JP6193205B2 - 横形製袋充填機におけるマーク位置補正装置 - Google Patents

横形製袋充填機におけるマーク位置補正装置 Download PDF

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本発明は、フィルムに付されたマークに基づき包装する横形製袋充填機に関する。
帯状フィルムを成形して筒状にしたフィルムに物品を所定間隔ごと内包して、前後の物品の間で横シールを施す横形製袋充填機による包装においては、包装する物品の大きさなどに対して1包装分を示すマークを付したフィルムの伸びや新旧フィルムロール交換などによってマーク間隔が不均一になったフィルムを使用することがあり、このようにマーク間隔が不均一なフィルムを使用するとマークに対する横シール位置がずれるなどの問題が生じることが知られている。
このような問題を防ぐための対策として、例えば、特許文献1においては、マークに対し横シール位置を適正にするために、位置ずれが生じているマークがシール位置の直前に移動するまでの間は、位置ずれが生じているマークに対して横シール位置の修正を行わず、シール位置の直前に到達してから、位置ずれが生じているマークに対して横シール位置を適切な関係になるようにフィルム移送速度を制御し位置の補正を行っている。
特開平06−263110号公報
しかし、特許文献1では、マークと横シール位置の関係を修正しても、マークや横シール位置に対し物品の位置がずれるため、横シールを施す際に、物品の噛込みが生じ易くなっている。即ち、マークの位置や横シールを施す位置に対して物品の位置が考慮されておらず、良好に包装し得る対策とはいえない。
而して、本発明は、マークの位置がずれた際にも良好に包装し得る横形製袋充填機におけるマーク位置補正装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の横形製袋充填機におけるマーク位置補正装置は次の手段をとる。
先ず、請求項1に係る発明は、引き出したフィルム(F)を移送するフィルム移送手段(12)と、1包装分のフィルム(F)ごとに付されたマーク(M)をフィルム移送中に所定の検知位置(CP)で順次検知する検知手段(26)と、移送しながら成形されるフィルム(F)への受け渡し位置(X)に向けて物品(W)を搬送し該フィルム(F)に所定間隔ごとに供給する物品供給手段(18)と、フィルム(F)に供給された物品(W)の前後位置で該フィルム(F)の移送方向に交差する向きに沿って横シールを施す横シール手段(34)と、前記フィルム移送手段(12)と前記物品供給手段(18)と前記横シール手段(34)の夫々についての駆動指令情報(102J、104J、106J)を生成する制御手段(40)を備え、該制御手段(40)は、前記検知手段(26)による検知情報とフィルム移送量に関する情報から得た前記検知位置(CP)における1包装長さのフィルム(F)におけるマーク(M)の位置ずれ量(図4C列、図5F列)に関する情報と、前記検知位置(CP)から前記受け渡し位置(X)までの前記マーク(M)が検知された所定包装分(N1)のフィルム(図3F6〜F9)のうち、最後方のフィルム(F9)を前記受け渡し位置(X)に移送する間に該最後方のフィルム(F9)より先行している各フィルム(F6〜F8)のマーク(M6〜M8)と物品(W)との位置ずれをフィルム移送により修正する際に生じる予定の前記最後方のフィルム(F9)のマーク(M9)についてのずれ量に、そのマークの前記位置ずれ量を加えて、該最後方のフィルム(F9)のマーク(M9)についての累積ずれ量(図4G列、図5J列)に関する情報として、夫々のフィルム(F)のマーク(M)について生成すると共に、特定のフィルム(図4F9、図5F27)についての前記累積ずれ量(図4G列、図5J列)が所定値(N3)を越える際は、該累積ずれ量(図4G列、図5J列)を所定値以下のずれ量に分割し、分割したずれ量の一つを前記特定のフィルム(図4F9、図5F27)についての前記累積ずれ量(図4G列、図5J列)に関する情報に置換し、分割した残りのずれ量を特定のフィルム(図4F9、図5F27)より少なくとも1つ後のフィルム(図4F10、図5F28)についての前記累積ずれ量に合わせて前記累積ずれ量(図4G列,図J5列)に関する情報を生成する生成手段(42)と、前記受け渡し位置(X)のフィルム(図3F6)から次に横シールを施す位置(Y)にある所定包装分(N2)のフィルム(図3F1〜F6)の各マーク(図3M1〜M6)についての前記累積ずれ量を足し合わせて前記受け渡し位置(X)におけるフィルム(図3F6)のマーク(図3M6)が、横シールを施す位置(Y)に到来する際の設定されたマークの位置に対しどの程度ずれているかを示す第2累積ずれ量(図4I列)に関する情報として生成する、或いは、前記受け渡し位置(X)のフィルム(F)から次に横シールを施す位置(Y)にある所定包装分のフィルムのそれぞれのマークについての前記累積ずれ量と、該所定包装分のフィルムのそれぞれのマークについて1包装長さのフィルムにおけるマークの位置ずれ量に関する情報を得るにあたって該1包装長さを変動させるにはその修正量(図5L列)の夫々を足し合わせて前記受け渡し位置(X)におけるフィルム(図3F6)のマークが、横シールを施す位置(Y)に到来する際の設定されたマークの位置に対してどの程度ずれているかを示す第2累積ずれ量(図5M列)に関する情報として生成する第2生成手段(44)と、前記生成手段(42)が生成した前記マーク(M)についての累積ずれ量(図4G列、図5J列)に関する情報と前記フィルム移送量に関する情報に基づき前記受け渡し位置(X)に到来するマーク(M)と前記物品(W)との位置ずれを減らし得るよう、前記フィルム移送手段(12)又は前記物品供給手段(18)の前記駆動指令情報(102J、104J)を補正すると共に、前記第2生成手段(44)が生成した前記マーク(M)についての第2累積ずれ量(図4I列、図5M列)に関する情報と前記フィルム移送量に関する情報に基づき、横シールを施す際の前記横シールを施す位置(Y)における設定されたマークの位置に対する実際の前記マーク(M)の位置ずれを抑制し得るよう、前記横シール手段(34)又は前記フィルム移送手段(12)の駆動についての前記駆動指令情報(106J,102J)を補正する補正手段(46)を備えたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、生成手段(42)が生成した受け渡し位置(X)におけるそれぞれのマーク(M)と物品(W)との累積ずれ量(図4G列、図5J列)に関する情報とフィルム移送量に関する情報に基づき、補正手段(46)が駆動指令情報(102J,104J)の補正を行い、第2生成手段(44)が生成した夫々のマーク(M)についての第2累積ずれ量(図4I列、図5M列)に関する情報とフィルム移送量に関する情報に基づき補正手段(46)が駆動指令情報(102J、106J)の補正を行うことから、横シールを施す際に物品を噛み込むことなく、マーク(M)に対し適正な位置に横シールを施すことができる。
