JP6206207B2 - 印刷制御装置の制御方法、印刷制御装置の制御プログラム、および印刷制御装置の制御プログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

印刷制御装置の制御方法、印刷制御装置の制御プログラム、および印刷制御装置の制御プログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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本発明は、印刷制御装置の制御方法、印刷制御装置の制御プログラム、および印刷制御装置の制御プログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体に関する。
プリンターコントローラー(以下、単に、「コントローラー」と称する)の記憶部にジョブを保存し、ネットワーク接続されるクライアントPC(Personal Computer)上でジョブを編集する技術がある。この技術では、クライアントPCからジョブを受信したコントローラーは、印刷用の画像データに加え、ジョブ識別用の画像データとジョブ編集用の画像データとを生成する。
クライアントPCのユーザーは、ジョブ識別用の画像データに基づきクライアントPCのディスプレイに表示されるサムネイル画像(たとえば、ジョブの先頭ページの縮小画像)を参照しつつ、コントローラーに保存されているジョブの一覧の中から、編集対象のジョブを選択する。その後、ユーザーは、ジョブ編集用の画像データに基づきクライアントPCのディスプレイに表示されるプレビュー画像(ジョブの全ページの縮小画像)を利用して、用紙挿入、ページ入れ替え、および面付け等の編集を行う。
一方、マルチコアプロセッサのコンピューターやブレードサーバー等から構成されるコントローラーにより、ジョブのラスタライズ処理を並行して実行する技術が知られている(たとえば、特許文献1)。この技術によれば、印刷用の画像データを生成するための第1のラスタライズ処理と、ジョブ識別用の画像データまたはジョブ編集用の画像データを生成するための第2のラスタライズ処理とを並行して実行することにより、印刷用の画像データとは独立して、ジョブ識別用の画像データおよびジョブ編集用の画像データを迅速に生成することができる。
しかしながら、ジョブ識別用の画像データおよびジョブ編集用の画像データを独立的に生成するコントローラーに、複数のジョブが連続的に投入される場合、通常、ジョブの投入順序にしたがって、ジョブ識別用の画像データおよびジョブ編集用の画像データがジョブ毎に生成される。このため、後から投入されたジョブについては、ジョブ投入後、ジョブ識別用の画像データが生成され、クライアントPCのディスプレイにサムネイル画像が表示されるまでに時間がかるという問題がある。
クライアントPCのディスプレイにサムネイル画像が表示されない場合、クライアントPCのユーザーは、ジョブの一覧に表示されるジョブの名称のみに基づいて、複数のジョブの中から、編集対象のジョブを見つけ出さなければならない。たとえば、コントローラーに同一名称のジョブが複数投入されている場合や、ジョブの名称が特徴のない英数字の羅列のみである場合、ユーザーが、サムネイル画像を参照することなく、ジョブの名称のみから編集対象のジョブを見つけることは容易ではない。
特開2004−188677号公報
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものである。したがって、本発明の目的は、ジョブ投入後、クライアントPCのディスプレイにサムネイル画像を素早く表示して、クライアントPCのユーザーが、クライアントPCのディスプレイ上で、ジョブの一覧の中から、編集対象のジョブを簡単に見つけることを可能にする印刷制御装置の制御方法、印刷制御装置の制御プログラム、および印刷制御装置の制御プログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体を提供することである。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)印刷用の画像データを生成するための第1のラスタライズ処理と、ジョブ識別用の画像データまたはジョブ編集用の画像データを生成するための第2のラスタライズ処理とを並行して実行可能な印刷制御装置の制御方法であって、前記印刷制御装置の記憶部に記憶されている一のジョブについて、前記第2のラスタライズ処理を実行して前記ジョブ識別用の画像データを生成するステップ(a)と、前記ステップ(a)において前記ジョブ識別用の画像データが生成された後、前記記憶部に記憶されているジョブの中に、前記ジョブ識別用の画像データが未生成のジョブがあるか否かを判断するステップ(b)と、前記ステップ(b)において前記ジョブ識別用の画像データが未生成のジョブがあると判断される場合、前記ステップ(a)および前記ステップ(b)を繰り返す一方で、前記ステップ(b)において前記ジョブ識別用の画像データが未生成のジョブがないと判断される場合、前記ジョブ識別用の画像データが生成済みのジョブについて、前記第2のラスタライズ処理を実行して前記ジョブ編集用の画像データを生成するステップ(c)と、を有することを特徴とする印刷制御装置の制御方法。
(2)前記ステップ(a)の前に、前記ジョブの名称に基づいて、前記ジョブ識別用の画像データを生成する際の優先度を決定するステップ(d)をさらに有し、前記ステップ(a)において、前記ステップ(d)において決定された前記優先度にしたがって、前記記憶部に記憶されている前記ジョブについて、前記ジョブ識別用の画像データが生成されることを特徴とする上記(1)に記載の印刷制御装置の制御方法。
