JP6198956B2 - 警告通知システム、警告通知方法及びプログラム - Google Patents
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Description
本発明は、警告通知システム、警告通知方法及びプログラムに関する。特に、車両に対して適切に警告を通知する警告通知システム、警告通知方法及びプログラムに関する。
従来、過去の走行履歴から運転者の慣れた道での走行か否かを判定し、その判定結果に応じた警告を通知する移動体警告装置がある。この移動体警告装置は、道の使用頻度により警告を区別して通知する(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の移動体警告装置では、運転者にとって慣れた道であると判定されると、その慣れた道での走行状況に変化が生じた場合であっても警告が通知されない場合がある。そのため、この走行状況の変化により慣れた道の危険度が高まった場合であっても、適切な警告が通知されない虞があり、警告の信頼性が低いという課題がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、慣れた道であっても適切に警告を通知することができる信頼性の高い警告通知システム、警告通知方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る警告通知システムは、
車両の移動ルートを示す移動ルート情報を取得するルート取得部と、
前記移動ルートが走り慣れたルートであるか否かを判定するルート判定部と、
前記ルート判定部により前記移動ルートが走り慣れたルートであると判定された場合に、前記移動ルートの過去の走行状況と前記移動ルートの現在の走行状況とを取得する状況取得部と、
前記移動ルートの過去の走行状況と前記移動ルートの現在の走行状況とに基づいて、前記移動ルートに関連付けられた事象に関する警告を通知するか否かを判定する警告判定部とを備えることを特徴とする。
車両の移動ルートを示す移動ルート情報を取得するルート取得部と、
前記移動ルートが走り慣れたルートであるか否かを判定するルート判定部と、
前記ルート判定部により前記移動ルートが走り慣れたルートであると判定された場合に、前記移動ルートの過去の走行状況と前記移動ルートの現在の走行状況とを取得する状況取得部と、
前記移動ルートの過去の走行状況と前記移動ルートの現在の走行状況とに基づいて、前記移動ルートに関連付けられた事象に関する警告を通知するか否かを判定する警告判定部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る警告通知方法は、
ルート取得部が、車両の移動ルートを示す移動ルート情報を取得し、
ルート判定部が、前記移動ルートが走り慣れたルートであるか否かを判定し、
状況取得部が、前記ルート判定部により前記移動ルートが走り慣れたルートであると判定された場合に、前記移動ルートの過去の走行状況と前記移動ルートの現在の走行状況とを取得し、
警告判定部が、前記移動ルートの過去の走行状況と前記移動ルートの現在の走行状況とに基づいて、前記移動ルートに関連付けられた事象に関する警告を通知するか否かを判定することを特徴とする。
ルート取得部が、車両の移動ルートを示す移動ルート情報を取得し、
ルート判定部が、前記移動ルートが走り慣れたルートであるか否かを判定し、
状況取得部が、前記ルート判定部により前記移動ルートが走り慣れたルートであると判定された場合に、前記移動ルートの過去の走行状況と前記移動ルートの現在の走行状況とを取得し、
警告判定部が、前記移動ルートの過去の走行状況と前記移動ルートの現在の走行状況とに基づいて、前記移動ルートに関連付けられた事象に関する警告を通知するか否かを判定することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、
車両の移動ルートを示す移動ルート情報を取得するルート取得処理と、
前記移動ルートが走り慣れたルートであるか否かを判定するルート判定処理と、
前記ルート判定処理により前記移動ルートが走り慣れたルートであると判定された場合に、前記移動ルートの過去の走行状況と前記移動ルートの現在の走行状況とを取得する状況取得処理と、
前記移動ルートの過去の走行状況と前記移動ルートの現在の走行状況とに基づいて、前記移動ルートに関連付けられた事象に関する警告を通知するか否かを判定する警告判定処理とをコンピュータに実行させる。
車両の移動ルートを示す移動ルート情報を取得するルート取得処理と、
前記移動ルートが走り慣れたルートであるか否かを判定するルート判定処理と、
前記ルート判定処理により前記移動ルートが走り慣れたルートであると判定された場合に、前記移動ルートの過去の走行状況と前記移動ルートの現在の走行状況とを取得する状況取得処理と、
前記移動ルートの過去の走行状況と前記移動ルートの現在の走行状況とに基づいて、前記移動ルートに関連付けられた事象に関する警告を通知するか否かを判定する警告判定処理とをコンピュータに実行させる。
本発明に係る警告通知システムによれば、警告判定部が、移動ルートの過去の走行状況と現在の走行状況とに基づいて事象に関する警告を通知するか否かを判定するので、慣れた道であっても適切に警告を通知することができる。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る警告通知システム500のブロック構成の一例を示すブロック構成図である。
警告通知システム500は、車両を運転する運転者に対し、これから走行する予定の移動ルートにおける危険情報などに関する警告を通知し、運転を支援する運転支援システムである。
図1を用いて、本実施の形態に係る警告通知システム500のブロック構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る警告通知システム500のブロック構成の一例を示すブロック構成図である。
警告通知システム500は、車両を運転する運転者に対し、これから走行する予定の移動ルートにおける危険情報などに関する警告を通知し、運転を支援する運転支援システムである。
図1を用いて、本実施の形態に係る警告通知システム500のブロック構成について説明する。
図1に示すように、警告通知システム500は、サーバ装置100、車載装置200を備える。サーバ装置100と車載装置200とは、ネットワーク300を介して接続される。
サーバ装置100は、例えば、データセンタなどに設置されたサーバコンピュータ、またはその他のコンピュータである。
サーバ装置100は、車両に搭載される車載装置200とネットワーク300を介して接続され、車両に警告を通知する警告通知装置の一例である。
サーバ装置100は、車両に搭載される車載装置200とネットワーク300を介して接続され、車両に警告を通知する警告通知装置の一例である。
車載装置200は、例えば、ナビゲーション装置である。或いは、車載装置200は、ナビゲーション装置又はDA(Display・Audio)と、携帯端末(例えば、スマートフォン、タブレット、携帯電話機)との組み合わせであってもよい。車載装置200の一部として、さらに、HUD(Head・Up・Display)が組み合わせられてもよい。
車載装置200は、ルート取得部210、ルート判定部240、車両情報収集部250、装置通信部260、表示部270を備える。また、車載装置200は、走行履歴220、車両情報230を記憶装置に記憶する。走行履歴220は、走行履歴記憶部により記憶装置に記憶される。車両情報230は、車両情報記憶部により記憶装置に記憶される。
ルート取得部210は、車両の移動ルートを示す移動ルート情報を取得する。例えば、ルート取得部210は、運転者がナビゲーション装置である車載装置200に行先を設定することにより、移動ルートを取得する。
ルート判定部240は、走行履歴220に基づいて、ルート取得部210により取得された移動ルートがユーザーにとって走り慣れた道(ルート)であるか否かについて判定する。走り慣れたルートとは、例えば、過去に走行したことのあるルートが該当する。また、過去に走行していなくてもよく、例えば移動ルートが自宅周辺の場合は、ユーザーにとって見慣れた道、景色であるため、走り慣れたルートとなる。自宅周辺とは、任意に設定できるが、例えば自宅から数km以内の範囲が該当する。なお、ここでのユーザーとは、車両の運転者や同乗者等が該当する。
ルート判定部240は、例えば、車両が移動ルートを過去の所定期間内(例えば、過去1年以内など)に走行したことがあるか否かによって慣れた道か否かを判定する。あるいは、ルート判定部240は、過去の所定期間内に所定回以上走行したことがあるかによって慣れた道か否かを判定してもよい。
ルート判定部240は、例えば、車両が移動ルートを過去の所定期間内(例えば、過去1年以内など)に走行したことがあるか否かによって慣れた道か否かを判定する。あるいは、ルート判定部240は、過去の所定期間内に所定回以上走行したことがあるかによって慣れた道か否かを判定してもよい。
ルート判定部240は、移動ルートを走り慣れたルートであると判定した場合、移動ルートを示す移動ルート情報と、通常この移動ルートを走行する時間帯と、今回(現在)この移動ルートを走行する予定の時間帯とを装置通信部260に出力する。通常この移動ルートを走行する時間帯とは、例えば、過去にその移動ルートを走行した時間帯等が該当する。
車両情報収集部250は、アクセル、ブレーキ、ハンドル等の運転操作に関する情報や、車速、加速度、ヨーレート等の車両自体の運動に関する情報や、カメラ、レーダ等のセンサから得られる情報等を収集する。車両情報収集部250は、センサからの情報等を収集するハードウェアインタフェースにより実現される。車両情報収集部250は、センサ自体であってもよい。車両情報収集部250は、後述するように、センサからの情報等を収集する機能を実行するプログラムとして実装されてもよい。
