナゾール、デソゲストレル、ノルゲストレル、レボノルゲストレル、ヒト絨毛ゴナドトロピン、ガストリン、コレシストキニン、セクレチン、グルカゴン、インスリン、メラトニン、胃抑制ペプチド、アドレナリン、ノルアドレナリン、アルドステロン、ドパミン、デスオキシコルチコステロン、アラキドン酸、ロイコトリエンA4、ロイコトリエンB4、ロイコトリエンC4、ロイコトリエンD4、ロイコトリエンE4、プロスタグランジンG2、プロスタグランジンH2、プロスタグランジンI2、プロスタグランジンE2、プロスタグランジンD2、プロスタグランジンF2α、トロンボキサンA2、トロンボキサンB2、セロトニン、ヒスタミン、アンギオテンシン、ブラジキニン、レニン、エンドセリン、γ-アミノ酪酸、各種サイトカイン類、ホスファチジルコリン、ホスファチジルイノシトール、PAF(血小板活性化因子)、PIP2(ホスファチジルイノシトール二リン酸)、ガラクトセレブロシド、ガングリオシド、カプロン酸ゲストノロン、ヘキセストロール、エリスロポエチン又はその誘導体等。
インスリン製剤、トルブタミド、アセトヘキサミド、クロルプロパミド、グリクラジド、グリベンクラミド、グリメピリド、ナテグリニド、ミチグリニド、メトホルミン、ブホルミン、ピオグリタゾン、アカルボース、ボグリボース、ミグリトール、シタグリプチン、ビルダグリプチン、アログリプチン、リラグルチド、エキセナチド、エパレスタット又はその塩等。
プラバスタチン、シンバスタチン、フルバスタチン、アトルバスタチン、コレスチラミン、コレスチミド、エゼチニブ、ガンマオリザノール、ソイステロール、プロブコール、クロフィブラート、ベザフィブラート、フェノフィブラート、ニコモール、ニセリトロール、デキストラン硫酸エステル、イコサペント酸エチル、2−クロロ−3−〔4−(2−メチル−2−フェニルプロポキシ)フェニル〕プロピオン酸エチル[Chem.Pharm.Bull., 38, 2792-2796 (1990)]、クリノフィブラート、ソイステロール又はその塩等。
コルヒチン、アロプリノール、フェブキソスタット、プロベネシド、ベンズブロマロン、ブコロール又はその塩等。
エストラジオール、ラロキシフェン、エルカトニン、サケカルシトニン、イプリフラボン、カルシトリオール、アルファカルシドール、メナテトレノン、エチドロン酸、アレンドロン酸、リセドロン酸、テリパラチド又はその塩等。
フィトナジオン、メナテトレノン、トロンビン、ヘモコアグラーゼ、トラネキサム酸、カルバゾクロム又はその塩等。
ヘパリン、ダルテパリン、ダナパロイド、ワルファリン、アルガトロパン、ウロキナーゼ、アルテプラーゼ、モンテプラーゼ、アスピリン、オザグレル、イコサペント酸エチル、サルポグレラート、チクロピジン、クロピドグレル、ベラプロスト、シロスタゾール、ジピリダモール又はその塩等。
シデフェロン、シアノコバラミン、ヒドロキソコバラミン、メコバラミン、葉酸、メテノロン、ナンドロロン、エリスロポエチン製剤、ピリドキサールリン酸エステル、ピリドキシン、フィルグラスチム、レノグラスチム、ナルトグラスチム、ミリモスチム又はその塩等。
アスピリン、サリチルアミド、インドメタシン、インドメタシンファルネシル、アセメタシン、スリンダク、ピロキシカム、アンピロキシカム、テノキシカム、メロキシカム、ジクロフェナク、フェルビナク、イブプロフェン、ナプロキセン、ロキソプロフェン、フルルビプロフェン、フルルビプロフェンアキセチル、ケトプロフェン、メフェナム酸、フルフェナム酸、エトドラク、セレコキジブ、チアラミド、エピリゾール、サリチル酸、スルピリン、アミノピリン、フェナセチン、フェニルブタゾン、ケトフェニルブタゾン、ベンジダミン、メピリゾール、チノリジン、イソプロピルアンチピリン、サザピリン、クロフェゾン又はその塩等。
シクロスポリン、タクロリムス、アザチオプリン、ミゾリビン、ミコフェノール酸モフェチル、シクロホスファミド、グスペリムス、ムロモナブ-CD3、バシリキシマブ又はその塩等。
金チオリンゴ酸、オーラノフィン、D-ペニシラミン、ブシラミン、メトトレキサート、レフルノミド、アクタリット、ロベンザリット、サラゾスルファピリジン又はその塩等。
クロモグリク酸、トラニラスト、ペミロラスト、アンレキサノクス、ジフェンヒドラミン、クロルフェニラミン、クレマスチン、プロメタジン、シプロヘプタジン、アゼラスチン、ケトチフェン、オキサトミド、メキタジン、エピナスチン、フェキソフェナジン、セチリジン、エバスチン、オロパタジン、ロラタジン、オザグレル、セラトロダスト、ラマトロバン、プランルカスト、モンテルカスト、ザフィルルカスト、イブジラスト、スプラタスト、トリペレナミン、メトジラジン、クレミゾール、ジフェニルピラリン、アリメマジン又はその塩等。
