JP6206345B2 - ハニカム構造体及びハニカム構造体の設計方法 - Google Patents

ハニカム構造体及びハニカム構造体の設計方法 Download PDF

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Description

本発明は、排ガスを浄化するためのハニカム構造体と、その設計方法に関する。
自動車等の内燃機関の排ガスを浄化するための触媒装置としては、排ガスを流通する排気管の内側に、格子状に設けられたセル壁とそのセル壁に囲まれて形成された複数のセル孔とを有するハニカム構造体を配置したものが知られている。触媒装置は、高温の排ガスをハニカム構造体のセル孔に流通させることにより、担持された触媒を活性化させ、排ガスの浄化を行うことができる。触媒装置においては、ハニカム構造体における中心側への排ガスの流量が多くなり、ハニカム構造体における外側への排ガスの流量が少なくなる傾向にある。
このような触媒装置に用いられるハニカム構造体としては、例えば特許文献1に示されたものがある。特許文献1のハニカム構造体は、複数の双曲線を基に形成されたセル壁と、セル壁の間に形成されたセル孔とを有している。このハニカム構造体における単位面積あたりのセル孔の形成個数を示す形成密度は、中心側から外側に向かって小さくなっている。これにより、ハニカム構造体における外側のセル孔の流路断面積を拡大し、排ガスの流量を増大させることで流量の均一化を図っている。
特開2008−18370号公報
しかしながら、特許文献1のハニカム構造体には以下の課題がある。
特許文献1のハニカム構造体は、複数の双曲線を基にセル壁を形成している。このハニカム構造体において、径方向外側の位置では、双曲線の曲率が大きくなり、形成されたセル孔の形状が大きく歪む場合がある。このセル孔の形状の歪は、径方向外側におけるセル孔の形成密度が小さくなるほど大きくなる。このように、セル孔の形状の歪によって、ハニカム構造体における強度の低下や、排ガスの流量の不均一化が生じるおそれがある。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、セル孔の形状の歪を抑制しつつ、流通する排気ガスの流速を均一化することにより、浄化性能の向上が可能なハニカム構造体と、ハニカム構造体の設計方法を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、複数のセル壁と、該複数のセル壁に囲まれて形成された複数のセル孔とを有し、該複数のセル孔に排ガスを流通させるハニカム構造体の設計方法であって、
複数のベースセル壁と、該複数のベースセル壁に囲まれて形成された複数のベースセル孔とを有し、単位面積あたりのセル孔の形成個数を示す形成密度が一様となるように上記複数のベースセル孔が形成されている仮想のベース構造体を形成し、
該ベース構造体の軸方向から見たとき、上記複数のベースセル壁同士が交差する複数のベース交点の位置を、上記ベース構造体の中心点を原点とする1個の動径(r)と1個の偏角(θ)とからなる極座標(r、θ)としてそれぞれ表し、
上記複数のベース交点のうち、動径(r)の大きさが同一の上記ベース交点における、偏角(θ)の大きさを変化させずに、動径(r)に同一の倍率を乗じた主動径(r´)と偏角(θ)とからなる極座標(r´、θ)上に主交点を形成し、
上記ベース交点と対応した上記主交点同士をつなぐ複数の主セル壁と、該複数の主セル壁に囲まれた複数の主セル孔とを形成し、
少なくとも一部には、上記中心点側から外側に向かうにつれて、上記複数の主セル孔の上記形成密度が小さくなる密度変化部を形成することを特徴とするハニカム構造体の設計方法にある。
本発明の他の態様は、複数のセル壁と、該複数のセル壁に囲まれて形成された複数のセル孔とを有し、該複数のセル孔に排ガスを流通させるハニカム構造体であって、
複数のベースセル壁と、該複数のベースセル壁に囲まれて形成された複数のベースセル孔とを有し、単位面積あたりのセル孔の形成個数を示す形成密度が一様となるように上記複数のベースセル孔が形成されている仮想のベース構造体を形成し、
