JP6196227B2 - X線検知装置 - Google Patents

X線検知装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6196227B2
JP6196227B2 JP2014540550A JP2014540550A JP6196227B2 JP 6196227 B2 JP6196227 B2 JP 6196227B2 JP 2014540550 A JP2014540550 A JP 2014540550A JP 2014540550 A JP2014540550 A JP 2014540550A JP 6196227 B2 JP6196227 B2 JP 6196227B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ray
imaging apparatus
ray imaging
scintillator
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014540550A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015503090A5 (ja
JP2015503090A (ja
Inventor
ギブソン、ゲイリー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibex Innovations Ltd
Original Assignee
Ibex Innovations Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ibex Innovations Ltd filed Critical Ibex Innovations Ltd
Publication of JP2015503090A publication Critical patent/JP2015503090A/ja
Publication of JP2015503090A5 publication Critical patent/JP2015503090A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6196227B2 publication Critical patent/JP6196227B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/20Measuring radiation intensity with scintillation detectors
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N23/00Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00
    • G01N23/02Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material
    • G01N23/04Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material and forming images of the material
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N23/00Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00
    • G01N23/02Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material
    • G01N23/06Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material and measuring the absorption
    • G01N23/083Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material and measuring the absorption the radiation being X-rays
    • G01N23/087Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material and measuring the absorption the radiation being X-rays using polyenergetic X-rays
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/20Measuring radiation intensity with scintillation detectors
    • G01T1/202Measuring radiation intensity with scintillation detectors the detector being a crystal
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/29Measurement performed on radiation beams, e.g. position or section of the beam; Measurement of spatial distribution of radiation
    • G01T1/2914Measurement of spatial distribution of radiation
    • G01T1/2985In depth localisation, e.g. using positron emitters; Tomographic imaging (longitudinal and transverse section imaging; apparatus for radiation diagnosis sequentially in different planes, steroscopic radiation diagnosis)
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/36Measuring spectral distribution of X-rays or of nuclear radiation spectrometry
    • G01T1/362Measuring spectral distribution of X-rays or of nuclear radiation spectrometry with scintillation detectors