車両情報記憶部は、車両情報収集部250により収集された情報を車両情報230として記憶装置に記憶する。
車両情報記憶部は、車両情報収集部250により収集された情報を車両情報230として記憶装置に記憶する。
装置通信部260は、ルート判定部240から出力された移動ルート情報と、通常この移動ルートを走行する時間帯と、今回この移動ルートを走行する予定の時間帯とを、ネットワーク300を介してサーバ装置100に送信する。
また、装置通信部260は、サーバ装置100の送信部190から、警告情報を受信する。
表示部270は、装置通信部260により受信された警告情報に基づいて、警告を表示装置に表示する。警告の通知については、映像の表示に限らず、音声通知でもいいし、振動による通知でもいいし、これらの組み合わせであってもよい。
また、装置通信部260は、サーバ装置100の送信部190から、警告情報を受信する。
表示部270は、装置通信部260により受信された警告情報に基づいて、警告を表示装置に表示する。警告の通知については、映像の表示に限らず、音声通知でもいいし、振動による通知でもいいし、これらの組み合わせであってもよい。
ネットワーク300は、例えば、移動通信ネットワークとインターネットなどとの組合せである。
サーバ装置100は、受信部110、事象取得部120、状況取得部160、警告判定部170、送信部190を備える。また、危険管理情報130、車両状態情報140、環境状況情報150、通知判定条件情報180が、サーバ装置100の備える記憶装置に記憶される。
危険管理情報130は、危険情報管理部により管理され、記憶装置に記憶される。車両状態情報140は、車両状態管理部により管理され、記憶装置に記憶される。環境状況情報150は、環境状況管理部により管理され、記憶装置に記憶される。通知判定条件情報180は、通知判定条件記憶部により記憶装置に記憶される。
危険管理情報130は、地図情報に対し、地図上の位置において発生する可能性がある危険事象(事象の一例)を関連付けた情報、いわゆるハザードマップである。
警告通知システム500では、警告通知システム500が提供する警告通知サービスに加入している加入者から、随時、車両情報230を収集するものとする。
例えば、警告通知システム500では、運転者が車載装置200のナビゲーション機能により移動ルートを設定すると、所定間隔ごとに車両情報230がサーバ装置100に送信されるとしてもよい。また、車両走行中に危険事象が発生した場合には、所定間隔でなくても危険事象に関する危険情報を含む車両情報230を送信するとしてもよい。
例えば、警告通知システム500では、運転者が車載装置200のナビゲーション機能により移動ルートを設定すると、所定間隔ごとに車両情報230がサーバ装置100に送信されるとしてもよい。また、車両走行中に危険事象が発生した場合には、所定間隔でなくても危険事象に関する危険情報を含む車両情報230を送信するとしてもよい。
警告通知システム500の危険情報管理部は、車載装置200から車両の状態を示す車両情報230を受信し、受信した車両情報230に基づいて、危険管理情報130を生成する。このように、危険情報管理部は、加入者から収集した危険情報に基づいて危険管理情報130を生成する。
また、サーバ装置100の車両状態管理部は、随時、車載装置200から受信する車両情報230に基づいて、車両ごとに車両の状態を示す車両状態情報140を記憶装置に記憶する。
図2は、本実施の形態に係る車両情報230の構成の一例を示す図である。
図2は、本実施の形態に係る車両情報230の構成の一例を示す図である。
図2に示すように、車両情報230には、車両を識別する車両識別子、時刻、位置(緯度、経度)、危険事象が発生した場合の危険事象の種別、車両の速度、乗車人数などが設定される。
車両状態管理部は、受信した車両情報230を車両識別子ごとに記憶装置に記憶し、車両状態情報140とする。あるいは、車両状態管理部は、受信した車両情報230をそのまま記憶装置に蓄積してもよい。
車両状態管理部は、受信した車両情報230を車両識別子ごとに記憶装置に記憶し、車両状態情報140とする。あるいは、車両状態管理部は、受信した車両情報230をそのまま記憶装置に蓄積してもよい。
図3は、本実施の形態に係る環境状況情報150の構成の一例を示す図である。
図3に示すように、環境状況情報150は、天候情報151、渋滞情報152、工事情報153などが含まれる。天候情報151、渋滞情報152、工事情報153などの環境状況情報150は、車両から受信する車両情報230に基づいて取得してもよい。
例えば、環境状況管理部は、車載装置200から受信した車両情報230に基づいて、地図上の位置における渋滞位置を検知するものとしてもよい。あるいは、外部の天候データベース、道路情報データベース、工事情報データベースなどから取得してもよい。
また、外部の天候データベース、道路情報データベース、工事情報データベースのみを利用する場合には、環境状況情報150はなくてもよい。
図3に示すように、環境状況情報150は、天候情報151、渋滞情報152、工事情報153などが含まれる。天候情報151、渋滞情報152、工事情報153などの環境状況情報150は、車両から受信する車両情報230に基づいて取得してもよい。
例えば、環境状況管理部は、車載装置200から受信した車両情報230に基づいて、地図上の位置における渋滞位置を検知するものとしてもよい。あるいは、外部の天候データベース、道路情報データベース、工事情報データベースなどから取得してもよい。
また、外部の天候データベース、道路情報データベース、工事情報データベースのみを利用する場合には、環境状況情報150はなくてもよい。
図1に戻り、説明を続ける。
受信部110は、車載装置200からネットワーク300を介して、車両の移動ルートを示す移動ルート情報を受信する。移動ルート情報とは、移動ルートを示す位置情報である。
受信部110は、車載装置200からネットワーク300を介して、車両の移動ルートを示す移動ルート情報を受信する。移動ルート情報とは、移動ルートを示す位置情報である。
事象取得部120は、危険管理情報130に基づいて、移動ルートに関連付けられた危険事象(事象の一例)を表す危険情報(事象情報の一例)を取得する。移動ルートに関連付けられた危険事象とは、移動ルート上の位置において発生する可能性があると関連付けられた危険事象である。あるいは、移動ルート上の位置において生じていると関連付けられた危険事象である。
危険事象には、例えば、スリップ、急カーブ、急ブレーキ、車線減少、工事あり、前方追突注意、飛び出し注意、段差あり等の事象が相当する。これらの危険事象以外の事象であってもよい。
危険情報は、危険事象を表す事象情報と、この危険事象の位置である危険位置(事象の位置の一例)を表す事象位置情報とを含む情報である。危険位置は、例えば、過去にこの危険事象が発生した位置である。
危険管理情報130は、例えば、飛び出し注意という危険事象と、飛び出しが発生した地点を示す危険位置とが対応付けられた情報である。
危険情報は、危険事象を表す事象情報と、この危険事象の位置である危険位置(事象の位置の一例)を表す事象位置情報とを含む情報である。危険位置は、例えば、過去にこの危険事象が発生した位置である。
危険管理情報130は、例えば、飛び出し注意という危険事象と、飛び出しが発生した地点を示す危険位置とが対応付けられた情報である。
状況取得部160は、ルート判定部240により、移動ルートが車両の運転者にとって慣れた道であると判定された場合(例えば、車両が過去に移動ルートを走行したと判定した場合)、車両が移動ルートを走行した過去の時点である過去時点における走行状況と、現在の時点である現時点における走行状況とを取得する。以下の説明において、過去時点における走行状況を通常走行状況とし、現時点における走行状況を現状走行状況とする場合がある。なお、通常走行状況を過去の走行状況と表現してもよいし、現状走行状況を現在の走行状況と表現してもよい。
また、状況取得部160は、移動ルートのうちの危険範囲(事象範囲の一例)における通常走行状況と、危険範囲における現状走行状況とを取得する。危険範囲とは、危険位置を含む予め指定された指定範囲であり、例えば、危険位置から10メートル範囲内、50メートル範囲内、100メートル範囲内などの範囲である。
状況取得部160は、車両状態情報140と環境状況情報150とに基づいて、通常走行状況と現状走行状況とを取得する。状況取得部160が通常走行状況及び現状走行状況を取得する方法については、後で詳しく説明する。
状況取得部160は、車両状態情報140と環境状況情報150とに基づいて、通常走行状況と現状走行状況とを取得する。状況取得部160が通常走行状況及び現状走行状況を取得する方法については、後で詳しく説明する。
走行状況とは、例えば、車両の状態、車両の走行時間帯、車両の周囲の環境などである。車両の状態とは、例えば、移動ルート走行時の車両の速度、移動ルート走行時の乗車人数などである。車両の走行時間帯とは、例えば、移動ルート走行時の時間帯などである。車両の周囲の環境とは、走行時の天候、移動ルートの状態などである。移動ルートの状態とは、移動ルート沿道に高層ビルが建設された状態、移動ルートが工事中の状態などである。例えば地図が更新されると、移動ルートの状態が更新されるので、走行状況が変化する。
上述した走行状況の例示は、一例であり、車両が移動ルートを走行する際の状況を表すものであれば、その他の状況でもよい。