なお、この請求項1に係る発明における生成手段(42)は、累積ずれ量が所定値(N3)を越える際は、該累積ずれ量を所定値以下のずれ量に分割する。そして、分割したずれ量の一つを特定のフィルム(図4F9,図5F28)についての前記累積ずれ量に関する情報に置換し、分割した残りのずれ量を特定のフィルム(図4F9,図5F28)より1つ後のフィルム(図4F10,図5F29)についての累積ずれ量に合わせて累積ずれ量に関する情報を生成する。これにより物品(W)の噛み込みが生じることがない範囲で物品(W)をフィルム(F)の中央側に寄せるように累積ずれ量を生成することになり、前回(前行)と今回の第2累積ずれ量の変化幅を小さくすることができる。
次に、請求項2に係る発明は、引き出したフィルム(F)を移送するフィルム移送手段(12)と、1包装分のフィルム(F)ごとに付されたマーク(M)をフィルム移送中に所定の検知位置(CP)で順次検知する検知手段(26)と、移送しながら成形されるフィルム(F)への受け渡し位置(X)に向けて物品(W)を搬送し該フィルム(F)に所定間隔ごとに供給する物品供給手段(18)と、フィルム(F)に供給された物品(W)の前後位置で該フィルム(F)の移送方向に交差する向きに沿って横シールを施す横シール手段(34)と、前記フィルム移送手段(12)と前記物品供給手段(18)と前記横シール手段(34)の夫々についての駆動指令情報(102J、104J、106J)を生成する制御手段(40)を備え、該制御手段(40)は、前記検知手段(26)による検知情報とフィルム移送量に関する情報から得た前記検知位置(CP)における1包装長さのフィルム(F)におけるマーク(M)の位置ずれ量(図4C列、図5F列)に関する情報と、前記検知位置(CP)から前記受け渡し位置(X)までの前記マーク(M)が検知された所定包装分(N1)のフィルム(図3F6〜F9)のうち、最後方のフィルム(F9)を前記受け渡し位置(X)に移送する間に該最後方のフィルム(F9)より先行している各フィルム(F6〜F8)のマーク(M6〜M8)と物品(W)との位置ずれをフィルム移送により修正する際に生じる予定の前記最後方のフィルム(F9)のマーク(M9)についてのずれ量に、そのマークの前記位置ずれ量を加えて、該最後方のフィルム(F9)のマーク(M9)についての累積ずれ量(図4G列、図5J列)に関する情報として、夫々のフィルム(F)のマーク(M)について生成する生成手段(42)と、前記受け渡し位置(X)のフィルム(図3F6)から次に横シールを施す位置(Y)にある所定包装分(N2)のフィルム(図3F1〜F6)の各マーク(図3M1〜M6)についての前記累積ずれ量を足し合わせて前記受け渡し位置(X)におけるフィルム(図3F6)のマーク(図3M6)が、横シールを施す位置(Y)に到来する際の設定されたマークの位置に対しどの程度ずれているかを示す第2累積ずれ量(図4I列)に関する情報として生成する、或いは、前記受け渡し位置(X)のフィルム(F)から次に横シールを施す位置(Y)にある所定包装分のフィルムのそれぞれのマークについての前記累積ずれ量と、該所定包装分のフィルムのそれぞれのマークについて1包装長さのフィルムにおけるマークの位置ずれ量に関する情報を得るにあたって該1包装長さを変動させるにはその修正量(図5L列)の夫々を足し合わせて前記受け渡し位置(X)におけるフィルム(図3F6)のマークが、横シールを施す位置(Y)に到来する際の設定されたマークの位置に対してどの程度ずれているかを示す第2累積ずれ量(図5M列)に関する情報として生成する第2生成手段(44)と、前記生成手段(42)が生成した前記マーク(M)についての累積ずれ量(図4G列、図5J列)に関する情報と前記フィルム移送量に関する情報に基づき前記受け渡し位置(X)に到来するマーク(M)と前記物品(W)との位置ずれを減らし得るよう、前記フィルム移送手段(12)又は前記物品供給手段(18)の前記駆動指令情報(102J、104J)を補正すると共に、前記第2生成手段(44)が生成した前記マーク(M)についての第2累積ずれ量(図4I列、図5M列)に関する情報と前記フィルム移送量に関する情報に基づき、横シールを施す際の前記横シールを施す位置(Y)における設定されたマークの位置に対する実際の前記マーク(M)の位置ずれを抑制し得るよう、前記横シール手段(34)がフィルム(F)から離間している際の前記横シール手段(34)又は前記フィルム移送手段(12)の駆動についての前記駆動指令情報(106J,102J)を補正する補正手段(46)を備えたことを特徴とする。
請求項2に係る発明によれば、生成手段(42)が生成した受け渡し位置(X)におけるそれぞれのマーク(M)と物品(W)との累積ずれ量(図4G列、図5J列)に関する情報とフィルム移送量に関する情報に基づき、補正手段(46)が駆動指令情報(102J,104J)の補正を行い、第2生成手段(44)が生成した夫々のマーク(M)についての第2累積ずれ量(図4I列、図5M列)に関する情報とフィルム移送量に関する情報に基づき補正手段(46)が駆動指令情報(102J、106J)の補正を行うことから、横シール手段(34)による物品(W)の噛み込みを防ぐと共に、マーク(M)に対し適正な位置に横シールを施すことができる。
そして、補正手段(46)が補正した駆動指令情報(106J,102J)は、横シール手段(34)がフィルム(F)から離間している際の横シール手段(34)又はフィルム移送手段(12)の駆動指令情報(106J,102J)であることから、マーク位置ずれに起因するフィルム(F)の移送が横シール手段(34)によって阻害されることなく、横シール手段(34)とマーク(M)との位置の関係を良好に補正して横シールを施すことができる。
次に、請求項1又は請求項2に従属する請求項3に係る発明は、前記横シール手段(34)は、フィルム(F)に対して接離する一対のシール体(34A、34B)を有し、該両シール体(34A、34B)がフィルムFを挟持しながらフィルム(F)と同じ速度でフィルム移送方向に移動し、フィルム(F)から離間した際に前記第2生成手段(44)による第2累積ずれ量(図4I列、図5M列)に関する情報に基づき前記補正手段(46)が補正した前記駆動指令情報(106J、102J)によって横シールを施す際の前記横シールを施す位置(Y)と前記マーク(M)との位置ずれを抑制し得るようサーボモータ(54、50)を加減速させることを特徴とする。