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Description

本発明はX線検出器に関し、特にシンチレータを含むX線検出器に関する。
X線管は広範囲のエネルギー帯に亘って放射線を出力し、エネルギーの分配はX線管に適用された加速する電圧により決められている。X線が材料に衝突すると、X線は通過する際に吸収される。異なるエネルギーのX線は異なって吸収され、それは最初のX線の強度が変化の概略を把握することを意味する。異なる材料はX線の強度スペクトルの形状において独特の変化を生じ、よってスペクトルが十分な精度で記録可能である場合、X線が通過した材料を予測することが出来る。
質量吸収係数は材料の種類と入射する光子のエネルギーの両方に依存するが、質量吸収係数は材料の厚さ及び密度と無関係である。それゆえ、得られるスペクトルに直面して最初のスペクトルを知り、質量吸収係数の値及びX線が通過した材料の種類を推定することが可能である。
X線の検知は2つの部類に分かれる。第1は直接検知であり、特定の材料に衝突するX線光子のエネルギーが直接検知可能である。
直接検知は材料を上述の方法で識別することを可能にする。
例えば、ニオブ酸リチウム単結晶やゲルマニウムのようなX線検出器は入射するX線のエネルギーを直接検知可能とし、よってX線のエネルギースペクトルを出力でき、材料の種類を決定可能とする。
この技術は多数の公開された特許出願において記載されている、例えば以下の様である。
特許文献1として公開された国際特許出願は、連続する周波数帯間の強度比の計算に関わる伝送モードの走査におけるエネルギー分散X線吸収分光法を記載する。
特許文献2として公開された国際特許出願は、画像装置及び方法を記載する。
特許文献3として公開された国際特許出願は、合成物液体の決定を記載する。
特許文献4として公開された国際特許出願は、容器内の材料の識別方法を記載する。
上述の特許出願で述べられた技術は効果的であるが、検出器それ自体は制限を提示する。必要とされる直接のX線検出器は非常に高価であり、それらを稼働させるのに必要な電子機器は比較的素朴なものである。これは暗騒音、パルスの蓄積及びエネルギー帯の変動といった現象から生じるエラーをもたらす。更に、1024画素より多い検出器を実現することは困難であり、それは検出器を簡単な領域又は純粋なライン走査の検出器に制限する。これらの検出器は、直接の検出器技術が適用され得る、利用できる応用の範囲を制限する。
X線検知の第2の部類は間接検知として知られ、X線光子が最初にシンチレータにより可視の光信号に変換され、可視光が検知される。
伝統的な考え方は、シンチレータ内でX線を可視光に変換する間、X線光子がもともと有していたエネルギー情報が破壊され、シンチレータの可視光の出力は入射する光子密度のみを表すというものである。それゆえ、間接的な変換の使用は伝統的に純粋な撮像技術に制限され、一方直接的な変換は材料の識別に関して活用されてきた。
二重エネルギーの線形スキャナーはシンチレータを使用するX線検出器が発展したものである。二重エネルギーの線形スキャナーは2つの検出器を使用し、各検出器はシンチレータを含み、2つの検出器は間隔を有するが軸方向に整列し、分析中の材料がX線源と2つのシンチレータの内の第1のシンチレータの間に配置される。シンチレータは、X線源により放出されて材料を通過するX線スペクトルの一部が第1のシンチレータに吸収されるよう特定され、その結果、分析する材料が存在しない場合でも、第2のシンチレータに衝突するX線エネルギースペクトルが第1のシンチレータに衝突するX線エネルギースペクトルと同一でない。それゆえ、各シンチレータによる光子放出は異なる。分析中の材料は各シンチレータによる光子放出における相違点に影響する。材料は第1及び第2のシンチレータのそれぞれによる光子放出の比率を調べることにより識別され得る。
もう一つの種類の二重エネルギーの検出器は特許文献5に記載される。見本と2つの軸方向に整列した検出器を通過するX線の代わりに、線形のアレイのシンチレータシステムが提供され、そのシステムは、交互に配置された厚みのあるシンチレータを含み、一方の厚みのあるシンチレータ材料は、X線が比較的低い分子量の材料を通過することに対応した信号を提供し、他方の厚みのあるシンチレータ材料はX線が比較的高い分子量の材料を通過することに対応した信号を提供する。記載された線形のアレイは、試験中の物体を通過し、且つ線形のアレイのシンチレータに衝突するX線の薄い平行のカーテンと共に使用するためにある。特許文献5によると、線形のアレイのシンチレータは立体画像を生成可能であり、高い分子量と低い分子量の材料を従来技術の二重エネルギーの検出器より容易に区別出来る。
国際公開第2008/142446号明細書 国際公開第2009/125211号明細書 国際公開第2009/130492号明細書 国際公開第2010/136790号明細書 欧州特許公開第1063538号明細書
二重エネルギーの線形スキャナーは高い又は低い分子量を有する材料を識別するのに効果的である。しかし、スキャナーはそれらの極致間に収まる分子量を有する材料を識別する、又は大変類似した分子量を有する材料の違いを区別するのに特に効果的というわけではない。
シンチレータを使用した間接的な検知を使用して、広範囲の材料を検知可能とすることは特に有利であろう。これは、X線の直接検知に使用される装置に比べ、シンチレータを使用する間接的検知のための装置は比較的安価であり、また高度な電子機器が開発されてきたためである。更に、直接の検出器を利用可能な解像度は、現在約1000である画像が分割され得る画素数を制限し、一方その様な検出器を使用する人々は画像が分割される画素数を著しく増加させたいと考えている。
二重エネルギーの検出器はいくらかの材料識別能力を有するが、その能力は制限される。
よって、材料を識別可能な、シンチレータを有する間接的なX線検出器を提供することが望ましいと思われる。
本発明の第1の態様によると、X線画像装置は、共通の軸に位置する、入射するX線波長光子を放出された可視波長光子に変換するよう構成された部材と、試験中の材料の位置と、X線源と、X線エネルギースペクトルを摂動させるよう構成された構造とを含むX線検出器を含み、X線源はX線エネルギースペクトルを共通の軸に沿って方向付け、部材と、X線エネルギースペクトルを摂動させるよう構成された構造と、試験中の位置決めされた材料に衝突させるよう構成され、構造は共通の軸を横断する試験中の材料の位置の1つの側でX線源と部材の間に位置し、構造は少なくとも3つの隣接する領域を備え、各領域はすぐ隣接する領域と異なりX線エネルギースペクトルを異なって摂動させるよう構成される。
有利には、領域は互いに横方向に位置し、好ましくは、構造は互いに横方向に、好ましくは2つの直交する方向に位置する複数の領域を含む。
好ましくは、入射するX線波長光子を放出された可視波長光子に変換するよう構成された部材はシンチレータである。
シンチレータはシンチレータ層及びバッキング層を含み得る。
有利には、複数の領域はアレイに形成され、アレイは構造内でそれ自体を繰り返し得る。例えば、複数の領域は3行3列の配列の9つの領域を含んでも良く、構造は多数のその様なアレイを含み得る。
好ましくは、構造は平坦又は平坦でない。構造は少なくとも1つの平面で湾曲し得る。
好ましくは、隣接する領域の差は隣接する領域における構造の材料の厚さである。
構造は複数の突起又は窪みを含み得、突起又は窪みの厚さは少なくとも1つの方向において変化し、各突起又は窪みはX線エネルギースペクトルを摂動させるよう構成された少なくとも3つの隣接する領域を提供する。
好ましくは、突起又は窪みはピラミッド形状である。
構造は多数の窪みが形成された非金属の層を含み得、各窪みは金属で充填される。好ましくは、構造は多数の窪みが形成された第1の非金属の層と、対応する数の突起を含む第2の金属の層を含み、各突起は対応する窪みと係合して窪みを塞ぐ。
第2の層は窪みに対する開口が配置される第1の層の表面を覆い得る。
隣接する窪み又は突起はX線摂動材料により互いに分離され得、隣接する窪み又は突起を分離する材料は少なくとも3つの領域の1つを構成し得る。
