JP6201776B2 - 車両の車体構造 - Google Patents
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Description
このような閉断面部を有する車体構成部材において、軽量でありながら乗り心地性能を向上させるために、当該車体構成部材に伝達される振動を低減するように構成した諸種の技術が知られている。
しかも、節部材の本体部における凹部に振動減衰部材を配設したので、単一の節部材の本体部のみで振動低減効果を確保することができる。
しかも、節部材の本体部における凹部に振動減衰部材を配設したので、単一の節部材の本体部のみで振動低減効果を確保することができる。
図1〜図4において、車体構成部材1は断面ハット状のフレーム部材2と、平板としてのパネル部材3とで閉断面部4を形成している。
また、上述のパネル部材3としては偏平な平板部材を例示したが、これは断面ハット状のフレーム部材2と同様にその断面がハット形状または逆向きハット形状の部材であってもよい。
1または2以上の車体構成部材、この実施例では2つの部材(フレーム部材2とパネル部材3)により形成された閉断面部4を有する車体構成部材1の内部には、節部材5を結合している。
上述の節部材5は、閉断面方向に延在すると共に、4辺から成る略4角形状の本体部50と、当該本体部50の上下左右の全ての辺に一体かつ略直角方向に折曲げ形成された複数の接合フランジ部51,51,52,52,53,54とを有するものである。上述の接合フランジ部51〜54は本体部50の各辺に少なくとも1つ設けられている。
上述の節部材5の本体部50は、正面視で、4辺から成る略4角形状に形成されており、その全ての辺の接合フランジ部51,52,53,54が閉断面部4を形成する車体構成部材1に結合されている。要するに、全ての接合フランジ部51〜54を剛結合フランジ部と成したものである。
また、上述の各接合フランジ部51〜54は、凹部60および振動減衰部材70の変形を阻害しないように、これら両者60,70を回避する位置に設けられているので、振動減衰部材70により歪エネルギを適確に吸収することができる。
図5に示すこの実施例2においては、節部材5の本体部50には当該本体部50の平面視で互いに反対方向に凹む複数(この実施例では2つ)の凹部60,61を一体形成し、これら各凹部60,61にそれぞれ振動減衰部材70,71を配設したものである。ここで、上述の各凹部60,61は本体部50の振動に追従して変形可能に形成されている。
また、振動減衰部材70は凹部60の正面側(表面側)の全域に略半円柱状になるように配設されており、振動減衰部材71は凹部61の背面側(裏面側)の全域に略半円柱状になるように配設されている。
図6に示すこの実施例3においては、節部材5の本体部50には当該本体部50の正面視で、凹部63が略十字形状に形成されており、この略十字形状の凹部63に振動減衰部材70を配設したものである。
図6で示したこの実施例3においても、その他の構成、作用、効果については、先の実施例とほぼ同様であるから、図6において前図と同一の部分には、同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
図8に示すこの実施例5においては、2つの節部材5F,5Rを互いに近接させて設けている。矢印Z方向の前方に位置する節部材5Fは図2で示した実施例1の節部材5と同一構造のもので、本体部50の矢印X方向の中間部、この実施例では中央部に矢印Y方向に延びる凹部60を一体形成し、この凹部60内の全域にわたって振動減衰部材70を配設している。
上述の前方に位置する節部材5Fにおいては凹部60および振動減衰部材70が閉断面部4の深さ方向(矢印Y方向)に延びており、後方に位置する節部材5Rにおいては凹部65および振動減衰部材73が閉断面部4の幅方向(矢印X方向)に延びているので、正面視においては前方側の振動減衰部材70と後方側の振動減衰部材73とが立体的に交差して略十字形状となる。
図9に示すこの実施例6においては、節部材5の本体部50の中央部上下を接合フランジ部51,52によりパネル部材3とフレーム部材2の基壁2Bとにスポット溶接固定して高い剛性を確保し、本体部50の中央部の左右両側部には、矢印Y方向に延びる円弧状の凹部66,66をそれぞれ一体形成し、これら各凹部66,66内に振動減衰部材74,74をそれぞれ配設している。
図10の(a)に示す実施例は、本体部50に矩形枠状の凹部67を一体形成し、この凹部67内に振動減衰部材70を配設して、該振動減衰部材70を直方体形状と成したものである。
図10の(b)に示す実施例は、本体部50に台形枠状の凹部68を一体形成し、この凹部68内に振動減衰部材70を配設して、該振動減衰部材70を台形柱状と成したものである。
図10の(c)に示す実施例は、本体部50に三角枠状の凹部69を一体形成し、この凹部69内に振動減衰部材70を配設して、該振動減衰部材70を三角柱状と成したものである。
図10の(d)に示す実施例は、本体部50の正面側と背面側とに円弧状の凹部61,60を交互に形成し、平面視で各凹部61,60を波形に形成すると共に、これらの各凹部61,60内に振動減衰部材71,70をそれぞれ配設して、各振動減衰部材71,70を略半円柱状と成したものである。
4…閉断面部
5,5F,5R…節部材
50…本体部
51〜54…接合フランジ部
60,61,63〜69…凹部
70〜74…振動減衰部材
Claims (2)
- 閉断面部を有する車体構成部材と、
上記閉断面部内に配設されて上記車体構成部材に接合された節部材と、を備えてなる車両の車体構造であって、
上記節部材は、本体部と接合フランジ部とを有し、
上記本体部は、凹部を有し、
該凹部の少なくとも一部に振動減衰部材を配設し、
上記本体部には当該本体部の平面視で互いに反対方向に凹む複数の凹部が形成され、
上記各凹部にそれぞれ上記振動減衰部材が配設された
車両の車体構造。 - 閉断面部を有する車体構成部材と、
上記閉断面部内に配設されて上記車体構成部材に接合された節部材と、を備えてなる車両の車体構造であって、
上記節部材は、本体部と接合フランジ部とを有し、
上記本体部は、凹部を有し、
該凹部の少なくとも一部に振動減衰部材を配設し、
上記本体部には当該本体部の正面視で、上記凹部が略十字形状に形成された
車両の車体構造。
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JP2014006357A JP6201776B2 (ja) | 2014-01-17 | 2014-01-17 | 車両の車体構造 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014006357A JP6201776B2 (ja) | 2014-01-17 | 2014-01-17 | 車両の車体構造 |
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JP2015134536A JP2015134536A (ja) | 2015-07-27 |
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