JP6201450B2 - 食品用ラップフィルムおよび食品用小巻ラップフィルム - Google Patents

食品用ラップフィルムおよび食品用小巻ラップフィルム Download PDF

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Description

本発明は、各種食品等の包装用として広く用いられている熱可塑性樹脂を主成分とする食品用ラップフィルムに関するものであり、詳しくは、ラップフィルムを適切な色・濃度に着色することで、ラップのちぎれカスの見分けを容易にし、食品へのちぎれカス混入を防止するのに好適に用いることができる食品用ラップフィルムに関するものである。
調理した食品を陶器やプラスチック容器などに載せて包装するフィルムとして、いわゆる“ラップフィルム”(本発明では、ストレッチ包装フィルムと区別するため“ 小巻ラップフィルム”とも称する)が使われている。従来、ホテル・レストランなどの外食産業分野において使用される小巻ラップフィルムとしては、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリメチルペンテンを主原料とする単層フィルム(例えば、特許文献1〜3参照)や、ポリエチレン系樹脂とポリプロピレン系樹脂、あるいはナイロン樹脂と積層されたフィルム(例えば、特許文献4,5参照)が知られている。
小巻ラップフィルムは、カッター刃を具備した紙箱の中に筒に巻かれた状態で収納されており、包装する際は、フィルムを紙箱から引き出して食品を覆うように被せ、フィルムを紙箱に具備されたカッター刃に押し当て、このカッター刃でフィルムにミシン目状の孔を開けてフィルムを引きちぎることにより、引き裂きを幅方向に伝播させるようにしてフィルムをカットし、そしてフィルムの端部を容器に密着させて包装するように使用する。このような小巻ラップフィルムには、容器への密着性、箱から引き出したフィルムをカットする際のカット適性などの諸特性とともに、特に透明性が重要とされている。そのため、現在市販されている小巻ラップフィルムは、本使用方法を意図しており、材質を問わず無色透明なものである。
また近年、食品に対する安全衛生意識の高まりによって、食材を調理するまな板や調理台の保護カバーとして小巻ラップフィルムが使用されるようになっている。具体的には、まな板に小巻ラップフィルムを密着させておき、ラップフィルムを介したまな板の上で食材を調理し、調理後はラップフィルムを剥がすことで、まな板への食材の汚れ、あるいは食材へのまな板の汚れを防ぐという使用方法である。その他、調理台に小巻ラップフィルムを密着させておき、小巻ラップフィルムを介した調理台の上でうどんやパンの生地を練り、調理後はラップフィルムを剥がすことで、調理台への食材の汚れ、あるいは食材への調理台の汚れを防ぐという使用方法もある。このような方法で使用される場合、フィルムに過度な負荷がかかるため、ラップフィルムが破れたり、破断したりすることでフィルムのちぎれカスが生じることがある。透明フィルムではちぎれカスが食品に混入した際に、目視で見分けることができないという問題があり、ひいては食品への異物混入のおそれがある。
一方で、例えば特許文献6には、包装時に容器に密着したラップフィルムを、容易に引き剥がすことを目的として、赤色・緑色・紫色に着色されたラップフィルムが提案されている。
しかし、上記特許文献6に記載の着色した小巻ラップフィルムでは、食品と同系統色であるため、着色されていても、ちぎれカスの食品への混入を目視で見分けるということは困難である。例えば、赤色フィルムでは肉類と同系色であり、黄色ではフルーツ類と同系色であり、緑色や紫色では野菜類と同系色であるため、これらの色では十分な機能を発揮できないという問題があった。さらには、色の濃度についても、薄ければ目視にて見分けることができず、必要以上に濃すぎる場合は従来からの包装用途に用いる際に、被包装物の中身が見えないという不具合もある。
特開昭54−11987号公報 特開平6−179787号公報 特開2012−71891号公報 特開平7−285200号公報 特開2004−230602号公報 特開2003−63555号公報