非金属の層はシリコンから形成され得る。
隣接する領域の差は構造の個々の隣接する領域が形成される材料であり得る。
隣接する領域は厚さと、それらが作られる材料において異なり得る。例えば、構造は均一な厚さの基板を含み得、個々の領域は材料の分離層を隣接する領域に蓄積することにより構造の表面に形成され得る。層の数及び/又はそれらの層の材料は異なり得る。物理的気相成長法、電気析出又はレーザ切断等の技術が個々の領域を形成するのに使用され得る。
加えて、領域の変化は、切り取り領域を有するフォイルの層を、切り取り領域が側面の意味で様々な厚さを形成する方法で蓄積されるよう、互いの上に蓄積することにより形成され得る。
他の例では、材料の厚さの変化が形成されるように一連の金網が共にフォイルと同様の方法で蓄積される。これは減光フィルタを形成するのに使用される技術と同様である。
更に他の例では、所定の厚さの材料から始め、領域を切り取り異なる厚さを形成する。これは多くの技術の中でもレーザマイクロマシニング又はイオンビームミル加工により行われ得る。
構造の厚さのような構造の材料特性が段階的ではなく継続して変化する場合、構造の任意の点を取り、もしその特性(厚さ)が隣接する点における構造の厚さと異なれば、それらの2つの点はそれぞれX線エネルギースペクトルを異なって摂動させるよう構成される領域であると見なされ得る。
X線エネルギースペクトルを摂動させるよう構成された構造は、シンチレータに含まれ得、シンチレータ層又はシンチレータ層のバッキング層の何れかに含まれ得る。
本発明の第2の態様によると、本発明の第1の態様によるX線検知装置で使用されるのに適したX線検出器が提供され、X線検出器は、入射するX線波長光子を放出された可視波長光子に変換するよう構成された部材と、X線エネルギースペクトル源と整列する構造を含み、構造はX線エネルギースペクトルを摂動させるよう構成され、構造は少なくとも3つの隣接する領域を含み、各領域はすぐ隣接する領域と異なり、各領域はX線エネルギースペクトルを異なって摂動させるよう構成される。
有利には、領域は互いに横方向に位置し、好ましくは、構造は互いに横方向に、好ましくは2つの直交する方向に位置する複数の領域を含む。
本発明の第3の態様によると、構造が提供され、構造は構造に入射するX線エネルギースペクトルを摂動するよう構成され、構造は少なくとも3つの領域を含み、各領域はすぐ隣接する領域と異なり、各隣接する領域はX線エネルギースペクトルを異なって摂動させるよう構成される。
有利には、領域は互いに横方向に位置し、好ましくは、構造は互いに横方向に、好ましくは2つの直交する方向に位置する複数の領域を含む。
有利には、複数の領域はアレイに形成され、アレイは構造内でそれ自体を繰り返し得る。例えば、複数の領域は3行3列の配列の9つの領域を含んでも良く、構造はその様な多数のアレイを含み得る。
好ましくは、構造は平坦又は平坦でない。構造は少なくとも1つの平面において湾曲し得る。
好ましくは、隣接する領域の材料の差は隣接する領域における構造の材料の厚さである。
構造は複数の突起又は窪みを含み得、突起又は窪みの厚さは少なくとも1つの方向において変化し、各突起又は窪みはX線エネルギースペクトルを摂動させるよう構成された少なくとも3つの隣接する領域を提供する。
突起又は窪みはピラミッド形状であり得る。
構造は多数の窪みが形成された非金属の層を含み得、各窪みには金属が充填される。
有利には、構造は多数の窪みが形成された第1の非金属の層と、対応する数の突起を含む第2の金属の層を含み、各突起は対応する窪みと係合して窪みを塞ぐ。
好ましくは、第2の層は窪みに対する開口が配置された第1の層の表面を覆う。
隣接する窪み又は突起はX線摂動材料により互いに分離され得、隣接する窪み又は突起を分離する材料は少なくとも3つの領域の1つを構成する。
好ましくは、非金属の層はシリコンから形成される。
非金属の層の窪みは好ましくはエッチングにより形成される。ピラミッド形の窪みの壁は好ましくは非金属の層の表面に対し54.7°の角度で位置する。
隣接する領域の材料の差は構造の個々の隣接する領域が形成される材料であり得る。
隣接する領域は厚さと、それらが作られる材料において異なり得る。例えば、構造は均一な厚さの基板を含み得、個々の領域は材料の分離層を隣接する領域に蓄積することにより構造の表面に形成され得る。層の数及び/又はそれらの層の材料は異なり得る。物理的気相成長法、電気析出、レーザ切断又は3次元印刷等の技術が個々の領域を形成するのに使用され得る。
加えて、領域の変化は、切り取り領域を有するフォイルの層を、切り取り領域が側面の意味で様々な厚さを形成する方法で蓄積されるよう、互いの上に蓄積することにより形成され得る。
他の例では、材料の厚さの変化が形成されるように一連の金網が共にフォイルと同様の方法で蓄積される。これは減光フィルタを形成するのに使用される技術と同様である。
更に他の例では、所定の厚さの材料から始め、領域を切り取り異なる厚さを形成する。これは多くの技術の中でもレーザマイクロマシニング又はイオンビームミル加工により行われ得る。
本発明の第4の態様によれば、物質の材料特性を決定する方法が提供され、その方法は、
a)本発明の第1の態様によるX線検知装置内に物質を配置する工程と、
b)X線源がX線エネルギースペクトルを共通の軸に沿って方向付けるようにする工程と、
c)入射するX線波長光子を可視波長光子に変換させるよう構成された部材により放出された可視波長光子を分析する工程と、
を含む。
本発明の検出器は特に強力なエネルギー依存を有するシンチレータ材料に適する。従来技術では、エネルギー及びX線が通過する材料に関する厚さの情報を取り出す困難さのため、その様な材料は可能であれば避けられる。従来技術では、可能な限り1つの入射X線光子のための1つの可視光光子の出力を行うシンチレータ材料が選択されてきた。
間接的な検出器である本発明の検出器は、高い解像度の撮像と組み合わされた物体の材料識別を提供する。これは2次元カメラの大きさがより著しく制限される直接の検出器に照らして大きな利点を示す。
本発明の画像装置は特に、制限された数の材料システムを使用する複雑な形状の高解像度の撮像に適する。例えば、プリント基板ならびに一般的な電子装置の検査、及びクラッタ又は遮蔽環境における放射性同位体の検知及び識別に適する。
例えば非破壊検査、医療機器及び食品産業等の、画像装置が有用に活用され得る他の領域が多数存在する。
物質は、例えば人体/動物の細胞や食品等の、固体、流体又は固体と流体の組み合わせでも良い。
本発明の第1実施形態によるX線検出器の簡略化した概略的表現である。 図1に示された検出器のシンチレータ板の第1実施形態の断面図である。 図1に示された検出器のシンチレータ板の第2実施形態の断面図である。 図2に示されたシンチレータ板の後面と、図3に示されたシンチレータ板の前面の図である。 本発明の他の態様によるX線検出器の簡略化した概略的表現であり、検出器の部品が物体と検出器の間に配置される図である。 本発明の他の態様によるX線検出器の簡略化した概略的表現であり、検出器の部品がX線源と物体の間に配置される図である。 図5に示された検出器の干渉板の図5のA−A軸に沿った断面図である。 多数領域構造、即ち図6に示された干渉板の前面図である。 通常のスペクトル出力強度対X線源のためのエネルギーを示すグラフである。 直接の検出器の検知された強度対エネルギースペクトルを示すグラフであり、X線源は図8のものであり、X線は均一の厚さを有する分析中の材料を通過した図である。 X線強度に関する干渉板の厚さの効果を示すグラフである。 得られる強度スペクトル対本発明の干渉板を通過するX線エネルギースペクトルのためのエネルギーを示すグラフである。 本発明による検出器における検知された強度対エネルギースペクトルを示すグラフであり、X線源は図9のものであり、X線は分析中の同じ材料を通過した図である。 多数の材料の層から構築された干渉板の分解図である。 図13aに示された種類の干渉板の構成部分の平面図である。 多数の金網の層から構築された干渉板の分解図である。 干渉板の2つの方向で変化する厚さを有する干渉板の概略的表現である。 干渉板の代替的な実施形態の概略図、上面図及び側面図である。 図16aにおいて示された実施形態の分解側面図及び分解概略図である。 本発明による装置を示す図である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態によるX線検出器を説明する。
