JP6197055B2 - 電流検出回路 - Google Patents

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    • G01R19/00Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof
    • G01R19/0092Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof measuring current only

Description

本発明の一態様は、電流検出回路に関する。
近年、少なくとも2つの素子又は回路などの間に流れる電流量を検出する電流検出回路が
知られている。
例えば、光電変換装置から、負荷となり且つ特定の機能を有する回路(機能回路ともいう
)に電力を供給する場合、最大電力点追従回路を設けて機能回路に供給する電力が最大に
なるように調整することが好ましい。このとき、最大電力点追従回路は、電流検出回路、
電圧検出回路、及び演算回路を備え、電流検出回路及び電圧検出回路により光電変換装置
から供給される電流及び電圧の値を検出し、検出結果に応じて演算回路により機能回路に
供給する電力が最大になるように調整する。
また、例えばリチウムイオン電池における、過充電によるサイクル特性の低下又は破損を
防止するために、電流検出回路を設ける場合もある。
上記電流検出回路としては、例えば差動増幅回路を備える構成が知られている(例えば特
許文献1)。従来の電流検出回路における差動増幅回路としては、例えば電界効果トラン
ジスタを用いた差動増幅回路が用いられる。電界効果トランジスタを用いた差動増幅回路
を電流検出回路に用いることにより、例えばバイポーラトランジスタを用いた増幅回路を
用いる場合と比較して、製造工程を簡略にすることができ、製造コストを低減することが
できる。
特開2007−241411号公報
従来の電界効果トランジスタを用いた差動増幅回路を備える電流検出回路は、検出可能な
電流の範囲が低いといった問題があった。
例えば、従来の電界効果トランジスタを用いた差動増幅回路を備える電流検出回路は、検
出する電流を電圧に変換し、変換した電圧を入力信号として差動増幅回路における差動対
である電界効果トランジスタのゲートに入力する構成であった。このため、出力信号の電
圧値の範囲は、入力信号の電圧の値によらず、ソースに入力される電圧値の範囲内である
。よって、差動対であるトランジスタのゲートに入力される電圧の値が電源電圧以上又は
基準電位以下であっても、出力電圧が一定の値に収束してしまい、2つの素子の間に流れ
る電流を正確に検出できなかった。
本発明の一態様では、検出可能な電流の範囲を拡大させることを課題の一つとする。
本発明の一態様では、電流検出回路に備えられた差動増幅回路において、トランジスタの
ゲートではなく、ソースに信号を入力することにより、ソースに入力される電圧が電源電
圧以上又は基準電位以下であっても、電流の検出を可能にする。
本発明の一態様は、第1の接続端子と、第2の接続端子と、一方の端子が第1の接続端子
に接続され、他方の端子が第2の接続端子に接続される第1の抵抗素子と、一方の端子が
第1の抵抗素子の一方の端子に接続される第2の抵抗素子と、一方の端子が第1の抵抗素
子の他方の端子に接続される第3の抵抗素子と、第1の電流源と、第2の電流源と、ソー
スが第2の抵抗素子の他方の端子に接続され、ドレインが第1の電流源に接続され、ドレ
インの電圧が第1の電流源に流れる電流に応じた値に設定される第1の電界効果トランジ
スタと、第1の電界効果トランジスタと同じ導電型であり、ソースが第3の抵抗素子の他
方の端子に接続され、ドレイン及びゲートが第1の電界効果トランジスタのゲート及び第
2の電流源に接続され、ゲート及びドレインの電圧が第2の電流源に流れる電流に応じた
値に設定される第2の電界効果トランジスタと、第1の電界効果トランジスタと同じ導電
型であり、ソースが第2の電界効果トランジスタのソースに接続され、ゲートが第1の電
界効果トランジスタのドレインに接続され、ドレインの電圧が信号として出力される第3
の電界効果トランジスタと、一方の端子が第3の電界効果トランジスタのドレインに接続
され、他方の端子には、単位電圧が入力される第4の抵抗素子と、を備える電流検出回路
である。
本発明の一態様により、検出可能な電流の範囲を拡大させることができる。
実施の形態1における電流検出回路の構成例を示す図。 実施の形態2における電流源の例を示す回路図。 実施の形態3におけるトランジスタの構造例を示す図。 実施の形態4における電流検出回路の例を示す図。 図4に示す電流検出回路の動作検証の結果を示す図。 実施の形態5における電流検出回路の例を示す図。 図6に示す電流検出回路の動作検証の結果を示す図。 実施の形態6における電子機器の構成例を示すブロック図。
本発明を説明するための実施の形態の一例について、図面を用いて以下に説明する。但し
、本発明は以下の説明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくそ
の形態及び詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って、本
発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではないとする。
なお、各実施の形態の内容を互いに適宜組み合わせることができる。また、各実施の形態
の内容を互いに置き換えることができる。
また、第1、第2などの序数を用いた用語は、構成要素の混同を避けるために付しており
、各構成要素は、序数に限定されない。
(実施の形態1)
本実施の形態では、電流検出回路の例について説明する。
まず、本実施の形態における電流検出回路の構成例について、図1を用いて説明する。図
1は、本実施の形態における電流検出回路の構成例を示す図である。
図1に示す電流検出回路は、抵抗素子111と、抵抗素子112と、抵抗素子113と、
トランジスタ114と、トランジスタ115と、電流源(CSともいう)116と、電流
源117と、トランジスタ118と、抵抗素子119と、を備える。
なお、電流検出回路において、トランジスタは、2つの端子と、印加される電圧により該
2つの端子の間に流れる電流を制御する電流制御端子と、を有する。なお、トランジスタ
に限らず、素子において、互いの間に流れる電流が制御される端子を電流端子ともいい、
2つの電流端子のそれぞれを第1の電流端子及び第2の電流端子ともいう。
また、電流検出回路において、トランジスタとしては、電界効果トランジスタを用いるこ
とができる。電界効果トランジスタの場合、第1の電流端子は、ソース及びドレインの一
方であり、第2の電流端子は、ソース及びドレインの他方であり、電流制御端子は、ゲー
トである。
また、電流検出回路において、抵抗素子は、2つの端子の間に電流が流れる。そこで抵抗
素子が有する2つの端子のうち、一方の端子を第1の抵抗端子ともいい、他方の端子を第
2の抵抗端子ともいう。
抵抗素子111の第1の抵抗端子は、接続端子T11に接続され、抵抗素子111の第2
の抵抗端子は、接続端子T12に接続される。抵抗素子111は、第1の抵抗端子及び第
2の抵抗端子の間に電流が流れると、該電流を電圧に変換する機能を有する。抵抗素子1
11をシャント抵抗ともいう。抵抗素子111の抵抗値は、抵抗素子112、抵抗素子1
13、及び抵抗素子119のそれぞれの抵抗値より小さいことが好ましい。
なお、一般的に電圧とは、ある二点間における電位の差(電位差ともいう)のことをいう
。しかし、電圧及び電位の値は、回路図などにおいていずれもボルト(V)で表されるこ