ベンジルペニシリン、スルタミシリン、フェネチシリン、クロキサシリン、アンピシリン、バカンピシリン、アモキシシリン、ピペラシリン、セファロチン、セファゾリン、セファレキシン、セファクロル、セフォチアム、セフロキシムアキセチル、セフスロジン、セフォトキシム、セフメノキシム、セフチゾキシム、セフォペラゾン、セフトリアキソン、セフゾナム、セフタジジム、セフォジジム、セフィキシム、セフジニル、セフポドキシムプロキセチル、セフジトレンピボキシル、セフカペンピボキシル、セフェピム、セフピロム、セフォゾプラン、セフォタキシン、セフメタゾール、セフブペラゾン、セフミノクス、ラタモキセフ、フロモキセフ、アズトリペネム、テビペネムピボキシル、アズトレオナム、カルモナム、バンコマイシン、レオナム、イミペネム、バニペネム、メロペネム、ファロペネム、ビアペネム、ドリペネム、テイコプラニン、ホスホマイシン、ストレプトマイシン、カナマイシン、トブラマイシン、フラジオマイシン、ゲンタマイシン、アミカシン、アルベカシン、スペクチノマイシン、クロラムフェニコール、エリスロマイシン、クラリスロマイシン、ロキシスロマイシン、アジスロマイシン、スピラマイシン、ジョサマイシン、ミデカマイシン、アセチルスピラマイシン、ロキタマイシン、テトラサイクリン、ミノサイクリン、ドキシサイクリン、リンコマイシン、クリンダマイシン、ムピロシン、リネゾリド、ポリミキシンB、コリスチン、スルファメトキサゾール、サラゾスルファピリジン、スルファジメトキシン、スルファドキシン、ナジリクス酸、ノルフロキサシン、モキシフロキサシン、ガレノキサシン、シタフロキサシン、オフロキサシン、エノキサシン、シプロフロキサシン、レボフロキサシン、ロメフロキサシン、トスフロキサシン、スパルフロキサシン、ガチフロキサシン、プルリフロキサシン、パズフロキサシン、スルバクタム、タゾバクタム、キヌプリスチン、ダルホプリスチン、クラブラン酸、ピブメシリナム、テリスロマイシン、イソニアジド、ピラジナミド、リファンピシン、エタンブトール、パラアミノサリチル酸、ジアフェニルスルホン、クロファジミン、ランカサイジン類[J.AntiBiotics, 38, 877-885 (1985)]、ピペミド酸三水和物、ジべカシン、カネンドマイシン、リビドマイシン、ディベカシン、シソマイシン、オキシテトラサイクリン、ロリテトラサイクリン、チカルシリン、セファロリジン、セフォチアムヘキセチル、セフスロジン、モキサラクタム、チエナマイシン又はその塩等。
キニーネ、メフロキン、スルファドキシン、ピリメタミン、メトロニダゾール、チニダゾール、スピラマイシン酢酸エステル、ペンタミジン、サントニン、ピランテル、メベンダゾール、イベルメクチン、ジエチルカルバマジン、プラジカンテル、アルベンダゾール、レバミゾール又はその塩等。
アムホテリシンB、ナイスタチン、イトラコナゾール、クロトリマゾール、ケトコナゾール、フルコナゾール、ミコナゾール、ミカファンギン、テルビナフィン、ブテネフィン、フルシトシン、グリセオフルビン又はその塩等。
アシクロビル、バラシクロビル、ガンシクロビル、ビダラビン、ホスカルネット、アマンタジン、オセルタミビル、ザナミビル、ラニナビルオクタン酸エステル、ペラミビル、ジドブジン、ジダノシン、ラミブジン、サニルブジン、アバカビル、ネビラピン、エファビレンツ、デラビルジン、サキナビル、リトナビル、インジナビル、ネルフィナビル、ホスアンプレナビル、ロピナビル、ラルテグラビル、インターフェロン製剤、リバビリン又はその塩等。
シクロホスファミド、イホスファミド、ブスルファン、チオテパ、メルファラン、ニムスチン、ラニムスチン、ロムスチン、カルムスチン、メルカプトプリン、フルダラビン、フルオロウラシル、テガフール、ドキシフルリジン、カペシタビン、シタラビン、シタラビンオクホスファート、エノシタビン、ゲムシタビン、メトトレキサート、ホリナート、レボホリナート、ドキソルビシン、ダウノルビシン、エピルビシン、アドリアマイシン、イダルビシン、ブレオマイシン、マイトマイシンC、アクチノマイシンD、ビンクリスチン、ビンブラスチン、ビンデシン、ビノレルビン、パクリタキセル、ドセタキセル、イリノテカン、ノギテカン、エトポシド、タモキシフェン、メピチオスタン、トレミフェン、アナストロゾール、レトロゾール、フルタミド、クロルマジノン酸エステル、メドロキシプロゲステロン酢酸エステル、リュープロレリン、ゴセレリン、シスプラチン、カルボプラチン、ネダプラチン、オキサリプラチン、L−アスパラギナーゼ、ヒドロキシカルバミド、ダカルバシン、テモゾロミド、プロカルバジン、メルファラン、クラドリビン、ネララビン、フルダラビン、ペメトレキセド、ペントスタチン、エリブリン、ソブゾキサン、ビノレルビン、ビンデシン、アクラルビシン、アムルビシン、イダルビシン、エピルビシン、ジノスタチンスチマラマー、ピラルビシン、ベプロマイシン、ミトキサントロン、エキセメスタン、エストラムスチン、ミトタン、メピチオスタン、ウベニメクス、レンチナン、サリドマイド、ネオカルチノスタチン、シトシンアラジノシド、テトラヒドロフリル−5−フルオロウラシル、ピシバニール、レンチナン、ベスタチン、ミトキサントロン、アミノグルテチミド又はその塩等。
イマチニブ、ゲフィチニブ、エルロチニブ、ダサチニブ、ラパチニブ、ニロチニブ、ソラフェニブ、スニチニブ、クリゾチニブ、アキシチニブ、テムシロリムス、エベロリムス、ボルテゾミブ、タミバロテン、トレチノイン、バンデタニブ等。
アミドトリゾ酸、メグルミン、イオタラム酸、イオタラム酸メグルミン、イオトロクス酸メグルミン、イオプロミド、イオメプロール、イオパミドール、イオヘキソール、イオキシラン、イオトロラン、イオジキサノール、ガドジアミド、スルホブロモフタレイン、インドシアニングリーン、インジゴカルミン、パラアミノ馬尿酸、フェノールスルホンフタレイン、イヌリン、クレアチニン、エバンスブルー、テトラガストリン、ツベルクリン、エドロホニウム、オルトトリジン又はその塩等。
ジメルカプロール、エデト酸、D-ペニシラミン、トリエンチン、デフィロキサミン、亜硝酸アミル、チオ硫酸、プラリドキシム、アトロピン、ナロルフィン、ナロキソン、レバロルファン、フルマゼニル、ジモルホラミン、ホリナート、プロタミン、フィトナジオン、アセチルシステイン、メスナ、ジメスナ、ピリドキシン、ピリドキサールリン酸エステル、ジスルフィラム、シアナミド又はその塩等。
阿膠(あきょう)、威霊仙(いれいせん)、いんちんこう、茴香(ういきょう)、烏薬(うやく)、延胡索(えんごさく)、黄耆(おうぎ)、おうごん、 黄柏(おうばく)、桜皮(おうひ)、黄連(おうれん)、遠志(おんじ)、艾葉(がいよう)、何首烏(かしゅう)、葛根(かっこん)、滑石(かっせき)、かろこん、 かろにん、甘草(かんぞう)、桔梗(ききょう)、枳実(きじつ)、菊花(きくか)、橘皮(きっぴ)、羌活(きょうかつ)、杏仁(きょうにん)、苦参(くじん)、荊芥(けいがい)、桂枝(けいし)、膠飴(こうい)、紅花(こうか)、香附子(こうぶし)、粳米(こうべい)、厚朴(こうぼく)、牛膝(ごしつ)、呉茱萸(ごしゅゆ)、牛蒡子(ごぼうし)、胡麻(ゴマ)、五味子(ごみし)、柴胡(さいこ)、細辛(さいしん)、細茶(さいちゃ)、山査子(さんざし)、山梔子(さんしし)、山茱萸(さんしゅゆ)、山椒(さんしょう)、酸棗仁(さんそうにん)、山薬(さんやく)、地黄(じおう)、地骨皮(じこっぴ)、柴根(しこん)、しつりし、芍薬(しゃくやく)、車前子(しゃぜんし)、縮砂(しゅくしゃ)、生姜(しょうきょう)、小麦(しょうばく)、升麻(しょうま)、辛夷(しんい)、神麹(しんぎく)、神麹(しんぎく)、石膏(せっこう)、せんきゅう、前胡(ぜんこ)、川骨(せんこつ)、蝉退(ぜんたい)、桑白皮(そうはくひ)、蘇木(そぼく)、蘇葉(そよう)、大黄(だいおう)、大棗(たいそう)、沢瀉(たくしゃ)、ちくじょ、知母(ちも)、丁香(ちょうこう)、釣藤鈎(ちょうとうこう)、猪苓(ちょれい)、陳皮(ちんぴ)、天南星(てんなんしょう)、天麻(てんま)、天門冬(てんもんどう)、冬瓜子(とうがし)、当帰(とうき)、桃仁(とうにん)、杜仲(とちゅう)、独活(どっかつ)、人参(にんじん)、忍冬(にんどう)、忍冬(にんどう)、貝母(ばいも)、麦芽(ばくが)、麦門冬(ばくもんどう)、薄荷(はっか)、半夏(はんげ)、百合(びゃくごう)、びゃくし、白朮(びゃくじゅつ)、枇杷葉(びわよう)、檳榔子(びんろうじ)、茯苓(ぶくりょう)、附子(ぶし)、防已(ぼうい)、芒硝(ぼうしょう)、防風(ぼうふう)、ぼくそく、牡丹皮(ぼたんぴ)、牡蛎(ぼれい)、麻黄(まおう)、麻子仁(ましにん)、木通(もくつう)、木香(もっこう)、益母草(やくもそう)、よくいにん、竜眼肉(りゅうがんにく)、竜骨(りゅうこつ)、竜胆(りゅうたん)、良姜(りょうきょう)、連翹(れんぎょう)、蓮肉(れんにく)等。
ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ナイアシン、ビオチン、パントテン酸、ビタミンC、及びその誘導体等。
グリシン、アラニン、セリン、トレオニン、バリン、ロイシン、アスパラギン、アスパラギン酸、イソロイシン、プロリン、グルタミン、グルタミン酸、フェニルアラニン、トリプトファン、ヒスチジン、アルギニン、チロシン、メチオニン、システイン、リジン及びその誘導体等。
アイブロシン、スピラマイシン、アスポキシシリン、アモキシシリン、オキシテトラサイクリン、アンピシリン、エリスロマイシン、キタサマイシン、クロキサシリン、クロラムフェニコール、ジクロキサシリン、ジョサマイシン、セデカマイシン、セファゾリン、セファロニウム、セフチオフル、セフロキシム、タイロシン、チアムリン、チルミコシン、デストマイシンA、テルデカマイシン、ナイスタチン、ナナフロシン、ナフシリン、ノボビオシン、ハイグロマイシンB、ビコザマイシン、テトラサイクリン、ベンジルペニシリン、ホスホマイシン、オレアンドマイシン、ミロサマイシン、メシリナム、モネンシン、クロルテトラサイクリン、スペクチノマイシン、ドキシサイクリン、リンコマイシン、デキサメタゾン、アプラマイシン、カナマイシン、ストレプトマシン、ゲンタマイシン、コリスチン、フラジオマイシン、ピロミド酸またはその誘導体及び塩等。
メクロフェノキサート、チアプリド、イフェンプロジル、ニセルゴリン、ファスジル、スマトリプタン、デュタステリド、オキシフェドリン、プロトキロール、アロクラミド、マレイン酸シネパジド、シクランデレート、シンナリジン、ペントキシフィリン、イフェンプロジル、ロテノン、アミタール、アンチマイシンA、バリノマイシン、グラミシジンA、オリゴマイシン、エダラボン、シチコリン、メチルフェニデート、モダフィニル、マジンドール、ピクロトキシン、ペンテトラゾール、ストリキニーネ、カルペリチド、ジラゼプ、ドキサプラム、ピレノキシン、グルタチオン、ナファゾリン、ヒアルロン酸、アセトアミノフェン、テセロイキン、セルモロイキン、シラスタチン、ベタミプロン、ピリメタミン、ギメラシル、オテラシル、ウラシル、ヒドロキシカム、ダイアセリン、メゲストロール酢酸、ニセルゴリン、ベンジルホスホン酸ジエチルなどさらに、フェノールスルフォフタレイン誘導体、ベンゾチオピランまたはベンゾチエピン誘導体、チエノインダゾール誘導体、フマギロール誘導体、P38MAPキナーゼ阻害剤(WO 00/64894等に記載のチアゾール系化合物等)、マトリックスメタロプロテアーゼ阻害剤(MMPI)、虚血性疾患治療薬、免疫疾患治療薬、血管新生治療薬、網膜症治療薬、網膜静脈閉塞症治療薬、老人性円板状黄斑変性症治療薬、脳血管攣縮治療薬、脳血栓治療薬、脳梗塞治療薬、脳閉塞症治療薬、脳内出血治療薬、クモ膜下出血治療薬、高血圧性脳症治療薬、一過性脳虚血発作治療薬、多発性梗塞性痴呆治療薬、動脈硬化症治療薬、ハンチントン病治療薬、脳組織障害治療薬、視神経症治療薬、高眼圧症治療薬、網膜剥離治療薬関節炎治療薬、抗セプシス薬、抗セプティックショック薬、アトピー性皮膚炎治療薬、アレルギー性鼻炎治療薬、先天性心疾患治療薬、リンパ節炎治療薬、クローン病治療薬、起用性大腸炎治療薬、過敏性腸症候群治療薬、腎不全治療薬、分娩誘発薬、不妊治療薬、陣痛促進薬、陣痛抑制薬、強制流産薬、前立腺肥大治療薬、子宮体癌治療薬、乳癌治療薬、慢性閉塞性肺疾患治療薬、脳腫瘍治療薬、片頭痛治療薬、肝炎治療薬、腹水治療薬、浮腫治療薬、メニエール病治療薬、皮膚色素異常治療薬、ハンセン病治療薬、農薬解毒薬、褥瘡治療薬、変形性関節病治療薬、骨軟化症(くる病)治療薬、白癬病治療薬等。
本発明の医薬組成物には、次の添加剤を含むことができる。
(1)点眼剤
疎水化変性アルキルセルロース
疎水化変性アルキルセルロースの含有量は、点眼剤全量に対して、好ましくは0.1〜10質量%程度、より好ましくは0.1〜5質量%程度、更に好ましくは0.1〜2質量%程度であり、特に好ましくは0.2〜1質量%程度である。点眼剤の粘度を上げる利点がある。
シクロデキストリンの含有量は、点眼剤全量に対して、好ましくは0.005〜0.4質量%程度、より好ましくは0.01〜0.2質量%程度、更に好ましくは0.02〜0.1質量%程度であり、特に好ましくは0.03〜0.05質量%程度である。