上述した走行状況の例示は、一例であり、車両が移動ルートを走行する際の状況を表すものであれば、その他の状況でもよい。
通知判定条件情報180は、危険事象と、この危険事象に関する警告を通知するか否かを判定する通知判定条件181とを対応付けて記憶する。ここで、通知判定条件181は、過去時点における走行状況と現時点における走行状況との相違に関する判定情報に基づいて、警告を通知するか否かを判定する条件である。判定情報は、換言すれば、過去時点における走行状況と現時点における走行状況との間に変化があったか否かを判定した結果の情報であり、例えば、通常走行状況が「通常時は乗車人数は1人」であり、現在走行状況が「現状は乗車人数は6人」である場合、「通常より乗車人数が多い」という情報が判定情報に該当する。
図4は、本実施の形態に係る通知判定条件情報180の構成の一例を示す図である。
図4に示すように、通知判定条件情報180には、慣れた道での危険事象と、この危険事象に関する警告を通知するか否かを判定するための通知判定条件181とが設定される。
図4に示すように、通知判定条件情報180には、慣れた道での危険事象に対して、通常時(過去時点)より速度が速い場合に通知するか否か、通常時と時間帯が相違する場合に通知するか否か、通常時より乗車人数が多い場合に通知するか否か、通常時から地図更新がされた場合に通知するか否か、通常時より荒天の場合に通知するか否か、の複数の通知判定条件181が設定される。
通知判定条件181は、通常時と現在との走行状況の相違に関する判定情報に基づいて、警告を通知するか否かを判定することができるものであれば、図4に記載された条件以外の条件でも構わない。
図4に示すように、通知判定条件情報180には、慣れた道での危険事象と、この危険事象に関する警告を通知するか否かを判定するための通知判定条件181とが設定される。
図4に示すように、通知判定条件情報180には、慣れた道での危険事象に対して、通常時(過去時点)より速度が速い場合に通知するか否か、通常時と時間帯が相違する場合に通知するか否か、通常時より乗車人数が多い場合に通知するか否か、通常時から地図更新がされた場合に通知するか否か、通常時より荒天の場合に通知するか否か、の複数の通知判定条件181が設定される。
通知判定条件181は、通常時と現在との走行状況の相違に関する判定情報に基づいて、警告を通知するか否かを判定することができるものであれば、図4に記載された条件以外の条件でも構わない。
図4において、「−」、「○」、「◎」は警告の通知の有無を表し、そのうち、「−」は通知しないことを意味し、「○」は通常通知することを意味し、「◎」は強調通知することを意味するものとする。通常通知とは、警告を通常の方法で通知することである。強調通知とは、警告をより強調して通知することである。
例えば、通常通知が警告を表示装置に通常の表示の仕方で表示するものとすると、強調表示は、例えば、警告を点滅させたり、アラームとともに表示したりして、通常通知の場合よりもより警告を強調する。
例えば、通常通知が警告を表示装置に通常の表示の仕方で表示するものとすると、強調表示は、例えば、警告を点滅させたり、アラームとともに表示したりして、通常通知の場合よりもより警告を強調する。
また、通知判定条件情報180に設定される「◎」、「○」、「−」のそれぞれの優先度は、「◎」の優先度>「○」の優先度>「−」の優先度のように、優先度が設定されているものとする。例えば、強調通知する判定結果と、通知しない判定結果とが重なる場合には、優先度が高い強調通知の方を採用する。
警告判定部170は、通常走行状況と現状走行状況とに基づいて、危険事象に関する警告を通知するか否かを処理装置により判定する。警告判定部170は、通常走行状況と現状走行状況とが相違するか否かを処理装置により判定し、相違すると判定した場合に通常走行状況と現状走行状況とを含む判定情報を取得する。警告判定部170は、取得した判定情報と通知判定条件181とを用いて、警告を通知するか否かを判定する。
例えば、移動ルート上に危険事象「飛び出し注意」の危険位置がある場合において、状況取得部160が通常走行状況として「通常時(過去時点)は11時から12時に走行」を取得し、現在走行状況として「現状は7時から8時に走行」を取得したとする。
警告判定部170は、通常走行状況と現在走行状況とを含む判定情報、つまり、「通常と時間帯が相違」という情報を取得する。
警告判定部170は、通知判定条件情報180に基づいて、危険事象「飛び出し注意」については、通常時は日中(11時から12時)の走行であり危険度は低いが、現在は朝(7時から8時)の走行であり危険度は高いため、警告を強調表示すると判定する。
警告判定部170は、通常走行状況と現在走行状況とを含む判定情報、つまり、「通常と時間帯が相違」という情報を取得する。
警告判定部170は、通知判定条件情報180に基づいて、危険事象「飛び出し注意」については、通常時は日中(11時から12時)の走行であり危険度は低いが、現在は朝(7時から8時)の走行であり危険度は高いため、警告を強調表示すると判定する。
一方、移動ルート上に危険事象「急カーブ」の危険位置がある場合において、状況取得部160が通常走行状況として「通常時(過去時点)は11時から12時に走行」を取得し、現在走行状況として「現在は7時から8時に走行」を取得したとする。
警告判定部170は、通知判定条件情報180に基づいて、危険事象「急カーブ」については時間帯による危険度の増加はないと考えられるため、警告を通知しないと判定する。
なお、このとき、さらに、通常走行状況として「通常時は乗車人数は1人」を取得し、現在走行状況として「現状は乗車人数は6人」を取得したとする。この場合は、時間帯の条件による警告通知は「−(通知しない)」であるが、乗車人数の増加による警告通知は「○(通常通知)」であるため、警告を通常表示すると判定する。これは、車両の重みが増加し、通常よりも現状の方が急カーブによる危険度が増加するため、警告を通知する必要があると判断されるためである。
警告判定部170は、通知判定条件情報180に基づいて、危険事象「急カーブ」については時間帯による危険度の増加はないと考えられるため、警告を通知しないと判定する。
なお、このとき、さらに、通常走行状況として「通常時は乗車人数は1人」を取得し、現在走行状況として「現状は乗車人数は6人」を取得したとする。この場合は、時間帯の条件による警告通知は「−(通知しない)」であるが、乗車人数の増加による警告通知は「○(通常通知)」であるため、警告を通常表示すると判定する。これは、車両の重みが増加し、通常よりも現状の方が急カーブによる危険度が増加するため、警告を通知する必要があると判断されるためである。
警告判定部170は、警告の内容を示す情報と、警告の通知の強弱を示す情報とを含む警告情報を送信部190に対して出力する。
送信部190は、警告判定部170から取得した警告情報を、ネットワーク300を介して車載装置200に送信する。
本実施の形態では、警告判定部170と送信部190とは異なるブロック構成としているが、1つのブロックで警告判定部170と送信部190との機能を実現しても構わない。なお、ここでは通知判定条件181には優先度を持たせるため「◎」、「○」、「−」のように分類したが、必ずしもこのように分類する必要はなく、単に「○」(通知する)と「−」(通知しない)のように分類してもよい。
送信部190は、警告判定部170から取得した警告情報を、ネットワーク300を介して車載装置200に送信する。
本実施の形態では、警告判定部170と送信部190とは異なるブロック構成としているが、1つのブロックで警告判定部170と送信部190との機能を実現しても構わない。なお、ここでは通知判定条件181には優先度を持たせるため「◎」、「○」、「−」のように分類したが、必ずしもこのように分類する必要はなく、単に「○」(通知する)と「−」(通知しない)のように分類してもよい。
図5は、本実施の形態に係るサーバ装置100、車載装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。
図5を用いて、サーバ装置100、車載装置200のハードウェア構成例について説明する。
図5を用いて、サーバ装置100、車載装置200のハードウェア構成例について説明する。
サーバ装置100、車載装置200はコンピュータであり、サーバ装置100、車載装置200の各要素をプログラムで実現することができる。
サーバ装置100、車載装置200のハードウェア構成としては、バスに、演算装置901、外部記憶装置902、主記憶装置903、通信装置904、入出力装置905が接続されている。
サーバ装置100、車載装置200のハードウェア構成としては、バスに、演算装置901、外部記憶装置902、主記憶装置903、通信装置904、入出力装置905が接続されている。
演算装置901は、プログラムを実行するCPU(Central・Processing・Unit)である。この演算装置901は、例えば、処理装置、Processor、又はProcessing Circuitryのように表現してもよい。
外部記憶装置902は、例えばROM(Read・Only・Memory)やフラッシュメモリ、ハードディスク装置である。
主記憶装置903は、RAM(Random・Access・Memory)である。
通信装置904は、例えば通信ボード等であり、LAN(Local・Area・Network)等に接続されている。通信装置904は、LANに限らず、IP−VPN(Internet・Protocol・Virtual・Private・Network)、広域LAN、ATM(Asynchronous・Transfer・Mode)ネットワークといったWAN(Wide・Area・Network)、或いは、インターネットに接続されていても構わない。LAN、WAN、インターネットは、ネットワークの一例である。