とがあるため、区別が困難である。そこで、本明細書では、特に指定する場合を除き、あ
る一点の電位と基準となる電位(基準電位ともいう)との電位差を、該一点の電圧として
用いる場合がある。
抵抗素子112の第1の抵抗端子は、抵抗素子111の第1の抵抗端子に接続される。な
お、抵抗素子112の第1の抵抗端子及び抵抗素子111の第1の抵抗端子の接続箇所を
ノードN11ともいう。
抵抗素子113の第1の抵抗端子は、抵抗素子111の第2の抵抗端子に接続される。な
お、抵抗素子113の第1の抵抗端子及び抵抗素子111の第2の抵抗端子の接続箇所を
ノードN12ともいう。
電流源116及び電流源117は、例えばトランジスタを用いて構成される。例えば、参
照電流源と、トランジスタを用いたカレントミラー回路と、を用いて電流源116及び電
流源117を構成することができる。
トランジスタ114のソースは、抵抗素子112の第2の抵抗端子に接続され、トランジ
スタ114のドレインは、電流源116に接続される。なお、トランジスタ114のソー
スと抵抗素子112の第2の抵抗端子の接続箇所をノードN13ともいう。また、トラン
ジスタ114のドレインの電圧の値は、電流源116に流れる電流に応じて設定される。
トランジスタ115のソースは、抵抗素子113の第2の抵抗端子に接続され、トランジ
スタ115のドレインは、トランジスタ114のゲート、トランジスタ115のゲート、
及び電流源117に接続される。トランジスタ115のドレインの電圧の値は、電流源1
17に流れる電流に応じて設定される。
トランジスタ118のソースは、トランジスタ115のソースに接続され、トランジスタ
118のゲートは、トランジスタ114のドレインに接続される。なお、トランジスタ1
18のソースと、抵抗素子113の第2の抵抗端子及びトランジスタ115のソースの接
続箇所をノードN14ともいう。また、トランジスタ118のドレインの電圧は、電流検
出回路における出力信号の電圧(電圧Voutともいう)となり、出力信号として出力さ
れる。
なお、トランジスタ114、トランジスタ115、及びトランジスタ118の極性は、同
じである。
また、トランジスタ114、トランジスタ115、及びトランジスタ118としては、チ
ャネルが形成され、例えば非晶質半導体、微結晶半導体、多結晶半導体、又は単結晶半導
体を含む層を含むトランジスタを用いることができる。チャネルが形成される半導体層と
しては、例えば元素周期表における第14族の半導体(シリコンなど)を含有する半導体
層を用いることができる。
また、電流検出回路において、N型トランジスタを用いて電流検出回路を構成する場合に
は、該N型トランジスタとして、チャネルが形成される酸化物半導体層を含むトランジス
タを用いることができる。N型トランジスタとしては、例えば高純度化することにより、
真性(I型ともいう)、又は実質的に真性にさせた酸化物半導体層を有するトランジスタ
を用いることができる。
抵抗素子119の第1の抵抗端子は、トランジスタ118のドレインに接続され、抵抗素
子119の第2の抵抗端子には、電圧Vcが入力される。電圧Vcの値は、例えばトラン
ジスタ114、トランジスタ115、及びトランジスタ118の極性に応じて適宜設定さ
れる。
図1に示す電流検出回路では、トランジスタ114及びトランジスタ115を用いて差動
増幅回路が構成される。
次に、図1に示す電流検出回路の駆動方法例について説明する。なお、ここでは、トラン
ジスタ114、トランジスタ115、及びトランジスタ118をP型トランジスタとし、
電圧Vcを低電源電圧Vssとして説明する。トランジスタ114、トランジスタ115
、及びトランジスタ118をP型トランジスタとし、電圧Vcを低電源電圧Vssにする
ことにより、電流検出回路における差動増幅回路に電源電圧以上の電圧が入力される場合
であっても、電流を検出することができる。また、ここでは、トランジスタの特性ばらつ
きは無いとする。
高電源電圧Vddは、相対的に低電源電圧Vssより高い値の電圧であり、低電源電圧V
ssは、相対的に高電源電圧Vddより低い値の電圧である。
図1に示す電流検出回路では、接続端子T12から接続端子T11に電流が流れる。する
と、抵抗素子111における第2の抵抗端子から第1の抵抗端子に電流が流れる。このと
き、ノードN11の電圧を電圧VAとし、ノードN12の電圧を電圧VBとすると、電圧
VAは、抵抗素子111による電圧降下により電圧VBが変化した値になる。
さらに、ノードN13の電圧(電圧VN13ともいう)は、電圧VAと、抵抗素子112
の抵抗(抵抗R112ともいう)と、トランジスタ114のソース及びドレイン、並びに
電流源116を介して流れる電流(電流Iaともいう)と、に応じた値になる。すなわち
、VN13=VA−(R112×Ia)になる。
また、ノードN14の電圧(電圧VN14ともいう)は、電圧VBと、抵抗素子113の
抵抗(抵抗R113ともいう)と、トランジスタ115のソース及びドレイン、並びに電
流源117を介して流れる電流(電流Ibともいう)と、トランジスタ118のソース及
びドレイン、並びに抵抗素子119を介して流れる電流(Icともいう)と、に応じた値
になる。すなわち、VN14=VB−R113(Ib+Ic)になる。
図1に示す電流検出回路において、トランジスタ114、トランジスタ115、電流源1
16、及び電流源117を用いて構成される差動増幅回路は、1つの入力であるノードN
14と出力(トランジスタ118のドレイン)がトランジスタ118のソース及びドレイ
ンを介して導通状態になることにより、負帰還を形成する。よって、上記差動増幅回路の
入力であるノードN13及びノードN14は、仮想短絡が成り立ち、ノードN13の電圧
及びノードN14の電圧は等しく、VA−(R112×Ia)=VB−R113(Ib+
Ic)になる。
従って、Ic=(1/R113)(VB−VA−Vx)となる。このとき、電圧Vxは、
抵抗R112及び電流Iaの積及び抵抗値R113及び電流Ibの積に差がある場合に生
じるオフセット電圧であり、Vx=(R113×Ib)−(R112×Ia)で表すこと
ができる。さらに、電圧Voutは、抵抗素子119の抵抗(抵抗R119ともいう)及
び電流Icにより設定される。すなわち、Vout=(R119/R113)(VB−V
A−Vx)になる。よって、電圧Voutは、抵抗素子111に流れる電流の値に応じた
値になるため、電圧Voutの値から抵抗素子111に流れる電流を検出することができ
る。
次に、図1に示す電流検出回路の他の駆動方法例について説明する。なお、ここでは、ト
ランジスタ114、トランジスタ115、及びトランジスタ118をN型トランジスタと
し、電圧Vcを高電源電圧Vddとして説明する。トランジスタ114、トランジスタ1
15、及びトランジスタ118をN型トランジスタとし、電圧Vcを高電源電圧Vddに
することにより、電流検出回路における差動増幅回路に基準電位以下の電圧が入力される
場合であっても、電流を検出することができる。また、ここでは、トランジスタの特性ば
らつきは無いとする。
図1に示す電流検出回路では、接続端子T11から接続端子T12に電流が流れる。する
と、抵抗素子111の第1の抵抗端子から第2の抵抗端子に電流が流れる。ノードN11
の電圧を電圧VAとし、ノードN12の電圧を電圧VBとすると、電圧VBは、抵抗素子
111による電圧降下により電圧VAが変化した値になる。
さらに、電圧VN13は、電圧VAと、抵抗R112と、電流Iaと、に応じた値になる
。すなわち、VN13=VA+(R112×Ia)になる。
また、電圧VN14は、電圧VBと、抵抗R113と、電流Ibと、電流Icと、に応じ
た値になる。すなわち、VN14=VB+R113(Ib+Ic)になる。
図1に示す電流検出回路において、トランジスタ114、トランジスタ115、電流源1
16、及び電流源117を用いて構成される差動増幅回路は、1つの入力であるノードN
14と出力(トランジスタ118のドレイン)がトランジスタ118のソース及びドレイ
ンを介して導通状態になることにより、負帰還を形成する。よって、上記差動増幅回路の
入力であるノードN13及びノードN14は、仮想短絡が成り立ち、ノードN13の電圧
及びノードN14の電圧は等しく、VA+(R112×Ia)=VB+R113(Ib+
Ic)になる。
さらに、Ic=(1/R113)(VA−VB−Vx)となる。このとき、電圧Vxは、
抵抗R112及び電流Iaの積及び抵抗R113及び電流Ibの積に差がある場合に生じ
るオフセット電圧であり、Vx=(R113×Ib)−(R112×Ia)で表すことが
できる。さらに、電圧Voutは、高電源電圧Vddから、抵抗R119及び電流Icに
より設定される値を引いた値になる。すなわち、Vout=Vdd−(R119/R11
)(VB−VA−Vx)になる。よって、電圧Voutは、抵抗素子111に流れる電
流の値に応じた値になるため、抵抗素子111に流れる電流を検出することができる。
図1を用いて説明したように、本実施の形態における電流検出回路の一例は、シャント抵
抗としての機能を有する抵抗素子、差動増幅回路における差動対となる2つの電界効果ト
ランジスタ、及び電流源を備え、2つの接続端子の間に流れる電流の一部を抵抗素子によ
り電圧に変換し、該電圧を信号として差動増幅回路における差動対となる電界効果トラン
ジスタのソースに入力し、該電界効果トランジスタのソースに入力される電圧に応じて出
力信号の電圧の値が設定される構成である。上記構成では、電流源により電界効果トラン
ジスタのゲートの電圧を自由に設定することができる。よって、上記構成にすることによ
り、差動増幅回路における差動対となる電界効果トランジスタのソースに入力される電圧
が例えば電源電圧以上又は接地電位以下の場合であっても、該電界効果トランジスタのソ
ースに入力される電圧に応じた出力信号の電圧の値を設定することができるため、検出可
能な電流の範囲を拡大させることができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、上記実施の形態における電流検出回路に適用可能な電流源の例につい
て説明する。
本実施の形態における電流源の構成例について、図2を用いて説明する。図2は、本実施
の形態における電流源の回路構成例を示す回路図である。
図2に示す電流源は、トランジスタ121と、トランジスタ122と、参照電流源123
と、を備える。
トランジスタ121は、P型トランジスタである。トランジスタ121のソースは、高電
源電圧Vddが入力され、トランジスタ121のドレインは、トランジスタ121のゲー
トに接続される。トランジスタ121は、カレントミラー回路における参照用トランジス
タとしての機能を有する。
トランジスタ122は、P型トランジスタである。トランジスタ122のソースは、高電
源電圧Vddが入力され、トランジスタ122のゲートは、トランジスタ121のゲート
に接続される。トランジスタ122は、カレントミラー回路における出力用トランジスタ
としての機能を有する。
参照電流源123は、第1の電流端子及び第2の電流端子を有する。参照電流源123の
第1の電流端子は、トランジスタ121のドレインに接続され、参照電流源123の第2
の電流端子には、低電源電圧Vssが入力される。
なお、トランジスタ121及びトランジスタ122としては、チャネルが形成され、例え
ば非晶質半導体、微結晶半導体、多結晶半導体、又は単結晶半導体を含む層を含むトラン
ジスタを用いることができる。チャネルが形成される半導体層としては、例えば元素周期
表における第14族の半導体(シリコンなど)を含有する半導体層を用いることができる
次に、図2に示す電流源の駆動方法例について説明する。
図2に示す電流源の駆動方法例では、トランジスタ121のソース及びドレイン、並びに
参照電流源123の第1の電流端子及び第2の電流端子を介して電流が流れると、トラン
ジスタ121のゲートの電圧とトランジスタ122のゲートの電圧が等しくなるため、ト
ランジスタ122のソース及びドレインを介して電流が流れる。トランジスタ122のソ
ース及びドレインを介して流れる電流は、電源電圧及び参照電流源123を介して流れる
電流に応じて設定される。
図2を用いて説明したように、本実施の形態における電流源は、参照電流源及びカレント
ミラー回路を備える構成である。上記構成にすることにより、所望の値の電流が流れる電
流源を構成することができる。
また、出力用トランジスタを複数段にすることにより、所望の値の電流を複数流すことが
可能な電流源を構成することもできる。
(実施の形態3)
本実施の形態では、上記実施の形態における電流検出回路に適用可能なトランジスタの例
について説明する。
上記実施の形態を用いて説明した電流検出回路において、トランジスタとしては、例えば
チャネルが形成され、元素周期表における第14族の半導体(シリコンなど)を含有する
半導体層を含むトランジスタを用いることができる。なお、チャネルが形成される層をチ
ャネル形成層ともいう。
なお、上記半導体層は、単結晶半導体層、多結晶半導体層、微結晶半導体層、又は非晶質
半導体層でもよい。
また、上記実施の形態を用いて説明した電流検出回路において、N型トランジスタを用い
て電流検出回路を構成する場合には、該N型トランジスタとして、チャネルが形成される
酸化物半導体層を含むトランジスタを用いることができる。N型トランジスタとしては、
例えば高純度化することにより、真性(I型ともいう)、又は実質的に真性にさせた酸化
物半導体層を有するトランジスタを用いることができる。酸化物半導体層を高純度化させ
ることにより、酸化物半導体層のキャリア濃度を1×1014/cm未満、好ましくは
1×1012/cm未満、さらに好ましくは1×1011/cm未満にすることがで
き、温度変化による特性変化を抑制することができる。また、上記構造にすることにより
、チャネル幅1μmあたりのオフ電流を10aA(1×10−17A)以下にすること、
チャネル幅1μmあたりのオフ電流を1aA(1×10−18A)以下、さらにはチャネ
ル幅1μmあたりのオフ電流を10zA(1×10−20A)以下、さらにはチャネル幅
1μmあたりのオフ電流を1zA(1×10−21A)以下、さらにはチャネル幅1μm
あたりのオフ電流を100yA(1×10−22A)以下にすることができる。トランジ
スタのオフ電流は、低ければ低いほどよいが、本実施の形態におけるトランジスタのオフ
電流の下限値は、約10−30A/μmであると見積もられる。
また、N型トランジスタとして、上記酸化物半導体層を含むトランジスタを用い、P型ト
ランジスタとして、元素周期表における第14族の半導体(シリコンなど)を含有する半
導体層を含むトランジスタを用いてもよい。
上記元素周期表における第14族の半導体を含有する半導体層を含むトランジスタの構造
例について図3を用いて説明する。図3は、本実施の形態におけるトランジスタの構造例
を示す図であり、図3(A)が上面模式図であり、図3(B)が図3(A)における線分
A−Bの断面模式図である。
図3に示すトランジスタは、トップゲート構造のトランジスタの一つである。なお、上記
実施の形態の電流検出回路におけるトランジスタとしては、ボトムゲート構造のトランジ
スタを用いることもできる。
図3に示すトランジスタは、導電層501と、絶縁層502と、半導体層503と、導電
層505と、導電層506と、を含む。
半導体層503は、絶縁層547を介して基板500の上に設けられる。
絶縁層502は、半導体層503を介して絶縁層547の上に設けられる。なお、半導体