請求項3に係る発明によれば、横シール手段(34)における一対のシール体(34A,34B)がフィルム(F)を挟持しながらフィルム(F)と同じ速度で移動することから、フィルム(F)に皺などが発生し難くなり良好に横シールを施すことができると共に、フィルム(F)から離間した際にサーボモータ(54、50)を加減速させてマーク(M)に対して横シールの位置ずれを抑制することができる。
次に、請求項1から請求項3のいずれかの請求項に従属する請求項4に係る発明は、前記補正手段(46)は、前記生成手段(42)によって生成した累積ずれ量(図4G列、図5J列)に関する情報と前記フィルム移送量に関する情報に基づき、前記マーク(M)と前記物品(W)との位置ずれを減らし得るよう、前記フィルム移送手段(12)の駆動指令情報(102J)のみを補正すると共に、前記第2生成手段(44)によって生成した第2累積ずれ量(図4I列、図5M列)に関する情報と前記フィルム移送量に関する情報に基づき、横シールを施す際の前記横シールを施す位置(Y)と前記マーク(M)との位置ずれを抑制し得るよう前記横シール手段(34)の駆動指令情報(106J)のみを補正することを特徴とする。
請求項4に係る発明によれば、前記補正手段(46)による物品(W)との位置ずれの補正はフィルム移送手段(12)の駆動指令情報(102J)のみの補正を行い、横シールを施す際の補正は横シール手段(34)の駆動指令情報(106J)のみの補正を行う。これにより、物品(W)が載り移ったフィルム(F)の移送速度を急変させる頻度を下げることができる。このため、フィルム(F)に乗り移った物品(W)が横シールを施す位置(Y)に向けて移動する際に、フィルム(F)の移送速度の急変に起因したフィルム上における物品(W)の滑り量を抑えることができることから、横シール手段(34)を噛み込むことなく良好に包装することができる。
次に、請求項1から請求項4のいずれかの請求項に従属する請求項5に係る発明は、前記生成手段(42)により生成されたマーク(図5M6)の位置ずれ量(図5F列−0.2)に関する情報は、検知により得られた1包装長さの情報(図5B列250)と、該マーク(F6)より先行したマーク(図5M3)の1包装長さ(図5B列250.2)の情報との差に基づき生成された変動値V(図5C列250.2)であることを特徴とする。
請求項5に係る発明によれば、生成手段(42)により生成されるマークの位置ずれ量(図5F列)に関する情報は、検知により得られた1包装長さ(図5B列)の情報と、先行したマークの1包装長さ(図5B列)の情報との差に基づき生成された変動値V(図5C列)であることから、例えば、一つのフィルム供給源10において夫々のマーク(M)の位置ずれ幅が同じ程度の幅で定常的に安定している場合には、変動幅(V)がその定常的に安定したずれ幅に向けて徐々に変動した後、その定常的に安定したずれ幅付近で安定するため、物品(W)が乗り移ったフィルム(F)の移送速度を急変させる頻度を下げることができる。
請求項1、請求項1に従属する請求項3のみ、請求項1に従属する請求項4のみ、及び請求項1に従属する請求項5のみのいずれかの請求項に従属する請求項6に係る発明は、前記生成手段(42)により生成された累積ずれ量が所定値(N3)を越えたことに起因して分割して設定された累積ずれ量に対応した1包装分のフィルムで包装された包装品を排除する排除手段を備えることを特徴とする。
請求項6に係る発明によれば、累積ずれ量を設定値以下のずれ量に分割して包装した包装品は、当該包装品が異常である可能性が高いことから、かかる場合の包装品を不適切品とみなして排除手段により排除することができる。
上記本発明の手段によれば、マークのずれ量を考慮して該マークと物品との位置及び該マークと横シールを施す位置の夫々の関係を適正な位置に近づけて良好に包装し得る横形製袋充填機におけるマーク位置補正装置を提供することができる。
横形製袋充填機の概略構成を模式的に表した略体図である。 本実施形態の制御内容を示すブロック図である。 横形製袋充填機における各部位と各マークとの関係を示す図である。 第1実施形態における各マークの位置の関係を示す図である。 第2実施形態における各マークの位置の関係を示す図である。 マークがフィルム移送方向前方にある場合の横形製袋充填機における各部位と各マークとの関係を示す図である。
本発明で例示する包装機は、図1に示すように、フィルム移送手段としてのフィルム供給手段12によって引き出したフィルム供給源10の帯状のフィルムFを製袋手段14に移送し、そのフィルムFを製袋手段14で筒状に成形して縦シール手段16によって縦シールを施し、物品供給手段としての供給コンベヤ18から物品Wを所定間隔毎に成形中のフィルムF中の所定位置に(マークMに対する距離が一定に)なるように供給してフィルムF中の物品Wの前後位置で、上下に対向する横シール手段34における一対のシール体34A,34BでフィルムFを挟持して筒状成形されたフィルムFの移送方向に対し交差する左右方向に横シールを施すと共にシール体34A,34Bに埋設されたカッタ36でフィルムFを切断して連続的にピロー包装品を得る横形製袋充填機である。
フィルム供給手段12は、サーボモータ50によってフィルムFを挟持する一対のローラを回転駆動して予め入力設定された包装の処理速度に合うようフィルムFを連続的に引き出するものであり、そのサーボモータ50の回転駆動は、フィルム供給源10と製袋手段14との間のフィルム移送路24における1包装分ごとにフィルムFに付したマークMを検知する検知手段26による検知した情報と、サーボモータ50に付設したエンコーダ28から得たパルス情報(フィルム移送量に関する情報)などに基づきなされる。
供給コンベヤ18は、チェーンなど無端索体の外周に一定間隔で配設された各押送体20で各物品Wを搬送方向に一定の速度で押送し物品Wを成形中のフィルムに向けて搬送する。
横シール手段34は、サーボモータ54の駆動によって一対のシール体34A,34BがフィルムFを挟持しながらフィルムFと同じ速度で物品の搬送方向における下流(ここではフィルム移送方向下流と同じである)に向けて一定の時間移動しながら横シールを施した後、移動する前の位置に復帰する。いわゆる、本実施形態ではボックスモーションタイプと称される横シール手段34が用いられている。
図1に示すようにフィルム供給源10からガイドロールを介して製袋手段14に向けて移送されるフィルムFの移送路24には、1包装分のフィルムごとに所定の位置に付されたマークを検知し得る検知手段26が配設されている。
フィルム伸縮などによってマークの位置ずれが生じていない、即ち、先行のマークMとの間隔が1包装設定長さで一定であるフィルムFと、包装機との関係は図3に示すようになっている。
図3では説明の便宜上、フィルム移送方向における下流側(以下、下流と称し、逆方向を上流と称す)から、1包装分のフィルムFごとに一連の番号F0、F1、F2、・・・を付けて、それらフィルムの番号に対応させて、各マークに一連の番号M0、M1、M2、・・・を付けて示している。
