JP6200801B2 - 作業機械 - Google Patents
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Description
(2)請求項2の発明は、請求項1に記載の作業機械において、前記コントローラは、前記オペレータの運転操作に基づいたエンジン回転数が所定のエンジン回転数以下の場合に前記省エネ運転操作であると判断し、前記低負荷モードにおける前記エンジンの最高回転数と前記所定のエンジン回転数とは実質的に同一の回転数であることを特徴とする。
(3)請求項3の発明は、請求項2に記載の作業機械において、前記コントローラは、さらに、前記オペレータの運転操作に基づいたHST走行回路圧を用いて前記省エネ運転操作であるか否かを判断することを特徴とする。
(4)請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の作業機械において、前記表示装置は、運転室内に設けられた表示画面に前記省エネ運転操作であると前記コントローラが判断したことを表示することを特徴とする。
(5)請求項5の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の作業機械において、前記表示装置は、運転室内に設けられた表示画面上へのメータ表示を用いて前記省エネ運転操作であると前記コントローラが判断したことを表示することを特徴とする。
(6)請求項6の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の作業機械において、前記コントローラは、オペレータの運転操作が省エネ運転操作であることを複数段階で判断し、前記表示装置は、前記コントローラによって判断されたオペレータの運転操作が前記複数段階のどの段階の省エネ運転操作状態にあるかに応じて、省エネ運転操作の状態度合を表示することを特徴とする。
(1)第1HST回路212aの回路圧が第1の閾値以下
(2)第2HST回路212bの回路圧が第2の閾値以下
(3)エンジンの要求回転数が第3の閾値以下
(1)HST回路を有するホイールローダ100の省エネ運転支援装置30は、HSTコントローラ3とモニタ4とを備える。HSTコントローラ3は、エンジン1の回転数と、第1HST回路212aの回路圧と、第2HST回路212bの回路圧とを用いて、オペレータの運転が省エネ運転の条件を満足するか否かを判断する。モニタ4は、HSTコントローラ3が省エネ運転条件を満たすと判断すると、オペレータの運転が省燃費運転である評価として「ECO」表示600を表示するようにした。したがって、作業モードの設定状況に関わらず、オペレータが省エネ運転しているか否かを正確に報知できるので、オペレータに対して省エネ運転を促すことに寄与する。
すなわち、Lモード時に設定されている要求最高エンジン回転数2150rpmの踏み込み操作量PSを越えたペダル踏み込み操作でエコ表示を消灯することとした。HSTホイールローダを熟知するベテランオペレータは、加速時、登坂時、あるいは重掘削時のリフトアップ操作を除いた通常運転時には、モード選択に拘わらず所定操作量PS(要求エンジン回転数2150rpm)以下の領域で運転を行う。加速時や登坂時、あるいは、重掘削時のリフトアップ操作においては、要求される走行トルクや要求されるエンジン回転数が大きいのでペダル踏み込み量が大きいのはやむを得ない。しかし、それ以外の運転時に必要以上にアクセルペダルを踏み込む必要はない。
本発明によれば、たとえば、要求最高エンジン回転数2150rpmの踏み込み操作量PSを越えたペダル踏み込み操作でエコ表示が消灯することを通して、オペレータは、モード選択に拘わらず、アクセルペダル操作量を所定量PSを超えて踏み込むことは省エネ運転ではないことを認識し、必要以上のアクセルペダルの踏み込み操作を極力回避するようになり、エコ運転、すなわち省エネ運転で作業を行うことができ、燃費が改善される。
(3)運転室内に設けられたモニタ4に運転評価を示す「ECO」表示600を行うようにした。したがって、オペレータは自身の運転評価を容易に視認することができる。
(1)変形例1
モニタ4に「ECO」表示600を点灯/消灯させることによって運転評価の報知を行うものに代えて、警告灯を点灯/消灯させてもよい。この場合も、HSTコントローラ3は、省エネ運転が行われていると判断すると、警告灯を点灯させるための信号を出力し、省エネ運転が行われていないと判断すると警告灯の点灯を禁止する信号を出力すればよい。