図1を参照し、明確にするため、検出器が最も基本的な形式で示され、検出器はX線源1と、物体2と画素化したシンチレータ板3とを備える。X線源1から放出されたX線は物体2を通過し、物体2を通過した減衰したX線はシンチレータ板3により検知される。X線源1、物体2及びシンチレータ板3は共通の軸A−A上にある。
図2はシンチレータ板3の第1実施形態の断面図を示し、シンチレータ板3はシンチレータ層4とバッキング層5とを備える。シンチレータ層4は均一な材料からなり、均一な厚さを有する。好ましくは、シンチレータ層4が形成される材料は入射X線光子エネルギーに対し強い反応を有する。しかし、バッキング層5は、番号5aから5dで表される、異なる厚さの非常に多数の領域を備える。明確にするため、サンプルの領域のみに番号が付されている。
図3はシンチレータ板3の第2実施形態の断面図を示し、シンチレータ板3は再びシンチレータ層4とバッキング層5を備える。しかし、この実施形態では金属(アルミニウムの)バッキング層は均一な材料からなり、均一な厚さを有し、一方シンチレータ層4は番号4aから4dにより表される、異なる厚さの非常に多数の領域を備える。明確さのため、サンプルの領域のみに番号が付されている。好ましくは、シンチレータ層4が形成される材料は入射X線光子エネルギーに対し強い反応を有する。
図4は図2に示されるシンチレータ板の後面図及び図3に示されるシンチレータ板の前面図である。シンチレータ板3は、3行3列のブロック領域に形成された9つの異なる画素厚さの繰り返しのアレイに基づき、49の領域を提供する。この配置は、3行3列の9つの領域の群に対し、群の中央の画素は8つの領域に囲まれ、8つの領域のそれぞれは異なる厚さを有し、何れか1つの選択された画素に隣接する領域は異なる厚さであることを提供する。シンチレータ板の右下の角は図3の前面図として番号が付され、左上の角は図2の後面図として番号が付される。
上記に示した例において、隣接する領域の厚さの差は約200ミクロンである。
シンチレータ板3は9つの異なる画素厚さの繰り返しのアレイの周りに基づき49の領域を提供するが、本発明はこの形式に制限されない。例えば、シンチレータ板3のレイアウトは2行2列の配列における4つの異なる画素厚さの繰り返しのアレイの周りに基づいても良い。
従来技術は、間接的なX線検出器において、シンチレータ材料は入射するX線エネルギーに対して平坦な反応を提供する必要があると示唆する。その様なシンチレータ材料は図2及び図3に示された実施形態のどちらかにおいて有用であり得る。しかし、シンチレータ材料は強いエネルギー反応を有する必要があること、即ち生成された可視の光子の数が、入射X線強度と入射X線エネルギーの両方に、おそらく入射X線強度より入射X線エネルギーにより強く関連するであろうことが好ましい。
図5から図7は本発明の代替の実施形態を示し、ここでは異なる厚さの領域を提示するシンチレータのシンチレータ板の何れかのバッキング板ではなく、例えば図5aでは物体とシンチレータの間に配置され、図5bではX線源と物体の間に配置される、タングステンの干渉板6(これは多重吸収板、即ち板の異なる領域が異なるX線吸収能力を有すると見なされ得る)を有する標準構造のシンチレータが使用される。その様な構造は図1から図4に示された種類のシンチレータより製造がより簡単であり、コストが低くなり得る。更に、干渉板の領域が異なる厚さを有するように干渉板を製造することに加え、干渉板が、異なる材料の干渉板の個々の領域を形成することにより隣接した領域の間に材料の差を提供しながら均一な厚さを有し得ることが可能である。
干渉板は個々の領域が基板の上又は中に形成された基板を備え得る。個々の領域は基板のエッチング又は均一な機械加工によりベース層に形成され得る。
干渉板は3次元印刷により形成されても良い。
図2から図4、図6及び図7に示された個々の領域は異なる厚さの領域を提示し得る。
個々の領域は、例えば「リフトオフ法」として業界によく知られる技術により、堆積により基板に形成され得る。その様な技術の利点は「リフトオフ」処理で堆積された材料は基板が形成された材料と同じであり得ることである。隣接する材料間の材料の違いは各画素の厚さである。更に、隣接する領域の材料の違いが材料の種類及び/又は材料の厚さにあるならば、堆積された材料は基板の材料と異なり得る。
図8を参照し、X線源から放出されたX線の典型的な強度に対するエネルギースペクトルが示される。同じX線が均一の厚さの材料を通過すると、いくつかのX線光子は材料に吸収され、よってスペクトルの強度が図9に見られるように減少する。
「背景技術」という見出しの箇所で記載された種類の直接の検出器が材料を通過するX線スペクトルを検知するのに使用される場合、図9に示すグラフが検知されるものである。しかし、間接的な検出器が使用される場合、検出器の出力、即ちシンチレータから放出される可視スペクトルの光子の数は入射するX線光子のエネルギーから大いに独立しており、入射するX線光子の強度のみに依存する。それゆえ、間接的な検出器のための強度対エネルギーのグラフは任意の平均エネルギー値を表す単一の線からなる。
図10は、材料の厚さに応じた特定の材料の出力強度の変化を示すグラフである。
3つの異なる曲線は低い、中間の、及び高いエネルギーを有する入射X線光子を表す。図8に示されるX線源から放出されたX線スペクトルは、異なるエネルギーを有するX線光子からなる。図10から理解されることは、X線光子が通過する材料の厚さを増加させる効果は、低いエネルギーを有するそれらのX線光子が吸収され、一方中間及び高いエネルギーを有するX線光子は通過し、最も高いエネルギーを有するX線光子は最も厚い材料を通過することである。
図11は強度対エネルギーのグラフであり、同じ材料であるが、厚さが異なる材料を通過する低いエネルギーのX線光子に関連する個々のスペクトルを示す。一番右の曲線は最も厚い材料を通過した光子に関連するスペクトルを表す。
それゆえ、光源から放出されたX線スペクトルを異なる厚さの領域からなる構造を通過させることにより、複数のX線スペクトルが生成され、各スペクトルはX線スペクトルが通過した材料の厚さに対応することが理解されるであろう。この複数のX線スペクトルがシンチレータに入射すると、入射スペクトルのエネルギーはスペクトルのX線光子の強度と無関係であり得る一方、各入射スペクトルは強度反応を生じさせる。それゆえ、3行3列の配列の画素厚さが使用される場合、9つの異なる強度の値がシンチレータにより発生する。図12はその様なシンチレータ出力を示すグラフである。
図9に示された出力は、エネルギーに対してほぼ平坦な応答を有するシンチレータのためのものである。画像化における一般的な傾向は、シンチレータエネルギー反応は画像の影になるため、それを取り除くことであったが、そのことは一般的に望ましくないと考えられている。しかし、本発明では、エネルギーに対する反応が平坦でないシンチレータ材料を使用することが好ましい。その様なシンチレータ材料が使用される場合、より大きな入射エネルギーがより大きなシンチレータ出力強度をもたらす。本発明の検出器は出力強度におけるその様な違いを利用することが出来る。
出力強度が衝突するX線光子のエネルギーに応じて変化するシンチレータ材料が使用される図10に示されたグラフを参照すれば、隣接する領域のシンチレータからの出力強度の差は、エネルギーに対する平坦な反応を有するシンチレータ材料が使用される場合より大きくなるであろうことが理解される。これらの差は材料の識別を支援するのに使用され得る。
この種類のX線検出器は、知られた材料、材料又は知られた材料又は材料の組み合わせの知られた組み合わせ、及び厚さのような他の材料特性に対するシンチレータ出力と検出器で検出されたことを比較することにより機能する。それゆえ、材料、材料の組み合わせ等を区別できる可能性が高まるほど、検出器がより有用になる。
