JP6207275B2 - 部品の製造方法、研磨装置、光学部材の製造方法、および型の製造方法 - Google Patents
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Description
球面レンズを研磨する研磨装置として、特許文献1には、加圧方向を研磨皿の球芯に向け研磨皿を揺動させて研磨する研磨装置が記載されている。また、特許文献2には、リニアガイドを用いた直動軸より構成され、各軸を制御することで、前記被加工物表面の曲率中心と前記研磨工具表面の曲率中心を一致させた揺動運動を実現する装置が記載されている。
また、本発明の部品の製造方法は、保持部材に保持された被加工物を研磨工具に対して移動させて前記被加工物を研磨して部品を製造するための部品の製造方法であって、第一の関節を介して第一のアームに取り付けられた第二のアームと、第二の関節を介して前記第二のアームに取り付けられた支持部材と、を少なくとも有し、前記第一の関節は、第一のモータを有し、前記第二の関節は、第二のモータを有し、前記保持部材は凹形状部を有し、前記保持部材は、前記支持部材の先端に形成された凸球面部と前記凹形状部とを当接させて前記支持部材に取り付けられ、前記第一のモータおよび前記第二のモータを駆動させて、前記支持部材を、前記被加工物が前記研磨工具上を移動するように移動させて、前記被加工物を研磨することを特徴とする。
また本発明の研磨装置は、被加工物を研磨工具に対して移動させて前記被加工物を研磨するための研磨装置であって、前記被加工物を保持するための保持部材と、前記保持部材が取り付けられた支持部材と、第一の関節を介して第一のアームに取り付けられた第二のアームと、第二の関節を介して前記第二のアームに取り付けられた前記支持部材と、を少なくとも有し、前記第一の関節は、第一のモータを有し、前記第二の関節は、第二のモータを有し、前記保持部材は凹形状部を有し、前記保持部材は、前記支持部材の先端に形成された凸球面部と前記凹形状部とを当接させて前記支持部材に取り付けられ、前記支持部材は、前記第二の関節との間に配置されたワーク回転機構、前記第一のモータ、および前記第二のモータにより、回転しながら移動可能であることを特徴とする。
本発明の部品の製造方法に係る一実施形態である第一の実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態を示す図である。図1は第一の実施形態における研磨装置の概略図を示す。図2は、図1の一部拡大断面図である。本実施形態の部品の製造方法に用いる研磨装置は、研磨工具部Aと被加工物保持部Bと移動機構部Cより構成される。図1(a)において、
研磨工具部Aは、研磨工具8を有し、研磨工具8は、図示しない工具回転機構により工具中心軸S回りに回転可能であってもよい。研磨工具は、この分野で公知の研磨工具を用いることができる。例えば、ウレタンシートを貼りあわせたものや、ピッチ等を用いることができる。
移動機構部Cは、支持部材を移動させるための移動機構部であって、
支持部材上の被加工面の球芯を研磨工具の加工面の球芯に位置させた状態で、被加工物が研磨工具上を移動するように支持部材を移動させる。
〔1〕被加工物保持部Bの支持部材6を、被加工物9の被加工面9aの球芯が研磨工具8の加工面8aの球芯Oに位置するように、位置決めすること。
次に本発明の第二の実施形態について説明する。第一の実施形態と異なる部分である、保持部材7および連結部16について説明する。図1(c)は、保持部材7および連結部16の第二の実施形態を示している。
次に本発明の第三の実施形態について説明する。第三の実施形態は、被加工物の搬送に関するものである。図3は、第三の実施形態を説明する図である。図1、図2と同一構成である部分には同一の符号を付し説明を省略する。図3(a)において、23はバネであり、支持部材6の端部に形成された凹球面部とは異なるもう一方の端部に連結されている。支持部材6は軸受け22をガイドとして中心軸と平行な方向(直動方向)に運動可能な構成となっている。バネ23は自然長L0に対して、ΔLの圧縮方向変位が与えられている。ここで、ΔLは後述するΔL’より小さく設定する必要がある。保持部材7に固定された第一の部材20は、圧縮されたバネ23の弾性力により第二の部材21に押し付けられており、第一の部材20が第二の部材21から受ける垂直抗力Nとバネ23の弾性力Fがつり合っている。そのため、支持部材6の球面部の曲率中心を支点とした保持部材7の傾斜運動、は拘束され、保持部材7の姿勢が安定するため、被加工物の安定した自動搬送が可能となる。また、研磨加工時には図3(b)に示すように、研磨工具8が被加工物9をバネ23の圧縮方向にΔL’押し込むことで、バネ23の弾性力F’により被加工物9に所望の加圧力F’を与える構成となっている。そのため、研磨加工時には第一の部材20は第二の部材21と非接触となり、保持部材7は支持部材6の球面部の曲率中心を支点として傾斜自在となる。
2 アーム1
3 アーム関節2
4 アーム2