運転評価を報知する際に、省エネ運転の度合、すなわち燃費低減の達成度合を段階的に報知してもよい。この場合、図8に示すようなゲージ601がモニタ4に表示される。図8に示すゲージ601の例では、省エネ運転の度合が4段階に区分され、省エネ運転の度合が高い程、点灯される領域が段階的に増加する。そして、HSTコントローラ3は、検出された回転数や回路圧の各閾値に対する割合を算出し、その値が小さい程省エネ運転の度合が高いと判定する。HSTコントローラ3は、算出した割合が1〜25パーセントの場合にはゲージ601の全領域を点灯表示させ、割合が26〜50パーセントの場合にはゲージ601の0〜75までの領域を点灯表示させ、割合が51〜75パーセントの場合にはゲージ601の0〜50までの領域を点灯表示させ、割合が76〜100パーセントの場合にはゲージ601の0〜25までの領域を点灯表示させればよい。
ホイールローダ100をさらに低燃費で動作させるための省エネモードをさらに備え、オペレータは専用の操作部材を操作することにより省エネモードの設定または解除を可能にしてもよい。この場合、HSTコントローラ3は、省エネモードが設定されていると、アクセル踏込センサ7から入力したアクセル信号を用いて算出したエンジン1の要求回転数を減少させ、たとえば要求回転数の90%の回転数でエンジン1を回転させる。さらに、HSTコントローラ3は、エンジン1の回転数の減少量に応じて、第1油圧モータ211および第2油圧モータ212の最小傾転qminを低下させて走行速度の低下を防止する。
(5)作業車両としてホイールローダ100を例に説明したが、本発明はこれに限定されず、たとえば、フォークリフト、テレハンドラー、リフトトラック等、HST回路を有する他の作業車両であってもよい。
5…作業モードダイヤル、6…走行圧力センサ、22…トランスミッション、
30…省エネ運転支援装置、100…ホイールローダ、210…油圧ポンプ、
211…第1油圧モータ、212…第2油圧モータ、212a…第1HST回路、
212b…第2HST回路、213…クラッチ、HC1…走行用油圧回路
Claims (6)
- エンジンと、
前記エンジンにより駆動され、傾転量を変えて制御される油圧ポンプと、
前記油圧ポンプからの吐出油で駆動される油圧モータと、
踏み込みに応じて前記エンジンの要求回転数を増加させ、前記要求回転数に応じて前記油圧ポンプの傾転量を増加させるアクセルペダルと、
前記油圧ポンプ及び前記油圧モータを閉回路接続したHST走行回路と、を備える作業機械において、
高負荷モードと、前記高負荷モードよりも前記エンジンの最高回転数が低い低負荷モードとの何れかを選択する作業モードダイヤルと、
オペレータの運転操作が省エネ運転操作であるか否かを判断するコントローラと、
前記作業モードダイヤルにより前記低負荷モードおよび前記高負荷モードの何れかが選択されている場合に、前記コントローラによってオペレータの運転操作が省エネ運転操作であると判断されたときは省エネ運転操作された状態にあることを表示し、前記コントローラによってオペレータの運転操作が省エネ運転操作ではないと判断されたときは省エネ運転操作された状態にあることを表示しない表示装置とを備え、
前記コントローラは、
前記エンジンの実回転数に対する前記油圧ポンプの前記傾転量の設定を、前記アクセルペダルの踏み込み領域に対応する前記実回転数の全域において、前記低負荷モードに対応した傾転量が前記高負荷モードに対応した傾転量に比べて大きい関係に設定して前記油圧ポンプを制御する
ことを特徴とする作業機械。 - 請求項1に記載の作業機械において、
前記コントローラは、前記オペレータの運転操作に基づいたエンジン回転数が所定のエンジン回転数以下の場合に前記省エネ運転操作であると判断し、
前記低負荷モードにおける前記エンジンの最高回転数と前記所定のエンジン回転数とは実質的に同一の回転数であることを特徴とする作業機械。 - 請求項2に記載の作業機械において、
前記コントローラは、さらに、前記オペレータの運転操作に基づいたHST走行回路圧を用いて前記省エネ運転操作であるか否かを判断することを特徴とする作業機械。 - 請求項1乃至3の何れか一項に記載の作業機械において、
前記表示装置は、運転室内に設けられた表示画面に前記省エネ運転操作であると前記コントローラが判断したことを表示することを特徴とする作業機械。 - 請求項1乃至3の何れか一項に記載の作業機械において、
前記表示装置は、運転室内に設けられた表示画面上へのメータ表示を用いて前記省エネ運転操作であると前記コントローラが判断したことを表示することを特徴とする作業機械。 - 請求項1乃至3の何れか一項に記載の作業機械において、
前記コントローラは、オペレータの運転操作が省エネ運転操作であることを複数段階で判断し、
前記表示装置は、前記コントローラによって判断されたオペレータの運転操作が前記複数段階のどの段階の省エネ運転操作状態にあるかに応じて、省エネ運転操作の状態度合を表示することを特徴とする作業機械。
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- 2013-12-24 JP JP2013265715A patent/JP6200801B2/ja active Active
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