JP6202597B2 - 無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、基地局と無線端末とが無線により通信する無線通信システムに関するものである。
従来の無線通信システム、例えば、260MHz帯デジタル無線方式の無線通信システムは、複数の端末局と、それら複数の端末局と無線通信を行う基地局と、この基地局に接続された統制局とを備えて構成される。
また、無線通信の方式が例えばTDMA(Time Division Multiple Access)方式の場合には、無線回線は複数の通信スロット(チャネル)に分割され、統制局の回線制御装置が通信要求に応じて通信スロットを割り当てて通信が確立される。
ここで、基地局と無線端末とが無線により通信する無線通信システムにおけるスロット割り当てに関しては、これまでに種々の発明が提案されている。
例えば、特許文献1には、トラフィック増大時のスロット割り当てに関する発明が開示されている。
特開2001−274804号公報
ところで、従来の無線通信システムでは、複数の通信スロットがすべて使用中のときに新たな通信要求があるとビジーを応答し、その通信要求の通信を接続できない場合があった。例えば防災無線システムでは、緊急性が高い通信や重要な通信は他より優先して接続したいというニーズがある。
従来の防災無線システムでは、システムを管理、統制する指令者が操作する統制局(台)が強制切断機能を備え、重要な通信を行うために他の通信を強制的に切断できるようにしていた。
しかし、基地局と統制局(回線制御装置)との回線などに異常が生じ接続状態が悪くなり基地局が自局の通信エリア内の基地局折返し通信を開始すると、その通信エリア内の通信は統制局と切り離されて実現されるため、統制局の強制切断機能は機能せず、基地局折返し通信中に重要な通信を優先的に確立する術がなかった。
また、一つの基地局を複数のグループが共用し、一つの基地局に複数の統制局が無線または有線で接続されるシステムを構築する場合には、どの通信を優先するかを公平性も考慮して確立しなければならない。
そこで、本発明は、重要な通信を公平に優先して確立できるようにすることを目的とする。
本発明の無線通信システムは、複数の端末局と、これら複数の端末局と無線通信を行う基地局と、この基地局に接続された統制局とを備え、前記端末局間または前記端末局と前記統制局とが複数の通信態様で通信を行う無線通信システムであって、前記統制局は、前記通信態様の優先度に応じた第1強制切断条件を保持し、前記基地局の通信チャネルが全て使用中の場合に新たな通信要求があった場合には前記第1強制切断条件に応じて回線制御を行い、前記基地局は、前記統制局との接続状態の異常を検出すると基地局折返し通信を行うとともに、前記通信態様の優先度に応じた前記第1強制切断条件とは異なる第2強制切断条件を保持し、前記基地局折返し通信時であって通信チャネルが全て使用中の場合に新たな通信要求があった場合には前記第2強制切断条件に応じて回線制御を行うことを特徴としている。
なお、複数の端末局がグループ分けされ、各グループ内の端末局同士が前記基地局を介して無線通信を行うように構成され、前記基地局は、前記基地局折返し通信時であって通信チャネルが全て使用中の場合に新たな通信要求があった場合には前記第2強制切断条件に基づいて、当該新たな通信要求の優先度が高い場合は、当該新たな通信要求を行った端末局が属するグループにおける優先度の低い通信があるか否かを判断し、当該グループにおける優先度の低い通信がある場合には当該グループの優先度が低い通信をすべて強制切断して当該新たな通信要求に基づく通信を確立する一方、当該グループにおける優先度の低い通信がない場合には他のグループにおける優先度の低い通信があるか否かを判断し、前記他のグループにおける優先度の低い通信の一つを強制切断して、当該新たな通信要求に基づく通信を確立することが好ましい。
また、本発明の無線通信システムは、複数の端末局と、これら複数の端末局と無線通信を行う基地局と、この基地局に接続された統制局とを備え、前記端末局間または前記端末局と前記統制局とが複数の通信態様で通信を行う無線通信システムであって、前記複数の端末局がグループ分けされ、前記統制局は基地局が無線通信に用いる複数のスロットのうち少なくとも一つのスロットを特定のグループの端末局に対して専用的に割当てる専用スロットとして運用する専用割当てモードの設定を切り替えるように構成されるとともに、前記統制局は、前記通信態様の優先度に応じた強制切断条件を保持し、前記基地局の通信チャネルが全て使用中の場合に新たな通信要求があった場合には前記強制切断条件に基づいて専用割当てモードの設定に応じた回線制御を行うことを特徴としている。
