JP6199374B2 - 光特性測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、積分球を使用した光特性測定装置に関する。
特許文献1には、光検出装置が開示されている。
特開2007―198983号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置においては、遮光板(特許文献1の図2における符号206、及び、本願の図2を参照)を必要とする。
そして、遮光板があると、測定対象物の光のうち特定の方向の光が、遮光板に遮られることで積分球表面での反射回数が増加し、吸収されてしまうため、せっかく積分球を使用しても所定の方向の光の成分の部分が減少した積分光しか測定できないという課題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的の一例は、より正確な測定値を得ることができる光特性測定装置を提供することである。
本発明の光特性測定装置は、入射した光を拡散反射する積分球内部表面と、測定対象物が出射した光が入射される第1貫通穴と、入射した光の一部を受光する受光部へ光を導光する第2貫通穴を有する積分球と、測定対象物が出射した光を通過及び反射させて、前記積分球に導光する導光部と、を備え、前記導光部は、前記積分球側及び測定対象物側以外の面は、光を正反射するように形成され、前記導光部は、断面積が、測定対象物側よりも前記積分球側が大きく形成され、前記積分球における前記第2貫通穴は、前記第1貫通穴から入射された前記光が前記第2貫通穴に直接入射しないような位置に設けられる
本発明の第1の実施形態の説明図である。 積分球の機能を説明する説明図である。 第1の実施形態の効果の説明図である。 第1の実施形態の効果の一例の説明図である。 第2の実施形態の説明図である。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態の説明図である。
以下、本発明の第1の実施形態を、図1を用いて詳細に説明する。
光特性測定装置1は、積分球2と、導光部構成部材5とを有している。
積分球2は、積分球本体3、第1貫通穴部31及び第2貫通穴部33を有している。
積分球本体3は、内部空間が球形状の中空空間を有している。
この積分球本体3は、この中空空間側の表面である積分球内部表面3aが拡散反射(乱反射)をするように形成されている。
なお、積分球本体3の積分球内部表面3aが形成する中空空間は球形状である必要があるが、外部形状は球である必要は必ずしも無い。
この積分球本体3には、第1貫通穴部31及び第2貫通穴部33が接続されている。
なお、積分球2の積分球内部表面3aは、拡散反射をするものについて記載した。しかし、積分球内部表面3aについて、正反射するものであってもよい。
ただ、このように正反射する積分球2を用いる場合には、適切な構成及び使用方法が必要となる。
具体的には、正反射の場合には内面の凹凸の影響を受けやすいため高精度の加工が必要となる。
また、積分球2の中心を通る光(特に、レーザ等)などに対して使用した場合には、正反射してしまうと、入射した光が反射して入射口からそのまま出て行ってしまうということが生じてしまう。その為、光の入射角度を適切に選ぶ必要が生ずる。
したがって、一般的には拡散反射する積分球2を用いるのが好適である。また、拡散反射させる方式で積分球2を形成する場合には、正反射させる方式で積分球2を形成する場合に比べて、小型で、安価、安定した積分球2を形成できる。よって、この点からも、拡散反射する積分球2が有利である。
ただし、エネルギー密度が高い光(特に、レーザ等)では、拡散反射させた場合には、積分球内部表面3aに使用している反射材料(例えば、硫酸バリウム)が破損するおそれがある。そのため、比較的エネルギー密度が高い光に対して耐性の高い金属蒸着膜を用いて正反射する積分球2を使用することが好適である。
第1貫通穴部31には、円柱状の中空空間が形成されている。この中空空間を形成するために、第1貫通穴部31の外部から積分球本体3の中空空間まで貫通する第1貫通穴31cが形成されている。
この第1貫通穴部31の第1貫通穴31cを通過して、積分球2は測定対象の光の入力を受ける。
なお、この第1貫通穴部31は、この実施形態では円柱形状であるが、角柱形状(3角柱、4角柱、5角柱、及びそれ以上の角柱形状)であっても良い。
さらになお、第1貫通穴31cにより形成される円柱形状の外側の面を第1外部面31bという。また、第1貫通穴31cにより形成される円柱形状の内側(積分球本体3側)の面を第1内部面31aという。
