JP6197765B2 - 流体伝動装置 - Google Patents
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Description
また、流体リーク手段は、遠心バランス室と流体圧室との間に配設され、遠心バランス室と流体圧室とを連通する連通孔と、該連通孔を開閉する弁体とを備え、弁体は、ロックアップクラッチの解放状態で遠心バランス室と流体圧室との間の差圧が所定圧以上になると連通孔を開き、遠心バランス室から流体圧室へ流体をリークさせてピストンが解放方向へ移動されることを抑制するように構成されていることにより、ロックアップクラッチの解放状態で遠心バランス室内にピストンを解放方向へ移動させる流体圧が発生することを抑制することができ、前記効果を有効に奏することができる。
これにより、ロックアップクラッチの解放状態でロックアップクラッチのピストンが解放方向へ移動されることを抑制し、該ピストンを所定のクラッチクリアランスとなる位置に保持することができるので、流体圧室に締結用流体圧が供給されたときに速やかにロックアップクラッチを締結することができ、ロックアップクラッチを応答性良く締結することができる。特に、ロックアップクラッチの解放状態でピストンをクラッチクリアランスがゼロとなる位置に保持する場合に、前記効果を有効に奏することができる。
また、流体リーク手段は、ロックアップクラッチの解放状態で遠心バランス室から流体圧室へ流体をリークさせることによりピストンを解放方向へ移動させる流体圧の発生を抑制すると共に、ロックアップクラッチの締結時には、流体圧室と遠心バランス室との間のシール機能を発揮するシールリングによって構成されることにより、流体リーク手段を別途設ける必要なしに既存のシールリングを利用して前記効果を有効に得ることができる。
2 ケース内圧室
4 油圧室
6 遠心バランス室
10 ケース
20 ポンプ
23a、24a、25a、25b、40a 油路
30 タービンハブ
40 油路構成部材
50 プレート部材
60 ロックアップクラッチ
65 ピストン
81 第1シールリング
83 第2シールリング
90 作動油リーク機構
91 連通孔
92 ボール弁
94 スプリング
Claims (4)
- エンジンの出力軸に連結されたケース内に、該ケースと一体回転するポンプと、該ポンプにより流体を介して動力が伝達されるタービンと、流体圧室に供給される締結用流体圧によりピストンを押圧して前記ポンプと前記タービンとを直結するロックアップクラッチとが備えられ、且つ前記ピストンを挟んで前記流体圧室の反対側に、動力伝達用流体が充填されたケース内圧室から該流体の一部が導入される遠心バランス室が形成された流体伝動装置であって、
前記ロックアップクラッチの解放状態で前記遠心バランス室内に前記ピストンを解放方向へ移動させる流体圧が発生することを抑制するための該遠心バランス室からの流体リーク手段が設けられ、
前記流体リーク手段は、前記遠心バランス室と前記流体圧室との間に配設され、前記遠心バランス室と前記流体圧室とを連通する連通孔と、該連通孔を開閉する弁体とを備え、前記弁体は、前記ロックアップクラッチの解放状態で前記遠心バランス室と前記流体圧室との間の差圧が所定圧以上になると前記連通孔を開き、前記遠心バランス室から前記流体圧室へ前記流体をリークさせて前記ピストンが解放方向へ移動されることを抑制するように構成されている、
ことを特徴とする流体伝動装置。 - エンジンの出力軸に連結されたケース内に、該ケースと一体回転するポンプと、該ポンプにより流体を介して動力が伝達されるタービンと、流体圧室に供給される締結用流体圧によりピストンを押圧して前記ポンプと前記タービンとを直結するロックアップクラッチとが備えられ、且つ前記ピストンを挟んで前記流体圧室の反対側に、動力伝達用流体が充填されたケース内圧室から該流体の一部が導入される遠心バランス室が形成された流体伝動装置であって、
前記ロックアップクラッチの解放状態で前記遠心バランス室内に前記ピストンを解放方向へ移動させる流体圧が発生することを抑制するための該遠心バランス室からの流体リーク手段が設けられ、
前記流体リーク手段は、前記遠心バランス室と前記流体圧室との間に配設され、前記ロックアップクラッチの解放状態で前記遠心バランス室から前記流体圧室へ前記流体をリークさせることにより前記ピストンを解放方向へ移動させる流体圧の発生を抑制すると共に、前記ロックアップクラッチの締結時には、前記流体圧室と前記遠心バランス室との間のシール機能を発揮するシールリングによって構成されている、
ことを特徴とする流体伝動装置。 - 前記ケース内圧室から前記遠心バランス室に前記流体を導入する流体導入手段が設けられ、
前記流体導入手段は、前記ケース内圧室と前記遠心バランス室との間に配設されるシールリングによって構成されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の流体伝動装置。 - 前記遠心バランス室と前記流体圧室との間に配設されたシールリングは、前記遠心バランス室と前記流体圧室との間の差圧が第1所定圧以上になると前記遠心バランス室と前記流体圧室との間のシール機能を発揮するシールリングであり、
前記ケース内圧室と前記遠心バランス室との間に配設されたシールリングは、前記ケース内圧室と前記遠心バランス室との間の差圧が第2所定圧以上になると前記ケース内圧室と前記遠心バランス室との間のシール機能を発揮するシールリングであり、
前記第2所定圧は、前記第1所定圧より低く設定されている、
ことを特徴とする請求項3に記載の流体伝動装置。
Priority Applications (1)
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JP2014170806A JP6197765B2 (ja) | 2014-08-25 | 2014-08-25 | 流体伝動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014170806A JP6197765B2 (ja) | 2014-08-25 | 2014-08-25 | 流体伝動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016044778A JP2016044778A (ja) | 2016-04-04 |
JP6197765B2 true JP6197765B2 (ja) | 2017-09-20 |
Family
ID=55635526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014170806A Active JP6197765B2 (ja) | 2014-08-25 | 2014-08-25 | 流体伝動装置 |
Country Status (1)
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2014
- 2014-08-25 JP JP2014170806A patent/JP6197765B2/ja active Active
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