なお、前記統制局は、前記新たな通信要求に係るグループに優先度が低い通信が存在した場合には、その通信を当該グループの前記専用割当てモードの設定に係わらず強制切断する一方、前記新たな通信要求に係るグループとは異なる他のグループに優先度が低い通信が存在した場合には、その通信が前記専用スロットを使用していなければ強制切断し、前記専用スロットを使用していれば当該通信を維持することが好ましい。
本発明によれば、重要な通信を公平に優先的に確立することができる。
基地局共用型の無線通信システムの概要を示す図である。 図1の無線通信システムにおける統制局、無線統制局、固定端末局、移動局に付随する装置の例を示す図である。 本発明に係るスロット割り当ての概要を示す図である。 本発明の一実施例に係る通信種別による通信の優先順位テーブルを説明するための図である。 本発明の一実施例である通信の強制切断条件テーブルを説明するための図である。 本発明の一実施例である統制局制御装置による通信の強制切断を説明するための処理フローの図である。 本発明の一実施例である基地局による通信の強制切断を説明するための処理フローの図である。
本発明の一実施形態(以下、本実施形態という)に係る無線通信システムについて、図面を参照して説明する。
以下では、無線通信システムの一例として、図1及び図2に例示した基地局共用型の防災無線システムを参照して説明する。
ここで、基地局共用型とは、異なるグループが基地局を共用するものであり、例えば県とその県内の市町村とが互いに基地局を共同して運用するシステムをいう。
図1には、基地局共用型の無線通信システムの一例として、或るエリア内に県の統制局20及び通信設備(移動局30aや固定端末局40など)と、A市〜D市の無線統制局50及び通信設備(移動局30bなど)が、一つの基地局(3キャリア、12スロット)10を共用して通話等の通信を行う防災無線システムの概要を示してある。
図2には、図1の防災無線システムにおける県統制局20、市無線統制局50、県固定端末局40、移動局30(県の移動局30a及び市の移動局30b)に付随する装置の例を示してある。
県統制局20は、マイクやスピーカ等の入出力機器を備えた統制台21と、防災無線システムの管理や監視に係る機能を提供する管理監視制御装置22と、県統制局20を統括的に制御して基地局10との通信を行う統制局制御装置(LCU:Line Control Unit)23を有している。また、統制局制御装置23には、内線電話機24やFAX25等の外部装置が中継交換機26を介して接続されている。
無線統制局50は、マイクやスピーカ等の入出力機器を備えた統制台51と、市無線統制局50を統括的に制御する統制局制御装置52と、基地局10と無線により通信を行う無線装置53を有している。
県固定端末局40は、親電話機43や子電話機44やFAX45等の外部機器が接続される回線接続制御装置41と、基地局10と無線により通信を行う無線装置42を有している。
移動局30は、マイクやスピーカやディスプレイ等の入出力機器を備えた制御装置31と、基地局10と無線により通信を行う無線装置32を有している。
ここで、本無線システムでは、基地局10は3つの周波数チャネル(チャネル1〜3)を使用し、各チャネルをそれぞれ4つのスロット(チャネル1:スロットC及びスロット1〜3、チャネル2:スロット4〜7、チャネル3:スロット8〜11)に分割して使用する。平常時、非常時のいずれにおいても、12スロットのうちの1スロットに制御スロットが割り当てられ、残余の11スロットが県と県内の市町村とで共用(先取り利用)される。
また、以下の防災無線システムでは、県統制局20が本発明に係る統制局に対応し、基地局10が本発明に係る基地局に対応し、県の通信設備(移動局30aや県固定端末局40など)やA市〜D市の市無線統制局50及び通信設備(移動局30bなど)が本発明に係る端末局(以下、無線端末ともいう)に対応する。また、各無線端末を例えば県や市町村といった自治体単位でまとめたグループが本発明に係るグループに対応する。なお、自治体単位でのグループ分けのほか、例えば、無線端末を扱う人物の役職などの他の単位でグループ分けしてもよく、グループ分けの単位はシステムの運用形態等に応じて定めればよい。また、各無線端末が属するグループの特定は、例えば、各無線端末にグループの識別情報を付す等の種々の方式により実現することができる。