第2貫通穴部33には、円柱状の中空空間が形成されている。この中空空間を形成するために、第2貫通穴部33の外部から積分球本体3の中空空間まで貫通する第2貫通穴33cが形成されている。
この第2貫通穴部33の第2貫通穴33cを通過して、積分球2は測定対象の光を出力する。
ここで、第2貫通穴部33を通過する光は、第1貫通穴部31を通過した光が少なくとも1回は積分球内部表面3aで拡散反射をした後のものである。この理由については、詳細に後述する。
なお、この第2貫通穴部33は、この実施形態では円柱形状であるが、角柱形状(3角柱、4角柱、5角柱、及びそれ以上の角柱形状)であっても良い。
さらになお、第2貫通穴33cにより形成される円柱形状の外側の面を第2外部面33bという。また、第2貫通穴33cにより形成される円柱形状の内側(積分球本体3側)の面を第2内部面33aという。
第2外部面33bの位置には、受光部7と波長測定部9が配設される。
受光部7は、積分球本体3によって拡散反射された後の光の光量を測定するために用いられる。例えば、受光部7はフォトディテクタが使用されていても良い。更に、CCD等が使用されても良い。
波長測定部9は、積分球本体3によって拡散反射された後の光の波長を測定するために用いられる。
なお、波長測定部9は、光ファイバの先端の面から光を入射させてこの光ファイバによって光を導光して波長測定装置に導いて、その波長測定装置によって実際に波長を測定しても良い。
さらに、この光ファイバの先端に更に導光部材を使用して、この導光部材にまずは導光させその後光ファイバに導光し、その後波長測定装置に導光しても良い。導光部材としては、円筒状の部材の内表面を反射する部材を用いても良いし、延長上の内表面が反射するような部材(例えば、ガラス)によって形成しても良い。更に、導光部材は、円柱又は角柱形状の側面の表面が反射する部材によって形成しても良い。
また、波長測定部9は、波長測定装置が直接第2外部面33bに面していても良い。
なお、図1では、受光部7と波長測定部9が第2外部面33bに当接する様に記載されているが、当接する必要性は必ずしも無く、第2外部面33bのより外側位置であっても良い。さらに、第2外部面33bの中側に挿入されていても良い。
また、受光部7及び波長測定部9は第2貫通穴部33に設けられていたが、必ずしも2つともに第2貫通穴部33に設けられる必要性はない。例えば、第3貫通穴部を形成して、どちらかをそちらに配置することも可能である。
図2は、積分球2の機能を説明する説明図である。
ここで、図2を用いて積分球2の機能について簡単に説明する。
積分球2は、入射した光(第1貫通穴31cから入射)が拡散反射を繰り返すことによって、平均化した光を出力(第2貫通穴33cから出射)する。
つまり、積分球2によって、測定対象物101(例えば、LED)の方向における光の偏光、配光、波長などが平均化された光を測定することが可能となる。
なお、この時の入力された光量に対する出力される光量は、以下の式が成立する。
出力される光量/入力された光量
∝ 出力口面積(第2貫通穴33cの第2外部面33b)/積分球内部の全表面積(=(図1の場合)3a+31a+33a)
図1のように、第1貫通穴31cには、導光部構成部材5が挿入される。
導光部構成部材5は、円錐台形状の中空の内部空間を有する。この内部空間が導光部である。
一例として、円錐台形状は、測定対象物101と積分球2(積分球本体3)の中心とを結ぶ直線(以下、光軸中心CAという)を中心とした回転体である。ただし、光軸中心CAが積分球2の中心と一致することは必須ではない。
このため、導光部構成部材5は、測定対象物101側にゆくほど断面積が小さくなる、円筒形状を有している。もっとも、導光部構成部材5の外形形状に限定はなくどのような形状であっても良い。
導光部構成部材5の内部空間側の導光部材内周面5aは、光を正反射するように形成されている。具体的には、導光部材内周面5aにメッキ等を施してもよい。
また、内部空間は、積分球本体3側の積分球側開口部5bを有している。また、内部空間は、測定対象物101側の測定対象物側開口部5cを有している。
測定対象物側開口部5c内側又は外側に測定対象物101が配置させる。
以上の説明では、導光部構成部材5の内部空間は、円錐台形状を有していたがこれに限る趣旨ではない。例えば、導光部構成部材5の内部空間は角錐台形状でもよい。
さらに、場合によっては、導光部の形状は単なる円錐形状であってもよい。後述するが、第2貫通穴33cへ直接光が入射しなければ足り、どのような形状であっても直接光が入射位置は存在しうるからである。
導光部構成部材5の、測定対象物101側には、プローブ11(第1プローブ11a及び第2プローブ11b)を挿入するためのスリット(切り込み)(第1スリット5e及び第2スリット5d)が形成されている。
