JP6191992B2 - 循環濾過機能を備えた揚げ物の製造装置 - Google Patents

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本発明は、揚げ物の製造装置に関する。
本発明は揚げ物の製造に使用する装置に関わる。調理油(以下、油という。)単一、水と油を併用するなど揚げ物の製造および装置における揚げ物の品質について多く提案され取り組まれている。揚げ物をする際に生じる油性劣化物質の増加と増加による劣化促進、油槽における酸素の溶解、油水併用装置においては、残渣増加による水位上昇、これに伴う水温の異常上昇など何れも油の劣化に加え揚げ物残渣の増加によるそれらの誘引とそれに伴う揚げ物の風味不良、質の低下があり、かかる劣化抑止が望まれている。
特許第3680942号 特許第4146731号 特許第4795989号 特許第4704352号 特許第4967083号 特開2012−183273号 特開2012−183272号 特開2012−016546号
揚げ物装置の品質管理として、揚げ滓の残渣除去また調理油の劣化物質の抑制が望まれている。
揚げ物における油品質は残渣である揚げ滓、揚げ物からでる動物性脂肪、酸素溶解などで劣化する。また、揚げ物中に生じる油質の劣化物質(重合物等)により劣化し、揚げ物の油っぽさ、味、食味、色などが好ましくなく、また油脂劣化による新油の交換の増大、廃液処理なども課題である。
本発明の目的は、上記の課題に鑑み、かかる解決をはかる新たな揚げ物の製造装置の提案することにある。
上記課題の解決に、本発明は次の構成を備えている。なお、いずれかの請求項記載の発明を説明するに当たり行う用語の定義等は、発明のカテゴリーや記載順等に関わらず、可能な範囲に置いて他の請求項記載の発明にも適用があるものとする。総菜の揚げ物装置において、熱源のある筒状体を油槽とし、当該筒状体内の調理油で揚げ物をする揚げ物装置であって揚げ物時に生じる揚げ物の残渣滞留域に直接帯状幅広に循環濾過装置の開口部を設けて連携する循環ポンプ及び循環濾過装置の運用及びこれら制御と相俟って、残渣除去と共に重化合物の抑制を図り、揚げ物の品質安定を目指す揚げ物装置である。
上記目的を達成するため、本発明に係る揚げ物の製造装置の第1の特徴は、 槽内上部に油、槽内下部に水を収容するようにし、油層にヒーターを設けてなる総菜の揚げ物装置において、揚げ物装置の外槽をなす筐体内部に、1対の平行の仕切り板を縦または横に設置して前記筐体を仕切り、当該仕切られた区域を高温領域の油槽である筒状体(2)として形成したことを特徴とするものである。
また、本発明に係る揚げ物の製造装置の第2の特徴は、槽内上部に油、槽内下部に水を収容するようにし、油層にヒーターを設けてなる総菜の揚げ物装置において、揚げ物装置の外槽をなす筐体内部に、高温領域の油槽として内設される上方及び下方を開放した筒状体(2)を備え、筒状体(2)の壁面の油上面の位置に切り欠きされた帯状の開口部が開口されていること、前記筐体と筒状体(2)との間隙は油又は/及び水が還流する循環路を形成していること、前記循環路内の油又は/及び水の残渣を濾過する濾過装置が設けられていること、及び前記帯状開口部は油又は/及び水の吐出口又は吸入口としていて、揚げ物の残渣を含む筒状体(2)内の油又は/及び水が、前記循環路内に流入した後、前記濾過装置により濾過され、筒状体(2)に流出するようにしたことを特徴とするものである。
さらに、本発明に係る揚げ物の製造装置の第3の特徴は、槽内上部に油、槽内下部に水を収容するようにし、油層にヒーターを設けてなる総菜の揚げ物装置において、揚げ物装置の外槽をなす筐体内部に、高温領域の油槽として内設される上方及び下方を開放した筒状体(2)を備え、筒状体(2)の互いに対向する壁面に、対となる切り欠きされた帯状開口部が油上面の位置に開口されていること、前記筐体と筒状体(2)との間隙は油又は/及び水が還流する循環路を形成していること、前記循環路内の油又は/及び水の残渣を濾過する濾過装置が設けられていること、及び前記対となる帯状開口部は一方を油又は/及び水の吐出口とし、他方を吸入口としていて、揚げ物の残渣を含む筒状体(2)内の油又は/及び水が、前記各帯状開口部の吸入口から前記循環路内に流入した後、前記濾過装置により濾過され、前記各帯状開口部の吐出口から筒状体(2)に流出するようにしたことを特徴とするものである。