(3)前記ステップ(c)の前に、前記ジョブの印刷設定に基づいて、前記ジョブ編集用の画像データを生成する際の優先度を決定するステップ(e)をさらに有し、前記ステップ(c)において、前記ステップ(e)において決定された前記優先度にしたがって、前記ジョブ識別用の画像データが生成済みの前記ジョブについて、前記ジョブ編集用の画像データが生成されることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の印刷制御装置の制御方法。
(4)前記ステップ(a)の前に、前記ジョブの印刷設定に基づいて、前記ステップ(a)において前記ジョブ識別用の画像データの作成にあたり前記第2のラスタライズ処理が必要となるページ番号を決定するステップ(f)をさらに有し、前記ステップ(a)において、前記ステップ(f)において決定された前記ページ番号の前記ジョブ識別用の画像データが生成されることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載の印刷制御装置の制御方法。
(5)印刷用の画像データを生成するための第1のラスタライズ処理と、ジョブ識別用の画像データまたはジョブ編集用の画像データを生成するための第2のラスタライズ処理とを並行して実行可能な印刷制御装置の制御プログラムであって、前記印刷制御装置の記憶部に記憶されている一のジョブについて、前記第2のラスタライズ処理を実行して前記ジョブ識別用の画像データを生成する手順(a)と、前記手順(a)において前記ジョブ識別用の画像データが生成された後、前記記憶部に記憶されているジョブの中に、前記ジョブ識別用の画像データが未生成のジョブがあるか否かを判断する手順(b)と、前記手順(b)において前記ジョブ識別用の画像データが未生成のジョブがあると判断される場合、前記手順(a)および前記手順(b)を繰り返す一方で、前記手順(b)において前記ジョブ識別用の画像データが未生成のジョブがないと判断される場合、前記ジョブ識別用の画像データが生成済みのジョブについて、前記第2のラスタライズ処理を実行して前記ジョブ編集用の画像データを生成する手順(c)と、を前記印刷制御装置に実行させることを特徴とする印刷制御装置の制御プログラム。
(6)前記手順(a)の前に、前記ジョブの名称に基づいて、前記ジョブ識別用の画像データを生成する際の優先度を決定する手順(d)をさらに前記印刷制御装置に実行させ、前記手順(a)において、前記手順(d)において決定された前記優先度にしたがって、前記記憶部に記憶されている前記ジョブについて、前記ジョブ識別用の画像データが生成されることを特徴とする上記(5)に記載の印刷制御装置の制御プログラム。
(7)前記手順(c)の前に、前記ジョブの印刷設定に基づいて、前記ジョブ編集用の画像データを生成する際の優先度を決定する手順(e)をさらに前記印刷制御装置に実行させ、前記手順(c)において、前記手順(e)において決定された前記優先度にしたがって、前記ジョブ識別用の画像データが生成済みの前記ジョブについて、前記ジョブ編集用の画像データが生成されることを特徴とする上記(5)または(6)に記載の印刷制御装置の制御プログラム。
(8)前記手順(a)の前に、前記ジョブの印刷設定に基づいて、前記手順(a)において前記ジョブ識別用の画像データの作成にあたり前記第2のラスタライズ処理が必要となるページ番号を決定する手順(f)をさらに前記印刷制御装置に実行させ、前記手順(a)において、前記手順(f)において決定された前記ページ番号の前記ジョブ識別用の画像データが生成されることを特徴とする上記(5)〜(7)のいずれか1つに記載の印刷制御装置の制御プログラム。
(9)上記(5)〜(8)のいずれか1つに記載の印刷制御装置の制御プログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体。
本発明によれば、ジョブ識別用の画像データがジョブ編集用の画像データよりも優先的に生成されるため、ジョブ投入後、サムネイル画像がクライアントPCのディスプレイに素早く表示される。その結果、クライアントPCのユーザーは、クライアントPCのディスプレイ上で、サムネイル画像を参照して、ジョブの一覧の中から、編集対象のジョブを簡単に見つけることが可能になる。
本発明の一実施形態に係る印刷制御装置の制御方法が適用される印刷システムの全体構成を示すブロック図である。 クライアントPCの概略構成を示すブロック図である。 プリンターコントローラーの概略構成を示すブロック図である。 プリンターの概略構成を示すブロック図である。 プリンターコントローラーのジョブ保存機能を示す機能ブロック図である。 ジョブ管理画面の一例を示す図である。 ジョブ編集画面の一例を示す図である。 プリンターコントローラーにより実行される第2RIP処理の手順を示すフローチャートである。 印刷設定とサムネイル画像作成ページとの関係を示す図である。 プリンターコントローラーにより実行される並列RIP処理の作用効果を説明するための図である。 一般的な並列RIP処理の作用効果を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る印刷制御装置の制御方法が適用される印刷システムの全体構成を示すブロック図である。
図1に示すとおり、印刷システムは、クライアントPC1a,1b,1c、コントローラー2、およびプリンター3を備えている。クライアントPC1a,1b,1cおよびコントローラー2は、ネットワーク4を介して相互に通信可能に接続されている。コントローラー2とプリンター3とは専用回線を介して接続されている。