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、その解決課題は、食品包装用フィルムとしての要求性能(ノコ刃でのカット適性、容器との密着性、電子レンジでの耐熱性等)を満たすと共に、小巻ラップフィルムを適切な色・濃度に着色することで、ちぎれカスの見分けを容易にし、食品へのちぎれカス混入を防止するのに好適に用いることができる小巻ラップフィルムを提供することを目的とするものである。
本発明者らは、上記課題に鑑み鋭意検討した結果、特定の構成を有するラップフィルムによれば、上記課題を容易に解決できることを見いだし、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の要旨は、熱可塑性樹脂を主成分とし、着色剤を含有する食品用ラップフィルムであり、可視光領域(380〜750nm)中における最大吸収波長が600〜750nmの範囲内にあり、かつ最大吸収波長における吸光度が470nmにおける吸光度の2倍以上であり、全光線透過率が80%以上であり、着色剤を含有しないポリエチレン系樹脂からなる表裏層を有し、且つ、着色剤を含有する着色層を中間層に1層以上有してなる、少なくとも4層以上からなる積層フィルムであって、前記着色剤がヘキサシアノ鉄(ii)酸鉄(III)、銅フタロシアニン、酸化第一コバルト・酸化アルミニウム混合物、インジゴ、ウルトラマリン、銅フタロシアニン系着色剤から選ばれたことを特徴とする食品用小巻ラップフィルムに存する。
本発明によれば、食品包装用フィルムとしての要求性能を満たすと共に、小巻ラップフィルムを適切な色・濃度に着色することで、ちぎれカスの見分けを容易にし、食品へのラップちぎれカスを防止するのに好適に用いることができる小巻ラップフィルムを提供することがで、本発明の工業的価値は高い。
カッター刃付きのカートンボックスの一例
以下、本発明の実施形態の一例としての小巻ラップフィルム(以下、「本ラップフィルム」と称する)について説明する。ただし、本発明の範囲が以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
本ラップフィルムは、両表面層と、着色剤を添加した中間層(以下「着色層」と称する)とを備えた積層フィルムであり、少なくとも表面層/着色層/表面層をこの順に有する3層以上の積層フィルムである。また、力学特性や層間接着性の改良など必要に応じて他の層を適宜導入してもかまわない。
また、表面層と着色層の間に接着層、表面層と着色層の間に再生層、表面層と着色層の間に耐熱層や、表面層と着色層の間にバリア層を設けることもできる。あるいは、接着層に着色剤を添加することで、接着層に着色層としての機能を有させることや、再生層に着色剤を添加することで、再生層に着色層としての機能を持たせる等、他の中間層に着色剤を添加することで着色層としての機能を持たせることもできる。
例えば、表面層と同様の組成からなる層が、両表面層以外に介在してもかまわないし、また、着色層と同様の組成からなる層が、両表面層の間に2層以上介在してもかまわない。具体的には、表面層/接着層/着色層/接着層/表面層、表面層/着色層/再生層/着色層/表面層などからなる5層構成のほか、表面層/接着層/着色層/着色層/接着層/表面層、表面層/着色層/再生層/再生層/着色層/表面層、表面層/再生層/接着層/着色層/接着層/表面層、表面層/着色層/接着層/耐熱層/接着層/表面層などからなる6層構成、表面層/接着層/着色層/表面層/着色層/接着層/表面層、表面層/接着層/着色層/接着層/着色層/接着層/表面層、表面層/再生層/接着層/着色層/接着層/再生層/表面層、表面層/着色層/接着層/耐熱層/接着層/着色層/表面層、表面層/再生層/着色層/耐熱層/着色層/再生層/表面層、表面層/着色層/着色層/耐熱層/着色層/着色層/表面層などからなる7層構成などを例示することができる。この場合、各層の樹脂組成や積層比に関しては同一であっても異なってもよい。