図3には、本実施形態に係るスロット割り当ての概要を示してある。
通常通信時のスロット1〜11は、都道府県及び市町村共用で、先取り方式でスロットの割り当てが行われる。
非常通信時(非常時チャネル設定モード;専用割当てモード)には、特定の市町村に対して所定数のスロットを非常時スロット(専用スロット)として専用的に割り当て、残余のスロットを共用(先取り利用)する。
図3の例では、都道府県(県)に対してスロット1〜5、A市に対してスロット6,7、B市に対してスロット8,9、C市に対してスロット10,11の2スロットを非常時スロットとして専用的に割り当てている。その結果、C市の管理下にある図1の無線統制局50−3や移動局30b−3、30b−7等の無線端末で構成されるグループは、グループ内の無線端末同士で非常時スロットを用いて無線通信を行うことができ、非常時にグループ内での通話等を実施できるようになる。
ここで、D市は重要なグループ通信を行いたいが、既に全スロットが通信中(話中)または非常通信時で割り当て済みで通信ができない場合がある。
本実施形態は、後述の通信種別による通信の優先順位テーブルに基づいて優先順位の低い通信を強制切断し、優先順位の高い通信を行うことである。本実施形態により、D市は通信を行うことができる。
例えば、図3において、D市の通信優先順位が、通信中(話中)のC市の優先順位より高ければ、C市に割り当てられているスロット10,11の2スロットを強制切断する。そして、空いたスロット10,11にD市を割り当てることにより、D市はグループ通信を行うことが可能となる。
次に、本発明の一実施例である通信態様(ここでは通信種別)による通信の優先順位テーブルについて図4を用いて説明する。
図4において、優先順位は、数値の小さい方が優先度を高くしている。すなわち、優先順位の高い順に、1,2,3・・・となる。図4では“1”の通信種別が高優先順位通信であり、“2”の通信種別が低優先順位通信であり、優先順位が2つの例を示している。なお、本発明において優先順位の数は限定されるものではない。
図4において、通信名称が“一斉通信”で、通信形態が“グループ”の場合は、優先順位が1位である。一斉通信とは、県庁の統制台21や各市の無線統制局50などの統制権を有する端末局からの各グループへの一斉通信である。
また、通信名称が“統制通信”で通信形態が“グループ”及び“個別”の場合も、優先順位が1位である。統制通信とは、県庁の統制台21や各市の無線統制局50などの統制権を有する端末局が行う通信であり、対象の端末局30,40は通信中でも自動的に強制切断されて、その統制通信に引き込まれるものである。
さらに、通信名称が“個別通信”で通信形態が“個別”、通信名称が“グループ通信”で通信形態が“グループ”、通信名称が“同報通信”で通信形態が“グループ”、通信名称が“PBX通信”で通信形態が“個別”の通信は優先順位が2位である。
なお、個別通信は、端末局30、40間や統制権を有する端末局と端末局30、40間の1対1通信である。グループ通信は端末局30、40間や統制権を有する端末局のいずれか複数の端末局を含むグループ内の通信である。同報通信はあるグループ内の複数の端末局に対する通信である。PBX通信は図示しない構内交換機などを介した個別通信である。
また、専用チャネル通信は、県庁の統制台21や各市の無線統制局50などの統制権を有する端末局が起動するものであって、あるチャネルを常に通信中の状態とし、そのチャネルに手動または自動で参入した端末局30,40と統制権を有する端末局が通信を行うものであり、ここでは強制切断の対象通信ではない。
図4の通信種別による通信の優先順位テーブルは、県統制局20(統制局制御装置23)および基地局10が記憶している。
〔第1実施形態〕
次に、本発明の第1実施形態の回線制御について、図5の強制切断条件テーブルを用いて説明する。
図5(A)は、統制局制御装置23が記憶している強制切断条件テーブルである。この強制切断テーブルは、基地局10の全通信スロット1〜11が使用中である場合に、図4に示す優先度の高い一斉通信または統制通信の通信要求があった場合に使用される。
つまり、図5(A)の強制切断条件テーブルは、基地局10が基地局折返し通信中ではない時に統制局制御装置23が使用するものである。
この図5(A)に示すように、統制局制御装置23は、全スロット1〜11が使用中に優先度が高い通信の通信要求を統制台21や市無線統制局50や端末局30、40(これらをまとめて端末局等という)から受信すると、図5(A)の強制切断条件テーブルに基づいて、まず条件1が成立するか否かを判断する。