該ベース構造体の軸方向から見たとき、上記複数のベースセル壁同士が交差する複数のベース交点の位置を、上記ベース構造体の中心点を原点とし1個の動径(r)と1個の偏角(θ)とからなる極座標(r、θ)としてそれぞれ表し、上記複数のベース交点のうち、動径(r)の大きさが同一の上記ベース交点における、偏角(θ)の大きさを変化させずに、動径(r)に同一の倍率を乗じた主動径(r´)と偏角(θ)とからなる極座標(r´、θ)上に形成された主交点と、
上記複数のベースセル壁によって繋げられる上記ベース交点と対応した上記主交点同士をつなぐ複数の主セル壁と、
該複数の主セル壁に囲まれた複数の主セル孔とを有し、
少なくとも一部には、上記中心点側から外側に向かうにつれて上記複数の主セル孔の上記形成密度が小さくなる密度変化部が形成されており、
内燃機関において発生した排ガスを流通する上流側配管と、該上流側配管と連通すると共に該上流側配管よりも直径が大きく上記ハニカム構造体を内包する配置管と、該配置管の下流側に配設され上記ハニカム構造体によって浄化された浄化排ガスを流通する下流側配管とを有する排気管内に配置され、上記ハニカム構造体における径方向内側に形成されたセル孔の上記形成密度が一様な内側構造部と、該内側構造部の径方向外側に形成された上記密度変化部とを有しており、上記ハニカム構造体における外形半径をRm、上記上流側配管の流路半径をR1、上記上流側配管における境界層厚の大きさをδとしたとき、上記内側構造部と上記密度変化部との境界半径R2は、R1−δ≦R2≦1.05R1の関係を満たしていることを特徴とするハニカム構造体にある。
従来、セル孔の形成密度が一様なハニカム構造体を触媒装置として用いたとき、一般に、排気ガスの流速は、中心から遠ざかるほど遅くなりやすかった。そして、径方向位置による流速変化は、ハニカム構造体の中心に近い領域よりも、遠い領域において大きくなりやすい。
上記設計方法は、かかる点を考慮して、上記ハニカム構造体の少なくとも一部に上記密度変化部を形成する。上記ハニカム構造体においては、径方向外側にて比較的流速が遅く、かつ径方向位置による流速変化も大きくなりやすいことに鑑みて、中心側から径方向外側へ向かうほど上記形成密度を小さくするように設計する。したがって、上記ハニカム構造体における径方向外側に向かうにつれて上記セル孔における流路断面積を増大させることができる。これにより、上記ハニカム構造体の径方向外側における排ガス流量を増大させ、排ガスの流速を均一化することができる。
また、上記ハニカム構造体の設計方法においては、上記形成密度が一様な仮想の上記ベース構造体を基にして、上記動径が同一の上記ベース交点における上記偏角を変化させることなく、上記動径に同一の倍率を乗じて、上記主交点を形成する。このように、上記動径のみを変化させることによって、上記ハニカム構造体の径方向において上記形成密度を変化させた際に上記主セル孔の形状に歪が生じることを抑制することができる。
以上のごとく、本発明によれば、セル孔の形状の歪を抑制しつつ、排気ガスの流速分布を均一化し、排気ガスを効率よく浄化することができるハニカム構造体とハニカム構造体の設計方法を得ることができる。
実施例1における、ハニカム構造体を示す説明図。 実施例1における、ベース構造体を示す説明図。 実施例1における、触媒装置を示す説明図。 実施例1における、ハニカム構造体の設計方法に用いられるベース構造体を示す説明図。 実施例1における、ベース構造体を基に形成されたハニカム構造体を示す部分拡大図。 確認試験における、ハニカム構造体における中心からの距離と、排ガスの流速との関係を示すグラフ。 実施例2における、ハニカム構造体を示す説明図。 実施例2における、ベース構造体を示す説明図。 実施例3における、ハニカム構造体を示す説明図。 実施例3における、ベース構造体を示す説明図。 実施例4における、ハニカム構造体を示す説明図。 実施例5における、ハニカム構造体を示す説明図。 実施例5における、ベース構造体を示す説明図。