適したシンチレータ材料はタリウム活性化ヨウ化セシウム及びタリウム活性化ヨウ化ナトリウムを含み、これらは普通に使用される高い範囲のX線光子に対する遊走阻止因子のためのシンチレータ材料である。それらは高い停止効率を有し、可視の光子を効果的に製作する。広い領域の単一の結晶がこれらの材料から容易に製作可能であり、広い表面領域の検出器に理想的にする。
Bi12FeO20(BGO)は他の適切なシンチレータ材料である。それは特に硬いX線と柔らかいガンマ線に有用である。しかし、上述のハロゲン化アルカリよりも広い領域での製造がより困難である。
プラスチックのシンチレータもまた一般的であり、上述の無機シンチレータのマイクロ秒に比べてナノ秒程度で優れた減衰定数を有する。また、プラスチックシンチレータは、通常は成形により複雑な形状に容易に形成され、本明細書に記載された発明のいくつかの実施形態の製作に理想的なものとなる。ポリエタレンナフタレートは優れたシンチレーション特性を示し、合理的に耐久性がある。
図13a及び図13bは干渉板6の他の構造を示す。この例において干渉板6は例えばフォイル等の4つの材料の層6aから6dから形成される。第1の層は穴が開けられていない。第2の層6bは第1の幅の開口6b’を含む。第3の層6cは第2の幅の開口6c’を含み、第4の層6dは第3の幅の開口6d’を含む。開口6b’から6d’の中心を整列させて積み重ねた時、得られる構造は断面6’を有する。開口の端を整列させて層6aから6dを積み重ねた時、得られる構造は断面6’’を有する。
構造6’と6’’のそれぞれは異なる厚さの細長い領域を提供する。
図13bにおいて、得られる2枚の干渉板6は開口が互いに垂直になるよう整列されて積み重ねられる。得られる干渉板は正方形の領域のアレイを提供し、隣接する領域は厚さが異なる。
図14は干渉板6の更に他の配置を示し、この配置は3つの金網の層6fから6hを備え、それぞれが異なる網サイズを有する。一方を他方の上に積み重ねると、いくつかの領域で入射するX線が第1の層6fの金網に衝突し、他の領域で入射するX線が第2の層6gの金網に衝突し、他の領域で入射するX線が第3の層6hの金網に衝突するであろう。更に、他の領域で入射するX線は層6f、6g及び6hの1つ以上の金網の組み合わせに衝突するであろう。更に、金網がない領域も存在し、よってそれらの領域に入射するX線は摂動されずに通過するであろう。
図15において干渉板6は平面図が正方形であり、干渉板を横切る2つの軸に沿って厚さが変化するブロック材を備える。それゆえ、材料の厚さは干渉板に亘って継続的に変化する。この場合、領域の実際の大きさは、例えば検出カメラのもののような画素化したグリッドにより決定される。図15に示される干渉板6の場合では、隣接する領域の平均厚さの差は、入射するX線の摂動に検知可能な差を形成するのに十分でなければならない。
図16a及び図16bを参照し、干渉板60の更に他の構造が示され、この構造は第1の層61と第2の層63を備える。第1の層61はシリコンウェハから形成され、中に多数の窪み62が形成される。図示された例では窪みは800ミクロンの深さを有する。窪みはエッチングにより形成される。水酸化カリウムや水酸化テトラメチルアンモニウムのような強アルカリ性ウェットエッチング液は、異なる結晶面におけるシリコン原子の結合強度の差のため、他に比べてシリコンの特定の結晶面を優先的にエッチングするであろうことが知られている。{111}結晶面は中でも最もエッチング液に耐性を示し、その結果{100}及び{110}結晶面は{111}面よりずっと大きな割合でエッチングされるであろう。第1の層61が形成されるシリコンウェハは{100}を向いている。窪み62のアレイを決定するマスクはシリコンウェハの表面に付与され、アルカリ性エッチング液が適用される。アルカリ性エッチング液がシリコンに接触する場合、アルカリ性エッチング液は下方にエッチングし始めピラミッド形の窪み62に基づき正方形を形成する。窪み62の傾斜した側壁はシリコンの{111}面であり、よって{100}シリコンウェハの表面に比べて54.7°の角度を有する。エッチング処理は{111}側壁が集中してピラミッド形の窪み62の頂点を形成するまで進めることが可能である。
窪み62を形成するのに使用されたエッチング液は水酸化カリウムであった。窪み62を形成するのに使用されたマスクは平面図で図16aに示された形状と一致する。図示された例では、窪みは1mm×1mm中心間のグリッドで設計される。隣接する窪み62間の距離は約50ミクロンである。
窪みの数は、窪みの中心間の距離を増加させたり減少させたりすることにより、増加又は減少され得る。窪み間の距離が変化すると、窪みの深さ、よって窪みのベースの大きさは変化すると思われ、ベースの大きさは窪みの深さと54.7°の壁の角度に応じたものになる。例えば、各窪みの深さは100ミクロンまで減少され得る。
図16a及び図16bは干渉板の一部を示す。干渉板は例えば26cm×15cmの寸法であり得、窪みは本明細書に示された1mm×1mm中心間のグリッドより小さいグリッド上にあり得る。
第2の層63はニッケル、銅又は錫のような金属から形成される。入射するX線を摂動させるのはこの金属の第2の層63であり、各ピラミッド形の突起は、金属の厚さがピラミッドの壁の傾斜に沿って変化するため、異なる厚さのほぼ無限の数の領域を提供する。第1の層は干渉板の製造において支援し、製造後に金属層63を支持及び保護する役割を果たす。図16a及び図16bに見られるように、第2の層63はピラミッド形の突起64とバッキング板65を含む。第2の層63は溶融金属を第1の層61の表面に堆積させることにより形成され、溶融金属はピラミッド形の窪み62を充填し、第1の層61の表面を覆う薄いバッキング板65(約数ミクロン)を形成する。隣接するピラミッド形の突起間の第2の層63の金属は、X線エネルギースペクトルを隣接するピラミッド形の突起の金属と異なって摂動させる、隣接する領域に対し異なる厚さの領域と見なされ得る。
干渉板60は、例えば機械的クランプ又は接着剤によりシンチレータに取り付けられ得る。
干渉板(多重吸収板とも呼ばれる)は3次元印刷技術を使用して形成されても良い。
図17を参照し、本発明による実験室測量装置100が示される。実験室測量装置はX線源102が取り付けられたキャビネット101を含み、試験中の材料の位置は試料台103の形式でレール104に取り付けられ、その結果試料台の位置が調節可能となる。実験室測量装置100は更に、干渉、即ち多重吸収板105とX線検出器106を含む。X線検出器106はX線の影画像のX線波長光子を可視の波長光子に変換するシンチレータを含むX線カメラの一部を形成する。X線カメラは画像を捕え、画像はその後分析され得る。
物質の材料特性を決定するため、物質は試料台103に配置され、X線源102はX線エネルギースペクトルの方向づけを生じさせ、その様に配置された試料及び干渉板105を通過させ、X線検出器106に衝突させる。入射するX線波長光子と可視波長光子に変換するよう構成される部材より放出された可視の波長光子は以下の工程により分析される。
工程(i) X線検出器106が画素化され、画素毎にX線検出器により記録される可視波長光子の強度が隣接する画素の記録された強度と比較され、強度の差が記録される。
工程(ii) 画素毎にX線検出器により記録された可視波長光子の強度が隣接する画素の記録された強度と比較され、強度の差が実験室測量装置に存在する物質なしで記録される。
工程(iv) 方法の工程(i)及び(ii)により決定された隣接する画素の記録された強度の現在の差が比較される。
工程(v) 少なくとも1つの知られた材料に対する方法の工程(i)から(iv)に従い、上記の差をデータベースに記憶させる。
工程(vi) 試験中の物質に対する記録された強度の差をデータベースからの知られた物質に対する記録された強度の差と比較する。
1、102・・・X線源
2・・・物体
3・・・シンチレータ板
4・・・シンチレータ層
5・・・バッキング層
6、60、105・・・干渉板