層503の全てが絶縁層502及び絶縁層547に覆われる構造にしてもよい。上記構造
にすることにより、半導体層503への不純物の侵入を抑制することができる。
導電層501は、絶縁層502を介して半導体層503の一部に重畳する。
導電層505及び導電層506のそれぞれは、半導体層503に電気的に接続される。例
えば、絶縁層502と導電層501の上に設けられた絶縁層504を介して半導体層50
3まで貫通する開口部により、導電層505及び導電層506のそれぞれは、半導体層5
03に電気的に接続される。
さらに、図3に示す各構成要素について説明する。
基板500としては、例えばガラス基板、石英基板、半導体基板、又はプラスチック基板
を用いることができる。
導電層501は、トランジスタのゲートとしての機能を有する。なお、トランジスタのゲ
ートとしての機能を有する導電層をゲート電極又はゲート配線ともいう。
導電層501としては、例えばモリブデン、チタン、クロム、タンタル、タングステン、
アルミニウム、銅、ネオジム、若しくはスカンジウムなどの金属材料、又はこれらを主成
分とする合金材料の層を用いることができる。また、導電層501に適用可能な材料の層
の積層により、導電層501を構成することもできる。
絶縁層502は、トランジスタのゲート絶縁層としての機能を有する。
絶縁層502としては、例えば酸化シリコン層、窒化シリコン層、酸化窒化シリコン層、
窒化酸化シリコン層、酸化アルミニウム層、窒化アルミニウム層、酸化窒化アルミニウム
層、窒化酸化アルミニウム層、又は酸化ハフニウム層を用いることができる。また、絶縁
層502に適用可能な材料の層の積層により絶縁層502を構成することもできる。
絶縁層547は、基板500からの不純物元素の拡散を防止する下地層としての機能を有
する。
絶縁層547としては、例えば絶縁層502に適用可能な材料の層を用いることができる
。また、絶縁層502に適用可能な材料の層の積層により絶縁層547を構成してもよい
半導体層503は、トランジスタのチャネルが形成される層(チャネル形成層ともいう)
としての機能を有する。半導体層503は、一対の不純物領域が設けられ、不純物領域の
間にチャネル形成領域を含む。不純物領域は、N型の導電型を付与する不純物元素又はP
型の導電型を付与する不純物元素を含む領域である。また、不純物元素の濃度が異なる複
数の不純物領域を設けてもよい。このとき、相対的に不純物元素の濃度の低い領域を低濃
度不純物領域という。低濃度不純物領域を設けることにより局所的な電界の集中を抑制す
ることができる。
半導体層503としては、例えば非晶質半導体、微結晶半導体、多結晶半導体、又は単結
晶半導体を含む層を用いることができる。半導体層503としては、例えば元素周期表に
おける第14族の半導体(シリコンなど)を含有する半導体層を用いることができる。
絶縁層504としては、例えば酸化シリコン層、窒化シリコン層、酸化窒化シリコン層、
窒化酸化シリコン層、酸化アルミニウム層、窒化アルミニウム層、酸化窒化アルミニウム
層、窒化酸化アルミニウム層、又は酸化ハフニウム層を用いることができる。また、絶縁
層504に適用可能な材料の層の積層により絶縁層504を構成することもできる。
導電層505及び導電層506は、トランジスタのソース又はドレインとしての機能を有
する。なお、トランジスタのソースとしての機能を有する導電層をソース電極又はソース
配線ともいい、トランジスタのドレインとしての機能を有する導電層をドレイン電極又は
ドレイン配線ともいう。
導電層505及び導電層506としては、例えばアルミニウム、クロム、銅、タンタル、
チタン、モリブデン、若しくはタングステンなどの金属材料、又はこれらの金属材料を主
成分とする合金材料の層を用いることができる。また、導電層505及び導電層506に
適用可能な材料の層の積層により、導電層505及び導電層506を構成することもでき
る。
また、導電層505及び導電層506としては、導電性の金属酸化物を含む層を用いるこ
ともできる。導電性の金属酸化物としては、例えば酸化インジウム、酸化スズ、酸化亜鉛
、酸化インジウム酸化スズ合金、又は酸化インジウム酸化亜鉛合金を用いることができる
。なお、導電層505及び導電層506に適用可能な導電性の金属酸化物は、酸化シリコ
ンを含んでいてもよい。
例えば、スパッタリング法などを用いて導電層505及び導電層506に適用可能な材料
の膜を形成し、該膜の一部をエッチングすることにより導電層505及び導電層506を
形成することができる。
絶縁層507としては、例えば酸化シリコン層、窒化シリコン層、酸化窒化シリコン層、
窒化酸化シリコン層、酸化アルミニウム層、窒化アルミニウム層、酸化窒化アルミニウム
層、窒化酸化アルミニウム層、又は酸化ハフニウム層を用いることができる。また、絶縁
層507に適用可能な材料の層の積層により絶縁層507を構成することもできる。
次に、図3に示すトランジスタの作製方法例について説明する。
まず、基板500を準備し、基板500の上に絶縁層547を形成する。
例えば、スパッタリング法又はCVD法などを用いて絶縁層547に適用可能な材料の膜
を形成することにより絶縁層547を形成することができる。
次に、絶縁層547の上に半導体層503を形成する。
例えば、スパッタリング法又はCVD法などを用いて半導体層503に適用可能な材料の
膜を形成し、該膜の一部をエッチングすることにより半導体層503を形成することがで
きる。
なお、本実施の形態のトランジスタにおいて、膜の一部をエッチングして層を形成する場
合、例えば、フォトリソグラフィ工程により膜の一部の上にレジストマスクを形成し、レ
ジストマスクを用いて膜をエッチングすることにより、層を形成することができる。なお
、この場合、層の形成後にレジストマスクを除去する。
また、多結晶半導体膜を用いて半導体層503を形成する場合、例えば非晶質半導体膜を
公知の技術(固相成長法、レーザ結晶化方法、触媒金属を用いた結晶化方法など)を用い
て結晶化することにより多結晶半導体膜を形成することができる。
また、単結晶半導体層を用いて半導体層503を形成する場合には、例えばSOI(Si
licon On Insulator)基板を用いて半導体層503を形成することも
できる。SOI基板としては、公知のSOI基板を用いればよく、その作製方法や構造は
、特に限定されない。SOI基板としては、代表的にはSIMOX基板や貼り合わせ基板
が挙げられる。また、貼り合わせ基板の例として、ELTRAN(登録商標)、UNIB
OND(登録商標)、スマートカット(登録商標)等が挙げられる。
例えば、単結晶シリコン基板に酸素イオンを注入し、1300℃以上で熱処理して埋め込
み酸化物層を形成することにより、表面にシリコン層を形成し、SIMOX基板を作製す
ることができる。シリコン層は、埋め込み酸化物層により、単結晶シリコン基板と絶縁分
離されている。また、埋め込み酸化物層形成後に、さらに熱酸化するITOX(Inte
rnal Thermal Oxidation−SIMOX)と呼ばれる技術を用いて
SIMOX基板を形成することもできる。
また、酸化物層を介して2枚の単結晶シリコン基板(第1単結晶シリコン基板、第2単結
晶シリコン基板)を貼り合わせ、一方の単結晶シリコン基板を貼り合わせた面ではない方
の面から単結晶シリコン基板を薄くすることにより、貼り合わせ基板を形成することがで
きる。このとき、一方の基板(ここでは第1単結晶シリコン基板)を熱酸化して酸化物層
を形成することができる。また、接着剤を用いずに2枚の単結晶シリコン基板を直接貼り
合わせることができる。また、2枚の単結晶シリコン基板を貼り合わせることに限らず、
ガラス基板などの絶縁表面を有する基板と、単結晶シリコン基板とを貼り合わせて貼り合