さらにまた、本発明に係る揚げ物の製造装置の第4の特徴は、槽内上部に油、槽内下部に水を収容するようにし、油層にヒーターを設けてなる総菜の揚げ物装置において、揚げ物装置の外槽をなす筐体内部に、高温領域の油槽として内設される上方及び下方を開放した筒状体(2)を備え、筒状体(2)の互いに対向する壁面に、対となる切り欠きされた帯状開口部が油上面の位置に開口されていること、前記筐体はその底部上方に底板部が設けられ、二重底を形成していること、前記筐体と筒状体(2)及び前記底板部との間隙は油又は/及び水が還流する循環路を形成していること、前記循環路内の油又は/及び水の残渣を濾過する濾過装置が設けられていること、及び前記対となる帯状開口部は一方を油又は/及び水の吐出口とし、他方を吸入口としていて、揚げ物の残渣を含む筒状体(2)内の油又は/及び水が、前記各帯状開口部の吸入口から前記循環路内に流入した後、前記濾過装置により濾過され、前記各帯状開口部の吐出口から筒状体(2)内に流出するようにしたことを特徴とするものである。
さらにまた、本発明に係る揚げ物の製造装置の第5の特徴は、槽内上部に油、槽内下部に水を収容するようにし、油層にヒーターを設けてなる総菜の揚げ物装置において、揚げ物装置の外槽をなす筐体内部に、高温領域の油槽として内設される上方及び下方を開放した筒状体(2)を備え、筒状体(2)の互いに対向する壁面に、対となる切り欠きされた帯状開口部が油上面の位置に開口されていること、前記筐体はその底部上方に底板部が設けられ、二重底を形成していること、前記筐体と筒状体(2)及び前記底板部との間隙は油又は/及び水が還流する循環路を形成していること、前記循環路内の油又は/及び水の残渣を濾過する濾過装置が設けられていること、及び前記底板部には、筒状体(2)内の油又は/及び水と残渣とを前記循環路へ吐出すための集じん口が設けられていて、前記集じん口から前記循環路内に流入した油又は/水は、前記濾過装置により濾過されながら還流して前記対となる帯状開口部より筒状体(2)内に流出するようにしたことを特徴とするものである。
また、本発明に係る揚げ物の製造装置の第6の特徴は、前記第1から5までのいずれか1の特徴における揚げ物の製造装置において略U字型の冷却管が前記筐体と筒状体(2)との前後の間隙を通るとともに筒状体(2)の下を通って設けられていることを特徴とするものである。
さらに、本発明に係る揚げ物の製造装置の第7の特徴は、前記第1から5までのいずれか1の特徴における揚げ物の製造装置において冷却管が前記筐体を貫通するとともに、筒状体(2)の下を通って設けられていることを特徴とするものである。
さらにまた、本発明に係る揚げ物の製造装置の第8の特徴は、槽内上部に油、槽内下部に水を収容するようにし、油層にヒーターを設けてなる総菜の揚げ物装置において、揚げ物装置の外槽をなす筐体内部に、高温領域の油槽として内設される上方及び下方を開放した筒状体(2)を備え、筒状体(2)の壁面には油上面、水上面及び筒状体(2)の下端部のいずれか、またはそれら全てに面する位置に、切り欠きされた帯状開口部が開口されていること、前記筐体と筒状体(2)との間隙は油又は/及び水が還流する循環路を形成していること、前記循環路内の油又は/及び水の残渣を濾過する濾過装置が設けられていること、及び前記対となる帯状開口部は一方を油又は/及び水の吐出口とし、他方を吸入口としていて、揚げ物の残渣を含む筒状体(2)内の油又は/及び水が、前記各帯状開口部の吸入口から前記循環路内に流入した後、前記濾過装置により濾過され、前記各帯状開口部の吐出口から筒状体(2)に流出するようにしたことを特徴とするものである。