ネットワーク4は、イーサネット(登録商標)、FDDI(Fiber Distributed Data Interface)、Wi−Fi(Wireless Fidelity)等の規格によりコンピューターやネットワーク機器同士を接続したLAN(Local Area Network)、あるいはLAN同士を専用線で接続したWAN(Wide Area Network)等からなる。
なお、ネットワーク4に接続される機器の種類および台数は、図1に示す例に限定されない。また、コントローラー2とプリンター3とはネットワーク4を介して接続されていてもよい。
図2は、クライアントPC1aの概略構成を示すブロック図である。クライアントPC1a,1b,1cは、相互に同様の構成であるため、以下、クライアントPC1aを代表として用いて説明する。
クライアントPC1aは、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、ハードディスク14、ディスプレイ15、入力装置16、およびネットワークインターフェース17を含み、これらは信号をやり取りするためのバス18を介して相互に接続されている。
CPU11は、プログラムにしたがって上記各部の制御や各種の演算処理を行う。ROM12は、各種プログラムや各種データを格納する。RAM13は、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶する。ハードディスク14は、オペレーティングシステム(OS)を含む各種プログラムや、各種データを格納する。ハードディスク14には、文書ファイルをコントローラー2が解釈可能なページ記述言語(PDL)で記述された印刷データに変換するためのプリンタードライバーや、コントローラー2に保存されているジョブを編集するためのジョブ管理アプリケーションがインストールされている。
ディスプレイ15は、たとえば、液晶ディスプレイであり、各種の情報を表示する。入力装置16は、マウス等のポインティングデバイス、およびキーボードを含み、各種の入力を行うために使用される。ネットワークインターフェース17は、ネットワーク4を介し他の機器と通信するためのインターフェースであり、イーサネット(登録商標)、FDDI、Wi−Fi等の規格が用いられる。
図3は、コントローラー2の概略構成を示すブロック図である。印刷制御装置としてのコントローラー2は、CPU21、ROM22、RAM23、ハードディスク24、ディスプレイ25、入力装置26、プリンターインターフェース27、およびネットワークインターフェース28を含み、これらは信号をやり取りするためのバス29を介して相互に接続されている。なお、コントローラー2の上記各部のうち、クライアントPC1aの上記各部と同様の機能を有する部分については、その説明を省略する。
プリンターインターフェース27は、ローカル接続されたプリンター3と通信するためのインターフェースである。
コントローラー2のCPU21は、マスターコアおよび複数のスレーブコアを有するマルチコアCPUであり、コントローラー2は、複数のスレーブコアによりジョブのラスタライズ処理(以下、「RIP処理」と称する)を並行して実行することができる。また、RAM23およびハードディスク24は、ジョブを記憶する記憶部として機能する。
図4は、プリンター3の概略構成を示すブロック図である。プリンター3は、CPU31、ROM32、RAM33、ハードディスク34、操作パネル35、画像形成部36、およびコントローラーインターフェース37を含み、これらは信号をやり取りするためのバス38を介して相互に接続されている。なお、プリンター3の上記各部のうち、クライアントPC1aの上記各部と同様の機能を有する部分については、その説明を省略する。
操作パネル35は、タッチパネル、テンキー、スタートボタン、ストップボタン等を備えており、各種情報の表示および各種指示の入力に使用される。画像形成部36は、電子写真式プロセス等の周知の作像プロセスを用いて、コントローラー2から受信した画像データに基づく画像を用紙等の記録シート上に形成する。コントローラーインターフェース37は、コントローラー2と通信するためのインターフェースである。
なお、クライアントPC1a,1b,1c、コントローラー2、およびプリンター3は、上記構成要素以外の構成要素を含んでいてもよく、あるいは、上記構成要素のうちの一部が含まれていなくてもよい。
次に、図5〜図7を参照して、コントローラー2の記憶部にジョブを保存し、クライアントPC1a,1b,1c上でジョブを編集する技術について説明する。
図5は、コントローラー2のジョブ保存機能を示す機能ブロック図である。上述したとおり、コントローラー2は、ジョブのRIP処理を並行して実行することができる。コントローラー2は、マスターコアおよび複数のスレーブコアを有し、マスターコアからの指示にしたがって、複数のスレーブコアから構成されるRIP部200がジョブのRIP処理を並行して実行する。
コントローラー2がジョブを受信した場合、RIP部200の一部(たとえば、一のスレーブコア)が、高解像度のRIP処理である第1RIP処理を実行して、印刷用の画像データを生成する。その一方で、RIP部200の残りの一部(たとえば、他のスレーブコア)が、低解像度のRIP処理である第2RIP処理を実行して、サムネイル画像用(ジョブ識別用)の画像データまたはプレビュー画像用(ジョブ編集用)の画像データを生成する。