わせ基板を作製してもよい。
次に、半導体層503を介して絶縁層547の上に絶縁層502を形成する。
例えば、スパッタリング法又はCVD法などを用いて絶縁層502に適用可能な材料の膜
を形成することにより絶縁層502を形成することができる。
次に、絶縁層502を介して半導体層503に重畳するように導電層501を形成する。
例えば、スパッタリング法を用いて導電層501に適用可能な材料の膜を形成し、該膜の
一部をエッチングすることにより導電層501を形成することができる。
次に、半導体層503の一部に不純物領域を形成する。
例えば、導電層501をマスクとしてN型の導電型を付与する不純物元素又はP型の導電
型を付与する不純物元素を半導体層503に添加することにより不純物領域を形成するこ
とができる。
次に、導電層501の上に絶縁層504を形成する。
例えば、スパッタリング法又はCVD法などを用いて絶縁層504に適用可能な材料の膜
を形成することにより絶縁層504を形成することができる。
次に、絶縁層502及び絶縁層504を貫通する開口部を複数形成する。
次に、絶縁層504の上に、開口部を介して半導体層503における一対の不純物領域の
一方に接する導電層505を形成し、絶縁層504の上に、開口部を介して半導体層50
3における一対の不純物領域の他方に接する導電層506を形成する。
例えば、スパッタリング法を用いて導電層505及び導電層506に適用可能な材料の膜
を形成し、該膜の一部をエッチングすることにより導電層505及び導電層506を形成
することができる。
次に、絶縁層504、導電層505、及び導電層506の上に絶縁層507を形成する。
例えば、スパッタリング法又はCVD法などを用いて絶縁層507に適用可能な材料の膜
を形成することにより絶縁層507を形成することができる。
図3を用いて説明したように、本実施の形態におけるトランジスタの一例は、チャネルが
形成され、元素周期表における第14族の半導体(シリコンなど)を含有する半導体層を
含む構成である。上記構成のトランジスタを用いて上記実施の形態に示す電流検出回路を
構成することができる。
(実施の形態4)
本実施の形態では、電源電圧以上の電圧が入力される場合にも電流の検出が可能な電流検
出回路の例について説明する。
まず、本実施の形態における電流検出回路の構成例について図4を用いて説明する。図4
は、本実施の形態における電流検出回路の構成例を示す図である。
図4に示す電流検出回路は、給電素子211と、抵抗素子212と、抵抗素子213と、
抵抗素子214と、抵抗素子215と、トランジスタ216と、トランジスタ217と、
トランジスタ218と、抵抗素子219と、トランジスタ221と、参照電流源222と
、容量素子223と、容量素子224と、トランジスタ225と、トランジスタ226と
、トランジスタ227と、トランジスタ228と、トランジスタ229と、トランジスタ
231と、トランジスタ232と、トランジスタ233と、トランジスタ234と、トラ
ンジスタ241と、トランジスタ242と、トランジスタ243と、トランジスタ244
と、を備える。
なお、電流検出回路において、容量素子は、第1の容量電極、第2の容量電極、並びに第
1の容量電極及び第2の容量電極に重畳する誘電体層を含む。容量素子は、第1の容量電
極及び第2の容量電極の間に印加される電圧に応じて電荷が蓄積される。
給電素子211は、正極及び負極を有する。給電素子211の負極には、基準電位である
接地電位(電位GNDともいう)が入力される。給電素子211としては、例えば光電変
換装置などを用いることができる。
抵抗素子212は、可変抵抗である。抵抗素子212の第1の抵抗端子には、接地電位が
入力される。抵抗素子212の抵抗値は、抵抗素子213に流す電流量に応じて適宜設定
される。
抵抗素子213の第1の抵抗端子は、抵抗素子212の第2の抵抗端子に接続され、抵抗
素子213の第2の抵抗端子は、給電素子211の正極に接続される。
抵抗素子214の第1の抵抗端子は、抵抗素子213の第1の抵抗端子に接続される。
抵抗素子215の第1の抵抗端子は、抵抗素子213の第2の抵抗端子に接続される。
トランジスタ216は、P型トランジスタである。トランジスタ216のソースは、抵抗
素子214の第2の抵抗端子に接続される。
トランジスタ217は、P型トランジスタである。トランジスタ217のソースは、抵抗
素子215の第2の抵抗端子に接続され、トランジスタ217のゲートは、トランジスタ
217のドレイン及びトランジスタ216のゲートに接続される。
トランジスタ218は、P型トランジスタである。トランジスタ218のソースは、トラ
ンジスタ217のソースに接続され、トランジスタ218のゲートは、トランジスタ21
6のドレインに接続される。トランジスタ218のドレインの電圧が電流検出回路の出力
信号の電圧になる。
抵抗素子219の第1の抵抗端子は、トランジスタ218のドレインに接続され、抵抗素
子219の第2の抵抗端子には、低電源電圧Vssが入力される。
トランジスタ221は、P型トランジスタである。トランジスタ221のソースには、高
電源電圧Vddが入力され、トランジスタ221のドレインは、トランジスタ221のゲ
ートに接続される。
参照電流源222は、第1の電流端子及び第2の電流端子を有し、参照電流源222の第
1の電流端子は、トランジスタ221のドレインに接続され、参照電流源222の第2の
電流端子には、低電源電圧Vssが入力される。参照電流源222は、第1の電流端子か
ら第2の電流端子へ電流が流れる。
容量素子223の第1の容量電極には、高電源電圧Vddが入力され、容量素子223の
第2の容量電極には、低電源電圧Vssが入力される。なお、必ずしも容量素子223を
設けなくてもよいが、容量素子223を設けることにより、入力される電源電圧の値を安
定させることができる。
容量素子224の第1の容量電極には、高電源電圧Vddが入力され、容量素子224の
第2の容量電極は、トランジスタ221のゲートに接続される。なお、必ずしも容量素子
224を設けなくてもよいが、容量素子224を設けることにより、入力される電源電圧
の値を安定させることができる。
トランジスタ225は、P型トランジスタである。トランジスタ225のソースには、高
電源電圧Vddが入力され、トランジスタ225のゲートは、トランジスタ221のゲー
トに接続される。
トランジスタ226は、N型トランジスタである。トランジスタ226のドレインは、ト
ランジスタ225のドレインに接続される。
トランジスタ227は、N型トランジスタである。トランジスタ227のドレインは、ト
ランジスタ226のソースに接続され、トランジスタ227のソースには、低電源電圧V
ssが入力され、トランジスタ227のゲートは、トランジスタ225のドレインに接続
される。
トランジスタ228は、P型トランジスタである。トランジスタ228のソースには、高
電源電圧Vddが入力され、トランジスタ228のゲートは、トランジスタ221のゲー
トに接続される。
トランジスタ229は、N型トランジスタである。トランジスタ229のドレインは、ト
ランジスタ228のドレインに接続され、トランジスタ229のソースには、低電源電圧
Vssが入力され、トランジスタ229のゲートは、トランジスタ226のソースに接続
される。
なお、トランジスタ226及びトランジスタ229を必ずしも設けなくてもよいが、トラ
ンジスタ226及びトランジスタ229を設けることにより、トランジスタ227のソー
ス及びドレインの間に流れる電流の値を安定させることができる。
トランジスタ231は、P型トランジスタである。トランジスタ231のソースには、高
電源電圧Vddが入力され、トランジスタ231のゲートは、トランジスタ221のゲー