着色層は、着色剤を含有する熱可塑性樹脂組成物から形成することができる。着色層を構成する熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂等いずれであってもよいが、本発明においては、着色剤との相溶性などの点から、ポリエチレン系樹脂、もしくはポリプロピレン系樹脂であることが望ましい。これらの中でも、ポリエチレン系樹脂であることが好ましい。
ポリエチレン系樹脂としては、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、線状超低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、および、エチレンを主成分とする共重合体、例えばエチレンと、プロピレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1、4−メチルペンテン−1、ヘプテン−1、オクテン−1などの炭素数3〜10のα−オレフィン、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルなどのビニルエステル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチルなどの不飽和カルボン酸エステルおよびそのアイオノマー、共役ジエンや非共役ジエンのような不飽和化合物の中から選ばれる一種または二種以上のコモノマーとの共重合体または多元共重合体、あるいは、それらの混合組成物などを挙げることができる。
エチレン系重合体中のエチレン単位の含有量は、通常50質量%を超えるものである。
これらのエチレン系重合体の中では、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、線状超低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、エチレン−メタクリルエステル共重合体およびアイオノマー樹脂の中から選ばれる少なくとも一種のエチレン系重合体が好ましい。
アクリル酸エステルとしては、例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル等が挙げられる。メタクリル酸エステルとしては、例えばメタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル等が挙げられる。
これらの中でも、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチルペンテン−1から選ばれるα−オレフィンをコモノマーとした線状低密度ポリエチレンが好ましい。
これらのエチレン系重合体の製造方法は、特に限定されるものではなく、公知のオレフィン重合用触媒を用いた公知の重合方法、例えばチーグラー・ナッタ型触媒に代表されるマルチサイト触媒やメタロセン系触媒に代表されるシングルサイト触媒を用いた、スラリー重合法、溶液重合法、塊状重合法、気相重合法等、また、ラジカル開始剤を用いた塊状重合法が挙げられる。
着色剤としては、380〜750nmにおける最大吸収波長が600〜750nmの範囲内にあるものを用いる。このような着色剤としては、例えば、ヘキサシアノ鉄(ii)酸鉄(III)、銅フタロシアニン、酸化第一コバルト・酸化アルミニウム混合物、インジゴ、ウルトラマリン等が挙げられる。中でも本発明においては、特に、銅フタロシアニン系着色剤が好適に用いられる。
なお、着色層形成樹脂組成物には、本ラップフィルムの機能を損なわない範囲で、相溶化剤や再生原料を配合することができるほか、防曇剤、熱安定剤、抗酸化剤、UV吸収剤、アンチブロッキング剤、光安定剤などの着色剤以外の添加剤も適宜配合することができる。
前述のように、本ラップフィルムは、本発明の効果を損なわない範囲で、再生原料を着色層に添加することができる。これは、例えば製膜したフィルムの両端をカットしてトリミングした際に発生するトリミングロスや、成形不良品などを用いることができ、材料の無駄を無くし、材料コストの軽減を図ることができる。
内外両方の表面層は、ポリエチレン系樹脂を主成分とする表面層形成樹脂組成物から形成することができる。