また、本発明に係る揚げ物の製造装置の第9の特徴は、槽内上部に油、槽内下部に水を収容するようにし、油層にヒーターを設けてなる総菜の揚げ物装置において、揚げ物装置の外槽をなす筐体内部に、高温領域の油槽として内設される上方及び下方を開放した筒状体(2)を備え、筒状体(2)には油上面、水上面及び筒状体(2)の下端部のいずれか、またはそれら全てに面する互いに対向する壁面に、対となる切り欠きされた帯状開口部が開口されていること、前記筐体と筒状体(2)との間隙は油又は/及び水が還流する循環路を形成していること、前記循環路内の油又は/及び水の残渣を濾過する濾過装置が設けられていること、及び前記対となる帯状開口部は一方を油又は/及び水の吐出口とし、他方を吸入口としていて、揚げ物の残渣を含む筒状体(2)内の油又は/及び水が、前記各帯状開口部の吸入口から前記循環路内に流入した後、前記濾過装置により濾過され、前記各帯状開口部の吐出口から筒状体(2)に流出するようにしたことを特徴とするものである。
また、本発明に係る揚げ物の製造装置の第10の特徴は、槽内上部に油、槽内下部に水を収容するようにし、油層内にヒーターを設けてなる総菜の揚げ物装置において、揚げ物装置の外槽をなす筐体内部に、高温領域の油槽として内設される上方及び下方を開放した筒状体(2)を備え、筒状体(2)には油上面、水上面及び筒状体(2)の下端部のいずれか、またはそれら全てに面する互いに対向する壁面に、対となる切り欠きされた帯状開口部が開口されていること、前記筐体には該筐体底部の上方に筒状体(2)の下端部が接続して油層の底面を形成する底板部が設けられ、二重底を形成していること、前記筐体と筒状体(2)及び前記底板部との間隙は油又は/及び水が還流する循環路を形成していること、前記循環路内の油又は/及び水の残渣を濾過する濾過装置が設けられていること、及び前記対となる帯状開口部は一方を油又は/及び水の吐出口とし、他方を吸入口としていて、揚げ物の残渣を含む筒状体(2)内の油又は/及び水が、前記各帯状開口部の吸入口から前記循環路内に流入した後、前記濾過装置により濾過され、前記各帯状開口部の吐出口から筒状体(2)内に流出するようにしたことを特徴とするものである。
また、本発明に係る揚げ物の製造装置の第11の特徴は、槽内上部に油、槽内下部に水を収容するようにし、油層内にヒーターを設けてなる総菜の揚げ物装置において、揚げ物装置の外槽をなす筐体内部に、高温領域の油槽として内設される上方及び下方を開放した筒状体(2)を備え、筒状体(2)には油上面、水上面及び筒状体(2)の下端部のいずれか、またはそれら全てに面する互いに対向する壁面に、対となる切り欠きされた帯状開口部が開口されていること、前記筐体には該筐体底部の上方に筒状体(2)の下端部が接続して油層の底面を形成する底板部が設けられ、二重底を形成していること、前記筐体と筒状体(2)及び前記底板部との間隙は油又は/及び水が還流する循環路を形成していること、前記循環路内の油又は/及び水の残渣を濾過する濾過装置が設けられていること、及び前記底板部には、筒状体(2)内の油又は/及び水と残渣とを前記循環路へ吐出すための集じん口が設けられていて、前記集じん口から前記循環路内に流入した油又は/水は、前記濾過装置により濾過されながら還流して前記対となる帯状開口部より筒状体(2)内に流出するようにしたことを特徴とするものである。
さらに、本発明に係る揚げ物の製造装置の第12の特徴は、前記第8から11までのいずれか1の特徴における揚げ物の製造装置において略U字型の冷却管が前記筐体と筒状体(2)との前後の間隙を通り、かつ筒状体(2)の前後の壁面を貫通して設けられていることを特徴とするものである。
さらにまた、本発明に係る揚げ物の製造装置の第13の特徴は、前記第8から11までのいずれか1の特徴における揚げ物の製造装置において冷却管が前記筐体及び前記筒状体(2)を貫通して設けられていることを特徴とするものである。
また、本発明に係る揚げ物の製造装置の第14の特徴は、前記第2から13までのいずれか1の特徴における前記濾過装置が前記循環路内に設けられていることを特徴とするものである。