また、検知手段26がマークを検知する検知位置をCP、物品Wが供給コンベヤ18から成形中のフィルムFに載り移る位置(受け渡し位置)をX、横シール手段34がフィルムを挟持して横シールを施す位置(本例では横シール手段34が横シールを施しながら下流への移動を開始する位置)をYで示している。
図3a)は、フィルムF1のマークM1から上流側に設定距離だけ離れた位置が包装機の横シールを施す位置Yに合致している状態を示しており、受け渡し位置Xと横シールを施す位置Yの間は5包装分のフィルム(F2〜F6)が入る長さであり、受け渡し位置Xと検知位置CPの間は約4包装分のフィルム(F7〜F10)が入る長さに設定されている。この時のフィルムF1からF10の位置に対応した包装機のフィルム移送路24における位置を上流からP0、P1、P2・・・P9で示し、フィルムF6の中央には供給コンベヤ18から物品Wが載り移っている状態になる。
図3b)は、図3a)の状態になる前の状態を示したもので、フィルムF9のマークM9が検知位置CPを通過した直後は、フィルムF6には供給コンベヤ18から物品Wが未だ載り移っておらず、フィルムF1とF2の境界が横シールを施す位置Yまで到来していない状態である。
即ち、物品WがフィルムFに載り移る都度、図3a)、図3b)のように物品Wの供給に同期するように物品WとフィルムFと横シールを施す位置Yとの関係が制御手段40により制御される。
図1及び図2に示す横形製袋充填機のマーク位置補正装置における制御手段40は、検知手段26によるマークMの検知情報とエンコーダ28、供給コンベヤ18を駆動するサーボモータ52に付設されたエンコーダ30とサーボモータ54に付設されたエンコーダ32等の情報を入力し、供給コンベヤ18による物品Wの供給に同期するようにフィルム供給手段12と物品供給手段18と横シール手段34の夫々についての駆動指令情報102J、104J、106Jを生成し出力する駆動指令生成手段41を備え、更に、物品WとマークMとの位置のずれに関する情報を生成する生成手段42、横シールを施す位置YにおけるマークMと横シール手段34との位置のずれに関する情報を生成する第2生成手段44と、各駆動指令情報102J、104J、106Jを補正する補正手段46を備える。
生成手段42は、マークMの位置ずれが無い状態では、供給コンベヤ18の各押送体20が所定の位置に到来するごとに検出手段26がマークMを1包装長さごと検知するように設定されており、物品供給に関連し一定の間隔で発生するパルスに対する検知手段26によるマーク検知タイミングのずれを、フィルム移送量に関する情報に基づく送り量に変えて実際のフィルム長さを検出(推定)した後、第1実施形態においては、その1包装長さ検出値と、予め設定された1包装長さとの差からマークの位置ずれ量に関する情報を生成し、また、第2実施形態においては、前記1包装長さ検出値と、制御上で変動する1包装長さとの差からマークの位置ずれ量に関する情報を生成する。
なお、マークMの位置ずれ量に関する情報については、前回検知した先行のマークMから今回検知したマークMまでの距離と予め設定された1包装長さとの差から求めてもよい。
また、生成手段42については、図3b)を交えて説明すると、検知位置CPから受け渡し位置Xまでにある既にマークMが検知された4包装分(所定包装袋分N1)のフィルムF9、F8、F7、F6のうち、最後方のフィルムF9を受け渡し位置Xに移送する間に最後方のフィルムF9より先行している各フィルムF8、F7、F6のマークM8、M7、M6と各包装予定の物品Wとの位置ずれをフィルム移送によって修正する際に生じる予定の最後方のフィルムF9のマークM9についてのずれ量に、マークM9の位置ずれ量を加えて、最後方のフィルムF9のマークM9についての累積ずれ量に関する情報として生成する。
なお、生成手段42は他のマークMについても以上の情報を夫々同様にして生成するものであり、これらの情報の生成は、検知したマークMに対応したフィルムFに物品Wを載り移らせるタイミングに間に合えばいつでもよいが、本実施形態では、図3b)に示したマークM9に関する情報は、フィルムF6に物品Wが載り移る前に生成を終えている。
更に生成手段42は、フィルム終了などによる新旧フィルムの接続交換によって、図4に例示するように、設定された1包装長さ(例えば250mm)とは大幅に異なるマーク間隔(例えば240mm)のフィルムF9(特定のフィルム)が移送されたことなどによって、検知位置CPで検知した特定のフィルムF9におけるマークM9に関する累積ずれ量がプラス側或いはマイナス側に所定値N3(例えば5mm)を越える際に、該累積ずれ量を所定値以下(5mm以下)のずれ量に分割し、分割したずれ量の一つを最終の累積ずれ量とすべく、特定のフィルムF9についての前記累積ずれ量に関する情報に置換し、分割した残りのずれ量を特定のフィルムF9より1つ後のフィルムF10についての前記累積ずれ量に合わせて前記累積ずれ量に関する情報を生成する。
そして、生成手段42が生成したこれらの情報は、第2生成手段44と駆動指令生成手段41に送られる。
第2生成手段44は、図3b)から図3a)に移行する時期において、受け渡し位置Xで物品Wが載り移ったフィルムF6から次に横シールを施す位置YにあるフィルムF1までの6包装分(所定包装分N2)のフィルムF6、F5、F4、F3、F2、F1の各マークM6、M5、M4、M3、M2、M1についての前記累積ずれ量を合わせると共に、生成手段42が1包装長さのフィルムに対するマークの位置ずれ量に関する情報を得るにあたって制御上の1包装長さを変動させる方式を採用する際(第2実施形態の場合)にはその修正量も加えて、前記受け渡し位置XのフィルムF6のマークM6についての第2累積ずれ量に関する情報を生成する。
なお、第2生成手段44は他のマークMについても以上の情報を夫々同様にして生成するものであり、フィルムF6の移送速度を変えて受け渡し位置Xにおける物品Wとの位置ずれをなくすようにマークの位置を補正することによって、そのフィルムFに繋がった受け渡し位置Xを含む所定包装分(N2=6)のフィルム(F6〜F1)のマーク(M6〜M1)が横シールを施す位置Yに到来するタイミングがずれることになることから、5包装分後のマークMを検知した後に生成する。
そして、第2生成手段44が生成した第2累積ずれ量に関する情報は、駆動指令生成手段41に送られる。