例えば、統制局制御装置23は、通信要求を受信すると、図4の優先順位テーブルに基づいてその通信要求の通信の優先度が最下位の通信でないか(即ち当該通信よりも優先度が低い通信が存在するか)、及び、スロットに空きがあるか否かを判断する。そして、統制局制御装置23は、通信の優先度が最下位ではなく(本例では優先順位が1)、且つ、スロットに空きが無い場合に、図5(A)の強制切断条件に基づく処理を実行する。
具体的には、統制局制御装置23は、上記通信要求を行った端末局等と同一免許人、即ち、同一グループ(ここでは県市町村)の低優先順位通信があるか否かを判断し、ある場合その中で最古の(最も以前に通信を開始した)通信を切断する。
そして、統制局制御装置23は、切断した通信で使用していたスロットを使用して、上記通信要求に係る優先度の高い通信を確立する。
なお、図5(A)の備考欄に記載の通り、同一免許人が非常通信時(非常時チャネル設定中)であっても、通信中の通信種別が低優先順位であればその通信は強制切断対象とする。また、同一免許人の低優先順位通信が、他免許人との間の応援通信中であっても、その通信種別が低優先順位であれば強制切断対象とする。ここで、応援通信とは他グループとの通信が可能になるモードであり、例えば一般社団法人電波産業会が規定する標準規格であるARIB_STD_T79などで規定されているものを利用できる。
統制局制御装置23は、条件1が成立しなかった(同一グループの低優先順位通信が存在しなかった)場合、図5(A)の条件2が成立するか否かを判断する。
具体的には、上記通信要求を行った端末局等とは異なる他免許人、即ち、他グループ(ここでは県市町村)の非常時スロットを使用していない低優先順位通信があるか否かを判断し、ある場合はその中で最古の(最も以前に通信を開始した)通信を切断する。
ここで、図5(A)の備考欄に記載の通り、統制局制御装置23は、他免許人が非常時通信時(非常時チャネル設定中)であり、低優先順位通信が非常時スロットを使用している場合は、その通信に使用されているスロット(例えば2スロット)は使用不可(強制切断対象外)とする。
そして、統制局制御装置23は、切断した通信で使用していたスロットを使用して、上記通信要求に係る優先度の高い通信を確立する。
なお、統制局制御装置23は、強制切断時には強制切断する通信の通話音に専用のトーキー音(優先度が高い通信のために強制切断を行う旨を示す音)を合成して端末局等のユーザに強制切断を知らせる。これにより、ユーザはなぜ急に切断したのかを知ることができるとともに、ユーザがその後すぐに再発呼してトラフィックを逼迫することを抑止できる。
一方、統制局制御装置23は、条件2も成立しなければ、強制切断を行わずに、上記通信要求に係る優先度の高い通信に対してビジーを応答する。
このように、統制局制御装置23は、強制切断条件テーブルに基づいて、免許人(グループ)と非常時チャネル設定の有無を考慮して、優先度に応じた通信接続を実行する。つまり、自グループの低優先順位通信が存在した場合は非常時チャネル設定の有無に係わらずその通信を強制切断する一方、他グループの低優先順位通信が存在した場合は非常時チャネル設定の有無に応じて当該低優先順位通信が非常時スロットを使用していなければ強制切断し、非常時スロット使用していれば強制切断対象とはしないように制御する。
そのため、統制局制御装置23は、非常時チャネル設定中のような非常運用時であっても自グループ内の優先度が高い通信は低優先通信より優先して確立することができる。それに対して、他グループが非常時で非常時チャネル設定中であり、非常時スロットを使用しているような場合には、その通信が低優先通信であっても統制局制御装置23は他グループが非常時であることを考慮してその通信を切断しない。これにより、各グループ間の公平性を保ちつつ、非常時などに重要な通信を優先して運用することができる。この効果は防災無線システムでは特に重要なものとなる。
次に、図5(B)は、基地局10が記憶している強制切断条件テーブルである。この強制切断テーブルは、基地局10が県統制局20の統制局制御装置23との回線異常を検出して基地局折返し通信を実行中の状態であって、基地局10の全通信スロット1〜11が使用中である場合に、図4に示す優先度の高い一斉通信または統制通信の通信要求があった際に使用される。