このプローブ11の先端は測定対象物101(例えばLED)の電極に当接する。このプローブ11は、測定対象物101に電力を供給して発光させるために用いられる。
もっとも、プローブ11及びスリット(第1スリット5e及び第2スリット5d)は、測定対象物101がプローブ11を必要としない場合等には必須ではない。
第1の実施形態のように、導光部材内周面5aが正反射するように形成した場合には、導光部構成部材5内を通過・反射した光は積分球側開口部5bを出射した際には、光軸中心CAに対して0〜θ1の範囲の角度を有することになる。なお、理由は後述する(以下、θ1を最大角度θ1という)
そうすると、積分球側開口部5bの最も受光部7側の端部であるA地点から光軸中心CAに対して最大角度θ1の角度範囲までは、導光部構成部材5を通過・反射した後の光が到達してしまう。
そこで、第1の実施形態では、A地点を基点として光軸中心CAに対して最大角度θ1の角度となる位置よりもA地点を基点として光軸中心CAに対して大きな角度となる位置に第2貫通穴33cの第2内部面33aを配置している。
より具体的には、第2内部面33aのうち積分球側開口部5bから最も遠方の位置に当たるB地点が、A地点を基点として光軸中心CAに対してθ2(θ2≧θ1)の角度となる位置に配置している。
ここで、特許文献1では、図1に示された実施形態と形状は類似する部分があるが、その構成が全く異なる。以下、説明する。
特許文献1では、第1の実施形態における導光部構成部材5に対応する反射部材の内壁面は、拡散反射材料で構成されている(特許文献1の段落〔0032〕を参照のこと)。
それに対して、第1の実施形態では、正反射するように形成されている。
これによって、第1の実施形態では、測定対象物101から出射された光が積分球内部表面3aによって1度も拡散反射されること無く、受光部7に入射してしまうことを防ぐことができる。
なお、通常の積分球2の場合、第1貫通穴31cから入射した光が一度も拡散反射せずに第2貫通穴33cに直接入射されることを防ぐために、第1貫通穴31cと第2貫通穴33cとの間に遮蔽板(遮光板)を設けている。
第1の実施形態では、測定対象物101から出射された光が積分球内部表面3aによって1度も拡散反射されること無く、受光部7に入射してしまうことを防ぐことができる理由を以下説明する。
図3は、第1の実施形態の効果の説明図である。
図4は、第1の実施形態の効果の一例の説明図である。
まず、図3のように、光軸中心CAに対してθの角度を有する光が測定対象物101から出射された場合について説明する。なお、ここでは、測定対象物側開口部5c側から積分球側開口部5b側に進むに連れて断面積が広くなっていく角度(=導光部材傾斜角度)が、図3の様にαとした場合について説明する。
この場合、導光部構成部材5内を直進した光は、導光部材内周面5aにおいて反射される。
そして、反射された後の、光は、光軸中心CAに対して、θ−2αの角度を有して反射される。さらに、図3のでは2回目以降の反射はされないが、2回目の反射が有った場合には、((θ−2α)-2α)で反射される。
その結果、例えば、積分球側開口部5bと測定対象物側開口部5cとの間の距離が無限の長さを有する場合には、導光部構成部材5の積分球側開口部5bから出射する光は、光軸中心CAに対する角度が、θ〜αの間の光となることになる。
つまり、この場合には、図1において、θ1=αである。ここで、最大角度θ1は、導光部構成部材5を通過・反射した光が積分球内部表面3aで拡散反射せずに直接入射する範囲の最大の範囲である。
ここでは、積分球側開口部5bと測定対象物側開口部5cとの間の距離が無限の長さを有するとしていたが、実際にはこのようなことはありえない。しかし、積分球側開口部5bと測定対象物側開口部5cとの間の距離が有限であるとしても、必ず、導光部構成部材5を通過・反射した光が積分球内部表面3aで拡散反射せずに直接入射しない範囲は存在するはずである。
そこで、実際に積分球側開口部5bと測定対象物側開口部5cとの間の距離(導光部材長L)が有限である場合の最大角度θ1を計算した結果を表したのが図4である。
なお、図4は、測定対象物側開口部5cがφ=7mm、積分球側開口部5bがφ=20mmである場合の計算結果である。当然、これらの値が異なれば異なる計算結果となることはいうまでもない。
図4に示された計算結果を説明する。
横軸は、導光部構成部材5の導光部材傾斜角度αである。縦軸は、最大角度θ1の角度である。
なお、測定対象物側開口部5cがφ=7mmであり積分球側開口部5bがφ=20mmであることから、導光部材傾斜角度αが確定すれば、導光部材長Lは自動的に計算されるが、視覚的に理解するために補助的に図4に示している。
この図4からわかるように、測定対象物側開口部5cの直径、積分球側開口部5bの直径、及び、φ=20mm導光部材傾斜角度αが決定されると、最大角度θ1が自動的に計算可能である。
そして、このθ1よりも大きな角度となる位置に、第2外部面33bを位置させれば、受光部7には、積分球内部表面3aにおいて拡散反射していない光が入射することは無いことになる。
その結果、遮光板が不要となり、より適切な測定結果を得ることが可能となる。
それに対して、特許文献1では、導光部構成部材5に該当する部材における反射が拡散反射であるため、図1の例えばC位置に入射して拡散反射した光は、第2外部面33bに入射してしまう。
さらに、測定対象物101の光は水平方向の光になるにつれて、拡散反射の回数が増えるため、積分球2の内部に到達する光の光量が減衰することが明白である。
したがって、特許文献1の方法では適切な測定値が得られないおそれがある。
なお、拡散反射する導光部構成部材5を用いた場合、拡散反射の結果あらゆる方向に反射するため、積分球2の方向に向かわない光が発生してしまう。
それに対して、正反射する導光部構成部材5を用いた場合には、正反射には指向性が有るため、反射した光はほぼすべて積分球2に向かう。
したがって、本実施形態では、正反射する導光部構成部材5を使用することで、減衰の影響を最小限にすることが可能となる。
また、測定対象物101の搭載されている面であり、導光部構成部材5が配置されている側とは反対側位置に、反射部材を配置した場合には、測定対象物101が反対方向へ出射した光も加えた光について平均的な光量及び波長を測定することができる。
なお、導光部構成部材5の導光部材内周面5aは、反射の回数が多い場合(例えば3回)には、光が減衰する反射率にしても良い。なぜなら、反射の回数が多い場合には、反射材の波長吸収特性の影響により光の波長が偏向することがあり、この場合、測定値が正確ではなくなるおそれがある場合があるからである。
また、図1のように、受光部7と波長測定部9とが同一の第2貫通穴33cに対して配置されている。これによって、受光部7に入射した光の波長を測定する事が可能となる。
つまり、受光部7と波長測定部9のそれぞれの為に、積分球本体3に貫通穴を作成した場合には、測定位置が異なるために、受光部7に入射した光と、波長測定部9とが異なる特性を有する光である可能があるが、第1の実施形態ではこのような恐れはない。
さらに、受光部7と波長測定部9とが同一の第2貫通穴33cに対して配置されていることによって、測定のための部分が減り、拡散反射する積分球内部表面3aの面積をより多くできる。その為、より正確な測定値を得ることができるという効果もある。
<第2の実施形態>
図5は、第2の実施形態の説明図である。より詳細には、図5は、第2の実施形態の第2貫通穴33c部分の拡大部であり、他の部分は第1の実施形態と同一である。
第2の実施形態では、図5のように、波長測定部9の入射面9aを第2貫通穴33cに当接するように形成しても良い。
また、図5のように、波長測定部9が第2貫通穴部33を貫通させても良い。
波長測定部9の入射面9aの法線方向と、第2貫通穴33cの中心軸の受光部側の方向との角度をθ3とした場合には、θ3=90°となる。
これによって、受光部7による光量測定において、波長測定部9が悪影響を与えることを低減することが可能となる。
また、波長測定部9の導光方向と、第2貫通穴33cの中心軸の受光部7側の方向との角度をθ4とした場合には、θ4<90°となるように構成する。
これによって、波長測定部9はより分光器等の実際に測定する部分へ光をより円滑に導光する事ができる。
なお、第2貫通穴33cの形状が円錐台などの形状の場合には、θ3=90°でなくても良い。
更に、波長測定部9は、第2貫通穴33cの内部に侵入していても良い。その場合には、θ3は光が入射し易い角度に調整されていても良い。
<実施形態の構成及び効果>
光特性測定装置1は、入射した光を拡散反射する積分球内部表面3aを有する積分球2と、測定対象物101が出射した光を通過及び反射させて、積分球2に導光する導光部と、を備え、導光部は、積分球2側及び測定対象物101側以外の面は、光を正反射するように形成されている。
このような構成を有することから、より正確な測定値を得ることができる光特性測定装置を提供することが可能となる。
導光部は、測定対象物101を通る直線を回転中心とした回転体形状を有し、導光部は、回転体形状の断面積が、測定対象物101側よりも積分球2側が大きく形成されている。
このような構成を有することから、さらに正確な測定値を得ることができる光特性測定装置を提供することが可能となる。
このような構成によって、一度、積分球本体3に入射した光が導光部を通過して、測定対象物101側にまで戻ってくることを低減することも可能となる。
導光部は、円錐台形状を有する。
このような形状を有することから、積分球本体3に入射した光が導光部を通過して、測定対象物101側にまで戻ってくることを低減することも可能となる。
導光部は、中空空間である。
このような形状を有することから、積分球本体3に入射した光が導光部を通過して、測定対象物101側にまで戻ってくることを低減することも可能となる。
積分球2は、測定対象物101が出射した光が入射される第1貫通穴31cと、積分球2に入射した光の一部を受光する受光部7へ光を導光する第2貫通穴33cと、を備え、第2貫通穴33cには、受光部7に加えて光の波長を測定するための波長測定部9が配設される。
このような構成によって、受光部7に入射した光の波長を直接測定する事が可能となる。
さらに、受光部7と波長測定部9とが同一の第2貫通穴33cに対して配置されていることによって、測定のための部分が減り、拡散反射する積分球内部表面3aの面積をより多くできる。その為、より正確な測定値を得ることができる。
導光部は、測定対象物101と積分球2とを通る直線を回転中心とした回転体形状を有する。
このような構成を有することから、さらに正確な測定値を得ることができる光特性測定装置を提供することが可能となる。
第2貫通穴33cは円柱形状を有し、波長測定部9は、測定対象の光が入射する入射面9aを有し、入射面9aは、円柱形状をした第2貫通穴33cの側面部から第2貫通穴33cに当接するように、又は、円柱形状をした第2貫通穴33cの側面部から第2貫通穴33cの内部空間内に位置するように、配設される。
このような構成を有することから、より適切な構成で、受光部7に入射した光の波長を直接測定する事が可能となる。
入射面9aの法線方向と、第2貫通穴33cの中心軸とは、所定の角度を有するように形成される。
このような構成を有することから、より適切な構成で、受光部7に入射した光の波長を直接測定する事が可能となる。
本発明における導光部は、導光部構成部材5によって形成される中空状の空間を光が導光されるものであればどのようなものであっても良い。
本発明における測定対象物の一例がLEDである。測定対象物は光を出射(反射)するものであればどのようなものであっても良い。
1 光特性測定装置
2 積分球
3 積分球本体
3a 積分球内部表面
5 導光部構成部材(導光部)
5a 導光部材内周面(導光部)
5b 積分球側開口部
5c 測定対象物側開口部
7 受光部
9 波長測定部
9a 入射面
31 第1貫通穴部
31c 第1貫通穴
33 第2貫通穴部
33c 第2貫通穴
101 測定対象物
CA 光軸中心
L 導光部材長

Claims (7)

  1. 入射した光を拡散反射する積分球内部表面と、測定対象物が出射した光が入射される第1貫通穴と、入射した光の一部を受光する受光部へ光を導光する第2貫通穴を有する積分球と、
    測定対象物が出射した光を通過及び反射させて、前記積分球に導光する導光部と、を備え、
    前記導光部は、前記積分球側及び測定対象物側以外の面は、光を正反射するように形成され、
    前記導光部は、断面積が、測定対象物側よりも前記積分球側が大きく形成され
    前記積分球における前記第2貫通穴は、前記第1貫通穴から入射された前記光が前記第2貫通穴に直接入射しないような位置に設けられる
    光特性測定装置。
  2. 前記導光部は、円錐台形状を有する
    請求項1に記載の光特性測定装置。
  3. 前記導光部は、中空空間である
    請求項2に記載の光特性測定装置。
  4. 前記第2貫通穴には、前記受光部に加えて光の波長を測定するための波長測定部が配設される
    請求項2又は3に記載の光特性測定装置。
  5. 前記導光部は、測定対象物と前記積分球とを通る直線を回転中心とした回転体形状を有する。
    請求項4に記載の光特性測定装置。
  6. 前記第2貫通穴は円柱形状を有し、
    前記波長測定部は、測定対象の光が入射する入射面を有し、
    前記入射面は、
    円柱形状をした前記第2貫通穴の側面部から前記第2貫通穴に当接するように、
    又は、
    円柱形状をした前記第2貫通穴の側面部から前記第2貫通穴の内部空間内に位置するように、
    配設される
    請求項5に記載の光特性測定装置。
  7. 前記入射面の法線方向と、前記第2貫通穴の中心軸とは、所定の角度を有するように形成される
    請求項6に記載の光特性測定装置。
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