ポリエチレン系樹脂としては、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、線状超低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、エチレン−メタクリルエステル共重合体およびアイオノマー樹脂の中から選ばれる少なくとも一種のエチレン系重合体が好ましい。
これらの中でも、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチルペンテン−1から選ばれるα−オレフィンをコモノマーとした線状低密度ポリエチレンが好ましく、該線状低密度ポリエチレンを単独、もしくは2種以上を混合して用いることができる。
表面層は、上記のポリエチレン系樹脂のほか、防曇剤を配合することによりフィルムの防曇性を高めることができ、また、粘着剤を配合することによりフィルムの密着性をさらに高めることができる。
より具体的には、防曇性、帯電防止性、滑り性、粘着性などの性能をさらに向上するために、次のような各種添加剤を適宜配合することができる。
例えば、炭素数が1〜12 、好ましくは1〜6の脂肪族アルコールと、炭素数が10〜22、好ましくは12〜18の脂肪酸との化合物である脂肪族アルコール系脂肪酸エステル、具体的には、モノグリセリンオレート、ポリグリセリンオレート、ポリグリセリンポリリシノレート、グリセリントリリシノレート、グリセリンアセチルリシノレート、ポリグリセリンステアレート、ポリグリセリンラウレート、グリセリンアセチルラウレート、メチルアセチルリシレート、エチルアセチルリシレート、ブチルアセチルリシレート、プロピレングリコールオレート、プロピレングリコールラウレート、ペンタエリスリトールオレート、ポリエチレングリコールオレート、ポリプロピレングリコールオレート、ソルビタンオレート、ソルビタンラウレート、ポリエチレングリコールソルビタンオレート、ポリエチレングリコールソルビタンラウレート等、ならびに、ポリアルキレンエーテルポリオール、具体的には、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等、さらに、パラフィン系オイルなどから選ばれた化合物を単独、もしくは2種以上を組み合わせて用いることができる。上記添加剤の配合量は、ポリエチレン系樹脂成分100質量部に対して0.1〜12質量部配合させることができ、好適には1〜8質量部配合させるのが好ましい。
また、表面層には、本ラップフィルムの機能を損なわない範囲で、熱安定剤、抗酸化剤、UV吸収剤、アンチブロッキング剤、光安定剤などの添加剤を適宜配合することができる。
ポリアミド系樹脂としては、芳香族ポリアミド樹脂、脂肪族ポリアミド樹脂、およびそれらの混合物などが挙げられるが、ラップフィルムとして必要な耐熱性やバリア性、および原料コスト面より、通常は脂肪族ポリアミド樹脂が好ましく使用される。
ポリアミド樹脂としては、例えばヘキサメチレンジアミン、デカメチレンジアミン、ドデカメチレンジアミン、トリメチルヘキサメチレンジアミン、1,3―または1,4−ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、ビス(p−アミノシクロヘキシルメタン)、m−またはp−キシリレンジアミン等の脂肪族、脂環式、芳香族のジアミンとアジピン酸、スベリン酸、セバシン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、テレフタル酸、イソフタル酸等の脂肪族、脂環式、芳香族ジカルボン酸との重縮合によって得られるポリアミド、ε−アミノカプロン酸、11−アミノウンデカン酸等のアミノカルボン酸の縮合によって得られるポリアミド、ε−カプロラクタム、ε−ラウロラクタム等のラクタムから得られるポリアミドまたはこれらの共重合ポリアミドなどが挙げられる。具体的には、ポリアミド−6、ポリアミド−6,6、ポリアミド−6,10、ポリアミド−9、ポリアミド−11、ポリアミド−12、ポリアミド−6/6,6、ポリアミド−6,6/6,10、ポリアミド−6/11等が好ましく挙げられる。成形性の観点からは、融点が170〜250℃のものが好ましく、低温下での衝撃性に優れているものが好ましい。本発明においては、特に、ポリアミド−6が好適に用いられる。