つまり、図5(B)の強制切断条件テーブルは、基地局10が基地局折返し通信中である時に基地局10が使用するものである。例えば、基地局10は、通信要求を受信すると、図4の優先順位テーブルに基づいてその通信要求の通信の優先度が最下位の通信でないか(即ち当該通信よりも優先度が低い通信が存在するか)、及び、スロットに空きがあるか否かを判断する。そして、基地局10は、通信の優先度が最下位ではなく(本例では優先順位が1)、且つ、スロットに空きが無い場合に、図5(B)の強制切断条件に基づく処理を実行する。
この図5(B)に示すように、基地局10は、基地局折返し通信中であって、全スロット1〜11が使用中に優先度が高い通信の通信要求を市無線統制局50や端末局30、40(これらをまとめて端末局等という)から受信すると、図5(B)の強制切断条件テーブルに基づいて、まず条件1が成立するか否かを判断する。
具体的には、基地局10は、上記通信要求を行った端末局等と同一免許人、即ち、同一グループ(ここでは県市町村)の低優先順位通信があるか否かを判断し、ある場合はすべての低優先順位通信を切断する。これは、基地局10の基地局折返し通信時には、同一免許人内で図4に示す高優先順位通信が同時2通信以上発生することは考え難いので、同一免許人の全通信を強制切断することで、すべての端末局が高優先順位通信を受信可能な状態とすることができる。
そして、基地局10は、切断した通信で使用していたスロットのいずれかのスロット(例えばスロット番号が最も小さいスロット)を使用して、上記通信要求に係る優先度の高い通信を確立する。
一方、基地局10は、条件1が成立しなかった(同一グループの低優先順位通信が存在しなかった)場合、図5(B)の条件2が成立するか否かを判断する。
具体的には、上記通信要求を行った端末局等とは異なる他免許人、即ち、他グループ(ここでは県市町村)の低優先順位通信があるか否かを判断し、ある場合はその中でスロット番号が最も小さいスロットを使用している通信を切断する。
ここで、図5(B)の備考欄に記載の通り、基地局10は、他免許人による低優先順位通信が複数ある場合、それら通信の中でスロット番号が最も小さいスロットを使用している通信を切断する。なお、最も小さいスロット番号とするか、最も大きいスロット番号とするか、あるいは、予め決めたスロット番号とするかは適宜変更できるが、基地局10はどのスロットを使用している通信を切断するかというルールを予め保持している。これにより、基地局10は統制局制御装置23のように、基地局折返し通信時に各通信の履歴を管理する機能を備えて最古の通信を判断するような機能を備えなくてもよい。
そして、基地局10は、切断した通信で使用していたスロットを使用して、上記通信要求に係る優先度の高い通信を確立する。
なお、本実施形態の基地局10は、基地局折返し通信時は、非常時チャネル設定モードは設定することができず、基地局折返し通信前に非常時チャネル設定モードであっても基地局折返し通信が始まるとモード解消されてしまう。
また、基地局10は、強制切断時には強制切断する通信の通話音に専用のトーキー音(優先度が高い通信のために強制切断を行う旨を示す音)を合成して端末局等のユーザに強制切断を知らせてもよい。
以上、本発明の第1実施形態としての無線通信システムによれば、統制局制御装置23は、図4の優先度に応じた図5(A)に示す強制切断条件を保持し、基地局10の通信スロットが全て使用中の場合に新たな通信要求があった場合には、強制切断条件に基づいて非常時チャネル設定中か否かに応じて回線制御を行う。そのため、通信種別の優先度を考慮して優先度の高い通話を確立しつつ、複数のグループ間の公平性を担保することができる。
より具体的には、統制局制御装置23は、新たな通信要求に係るグループに優先度が低い通信が存在した場合には、その通信を当該グループが非常時チャネル設定中か否かに係わらず強制切断する。一方、統制局制御装置23は、新たな通信要求に係るグループとは異なる他のグループに優先度が低い通信が存在した場合には、その通信が非常時スロットを使用していなければ強制切断し、非常時スロットを使用していれば当該通信を維持する。そのため、新たな通信要求の自グループ内の低優先順位の通信は強制切断して優先度が高い通話を最優先することができ、他グループ内の低優先順位の通信に対しては、非常時チャネル設定中でない場合のみ強制切断する。これにより、他グループが非常時である場合には低優先順位の通話も継続させることができ、防災システム上の使い勝手を向上することができる。