上記ハニカム構造体の設計方法及び上記ハニカム構造体においては、上記主交点の極座標(r´、θ)における主動径r´は、ベース交点の極座標(r、θ)の動径rの関数によって決定することが好ましい。この場合には、上記関数によって動径rを基に、主動径r´を容易に算出することができる。また、上記関数を変化させることにより、上記密度変化部における、上記主セル孔の上記形成密度を容易に変化させることができる。
また、内燃機関において発生した排ガスを流通する上流側配管と、該上流側配管と連通すると共に該上流側配管よりも直径が大きく上記ハニカム構造体を内包する配置管と、該配置管の下流側に配設され上記ハニカム構造体によって浄化された浄化排ガスを流通する下流側配管とを有する排気管内に配置され、上記ハニカム構造体における径方向内側に形成されたセル孔の上記形成密度が一様な内側構造部と、該内側構造部の径方向外側に形成された上記密度変化部とを有しており、上記ハニカム構造体における外形半径をRm、上記上流側配管の流路半径をR1、上記上流側配管における境界層厚の大きさをδとしたとき、上記内側構造部と上記密度変化部との境界半径R2は、R1−δ≦R2≦1.05R1の関係を満たしていることが好ましい。この場合には、上記排気管による影響を考慮し、上記密度変化部を適当な位置に配置することができる。これにより、より効果的に排ガスの流速を均一化することができる。
また、上記密度変化部の径方向外側の位置に、上記中心点側から外側に向かうにつれて主セル孔の上記形成密度が大きくなる外側変化部を形成することが好ましい。この場合には、上記外側変化部において、上記セル壁の形成数を増大させることができる。これにより、上記ハニカム構造体における強度を向上することができる。
(実施例1)
上記ハニカム構造体及び上記ハニカム構造体の設計方法について、図1〜図5を参照して説明する。
図1に示すごとく、ハニカム構造体1は、複数のセル壁11、21、31と、複数のセル壁11、21、31に囲まれて形成された複数のセル孔12、22、32とを有し、複数のセル孔12、22、32に排ガスを流通させるものである。図2に示すごとく、ハニカム構造体1は、仮想のベース構造体5を基に形成される。仮想のベース構造体5は、複数のベースセル壁51と、複数のベースセル壁51に囲まれて形成された複数のベースセル孔52とを有し、単位面積当たりのセル孔の形成個数を示す形成密度が一様となるようにベースセル孔52が形成されている。
図2及び図4に示すごとく、ベース構造体5の軸方向から見たとき、複数のベースセル壁51同士が交差する複数のベース交点53の位置は、ベース構造体5の中心点14を原点とし1個の動径rと1個の偏角θとからなる極座標(r、θ)としてそれぞれ表される。図4及び図5に示すごとく、複数のベース交点53のうち、動径rの大きさが同一のベース交点53は、偏角θの大きさを変化させずに、動径rに同一の倍率を乗じた主動径r´と偏角θとからなる極座標(r´、θ)上に主交点13を形成する。
図1及び図5に示すごとく、ハニカム構造体1は、複数のベースセル壁51によって繋げられるベース交点53と対応した主交点13同士をつなぐ複数の主セル壁11と、複数の主セル壁11に囲まれた複数の主セル孔12とを有している。ハニカム構造体1における少なくとも一部には、中心点14側から外側に向かうにつれて複数の主セル孔12の上記形成密度が小さくなる密度変化部2が形成されている。
以下、さらに詳細に説明する。
図3に示すごとく、本例のハニカム構造体1は、自動車のエンジンにおいて発生した排気ガスを浄化するために用いられるものである。ハニカム構造体1は、排気ガスを流通する排気管60の内側に配置されており、ハニカム構造体1と排気管60とによって触媒装置6を形成している。
排気管60は、ハニカム構造体1を内包する配置管62と、配置管62の上流側に設けられた上流側配管61と、下流側に設けられた下流側配管63とを有している。
配置管62の内径は、上流側配管61及び下流側配管63よりも大きい直径で形成されており、配置管62の内側にハニカム構造体1を内包している。配置管62と上流側配管61との間には、配置管62に向かうにつれて上流側配管61の直径から配置管62の直径へと徐々に変化する上流側コーン部64が設けられている。また、配置管62と下流側配管63との間には、下流側配管63側に向かうにつれて配置管62の直径から下流側配管63の直径へと徐々に変化する下流側コーン部65が設けられている。
