JP6201572B2 - 液体吐出ヘッド - Google Patents
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Description
本発明の第2観点によると、液体を吐出するための複数の吐出口、及び、前記複数の吐出口に至る吐出流路を有する、流路部材と、前記流路部材と熱的に接続された発熱体であって、前記吐出流路内の液体に圧力を付与するときに発熱する、発熱体と、前記発熱体と熱的に接続された放熱体であって、基部、及び、前記基部から突出した複数の突出部を有する、放熱体と、前記吐出流路に供給される液体を一時的に貯留するための貯留流路を有する貯留部材であって、前記貯留流路が前記複数の突出部のうちの互いに隣接する2つの突出部の間に配置された、貯留部材と、を備え、前記複数の突出部は、当該複数の突出部の配列方向に関して少なくとも片側に前記貯留流路が配置された第1突出部、及び、前記配列方向に関して両側に前記貯留流路が配置されていない第2突出部を含み、前記第1突出部の前記配列方向の厚みが前記第2突出部の前記配列方向の厚みよりも大きいことを特徴とする、液体吐出ヘッドが提供される。
・上記第1観点において、突出部の厚みは任意であり、複数の突出部間の厚みの関係も任意である。
・突出部は、等間隔に配置されることに限定されない。
・基部の延在方向、及び、突出部の突出方向は、任意である。例えば、図5において、鉛直方向に基部が延在し、左右方向に突出部が突出してもよい。
・貯留流路の数は、1以上である限り、任意である。
・貯留流路は、隣接する2つの突出部の間に配置される限りは、任意の位置に配置されてよく、基部を挟んで発熱体と対向する位置に配置されなくてもよい。
・上記第2観点において、可撓性部材は、常に突出部と接触しない位置に配置されてもよく、或いは、常に突出部と接触する位置に配置されてもよい。貯留流路における2以上(例えば3つ)の面が可撓性部材によって画定されてもよく、また、貯留流路が可撓性部材によって画定されなくてもよい。これらの場合でも、貯留流路が突出部間に配置されていることで、貯留流路内の液体が熱を吸収することによる、冷却効果が期待できる。例えば、可撓性部材が常に突出部と接触しない位置に配置された場合でも、輻射による熱吸収が可能である。
・貯留流路と基部との間に熱伝導性材料が充填されなくてもよい。
・発熱体と放熱体との位置関係は、両者が熱的に接続されている限り、特に限定されない。発熱体は、基部における突出部が突出した面と反対側の面に接触していることが好ましいが、これに限定されず、例えば、基部における突出部が突出した面、基部の側面、等に配置されてもよい。また、発熱体と放熱体とが互いに接触していなくてもよい。
・流路部材と発熱体との位置関係についても、両者が熱的に接続されている限り、特に限定されない。
・COFをFPC(Flexible Printed Circuits)に置換してもよい。
・吐出流路内の液体に圧力を付与する素子は、圧電素子に限定されず、静電素子、抵抗加熱素子等であってもよい。
・上述の実施形態では、液体吐出ヘッドとして、流路部材、発熱体、放熱体、及び貯留部材をそれぞれ有する6つの単位ヘッド2yを含むものを例示している。しかしながら、本発明に係る液体吐出ヘッドは、これに限定されず、例えば、流路部材、発熱体、放熱体、及び貯留部材を有する1の単位ヘッド2yで構成されてもよい。
・液体吐出ヘッドは、ライン式に限定されず、シリアル式であってもよい。
・液体吐出ヘッドが吐出する液体は、インクや前処理液に限定されず、任意の液体であってよい。
・本発明に係る液体吐出ヘッドは、プリンタに限定されず、任意の液体吐出装置(ファクシミリやコピー機等)に適用可能である。
2 インクジェットヘッド(液体吐出ヘッド)
8 吐出口
20 流路部材
21 共通流路(吐出流路)
22 個別流路(吐出流路)
27 ドライバIC(発熱体)
40 ヒートシンク(放熱体)
41 基部
42 突出部
42a,42b 第1突出部
42c 第2突出部
60 貯留部材
61a〜61d 貯留流路
64 フィルム(可撓性部材)
64a 第1部分
64b 第2部分
69 熱伝導性材料
Claims (10)
- 液体を吐出するための複数の吐出口、及び、前記複数の吐出口に至る吐出流路を有する、流路部材と、
前記流路部材と熱的に接続された発熱体であって、前記吐出流路内の液体に圧力を付与するときに発熱する、発熱体と、
前記発熱体と熱的に接続された放熱体であって、基部、及び、前記基部から突出した複数の突出部を有する、放熱体と、
前記吐出流路に供給される液体を一時的に貯留するための貯留流路を有する貯留部材であって、前記貯留流路が前記複数の突出部のうちの互いに隣接する2つの突出部の間に配置された、貯留部材と、
を備え、
前記貯留流路は、可撓性部材によって画定されており、
前記可撓性部材は、前記2つの突出部の一方と対向する第1部分、及び、前記2つの突出部の他方と対向する第2部分を含み、少なくとも前記第1部分が常に前記一方の突出部と接触する位置に配置されていることを特徴とする、液体吐出ヘッド。 - 液体を吐出するための複数の吐出口、及び、前記複数の吐出口に至る吐出流路を有する、流路部材と、
前記流路部材と熱的に接続された発熱体であって、前記吐出流路内の液体に圧力を付与するときに発熱する、発熱体と、
前記発熱体と熱的に接続された放熱体であって、基部、及び、前記基部から突出した複数の突出部を有する、放熱体と、
前記吐出流路に供給される液体を一時的に貯留するための貯留流路を有する貯留部材であって、前記貯留流路が前記複数の突出部のうちの互いに隣接する2つの突出部の間に配置された、貯留部材と、
を備え、
前記複数の突出部は、当該複数の突出部の配列方向に関して少なくとも片側に前記貯留流路が配置された第1突出部、及び、前記配列方向に関して両側に前記貯留流路が配置されていない第2突出部を含み、前記第1突出部の前記配列方向の厚みが前記第2突出部の前記配列方向の厚みよりも大きいことを特徴とする、液体吐出ヘッド。 - 前記貯留流路が可撓性部材によって画定されていることを特徴とする、請求項2に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記可撓性部材は、前記突出部と対向すると共に、少なくとも前記貯留流路内の圧力が上昇したときに前記突出部と接触する位置に配置されていることを特徴とする、請求項3に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記可撓性部材は、前記2つの突出部の一方と対向する第1部分、及び、前記2つの突出部の他方と対向する第2部分を含み、少なくとも前記第1部分が常に前記一方の突出部と接触する位置に配置されていることを特徴とする、請求項4に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記貯留流路と前記基部との間に熱伝導性材料が充填されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記発熱体は、前記基部の少なくとも一部と接触していることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記発熱体は、前記基部における前記複数の突出部が突出した面と反対側の面に接触していることを特徴とする、請求項7に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記貯留流路は、前記基部を挟んで前記発熱体と対向する位置に配置されていることを特徴とする、請求項7又は8に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記複数の突出部が等間隔で配置されていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッド。
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