本実施形態における駆動指令生成手段41は、検知位置CPにて検知したマークMの夫々位置を監視しており、検知位置CPから受け渡し位置Xまでの設定距離と横シールを施す位置Yまでの設定距離に相当するエンコーダ28のパルス情報(フィルム移送量に関する情報)に基づき各駆動指令情報102J、106Jを生成すると共に、補正手段46によって生成手段42から得た累積ずれ量に関する情報と検知位置CPからのフィルム移送量に関する情報に基づき受け渡し位置Xに到来する各マークMと物品Wとの位置ずれを無くす又は減らし得るように駆動指令情報102Jのみを補正してサーボモータ50に駆動指令を行い、第2生成手段から得た第2累積ずれ量に関する情報と検知位置CPからのフィルム移送量に関する情報に基づき横シールを施す際の横シールを施す位置Yとマークとの位置ずれを無くすように(抑制し得るように)駆動指令情報106Jのみを補正してサーボモータ54に駆動指令を行う。
なお、横シールを施す位置YとマークMとの位置ずれとは、一対のシール体34A、34BがフィルムFに横シールを施す位置Yに対して設定されたマークMの位置と、実際のマークMの位置とのずれを意味するものである。
上記により補正手段46により補正されたフィルム供給手段12の駆動指令情報102J,及び横シール手段34の駆動指令情報106Jにより、それぞれのサーボモータ50、54を駆動して、横シール手段34が物品Wを噛み込むことなく、良好に包装することができる。
第1実施形態においては、生成手段42が図4のG列の最終の累積ずれ量に関する情報を生成し、第2生成手段44が図4のI列の第2累積ずれ量に関する情報を生成し、それらの生成した情報で、補正手段46が駆動指令情報102J,106Jを補正する例を示し、第2実施形態においては、生成手段42が図5のJ列の最終の累積ずれ量に関する情報を生成し、第2生成手段44が図5のM列の第2累積ずれ量に関する情報を生成し、それらの生成した情報で、補正手段46が駆動指令情報102J,106Jを補正する例を示している。
なお、図4、図5におけるB列の1包装長さ検出値については、説明の便宜を図るために設定1包装長さに対し値を増加させたり減少させたりしているが、実際の包装で起こり得るマーク位置ずれについては、フィルム供給源10としてのフィルムロール単位で質が異なり、質が悪いフィルムロールを使用する際には、設定された1包装長さに対し増加又は減少する方向の一方向に定常的にずれ、また、駆動ローラとフィルムの間に滑りが生じた際には、設定された1包装長さに対し過渡的に或いは定常的に増加し、更に、新旧フィルムロールの交換などにより新旧フィルムを接続した箇所の1包装分のフィルムだけ1包装長さに対し大きくずれる傾向にある。
第1、第2実施形態においては、包装を開始する前に、包装機の設定操作部を介して制御手段40に表1の数値などが入力設定されると、制御手段40は、下表の所定包装分(N2=6)を越える包装回数分についてのマークMの位置ずれが全く発生していない擬似データを初期データとして生成する。

なお、表1における「マーク位置最大補正量N3の5mm」が請求項における「累積ずれ量が所定値を越える際の所定値(N3)」に相当し、「1包装長さ最大補正量N4の0.5mm」が請求項における「マークの位置ずれ量に関する情報が設定値以下の時」の設定値(N=4)に相当する。
先ず、第1実施形態においては図4のA列からI列の情報が以下のように生成される。
A列の「マーク名」の情報は、フィルムFに1包装分ごとに付されたマークMの名称を、説明の便宜上、M※(※は一連の番号)として示したものである。図3と同様にマーク番号が小さい程、移送方向下流側に先行し、番号が大きくなる程、後続の最新情報になる。
B列の「1包装長さ検出値」の情報は、検知位置XにてマークMを検知するごとに、前述の生成手段42が生成した実際のフィルムFの1包装長さを示したものである(或いは、前回検知したマークMから今回検知マークMまでの実際の1包装長さでもよい)。
C列の「位置ずれ量」の情報は、B列の実際の1包装長さから1包装長さ(設定値)250mmを引いた値を示したものである。
また、D列からG列には、A列の「マーク名」の各マークMが3包装長さ分前進して受け渡し位置Xに到来する際の夫々のマークの位置ずれに関する情報がマーク毎に横一列に並んでおり、H列、I列には、D列のマークより5包装長さ分先行して横シールを施す位置Yに到来するマークの位置ずれに関する情報が横一列に並んでいる。
生成手段42は、A列からG列に関する情報を生成し、第2生成手段44はH列とI列に関する情報を生成する。
E列の情報は、検知位置CPから受け渡し位置Xまでに存在する物品受け渡し前の4包装長さ分のフィルムにおける各マークによる総ずれ量であり(一つ先行マークにおけるE列の値−G列の値)+(同行C列の値〔3包装長さ後方の値〕)の演算によって生成される。
F列の情報は、同行のD列マークが受け渡し位置Xに到来するまでに、受け渡し位置Xにおいて先行の3包装長さ分のマークと物品との位置ずれ補正によって、残りどの程度、位置ずれが累積しているかを予想した累積ずれ量であり、(3行前のE列の値)−(1行前から3行前のG列の各値の合計)の演算によって生成される。
G列の情報は、最終の累積ずれ量であり、基本的には、同行F列の値(累積ずれ量)と同じ値が設定されるが、その設定する値がマーク位置最大補正量の所定値(N3=5mm)をプラス側或いはマイナス側に越える際には、所定値5mmに制限され設定され、第2生成手段44と駆動指令生成手段41における補正手段46に送られる。
I列の情報は、横シールを施す際の横シールを施す位置YとマークMとの位置がどの程度ずれているか、即ち、横シールを施す位置Y設定されたマークMの位置に対し、実際のマークMがどの程度ずれているかを示す予想した第2累積ずれ量であり、D列のマークMの同行には、そのD列のマークMより5つ先行のマークMについての第2累積ずれ量を示している。
物品Wが載り移った受け渡し位置XにあるフィルムFが横シールを施す位置Yに到来する際の第2累積ずれ量に関する情報は、そのX−Y間を移動するマーク自身とそのマークMより1から5つ後続するマーク、計6包装分(N2)のマークMについてのG列の最終の累積ずれ量を合わせた値であり、駆動指令生成手段41における補正手段46に送られる。
なお、G列の情報を決定する際に用いる所定値(N3=5mm)は、横シール手段34による物品Wの噛み込みを防止し得る物品WとマークMとの位置ずれ許容範囲の値として設定されたものであり、その設定は、1包装長さに対する物品Wのサイズの関係でタイトな包装になる場合など包装条件などに応じて変更される。
横シール手段34は一対のシール体34A、34BがフィルムFを挟持してフィルムFと共に同じ速度で水平移動する期間については、マークMの位置ずれ有無を問わず、シール体34A、34BがフィルムFを引っ張ることなく適正な横シールを施すように常にフィルムの移動速度と等速になるようサーボモータ54を駆動することが必要なため、第2累積ずれ量に基づくサーボモータ54による駆動制御に関する補正は、一対のシール体34A、34BがフィルムFから離間してから次にフィルムFを挟持するまでの移動期間に行う必要がある。
この移動期間において、大きな第2累積ずれ量に対応させて、今回のサーボモータ54の駆動を前回の駆動に対して大きく急変させることになり、サーボモータ54に掛る負担が大きくなる。