また、本第1実施形態としての無線通信システムによれば、基地局10が統制局制御装置23とは別に図5(B)に示す強制切断条件を保持し、基地局折返し通信を開始すると、それに基づいて回線制御を行うので、基地局折返し通信中であっても、他のグループの通信も含めて、優先度が高い通信を優先して確立することができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態に係る無線通信システムについて、図面を参照して説明する。
本第2実施形態は、上述した第1実施形態とは異なり、優先度が高い通信(一斉通信、統制通信)の通信要求が発生したときに、通信スロットに空きがある状態であって、その通信の着信先である着信装置(端末局;個別番号及びグループ番号)が話中の場合における回線制御の例である。
なお、本第2実施形態の無線通信システムは図1〜図4に係る構成と同じ構成である。
まず、基地局10が基地局折返し通信中でない状態における統制局制御装置23の回線制御処理について図6の処理フローを用いて説明する。
県統制局20の統制局制御装置23は、新たな通信要求を受信すると(ステップS601)、基地局10のスロットに当該通信要求の通信を行う空きがあるか否かを判断する(ステップS602)。ここで、統制局制御装置23は、空きがないと判断すると(NO)、上述した第1実施形態の図5(A)に基づく回線制御処理を行う(S603)。
一方、統制局制御装置23は、空きがあると判断すると(YES)、着信先の着信装置が通信中(例えば話中)であるか否かを判断する(ステップS604)。ここで、統制局制御装置23は、話中ではないと判断すると(NO)、新たな通信要求を空きスロットを用いて確立する(ステップS605)。
しかし、着信装置が話中であった場合(YES)、統制局制御装置23は、新たな通信要求の図4に示す優先順位(優先度)が最下位であるか否か(ここでは、優先順位が“1”の通信であるか否か)を判断する(ステップS606)。
そして、新たな通信要求の優先順位が最下位であると(YES)、統制局制御装置23は、新たな通信要求に対してビジーを応答して通信を確立せずに処理を終了する(ステップS607)。
一方、新たな通信要求の優先順位が最下位でなければ(NO)、統制局制御装置23は、新たな通信要求に係る通信がグループ通信であるか(即ち、グループ通信か個別通信か)を判断する(ステップS608)。ステップS608の判定で、グループ通信の場合(YES)はステップS609の処理に進み、個別通信の場合(NO)はステップS613の処理に進む。
統制局制御装置23は、新たな通信要求がグループ通信である場合(YES)、着信装置(移動局等)が通信中の通信種別の優先順位が、新たな通信要求に係る通信種別の優先順位よりも低か否かを判定する(ステップS609)。
このステップS609の判定は、グループ通信対象であって通信中のすべての着信装置に対して行われる。そして、ステップS609の判定においていずれかの着信装置が通信中の通信の優先順位が同位以上の場合(NO)は、統制局制御装置23は、着信装置の通信回線の強制切断は行わず、すなわち、新たな通信要求の通信を確立せず発信装置に対してビジーを応答して(ステップS610)、処理を終了する。
一方、すべての着信装置の通信中通信の優先順位の方が低い場合(YES)は、統制局制御装置23は、ステップS611の処理に進み、新たな通信要求のグループ通信のすべての着信装置(グループ番号に属するすべての端末局)の通信中回線を強制切断する。
その後、統制局制御装置23は、新たな通信要求に係る高優先度のグループ通信を空きスロットを用いて確立し(ステップS612)、処理を終了する。
また、上記ステップS608において、グループ通信でなく個別通信であった場合(NO)、統制局制御装置23は、新たな通信要求の着信装置が通話中の通信の通信種別の優先順位が、新たな通信要求に係る通信種別の優先順位よりも低か否かを判定する(ステップS613)。
そして、ステップS613の判定において着信装置が通信中の通信の優先順位が同位以上の場合(NO)は、統制局制御装置23は、着信装置の通信回線の強制切断は行わず、すなわち、新たな通信要求の通信を確立せず発信装置に対してビジーを応答して(ステップS610)、処理を終了する。
一方、着信装置の通信中通信の優先順位の方が低い場合(YES)は、統制局制御装置23は、ステップS614の処理に進み、新たな通信要求の個別通信の着信装置が通信中の通信を強制切断する。その後、統制局制御装置23は、新たな通信要求に係る高優先度の個別通信を空きスロットを用いて確立し(ステップS615)、処理を終了する。
