JP6195066B2 - 照明器具 - Google Patents
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Description
図12に示すように、特許文献1に記載の照明器具(照明装置)100は、浴室ユニット101の天井102に取り付けて使用される。
天井102は、2枚の天井材103で構成されており、両天井材103の間には、天井裏に突出して下面が浴室内に露出する2枚の保持片104が取り付けられている。照明器具100は、2枚の保持片104の間に保持される。
導光部材105の上部には、導光部材105の上端面に対向するLED光源107を有する光源ユニット106が取り付けられている。
従って、光源ユニット106のLED光源107から発せられた光は、導光部材105の上端面に入射され、導光部材105の下端面から浴室内に照射される。これにより、浴室内は、直線状の照明器具100によって照明される。
また、出射面が天井に面一で露出して光を出射するため、配光制御が困難であり、光に広がりがないという問題があった。
以下、本発明に係る第1実施形態の照明器具について、図面を用いて説明する。
図1および図2に示すように、第1実施形態の照明器具10Aは、第1造営材である壁面12と、この壁面12に対して交差する第2造営材である天井面11との交差部分Rに用いることができる。
なお、以下の説明においては、照明器具10Aを、壁面12と天井面11との交差部分Rに取り付けた状態で、天井面11側を「上」、天井面11と反対側を「下」、照明器具10Aが取り付けられた壁面12側を「後」、壁面12と反対側を「前」として説明する。
器具本体20は、天井面11に対向する上板23と、上板23の下方に対向する下板24を有する。上板23と下板24は、前板22および後板21で連結されている。
器具本体20を壁面12と天井面11との交差部分Rに取り付けるには、ここでは、上板23を天井面11に取り付けるとともに後板21を壁面12に取り付けているが、上板23または後板21の一方のみを取り付けることもできる。
これにより、光源30は、天井面11とは反対側の下方に向かって、直線状に光を照射する。
なお、器具本体20は、天井面11に壁面12と平行に取り付けられるので、光源30は、壁面12の面方向に対して平行な直線状の光を発する。
導光部材40Aは、導光部材40Aの厚み方向(すなわち、前後方向)に対して交差し、かつ、壁面12に対して反対側を向く第1面41と、第1面41に対して反対側の壁面12を向く第2面42を有する。
ここでは、第1面41は導光部材40Aの前面であり、第2面42は導光部材40Aの後面である。
入射端面43には、光学フィルム44が取り付けられており、LED32からの光を拡散して導光部材40Aに入射させ、LED32の粒々感を減少させている。
これにより、導光部材40Aから照射された光が使用者Mの目に入っても、眩しさを減少させることができる(図5参照)。
なお、開放端面45の傾斜角度θは、例えば、45°程度とすることができる。
従って、導光部材40Aの内部を導光されて先端に達した光は、傾斜した開放端面45で反射して後方に照射されるので、後方である壁面12側に照射される光が多くなる(図5参照)。
図3に示すように、リブ46は、例えば、LED基板31に対して平行に延びる円柱の一部を、前後方向に隙間なく並べて形成することができる。リブ46は、導光部材40Aの長手方向(図3において左右方向)の全長に設けられている。
なお、第2面42において器具本体20の内部に挿入されて支持される端部(上端部)には、リブ46を設ける必要はない(図2参照)。
これにより、図5に示すように、導光部材40Aから発せられた光は、後方に広く照射されて壁面12で反射して、間接照明として使用者Mを照らすので、眩しさを減少させることができる。
照明器具10Aは、壁面12に対して交差する天井面11の面方向に沿って配置され、壁面12の面方向に対して平行な方向に光を出射する線状の光源30を有する。光源30の照射方向前方(下方)には、光源30に入射端面43を向けて配置され、壁面12に対して平行な帯板状の導光部材40Aを有する。
導光部材40Aは、入射端面43に対して交差するとともに、導光部材40Aの厚み方向に対して交差し、かつ、壁面12に対して反対側を向く第1面41と、第1面41に対して反対側の壁面12を向く第2面42とを有する。
このため、リブ46の働きにより、リブ46が設けられた側の照明光を配光制御して容易に広げることができる。
また、照明器具10Aを天井面11と壁面12の交差部分Rに取り付ける際に、天井面11の裏側や壁面12の裏側に照明器具10Aを収容する空間が必要でないため、天井面11と壁面12の交差部分Rに容易に後付けすることができる。
これにより、壁面12で光を反射させて、前方や下方を照らす間接照明を容易に得ることができる。
次に、第2実施形態の照明器具について、図面を用いて説明する。
なお、前述した第1実施形態の照明器具10Aと共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図6に示すように、第2実施形態の照明器具10Bでは、リブ46が導光部材40Bの第1面41に設けられている。ここでは、開放端面45に、第1面41側の稜線411よりも第2面42側の稜線421が下方に突出するような傾斜を設けているため、導光部材40Bは、前述した第1実施形態の導光部材40Aとは別個に形成される。
また、開放端面45に傾斜面が設けられていない場合や、傾斜の向きが逆の場合には、前述した第1実施形態の照明器具10Aの導光部材40Aを前後逆に器具本体20に取り付けることにより、第2実施形態の照明器具10Bを得ることができる。
これにより、導光部材40Bから発せられた光は、前方および下方に広く照射されて、直接照明として使用者Mを照らすことができる。
第2実施形態の照明器具10Bは、導光部材40Bの第1面41にリブ46を設けたので、壁面12とは反対側の前方への光を配光制御して、容易に光を広げて照射することができる。