包装用ラップフィルムは電子レンジ内で加熱される場合があるために、耐熱性が求められる。各種ポリオレフィン樹脂に比べ、ポリアミド6は耐熱温度が非常に高いため、中間層にポリアミド6を使用することが耐熱性を得るという点からも好ましい。
性能を阻害しない範囲であれば、表面層あるいは着色層とポリアミド樹脂層の層間剥離を防止するために、接着性樹脂層を設けることも可能となる。この接着性樹脂層を構成する接着性樹脂は、一般的に用いられる酸変性ポリオレフィン樹脂等を使用することができる。
また、好適な層間接着力と原料コスト面を両立させるために、酸変性ポリオレフィン樹脂と線状低密度ポリエチレン等を一種または二種以上混合させても良い。
好適な層間接着力と原料コスト面を両立させる混合比率としては、線状低密度ポリエチレン(A)/酸変性ポリオレフィン=90〜40/10〜60が好ましく、より好ましくは線状低密度ポリエチレン(A)/酸変性ポリオレフィン=80〜60/20〜40である。上記の比率の範囲内であれば、表面層ポリエチレン樹脂とポリアミド樹脂層双方との層間接着力が保て、かつ原料コスト面での上昇も抑制することが可能となる。
ポリアミド樹脂層や接着層等の本ラップフィルムの中間層には、本ラップフィルムの機能を損なわない範囲で、熱安定剤、抗酸化剤、UV吸収剤、アンチブロッキング剤、光安定剤などの添加剤を適宜配合することができる。
前述のように、本ラップフィルムは、本発明の効果を損なわない範囲で、再生層を有することができる再生層は、表面層と着色層の間や、表面層と接着層との間に設けることができる。例えば、表面層、着色層、あるいは接着層の構成を2層構成にしておき、一方の層に再生原料をリターンすることによって、表面層と着色層の間、または表面層と接着層との間に再生層を設けることができる。
本ラップフィルムは、可視光領域(380〜750nm)中における最大吸収波長が600〜750nmの範囲にある必要があり、当該範囲に最大吸収波長がない場合、フィルムの色が青色ではなくなり、その結果、食品にも存在する色になるため、目視判断ができなくなり、好ましくない。例えば、波長600nm未満のところに最大吸収波長がある場合は、結果として紫色や赤色になり、フィルムのちぎれカスを識別するという、本発明の課題を解決することができない。
本ラップフィルムの最大吸収波長における吸光度が波長470nmにおける吸光度の2倍以上である必要があり、好ましくは3倍以上である。2倍未満の場合は、色が薄くなり、フィルムのちぎれカスを識別するという、本発明の課題を解決することができない。
本ラップフィルムの厚さ(全体)は、食品用ラップフィルムとして用いられる範囲、具体的には5μm〜30μmであればよく、好ましくは6μm〜20μmである。
本ラップフィルムの製造方法について説明するが、下記製造方法に限定されるものではない。
まず、各層の構成原料が混合組成物である場合には、あらかじめ各層の構成原料を混合しておき、必要に応じてペレット化しておくのが好ましい。この際の混合方法としては、例えば、あらかじめニーダー、バンバリーミキサー、ロール等の混練機、単軸または二軸押出機等を用いてプレコンパウンドするようにしても構わないし、各原料をドライブレンドして直接フィルム押出機に投入するようにしても構わない。また、着色剤や酸化防止剤等の添加剤は、マスターバッチの状態としても市販されているため、これらを用いることでより好適に混合することができる。いずれの混合方法においても、原料の酸化・分解による劣化を考慮する必要があるが、均一に混合させるためにはプレコンパウンドすることが好ましい。
次に、各層の構成原料を、それぞれ別々の押出機に投入して溶融押出し、Tダイ成形またはインフレーション成形により共押出して積層すればよい。
この際、実用的にはTダイより押出した溶融物をそのまま、キャスティングロールなどで急冷しながら引き取るようにしてフィルムを製膜するのが好ましい。