上流側配管61は、円筒形状をなしており、上流側コーン部64との接続部位近傍は、その中心軸が、配置管62の中心軸と同軸となる直線形状に形成されている。尚、上流側配管61における流路半径R1は28.5mmとした。
また、下流側配管63は、円筒形状をなしており、下流側コーン部65との接続部位近傍は、その中心軸が、配置管62の中心軸と同軸となる直線形状に形成されている。
図1及び図3に示すごとく、ハニカム構造体1は、排気ガスの浄化を行う触媒と、触媒を担持させる円柱形状のセラミック担体とからなる。ハニカム構造体1は、格子状に配設された主セル壁11と、主セル壁11によって区画された多数の主セル孔12とによって構成されたハニカム構造体1である。また、ハニカム構造体1は、その外周側面を覆う円筒形状の外周壁を有している。本例において、ハニカム構造体1の最外周縁における外形半径Rmは、51.5mmとした。
ハニカム構造体1は、断面における径方向内側に形成された内側構造部3と、内側構造部3の径方向外側に形成された密度変化部2とを備えている。尚、密度変化部2は、内側構造部3の外周縁から、ハニカム構造体1の最外周縁の間に形成されている。
内側構造部3は、円柱状をなしており、格子状に形成された複数の内側主セル壁31と、内側主セル壁31によって区分されると共に軸方向に貫通して形成された複数の内側主セル孔32とを有している。また、各内側主セル孔32は、六角形の断面形状からなり、内側構造部3の上記形成密度は一定である。
密度変化部2は、円筒状をなしており、内周には内側構造部3が設けられている。密度変化部2は、六角格子状に形成された複数の外側主セル壁21と、外側主セル壁21によって区分されると共に軸方向に貫通して形成された複数の外側主セル孔22とを有している。また、各外側主セル孔22は、六角形の断面形状からなる。内側構造部3と密度変化部2の境界半径R2は、20mmとした。
本例において、ハニカム構造体1の外形半径をRm、上流側配管61の流路半径をR1、上流側配管61における境界層厚をδとしたとき、内側構造部3と密度変化部2との境界半径R2は、R1−δ≦R2≦1.05R1の関係を満たしている。
ここで、境界層とは、上流側配管61を流通する排ガスにおいて、粘性による影響を強く受ける層のことである。境界層厚δは、例えば、δ=0.371(μ/ρUx)1/5xによって求めることができる。尚、ρは排ガスの密度、μは排ガスの粘性係数、Uは排ガスの流速、xは上流側配管61における上流側コーンまでの直線部長さを示すものであり、本例においてδ=10となる。
次に、ハニカム構造体1の設計方法について説明する。
まず、図2及び図4に示すごとく、仮想のベース構造体5を形成する。このベース構造体5は、CAD等を用いて机上で作成するものである。ベース構造体5は、複数のベースセル壁51と、複数のベースセル壁51に囲まれて形成された複数のベースセル孔52とを有している。尚、ベース構造体5における複数のベースセル孔52は正六角形をなしており、その上記形成密度は、116個/cm2で一様としてある。
次に、ベース構造体5の軸方向から見たとき、複数のベースセル壁51同士が交差する複数のベース交点53の位置を、ベース構造体5の中心点14を原点とする1個の動径rと1個の偏角θとからなる極座標(r、θ)としてそれぞれ表す。動径rは、中心点14とベース交点53との距離をあらわすものである。また、偏角θは、動径rと中心点14とを繋ぐ直線の傾斜角度を示すものである。本例においては、中心点14を通る水平と平行な基準線と直線との間における傾斜角度を偏角θとしている。
図5に示すごとく、次に、ベース交点53を基に主交点13を形成する。主交点13は、ベース交点53における動径rに倍率を乗じた主動径r´と、ベース交点53と同一の偏角θとからなる極座標(r´、θ)上に形成される。このとき、動径rが同一のベース交点53の動径rに対して、同一の倍率を乗じてr´を算出する。