Claims (39)

  1. 共通の軸に位置する、入射するX線波長光子を出射する可視波長光子に変換するよう構成された部材と、試験中の材料の位置と、X線源と、X線エネルギースペクトルを摂動させるよう構成された構造とを有するX線検出器を備え、
    前記X線源は、X線エネルギースペクトルを前記共通の軸に沿って方向付け、前記部材と、前記X線エネルギースペクトルを摂動させるよう構成された構造と、試験中の位置決めされた材料に衝突させるよう構成され、
    前記構造は、前記共通の軸を横断する試験中の材料の位置の1つの側で前記X線源と前記部材との間に位置し、少なくとも3つの隣接する領域を有し、各領域がすぐ隣接する領域と異なり、前記X線エネルギースペクトルを異なって摂動させるよう構成されることを特徴とするX線画像装置。
  2. 入射するX線波長光子を放出された可視波長光子に変換するよう構成された前記部材はシンチレータであることを特徴とする請求項1に記載のX線画像装置。
  3. 前記シンチレータはシンチレータ層及びバッキング層を含むことを特徴とする請求項2に記載のX線画像装置。
  4. 前記複数の領域はアレイに形成されることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のX線画像装置。
  5. 前記アレイは、x及びyの数が3以上であるx行y列の配列を有することを特徴とする請求項4に記載のX線画像装置。
  6. 前記アレイは前記構造内で自体を繰り返すことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のX線画像装置。
  7. 前記構造は多数のアレイを含むことを特徴とする請求項4〜請求項6の何れか一項に記載のX線画像装置。
  8. 前記構造は平坦であるか又は平坦でないことを特徴とする請求項1〜請求項7の何れか一項に記載のX線画像装置。
  9. 前記構造は少なくとも1つの平面において湾曲していることを特徴とする請求項8に記載のX線画像装置。
  10. 前記構造の隣接する領域の差は、隣接する領域における前記構造の前記材料の厚さを含むことを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載のX線画像装置。
  11. 隣接する領域の差は前記構造の個々の隣接する領域が形成される前記材料を含むことを特徴とする請求項1〜10の何れか一項に記載のX線画像装置。
  12. 前記構造の個々の領域は分離層を含むことを特徴とする請求項10又は請求項11に記載のX線画像装置。
  13. 前記分離層の厚さは複数の領域間及び/又は一つの領域内で異なることを特徴とする請求12に記載のX線画像装置。
  14. 前記分離層が形成される前記材料は複数の領域間及び/又は一つの領域内で異なることを特徴とする請求項12又は請求項13に記載のX線画像装置。
  15. 前記分離層の数は複数の領域間及び/又は一つの領域内で異なることを特徴とする請求項12〜請求項14の何れか一項に記載のX線画像装置。
  16. 前記構造は、複数の分離層を含み、前記分離層の少なくとも1つは少なくとも1つの開口を含むことを特徴とする請求項10〜請求項15の何れか一項に記載のX線画像装置。
  17. 複数の前記分離層は少なくとも1つの開口を含み、前記構造内の異なる層の開口は異なる寸法を有することを特徴とする請求項16に記載のX線画像装置。
  18. 前記分離層はフォイルから形成されることを特徴とする請求項16又は請求項17に記載のX線画像装置。
  19. 前記分離層は網から形成されることを特徴とする請求項16又は請求項17に記載のX線画像装置。
  20. 前記構造の厚さは少なくとも1つの方向において前記構造に亘って継続して変化することを特徴とする請求項10に記載のX線画像装置。
  21. 前記構造の厚さは2つの直交する方向において前記構造に亘って継続して変化することを特徴とする請求項20に記載のX線画像装置。
  22. 前記構造は複数の突起又は窪みを有し、前記突起又は前記窪みの厚さは少なくとも1つの方向において変化し、各前記突起又は前記窪みは前記X線エネルギースペクトルを摂動させるよう構成された少なくとも3つの隣接する領域を提供することを特徴とする請求項10に記載のX線画像装置。
  23. 前記突起又は前記窪みはピラミッド形状であることを特徴とする請求項22に記載のX線画像装置。
  24. 前記構造は多数の窪みが形成された非金属の層を有し、各前記窪みに金属が充填されていることを特徴とする請求項22又は請求項23に記載のX線画像装置。
  25. 前記構造は、多数の窪みが形成された第1の非金属の層と、対応する数の突起を含む第2の金属の層を有し、各前記突起は対応する前記窪みと係合することで窪みが塞がれることを特徴とする請求項24に記載のX線画像装置。
  26. 前記第2の層は前記窪みに対する開口が配置される前記第1の層の表面を覆うことを特徴とする請求項25に記載のX線画像装置。
  27. 隣接する窪み又は突起はX線摂動材料により互いに分離され、
    隣接する窪み又は突起を分離する前記X線摂動材料は少なくとも3つの領域の1つを構成することを特徴とする請求項22〜請求項26の何れか一項に記載のX線画像装置。
  28. 非金属の層はシリコンから形成されることを特徴とする請求項24〜請求項27の何れか一項に記載のX線画像装置。
  29. 前記構造はシンチレータ層又は前記シンチレータ層のバッキング層の何れかに含まれることを特徴とする請求項28に記載のX線画像装置。
  30. 前記構造はシンチレータから分離した部品であることを特徴とする請求項1〜請求項28の何れか一項に記載のX線画像装置。
  31. 前記部品は基板を備え、
    前記複数の領域は前記基板の中及び/又は上に形成されることを特徴とする請求項24に記載のX線画像装置。
  32. シンチレータ層は平坦なエネルギー依存を有するシンチレータ材料から形成されることを特徴とする請求項1〜請求項31の何れか一項に記載のX線画像装置。
  33. シンチレータ層は平坦でないエネルギー依存を有するシンチレータ材料から形成されることを特徴とする請求項1〜請求項31の何れか一項に記載のX線画像装置。
  34. 請求項1〜請求項33の何れか一項に記載のX線画像装置で使用されるのに適したX線検出器であって、
    入射するX線波長光子を放出する可視波長光子に変換するよう構成された部材と、
    X線エネルギースペクトル源と整列する構造とを備え、
    前記構造は、前記X線エネルギースペクトルを摂動させるよう構成され、少なくとも3つの領域を有し、
    各領域は、すぐ隣接する領域と異なり、前記X線エネルギースペクトルを異なって摂動させるよう構成されることを特徴とするX線検出器。
  35. 物質の材料特性を決定する方法であって、
    a)請求項1〜請求項33の何れか一項に記載されたX線画像装置内に前記物質を配置する工程と、
    b)前記X線源がX線エネルギースペクトルを前記共通の軸に沿って方向付けるようにする工程と、
    c)入射するX線波長光子を可視波長光子に変換させるよう構成された前記部材により放出された可視波長光子を分析する工程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  36. 前記検出器は画素化され、前記方法は画素毎の前記検出器により記録された可視波長光子の強度を記録し、前記記録された強度を隣接する画素の前記記録された強度と比較し、記録された強度の差を記録する工程をさらに含むことを特徴とする請求項35に記載の方法。
  37. 画素毎の前記検出器により記録された可視波長光子の強度を記録し、前記記録された強度を隣接する画素の前記記録された強度を比較し、記録された強度の差を前記装置に存在する物質なしで記録する工程を含むことを特徴とする請求項36に記載の方法。
  38. 請求項37に記載の方法の工程により決定された隣接する画素間の記録された強度の現在の差を比較する工程を含むことを特徴とする請求項37に記載の方法。
  39. 少なくとも1つの知られた材料に対する請求項38に記載の方法の工程に従い、差をデータベースに記憶させ、試験中の物質の記録された強度の差と知られた物質の記録された強度の差を比較する工程を含むことを特徴とする請求項38に記載の方法。
JP2014540550A 2011-11-08 2012-11-08 X線検知装置 Expired - Fee Related JP6196227B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB1119257.2 2011-11-08
GBGB1119257.2A GB201119257D0 (en) 2011-11-08 2011-11-08 X-ray detection apparatus
PCT/GB2012/052772 WO2013068745A2 (en) 2011-11-08 2012-11-08 X-ray detection apparatus