薬効成分の含有量は、バイオアベイラビリティーに応じて適宜選択できる。本発明の医薬組成物の投与量は、薬効成分の含有量とバイオアベイラビリティーに応じて適宜選択できる。薬効成分の含有量は、点眼剤全量に対して、0.1〜90質量%程度であれば良い。シクロデキストリン100質量部に対して、薬効成分を0.1〜100,000質量部程度含有することが好ましい。
疎水化変性アルキルセルロース
疎水化変性アルキルセルロースの含有量は、口腔内崩壊錠全量に対して、好ましくは0.001〜5質量%程度、より好ましくは0.001〜1質量%程度、更に好ましくは0.001〜0.05質量%程度であり、特に好ましくは0.001〜0.01質量%程度である。結合剤としての利点がある。例えば、150mg口腔内崩壊錠の場合、錠剤中のサンジェロースは0.009mg(0.006質量%)程度が好ましい。
シクロデキストリンの含有量は、口腔内崩壊錠全量に対して、好ましくは5〜50質量%程度、より好ましくは10〜40質量%程度、更に好ましくは15〜30質量%程度であり、特に好ましくは15〜20質量%程度である。口腔内崩壊錠の場合、シクロデキストリンは、薬効成分との相互作用、及びサンジェロースとの相互作用という2つの目的のために、過剰に添加されることが好ましい。例えば、150mg口腔内崩壊錠の場合、錠剤中のシクロデキストリンは25mg(16.7質量%)程度が好ましい。
薬効成分の含有量は、バイオアベイラビリティーに応じて適宜選択できる。本発明の医薬組成物の投与量は、薬効成分の含有量とバイオアベイラビリティーに応じて適宜選択できる。薬効成分の含有量は、口腔内崩壊錠全量に対して、0.1〜90質量%程度であれば良い。シクロデキストリン100質量部に対して、薬効成分を0.1〜100,000質量部程度含有することが好ましい。
疎水化変性アルキルセルロース
疎水化変性アルキルセルロースの含有量は、徐放性製剤全量に対して、好ましくは0.001〜5質量%程度、より好ましくは0.001〜1質量%程度、更に好ましくは0.001〜0.05質量%程度であり、特に好ましくは0.001〜0.01質量%程度である。結合剤としての利点がある。例えば、150mg口腔内崩壊錠の場合、錠剤中のサンジェロースは0.009mg(0.006質量%)程度が好ましい。
シクロデキストリンの含有量は、徐放性製剤全量に対して、好ましくは5〜50質量%程度、より好ましくは10〜40質量%程度、更に好ましくは15〜30質量%程度であり、特に好ましくは15〜20質量%程度である。徐放性製剤の場合、シクロデキストリンは、薬効成分との相互作用、及びサンジェロースとの相互作用という2つの目的のために、過剰に添加されることが好ましい。例えば、150mg徐放性製剤の場合、錠剤中のシクロデキストリンは25mg(16.7質量%)程度が好ましい。
薬効成分の含有量は、バイオアベイラビリティーに応じて適宜選択できる。本発明の医薬組成物の投与量は、薬効成分の含有量とバイオアベイラビリティーに応じて適宜選択できる。薬効成分の含有量は、徐放性製剤全量に対して、0.1〜90質量%程度であれば良い。シクロデキストリン100質量部に対して、薬効成分を0.1〜100,000質量部程度含有することが好ましい。
(1)点眼剤
医薬組成物が点眼剤であるときは、疎水化変性アルキルセルロース、シクロデキストリン及び薬効成分を溶媒に溶解・混合して、点眼剤を製造することができる。
医薬組成物が錠剤であるときは、疎水化変性アルキルセルロース、シクロデキストリン及び薬効成分の混合物を湿式造粒して、錠剤を製造することができる(湿式造粒法)。湿式造粒とは、薬効成分、結合剤及び賦形剤を湿式造粒して、これを乾燥・整粒した後、滑沢剤を適量混合して打錠機により製錠される方法である。詳しくは、薬効成分、賦形剤及び結合剤を高速攪拌造粒機や流動層造粒機を用い、精製水を用いて常法にて造粒を行う。湿式造粒法は、含量均一性や圧縮成形性に劣る薬効成分を用いる場合に好ましい。
(1)疎水化変性アルキルセルロース及びシクロデキストリンを含む外用剤用組成物
水に疎水化変性アルキルセルロース(サンジェロース(商品名)、Sangelose:大同化成工業(株)社製)と各種シクロデキストリンを添加し、溶解することにより、外用剤用組成物(外用剤)を製造した。必要に応じて、上記のその他成分(湿潤剤等)を添加することができる。
本発明の外用剤用組成物は、疎水化変性アルキルセルロースとシクロデキストリンとが包接複合体を形成することができる。外用剤用組成物は、その包接複合体により、粘度が低下する。しかし、外用剤用組成物にある一定の温度を与えることにより、包接複合体が解離し、粘度が上昇する。