さらに、本発明に係る揚げ物の製造装置の第15の特徴は、前記第2から14までのいずれか1の特徴における前記濾過装置が、前記筐体と筒状体(2)との左右の間隙のいずれか一方に設けられていることを特徴とするものである。
さらにまた、本発明に係る揚げ物の製造装置の第16の特徴は、前記第1から14までのいずれか1の特徴における前記濾過装置が、前記筐体と筒状体(2)との左右の間隙の双方に設けられていることを特徴とするものである。
また、本発明に係る揚げ物の製造装置の第17の特徴は、前記第4から7及び前記第10から14までのいずれか1の特徴における前記濾過装置が、前記筐体底部と前記底板部との二重底の間隙に設けられていることを特徴とするものである。
さらに、本発明に係る揚げ物の製造装置の第18の特徴は、前記第4から7及び前記第10から17までのいずれか1の特徴における揚げ物の製造装置において、前記筐体と筒状体(2)との間隙には第1の濾過装置を、前記筐体底部と前記底板部との二重底の間隙には第2の濾過装置を備えていることを特徴とするものである。
さらにまた、本発明に係る揚げ物の製造装置の第19の特徴は、前記第18の特徴における前記第1の濾過装置と前記第2の濾過装置とが連結バルブを介して連結されていることを特徴とするものである。
また、本発明に係る揚げ物の製造装置の第20の特徴は、前記第18又は19の特徴における前記第1の濾過装置が、前記帯状開口部とそれぞれ連結する開口部を有していることを特徴とするものである。
さらに、本発明に係る揚げ物の製造装置の第21の特徴は、前記第1から20までのいずれか1の特徴における揚げ物の製造装置において、前記筐体には、筒状体(2)を内包する第2の筒状体(2−2)が内設されていることを特徴とするものである。
さらにまた、本発明に係る揚げ物の製造装置の第22の特徴は、前記第1から21までのいずれか1の特徴における揚げ物の製造装置において、前記筐体には、筒状体(2)を内包する第2の筒状体(2−2)及び前記筒状体(2)及び前記第2の筒状体(2−2)の双方を内包する第3の筒状体(2−3)が内設されていることを特徴とするものである。
また、本発明に係る揚げ物の製造装置の第23の特徴は、前記第1から22までのいずれか1の特徴における前記筐体内部に、前記筒状体(2)が並列に複数個配設されていることを特徴とするものである。
さらに、本発明に係る揚げ物の製造装置の第24の特徴は、前記第1から23までのいずれか1の特徴における前記筒状体(2)が、横断面長方形又は正方形に形成されていることを特徴とするものである。
さらにまた、本発明に係る揚げ物の製造装置の第25の特徴は、前記第1から7及び前記第14から24までのいずれか1の特徴における前記筒状体(2)の下端が、前記ヒーターより下または、油水分離層より下としたことを特徴とするものである。
また、本発明に係る揚げ物の製造装置の第26の特徴は、前記第1から7及び前記第14から24までのいずれか1の特徴における前記筒状体(2)の高さ方向の長さが、前記第2の筒状体(2−2)の高さ方向の長さより短く、前記筒状体(2)の下端は、前記第2の筒状体(2−2)の下端より上の位置にあることを特徴とするものである。
さらにまた、本発明に係る揚げ物の製造装置の第27の特徴は、前記第1から7及び前記第14から26までのいずれか1の特徴における前記第2の筒状体(2−2)の高さ方向の長さが、前記第3の筒状体(2−3)の高さ方向の長さより短く、前記第2の筒状体(2−2)の下端は、前記第3の筒状体(2−3)の下端より上の位置にあることを特徴とするものである。
さらに、本発明に係る揚げ物の製造装置の第28の特徴は、前記第1から27までのいずれか1の特徴における前記筒状体(2)が、着脱可能に、上部において支持具により前記筐体に懸架され、又は底部において支持具により前記底板部に支持されていることを特徴とするものである。
さらにまた、本発明に係る揚げ物の製造装置の第29の特徴は、前記第1から28までのいずれか1の特徴における前記筐体がボックス、または前記筐体の枠の支柱をパイプとして該支柱に各壁面板をそれぞれ嵌合して形成し、漏水しない容器または袋を内装して2重構造とすることを特徴とするものである。