なお、ここで、個別通信の着信装置が通信中の低優先順位の通信がグループ通信であった場合、そのグループ通信は一つの着信装置のためにすべての通信が切断することになる。したがって、このような場合、統制局制御装置23は、上記新たな通信要求の高優先順位の個別通信を確立した後に、上記ステップS614で強制切断したグループ通信を再度確立し、他の端末局等によるグループ通信を復活させることが好ましい。これにより、高優先順位の通信を優先するだけでなく、低優先度の通信も必要以上に切断したままにすることがなくなり、システムの利便性が向上する。
また、上記ステップS611、S614の強制切断は、他免許人との間の応援通信であっても切断する。
このように、統制局制御装置23によれば、通信スロットに空きがある状態であって、その通信の着信先である着信装置が話中の場合であっても、高優先度の新たな通信要求を低優先度の通信に対して優先して接続することができる。
次に、基地局10が基地局折返し通信中である状態における基地局10の回線制御処理について図7の処理フローを用いて説明する。
基地局10は、基地局折返し通信時に、新たな通信要求を受信すると(ステップS701)、基地局10のスロットに当該通信要求の通信を行う空きがあるか否かを判断する(ステップS702)。ここで、基地局10は、空きがないと判断すると(NO)、上述した第1実施形態の図5(B)に基づく回線制御処理を行う(S703)。
一方、基地局10は、空きがあると判断すると(YES)、着信先の着信装置が通信中(例えば話中)であるか否かを判断する(ステップS704)。ここで、基地局10は、話中ではないと判断すると(NO)、新たな通信要求を空きスロットを用いて確立する(ステップS705)。
しかし、着信装置が話中であった場合(YES)、基地局10は、新たな通信要求の図4に示す優先順位(優先度)が最上位であるか否か(ここでは、優先順位が“1”の通信であるか否か)を判断する(ステップS706)。
そして、新たな通信要求の優先順位が最上位でなければ(NO)、基地局10は、新たな通信要求に対してビジーを応答して通信を確立せずに処理を終了する(ステップS707)。
一方、新たな通信要求の優先順位が最上位であれば(YES)、基地局10は、新たな通信要求を発信した端末局(ここでは無線統制局50)が属するグループと同じグループに属する端末局のすべての通信中の通信について強制切断を行う(ステップS708)。これは、同一グループ内で高優先度(優先順位が“1”)の通信が同時2通信以上発生しないという、本実施形態の理由に基づいている。このように優先度が最も高い通信要求があった場合に、基地局10がその通信の属するグループのすべての通信を強制切断することにより、最高優先度の通信を確実にそのグループ内で確立することができる。
そして、基地局10は、新たな通信要求に係る高優先度の個別通信またはグループ通信を空きスロットを用いて確立し(ステップS709)、処理を終了する。
このように、基地局10によれば、通信スロットに空きがある状態であって、その通信の着信先である着信装置が話中の場合であっても、高優先度の新たな通信要求を低優先度の通信に対して優先して接続することができる。
以上、本発明の第2実施形態としての無線通信システムによれば、基地局10が統制局制御装置23とは別に強制切断条件(上記図7の処理フローに係る条件)を保持し、基地局折返し通信を開始すると、それに基づいて回線制御を行うので、基地局折返し通信中であっても、優先度が高い通信を優先して確立することができる。
〔その他〕
以上本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は柔術した実施形態の無線通信システムに限定されるものではなく、上記以外の無線通信システムに広く適用することができることは言うまでもない。
上述したように、第1及び第2実施形態は組み合わせて実施できる。つまり、優先度の高い通信種別の新たな通信要求があった場合に、基地局10に空きスロットがなければ上記図5の強制切断条件に基づく回線制御が統制局制御装置23または基地局10によって実行される。一方、基地局10に空きスロットがある場合であって当該新たな通信要求の着信先の端末局が話中の場合は上記図6または図7に基づく回線制御が統制局制御装置23または基地局10によって実行される。なお、一方、基地局10に空きスロットがある場合であって当該新たな通信要求の着信先の端末局が話中でない場合には、その空きスロットを用いて当該新たな通信要求の確立が統制局制御装置23または基地局10によって実行される。