第1RIP処理により生成される印刷用の画像データは、ハードディスク24等の記憶部に割り当てられたジョブ保存領域210の印刷用画像領域240に格納される。第2RIP処理により生成されるプレビュー画像用の画像データおよびサムネイル画像用の画像データは、ジョブ保存領域210のプレビュー画像領域250およびサムネイル画像領域260にそれぞれ格納される。また、ジョブの印刷データおよび印刷設定(ジョブチケット)は、ジョブ保存領域210の印刷原稿データ領域220および印刷設定情報領域230にそれぞれ格納される。
そして、クライアントPC1aのハードディスク14には、ジョブ管理アプリケーション100がインストールされている。クライアントPC1aのユーザーは、ジョブ管理アプリケーション100により提供されるジョブ管理画面300(図6参照)を利用して、コントローラー2に保存されているジョブを編集することができる。
図6は、クライアントPC1aのディスプレイ15に表示されるジョブ管理画面300の一例を示す図である。
図6に示すとおり、ジョブ管理画面300は、ジョブ一覧表示部310およびジョブ情報表示部320を有する。ジョブ一覧表示部310は、コントローラー2に保存されているジョブの一覧を表示する。ジョブ情報表示部320は、ジョブ一覧表示部310に表示されるジョブの一覧の中から選択される一のジョブのサムネイル画像400を表示する。サムネイル画像400は、たとえば、ジョブの先頭ページの縮小画像であり、コントローラー2により生成されるサムネイル画像用の画像データに基づき表示される。
クライアントPC1aのユーザーは、ジョブ管理画面300に表示されるジョブの名称とサムネイル画像400とを参照して、コントローラー2に保存されているジョブの一覧の中から、編集対象のジョブを選択することができる。編集対象のジョブが選択されれば、クライアントPC1aのディスプレイ15にジョブ編集画面350(図7参照)が表示される。
図7は、クライアントPC1aのディスプレイ15に表示されるジョブ編集画面350の一例を示す図である。
図7に示すとおり、ジョブ編集画面350には、ジョブ管理画面300上で選択されたジョブのプレビュー画像500が表示される。プレビュー画像500は、ジョブの全ページの縮小画像であり、コントローラー2により生成されるプレビュー画像用の画像データに基づき表示される。
クライアントPC1aのユーザーは、ジョブ編集画面350に表示されるプレビュー画像500を利用して、編集対象のジョブについて、用紙挿入、ページ入れ替え、および面付け等の編集を行うことができる。
以下、図8〜図11を参照して、プレビュー画像用の画像データおよびサムネイル画像用の画像データを生成するコントローラー2の動作について説明する。
図8は、コントローラー2により実行される第2RIP処理の手順を示すフローチャートである。なお、コントローラー2は、図8に示されるフローチャートの処理を実行しつつ、印刷用の画像データを生成するための第1RIP処理を並行して実行する。
まず、コントローラー2は、ジョブを受信する(ステップS101)。本実施形態では、たとえば、クライアントPC1aのユーザーが、プリンタードライバーや指定ホットフォルダへのファイルのコピー等を通じて、コントローラー2にジョブを投入する。コントローラー2は、クライアントPC1aから投入されたジョブを受信する。クライアントPC1aから投入されるジョブには、印刷用の画像データのみを生成すべき印刷ジョブと、印刷用の画像データに加え、サムネイル画像用の画像データおよびプレビュー画像用の画像データを生成すべき保存ジョブとが存在する。
次に、コントローラー2は、ジョブが保存ジョブであるか否かを判断する(ステップS102)。本実施形態では、コントローラー2のマスターコアが、ジョブの先頭部分の情報を参照して、ステップS101に示す処理で受信したジョブが、保存ジョブであるか、印刷ジョブであるかを判断する。
ジョブが保存ジョブでないと判断する場合(ステップS102:NO)、コントローラー2は、処理を終了する。
一方、ジョブが保存ジョブであると判断する場合(ステップS102:YES)、コントローラー2は、ジョブ名を確認し、サムネイル画像作成の優先度を決定する(ステップS103,S104)。本実施形態では、コントローラー2のマスターコアが、まず、ステップS102に示す処理で保存ジョブであると判断したジョブの名称(たとえば、ファイルの名称)を確認する。そして、マスターコアが、確認した名称に基づいて、サムネイル画像作成の優先度「高」または「低」を設定する。本実施形態では、以下の条件(1−1)および条件(1−2)のいずれかを満たすジョブについては、優先度「高」が設定され、2つの条件のいずれも満たさないジョブについては、優先度「低」が設定される。
(1−1)同一名称のジョブがコントローラー2に存在する場合
コントローラー2が受信したジョブの名称と同一名称のジョブが、コントローラー2に既に保存されている場合、優先度「高」が設定される。たとえば、「文書1.pdf」のように汎用的な名称のジョブの場合、同一名称のジョブが他にも存在する可能性があり、ジョブの名称のみでは、ユーザーは編集対象のジョブを見つけることができない。このため、本実施形態では、同一名称のジョブが存在するジョブについては、優先度を「高」に設定し、サムネイル画像用の画像データが優先的に生成され、サムネイル画像が素早く表示されるようにしている。なお、受信したジョブの優先度が「高」に設定される場合、コントローラー2に既に保存されている同一名称のジョブについても、サムネイル画像用の画像データが未生成であれば、優先度が「高」に設定される。
(1−2)ジョブの名称が英数字の羅列である場合