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015503090A JP2015503090A (ja) 2015-01-29
JP2015503090A5 JP2015503090A5 (ja) 2015-12-24
JP6196227B2 true JP6196227B2 (ja) 2017-09-13

Family

ID=45421439

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014540550A Expired - Fee Related JP6196227B2 (ja) 2011-11-08 2012-11-08 X線検知装置

Country Status (8)

Country Link
US (2) US9519068B2 (ja)
EP (1) EP2776861A2 (ja)
JP (1) JP6196227B2 (ja)
KR (1) KR20140103935A (ja)
CN (1) CN103975253B (ja)
GB (5) GB201119257D0 (ja)
TW (1) TWI586991B (ja)
WO (1) WO2013068745A2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB201308876D0 (en) * 2013-05-16 2013-07-03 Ibex Innovations Ltd X-Ray imaging apparatus and methods
KR102171020B1 (ko) * 2013-10-16 2020-10-29 삼성전자주식회사 엑스레이 흡수 필터를 갖는 엑스레이 시스템, 반도체 패키지, 및 트레이
DE102014205670A1 (de) * 2014-03-26 2015-10-01 Siemens Aktiengesellschaft Röntgenaufnahmesystem mit anpaßbarem Filter
US9684083B2 (en) * 2014-04-01 2017-06-20 General Electric Company X-ray detector panel
GB2529375A (en) * 2014-05-16 2016-02-24 Ibex Innovations Ltd Multi-pixel x-ray detector apparatus
GB2527505A (en) * 2014-06-20 2015-12-30 Kirintec Ltd X-ray imaging method and apparatus
KR20170080594A (ko) 2014-10-04 2017-07-10 아이벡스 이노베이션스 리미티드 스캐터링을 개선한 엑스레이 장치 및 그의 사용방법
CN105092617A (zh) * 2015-09-18 2015-11-25 重庆大学 一种基于x射线能谱ct和x射线荧光ct技术的双模态分子成像系统
CN109073768B (zh) 2016-02-19 2023-06-30 卡里姆·S·卡里姆 用于x射线检测器的系统和方法
CN105807329B (zh) * 2016-05-30 2019-05-17 公安部第一研究所 一种用于识别包裹中危险液体的x射线检测装置与方法
GB201703291D0 (en) 2017-03-01 2017-04-12 Ibex Innovations Ltd Apparatus and method for the correction of scatter in a radiographic system
EP3427664A1 (en) 2017-07-13 2019-01-16 Koninklijke Philips N.V. A device for scatter correction in an x-ray image and a method for scatter correction in an xray image
CN107833820A (zh) * 2017-11-30 2018-03-23 中国工程物理研究院激光聚变研究中心 一种新型单通道x射线二极管探测系统
EP3521862A1 (en) 2018-02-02 2019-08-07 Koninklijke Philips N.V. Multi-spectral x-ray detector
GB2608900B (en) 2018-08-31 2023-05-31 Ibex Innovations Ltd X-ray imaging system