フィルムの耐熱性やカット性を重視する場合には、溶融押出フィルムを冷却ロールによって冷却固化した後、樹脂の結晶化温度以下に加熱し、ニップロール間の速度差を利用してフィルムの縦方向に1.2〜5.0倍延伸する縦延伸するのが好ましい。
延伸温度としては、押出フィルムの温度を70〜115℃の範囲に設定とすることが好ましく、さらに90〜110℃の範囲とすることが好ましい。また、延伸倍率は1.2〜5.0倍の範囲内とすることが好ましく、さらに1.5〜3.0倍の範囲とすることが好ましい。延伸倍率がかかる範囲内であれば、押出フィルムの破断や白化等のトラブルが生じることなくカット性を向上させることができる。
このようにして得られたフィルムは、熱収縮率や自然収縮率の軽減、幅収縮の発生の抑制等の目的に応じて、必要に応じて加熱ロール間での縦延伸、各種の熱固定、エージング等の熱処理を行うようにしてもよい。
また、防曇性、帯電防止性、粘着性等を付与、促進させる目的で、コロナ処理や熟成等の処理、さらには、印刷、コーティング等の表面処理や表面加工を行ってもよい。
得られたフィルムは、両端をトリミングした後、目的の幅にスリットして製品化することができる。また、巻長さが1000m以上の原反としてフィルムロールを採取し、その後、別工程にて100m以下の小巻ラップフィルムへと小巻替えし、カッター刃付きのカートンボックスに箱詰めすることができる。生産性または経済性を重視する場合は、小巻替え、箱詰めを別工程にすることが望ましい。
通常、カッター刃付きのカートンボックスとしては、図1に示されるような、前面板(5)と底面板(4)と後面板(6)と蓋面板(8)と覆蓋板(7)が順次稜線を介して連結し、両側面板部(3)を有する長形の化粧箱が多用されており、カッター刃(1)は、覆蓋板(7)の先端部および/または前面板(5)と底面板(4)の稜線部に固着されている。カッター刃の位置としては、どちらの位置か限定されるものではないが、外食産業分野にて使用される業務用の小巻ラップフィルムであることから前面板(5)と底面板(4)の稜線部に固着されているものが望ましい。
カートンボックスに取り付けられるカッター刃の材質としては、特に限定されるものではなく、紙製、プラスチック製、金属製のカッター刃が例として挙げられる。中でも、カッター刃の耐久性の面からプラスチック製もしくは、金属製のノコ刃が望ましい。
本発明において「主成分」とは、特に記載しない限り、当該主成分の機能を妨げない範囲で他の成分を含有することを許容する意を包含する。この際、当該主成分の含有割合を特定するものではないが、主成分(2成分以上が主成分である場合には、これらの合計量)が組成物中の50質量%以上、特に70質量%以上(100%含む)を占めるのが好ましい。
以下、実施例および比較例によりさらに詳しく説明するが、本発明は何ら制限を受けるものではない。なお、本明細書中に表示されるフィルムについての種々の測定値および評価は次のようにして行った。ここで、フィルムの押出機からの流れ方向を縦方向(以下「MD」と記載する場合がある)、その直角方向を横方向(以下「TD」と略する場合がある)と称する
(1)最大吸収波長、吸光度比
日立ハイテクノロジーズ社製分光光度計(型式:U−4000)にてフィルム1枚での380nm〜750nmの吸光度を測定した。得られたスペクトルから最大吸収波長(λmax)、最大吸収波長における吸光度Abs(λmax)、および470nmにおける吸光度Abs(470nm)を求めた。吸光度比は、吸光度比=Abs(λmax) /Abs(470nm)として算出した。
(2)全光線透過率
日本電色工業社製ヘーズメーター(型式:NDH5000)にて、JISK7361−1に準じて全透過光量を測定し、
全光線透過率=(全透過光量)/(入射光量)×100として算出した。
(3)カット性
製膜したフィルムを金属製カッター刃付きのカートンボックスに入れ、フィルムを引き出してカットし、その際のカットのし易さを以下の基準で評価した。
◎:カット時に違和感なく使用できるレベル
○:カット時に多少の抵抗を感じるが実用上問題ないレベル
×:カット時にラップが金属製鋸刃に食い込み、過度の抵抗を感じるレベル