コントローラー2が受信したジョブの名称が英数字の羅列である場合、優先度「高」が設定される。たとえば、「No.04AD1344F.pdf」のようにジョブの名称が言語的な意味の乏しい英数字のみの場合、ジョブの名称のみでは、ジョブを投入したユーザー自身もジョブを素早く見つけることができない。このため、本実施形態では、言語的な意味の乏しい英数字の羅列である名称のジョブについては、優先度を「高」に設定し、サムネイル画像用の画像データが優先的に生成され、サムネイル画像が素早く表示されるようにしている。
以上のとおり、ステップS103およびS104に示す処理によれば、ジョブの名称に基づいて、サムネイル画像用の画像データを生成する際の優先度が決定される。
次に、コントローラー2は、ジョブの印刷設定を確認し、サムネイル画像作成ページを決定する(ステップS105,S106)。本実施形態では、コントローラー2のマスターコアが、まず、ステップS102に示す処理で保存ジョブであると判断したジョブの印刷設定を確認する。そして、マスターコアが、確認した印刷設定に基づいて、サムネイル画像用の画像データを生成すべきジョブのページを決定する。
図9は、印刷設定とサムネイル画像作成ページとの関係を示す図である。本実施形態では、印刷設定として、「2−UPレイアウト」がジョブに設定されている場合、ジョブの1ページ目および2ページ目が、サムネイル画像用の画像データを生成すべきページに決定される。また、「小冊子」がジョブに設定されている場合、ジョブの1ページ目と最終ページが、サムネイル画像用の画像データを生成すべきページに決定される。一方、「2−UPレイアウト」や「小冊子」がジョブに設定されていない場合、ジョブの1ページ目が、サムネイル画像用の画像データを生成すべきページに決定される。
以上のとおり、ステップS105およびS106に示す処理によれば、ジョブの印刷設定に基づいて、サムネイル画像用の画像データのページ番号が決定される。
次に、コントローラー2は、サムネイル画像を作成する(ステップS107)。本実施形態では、コントローラー2の一のスレーブコアが、ステップS104に示す処理で決定された優先度にしたがって、コントローラー2に保存されている一のジョブに対して第2RIP処理を実行し、サムネイル画像用の画像データを生成する。このとき、スレーブコアは、ステップS106に示す処理で決定されたページについて、サムネイル画像用の画像データを生成する。
次に、コントローラー2は、サムネイル画像が未完成のジョブがないか否かを判断する(ステップS108)。本実施形態では、コントローラー2のスレーブコアが、コントローラー2に保存されているジョブ(保存ジョブ)の中に、サムネイル画像用の画像データが生成されていないジョブがないか否かを判断する。
サムネイル画像が未完成のジョブがないと判断する場合(ステップS108:YES)、コントローラー2は、ステップS109の処理に移る。一方、サムネイル画像が未完成のジョブがあると判断する場合(ステップS108:NO)、コントローラー2は、ステップS107の処理に戻る。そして、サムネイル画像用の画像データが生成されていないジョブがなくなるまで、コントローラー2のスレーブコアが、優先度にしたがって、サムネイル画像用の画像データを順番に生成する。なお、同一レベルの優先度のジョブが複数存在する場合には、たとえば、ジョブの受信順序にしたがって、サムネイル画像用の画像データが順番に生成される。
以上のとおり、図8のステップS101〜S108に示す処理によれば、保存ジョブが認識された場合、サムネイル画像作成の優先度およびサムネイル画像作成ページが決定される。そして、コントローラー2に保存されている複数のジョブについて、優先度にしたがってサムネイル画像用の画像データが順番に生成される。なお、ステップS101〜S106に示す処理とステップS107〜S108に示す処理とは並行して実行される。
次に、コントローラー2は、ジョブの印刷設定を確認し、プレビュー画像作成の優先度を決定する(ステップS109,S110)。本実施形態では、コントローラー2のマスターコアが、まず、ステップS102に示す処理で保存ジョブであると判断したジョブの印刷設定を確認する。そして、マスターコアが、確認した印刷設定に基づいて、プレビュー画像作成の優先度「高」または「低」を設定する。本実施形態では、以下の条件(2−1)および条件(2−2)のいずれかを満たすジョブについては、優先度「高」が設定され、2つの条件のいずれも満たさないジョブについては、優先度「低」が設定される。
(2−1)印刷条件の変則的な切り替わりが生じる場合
「ページ挿入」、「面付け」、および「ページ単位設定」等のように、色変換設定やレイアウト等の印刷条件がページ間で変則的に切り替わり得るものが設定されているジョブについては、優先度「高」が設定される。このようなジョブは、仕上がり確認や編集のためにプレビュー画像が要求される可能性が高いためである。
(2−2)印刷条件が設定されていない場合
ダイレクト印刷のように、ジョブ投入時に、印刷設定が付与されなかったジョブについては、優先度「高」が設定される。このようなジョブは、ユーザーが後から印刷設定を編集する可能性が高く、プレビュー画像が必要となる可能性が高いためである。
以上のとおり、ステップS109およびS110に示す処理によれば、ジョブの印刷設定に基づいて、プレビュー画像用の画像データを生成する際の優先度が決定される。
次に、コントローラー2は、プレビュー画像を作成する(ステップS111)。本実施形態では、コントローラー2のスレーブコアが、ステップS110に示す処理で決定された優先度にしたがって、コントローラー2に受信されている一のジョブに対して第2RIP処理を実行し、プレビュー画像用の画像データを生成する。なお、本実施形態では、ステップS107に示す処理で生成されたサムネイル画像用の画像データが、プレビュー画像用の画像データとして併用される。このため、ステップS111に示す処理では、既に生成済みのサムネイル画像用の画像データのページを除く残りのページについて、プレビュー画像用の画像データが生成される。
