JP6205166B2 - シートベルト装置のバックル - Google Patents
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Description
このバックルは、バックルステー210と、バックルベース220と、支持軸(例えば、リベット)230と、ゴム製の弾性部材240と、固定キャップ250と、を備えている。
(1) 基端部に車体への固定部が設けられるとともに、先端部に貫通孔を有する連結板部が設けられるバックルステーと、
底板部と該底板部の両側縁から上方に起立した一対の側板部とを有し、前記底板部の長さ方向の一端部に貫通孔が設けられるバックルベースと、
前記バックルベースが、前記バックルステーに対し、前記底板部の板面に垂直な第1の方向に所定角度傾動可能、且つ、前記底板部の板面に平行な第2の方向に所定角度回動可能に、前記バックルステーに連結されるように、前記連結板部の貫通孔に対して遊びをもって、前記バックルステーの連結板部及び前記底板部の一端部の両貫通孔に挿通される支持軸と、
前記第1の方向に傾動及び第2の方向に回動したとき、前記バックルステーに押されて弾性変形することで、前記バックルベースを原位置に復帰させるゴム製の弾性部材と、
を有するシートベルト装置のバックルにおいて、
前記弾性部材は、
前記バックルベースの一対の側板部に接触する一対の側壁部と、
前記一対の側壁部を上方で連結する上壁部と、
前記一対の側壁部を下方で連結し、前記バックルステーの上面と接触する下壁部と、
を有し、
前記下壁部は、前記バックルステーの先端部に設けられるステー係止部が嵌合される嵌合部を有し、
前記下壁部は、前記バックルベースがバックルステーに対して前記第2の方向に回動したとき、前記ステー係止部及び前記嵌合部の前記バックルベースに対する相対変位を許容する肉抜き部を有し、且つ、
前記バックルベースの一対の側板部には、前記弾性部材の上方への移動を規制する上板部が固定されていることを特徴とするシートベルト装置のバックル。
(2) 前記弾性部材は、前記一対の側壁部、前記上壁部、及び前記下壁部の各後端部を連結する後面壁部をさらに備えることを特徴とする(1)に記載のシートベルト装置のバックル。
(3) 前記上板部は、前記支持軸と一体に形成されることを特徴とする(1)に記載のシートベルト装置のバックル。
(4) 前記上壁部及び下壁部には、前記支持軸が貫通する貫通孔がそれぞれ設けられ、 前記肉抜き部は、前記下壁部の貫通孔の中心よりも前方寄りで、左右対称に形成される左右の肉抜き部を有し、
前記嵌合部は、前記左右の肉抜き部を画成する左右のリブによって形成されることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のシートベルト装置のバックル。
(5) 前記弾性部材は、前記下壁部から連続して設けられ、前記下壁部と協働して前記バックルステーを挟み込むことで、前記バックルベースと前記バックルステーとの間に介在する挟み込み部を有することを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載のシートベルト装置のバックル。
(6) (1)〜(5)のいずれかに記載のバックルを備えたことを特徴とするシートベルト装置。
また、下壁部には、ステー係止部及び嵌合部のバックルベースに対する相対変位を許容する肉抜き部が設けられるので、バックルベースを第2の方向に回動させるとき、下壁部を容易に変形させることができる。
また、ゴム製の弾性部材は左右対称形状に形成できることから、弾性部材を左右シートのバックルに共通に使用することができ、左右シートでの共通部品化によりコスト低減に寄与することができる。
なお、図示されたバックルは、左シート用であるが、右シート用のバックルでは、バックルベース10のバックルステー20に対する第2の方向Yへの回動方向は逆方向となる。従って、右シート用のバックルでは、バックルステー20のストッパ25は、左シート用のものとバックルステー20の幅方向中心に対して反対側の位置に設けられる。
バックルステー20に対しバックルベース10が第1の方向Xに傾動したとき、バックルステー20に押されて弾性部材50の上壁部52や傾斜部67等が第1の方向Xに曲げ変形する。従って、図6(b)の矢印X´に示す弾性部材50の弾性反力により、バックルステー20を押し戻して、バックルベース10を原位置に復帰させることができる。