入出力装置905は、例えばマウス、キーボード、ディスプレイ装置等である。マウスの代わりに、タッチパネル、タッチパッド、トラックボール、ペンタブレット、或いは、その他のポインティングデバイスが用いられてもよい。ディスプレイ装置は、LCD(Liquid・Crystal・Display)、CRT(Cathode・Ray・Tube)、或いは、その他の表示装置でもよい。ディスプレイ装置は、実施の形態で説明する表示部270の一例である。
外部記憶装置902は、例えばROM(Read・Only・Memory)やフラッシュメモリ、ハードディスク装置である。
主記憶装置903は、RAM(Random・Access・Memory)である。
通信装置904は、例えば通信ボード等であり、LAN(Local・Area・Network)等に接続されている。通信装置904は、LANに限らず、IP−VPN(Internet・Protocol・Virtual・Private・Network)、広域LAN、ATM(Asynchronous・Transfer・Mode)ネットワークといったWAN(Wide・Area・Network)、或いは、インターネットに接続されていても構わない。LAN、WAN、インターネットは、ネットワークの一例である。
入出力装置905は、例えばマウス、キーボード、ディスプレイ装置等である。マウスの代わりに、タッチパネル、タッチパッド、トラックボール、ペンタブレット、或いは、その他のポインティングデバイスが用いられてもよい。ディスプレイ装置は、LCD(Liquid・Crystal・Display)、CRT(Cathode・Ray・Tube)、或いは、その他の表示装置でもよい。ディスプレイ装置は、実施の形態で説明する表示部270の一例である。
プログラムは、通常は外部記憶装置902に記憶されており、主記憶装置903にロードされた状態で、順次演算装置901に読み込まれ、実行される。
プログラムは、ブロック構成図に示す「〜部」として説明している機能を実現するプログラムである。
プログラムプロダクト(コンピュータプログラムプロダクト)は、ブロック構成図に示す「〜部」の機能を実現するプログラムが記録された記憶媒体、記憶装置などから構成される。プログラムプロダクトは、外観に関わらず、コンピュータ読み取り可能なプログラムをロードしているものである。
プログラムは、ブロック構成図に示す「〜部」として説明している機能を実現するプログラムである。
プログラムプロダクト(コンピュータプログラムプロダクト)は、ブロック構成図に示す「〜部」の機能を実現するプログラムが記録された記憶媒体、記憶装置などから構成される。プログラムプロダクトは、外観に関わらず、コンピュータ読み取り可能なプログラムをロードしているものである。
更に、外部記憶装置902にはオペレーティングシステム(OS)も記憶されており、OSの少なくとも一部が主記憶装置903にロードされ、演算装置901はOSを実行しながら、図1のブロック構成図に示す「〜部」の機能を実現するプログラムを実行する。
また、アプリケーションプログラムも外部記憶装置902に記憶されており、主記憶装置903にロードされた状態で、順次演算装置901により実行される。例えば、受信部110、事象取得部120、状況取得部160、警告判定部170、送信部190の機能を実現するプログラムと、危険管理情報130、車両状態情報140、環境状況情報150、通知判定条件情報180とが外部記憶装置902に記憶され、演算装置901が、外部記憶装置902に記憶された各種情報を用いて上記プログラムを実行することにより、処理を実現する。つまり、演算装置901であるハードウェアと上記プログラムであるソフトウェアとを組み合わせることにより、図1のブロック構成図に示す「〜部」の機能を実現する。換言すると、演算装置901は、図1のブロック構成図に示す「〜部」の機能を実現するようプログラムされているとも言える。なお、これら機能は、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせに限らず、演算装置901に上記プログラムをインプリメントし、ハードウェア単体で実現するようにしてもよい。
また、アプリケーションプログラムも外部記憶装置902に記憶されており、主記憶装置903にロードされた状態で、順次演算装置901により実行される。例えば、受信部110、事象取得部120、状況取得部160、警告判定部170、送信部190の機能を実現するプログラムと、危険管理情報130、車両状態情報140、環境状況情報150、通知判定条件情報180とが外部記憶装置902に記憶され、演算装置901が、外部記憶装置902に記憶された各種情報を用いて上記プログラムを実行することにより、処理を実現する。つまり、演算装置901であるハードウェアと上記プログラムであるソフトウェアとを組み合わせることにより、図1のブロック構成図に示す「〜部」の機能を実現する。換言すると、演算装置901は、図1のブロック構成図に示す「〜部」の機能を実現するようプログラムされているとも言える。なお、これら機能は、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせに限らず、演算装置901に上記プログラムをインプリメントし、ハードウェア単体で実現するようにしてもよい。
また、「〜テーブル」等の情報も外部記憶装置902に記憶されている。また、「〜の判断」、「〜の判定」、「〜の抽出」、「〜の検知」、「〜の設定」、「〜の登録」、「〜の選択」、「〜の生成」、「〜の入力」、「〜の出力」等の処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値が主記憶装置903に記憶されている。
また、サーバ装置100、車載装置200が受信したデータが主記憶装置903に記憶される。
また、暗号鍵・復号鍵や乱数値やパラメータが、主記憶装置903に記憶されてもよい。
また、サーバ装置100、車載装置200が受信したデータが主記憶装置903に記憶される。
また、暗号鍵・復号鍵や乱数値やパラメータが、主記憶装置903に記憶されてもよい。
なお、図5の構成は、あくまでもサーバ装置100、車載装置200のハードウェア構成の一例を示すものであり、サーバ装置100、車載装置200のハードウェア構成は図5に記載の構成に限らず、他の構成であってもよい。
図6は、本実施の形態に係る警告通知システム500における警告通知方法(処理、工程)の動作の一例を示すフローチャートである。
図6を用いて、本実施の形態に係る警告通知システム500における警告通知方法(処理、工程)の動作について説明する。
図6を用いて、本実施の形態に係る警告通知システム500における警告通知方法(処理、工程)の動作について説明する。
<ルート取得処理(工程):S101>
S101において、車載装置200のルート取得部210は、車両の走行ルートを移動ルートとして取得する。ルート取得部210は、ユーザがナビゲーション装置である車載装置200に設定した行先に基づいて、車両の現在地から行先までの移動ルートを取得する。或いは、ルート取得部210は、車両の現在地から所定の範囲内にある道路を移動ルートとして取得してもよい。或いは、ルート取得部210は、過去の走行ルートの傾向から移動ルートを取得してもよい。
S101において、車載装置200のルート取得部210は、車両の走行ルートを移動ルートとして取得する。ルート取得部210は、ユーザがナビゲーション装置である車載装置200に設定した行先に基づいて、車両の現在地から行先までの移動ルートを取得する。或いは、ルート取得部210は、車両の現在地から所定の範囲内にある道路を移動ルートとして取得してもよい。或いは、ルート取得部210は、過去の走行ルートの傾向から移動ルートを取得してもよい。
<ルート判定処理(工程):S102>
S201において、車載装置200のルート判定部240は、走行履歴220に基づいて、移動ルートが車両の運転者にとって慣れた道であるか否かを処理装置により判定する。
例えば、ルート判定部240は、走行履歴220を用いて、車両が移動ルートを過去に走行したか否かを判定し、過去に走行したことがある場合に移動ルートを慣れた道であると判定する。あるいは、ルート判定部240は、走行履歴220を用いて、移動ルートの走行回数をカウントし、走行回数が閾値以上である場合に移動ルートを慣れた道であると判定する。あるいは、ルート判定部240は、移動ルートが運転者の自宅から所定距離の範囲内である場合に、移動ルートを慣れた道であると判定してもよい。
S201において、車載装置200のルート判定部240は、走行履歴220に基づいて、移動ルートが車両の運転者にとって慣れた道であるか否かを処理装置により判定する。
例えば、ルート判定部240は、走行履歴220を用いて、車両が移動ルートを過去に走行したか否かを判定し、過去に走行したことがある場合に移動ルートを慣れた道であると判定する。あるいは、ルート判定部240は、走行履歴220を用いて、移動ルートの走行回数をカウントし、走行回数が閾値以上である場合に移動ルートを慣れた道であると判定する。あるいは、ルート判定部240は、移動ルートが運転者の自宅から所定距離の範囲内である場合に、移動ルートを慣れた道であると判定してもよい。
ルート判定部240は、移動ルートを慣れた道であると判定した場合、通常、移動ルートを走行する時間帯を通常走行時間帯として取得する。ルート判定部240は、走行履歴220を用いて、通常走行時間帯を取得する。例えば、ルート判定部240は、走行履歴220から、過去に移動ルートを走行した時間帯を抽出し、抽出したすべての時間帯のうち所定割合以上を示す時間帯を通常走行時間帯として取得する。