トに接続される。
トランジスタ232は、N型トランジスタである。トランジスタ232のドレインは、ト
ランジスタ231のドレインに接続され、トランジスタ232のソースには、低電源電圧
Vssが入力される。
トランジスタ233は、N型トランジスタである。トランジスタ233のドレインは、ト
ランジスタ216のドレインに接続され、トランジスタ233のゲートは、トランジスタ
231のドレインに接続される。
トランジスタ234は、N型トランジスタである。トランジスタ234のドレインは、ト
ランジスタ232のゲート及びトランジスタ233のソースに接続され、トランジスタ2
34のソースには、低電源電圧Vssが入力され、トランジスタ234のゲートは、トラ
ンジスタ227のゲートに接続される。
なお、トランジスタ232及びトランジスタ233を必ずしも設けなくてもよいが、トラ
ンジスタ232及びトランジスタ233を設けることにより、トランジスタ234のソー
ス及びドレインの間に流れる電流の値を安定させることができる。
トランジスタ241は、P型トランジスタである。トランジスタ241のソースには、高
電源電圧Vddが入力され、トランジスタ241のゲートは、トランジスタ221のゲー
トに接続される。
トランジスタ242は、N型トランジスタである。トランジスタ242のドレインは、ト
ランジスタ241のドレインに接続され、トランジスタ242のソースには、低電源電圧
Vssが入力される。
トランジスタ243は、N型トランジスタである。トランジスタ243のドレインは、ト
ランジスタ217のゲート及びトランジスタ217のドレインに接続され、トランジスタ
243のソースは、トランジスタ242のゲートに接続され、トランジスタ243のゲー
トは、トランジスタ241のドレインに接続される。
トランジスタ244は、N型トランジスタである。トランジスタ244のドレインは、ト
ランジスタ243のソースに接続され、トランジスタ244のソースには、低電源電圧V
ssが入力され、トランジスタ244のゲートは、トランジスタ227のゲートに接続さ
れる。
なお、トランジスタ242及びトランジスタ243を必ずしも設けなくてもよいが、トラ
ンジスタ242及びトランジスタ243を設けることにより、トランジスタ244のソー
ス及びドレインの間に流れる電流の値を安定させることができる。
図4に示す電流検出回路は、給電素子211から電圧が入力され、トランジスタ218の
ドレインの電圧を出力信号として出力する。
さらに、図4に示す電流検出回路における動作検証の結果について、図5に示す。図5は
、図4に示す電流検出回路の動作検証の結果を示す図である。なお、ここでの動作検証と
は、給電素子211から抵抗素子212に流れる電流を検出する場合の動作である。
なお、動作検証では、トランジスタ216、トランジスタ217、トランジスタ218、
トランジスタ221、トランジスタ225、トランジスタ226、トランジスタ227、
トランジスタ228、トランジスタ229、トランジスタ231、トランジスタ232、
トランジスタ233、トランジスタ234、トランジスタ241、トランジスタ242、
トランジスタ243、及びトランジスタ244をチャネル形成層としての機能を有する単
結晶シリコン半導体層を含むトップゲート構造のトランジスタとした。
また、動作検証では、トランジスタ216、トランジスタ217、トランジスタ218、
トランジスタ221、トランジスタ225、トランジスタ226、トランジスタ227、
トランジスタ228、トランジスタ229、トランジスタ231、トランジスタ232、
トランジスタ233、トランジスタ234、トランジスタ241、トランジスタ242、
トランジスタ243、及びトランジスタ244のそれぞれのチャネル長を10μmとした
また、動作検証では、トランジスタ216、トランジスタ217、及びトランジスタ22
1のそれぞれのチャネル幅を800μmとし、トランジスタ218のチャネル幅を160
0μmとし、トランジスタ225、トランジスタ228、トランジスタ231、及びトラ
ンジスタ241のそれぞれのチャネル幅を200μmとし、トランジスタ226、トラン
ジスタ227、トランジスタ229、トランジスタ232、トランジスタ233、トラン
ジスタ234、トランジスタ242、トランジスタ243、及びトランジスタ244のそ
れぞれのチャネル幅を400μmとした。ここでは、同じ種類のトランジスタのソース同
士及びドレイン同士を接続させて、複数のトランジスタを複数段並列に接続させることに
よりチャネル幅を設定している。例えば、チャネル幅が400μmのトランジスタは、チ
ャネル幅が50μmのトランジスタを8個並列に接続させて構成される。
また、動作検証では、N型トランジスタの移動度を402.3cm/Vsとし、P型ト
ランジスタの移動度を156cm/Vsとした。
また、動作検証では、容量素子223の容量を14pFとし、容量素子224の容量を8
pFとした。
また、動作検証では、高電源電圧Vddを3Vとし、低電源電圧Vssを接地電位と同じ
とする。また、参照電流源の電流値を0.5μAとした。また、抵抗素子213の抵抗値
を0.25Ωとし、抵抗素子214及び抵抗素子215のそれぞれの抵抗値が同じであり
、抵抗素子214及び抵抗素子215のそれぞれの抵抗値を5kΩ(条件1又はCD1と
もいう)、10kΩ(条件2又はCD2ともいう)、15kΩ(条件3又はCD3ともい
う)、20kΩ(条件4又はCD4ともいう)、及び25kΩ(条件5又はCD5ともい
う)の5条件とし、抵抗素子219の抵抗値を200kΩとした。このとき、電源電圧は
3Vとなる。
図5(A)は、給電素子211から4Vの電圧が入力される場合における、給電素子21
1の正極から、抵抗素子213を介して抵抗素子212の第2の抵抗端子に流れる電流(
電流Isenseともいう)に対する電流検出回路の出力信号の電圧(電圧Voutとも
いう)を示す図である。図5(A)に示すように、抵抗素子214及び抵抗素子215の
抵抗値が異なる条件1乃至条件5のいずれにおいても給電素子211から抵抗素子213
及び抵抗素子212を介して流れる電流に応じて出力信号の電圧が変化している。よって
、出力信号の電圧の値から給電素子211から抵抗素子213及び抵抗素子212を介し
て流れる電流量の検出ができることがわかる。
また、図5(B)は、給電素子211から8Vの電圧が入力される場合における、給電素
子211の正極から、抵抗素子213を介して抵抗素子212の第2の抵抗端子に流れる
電流に対する電流検出回路の出力信号の電圧を示す図である。図5(A)に示すように、
抵抗素子214及び抵抗素子215の抵抗値が異なる条件1乃至条件5のいずれにおいて
も給電素子211から流れる電流に応じて出力信号の電圧が変化している。よって、電源
電圧の倍以上高い電圧が入力された場合であっても、出力信号の電圧の値から給電素子2
11から流れる電流量の検出ができることがわかる。
以上のように、本実施の形態の電流検出回路は、電源電圧以上の高い電圧が入力される場
合に、出力信号の電圧から入力される電流量を検出する構成である。このように、本実施
の形態の電流検出回路では、広い範囲で電流を検出することができる。
(実施の形態5)
本実施の形態では、接地電位以下の電圧が入力される場合にも電流の検出が可能な電流検
出回路の例について説明する。
まず、本実施の形態における電流検出回路の構成例について図6を用いて説明する。図6
は、本実施の形態における電流検出回路の構成例を示す図である。
図6に示す電流検出回路は、給電素子311と、抵抗素子312と、抵抗素子313と、
抵抗素子314と、抵抗素子315と、トランジスタ316と、トランジスタ317と、