このため、G列の情報を決定する際に所定値(N3=5mm)によって、物品Wの噛み込みが生じることがない範囲で物品WをフィルムFの中央側に寄せるように最終の累積ずれ量を生成すると、前回(前行)と今回の第2累積ずれ量の変化幅を小さくすることができる。
所定値(N3=5mm)を設定し、第2累積ずれ量を分割し、前回の第2累積ずれ量との変化幅を小さくした結果、分割した残りの第2累積ずれ量が、次回のF列の累積ずれ量として現れ、次回、又は、次回以降の所定回の最終の第2累積ずれ量に含まれる。
以上のことについて図4にて具体的に説明すると、M0からM16までの間で、M9のみB列の値が(240)であると、生成手段42は受け渡し位置XにM6(D列)が到来する際のE列の値(−10)を、同行のC列の値と前行のD、G列の値(黒丸印で示した箇所の値)から生成する。受け渡し位置Xにおいて、M0からM8に至るまで全くマークMの位置ずれが発生しておらず、M6からM8のF列、G列の値はいずれも(0)になるが、M9と同行のF列の値は、M6と同行のE列の値とM6からM8と同行のG列の値(※で示した箇所の値)から(−10)になる。そして、このF列の値(−10)は、マイナス側に所定値(N3=5mm)を越えるため、G列の値が(−5)に分割補正される。従ってM9と物品Wとの最終の累積位置ずれ量はG列の値(−5)になる。M9が受け渡し位置Xに到来し物品がM9を付した1包装分のフィルムF9に載り移った直後には、M9より5包装長さ分先行しているM4を付したフィルムF4が横シールを施す位置Yに到来する。H列がM4になるとき、受け渡し位置Xから横シールを施す位置Y迄の所定包装分(N2=6包装分)のフィルム(M9〜M4)のG列の値(逆黒三角印で示した箇所の値)からI列の値は(−5)になる。同様にして、マークMを順次検知してB列の値を順次生成すると、C、E、F、G、I列の値の生成が同様に行われる。このように第2生成手段44がI列の第2累積ずれ量の値を生成すると、それぞれの第2累積ずれ量に関する情報に基づき駆動指令生成手段41における補正手段46が横シールを施す際の横シールを施す位置Yとマークとの位置ずれを無くすよう補正することになる。
第2実施形態においては図5のA列からM列の情報が以下のように生成される。第1実施形態と特に相違する点は、C列の「制御上の1包装長さ」情報を変動させる点にある。
なお、ここでのA列、B列、G列、K列については、第1実施形態のA列、B列、D列、H列と同じであるため説明を省略する。
C列の「制御上の1包装長さ」の情報は、D列のデータと共に生成手段42によって生成されるものであり、基本的には所定包装分N1=4に設定されていることから、B列の3包装長さ分前の値が代入されるが、C列の今回の値と前回の値との差(D列の値)が1包装長さ最大補正量(設定値;N4=0.5)をプラス側或いはマイナス側に越える際には、C列の前回の値から設定値N4=0.5だけ変化するようにC列の今回の値が生成される。図5では、D列の値を枠で囲った箇所が設定値N4=0.5をプラス側或いはマイナス側に越えており、それら越えた値と同行のC列の値は前回のC列の値から+側或いは−側に0.5だけ変化するように生成される。
E列の「包装長さ修正量」の情報は、同行のC列の値(変動値V)から1包装長さ(設定値を減算することによって生成される。
F列の「包装長さ修正量」の情報は、同行のB列の値(検出値)から同行のC列の値(変動値V)を減算することによって生成される。
H列の「位置CPから位置Xの間に存在するずれ量」の情報は、(H列の前回の値)−(I列の前回の値)+(H列と同行のF列の値)によって生成される。具体的には、図5G列がM0、又はM11又はM24の時のH列の値は、黒丸印で示した箇所の値を用いて演算することにより生成される。
I列の「累積ずれ量」の情報は、(3行前のH列の値)−(1行前から3行前のJ列の各値の合計)−(1行前から3行前のE列の各値の合計)の演算によって生成される。
具体的には、図5G列がM3、又はM14又はM27の時のI列の値は、※で示した箇所の値を用いて演算することにより生成される。
J列の「最終の累積ずれ量」の情報は、I列の値と、マーク位置最大補正量(N3)の値から、第一実施形態のG列と同様に生成される。
L列の「包装長さ修正量」の情報は、E列と同じ値であり説明便宜上、示したものである。
M列の「第2累積ずれ量」の情報は、そのX−Y間を移動するマーク自身とそのマークMより1から5つ後続するマーク、計6包装分(N2)のマークについてのJ列の最終の累積ずれ量の合計とそれらマークと同行のL列の包装長さ修正量の合計とを合わせたものであり、駆動指令生成手段41における補正手段46に送られる。
具体的には、図5G列がM3、又はM14又はM27の時のM列の値(第2累積ずれ量)に関する情報は逆黒三角印で示した箇所の値を用いて演算することにより生成される。
図4のA列がM27からM51のB列の値と図5M0からM24のB列の値は同じであるにも関わらず、制御上の1包装長さを変動させる第2実施形態のJ列「最終の累積ずれ量」による位置ずれ修正頻度が、第1実施形態のG列「最終の累積ずれ量」による位置ずれ修正頻度より低くなっていることが判る。
即ち、第2実施形態においては、制御手段40は制御上の1包装長さを変動させることによって、横シール手段34による噛み込みが生じることがない程度の物品WとマークMとの位置ずれであればその位置ずれを許容し、最終の累積ずれ量による補正を行わず、第2累積ずれ量を生成するに際しては、物品WとマークMとの位置ずれ修正のために、1包装長さ設定値250を変動値Vに制御変更したことによってずれが生じた分を、L列の6包装分の値を加算することにより修正するものである。
第2実施形態において、1包装長さを制御上変動させるにあたって、その1包装長さの変動を制限する1包装長さ最大補正量N4の値は、マーク位置がずれて製造されたフィルムロールの殆どのずれ幅を僅かに越えるように設定すると、物品WとマークMとの位置ずれを補正する頻度を下げることができ、また、制御上の1包装長さが、設定1包装長さから定常的なずれ幅に向けて徐々に変動した後、その定常的なずれ幅付近で安定するため、物品Wが載り移ったフィルムFの移送速度の急変させる頻度や、横シール手段の駆動速度を急変させる頻度を下げることができる。
なお、生成手段42において生成された累積ずれ量が所定値N3を超える際は、新旧フィルムを接続したことにより大きなマーク位置ずれが生じているなど、フィルム不良、或いは包装機に何らかの異常が生じている可能性が大きい。このため、横シール手段34より物品搬送方向における下流側に図示していないが横シールを施した包装品を物品搬送路からプッシャーなどによって排除する排除手段を配設している。この排除手段は、制御手段40によって累積ずれ量が所定値N3を越えた際のフィルムFの情報とフィルム移送量送りの情報に基づき駆動制御される。このことにより、良品との自動選別がなされるようになっている。なお、排除する包装品の発生有無を併せて報知手段で報知するようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その他、種々の実施の形態を採用することができる。
・縦シールを上方又は下方又は側方の何れかに施す正ピロー又は逆ピロー包装機又は横三方包装機、又は、袋の四辺にシールを施す四方シール包装機などの横形製袋充填機にも適用できる。
・フィルム移送手段としては、フィルムロールを回転支持する支持シャフトを回転駆動制御してフィルムを引き出したり、縦シール手段16付近に設けた一対のローラでフィルムを引き出したりするなどの構成であってもよい。
・供給コンベヤ18と製袋手段14の間に設けた渡りコンベヤをフィルム供給手段12と同期するように駆動すると共にフィルム移送速度と同じ速度で物品Wを成形中のフィルムに向けて搬送する際には、渡りコンベヤをフィルムと一体とみなすことができることから、物品Wが供給コンベヤ18から渡りコンベヤに載り移った位置を受け渡し位置XとしてマークMと物品Wの位置の関係を補正するようにしてもよい。
・物品供給手段18としては、チェーンなどの無端索体の外周に一定間隔で配設された各押送体で各物品Wを搬送方向に押送するコンベヤに限らず、ベルトやバーなどによって物品Wを搬送するコンベヤやロボットなどでもよく、物品Wの搬送速度は一定であることが好ましいが、変速させてマークMと物品Wとの位置ずれを補正するようにしてもよい。また、ベルトコンベヤに載置されて一定速度で搬送されている物品Wを、その物品上方に配設されたコンベヤの押送体で搬送方向に押送するように物品供給手段18を構成して、物品WがフィルムFに載り移るタイミングなどを補正するようにしてもよい。ゆえに、物品供給手段により、補正手段46による物品WとマークMとの位置ずれを補正するようにしてもよい。
・補正手段46は、フィルム供給手段12によってフィルム移送速度を加減速させてマークMと物品Wとの位置ずれを補正する際には、横シール手段34における一対のシール体の移送速度を加減速させてマークMに対する横シールの位置ずれを補正する方が高速で包装する際に好ましいが、包装の処理速度が低速の場合や間欠包装の場合には、フィルム供給手段12によるフィルム移送速度を第2累積ずれ量の分だけ加減速させて横シールの位置ずれを補正してもよい。一例を図4で説明すると、M4の第2累積ずれ量(−5)をフィルム移送速度で(0)に補正した後で、その補正分5加えてをE列のM9までの値を夫々(−5)に置き換えると共に、G列のM9の値を(0)に夫々置き換えて、次以降のマークに関する累積ずれ量、及び第2累積ずれ量を求めてマークの位置ずれを補正することができる。この場合も、大きなマークの位置ずれが生じても、前回の第2累積ずれ量との変化が5であることから、本実施形態と同様に横シール手段34による物品Wの噛み込みを防止すると共に、横シール手段34の移動速度を急変させることを回避することができ、サーボモータの負担を低減することができる。
・第2累積ずれ量に基づく、マークMと横シール位置との位置ずれを補正するにあたっては、フィルム供給手段12と横シール手段34のどちらか一方のみが行うようにしてもよく、或いは、それぞれに第2累積ずれ量を分け与えて補正するようにしてもよい。
・累積ずれ量に基づく、マークMと物品Wとの位置ずれを補正するにあたっては、フィルム供給手段12と物品供給手段18のどちらか一方のみが行うようにしてもよく、或いは、それぞれに第2累積ずれ量を分け与えて補正するようにしてもよい。
・横シール手段34は、一対のシーラがフィルムに近接・離間する方向のみに移動する タイプや、回転シールタイプのシーラであってもよい。
・一対のシール体34A、34Bが開閉する方向の動きと移送方向の動きを異なるモータで別々に駆動する横シール手段34においては、第2累積ずれ量に基づき横シール位置Yを移送方向に変動さて、横シールする際のマークMと横シール位置Yとのずれを無くすようにしてもよい。
・検知位置CPから受け渡し位置Xの間の所定包装長さ(N1)については、1包装分フィルムFにおけるマークMが図3のように移送方向における上流側に付してある場合は、3包装長さとなり、図6のように移送方向における下流側に付してある場合では、4包装長さで設定するのが好ましい。
・表1に示したN1N2については、整数値が好ましい委が、小数値を採用しても良い。
12 フィルム供給手段(フィルム移送手段)、18 供給コンベヤ(物品供給手段)、
26 検知手段、34 横シール手段、40 制御手段、42 生成手段、44 第2生成手段、46 補正手段、F フィルム、M マーク、駆動指令情報102J、104J、106J、 CP 検知位置、X 受け渡し位置、Y 横シール位置

Claims (6)

  1. 引き出したフィルムを移送するフィルム移送手段と、
    1包装分のフィルムごとに付されたマークをフィルム移送中に所定の検知位置で順次検知する検知手段と、
    移送しながら成形されるフィルムへの受渡し位置に向けて物品を搬送し該フィルムに所定間隔ごとに供給する物品供給手段と、
    フィルムに供給された物品の前後位置で該フィルムの移送方向に交差する向きに沿って横シールを施す横シール手段と、
    前記フィルム移送手段と前記物品供給手段と前記横シール手段の夫々についての駆動指令情報を生成する制御手段を備え、
    該制御手段は、
    前記検知手段による検知情報とフィルム移送量に関する情報から得た前記検知位置における1包装長さのフィルムにおけるマークの位置ずれ量に関する情報と、
    前記検知位置から前記受け渡し位置までの前記マークが検知された所定包装分のフィルムのうち、最後方のフィルムを前記受渡し位置に移送する間に該最後方のフィルムより先行している各フィルムのマークと物品との位置ずれをフィルム移送により修正する際に生じる予定の前記最後方のフィルムのマークについてのずれ量に、そのマークの前記位置ずれ量を加えて、該最後方のフィルムのマークについての累積ずれ量に関する情報として、夫々のフィルムのマークについて生成すると共に、
    特定のフィルムについての前記累積ずれ量が所定値を越える際は、該累積ずれ量を所定値以下のずれ量に分割し、分割したずれ量の一つを前記特定のフィルムについての前記累積ずれ量に関する情報に置換し、分割した残りのずれ量を特定のフィルムより少なくとも1つ後のフィルムについての前記累積ずれ量に合わせて前記累積ずれ量に関する情報を生成する生成手段と、