次に、コントローラー2は、プレビュー画像が未完成のジョブがないか否かを判断する(ステップS112)。本実施形態では、コントローラー2のスレーブコアが、コントローラー2に保存されているジョブ(保存ジョブ)の中に、プレビュー画像用の画像データが生成されていないジョブがないか否かを判断する。
プレビュー画像が未完成のジョブがあると判断する場合(ステップS112:NO)、コントローラー2は、ステップS111の処理に戻る。そして、プレビュー画像用の画像データが生成されていないジョブがなくなるまで、コントローラー2のスレーブコアが、優先度にしたがって、プレビュー画像用の画像データを順番に生成する。なお、同一レベルの優先度のジョブが複数存在する場合、たとえば、ジョブの受信順序にしたがって、プレビュー画像用の画像データが順番に生成される。
一方、プレビュー画像が未完成のジョブがないと判断する場合(ステップS112:YES)、コントローラー2は、処理を終了する。
以上のとおり、図8のステップS109〜S112に示す処理によれば、サムネイル画像用の画像データが生成済みのジョブについて、優先度にしたがって、プレビュー画像用の画像データが順番に生成される。なお、ステップS109〜S110に示す処理とステップS111〜S112に示す処理とは並行して実行される。
また、図8に示されるフローチャートの処理は、ユーザーからの割り込み操作がないことを前提としている。したがって、プレビュー画像用の画像データに先行してサムネイル画像用の画像データを順番に生成している途中であっても、たとえば、ユーザーがプレビュー画像未作成のジョブのページ編集を開始する操作を行った場合、ユーザーの待ち時間を短縮するため、サムネイル画像用の画像データの生成が一時的に中断され、プレビュー画像用の画像データが生成されることが望ましい。
図10は、コントローラー2により実行される並列RIP処理の作用効果を説明するための図である。
上述したとおり、本実施形態の並列RIP処理では、印刷用の画像データを生成するための第1RIP処理と、サムネイル画像用の画像データまたはプレビュー画像用の画像データを生成するための第2RIP処理とが並行して実行される。
印刷用の画像データを生成するための第1RIP処理は、ジョブの受信順序にしたがって実行される。図10では、識別番号「1」のジョブに対して第1RIP処理が完了しており、識別番号「2」のジョブに対して第1RIP処理が実行されている。
一方、サムネイル画像用の画像データまたはプレビュー画像用の画像データを生成するための第2RIP処理では、サムネイル画像用の画像データが、プレビュー画像用の画像データよりも先に生成される。このとき、ジョブの名称に基づき決定された優先度(「高」または「低」)にしたがって、複数のジョブについて、サムネイル画像用の画像データが順番に生成される。
図10では、識別番号「4」、「6」、および「8」のジョブは、ジョブの名称として「Chapter」を含む。上述したとおり、本実施形態では、このような同一名称のジョブについて、サムネイル画像作成の優先度「高」が設定される。また、識別番号「5」の「2013−08−24」という名称のジョブおよび識別番号「7」の「A030F1024」という名称のジョブは、名称が言語的な意味の乏しい英数字の羅列であるため、サムネイル画像作成の優先度「高」が設定される。一方、識別番号「1」〜「3」、および「9」のジョブについては、サムネイル画像作成の優先度「低」が設定される。
したがって、図10では、まず、サムネイル画像作成の優先度が「高」に設定された識別番号「4」〜「8」のジョブに対して、第2RIP処理が順番に実行され、サムネイル画像用の画像データが順番に生成される。その後、サムネイル画像作成の優先度が「低」に設定された識別番号「1」〜「3」、および「9」のジョブに対して、第2RIP処理が順番に実行され、サムネイル画像用の画像データが順番に生成される。
ここで、サムネイル画像用の画像データが生成されるページは、印刷設定に基づき決定されたページである。図10では、識別番号「4」および「7」のジョブには「2−UPレイアウト」等の印刷条件が設定されており、1ページ目と2ページ目のサムネイル画像用の画像データが生成される。また、識別番号「9」のジョブには「小冊子」等の印刷条件が設定されており、1ページ目と8ページ目のサムネイル画像用の画像データが生成される。
そして、すべてのジョブについてサムネイル画像用の画像データが生成された後、プレビュー画像用の画像データが生成される。このとき、ジョブの印刷設定に基づき決定された優先度にしたがって、複数のジョブについて、プレビュー画像用の画像データが順番に生成される。
図10では、サムネイル画像用の画像データが2ページ分生成されている識別番号「4」、「7」、および「9」のジョブに対して、プレビュー画像作成の優先度「高」が設定される。一方、識別番号「1」〜「3」、「5」、「6」、および「8」のジョブについては、プレビュー画像作成の優先度「低」が設定される。
したがって、まず、識別番号「4」、「7」、および「9」のジョブに対して第2RIP処理が順番に実行され、プレビュー画像用の画像データが順番に生成される。その後、識別番号「1」〜「3」、「5」、「6」、および「8」のジョブに対して第2RIP処理が順番に実行され、プレビュー画像用の画像データが順番に生成される。なお、図10では、識別番号「4」のジョブに対して第2RIP処理が完了しており、識別番号「7」のジョブに対して第2RIP処理が実行されている。