尚、内側構造部3においては、主動径r´の大きさに関わらず、倍率は1とした。つまり、内側構造部3における主交点13は、ベース交点53と同位置に形成されている。
また、密度変化部2においては、ベース交点53のうち、境界半径R2よりも径方向外側の位置に配置され、動径rが同一のベース交点53に対して、同一の倍率Zを乗じる。本例における倍率Zは、rの6次関数であるZ=ar6−br5+cr4−dr3+er2−fr+gの関係式によって導かれる。また、主交点13における主動径r´は、r´=rZによって導かれる。尚、定数a〜gは適宜設定することができる。
次に、図1及び図5に示すごとく、主交点13同士をつなぐように主セル壁11を形成する。主セル壁11は、ベース壁部によってつながれたベース交点53と対応した主交点13同士をつなぐように形成されており、複数の主セル壁11に囲まれた空間に複数の主セル孔12が形成される。このとき、内側構造部3における内側主セル孔32の上記形成密度は一様となり、密度変化部2における外側主セル孔21の上記形成密度は、径方向外側に向かうにつれて小さくなる。
次に、本例の作用効果について説明する。
従来、セル孔の上記形成密度が一様なハニカム構造体を触媒装置として用いたとき、一般に、排気ガスの流速は、中心から遠ざかるほど遅くなりやすい。そして、径方向位置による流速変化は、ハニカム構造体の中心に近い領域よりも、遠い領域において大きくなりやすい。
上記設計方法は、かかる点を考慮して、ハニカム構造体1の少なくとも一部に密度変化部2を形成する。ハニカム構造体1においては、径方向外側にて比較的流速が遅く、かつ径方向位置による流速変化も大きくなりやすいことに鑑みて、中心側から径方向外側へ向かうほど上記形成密度を小さくするように設計する。したがって、密度変化部2においては、ハニカム構造体1の径方向外側に向かうにつれて外側セル孔22における流路断面積を増大させることができる。これにより、ハニカム構造体1の径方向外側における排ガス流量を増大させ、排ガスの流速を均一化することができる。
また、ハニカム構造体1の設計方法においては、上記形成密度が一様な仮想のベース構造体5を基にして、動径rが同一のベース交点53における偏角θを変化させることなく、動径rに同一の倍率を乗じて、主交点13を形成する。このように、動径rのみを変化させることによって、ハニカム構造体1の径方向において上記形成密度を変化させた際に主セル孔12の形状に歪が生じることを抑制することができる。
また、主交点13の極座標(r´、θ)における主動径r´は、ベース交点53の極座標(r、θ)の動径rの関数によって決定している。そのため、動径rの関数によって、主動径r´を容易に算出することができる。また、関数を変化させることにより、密度変化部2における、主セル孔12の上記形成密度を容易に変化させることができる。
また、内燃機関において発生した排ガスを流通する上流側配管61と、上流側配管61と連通すると共に上流側配管61よりも直径が大きくハニカム構造体1を内包する配置管62と、配置管62の下流側に配設されハニカム構造体1によって浄化された浄化排ガスを流通する下流側配管63とを有する排気管60内に配置され、ハニカム構造体1における径方向内側に形成されたセル孔12、22、32の上記形成密度が一様な内側構造部3と、内側構造部3の径方向外側に形成された密度変化部2とを有しており、ハニカム構造体1における外形半径をRm、上流側配管61の流路半径をR1、上流側配管61における境界層厚の大きさをδとしたとき、内側構造部3と密度変化部2との境界半径R2は、R1−δ≦R2≦1.05R1の関係を満たしている。そのため、排気管60による影響を考慮し、密度変化部2を適当な位置に配置することができる。これにより、排ガスの流速をより均一化することができる。
以上のごとく、本例のハニカム構造体1の設計方法によれば、排気ガスの流速分布を均一化し、排気ガスを効率よく浄化することができるハニカム構造体1を得ることができる。
(確認試験1)
図6に示すごとく、本確認試験においては、実施例及び比較例による排ガスの流速分布の確認を行った。