Family Cites Families (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3965358A (en) * 1974-12-06 1976-06-22 Albert Macovski Cross-sectional imaging system using a polychromatic x-ray source
JPH07122670B2 (ja) * 1986-10-15 1995-12-25 化成オプトニクス株式会社 X線スペクトル測定装置
JPH04194695A (ja) * 1990-11-27 1992-07-14 Katashi Sasaki 積分吸収線量測定用フィルター及びこれを用いた放射線線量計
RU2003956C1 (ru) * 1991-10-09 1993-11-30 Геннадий Тимофеевич Кирин Преобразователь давлени
IL109143A (en) 1993-04-05 1999-03-12 Cardiac Mariners Inc X-rays as a low-dose scanning detector by a digital X-ray imaging system
IL117051A (en) * 1995-02-10 1999-08-17 Cardiac Mariners Inc X-ray imaging system
GB9704260D0 (en) 1997-02-28 1997-04-16 Gammex Rmi Ltd Improvements in and relating to X-Ray measurement
US5981959A (en) * 1997-12-05 1999-11-09 Xerox Corporation Pixelized scintillation layer and structures incorporating same
JPH11218579A (ja) * 1998-02-02 1999-08-10 Shimadzu Corp Ct用固体検出器
US6201850B1 (en) 1999-01-26 2001-03-13 Agilent Technologies, Inc. Enhanced thickness calibration and shading correction for automatic X-ray inspection
GB9914705D0 (en) * 1999-06-23 1999-08-25 Stereo Scan Systems Limited Castellated linear array scintillator system
JP2001013250A (ja) * 1999-06-30 2001-01-19 Toshiba Corp 汚染検査装置
DE50015405D1 (de) * 1999-11-30 2008-11-27 Philips Intellectual Property Gitter zur Absorption von Röntgenstrahlen
IL140460A0 (en) * 1999-12-30 2002-02-10 Ge Med Sys Global Tech Co Llc Methods and apparatus for variable thickness multislice ct imaging
GB2409270B (en) 2000-08-03 2005-09-21 Cambridge Imaging Ltd Improvements in and relating to material identification using x-rays
FR2820966B1 (fr) 2001-02-16 2003-04-04 Commissariat Energie Atomique Procede de radiographie a double energie, et dispositif de calibration pour ce procede
US6516044B1 (en) * 2001-10-23 2003-02-04 Ge Medical Systems Global Technology Co., Llc Scintillation apparatus and method of light collection for use with a radiation emitting medical imaging scanner
JP4376773B2 (ja) * 2002-05-09 2009-12-02 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ Ct用マルチアレイ検出システム
DE10237546B4 (de) * 2002-08-16 2007-11-29 Siemens Ag Röntgen-Computertomographie-Gerät mit Filter
US6907101B2 (en) * 2003-03-03 2005-06-14 General Electric Company CT detector with integrated air gap
JP2004271333A (ja) * 2003-03-07 2004-09-30 Hamamatsu Photonics Kk シンチレータパネル、イメージセンサ及びエネルギー弁別器
US9113839B2 (en) * 2003-04-25 2015-08-25 Rapiscon Systems, Inc. X-ray inspection system and method
US7709805B2 (en) * 2003-08-01 2010-05-04 General Electric Company Method for generating optical anisotropy in scintillators using pulsed lasers
US7009181B1 (en) * 2004-08-31 2006-03-07 Battelle Memorial Institute Apparatus and method for OSL-based, remote radiation monitoring and spectrometry
US7260174B2 (en) 2004-09-13 2007-08-21 General Electric Company Direct conversion energy discriminating CT detector with over-ranging correction
EP1810011A2 (en) * 2004-10-14 2007-07-25 Eklin Medical Systems, Inc. Polychromic digital radiography detector with patterned mask for single-exposure energy-sensitive x-ray imaging
DE102005010077B4 (de) * 2005-03-04 2007-09-20 Siemens Ag Detektor mit einem Szintillator und bildgebendes Gerät, aufweisend einen derartigen Detektor
GB0904236D0 (en) 2009-03-12 2009-04-22 Cxr Ltd X-ray scanners and x-ray sources thereof
US7362849B2 (en) 2006-01-04 2008-04-22 General Electric Company 2D collimator and detector system employing a 2D collimator
DE102006017291B4 (de) * 2006-02-01 2017-05-24 Paul Scherer Institut Fokus/Detektor-System einer Röntgenapparatur zur Erzeugung von Phasenkontrastaufnahmen, Röntgensystem mit einem solchen Fokus/Detektor-System sowie zugehöriges Speichermedium und Verfahren
WO2007125691A1 (ja) * 2006-04-28 2007-11-08 Hitachi Medical Corporation X線画像診断装置
GB0716045D0 (en) * 2007-08-17 2007-09-26 Durham Scient Crystals Ltd Method and apparatus for inspection of materials
WO2008142446A2 (en) 2007-05-17 2008-11-27 Durham Scientific Crystals Ltd Energy dispersive x-ray absorption spectroscopy in scanning transmission mode involving the calculation of the intensity ratios between successive frequency bands
JP2009028100A (ja) * 2007-07-24 2009-02-12 Samii Kk 遊技球の製造方法及び当該製造方法により製造された遊技球を用いた弾球遊技機
JP2009028110A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc X線ct装置及びそれに使用するフィルタ板
DE102007058447A1 (de) 2007-12-05 2009-06-10 Siemens Ag Röntgendetektor, Röntgengerät und Verfahren zur Erfassung einer Röntgenstrahlung
GB0806602D0 (en) 2008-04-11 2008-05-14 Durham Scient Crystals Ltd Imaging apparatus and method
GB0807474D0 (en) 2008-04-24 2008-12-03 Durham Scient Crystals Ltd Determination of Composition of Liquids
JP4847568B2 (ja) * 2008-10-24 2011-12-28 キヤノン株式会社 X線撮像装置およびx線撮像方法
KR101504491B1 (ko) * 2008-12-02 2015-03-23 삼성전자주식회사 엑스선 영상 획득 장치 및 엑스선 영상 획득 방법, 센서 및이미징 장치
RU2493529C2 (ru) 2009-03-30 2013-09-20 Директор Дженерал, Дифенс Рисёч Энд Девелопмент Организейшен Мобильная ракетная пусковая установка и способ запуска ракеты
WO2010136790A1 (en) 2009-05-26 2010-12-02 Durham Scientific Crystals Limited Method for the identification of materials in a container
CN101937094B (zh) 2009-06-30 2014-03-26 同方威视技术股份有限公司 双能x射线阵列探测器
JP2011137665A (ja) 2009-12-26 2011-07-14 Canon Inc シンチレータパネル及び放射線撮像装置とその製造方法、ならびに放射線撮像システム
GB201004121D0 (en) * 2010-03-12 2010-04-28 Durham Scient Crystals Ltd Detector device, inspection apparatus and method
JP5646906B2 (ja) * 2010-08-06 2014-12-24 キヤノン株式会社 X線装置およびx線測定方法
DE102010040578A1 (de) * 2010-09-10 2012-03-15 Siemens Aktiengesellschaft Röntgendetektor
EP2625546A2 (en) * 2010-10-07 2013-08-14 H. Lee Moffitt Cancer Center And Research Institute, Inc. Method and apparatus for detection of radioactive isotopes
US20130223595A1 (en) * 2010-11-08 2013-08-29 Koninklijke Philips Electronics N.V. Grating for phase contrast imaging
WO2013187012A1 (en) * 2012-06-15 2013-12-19 Canon Kabushiki Kaisha X-ray apparatus and x-ray measurement method

Also Published As

Publication number Publication date
WO2013068745A3 (en) 2013-07-18
GB201220128D0 (en) 2012-12-26
GB2533233B (en) 2016-08-17
US9784851B2 (en) 2017-10-10
GB2532897A (en) 2016-06-01
TW201337310A (zh) 2013-09-16
CN103975253B (zh) 2018-07-10
TWI586991B (zh) 2017-06-11
GB2533233A (en) 2016-06-15
GB201119257D0 (en) 2011-12-21
US20140321616A1 (en) 2014-10-30
GB2498615B (en) 2016-06-15
GB2532634A (en) 2016-05-25
US20170074991A1 (en) 2017-03-16
CN103975253A (zh) 2014-08-06
US9519068B2 (en) 2016-12-13
KR20140103935A (ko) 2014-08-27
GB2532634B (en) 2016-08-17
GB201602220D0 (en) 2016-03-23
GB2498615A (en) 2013-07-24
WO2013068745A2 (en) 2013-05-16
GB201602216D0 (en) 2016-03-23
GB2532897B (en) 2016-08-31
GB201602219D0 (en) 2016-03-23
EP2776861A2 (en) 2014-09-17
JP2015503090A (ja) 2015-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6196227B2 (ja) X線検知装置
CN105510363B (zh) 双能探测器装置、系统及方法
WO2008018534A1 (fr) détecteur de rayons gamma
US7263161B2 (en) Analysis device with variably illuminated strip detector
US11320544B2 (en) Multi-spectral X-ray detector
JP2009053104A (ja) 放射線位置検出器
AU2001242943B2 (en) A method and a device for radiography and a radiation detector
US8648314B1 (en) Fast neutron imaging device and method
JP2005208057A (ja) ガンマ線検出器及びガンマ線撮像装置
US10180506B2 (en) Multi-spectral x-ray detection apparatus
US20050111627A1 (en) Method of shielding scattered radiation in front of a detector array
US11971511B2 (en) Panel radiation detector comprising a plurality of adjoining plastic scintillator slabs and a plurality of silicon photomultiplier (SiPM) sensors
WO2014184573A9 (en) Multi-pixel x-ray detector apparatus
GB2529375A (en) Multi-pixel x-ray detector apparatus
CN115993373B (zh) X射线成像装置、滤波结构及其制造方法
JP5777875B2 (ja) 可視化装置および可視化方法
JP5378926B2 (ja) 放射線測定装置
US20100264318A1 (en) Scintillator-block capable of efficient absorption of X-ray energy
WO2024084314A1 (en) Double light output scintillation structure for scintigraphic investigations
WO2010113280A1 (ja) 放射線鉛フィルター、放射線検出器の性能評価方法及び放射線検出器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151106

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160920

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20161220

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170718

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170817

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6196227

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees