JP6199719B2 - タイヤ材料の製造方法およびその製造装置 - Google Patents
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Description
両側縁部にウィング部が形成された帯状のトレッドゴムと、アンダー材とを、上下一対のラミネーションローラーによって貼り合わせてタイヤ材料を製造するタイヤ材料の製造方法であって、
前記上下一対のラミネーションローラーによる貼り合わせに際して、上方のラミネーションローラーの両側縁部に設けられた溝付きローラーを用いて前記ウィング部を押圧することにより、前記ウィング部に搬送方向と直交する方向に溝を形成すると共に、前記トレッドゴムおよび前記ウィング部と、前記アンダー材との界面に形成された段差を潰す
ことを特徴とするタイヤ材料の製造方法である。
前記ウィング部に、4.5〜5.5mmの間隔の溝を形成することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ材料の製造方法である。
前記ウィング部に、0.4〜0.7mmの深さの溝を形成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ材料の製造方法である。
両側縁部にウィング部が形成された帯状のトレッドゴムと、アンダー材とを、上下一対のラミネーションローラーによって貼り合わせてタイヤ材料を製造するタイヤ材料の製造装置であって、
上方のラミネーションローラーの両側縁部に、溝が形成された溝付きローラーが配置されており、
前記溝付きローラーが、前記上下一対のラミネーションローラーによる貼り合わせに際して、前記ウィング部を押圧することにより、前記ウィング部にその搬送方向と直交する方向に溝を形成すると共に、前記トレッドゴムおよび前記ウィング部と、前記アンダー材との界面に形成された段差を潰すように構成されている
ことを特徴とするタイヤ材料の製造装置である。
トレッド作製ライン2においては、まず、トレッドゴムを形成するトレッドゴム組成物S1を折り畳んで搭載している第1テーブル20から供給されたトレッドゴム組成物S1が、ロードミル22、サージミル23およびフィードミル24を用いて、順に混練りされた後、押出成型機25の第1供給口25aに送られる。
アンダー材作製ライン3においては、帯状のアンダー材S3を折り畳んで収容しているカセット30から取り出されたアンダー材S3が、テープ31、ローラー32を介して、ベルトコンベア4に送られる。
ラミネーションラインにおいては、まず、ベルトコンベア4が、アンダー材供給ライン3から送り出されてきたアンダー材S3を受け入れると共に、押出成型機25から排出されたトレッドをアンダー材S3の上面に重ね合わせて、上下一対に設けられたラミネーションローラー6に向けて搬送する。
以下、本実施の形態における特徴部である溝付きローラーについて説明する。
溝のピッチ間隔が異なる5種類のトレッドゴム複合体Hを、図1に示す製造装置を使用して作製した。このとき、溝のピッチ間隔の変更は、溝50の最外側のピッチ間隔pが3mm、4mm、5mm、6mm、7mmの5種類の溝付きローラー5を使用することによって行った。なお、このとき、溝最外側の仕上がり深さは5mmに固定した。
溝の仕上がり深さが異なる7種類のトレッドゴム複合体Hを、図1に示す製造装置を使用して作製した。このとき、溝の仕上がり深さの変更は、溝付きローラー5の押圧力fを調整することによって行った。なお、このとき、溝外側のピッチ間隔は5mmに固定した。
2 トレッド作製ライン
3 アンダー材作製ライン
4 ベルトコンベア
5 溝付きローラー
6 ラミネーションローラー
20 第1テーブル
21 第2テーブル
22 ロードミル
23 サージミル
24 フィードミル
25 押出成型機
25a 第1供給口
25b 第2供給口
25c 押出口
30 カセット
31 テープ
32 ローラー
40 空間
50 溝
f 押圧力
G トレッドゴム
Ga ウィング部
H トレッドゴム複合体
S1 トレッドゴム組成物
S2 ウィングゴム組成物
S3 アンダー材
p ピッチ間隔
h 歯の高さ
α 傾斜角度
Claims (4)
- 両側縁部にウィング部が形成された帯状のトレッドゴムと、アンダー材とを、上下一対のラミネーションローラーによって貼り合わせてタイヤ材料を製造するタイヤ材料の製造方法であって、
前記上下一対のラミネーションローラーによる貼り合わせに際して、上方のラミネーションローラーの両側縁部に設けられた溝付きローラーを用いて前記ウィング部を押圧することにより、前記ウィング部に搬送方向と直交する方向に溝を形成すると共に、前記トレッドゴムおよび前記ウィング部と、前記アンダー材との界面に形成された段差を潰す
ことを特徴とするタイヤ材料の製造方法。 - 前記ウィング部に、4.5〜5.5mmの間隔の溝を形成することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ材料の製造方法。
- 前記ウィング部に、0.4〜0.7mmの深さの溝を形成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ材料の製造方法。
- 両側縁部にウィング部が形成された帯状のトレッドゴムと、アンダー材とを、上下一対のラミネーションローラーによって貼り合わせてタイヤ材料を製造するタイヤ材料の製造装置であって、
上方のラミネーションローラーの両側縁部に、溝が形成された溝付きローラーが配置されており、
前記溝付きローラーが、前記上下一対のラミネーションローラーによる貼り合わせに際して、前記ウィング部を押圧することにより、前記ウィング部にその搬送方向と直交する方向に溝を形成すると共に、前記トレッドゴムおよび前記ウィング部と、前記アンダー材との界面に形成された段差を潰すように構成されている
ことを特徴とするタイヤ材料の製造装置。
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JP2013249822A JP6199719B2 (ja) | 2013-12-03 | 2013-12-03 | タイヤ材料の製造方法およびその製造装置 |
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JP2015104919A JP2015104919A (ja) | 2015-06-08 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008290328A (ja) * | 2007-05-24 | 2008-12-04 | Bridgestone Corp | タイヤの製造方法、その製造装置及びタイヤ |
JP2012111066A (ja) * | 2010-11-22 | 2012-06-14 | Bridgestone Corp | ステッチング装置 |
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2013
- 2013-12-03 JP JP2013249822A patent/JP6199719B2/ja active Active
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