以上のとおり、本実施形態の並列RIP処理によれば、プレビュー画像用の画像データよりも先にサムネイル画像用の画像データが生成される。したがって、ジョブが投入されてから、クライアントPC1aのディスプレイ15にサムネイル画像が表示されるまでの時間が短縮され、ジョブの確認を必要とするユーザーが、サムネイル画像の作成遅延が原因で、ジョブを素早く発見できないという問題が回避される。
また、本実施形態の並列RIP処理によれば、ジョブの名称に基づき決定された優先度にしたがって、サムネイル画像用の画像データが順番に生成される。したがって、サムネイル画像が参照される可能性の高いジョブのサムネイル画像用の画像データが優先的に生成されるため、コントローラー2に多数のジョブが投入された場合であっても、必要なサムネイル画像の作成遅延が生じない可能性が高くなる。
また、本実施形態の並列RIP処理によれば、ジョブの印刷設定に基づき決定された優先度にしたがって、プレビュー画像用の画像データが順番に生成される。したがって、プレビュー画像を利用したジョブの編集を必要とするユーザーが、プレビュー画像の作成遅延により、ジョブの編集を開始できないという問題が回避される。
図11は、一般的な並列RIP処理の作用効果を説明するための図である。本実施形態の並列RIP処理と同様、一般的な並列RIP処理においても、印刷用の画像データを生成するための第1RIP処理と、サムネイル画像用の画像データまたはプレビュー画像用の画像データを生成するための第2RIP処理とが並行して実行される。
しかしながら、本実施形態の並列RIP処理とは異なり、一般的な並列RIP処理では、サムネイル画像用の画像データまたはプレビュー画像用の画像データを生成するための第2RIP処理において、ジョブの受信順序にしたがって、サムネイル画像用の画像データとプレビュー画像用の画像データとが同時に生成される。図11では、識別番号「1」のジョブから順番に第2RIP処理が実行され、サムネイル画像用の画像データとプレビュー画像用の画像データとがジョブ毎に同時に生成される。
このため、一般的な並列RIP処理では、ジョブが投入されてから、クライアントPC1aのディスプレイ15にサムネイル画像が表示されるまでに時間がかかり、ジョブの確認を必要とするユーザーが、サムネイル画像の作成遅延により、編集対象のジョブを素早く発見できない場合がある。また、一般的な並列RIP処理では、ジョブの受信順序にしたがって、プレビュー画像用の画像データが生成されるため、プレビュー画像を利用したジョブの編集を必要とするユーザーが、プレビュー画像の作成遅延により、ジョブの編集を開始できない場合がある。
一方、本実施形態の並列RIP処理によれば、プレビュー画像用の画像データおよびサムネイル画像用の画像データが、それぞれ必要とされる段階で完成されている可能性が高められている。その結果、ユーザーが操作対象のジョブを素早く発見でき、また、ジョブ編集の開始が短時間で可能となる。
本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。
たとえば、上述した実施形態では、マスターコアおよび複数のスレーブコアを有するマルチコアCPUのコントローラーにより、第1および第2RIP処理を並行して実行する場合を例に挙げて説明した。しかしながら、第1および第2RIP処理を並列して実行するコントローラーは、ブレードサーバーであってもよい。
また、上述した実施形態では、サムネイル画像用の画像データが、プレビュー画像用の画像データとしても使用された。しかしながら、サムネイル画像とプレビュー画像とが異なる解像度を有し、サムネイル画像用の画像データとは別に、ジョブのすべてのページについて、プレビュー画像用の画像データが生成されてもよい。
また、上述した実施形態では、ジョブの印刷設定に基づいて、プレビュー画像作成の優先度が決定された。しかしながら、プレビュー画像作成の優先度は、サムネイル画像作成の優先度と連動してもよい。たとえば、サムネイル画像作成の優先度が「高」に設定されるジョブについては、プレビュー画像作成の優先度も「高」に設定される。
上述した実施形態に係る印刷システムにおける各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウエア回路、またはプログラムされたコンピューターのいずれによっても実現することが可能である。上記プログラムは、たとえば、フレキシブルディスクおよびCD−ROM等のコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等の記憶部に転送され記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、印刷システムの一機能としてその装置のソフトウエアに組み込まれてもよい。
1a,1b,1c クライアントPC、
11,21,31 CPU、
12,22,32 ROM
13,23,33 RAM、
14,24,34 ハードディスク、
15,25 ディスプレイ、
16,26 入力装置、
17,28 ネットワークインターフェース、
18,29,38 バス、
2 プリンターコントローラー、
27 プリンターインターフェース、
3 プリンター、
35 操作パネル、
36 画像形成部、
37 コントローラーインターフェース、
4 ネットワーク、
300 ジョブ管理画面、
350 ジョブ編集画面、
400 サムネイル画像、
500 プレビュー画像。

Claims (9)

  1. 印刷用の画像データを生成するための第1のラスタライズ処理と、ジョブ識別用の画像データまたはジョブ編集用の画像データを生成するための第2のラスタライズ処理とを並行して実行可能な印刷制御装置の制御方法であって、