トランジスタ318と、抵抗素子319と、参照電流源321と、トランジスタ322と
、容量素子323と、容量素子324と、トランジスタ331と、トランジスタ341と
、を備える。
給電素子311は、正極及び負極を有する。給電素子311としては、例えば光電変換素
子などを用いることができる。
抵抗素子312は、可変抵抗である。抵抗素子312の第1の抵抗端子は、給電素子31
1の正極に接続され、抵抗素子312の第2の抵抗端子には、接地電位が入力される。
抵抗素子313の第1の抵抗端子は、抵抗素子312の第2の抵抗端子に接続され、抵抗
素子313の第2の抵抗端子は、給電素子311の負極に接続される。
抵抗素子314の第1の抵抗端子は、抵抗素子313の第1の抵抗端子に接続される。
抵抗素子315の第1の抵抗端子は、抵抗素子313の第2の抵抗端子に接続される。
トランジスタ316は、N型トランジスタである。トランジスタ316のソースは、抵抗
素子314の第2の抵抗端子に接続される。
トランジスタ317は、N型トランジスタである。トランジスタ317のソースは、抵抗
素子315の第2の抵抗端子に接続され、トランジスタ317のドレインは、トランジス
タ317のゲート及びトランジスタ316のゲートに接続される。
トランジスタ318は、N型トランジスタである。トランジスタ318のソースは、トラ
ンジスタ317のソースに接続され、トランジスタ318のゲートは、トランジスタ31
6のドレインに接続される。トランジスタ318のドレインの電圧が電流検出回路の出力
信号の電圧になる。
抵抗素子319の第1の抵抗端子は、トランジスタ318のドレインに接続され、抵抗素
子319の第2の抵抗端子には、高電源電圧Vddが入力される。
参照電流源321は、第1の電流端子及び第2の電流端子を有し、参照電流源321の第
1の電流端子には、低電源電圧Vssが入力される。参照電流源321は、第2の電流端
子から第1の電流端子へ電流が流れる。
トランジスタ322は、P型トランジスタである。トランジスタ322のドレインは、参
照電流源321の第2の電流端子に接続され、トランジスタ322のソースには、高電源
電圧Vddが入力され、トランジスタ322のゲートは、トランジスタ322のドレイン
に接続される。
容量素子323の第1の容量電極には、低電源電圧Vssが入力され、容量素子323の
第2の容量電極には、高電源電圧Vddが入力される。なお、必ずしも容量素子323を
設けなくてもよいが、容量素子323を設けることにより、入力される電源電圧の値を安
定させることができる。
容量素子324の第1の容量電極は、トランジスタ322のゲートに接続され、容量素子
324の第2の容量電極には、高電源電圧Vddが入力される。なお、必ずしも容量素子
324を設けなくてもよいが、容量素子324を設けることにより、入力される電源電圧
の値を安定させることができる。
トランジスタ331は、P型トランジスタである。トランジスタ331のドレインは、ト
ランジスタ316のドレインに接続され、トランジスタ331のソースには、高電源電圧
Vddが入力され、トランジスタ331のゲートは、トランジスタ322のゲートに接続
される。
トランジスタ341は、P型トランジスタである。トランジスタ341のドレインは、ト
ランジスタ317のドレインに接続され、トランジスタ341のソースには、高電源電圧
Vddが入力され、トランジスタ341のゲートは、トランジスタ322のゲートに接続
される。
図6に示す電流検出回路は、給電素子311から電圧が入力され、トランジスタ318の
ドレインの電圧を出力信号として出力する。なお、図6に示す電流検出回路は、電流源に
おける電流源により生成される電流の値より生成される電流の値が図4に示す電流検出回
路により低くてもよいため、回路構成を簡略にすることができる。
さらに、図6に示す電流検出回路における動作検証の結果について、図7に示す。なお、
ここでの動作検証は、給電素子311から抵抗素子312に流れる電流を検出する場合の
動作である。
なお、動作検証では、トランジスタ316、トランジスタ317、トランジスタ318、
トランジスタ322、トランジスタ331、及びトランジスタ341のそれぞれをチャネ
ル形成層としての機能を有する単結晶シリコン半導体層を含むトップゲート構造のトラン
ジスタとした。
また、動作検証では、トランジスタ316、トランジスタ317、トランジスタ318、
トランジスタ322、トランジスタ331、及びトランジスタ341のそれぞれのチャネ
ル長を10μmとした。
また、動作検証では、トランジスタ316、トランジスタ317、トランジスタ331、
及びトランジスタ341のそれぞれのチャネル幅を400μmとし、トランジスタ318
のチャネル幅を800μmとし、トランジスタ322のチャネル幅を1600μmとした
。ここでは、同じ種類のトランジスタのソース同士及びドレイン同士を接続させて、複数
のトランジスタを複数段並列に接続させることによりチャネル幅を設定している。例えば
、チャネル幅が400μmのトランジスタは、チャネル幅が50μmのトランジスタを8
個並列に接続させて構成される。
また、動作検証では、N型トランジスタの移動度を402.3cm/Vsとし、P型ト
ランジスタの移動度を156cm/Vsとした。
また、動作検証では、容量素子323の容量を14pFとし、容量素子324の容量を8
pFとした。
また、動作検証では、高電源電圧Vddを3Vとし、低電源電圧Vssを接地電位と同じ
とする。また、参照電流源の電流値を0.5μAとした。また、抵抗素子313の抵抗値
を0.25Ωとし、抵抗素子314及び抵抗素子315のそれぞれの抵抗値が同じであり
、抵抗素子314及び抵抗素子315のそれぞれの抵抗値を5kΩ、10kΩ、15kΩ
、20kΩ、及び25kΩの5条件(条件1(CD1)乃至条件5(CD5))とし、抵
抗素子319の抵抗値を200kΩとする。このとき、電源電圧は3Vとなる。
図7は、給電素子311から0Vの電圧が入力されたときにおける、抵抗素子312の第
2の抵抗端子から抵抗素子313を介して給電素子311の負極に流れる電流に対する電
流検出回路の出力信号の電圧を示す図である。図7に示すように、抵抗素子314及び抵
抗素子315の抵抗値が異なる条件1乃至条件5のいずれにおいても、給電素子311か
ら抵抗素子313及び抵抗素子312を介して流れる電流に応じて出力信号の電圧が変化
している。よって、出力信号の電圧の値から給電素子311から抵抗素子313及び抵抗
素子312を介して流れる電流量を検出することができることがわかる。
以上のように、本実施の形態の電流検出回路は、基準電位以下の低い電圧が入力される場
合に、出力信号の電圧から入力される電流量を検出する構成である。このように、本実施
の形態の電流検出回路では、広い範囲で電流を検出することができる。
(実施の形態6)
本実施の形態では、上記実施の形態における電流検出回路を備えた電子機器の例について
説明する。
上記実施の形態における電流検出回路は、様々な電子機器に設けることができ、特に時間
毎に電源電圧の変動が大きい電子機器に上記実施の形態における電流検出回路を設けるこ
とが好ましい。
本実施の形態における電子機器の構成例について、図8を用いて説明する。図8は、本実
施の形態における電子機器の構成例を示すブロック図である。
図8に示す電子機器は、光電変換装置(PVともいう)1101と、最大電力点追従回路
(MPPTともいう)1102と、直流変換回路(DC−DCともいう)1103と、機
能回路1104と、を備える。
光電変換装置1101は、電流を供給する機能を有する。
最大電力点追従回路1102は、電流検出回路(CSCともいう)1121、電圧検出回
路(VSCともいう)1122、及び演算回路(CALともいう)1123を備える。