また、下壁部53には、ステー係止部26及び嵌合溝63のバックルベース10に対する相対変位を許容する肉抜き部57が設けられるので、バックルベース10を第2の方向Yに回動させるとき、下壁部53を容易に変形させることができる。
また、ゴム製の弾性部材50は左右対称形状に形成できることから、弾性部材50を左右シートのバックルに共通に使用することができ、左右シートでの共通部品化によりコスト低減に寄与することができる。
また、挟み込み部は、下壁部53から前方に延びる折り返し部66を折り返すことによって構成されているが、予め挟み込むような形状に成形されてもよい。
11 底板部
12 側板部
13 貫通孔
20 バックルステー
22 車体への固定部
23 貫通孔
24 連結板部
30 支持軸
50 ゴム製の弾性部材
51 側壁部
52 上壁部
53 下壁部(下部)
54 後面壁部
55、56 貫通孔
57 肉抜き部
60 前方リブ
61 屈曲リブ
66 折り返し部(挟み込み部)
X 第1の方向
Y 第2の方向
Claims (6)
- 基端部に車体への固定部が設けられるとともに、先端部に貫通孔を有する連結板部が設けられるバックルステーと、
底板部と該底板部の両側縁から上方に起立した一対の側板部とを有し、前記底板部の長さ方向の一端部に貫通孔が設けられるバックルベースと、
前記バックルベースが、前記バックルステーに対し、前記底板部の板面に垂直な第1の方向に所定角度傾動可能、且つ、前記底板部の板面に平行な第2の方向に所定角度回動可能に、前記バックルステーに連結されるように、前記連結板部の貫通孔に対して遊びをもって、前記バックルステーの連結板部及び前記底板部の一端部の両貫通孔に挿通される支持軸と、
前記第1の方向に傾動及び第2の方向に回動したとき、前記バックルステーに押されて弾性変形することで、前記バックルベースを原位置に復帰させるゴム製の弾性部材と、
を有するシートベルト装置のバックルにおいて、
前記弾性部材は、
前記バックルベースの一対の側板部に接触する一対の側壁部と、
前記一対の側壁部を上方で連結する上壁部と、
前記一対の側壁部を下方で連結し、前記バックルステーの上面と接触する下壁部と、
を有し、
前記下壁部は、前記バックルステーの先端部に設けられるステー係止部が嵌合される嵌合部を有し、
前記下壁部は、前記バックルベースがバックルステーに対して前記第2の方向に回動したとき、前記ステー係止部及び前記嵌合部の前記バックルベースに対する相対変位を許容する肉抜き部を有し、且つ、
前記バックルベースの一対の側板部には、前記弾性部材の上方への移動を規制する上板部が固定されていることを特徴とするシートベルト装置のバックル。 - 前記弾性部材は、前記一対の側壁部、前記上壁部、及び前記下壁部の各後端部を連結する後面壁部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のシートベルト装置のバックル。
- 前記上板部は、前記支持軸と一体に形成されることを特徴とする請求項1に記載のシートベルト装置のバックル。
- 前記上壁部及び下壁部には、前記支持軸が貫通する貫通孔がそれぞれ設けられ、
前記肉抜き部は、前記下壁部の貫通孔の中心よりも前方寄りで、左右対称に形成される左右の肉抜き部を有し、
前記嵌合部は、前記左右の肉抜き部を画成する左右のリブによって形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のシートベルト装置のバックル。 - 前記弾性部材は、前記下壁部から連続して設けられ、前記下壁部と協働して前記バックルステーを挟み込むことで、前記バックルベースと前記バックルステーとの間に介在する挟み込み部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のシートベルト装置のバックル。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載のバックルを備えたことを特徴とするシートベルト装置。
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