    前記受け渡し位置のフィルムから次に横シールを施す位置にある所定包装分のフィルムの各マークについての前記累積ずれ量を足し合わせて前記受け渡し位置におけるフィルムのマークが、横シールを施す位置に到来する際の設定されたマークの位置に対しどの程度ずれているかを示す第2累積ずれ量に関する情報として生成する、或いは、前記受け渡し位置のフィルムから次に横シールを施す位置にある所定包装分のフィルムのそれぞれのマークについての前記累積ずれ量と、該所定包装分のフィルムのそれぞれのマークについて1包装長さのフィルムにおけるマークの位置ずれ量に関する情報を得るにあたって該1包装長さを変動させるにはその修正量の夫々を足し合わせて前記受け渡し位置におけるフィルムのマークが、横シールを施す位置に到来する際の設定されたマークの位置に対してどの程度ずれているかを示す第2累積ずれ量に関する情報として生成する第2生成手段と、
    前記生成手段が生成した前記マークについての累積ずれ量に関する情報と前記フィルム移送量に関する情報に基づき、前記受渡し位置に到来するマークと前記物品との位置ずれを減らし得るよう、前記フィルム移送手段又は前記物品供給手段の前記駆動指令情報を補正すると共に、
    前記第2生成手段が生成した前記マークについての第2累積ずれ量に関する情報と前記フィルム移送量に関する情報に基づき、横シールを施す際の前記横シールを施す位置における設定されたマークの位置に対する実際の前記マークの位置ずれを抑制し得るよう、前記横シール手段又は前記フィルム移送手段の駆動についての前記駆動指令情報を補正する補正手段を備えたことを特徴とする横形製袋充填機におけるマーク位置補正装置。
  2. 引き出したフィルムを移送するフィルム移送手段と、
    1包装分のフィルムごとに付されたマークをフィルム移送中に所定の検知位置で順次検知する検知手段と、
    移送しながら成形されるフィルムへの受渡し位置に向けて物品を搬送し該フィルムに所定間隔ごとに供給する物品供給手段と、
    フィルムに供給された物品の前後位置で該フィルムの移送方向に交差する向きに沿って横シールを施す横シール手段と、
    前記フィルム移送手段と前記物品供給手段と前記横シール手段の夫々についての駆動指令情報を生成する制御手段を備え、
    該制御手段は、
    前記検知手段による検知情報とフィルム移送量に関する情報から得た前記検知位置における1包装長さのフィルムに対するマークの位置ずれ量に関する情報と、
    前記検知位置から前記受け渡し位置までの前記マークが検知された所定包装分のフィルムのうち、最後方のフィルムを前記受渡し位置に移送する間に該最後方のフィルムより先行している各フィルムのマークと物品との位置ずれをフィルム移送により修正する際に生じる予定の前記最後方のフィルムのマークについてのずれ量に、そのマークの前記位置ずれ量を加えて、該最後方のフィルムのマークについての累積ずれ量に関する情報として、夫々のフィルムのマークについて生成する生成手段と、
    前記受け渡し位置のフィルムから次の横シールを施す位置にある所定包装分のフィルムの各マークについての前記累積ずれ量を足し合わせて前記受け渡し位置におけるフィルムのマークが、横シールを施す位置に到来する際の設定されたマークの位置に対しどの程度ずれているかを示す第2累積ずれ量に関する情報として生成する、或いは、前記受け渡し位置のフィルムから次の横シールを施す位置にある所定包装分のフィルムのそれぞれのマークについての前記累積ずれ量と、該所定包装分のフィルムのそれぞれのマークについて1包装長さのフィルムに対するマークの位置ずれ量に関する情報を得るにあたって該1包装長さを変動させるにはその修正量の夫々を足し合わせて前記受け渡し位置におけるフィルムのマークが、横シールを施す位置に到来する際の設定されたマークの位置に対しどの程度ずれているかを示す第2累積ずれ量に関する情報として生成する第2生成手段と、
    前記生成手段が生成した前記マークについての累積ずれ量に関する情報と前記フィルム移送量に関する情報に基づき、前記受渡し位置に到来するマークと前記物品との位置ずれを減らし得るよう、前記フィルム移送手段又は前記物品供給手段の前記駆動指令情報を補正すると共に、
    前記第2生成手段が生成した前記マークについての第2累積ずれ量に関する情報と前記フィルム移送量に関する情報に基づき、横シールを施す際の前記横シールを施す位置における設定されたマークの位置に対する実際の前記マークの位置ずれを抑制し得るよう、前記横シール手段がフィルムから離間している際の前記横シール手段又は前記フィルム移送手段の駆動についての前記駆動指令情報を補正する補正手段を備えたことを特徴とする横形製袋充填機におけるマーク位置補正装置。
  3. 前記横シール手段は、フィルムに対して接離する一対のシール体を有し、該両シール体がフィルムを挟持しながらフィルムと同じ速度でフィルム移送方向に移動し、フィルムから離間した際に前記第2生成手段による第2累積ずれ量に関する情報に基づき前記補正手段が補正した前記駆動指令情報によって横シールを施す際の前記横シールを施す位置と前記マークとの位置ずれを抑制し得るようサーボモータを加減速させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の横形製袋充填機におけるマーク位置補正装置。
  4. 前記補正手段は、前記生成手段によって生成した累積ずれ量に関する情報と前記フィルム移送量に関する情報に基づき、前記マークと前記物品との位置ずれを減らし得るよう、前記フィルム移送手段の駆動指令情報のみを補正すると共に、
    前記第2生成手段によって生成した第2累積ずれ量に関する情報と前記フィルム移送量に関する情報に基づき、横シールを施す際の前記横シールを施す位置と前記マークとの位置ずれを抑制し得るよう前記横シール手段の駆動指令情報のみを補正することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかの請求項に記載の横形製袋充填機におけるマーク位置補正装置。
  5. 前記生成手段により生成されたマークの位置ずれ量に関する情報は、検知により得られた1包装長さの情報と、該マークより先行したマークの1包装長さの情報との差に基づき生成された変動値であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかの請求項に記載の横形製袋充填機におけるマーク位置補正装置。
  6. 前記生成手段により生成された累積ずれ量が所定値を越えたことに起因して分割して設定された累積ずれ量に対応した1包装分のフィルムで包装された包装品を排除する排除手段を備えることを特徴とする請求項1、請求項1に従属する請求項3のみ、請求項1に従属する請求項4のみ、及び請求項1に従属する請求項5のみのいずれかの請求項に記載の横形製袋充填機におけるマーク位置補正装置。
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