また、上述した第1実施形態において、統制局制御装置23が保持する図5(A)の強制切断条件は条件1、2を分けなくてもよい。つまり、統制局制御装置23は、同一免許人及び他免許人のすべての低優先順位の通信があるかを判断し、その中で最古の通信を強制切断するようにしてもよい。これによっても上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、上述した第1実施形態において、基地局10が各通信の通信時間(開始時刻)を管理するように構成し、図5(B)の強制切断条件の条件2において、基地局10が通信時間に基づいて、他免許人の低優先順位通信の中で最古の通信を強制切断するように構成してもよい。これにより、上述した実施形態の効果に加えて、公平性がさらに向上する。
なお、上述した実施形態において、統制局制御装置23及び基地局10は新たな高優先度の通信を優先するために低優先度のグループ通信を強制切断した場合、新たな高優先度の通信を確立した後に当該通信の着信装置以外の端末局によるグループ通信を、空きスロットがあれば再構築(再接続)するように構成してもよい。これにより、システムの利便性及び公平性がさらに向上する。
また、上述した第2実施形態において、基地局10は図7の処理フローにおけるステップS704、S705の処理を省略してもよい。つまり、基地局10は、新たな通信要求が最高優先度のものであれば、着信先が通話中であるか否かに係わらず、新たな通信に属するグループの全ての端末局の通信を強制切断してもよい。これにより基地局10の処理を簡略化し、基地局10の製造コストを低減することができる。
さらに、上述した実施形態では、無線通信システムが基地局を複数のグループが共用する基地局共用型を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
さらに、上述した第2実施形態において、基地局10は図7の処理フローにおけるステップS706の処理において、新たな通信要求の優先順位が最上位であるかを判断したが、ここで、新たな通信要求よりも低い優先順位の通信中通信が存在するかを判断してもよい。この場合、ステップS708では、同じグループに属し、且つ、新たな通信要求よりも優先度が低い通信の強制切断を行い、それら着信装置に対して新たな通信を確立する。これによっても優先度に基づく回線制御を実現できる。
10:基地局、20:県統制局、30(30a,30b):移動局、40:県固定端末局、50:市無線統制局、21:統制台、22:管理監視制御装置、23:統制局制御装置、24:内線電話機、25:FAX、26:中継交換機、31:制御装置、32:無線装置、41:回線接続制御装置、42:無線装置、43:親電話機、44:子電話機、45:FAX、51:統制台、52:統制局制御装置、53:無線装置。

Claims (1)

  1. 複数の端末局と、これら複数の端末局と無線通信を行う基地局と、この基地局に接続された統制局とを備え、前記端末局間または前記端末局と前記統制局とが複数の通信態様で通信を行うとともに、前記複数の端末局がグループ分けされ、各グループ内の端末局同士が前記基地局を介して無線通信を行うように構成された無線通信システムであって、
    前記統制局は、前記通信態様の優先度に応じた第1強制切断条件を保持し、前記基地局の通信チャネルが全て使用中の場合に新たな通信要求があった場合には前記第1強制切断条件に応じて回線制御を行い、
    前記基地局は、前記統制局との接続状態の異常を検出すると基地局折返し通信を行うとともに、前記通信態様の優先度に応じた前記第1強制切断条件とは異なる第2強制切断条件を保持し、前記基地局折返し通信時であって通信チャネルが全て使用中の場合に新たな通信要求があった場合には前記第2強制切断条件に基づいて、当該新たな通信要求の優先度が高い場合は、当該新たな通信要求を行った端末局が属するグループにおける優先度の低い通信があるか否かを判断し、当該グループにおける優先度の低い通信がある場合には当該グループの優先度が低い通信をすべて強制切断して当該新たな通信要求に基づく通信を確立する一方、当該グループにおける優先度の低い通信がない場合には他のグループにおける優先度の低い通信があるか否かを判断し、前記他のグループにおける優先度の低い通信の一つを強制切断して、当該新たな通信要求に基づく通信を確立することを特徴とする、無線通信システム。
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