    前記印刷制御装置の記憶部に記憶されている一のジョブについて、前記第2のラスタライズ処理を実行して前記ジョブ識別用の画像データを生成するステップ(a)と、
    前記ステップ(a)において前記ジョブ識別用の画像データが生成された後、前記記憶部に記憶されているジョブの中に、前記ジョブ識別用の画像データが未生成のジョブがあるか否かを判断するステップ(b)と、
    前記ステップ(b)において前記ジョブ識別用の画像データが未生成のジョブがあると判断される場合、前記ステップ(a)および前記ステップ(b)を繰り返す一方で、前記ステップ(b)において前記ジョブ識別用の画像データが未生成のジョブがないと判断される場合、前記ジョブ識別用の画像データが生成済みのジョブについて、前記第2のラスタライズ処理を実行して前記ジョブ編集用の画像データを生成するステップ(c)と、
    を有することを特徴とする印刷制御装置の制御方法。
  2. 前記ステップ(a)の前に、
    前記ジョブの名称に基づいて、前記ジョブ識別用の画像データを生成する際の優先度を決定するステップ(d)をさらに有し、
    前記ステップ(a)において、前記ステップ(d)において決定された前記優先度にしたがって、前記記憶部に記憶されている前記ジョブについて、前記ジョブ識別用の画像データが生成されることを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置の制御方法。
  3. 前記ステップ(c)の前に、
    前記ジョブの印刷設定に基づいて、前記ジョブ編集用の画像データを生成する際の優先度を決定するステップ(e)をさらに有し、
    前記ステップ(c)において、前記ステップ(e)において決定された前記優先度にしたがって、前記ジョブ識別用の画像データが生成済みの前記ジョブについて、前記ジョブ編集用の画像データが生成されることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷制御装置の制御方法。
  4. 前記ステップ(a)の前に、
    前記ジョブの印刷設定に基づいて、前記ステップ(a)において前記ジョブ識別用の画像データの作成にあたり前記第2のラスタライズ処理が必要となるページ番号を決定するステップ(f)をさらに有し、
    前記ステップ(a)において、前記ステップ(f)において決定された前記ページ番号の前記ジョブ識別用の画像データが生成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の印刷制御装置の制御方法。
  5. 印刷用の画像データを生成するための第1のラスタライズ処理と、ジョブ識別用の画像データまたはジョブ編集用の画像データを生成するための第2のラスタライズ処理とを並行して実行可能な印刷制御装置の制御プログラムであって、
    前記印刷制御装置の記憶部に記憶されている一のジョブについて、前記第2のラスタライズ処理を実行して前記ジョブ識別用の画像データを生成する手順(a)と、
    前記手順(a)において前記ジョブ識別用の画像データが生成された後、前記記憶部に記憶されているジョブの中に、前記ジョブ識別用の画像データが未生成のジョブがあるか否かを判断する手順(b)と、
    前記手順(b)において前記ジョブ識別用の画像データが未生成のジョブがあると判断される場合、前記手順(a)および前記手順(b)を繰り返す一方で、前記手順(b)において前記ジョブ識別用の画像データが未生成のジョブがないと判断される場合、前記ジョブ識別用の画像データが生成済みのジョブについて、前記第2のラスタライズ処理を実行して前記ジョブ編集用の画像データを生成する手順(c)と、
    を前記印刷制御装置に実行させることを特徴とする印刷制御装置の制御プログラム。
  6. 前記手順(a)の前に、
    前記ジョブの名称に基づいて、前記ジョブ識別用の画像データを生成する際の優先度を決定する手順(d)をさらに前記印刷制御装置に実行させ、
    前記手順(a)において、前記手順(d)において決定された前記優先度にしたがって、前記記憶部に記憶されている前記ジョブについて、前記ジョブ識別用の画像データが生成されることを特徴とする請求項5に記載の印刷制御装置の制御プログラム。
  7. 前記手順(c)の前に、
    前記ジョブの印刷設定に基づいて、前記ジョブ編集用の画像データを生成する際の優先度を決定する手順(e)をさらに前記印刷制御装置に実行させ、
    前記手順(c)において、前記手順(e)において決定された前記優先度にしたがって、前記ジョブ識別用の画像データが生成済みの前記ジョブについて、前記ジョブ編集用の画像データが生成されることを特徴とする請求項5または6に記載の印刷制御装置の制御プログラム。
  8. 前記手順(a)の前に、
    前記ジョブの印刷設定に基づいて、前記手順(a)において前記ジョブ識別用の画像データの作成にあたり前記第2のラスタライズ処理が必要となるページ番号を決定する手順(f)をさらに前記印刷制御装置に実行させ、
    前記手順(a)において、前記手順(f)において決定された前記ページ番号の前記ジョブ識別用の画像データが生成されることを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の印刷制御装置の制御プログラム。
  9. 請求項5〜8のいずれか1項に記載の印刷制御装置の制御プログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体。
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