電流検出回路1121は、光電変換装置1101から直流変換回路1103に供給される
電流を検出し、検出結果に応じた電圧を信号として演算回路1123に出力する機能を有
する。電流検出回路1121としては、上記実施の形態に示す電流検出回路を用いること
ができる。
電圧検出回路1122は、光電変換装置1101から直流変換回路1103に供給される
電圧を検出し、検出結果に応じた電圧を信号として演算回路1123に出力する機能を有
する。
演算回路1123は、電流検出回路1121及び電圧検出回路1122のそれぞれから入
力された信号に応じて演算処理を行い、制御信号を生成して出力する機能を有する。
直流変換回路1103には、最大電力点追従回路1102から制御信号が入力される。直
流変換回路1103は、入力された制御信号に応じた値の電源電圧を生成する機能を有す
る。
機能回路1104には、直流変換回路1103から電源電圧が入力される。機能回路11
04は、電源電圧が入力されることにより所定の動作を行う。
図8に示すように、本実施の形態の電子機器の一例は、光電変換装置、電流検出回路、最
大電力点追従回路、直流変換回路、及び機能回路を備え、蓄電装置により供給された電圧
に応じて流れる電流を電流検出回路により検出し、検出結果に応じて直流変換回路により
生成する電圧の値を制御する構成である。上記構成にすることにより、光電変換装置から
直流変換回路に供給される電力を制御することができる。
なお、これに限定されず、上記実施の形態の電流検出回路を様々な電子機器に適用するこ
とができる。
111 抵抗素子
112 抵抗素子
113 抵抗素子
114 トランジスタ
115 トランジスタ
116 電流源
117 電流源
118 トランジスタ
119 抵抗素子
121 トランジスタ
122 トランジスタ
123 参照電流源
211 給電素子
212 抵抗素子
213 抵抗素子
214 抵抗素子
215 抵抗素子
216 トランジスタ
217 トランジスタ
218 トランジスタ
219 抵抗素子
221 トランジスタ
222 参照電流源
223 容量素子
224 容量素子
225 トランジスタ
226 トランジスタ
227 トランジスタ
228 トランジスタ
229 トランジスタ
231 トランジスタ
232 トランジスタ
233 トランジスタ
234 トランジスタ
241 トランジスタ
242 トランジスタ
243 トランジスタ
244 トランジスタ
311 給電素子
312 抵抗素子
313 抵抗素子
314 抵抗素子
315 抵抗素子
316 トランジスタ
317 トランジスタ
318 トランジスタ
319 抵抗素子
321 参照電流源
322 トランジスタ
323 容量素子
324 容量素子
331 トランジスタ
341 トランジスタ
500 基板
501 導電層
502 絶縁層
503 半導体層
504 絶縁層
505 導電層
506 導電層
507 絶縁層
547 絶縁層
1101 光電変換装置
1102 最大電力点追従回路
1103 直流変換回路
1104 機能回路
1121 電流検出回路
1122 電圧検出回路
1123 演算回路

Claims (3)

  1. 第1乃至第4の抵抗素子と、第1乃至第17のトランジスタと、第1及び第2の容量素子と、参照電流源と、を有し、
    前記第1の抵抗素子の一方の端子は、前記第2の抵抗素子の一方の端子に電気的に接続されており、
    前記第1の抵抗素子の他方の端子は、前記第3の抵抗素子の一方の端子に電気的に接続されており、
    前記第1のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記第2の抵抗素子の他方の端子に電気的に接続されており、
    前記第1のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記第3のトランジスタのゲートと前記第17のトランジスタのソース又はドレインの一方とに電気的に接続されており、
    前記第2のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記第3の抵抗素子の他方の端子と前記第3のトランジスタのソース又はドレインの一方とに電気的に接続されており、
    前記第2のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記第1のトランジスタのゲートと前記第2のトランジスタのゲートと前記第16のトランジスタのソース又はドレインの一方とに電気的に接続されており、
    前記第3のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記第4の抵抗素子の一方の端子に電気的に接続されており、
    前記第4の抵抗素子の他方の端子には、第1の電源電位が与えられ、
    前記第4乃至前記第8のトランジスタのソース又はドレインの一方と前記第1及び第2の容量素子の一方の電極とには、第2の電源電位が与えられ、
    前記第4乃至前記第8のトランジスタのゲートは、前記第4のトランジスタのソース又はドレインの他方と前記参照電流源の一方の端子と前記第1の容量素子の他方の電極とに電気的に接続され、
    前記第5のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記第9のトランジスタのソース又はドレインの一方と前記第10乃至前記第12のトランジスタのゲートとに電気的に接続され、
    前記第9のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記第10のトランジスタのソース又はドレインの一方と前記第14のトランジスタのゲートとに電気的に接続され、
    前記第6のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記第9のトランジスタのゲートと前記第14のトランジスタのソース又はドレインの一方とに電気的に接続され、
    前記第7のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記第17のトランジスタのゲートと前記第13のトランジスタのソース又はドレインの一方とに電気的に接続され、
    前記第17のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記第13のトランジスタのゲートと前記第11のトランジスタのソース又はドレインの一方とに電気的に接続され、
    前記第8のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記第16のトランジスタのゲートと前記第15のトランジスタのソース又はドレインの一方とに電気的に接続され、
    前記第15のトランジスタのゲートは、前記第16のトランジスタのソース又はドレインの他方と前記第12のトランジスタのソース又はドレインの一方とに電気的に接続され、
    前記第10乃至前記第15のトランジスタのソース又はドレインの他方と前記第2の容量素子の他方の電極と前記参照電流源の他方の端子とには、前記第1の電源電位が与えられ、
    前記第1の抵抗素子の抵抗値は、前記第2の抵抗素子、前記第3の抵抗素子、及び前記第4の抵抗素子のそれぞれの抵抗値より小さい電流検出回路。
  2. 請求項1において、前記第1乃至前記第3のトランジスタの少なくとも一つは、酸化物半導体層を有する電流検出回路。
  3. 請求項において、前記酸化物半導体層はキャリア濃度が1×1014/cm未満である領域を含む電流検出回路。
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