実施例は、上記実施例1に示したハニカム構造体1と同一の形状を有している。
比較例は、セル孔の上記形成密度が一様となるように形成されたハニカム構造体1である。尚、セル孔の形状及び上記形成密度は、上記実施例1に示したハニカム構造体1における内側構造部3と同一形状である。
実施例及び比較例のいずれにおいても軸方向における長さ寸法は105mmとした。
実施例及び比較例のハニカム構造体1は、実施例1に示した排気管60内にそれぞれ配置される。そして、温度600℃の排ガスを、ガス流量60g/sにて流通させる。このとき、ハニカム構造体1の中心点14から径方向外側に向かって0mm、10mm、20mm、30mm、40mm及び50mmの各位置における流速を計測した。
図6は、縦軸をハニカム構造体1における中心からの距離とし、横軸を排ガスの流速としたグラフである。実線L1は、実施例の流速を示したものであり、実線L2は、比較例の流速を示したものである。
図6に示すごとく、実線L1は、実線L2に比べて、流速の最大値と最小値との差が小さく、流速が均一化されていることが確認された。
また、実線L1及び実線L2のいずれにおいても、中心点14からの距離が30mm以内においては比較的流速変化が少なく、30mmを超えると流速の変化が大きくなることが確認された。つまり、上流側配管61の流路半径R1に対して、中心点14からの距離が1.05R1を超える範囲において、流速の変化が大きくなっている。
(実施例2)
図7及び図8に示すごとく、本例は、実施例1におけるハニカム構造体1の構造を変更した例である。
本例のハニカム構造体1は、その中心から外形半径Rmの間、つまり全体が密度変化部2によって形成されている。
ベース構造体5は、正六角形のベースセル孔52が、81個/cm2の上記形成密度となるように形成されている。
また、倍率Zは、rの4次関数であるZ=ar4−br3+cr2−dr+eの関係式によって導かれる。
その他の構成は実施例1と同様である。
本例のハニカム構造体1は、ハニカム構造体1の全体において、排ガスの流速が中心から径方向外側に向かうにつれて増大する場合にも、排ガスの流速を効果的に均一化することができる。
また、本例においても実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
(実施例3)
図9及び図10に示すごとく、本例は、実施例2におけるハニカム構造体1の構造を変更した例である。
本例のハニカム構造体1は、その中心から外形半径Rmの間、つまり全体が密度変化部2によって形成されている。
ベース構造体5は、正六角形のベースセル孔52が、46個/cm2の上記形成密度となるように形成されている。また、倍率Zは、rの一次関数であるZ=ar+bの関係式によって導かれる。
その他の構成は実施例2と同様である。
また、本例においても実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
(実施例4)
図11に示すごとく、本例は、実施例3におけるハニカム構造体1の構造を変更した例である。
本例のハニカム構造体1は、中心側に形成された密度変化部2と、密度変化部2の径方向外側に形成された外側変化部4とを有している。
ベース構造体5の形状は、実施例3と同様である。また、倍率Zは、rの1次関数であるZ=ar+bの関係式によって導かれる。
外側変化部4は、密度変化部2の最外周からハニカム構造体1の最外径までの間に形成されている。外側変化部4は、中心側から径方向外側に向かうにつれて、主セル孔12の上記形成密度が大きくなるように形成されている。また、外側変化部4におけるハニカム構造体1の最外周近傍においては、主セル孔12の上記形成密度が一様となるように形成されている。主セル孔12の形状及び上記形成密度は、ベース構造体5に比べて小さく設定してある。
その他の構成は、実施例3と同様である。
本例のハニカム構造体1は、密度変化部2の径方向外側の位置に、中心点14側から外側に向かうにつれて主セル孔12の上記形成密度が大きくなる外側変化部4を有している。そのため、外側変化部4において、主セル壁11の形成数を増大させることができる。これにより、ハニカム構造体1における強度を向上することができる。
また、ハニカム構造体1の強度を向上するために、外側変化部4における主セル壁11の厚さを増大することも有効である。主セル壁11の厚さt´は、内側構造部3及び密度変化部2における主セル壁11の厚さtに対して、1.3t≦t´の関係を満たしていることが好ましい。この場合には、外側変化部4における主セル孔12への排ガスの流通を阻害することなく、ハニカム構造体1の強度を向上させることができる。
また、ハニカム構造体1の外形から内側に4mmの範囲は、主セル孔12の上記形成密度が一様となるように形成されていることが好ましい。ハニカム構造体1においては、外形から内側に4mm程度の範囲に高い応力が発生する。そのため、この範囲内の上記形成密度を一様とすることにより、ハニカム構造体1における強度を効果的に向上することができる。
また、本例においても実施例3と同様の作用効果を得ることができる。
(実施例5)
図12及び図13に示すごとく、本例は、実施例3におけるセル孔12、22、32の形状を変更したハニカム構造体1を示すものである。
本例のハニカム構造体1は、その中心から外形半径Rmの間、つまり全体が密度変化部2によって形成されている。
ベース構造体5は、正四角形の主セル孔12が、93個/cmの上記形成密度となるように形成されている。
また、倍率Zは、rの3次関数であるZ=ar3−br2+cr−dの関係式によって導かれる。
その他の構成は実施例1と同様である。
1 ハニカム構造体
11、21、31 主セル壁
12、22、32 主セル孔
13 主交点
14 中心点
2 密度変化部
5 ベース構造体
51 ベースセル壁
52 ベースセル孔
53 ベース交点
θ 偏角
r 動径
r´ 主動径

Claims (7)

  1. 複数のセル壁(11、21、31)と、該複数のセル壁(11、21、31)に囲まれて形成された複数のセル孔(12、22、32)とを有し、該複数のセル孔(12、22、32)に排ガスを流通させるハニカム構造体(1)の設計方法であって、
    複数のベースセル壁(51)と、該複数のベースセル壁(51)に囲まれて形成された複数のベースセル孔(52)とを有し、単位面積あたりのセル孔の形成個数を示す形成密度が一様となるように上記複数のベースセル孔(52)が形成されている仮想のベース構造体(5)を形成し、
    該ベース構造体(5)の軸方向から見たとき、上記複数のベースセル壁(51)同士が交差する複数のベース交点(53)の位置を、上記ベース構造体(5)の中心点(14)を原点とする1個の動径(r)と1個の偏角(θ)とからなる極座標(r、θ)としてそれぞれ表し、
    上記複数のベース交点(53)のうち、動径(r)の大きさが同一の上記ベース交点(53)における、偏角(θ)の大きさを変化させずに、動径(r)に同一の倍率を乗じた主動径(r´)と偏角(θ)とからなる極座標(r´、θ)上に主交点(13)を形成し、
    上記ベース交点(53)と対応した上記主交点(13)同士をつなぐ複数の主セル壁(11、21、31)と、該複数の主セル壁(11、21、31)に囲まれた複数の主セル孔(12、22、32)とを形成し、
    少なくとも一部には、上記中心点(14)側から外側に向かうにつれて、上記複数の主セル孔(12、22、32)の上記形成密度が小さくなる密度変化部(2)を形成することを特徴とするハニカム構造体(1)の設計方法。
  2. 上記主交点(13)の極座標(r´、θ)における主動径(r´)は、ベース交点(53)の極座標(r、θ)の動径(r)の関数によって決定することを特徴とする請求項1に記載のハニカム構造体(1)の設計方法。