5 アーム関節3
6 支持部材
7 保持部材
8 研磨工具
9 被加工物
10 弾性シート
11 外筒
12 保持部
13 支持部材
14 滑り部材
Claims (14)
- 保持部材に保持された被加工物を研磨工具に対して移動させて前記被加工物を研磨して部品を製造するための部品の製造方法であって、
第一の関節を介して第一のアームに取り付けられた第二のアームと、第二の関節を介して前記第二のアームに取り付けられた支持部材と、を少なくとも有し、
前記第一の関節は、第一のモータを有し、前記第二の関節は、第二のモータを有し、
前記保持部材は、滑り部材を介して前記支持部材の先端に形成された凹球面部に取り付けられ、
前記第一のモータおよび前記第二のモータを駆動させて、前記支持部材を、前記被加工物が前記研磨工具上を移動するように移動させて、前記被加工物を研磨することを特徴とする部品の製造方法。 - 保持部材に保持された被加工物を研磨工具に対して移動させて前記被加工物を研磨して部品を製造するための部品の製造方法であって、
第一の関節を介して第一のアームに取り付けられた第二のアームと、第二の関節を介して前記第二のアームに取り付けられた支持部材と、を少なくとも有し、
前記第一の関節は、第一のモータを有し、前記第二の関節は、第二のモータを有し、
前記保持部材は凹形状部を有し、前記保持部材は、前記支持部材の先端に形成された凸球面部と前記凹形状部とを当接させて前記支持部材に取り付けられ、
前記第一のモータおよび前記第二のモータを駆動させて、前記支持部材を、前記被加工物が前記研磨工具上を移動するように移動させて、前記被加工物を研磨することを特徴とする部品の製造方法。 - 前記凹形状部は、球面形状であることを特徴とする請求項2記載の部品の製造方法。
- 前記凹形状部は、テーパー形状であることを特徴とする請求項2記載の部品の製造方法。
- 前記保持部材に、第一の部材を連結し、前記第一の部材に第二の部材を当接させることで、前記保持部材の前記支持部材に対する傾斜を拘束することを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項記載の部品の製造方法。
- 前記支持部材は、前記第二の関節との間に配置されたワーク回転機構によって回転可能であり、
前記第二の部材に回転伝達部材を連結し、前記回転伝達部材によって前記ワーク回転機構からの回転を前記保持部材に伝達することにより前記被加工物を回転させることを特徴とする請求項5記載の部品の製造方法。 - 被加工物を研磨工具に対して移動させて前記被加工物を研磨するための研磨装置であって、前記被加工物を保持するための保持部材と、
前記保持部材が取り付けられた支持部材と、
第一の関節を介して第一のアームに取り付けられた第二のアームと、第二の関節を介して前記第二のアームに取り付けられた前記支持部材と、を少なくとも有し、
前記第一の関節は、第一のモータを有し、前記第二の関節は、第二のモータを有し、
前記保持部材は凹形状部を有し、前記保持部材は、前記支持部材の先端に形成された凸球面部と前記凹形状部とを当接させて前記支持部材に取り付けられ、
前記支持部材は、前記第二の関節との間に配置されたワーク回転機構、前記第一のモータ、および前記第二のモータにより、回転しながら移動可能であることを特徴とする研磨装置。 - 被加工物を研磨工具に対して移動させて前記被加工物を研磨するための研磨装置であって、前記被加工物を保持するための保持部材と、
前記保持部材が取り付けられた支持部材と、
第一の関節を介して第一のアームに取り付けられた第二のアームと、第二の関節を介して前記第二のアームに取り付けられた前記支持部材と、を少なくとも有し、
前記第一の関節は、第一のモータを有し、前記第二の関節は、第二のモータを有し、
前記保持部材は凹形状部を有し、前記保持部材は、前記支持部材の先端に形成された凸球面部と前記凹形状部とを当接させて前記支持部材に取り付けられ、
前記支持部材は、前記第二の関節との間に配置されたワーク回転機構、前記第一のモータ、および前記第二のモータにより、回転しながら移動可能であることを特徴とする研磨装置。 - 前記凹形状部は、球面形状であることを特徴とする請求項8記載の研磨装置。
- 前記凹形状部は、テーパー形状であることを特徴とする請求項8記載の研磨装置。
- 前記ワーク回転機構からの回転を前記保持部材に伝達するための回転伝達部材を有することを特徴とする請求項7乃至10いずれか一項記載の研磨装置。
- 前記保持部材は、第一の部材が連結され、前記第一の部材に第二の部材が当接され、前記第二の部材に前記回転伝達部材が連結されていることを特徴とする請求項7乃至11いずれか一項記載の製造装置。
- 請求項1乃至6いずれか一項記載の部品の製造方法によって製造されることを特徴とする光学部材の製造方法。
- 請求項1乃至6いずれか一項記載の部品の製造方法によって製造されることを特徴とする型の製造方法。
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