口腔内崩壊錠(ODTs)は、経口投与製剤の中でも利便性に優れる。HP-β-CyD(2-ヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリン)及びβ-CyD(β-シクロデキストリン)を使用した。モデル薬物には第三世代のスルフォニル尿素系薬物であるグリメピリドを選択した。
(1-1)HB-β-CyDの超分子機能の評価
HP-β-CyDは、β-CyDの21個の水酸基に2-ヒドロキシプロピル基がランダムに置換した位置異性体が混在する非晶質性のホスト分子である。平均置換度が5程度のHP-β-CyDは、広い温度範囲で高い水溶性を示し、生体適合性に優れることから、難水溶性薬物や油状薬物の製剤特性の改善に現在最も多く使用されている。HB-β-CyDは、ヒドロキシプロピル基にメチレン基1個を追加し疎水空間が拡がった誘導体である。
グリメピリドは、重症低血糖の発生が少なく、ヘモグロビンエーワンシー(HbA1c)値の改善効果も良好なことから、2型糖尿病治療薬として現在汎用されている。2型糖尿病患者は高齢化に伴い増加することから、服用に便利で経済的な口腔内崩壊錠(ODTs)のジェネリック製剤が最近開発されている。
(2-1) HB-β-CyD の有用性評価に関する主な検討方法
溶解度相図:一定過剰量 (5 mg) のグリメピリドをバイアル(1.5 mL)に入れ、種々の濃度の試料溶液1 mLを加えて密栓し、25℃、125 rpmで5日間振盪した。1,000 x gで5 分間遠心後、上清0.5 mLを綿栓付きピペットで分取し、分光光度計を用いて吸光度を測定した。薬物濃度はUV 波長232 nmの吸光度を測定し、検量線から算出した。
1 H-NMR スペクトル:グリメピリド(5 mM)及びHB-β-CyD (D.S. 5.5) (2.5-15 mM)を0.1 Mホウ酸ナトリウム/重水溶液に溶かし、核磁気共鳴装置(500 MHz)を使用して測定した。1H化学シフトは H2O (δ:4.70 ppm)のピークを用いて、テトラメチルシランからの低磁場シフトをppmで表した(1Hの精度:約± 0.005 ppm)。
ODTsの調製:グリメピリド、CyD、疎水化変性アルキルセルロース、賦形剤(乳糖、マンニトール、結晶セルロース)、崩壊剤(クロスポビドン)を適宜組み合わせた粉末を乳鉢で混合した。次いで、IR用打錠機を用いて直打法により、直径7mm、厚さ3mm、重量150mgの錠剤を調製した。
(3-1)HB-β-CyD の有用性評価に関する主な検討結果
置換度の異なるHB-β-CyD を調製し、表面張力、吸湿特性、溶血活性、及び難水溶性薬物に対する可溶化能をHP-β-CyDや両親媒性の2,6-d-O-methyl-β-CyD (DM-β-CyD)の場合と比較検討した。
(i)グリメピリドとCyDの包接複合体形成
溶解度相図は、天然CyD系でAL型、高濃度のβ-CyD誘導体添加系でAP型を示し、水溶性の複合体形成が示唆された。モル比1:1複合体のみかけの安定度定数はHB-β-CyD>HP-β-CyD>β-CyD>γ-CyD(γ-シクロデキストリン)>α-CyD(α-シクロデキストリン)の順となり、疎水空間が拡がったHB-β-CyDは最も安定な複合体を形成した。グリメピリド/HB-β-CyD系の例では、1H NMRによる化学シフト変化の検討から、グリメピリドのシクロヘキサン環部位が包接に大きく関与することが示唆された。両ヒドロキシアルキル化β-CyDsはグリメピリドと非晶質性の固体複合体を形成し、速溶解性で、バイオアベィラビリティの向上が予期された。
ODTsの基本特性である速やかな崩壊時間(約40 sec)と包装や一包化調剤などの機械的ストレスに耐えうる硬度(約80 N)を確保するため、スーパー崩壊剤(クロスポビドン)、結合剤(結晶セルロース又は疎水化変性アルキルセルロース)、賦形剤(マンニトール,乳糖)、各種CyDの混合比を適宜変えながら直打法でODTsを調製した(表2)。
上記ODTsの崩壊に伴う懸濁液の粘性低下機構を解明するため、円錐・平板回転粘度計を用いて疎水化変性アルキルセルロース/CyD系の各種レオロジー特性を検討した。疎水化変性アルキルセルロース水溶液のレオグラムは、その鎖状高分子構造に由来して典型的な準粘性流動(quasi-viscous flow)を示し、剪断速度の増加に伴い粘性やチキソトロピー性が低下した。