なお、第1面41から前方へ照射される光は、リブ46によって広げられているので、使用者Mの目に入っても、眩しくない直接照明を得ることができる。
次に、第3実施形態の照明器具について、図面を用いて説明する。
なお、前述した第1実施形態の照明器具10Aおよび第2実施形態の照明器具10Bと共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図7に示すように、第3実施形態の照明器具10Cは、例えば廊下13の壁面14に、廊下13に沿って予め設けられている凹部15の内部に埋め込んで使用することができる。
ここでは、壁面14の上端部および下端部に設けられている場合を例示しているが、いずれか一方でも適用可能である。
なお、壁面14の上端部に設けられている照明器具10Cと、下端部に設けられている照明器具10Cとは、同じ照明器具10Cが上下反転したものである。従って、以下の説明においては、壁面14の上端部に設けられている照明器具10Cについて主に説明する。
器具本体20は、下壁153に取り付けられており、導光部材40Cは、光源30に入射端面43を向けて第1造営材である奥壁151に対して平行に取り付けられている。
また、リブ46が設けられている第2面42は、奥壁151に対向しているが、反対側すなわち廊下13側に向けることも可能である。
また、下側の照明器具10Cは、廊下13の床面を照明するので、足元灯として用いることができる。
次に、第4実施形態の照明器具について、図面を用いて説明する。
なお、前述した第1実施形態の照明器具10Aないし第3実施形態の照明器具10Cと共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図9に示すように、第4実施形態の照明器具10Dに用いられる導光部材40Dでは、第1面41は先端(下方)に向かって第2面42側に傾斜している(図9中矢印A参照)。また、第2面42は先端(下方)に向かって第1面41側に傾斜している(図9中矢印B参照)。
従って導光部材40Dは、全体として先細りの楔形状を呈している。
また、図9においては、第2面42にリブ46を設けた場合を示しているが、第1面41にリブ46を設けることもできる。
さらに、全体を楔形状とすることにより、第1面41および第2面42の全面から略均一に光を照射することができる。
なお、以下の説明においては、第1実施形態の照明器具10Aないし第4実施形態10Dにおいて、照明器具10A、10B、10C、10Dは「照明器具10」と、導光部材40A、40B、40C、40Dは「導光部材40」と総称する。
例えば、前述した各実施形態においては、粒状のLED32を直線状に配置した光源30について例示したが、本発明では、光源30として直線状のライン型のLEDを用いることもできる。
図10(A)には、山型形状のリブ461を用いた導光部材40を示す。また、図10(B)には、鋸刃状のリブ462を用いた導光部材40を示す。
また、前述したリブ46、461、462では、等間隔で設けた場合を示したが、リブ間隔を、先端(前側)に行くほど小さくすることもできる。
この際、図10(C)に示すように、リブ46の形状自体を相似形で小さくすることにより、間隔を小さくすることができる。あるいは、断面が円の一部の場合には、直径を小さくすることにより、間隔を小さくすることができる。
これにより、導光部材40内部を導光された光は、透過部471では全反射により導光され、不透過部472に到達した光のうちの一部の光は拡散透過し、導光斜め方向に出射され、それ以外の光は拡散反射し、界面での屈折を経由して導光斜め方向に出射される。なお、導光斜め方向とは図4に示す配光を意味する。また、不透過部472はわずかでも不透過、すなわち透過率が透過部471よりも低ければ良いが、不透過部472の透過率が高すぎる(透過部471の透過率に近い)と効果を得られなくなるので、不透過部472の透過率は、透過部471に対して0%を越え50%以下の透過率が好ましく、特に透過率が約50%を有することが、一層好ましい。
このように、リブ46の断面形状を変えたり印刷部47を設けることにより、照明器具10から照射される照明光の配光を制御することができる。印刷部47は、ドット(点)等により、透過部と不透過部とを形成してもよい。なお、ドット以外にライン状の不透過部としてもよい。また、透過率はドット等の不透過部を、粗くあるいは密に適宜印刷し調整するようにしてもよい。
このように、リブ46が設けられた面をどちら側に向けることも可能であり、リブ46を設けた面をどちらに向けるかで配光制御が若干異なるものの、全体として同様に光を照射できる。
11 天井面(第2造営材)
12 壁面(第1造営材)
151 奥壁(第1造営材)
152 上壁(第2造営材)
30 光源
40A、40B、40C、40D 導光部材
41 第1面
42 第2面
43 入射端面
46 リブ
Claims (3)
- 第1造営材に対して交差する第2造営材の面方向に沿って配置され、前記第1造営材の面方向に対して平行な方向に光を出射する線状の光源と、
前記光源に入射端面を向けて配置され、前記第1造営材に対して平行な帯板状の導光部材と、を備え、
前記導光部材における前記入射端面に対して交差するとともに、前記導光部材の厚み方向に対して交差し、かつ、前記第1造営材に対して反対側を向く第1面と、
前記第1面に対して反対側の前記第1造営材を向く第2面とのうちの少なくとも一方に前記光源の連続方向に対して平行な複数のリブが設けられており、
前記導光部材における前記入射端面とは反対側の開放端面が、前記第1面および前記第2面に対して交差するとともに、前記第1面側の稜線よりも前記第2面側の稜線が前記入射端面に対して突出する傾斜面である照明器具。 - 請求項1に記載の照明器具において、
前記リブが前記第2面に設けられている照明器具。 - 請求項1に記載の照明器具において、
前記リブが前記第1面に設けられている照明器具。
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