ルート判定部240が移動ルートを慣れた道であると判定した場合、S103に進む。
ルート判定部240が移動ルートを慣れていない道であると判定した場合、処理を終了する。ただし、ルート判定部240が移動ルートを慣れていない道であると判定した場合には、警告を通知しないわけではなく、通常の警告通知処理を実行し、適切な警告を通知する。
ルート判定部240が移動ルートを慣れていない道であると判定した場合、処理を終了する。ただし、ルート判定部240が移動ルートを慣れていない道であると判定した場合には、警告を通知しないわけではなく、通常の警告通知処理を実行し、適切な警告を通知する。
<ルート送信処理(工程):S103>
車載装置200の装置通信部260は、ルート取得部210により取得された移動ルートと、ルート判定部240により取得された通常走行時間帯と、今回移動ルートを走行する時間帯である現状走行時間帯とを、ネットワーク300を介してサーバ装置100に送信する。
車載装置200の装置通信部260は、ルート取得部210により取得された移動ルートと、ルート判定部240により取得された通常走行時間帯と、今回移動ルートを走行する時間帯である現状走行時間帯とを、ネットワーク300を介してサーバ装置100に送信する。
<ルート受信処理(工程):S201>
S201において、サーバ装置100の受信部110は、車載装置200の装置通信部260から、移動ルート、通常走行時間帯、現状走行時間帯を、ネットワーク300を介して受信する。
S201において、サーバ装置100の受信部110は、車載装置200の装置通信部260から、移動ルート、通常走行時間帯、現状走行時間帯を、ネットワーク300を介して受信する。
<事象取得処理(工程):S202>
S202において、事象取得部120は、受信部110が受信した移動ルートと、危険管理情報130とに基づいて、移動ルートに関連付けられた危険事象を表す危険情報を取得する。
例えば、事象取得部120は、移動ルート上に飛び出し注意の危険位置Aを危険情報として取得したものとする。
S202において、事象取得部120は、受信部110が受信した移動ルートと、危険管理情報130とに基づいて、移動ルートに関連付けられた危険事象を表す危険情報を取得する。
例えば、事象取得部120は、移動ルート上に飛び出し注意の危険位置Aを危険情報として取得したものとする。
<状況取得処理(工程):S203>
S203において、状況取得部160は、事象取得部120が取得した危険情報、移動ルート、通常走行時間帯、現状走行時間帯に基づき、車両状態情報140及び環境状況情報150を用いて、通常走行状況と現状走行状況とを取得する。
状況取得部160は、車両状態情報140及び環境状況情報150から、過去時点に移動ルートを走行した車両の通常走行状況を取得する。
なお、ある運転者にとって過去時点における走行状況は1つのみとは限らない場合がある。ある移動ルートを過去に複数回走行していれば、ある時は晴れ、ある時は雨等、複数の走行状況が存在する。このような場合は、状況取得部160は、過去に移動ルートを複数回走行した場合の複数の走行状況に基づいて、通常走行状況を取得する。
例えば、状況取得部160は、車両状態情報140及び環境状況情報150から、通常走行時間帯に移動ルートを走行した車両の複数の走行状況の平均の状態を通常走行状況として取得してもよい。あるいは、状況取得部160は、過去の走行状況のうちの最新の走行状況を通常走行状況として取得してもよい。あるいは、状況取得部160は、複数の過去の走行状況から、現在の走行状況に最も近い走行状況を選択し、選択した走行状況を通常走行状況として取得してもよい。あるいは、状況取得部160は、現在の走行状況の特定の項目について、値が一致するか、値がもっとも近い過去の走行状況を通常走行状況として取得してもよい。
S203において、状況取得部160は、事象取得部120が取得した危険情報、移動ルート、通常走行時間帯、現状走行時間帯に基づき、車両状態情報140及び環境状況情報150を用いて、通常走行状況と現状走行状況とを取得する。
状況取得部160は、車両状態情報140及び環境状況情報150から、過去時点に移動ルートを走行した車両の通常走行状況を取得する。
なお、ある運転者にとって過去時点における走行状況は1つのみとは限らない場合がある。ある移動ルートを過去に複数回走行していれば、ある時は晴れ、ある時は雨等、複数の走行状況が存在する。このような場合は、状況取得部160は、過去に移動ルートを複数回走行した場合の複数の走行状況に基づいて、通常走行状況を取得する。
例えば、状況取得部160は、車両状態情報140及び環境状況情報150から、通常走行時間帯に移動ルートを走行した車両の複数の走行状況の平均の状態を通常走行状況として取得してもよい。あるいは、状況取得部160は、過去の走行状況のうちの最新の走行状況を通常走行状況として取得してもよい。あるいは、状況取得部160は、複数の過去の走行状況から、現在の走行状況に最も近い走行状況を選択し、選択した走行状況を通常走行状況として取得してもよい。あるいは、状況取得部160は、現在の走行状況の特定の項目について、値が一致するか、値がもっとも近い過去の走行状況を通常走行状況として取得してもよい。
また、状況取得部160は、車両状態情報140及び環境状況情報150から、現時点に移動ルートを走行する車両の現状走行状況を取得する。あるいは、状況取得部160は、車両状態情報140及び環境状況情報150から、現時点を含む所定の時間帯に移動ルートを走行した車両の走行状況の平均の状態を現状走行状況として取得してもよい。
状況取得部160は、事象取得部120が取得した危険事象「飛び出し注意」の危険位置Aから予め指定された指定範囲(事象範囲の一例)における走行状況を取得する。
ここで、予め指定された範囲は、警告通知システム警告通知システム500のシステム管理者が設定することができるものとする。例えば、10メートル範囲内、50メートル範囲内、100メートル範囲内などと指定することができるものとする。
ここで、予め指定された範囲は、警告通知システム警告通知システム500のシステム管理者が設定することができるものとする。例えば、10メートル範囲内、50メートル範囲内、100メートル範囲内などと指定することができるものとする。
<警告判定処理(工程):S204>
S204において、警告判定部170は、事象取得部120により取得された移動ルートの危険事象と、状況取得部160により取得された通常走行状況及び現状走行状況とに基づいて、通知判定条件情報180を参照し、警告を通知するか否かを処理装置により判定する。
S204において、警告判定部170は、事象取得部120により取得された移動ルートの危険事象と、状況取得部160により取得された通常走行状況及び現状走行状況とに基づいて、通知判定条件情報180を参照し、警告を通知するか否かを処理装置により判定する。
図7は、本実施の形態に係る判定処理のアルゴリズムの一例を示すフローチャートである。演算装置901は、警告判定部170による判定処理、つまり、図7に示すアルゴリズム(ステップS204−1の処理からステップS204−5の処理)を実行することによりステップS204の判定処理を実現するようプログラムされている。
まず、警告判定部170は、事象取得部120から危険事象を取得し、状況取得部160から通常走行状況及び現状走行状況を取得する(ステップS204−1)。ここでの例では、危険事象が飛び出し注意の場合の通知判定を実行するものとする。また、通常走行状況として「通常走行時間帯は12時から13時(日中)」を取得し、現状走行状況として「現状走行時間帯は7時から8時(朝方)」を取得するものとする。また、通常走行状況として「時速30キロメートル」を取得し、現状走行状況として「時速50キロメートル」を取得する。また、通常走行状況として「乗車人数1人」を取得し、現状走行状況として「乗車人数5人」を取得するものとする。
次に、警告判定部170は、記憶装置から通知判定条件情報180を読み出す(ステップS204−2)。ここでは、通知判定条件情報180のうち、図4に示す危険事象「飛び出し注意」に対する通知判定条件181のうち「通常と時間帯が相違」、「通常より速さが速い」、「通常より乗車人数多い」に関する個所を読み出す。
次に、警告判定部170は、通知判定条件情報を参照し、危険事象に対する通知判定条件を満たすかを判断する(ステップS204−3)。ここでは、通常走行状況が「通常走行時間帯は12時から13時(日中)」で、現状走行状況が「現状走行時間帯は7時から8時(朝方)」のため、通知判定条件181「通常と時間帯が相違」を満たす。
警告判定部170は、他の通知判定条件181が残っているかを判断し(ステップS204−4)、残っていない場合はステップS204−5へ進み、残っている場合はステップS204−3に戻る。ここでは、残りの通知判定条件181が残っているため、これらについてステップS204−3を実施する。通常走行状況が「時速30キロメートル」で、現状走行状況が「時速50キロメートル」のため、通知判定条件181「通常より速さが速い」を満たす。また、通常走行状況が「乗車人数1人」で、現状走行状況が「乗車人数5人」のため、通知判定条件181「通常より乗車人数多い」を満たす。
次に、警告判定部170は、警告を通知するか否かを判定する(ステップS204−5)。ここでは、通知判定条件181「通常と時間帯が相違」、「通常より速さが速い」、「通常より乗車人数多い」の全てを満たす。図4に示すように、通知判定条件181「通常より乗車人数多い」は危険事象「飛び出し注意」に対しては通知なし「−」であるが、通知判定条件181「通常と時間帯が相違」、「通常より速さが速い」に関しては強調表示「◎」であるため、警告判定部170は、危険事象「飛び出し注意」に関する警告を強調表示により運転手等に通知すると判定する。なお、警告の通知については、映像の表示に限らず、音声通知でもいいし、振動による通知でもいいし、これらの組み合わせであってもよい。
なお、ここでは、警告判定部170は、ステップS204−1で危険事象、過去の走行状況である通常走行状況、及び、現在の走行状況である現状走行状況を取得した後、通知判定条件情報の読み出しを行っているが、これに限らない。例えば、警告判定部170は、移動ルートの通常走行状況と現状走行状況とが相違するか否かを先に判定し、相違する場合にステップS204−2以降の処理、すなわち警告を通知するか否かの判定処理を行うようにしてもよい。そうすることで、過去の走行状況と現在の走行状況とに相違がない場合には、通知判定条件情報の読み出しをはじめとするステップS204−2以降の処理を省略することができ、処理負担を下げることができる。
次に、警告判定部170は、記憶装置から通知判定条件情報180を読み出す(ステップS204−2)。ここでは、通知判定条件情報180のうち、図4に示す危険事象「飛び出し注意」に対する通知判定条件181のうち「通常と時間帯が相違」、「通常より速さが速い」、「通常より乗車人数多い」に関する個所を読み出す。
次に、警告判定部170は、通知判定条件情報を参照し、危険事象に対する通知判定条件を満たすかを判断する(ステップS204−3)。ここでは、通常走行状況が「通常走行時間帯は12時から13時(日中)」で、現状走行状況が「現状走行時間帯は7時から8時(朝方)」のため、通知判定条件181「通常と時間帯が相違」を満たす。
警告判定部170は、他の通知判定条件181が残っているかを判断し(ステップS204−4)、残っていない場合はステップS204−5へ進み、残っている場合はステップS204−3に戻る。ここでは、残りの通知判定条件181が残っているため、これらについてステップS204−3を実施する。通常走行状況が「時速30キロメートル」で、現状走行状況が「時速50キロメートル」のため、通知判定条件181「通常より速さが速い」を満たす。また、通常走行状況が「乗車人数1人」で、現状走行状況が「乗車人数5人」のため、通知判定条件181「通常より乗車人数多い」を満たす。
次に、警告判定部170は、警告を通知するか否かを判定する(ステップS204−5)。ここでは、通知判定条件181「通常と時間帯が相違」、「通常より速さが速い」、「通常より乗車人数多い」の全てを満たす。図4に示すように、通知判定条件181「通常より乗車人数多い」は危険事象「飛び出し注意」に対しては通知なし「−」であるが、通知判定条件181「通常と時間帯が相違」、「通常より速さが速い」に関しては強調表示「◎」であるため、警告判定部170は、危険事象「飛び出し注意」に関する警告を強調表示により運転手等に通知すると判定する。なお、警告の通知については、映像の表示に限らず、音声通知でもいいし、振動による通知でもいいし、これらの組み合わせであってもよい。
なお、ここでは、警告判定部170は、ステップS204−1で危険事象、過去の走行状況である通常走行状況、及び、現在の走行状況である現状走行状況を取得した後、通知判定条件情報の読み出しを行っているが、これに限らない。例えば、警告判定部170は、移動ルートの通常走行状況と現状走行状況とが相違するか否かを先に判定し、相違する場合にステップS204−2以降の処理、すなわち警告を通知するか否かの判定処理を行うようにしてもよい。そうすることで、過去の走行状況と現在の走行状況とに相違がない場合には、通知判定条件情報の読み出しをはじめとするステップS204−2以降の処理を省略することができ、処理負担を下げることができる。
図6に戻って、警告判定部170は、警告の通知なしと判定した場合には(S204で通知なし)、処理を終了する。
警告判定部170は、警告の通知をすると判定した場合には(S204で通知する)、S205に進む。
警告判定部170は、警告の通知をすると判定した場合には(S204で通知する)、S205に進む。
<送信処理(工程):S205>
送信部190は、警告判定部170から警告を表示するための警告情報を受け取る。警告情報には、警告の内容を示す情報と、警告の通知の強弱を示す情報とが含まれる。
例えば、警告判定部170が、危険位置A近傍において警告「飛び出し注意」の強調通知をすると判定する。警告判定部170は、送信部190に対し、警告「飛び出し注意」と強調通知とを含む警告情報を出力する。
送信部190は、警告判定部170から警告を表示するための警告情報を受け取る。警告情報には、警告の内容を示す情報と、警告の通知の強弱を示す情報とが含まれる。
例えば、警告判定部170が、危険位置A近傍において警告「飛び出し注意」の強調通知をすると判定する。警告判定部170は、送信部190に対し、警告「飛び出し注意」と強調通知とを含む警告情報を出力する。
送信部190は、警告判定部170から受け取った警告情報を、ネットワーク300を介して車載装置200に送信する。
<表示処理(工程):S104>
車載装置200の装置通信部260は、サーバ装置100の送信部190から、警告情報を受信する。
表示部270は、装置通信部260により受信された警告情報に基づいて、表示装置に警告を表示する。警告を通知する方法としては、表示装置に表示する方法以外に、例えば、音声により警告を通知してもよい。通常通知の場合は、「スリップに注意してください」等のアナウンスを音声出力し、強調通知の場合は、「危険です!危険です!前方追突注意!」等と緊迫感のあるアナウンスを音声出力してもよい。また、振動により警告を通知し、通常通知の場合は通常の振動、強調通知の場合は通常の振動よりも強い振動として警告を通知してもよい。また、音声、表示装置への表示、振動を組み合わせて通知してもよい。
車載装置200の装置通信部260は、サーバ装置100の送信部190から、警告情報を受信する。
表示部270は、装置通信部260により受信された警告情報に基づいて、表示装置に警告を表示する。警告を通知する方法としては、表示装置に表示する方法以外に、例えば、音声により警告を通知してもよい。通常通知の場合は、「スリップに注意してください」等のアナウンスを音声出力し、強調通知の場合は、「危険です!危険です!前方追突注意!」等と緊迫感のあるアナウンスを音声出力してもよい。また、振動により警告を通知し、通常通知の場合は通常の振動、強調通知の場合は通常の振動よりも強い振動として警告を通知してもよい。また、音声、表示装置への表示、振動を組み合わせて通知してもよい。
以上で、本実施の形態に係る警告通知システム500における警告通知方法(処理、工程)についての説明を終わる。
なお、図4の通知判定条件情報180の説明では、「◎」の優先度>「○」の優先度>「−」の優先度の順に優先度が設定されているものとした。
しかし、優先度の設定方法として、例えば、複数の通知判定条件181のそれぞれに、複数の通知判定条件181のそれぞれの優先度を表す優先度情報を付与してもよい。そして、警告判定部170は、複数の通知判定条件181のそれぞれに付与された優先度に基づいて、複数の通知判定条件181から少なくとも1つの通知判定条件181を選択し、選択した少なくとも1つの通知判定条件181に基づいて、通知判定処理を実行するものとしてもよい。
しかし、優先度の設定方法として、例えば、複数の通知判定条件181のそれぞれに、複数の通知判定条件181のそれぞれの優先度を表す優先度情報を付与してもよい。そして、警告判定部170は、複数の通知判定条件181のそれぞれに付与された優先度に基づいて、複数の通知判定条件181から少なくとも1つの通知判定条件181を選択し、選択した少なくとも1つの通知判定条件181に基づいて、通知判定処理を実行するものとしてもよい。
また、警告通知システム500が表示装置に警告を表示するタイミングは、例えば、危険位置から予め定められた指定距離手前としてもよい。例えば、システム管理者により、危険位置から3キロメートル手前、2キロメートル手前などと指定されているものとする。あるいは、運転者が車載装置200に移動ルートを設定した場合に、すぐに警告を通知してもよい。
以上のように、本実施の形態に係る警告通知システム500によれば、慣れた道であっても走行状況の変化を取得することができるので、走行状況の変化により危険度が高くなった場合には適切に警告を通知することができる。例えば、普段通り慣れた学校前の道は、日中は人通りが少ない。しかし、今回、夕方の下校時刻時間帯に走行することになった場合、飛び出し注意の警告が通知され、適切な注意喚起をすることができる。
また、本実施の形態に係る警告通知システム500によれば、サーバ装置側で警告の通知の要否を判定し、通知が必要な場合のみ警告情報を車載装置側に送信しているので、情報量を減らすことができ、ネットワークの負荷を低減することができる。
また、本実施の形態に係る警告通知システム500によれば、通知判定条件情報180を備えているので、慣れた道での危険事象の内容により、危険事象に関する警告を通知するか否かをきめ細かく判定することができる。また、1つの通知判定条件181として1種類の条件のみを判定するようにしているので、判定処理を簡単にすることができる。また、通知判定条件181を変更しやすくすることができる。
このように、本実施の形態に係る警告通知システム500によれば、慣れた道における走行状況の変化を的確に取得し、通常時と危険度が変わらない場合に警告を通知するような不必要な警告を削減するとともに、通常時より危険度が高くなった場合には必ず警告が強調表示されるなどの的確な警告通知を実現することができる。さらに、ネットワークの負荷を低減することができる。
実施の形態2.
本実施の形態では、主に、実施の形態1と異なる点について説明する。
本実施の形態において、実施の形態1で説明した構成部と同様の機能を有する構成部については同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。
本実施の形態では、主に、実施の形態1と異なる点について説明する。
本実施の形態において、実施の形態1で説明した構成部と同様の機能を有する構成部については同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。
実施の形態1では、車載装置200からサーバ装置100に移動ルート、通常走行時間帯、現状走行時間帯を送信すると、サーバ装置100において移動ルート上の危険情報を取得し、警告の通知の要否を警告判定部170で判定し、通知が必要な場合は車載装置200に警告情報を送信するものである。
本実施の形態では、サーバ装置100が事象取得部120及び状況取得部160で取得した危険情報、通常走行状況及び現状走行状況を車載装置200に送信し、車載装置200が警告の通知の要否を判定する方式について説明する。車載装置200は、警告の通知の要否を判定する警告通知装置の一例である。
本実施の形態では、サーバ装置100が事象取得部120及び状況取得部160で取得した危険情報、通常走行状況及び現状走行状況を車載装置200に送信し、車載装置200が警告の通知の要否を判定する方式について説明する。車載装置200は、警告の通知の要否を判定する警告通知装置の一例である。
図8は、本実施の形態に係る警告通知システム501のブロック構成の一例を示す図である。
図8に示すように、車載装置200は、実施の形態1で説明した構成に加え、警告判定部170及び通知判定条件情報180を有する。そして、実施の形態1で説明した構成と異なり、サーバ装置100が警告判定部170及び通知判定条件情報180を有していない。
警告判定部170及び通知判定条件情報180の機能構成については、実施の形態1で説明したものと同様である。
図8に示すように、車載装置200は、実施の形態1で説明した構成に加え、警告判定部170及び通知判定条件情報180を有する。そして、実施の形態1で説明した構成と異なり、サーバ装置100が警告判定部170及び通知判定条件情報180を有していない。
警告判定部170及び通知判定条件情報180の機能構成については、実施の形態1で説明したものと同様である。
図9は、本実施の形態に係る警告通知システム501における警告通知方法の動作の一例を示すフローチャートである。
図9を用いて、警告通知システム501における警告通知方法の動作の一例について説明する。
図9を用いて、警告通知システム501における警告通知方法の動作の一例について説明する。
図9において、S101〜S203の処理は、実施の形態1の図6で説明したS101〜S203と同様である。
S203aにおいて、送信部190は、事象取得部120により取得された危険情報と、状況取得部160により取得された通常走行状況及び現状走行状況とを、車載装置200に送信する。
<受信処理(工程):S103a>
S103aにおいて、装置通信部260は、サーバ装置100から危険情報と通常走行状況及び現状走行状況とを受信する。
S103aにおいて、装置通信部260は、サーバ装置100から危険情報と通常走行状況及び現状走行状況とを受信する。
<警告判定処理(工程):S103b>
S103bの処理は、実施の形態1の図6で説明したS204と同様である。すなわち、車載装置200の警告判定部170は、装置通信部260を介して危険情報と通常走行状況及び現状走行状況とを取得する。警告判定部170は、通常走行状況及び現状走行状況に基づいて通知判定条件情報180を参照し、危険事象の警告の要否を判定する。そして、警告判定部170は、通知すると判定した場合に、警告の内容と通知の方法とを含む警告情報を表示部270に対して出力する。
S104において、表示部270は、警告情報に従って、警告を表示装置に表示する。S104の処理は、実施の形態1の図6で説明したS104と同様の処理である。
S103bの処理は、実施の形態1の図6で説明したS204と同様である。すなわち、車載装置200の警告判定部170は、装置通信部260を介して危険情報と通常走行状況及び現状走行状況とを取得する。警告判定部170は、通常走行状況及び現状走行状況に基づいて通知判定条件情報180を参照し、危険事象の警告の要否を判定する。そして、警告判定部170は、通知すると判定した場合に、警告の内容と通知の方法とを含む警告情報を表示部270に対して出力する。
S104において、表示部270は、警告情報に従って、警告を表示装置に表示する。S104の処理は、実施の形態1の図6で説明したS104と同様の処理である。
以上で、本実施の形態に係る警告通知システム501における警告通知方法の動作についての説明を終わる。
以上のように、本実施の形態に係る警告通知システム501によれば、車載装置200に通知判定条件情報180を備えているので、車両側(運転者側)で通知判定条件を動的に変更することができる。例えば、慣れた道であっても運転者が特定の危険事象に対する対応が苦手なため、この特定の危険事象に対する警告の場合には、通知の条件を軽くし、なるべく警告を通知するように条件を設定することができる。一方、ベテランドライバー、高度な運転技術を有するドライバーなどの場合には、警告の通知の条件を重くし、本当に必要な場合のみ警告を通知するように設定することができる。
なお、これまで説明してきた警告通知システムとは、サーバ装置100と車載装置200から構成されるシステム、つまり複数の装置からなるシステムのみに限らず、サーバ装置100単体、または、車載装置200単体をも含む概念である。つまり、警告通知システムとはサーバ装置100を指すものであってもよいし、車載装置200の一部又は全ての機能をさらに有するサーバ装置100を指すものであってもよい。また、警告通知システムとは車載装置200を指すものであってもよいし、サーバ装置100の一部又は全ての機能をさらに有する車載装置200を指すものであってもよい。以下の説明においても同様である。
実施の形態3.
本実施の形態では、主に、実施の形態1,2と異なる点について説明する。
本実施の形態において、実施の形態1,2で説明した構成部と同様の機能を有する構成部については同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。
本実施の形態では、主に、実施の形態1,2と異なる点について説明する。
本実施の形態において、実施の形態1,2で説明した構成部と同様の機能を有する構成部については同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。
本実施の形態では、ナビゲーション装置としてユーザが携帯する携帯端末装置400を用いる場合について説明する。携帯端末装置400とは、例えば、スマートフォン、タブレット端末などである。
本実施の形態では、サーバ装置100が事象取得部120及び状況取得部160で取得した危険情報、通常走行状況及び現状走行状況を携帯端末装置400に送信し、携帯端末装置400が警告の通知の要否を判定する方式について説明する。また、携帯端末装置400は、移動ルートが慣れた道かを判定する機能も有するものとする。携帯端末装置400は、警告の通知の要否を判定する警告通知装置の一例である。
本実施の形態では、サーバ装置100が事象取得部120及び状況取得部160で取得した危険情報、通常走行状況及び現状走行状況を携帯端末装置400に送信し、携帯端末装置400が警告の通知の要否を判定する方式について説明する。また、携帯端末装置400は、移動ルートが慣れた道かを判定する機能も有するものとする。携帯端末装置400は、警告の通知の要否を判定する警告通知装置の一例である。
図10は、本実施の形態に係る警告通知システム502のブロック構成の一例を示す図である。
図10に示すように、警告通知システム502は、サーバ装置100、車載装置200、携帯端末装置400を備える。サーバ装置100、車載装置200、携帯端末装置400は、互いにネットワーク300を介して接続されている。
図10に示すように、警告通知システム502は、サーバ装置100、車載装置200、携帯端末装置400を備える。サーバ装置100、車載装置200、携帯端末装置400は、互いにネットワーク300を介して接続されている。
携帯端末装置400は、ルート取得部210、ルート判定部240、走行履歴220、警告判定部170、通知判定条件情報180、表示部410、装置通信部440を備える。サーバ装置100が警告判定部170及び通知判定条件情報180を有していない点、車載装置200がルート取得部210ルート判定部240、走行履歴220を有していない点が、実施の形態1,2とは異なる。
携帯端末装置400には、ナビゲーション装置用のアプリケーションが搭載される。携帯端末装置400は、ナビゲーション装置として機能する。
ルート取得部210、ルート判定部240、走行履歴220、警告判定部170、通知判定条件情報180の機能構成については、実施の形態1で説明したものと同様である。
表示部410は、携帯端末装置400がナビゲーション装置として機能する場合の地図情報、行先情報などを表示装置に表示する。また、表示部410は、警告判定部170により通知が必要と判定された警告を表示装置に表示する。
装置通信部440は、携帯端末装置400と、この携帯端末装置400とネットワーク300を介して接続されたサーバ装置100、車載装置200との通信を実行する。
表示部410は、携帯端末装置400がナビゲーション装置として機能する場合の地図情報、行先情報などを表示装置に表示する。また、表示部410は、警告判定部170により通知が必要と判定された警告を表示装置に表示する。
装置通信部440は、携帯端末装置400と、この携帯端末装置400とネットワーク300を介して接続されたサーバ装置100、車載装置200との通信を実行する。
図11は、本実施の形態に係る警告通知システム502における警告通知方法の動作の一例を示すフローチャートである。
図11を用いて、警告通知システム502における警告通知方法の動作の一例について説明する。
図11を用いて、警告通知システム502における警告通知方法の動作の一例について説明する。
S301において、携帯端末装置400のルート取得部210は、車両の走行ルートを移動ルートとして取得する。ルート取得部210は、ユーザがナビゲーション装置である携帯端末装置400に設定した行先に基づいて、車両の現在地から行先までの移動ルートを取得する。
図11において、S301〜S303の処理は、実施の形態1の図6で説明したS101〜S103と同様である。
図11において、S301〜S303の処理は、実施の形態1の図6で説明したS101〜S103と同様である。
図11において、S201〜S203の処理は、実施の形態1の図6で説明したS201〜S203と同様である。
S203bにおいて、送信部190は、事象取得部120により取得された危険情報、状況取得部160により取得された通常走行時間帯及び現状走行時間帯を、携帯端末装置400(スマートフォン、タブレット端末)に送信する。
S303aにおいて、装置通信部440は、サーバ装置100から危険情報と通常走行時間帯及び現状走行時間帯とを受信する。S303aの処理は、実施の形態1の図6で説明したS103aと同様である。
S303bの処理は、実施の形態1の図6で説明したS204と同様である。すなわち、携帯端末装置400の警告判定部170は、サーバ装置100から危険情報と通常走行時間帯及び現状走行時間帯とを取得する。警告判定部170は、状況情報に基づいて通知判定条件情報180を参照し、危険事象の警告の要否を判定する。そして、警告判定部170は、通知すると判定した場合に、警告の内容と通知の方法とを含む警告情報を表示部410に対して出力する。表示部410は、警告判定部170から警告情報を取得すると、取得した警告情報に基づいて、表示装置に警告を表示する。
警告判定部170は、警告を通知すると判定した場合に、警告の内容と通知の方法とを含む警告情報を車載装置200に対して送信してもよい。車載装置200の装置通信部260は、警告情報を受信すると、車載装置200の表示部270に対して出力する。車載装置200の表示部270は、車載装置200の表示装置に警告を表示する。
或いは、警告判定部170は、警告を通知すると判定した場合に、警告情報を表示部410に出力するとともに、車載装置200に対して送信してもよい。
或いは、警告判定部170は、警告を通知すると判定した場合に、警告情報を表示部410に出力するとともに、車載装置200に対して送信してもよい。
S304において、表示部410は、警告情報に従って、警告を表示装置に表示する。S304の処理は、実施の形態1の図6で説明したS102と同様の処理である。
以上で、本実施の形態に係る警告通知システム502における警告通知方法の動作についての説明を終わる。
以上のように、本実施の形態に係る警告通知システム502によれば、ナビゲーション装置として機能する携帯端末装置400に通知判定条件情報180を備えているので、車両側(運転者側)で通知判定条件を動的に変更することができる。また、車両が変更した場合であっても、携帯端末装置があれば簡単に警告通知システム502による警告通知サービスを受けることができる。
なお、本実施の形態で説明してきた警告通知システムとは、サーバ装置100と車載装置200と携帯端末装置400から構成されるシステム、つまり複数の装置からなるシステムのみに限らず、携帯端末装置400単体をも含む概念である。つまり、警告通知システムとは携帯端末装置400単体を指すものであってもよい。また、本実施の形態で説明してきた警告通知システムの機能ブロックを、サーバ装置100、車載装置200、携帯端末装置400にどのように分散して配置しても構わない。
なお、警告通知システムのブロック構成は、上記の実施の形態1〜3において説明したブロック構成に限られない。他の機能ブロック構成で実現しても構わない。
例えば、警告通知システムにおいて、事象取得部と状況取得部とを1つの機能ブロックとし、判定部と通信部とを1つの機能ブロックとしてもよい。
例えば、警告通知システムにおいて、事象取得部と状況取得部とを1つの機能ブロックとし、判定部と通信部とを1つの機能ブロックとしてもよい。
機能ブロックは、矛盾しない範囲であれば必要に応じて種々の変更が可能であり、上記のブロック構成は任意である。また、実施の形態1〜3で説明した機能ブロックは、矛盾しない範囲で、警告通知システムにどのように分散して配置されても構わない。
例えば、ルート判定部240と走行履歴220とがサーバ装置100に配置されていてもよい。この場合、車両側からサーバ装置に通常走行の時間帯を通知する必要はない。
例えば、ルート判定部240と走行履歴220とがサーバ装置100に配置されていてもよい。この場合、車両側からサーバ装置に通常走行の時間帯を通知する必要はない。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらの実施の形態のうち、2つ以上を組み合わせて実施しても構わない。或いは、これらの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。或いは、これらの実施の形態のうち、2つ以上を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
なお、以上の実施の形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではなく、矛盾しない範囲であれば必要に応じて種々の変更が可能である。
なお、以上の実施の形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではなく、矛盾しない範囲であれば必要に応じて種々の変更が可能である。
100 サーバ装置、110 受信部、120 事象取得部、130 危険管理情報、140 車両状態情報、150 環境状況情報、151 天候情報、152 渋滞情報、153 工事情報、160 状況取得部、170 警告判定部、180 通知判定条件情報、181 通知判定条件、190 送信部、200 車載装置、210 ルート取得部、220 走行履歴、230 車両情報、240 ルート判定部、250 車両情報収集部、260 装置通信部、270 表示部、300 ネットワーク、400 携帯端末装置、410 表示部、440 装置通信部、500,501,502,503 警告通知システム、901 演算装置、902 外部記憶装置、903 主記憶装置、904 通信装置、905 入出力装置。
Claims (17)
- 車両の移動ルートを示す移動ルート情報を取得するルート取得部と、
前記移動ルートが走り慣れたルートであるか否かを判定するルート判定部と、
前記ルート判定部により前記移動ルートが走り慣れたルートであると判定された場合に、前記移動ルートの過去の走行状況と前記移動ルートの現在の走行状況とを取得する状況取得部と、
前記移動ルートの過去の走行状況と前記移動ルートの現在の走行状況とに基づいて、前記移動ルートに関連付けられた事象に関する警告を通知するか否かを判定する警告判定部と
を備え、
前記走行状況は前記車両の状態である警告通知システム。 - 前記警告判定部は、前記移動ルートの過去の走行状況と前記移動ルートの現在の走行状況とが相違する場合に、前記事象に関する警告を通知するか否かを判定する請求項1に記載の警告通知システム。
- 前記移動ルートの過去の走行状況と前記移動ルートの現在の走行状況とが相違する場合に警告を通知するか否かを決定するための通知判定条件を前記事象と対応付けて記憶する通知判定条件記憶部を備え、
前記警告判定部は、前記通知判定条件に基づいて前記事象に関する警告を通知するか否かを判定する請求項1または2に記載の警告通知システム。 - 前記事象には複数の前記通知判定条件が対応づけられる請求項3に記載の警告通知システム。
- 前記通知判定条件には警告の優先度が付与され、
前記警告判定部は、前記優先度に基づき複数の前記通知判定条件のうち少なくとも1つの前記通知判定条件を選択し、選択した前記通知判定条件に基づいて前記事象に関する警告を通知するか否かを判定する請求項4に記載の警告通知システム。 - 前記ルート判定部は、前記車両が過去に前記移動ルートを走行した場合に前記移動ルートが走り慣れたルートであると判定する請求項1から5のいずれか1項に記載の警告通知システム。
- 前記ルート判定部は、前記移動ルートが自宅周辺にある場合に、前記移動ルートが走り慣れたルートであると判定する請求項1から6のいずれか1項に記載の警告通知システム。
- 前記状況取得部は、
前記車両が過去に前記移動ルートを複数回走行した場合の複数の走行状況に基づいて、前記過去の走行状況を取得する請求項1から7のいずれか1項に記載の警告通知システム。 - 前記走行状況は前記車両の周囲の環境である請求項1から8のいずれか1項に記載の警告通知システム。
- 前記状況取得部は、
前記移動ルートのうち前記事象の位置を含む事象範囲における過去の走行状況と、前記事象範囲における現在の走行状況とを取得する請求項1から9のいずれか1項に記載の警告通知システム。 - 前記ルート取得部と前記ルート判定部と前記状況取得部と前記警告判定部とは、前記車両に搭載される車載装置と通信可能なサーバ装置に設けられる請求項1から10のいずれか1項に記載の警告通知システム。
- 前記ルート取得部と前記ルート判定部と前記状況取得部と前記警告判定部とは、前記車両に搭載される車載装置に設けられる請求項1から10のいずれか1項に記載の警告通知システム。
- 前記警告通知システムは、サーバ装置と、前記車両に搭載され、前記サーバ装置と通信する車載装置とを備え、
前記ルート取得部と前記ルート判定部とは、前記車両に搭載される車載装置に設けられ、前記状況取得部と前記警告判定部とは、前記車載装置と通信可能なサーバ装置に設けられる請求項1から10のいずれか1項に記載の警告通知システム。 - 前記ルート取得部と前記ルート判定部と前記状況取得部と前記警告判定部とは、ユーザが携帯する携帯端末装置に設けられる請求項1から10のいずれか1項に記載の警告通知システム。
- 前記ルート取得部と前記ルート判定部と前記警告判定部とは、ユーザが携帯する携帯端末装置に設けられ、前記状況取得部は、前記携帯端末装置と通信可能なサーバ装置に設けられる請求項1から10のいずれか1項に記載の警告通知システム。
- ルート取得部が、車両の移動ルートを示す移動ルート情報を取得し、
ルート判定部が、前記移動ルートが走り慣れたルートであるか否かを判定し、
状況取得部が、前記ルート判定部により前記移動ルートが走り慣れたルートであると判定された場合に、前記移動ルートの過去の前記車両の状態と前記移動ルートの現在の前記車両の状態とを取得し、
警告判定部が、前記移動ルートの過去の前記車両の状態と前記移動ルートの現在の前記車両の状態とに基づいて、前記移動ルートに関連付けられた事象に関する警告を通知するか否かを判定する警告通知システムの警告通知方法。 - ルート取得部が、車両の移動ルートを示す移動ルート情報を取得するルート取得処理と、
ルート判定部が、前記移動ルートが走り慣れたルートであるか否かを判定するルート判定処理と、
状況取得部が、前記ルート判定処理により前記移動ルートが走り慣れたルートであると判定された場合に、前記移動ルートの過去の前記車両の状態と前記移動ルートの現在の前記車両の状態とを取得する状況取得処理と、
警告判定部が、前記移動ルートの過去の前記車両の状態と前記移動ルートの現在の前記車両の状態とに基づいて、前記移動ルートに関連付けられた事象に関する警告を通知するか否かを判定する警告判定処理と
をコンピュータに実行させるプログラム。
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