  3. 内燃機関において発生した排ガスを流通する上流側配管(61)と、該上流側配管(61)と連通すると共に該上流側配管(61)よりも直径が大きく上記ハニカム構造体(1)を内包する配置管(62)と、該配置管(62)の下流側に配設され上記ハニカム構造体(1)によって浄化された浄化排ガスを流通する下流側配管(63)とを有する排気管60内に配置され、上記ハニカム構造体(1)における径方向内側に形成されたセル孔(12、22、32)の上記形成密度が一様な内側構造部(3)と、該内側構造部(3)の径方向外側に形成された上記密度変化部(2)とを有しており、上記ハニカム構造体(1)における外形半径をRm、上記上流側配管(61)の流路半径をR1、上記上流側配管(61)における境界層厚の大きさをδとしたとき、上記内側構造部(3)と上記密度変化部(2)との境界半径R2は、R1−δ≦R2≦1.05R1の関係を満たすように決定することを特徴とする請求項1又は2に記載のハニカム構造体(1)の設計方法。
  4. 上記密度変化部(2)の径方向外側の位置に、上記中心点(14)側から外側に向かうにつれて主セル孔(12、22、32)の上記形成密度が大きくなる外側変化部(4)を形成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のハニカム構造体(1)の設計方法。
  5. 複数のセル壁(11、21、31)と、該複数のセル壁(11、21、31)に囲まれて形成された複数のセル孔(12、22、32)とを有し、該複数のセル孔(12、22、32)に排ガスを流通させるハニカム構造体(1)であって、
    複数のベースセル壁(51)と、該複数のベースセル壁(51)に囲まれて形成された複数のベースセル孔(52)とを有し、単位面積あたりのセル孔の形成個数を示す形成密度が一様となるように上記複数のベースセル孔(52)が形成されている仮想のベース構造体(5)を形成し、
    該ベース構造体(5)の軸方向から見たとき、上記複数のベースセル壁(51)同士が交差する複数のベース交点(53)の位置を、上記ベース構造体(5)の中心点(14)を原点とし1個の動径(r)と1個の偏角(θ)とからなる極座標(r、θ)としてそれぞれ表し、上記複数のベース交点(53)のうち、動径(r)の大きさが同一の上記ベース交点(53)における、偏角(θ)の大きさを変化させずに、動径(r)に同一の倍率を乗じた主動径(r´)と偏角(θ)とからなる極座標(r´、θ)上に形成された主交点(13)と、
    上記複数のベースセル壁(51)によって繋げられる上記ベース交点(53)と対応した上記主交点(13)同士をつなぐ複数の主セル壁(11、21、31)と、
    該複数の主セル壁(11、21、31)に囲まれた複数の主セル孔(12、22、32)とを有し、
    少なくとも一部には、上記中心点(14)側から外側に向かうにつれて上記複数の主セル孔(12、22、32)の上記形成密度が小さくなる密度変化部(2)が形成されており、
    内燃機関において発生した排ガスを流通する上流側配管(61)と、該上流側配管(61)と連通すると共に該上流側配管(61)よりも直径が大きく上記ハニカム構造体(1)を内包する配置管(62)と、該配置管(62)の下流側に配設され上記ハニカム構造体(1)によって浄化された浄化排ガスを流通する下流側配管(63)とを有する排気管(60)内に配置され、上記ハニカム構造体(1)における径方向内側に形成されたセル孔(12、22、32)の上記形成密度が一様な内側構造部(3)と、該内側構造部(3)の径方向外側に形成された上記密度変化部(2)とを有しており、上記ハニカム構造体(1)における外形半径をRm、上記上流側配管(61)の流路半径をR1、上記上流側配管(61)における境界層厚の大きさをδとしたとき、上記内側構造部(3)と上記密度変化部(2)との境界半径R2は、R1−δ≦R2≦1.05R1の関係を満たしていることを特徴とするハニカム構造体(1)。
  6. 上記主交点(13)の極座標(r´、θ)における主動径(r´)は、ベース交点(53)の極座標(r、θ)の動径(r)の関数によって決定されていることを特徴とする請求項5に記載のハニカム構造体(1)。
  7. 上記密度変化部(2)の径方向外側の位置に、上記中心点(14)側から外側に向かうにつれて主セル孔(12、22、32)の上記形成密度が大きくなる外側変化部(4)が形成されていることを特徴とする請求項5又は6に記載のハニカム構造体(1)。
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