(4)容器密着性
直径10cm、深さ5cmの茶碗状の陶磁器製容器に包装したときの容器への密着性を、以下の基準で評価した。
◎:適度に包装できるレベル
○:少し容器形状から広がるが実用上問題ないレベル
×:フィルムが容器に沿わず広がってしまい実用上問題となるレベル
(5)電子レンジ耐熱性
陶磁器製容器を包装し、天面にマヨネーズを1g乗せ、500Wの電子レンジに入れて3分間加熱し、熱による破れ具合を観察し、以下の基準で評価した。
○:穴が開かない
×:穴が開いたり、変形をしたりして、使用上問題となるレベル
(6)食品混入時の見分け性
得られたフィルムから5mm×5mmの正方形の破片を作成し、食品へ混入させ、フィルムを発見できるかを目視で確認し、以下の基準で評価した。
○:食品に混入した破片を容易に発見できる
△:食品に混入した破片をしっかり観察しないと発見できない
×:食品に混入した破片を発見できない
実施例1:
両表面層を形成する組成物については、プライムポリマー社製直鎖状低密度ポリエチレン「ネオゼックス0234N」(密度:0.919g/cm、MFR:2.0g/10分)(以下「LLD−1」と略する)、同社製直鎖状低密度ポリエチレン「ネオゼックス0234H」(密度:0.921g/cm、MFR:2.0g/10分)(以下「LLD−2」と略する)および同社製直鎖状低密度ポリエチレン「ウルトゼックス4020L」(密度:0.937g/cm、MFR:2.3g/10分)(以下「LLD−3」と略する)を、質量比でLLD−1/LLD−2/LLD−3=70/10/20の割合で混合し、さらにジグリセリンオレートを主成分とする防曇剤として、理研ビタミン社製「MJ−1」をオレフィン系重合体100質量部に対し、3.1質量部を添加し、押出設定温度200℃〜245℃に設定した単軸押出機に投入し溶融混練した。
着色層Aを形成する組成物については、銅フタロシアニンを主成分とする着色剤を含んだカラーMB、東京インキ社製「PEX3170BLUE」、LLD−1、LLD−2、および再生原料を、質量比でPEX3170BLUE/LLD−1/LLD−2/再生原料=10/30/5/55の割合で混合し、さらにジグリセリンオレートを主成分とする防曇剤として、理研ビタミン社製「O−71DE」をオレフィン系重合体100質量部に対し、3.8質量部を添加し、押出設定温度200℃〜240℃に設定した同方向2軸押出機に投入し溶融混練した。
ポリアミド樹脂層形成組成物については、東レ社製ポリアミド6「アミランCM1021」(密度:1.13g/cm、融点:225℃)を選択した。
接着層を形成する組成物については、ポリアミドおよび、ポリエチレン樹脂に接着性のある、酸変性ポリエチレンの三井化学社製「アドマーNF614」(以下「ADR」と略する)を選択し、質量比でADR/LLD−1/LLD−2=25/70/5の割合で混合し、単軸押出機に投入し溶融混練した。
そして、上記のような各層形成組成物を、各層それぞれ別々の押出機に投入し、溶融混練した後に、溶融した樹脂を合流させ、7層Tダイ温度245℃ 、ダイギャップ1mmで表面層/着色層A/接着層/ポリアミド層/接着層/着色層A/表面層の順に共押出し、温度30℃ に設定したキャストロールにて急冷することで、総厚み7μm(表面層/着色層A/接着層/ポリアミド層/接着層/着色層A/表面層=1.25μm/1.25μm/0.4μm/1.2μm/0.4μm/1.25μm/1.25μm)のフィルムロールを製膜した。その後、100m巻ロールに小巻替えし、金属製カッター刃付きのカートンボックスへ箱詰めし、小巻ラップフィルムを得た。得られたフィルムを評価した結果を下記表1に示す。
実施例2:
着色層Bを形成する組成物として、PEX3170BLUE/ADR/LLD−1/LLD−2=10/25/60/5の割合で混合し、単軸押出機に投入し溶融混練したものを、実施例1の接着層の代わりに使用した。その他については実施例1と同様にして総厚み7μm(表面層/着色層A/着色層B/ポリアミド層/着色層B/着色層A/表面層=1.25μm/1.25μm/0.4μm/1.2μm/0.4μm/1.25μm/1.25μm)のフィルムロールを製膜した。その後、100m巻ロールに小巻替えし、金属製カッター刃付きのカートンボックスへ箱詰めし、小巻ラップフィルムを得た。得られたフィルムを評価した結果を表1に示す。