疎水化変性アルキルセルロース及びβ-CyDを含有する錠剤の表面に微量の水(約5μL)を滴下すると、直ちにひび割れが発生したことから、崩壊し易いODTsであることが観察できた(図7)。
疎水化変性アルキルセルロース(サンジェロース(商品名)、疎水性増粘剤:大同化成工業(株)社製)を、点眼剤の粘性調節に使用した。モデル薬物に用いた非ステロイド系抗炎症薬ジクロフェナックナトリウム(DFNa)は、生物学的半減期が短く(1.2〜2 h)、粘膜刺激性が強いため、徐放化や刺激性の低減等の工夫が望まれている。
試料、測定装置等:疎水化変性アルキルセルロース、各種CyD(日本食品化工、提供)、DFNa(東京化成、購入)。
疎水化変性アルキルセルロース(0.5%)の粘度は、CyD(0.5%)存在下で低下した。
疎水化変性アルキルセルロースとシクロデキストリンと共に、薬効成分を配合した処方(製剤)の場合、疎水化変性アルキルセルロースとシクロデキストリンとが包接複合体を形成し、その包接複合体に薬効成分が取り込まれる。製剤は、その包接複合体により、粘度が低下する。しかし、製剤にある一定の温度を与えることにより、包接複合体が解離し、粘度が上昇する。
Claims (13)
- 疎水化変性アルキルセルロース及びシクロデキストリンを含む外用剤用組成物であって、
前記疎水化変性アルキルセルロースが、下記構造式(1):
基:−[CH 2 CH 2−k (CH 3 ) k O] m H、
又は、基:−CH 2 CH(OH)CH 2 OC j H 2j+1 である。
nは100〜10000の整数、kは0又は1の整数、mは1〜10の整数、
jは6〜26の整数を示す。]
で表されるものであって、
該疎水化変性アルキルセルロースが、基:−CH 2 CH(OH)CH 2 OC j H 2j+1 を必ず含むものである、外用剤用組成物。 - 前記構造式(1)で表される疎水化変性アルキルセルロースが、
低級アルキル基:10.0〜50.0質量%、
基:−[CH2CH2−k(CH3)kO]mH:3.0〜20.0質量%、及び
基:−CH2CH(OH)CH2OCjH2j+1:0.1〜10.0質量%
を含む請求項1に記載の外用剤用組成物剤。 - 前記構造式(1)式に含まれる前記基:−CH2CH(OH)CH2OCjH2j+1のjの値が18である請求項1又は2に記載の外用剤用組成物。
- 前記シクロデキストリンが、シクロデキストリン又はシクロデキストリン誘導体である請求項1〜3のいずれかに記載の外用剤用組成物。
- 前記シクロデキストリンが、α-シクロデキストリン、β-シクロデキストリン、γ-シクロデキストリン、メチル化α-シクロデキストリン、メチル化β-シクロデキストリン、メチル化γ-シクロデキストリン、ジメチル-α-シクロデキストリン、ジメチル-β-シクロデキストリン、ジメチル-γ-シクロデキストリン、ヒドロキシプロピル-α-シクロデキストリン、ヒドロキシエチル-β-シクロデキストリン、ヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリン、ヒドロキシプロピル-γ-シクロデキストリン、ヒドロキシブチル-β-シクロデキストリン、2-ヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリン、2-ヒドロキシブチル-β-シクロデキストリン、2-ヒドロキシプロピル-α-シクロデキストリン、2-ヒドロキシプロピル-γ-シクロデキストリンから成る群から選ばれるシクロデキストリンである請求項1〜3のいずれかに記載の外用剤用組成物。
- 前記外用剤が、皮膚外用剤又はスキンケア化粧料である請求項1〜5のいずれかに記載の外用剤用組成物。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の外用剤用組成物を用いた皮膚外用剤又はスキンケア化粧料。
- 疎水化変性アルキルセルロース及びシクロデキストリンを含む点眼剤であって、
前記疎水化変性アルキルセルロースが、下記構造式(1):
基:−[CH 2 CH 2−k (CH 3 ) k O] m H、
又は、基:−CH 2 CH(OH)CH 2 OC j H 2j+1 である。
nは100〜10000の整数、kは0又は1の整数、mは1〜10の整数、
jは6〜26の整数を示す。]
で表されるものであって、