比較例1:
再生層を形成する組成物として、LLD−1、LLD−2、および再生原料を、質量比でLLD−1/LLD−2/再生原料=40/5/55の割合で混合し、さらにジグリセリンオレートを主成分とする防曇剤として、理研ビタミン社製「O−71DE」をオレフィン系重合体100質量部に対し、3.8質量部を添加し、押出設定温度200℃〜240℃に設定した同方向2軸押出機に投入し溶融混練した。実施例2の着色層Aの代わりに本再生層を使用した。着色層Bの樹脂組成物としては、PEX3170BLUE/ADR/LLD−1/LLD−2=5/25/65/5の割合で混合し、単軸押出機に投入し溶融混練したものを使用した。その他については実施例1と同様にして総厚み7μm(表面層/再生層/着色層B/ポリアミド層/着色層B/再生層/表面層=1.25μm/1.25μm/0.4μm/1.2μm/0.4μm/1.25μm/1.25μm)のフィルムロールを製膜した。その後、100m巻ロールに小巻替えし、金属製カッター刃付きのカートンボックスへ箱詰めし、小巻ラップフィルムを得た。得られたフィルムを評価した結果を表1に示す。
比較例2:
接着層を形成する組成物として、ADR/LLD−1/LLD−2=25/70/5の割合で混合し、単軸押出機に投入し溶融混練したものを使用した以外は、比較例1と同様にして、総厚み7μm(表面層/再生層/接着層/ポリアミド層/接着層/再生層/表面層=1.25μm/1.25μm/0.4μm/1.2μm/0.4μm/1.25μm/1.25μm)のフィルムロールを製膜した。その後、100m巻ロールに小巻替えし、金属製カッター刃付きのカートンボックスへ箱詰めし、小巻ラップフィルムを得た。得られたフィルムを評価した結果を表1に示す。
Figure 0006201450
表1の結果より、可視光領域(380〜750nm)中における最大吸収波長を600nm〜750nmに有し、かつ最大吸収波長における吸光度が470nmにおける吸光度の2倍以上であり、全光線透過率が80%以上を満たすラップフィルムである実施例1、2おいてはちぎれカスの食品混入時の見分け性に優れており、一方で本発明の規定範囲外である比較例は、食品混入時の見分け性に劣ることが分かった。
本発明の小巻ラップフィルムは、食品用途において好適に利用することができる。
1 カッター刃
2 カッター刃
3 側面板
4 底面板
5 前面板
6 後面板
7 覆蓋板
8 蓋面板

Claims (5)

  1. 熱可塑性樹脂を主成分とし、着色剤を含有する食品用ラップフィルムであり、可視光領域(380〜750nm)中における最大吸収波長が600〜750nmの範囲内にあり、かつ最大吸収波長における吸光度が470nmにおける吸光度の2倍以上であり、全光線透過率が80%以上であり、着色剤を含有しないポリエチレン系樹脂からなる表裏層を有し、且つ、着色剤を含有する着色層を中間層に1層以上有してなる、少なくとも4層以上からなる積層フィルムであって、前記着色剤がヘキサシアノ鉄(ii)酸鉄(III)、銅フタロシアニン、酸化第一コバルト・酸化アルミニウム混合物、インジゴ、ウルトラマリン、銅フタロシアニン系着色剤から選ばれたことを特徴とする食品用ラップフィルム。
  2. ポリアミド系樹脂からなる層を少なくとも1層以上有する請求項1に記載の食品用ラップフィルム。
  3. 共押出法にて積層され、少なくとも1方向以上に延伸されてなる請求項1または2に記載の食品用ラップフィルム。
  4. 1方向に1.2〜5.0倍に延伸されてなる請求項1〜のいずれかに記載の食品用ラップフィルム。
  5. 請求項1〜の何れかに記載の食品用ラップフィルムを小巻したものが、カッター刃付きのカートンボックスに収納されてなることを特徴とする食品用小巻ラップフィルム。
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