該疎水化変性アルキルセルロースが、基:−CH 2 CH(OH)CH 2 OC j H 2j+1 を必ず含むものである、点眼剤。 - 前記シクロデキストリンが、α-シクロデキストリン、β-シクロデキストリン、γ-シクロデキストリン、メチル化α-シクロデキストリン、メチル化β-シクロデキストリン、メチル化γ-シクロデキストリン、ジメチル-α-シクロデキストリン、ジメチル-β-シクロデキストリン、ジメチル-γ-シクロデキストリン、ヒドロキシプロピル-α-シクロデキストリン、ヒドロキシエチル-β-シクロデキストリン、ヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリン、ヒドロキシプロピル-γ-シクロデキストリン、ヒドロキシブチル-β-シクロデキストリン、2-ヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリン、2-ヒドロキシブチル-β-シクロデキストリン、2-ヒドロキシプロピル-α-シクロデキストリン、2-ヒドロキシプロピル-γ-シクロデキストリンから成る群から選ばれるシクロデキストリンである請求項8に記載の点眼剤。
- 疎水化変性アルキルセルロース及びシクロデキストリンを含む口腔内崩壊錠であって、
前記疎水化変性アルキルセルロースが、下記構造式(1):
基:−[CH 2 CH 2−k (CH 3 ) k O] m H、
又は、基:−CH 2 CH(OH)CH 2 OC j H 2j+1 である。
nは100〜10000の整数、kは0又は1の整数、mは1〜10の整数、
jは6〜26の整数を示す。]
で表されるものであって、
該疎水化変性アルキルセルロースが、基:−CH 2 CH(OH)CH 2 OC j H 2j+1 を必ず含むものである、口腔内崩壊錠。 - 前記シクロデキストリンが、α-シクロデキストリン、β-シクロデキストリン、γ-シクロデキストリン、メチル化α-シクロデキストリン、メチル化β-シクロデキストリン、メチル化γ-シクロデキストリン、ジメチル-α-シクロデキストリン、ジメチル-β-シクロデキストリン、ジメチル-γ-シクロデキストリン、ヒドロキシプロピル-α-シクロデキストリン、ヒドロキシエチル-β-シクロデキストリン、ヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリン、ヒドロキシプロピル-γ-シクロデキストリン、ヒドロキシブチル-β-シクロデキストリン、2-ヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリン、2-ヒドロキシブチル-β-シクロデキストリン、2-ヒドロキシプロピル-α-シクロデキストリン、2-ヒドロキシプロピル-γ-シクロデキストリンから成る群から選ばれるシクロデキストリンである請求項10に記載の口腔内崩壊錠。
- 疎水化変性アルキルセルロース及びシクロデキストリンを含む徐放性製剤であって、
前記疎水化変性アルキルセルロースが、下記構造式(1):
基:−[CH 2 CH 2−k (CH 3 ) k O] m H、
又は、基:−CH 2 CH(OH)CH 2 OC j H 2j+1 である。
nは100〜10000の整数、kは0又は1の整数、mは1〜10の整数、
jは6〜26の整数を示す。]
で表されるものであって、
該疎水化変性アルキルセルロースが、基:−CH 2 CH(OH)CH 2 OC j H 2j+1 を必ず含むものである、徐放性製剤。 - 前記シクロデキストリンが、α-シクロデキストリン、β-シクロデキストリン、γ-シクロデキストリン、メチル化α-シクロデキストリン、メチル化β-シクロデキストリン、メチル化γ-シクロデキストリン、ジメチル-α-シクロデキストリン、ジメチル-β-シクロデキストリン、ジメチル-γ-シクロデキストリン、ヒドロキシプロピル-α-シクロデキストリン、ヒドロキシエチル-β-シクロデキストリン、ヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリン、ヒドロキシプロピル-γ-シクロデキストリン、ヒドロキシブチル-β-シクロデキストリン、2-ヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリン、2-ヒドロキシブチル-β-シクロデキストリン、2-ヒドロキシプロピル-α-シクロデキストリン、2-ヒドロキシプロピル-γ-シクロデキストリンから成る群から選ばれるシクロデキストリンである請求項12に記載の徐放性製剤。
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