本発明は以下の有利な点及び構成を有する。
すなわち、エアーダクトによる冷却管を油中に設けられることにより冷却管、エアーダクトを溶接することなく揚げ物装置が可能となり、従ってステンレス鋼等調理油槽の材料の肉厚の薄さを生かした装置が可能である。
また、簡便に揚げ物装置の仕様変更など、需要に即応した装置の可変が容易に可能であり、筒状体による揚げ物槽としての利点を実現できる構成である。
さらに、筒状体を循環濾過装置に連携し、循環ポンプの制御に従い、揚げ物残渣を除去する構成である。揚げ物装置内に該装置を設け、又は該構成の一部を装置外に設けて、幅延伸帯状開口の吸引、吐出部を循環濾過装置に連携して、揚げ物槽における残渣を除去する構成である。
さらにまた、筒状体をヒーター下面とする構成は調理油のエアーダクトを筒状体壁外側に構成する例であり、また、該筒状体を油水分離層下面の深さとする例は、該筒状体外側を水槽として構成可能であり、高温域調理油槽を水槽中に可能な構成となり、揚げ物槽の袋状容器等と組立、ボックスによる装置の簡便化が構成可能である。また、該構成によって中間残渣、分離層帯に浮遊する残渣を手動ないし自動駆動機構によって掃除可能な構成である。非常時、緊急時など、簡便に良好な揚げ物を簡便に可能とする構成である。
また、循環濾過装置を揚げ物装置内に設ける構成において、幅延伸帯状の開口部を循環ポンプの吸引、吐出口に連携してあり、該開口部を表面部、中間部、底部、或いは中間部、底部に開口して残渣滞留位置に設け、また、該開口部の双方いずれも、または、いずれか一方を幅延伸帯状に開口し、他方の開口部に集じんガイド板を設けた構成である。揚げ物残渣を直接残渣滞留部で集じんするための流域を循環ポンプで構成し、循環濾過装置により残渣を除去して揚げ物槽をクリーンにする構成である。
さらに、揚げ物装置に対する給油及び給水タンク等の連結において、また、調理油や水の供給口を循環経路に連結して循環濾過装置における制御と連携して制御する構成とし、かかる制御で油水の給排水及び品質管理を共に一元的に管理制御する構成である。
さらにまた、揚げ物装置の壁面に幅延伸帯状開口部を設けて、従来のパイプ形状の循環濾過装置による集じんに対し、直接広角に滞留残渣を面状である吐出開口部の吐出にもとづいて、また、同様な構成の吸引開口部の吸引にもとづいて面、帯状に掃除可能とする構成である。
また、揚げ物装置壁面に直接開口することで、筒状体の開口機能と同様に循環濾過装置と連携することにより、実現可能に構成する。
さらに、筒状体の深さや筒状体下面の切面を水平一部斜面などによって、油水は媒体筒状体の位置関係で分離、分割されており、各分離層また分割層に区分された油水はそれぞれの抽出移動が循環濾過装置また注水ないし排水などで可能であり、従い循環濾過装置の自動制御によって、また、手動によるバルブの操作で油水の移動が可能である。この過程における油水移動により残渣除去、また、随意に油水分離、油水分割、貯留、排出が個別に、或は混合にすることなど等を可能とする構成であり、区分の領域を構成する筒状体の深さ、配置位置により構成し、かかる領域間移動を循環濾過装置の制御にもとづいて行なう構成である。
さらにまた、揚げ物槽を幾つか並べて多種少量の生産を揚げ物籠の上下移動によるサイクルタイムによる構成とするか、また、投入して所定時間のサイクルタイムを流れによる生産構成とするかに構成の特徴がある。
また、仕切り板の着脱、位置変更にもとづいた該構成により、簡便に筒状体領域を形成可能で、容易に装置を変更、揚げ物の需給に即応した揚げ物装置の構成の変更が可能である。
さらに、揚げ物品質は調理油槽の油量や揚げ物量との関係や揚げ物の油中における充填率などにおいて品質上の影響があり、かかる観点から籠の移動、移動速度を循環濾過装置にもとづいて制御する構成である。
さらにまた、各筒状体の支持具を揚げ物装置の端部で支持し、筒状体下端と筐体底部間に支持バーを設け、筒状体の宙吊り状態の安定化を図る構成である。
また、調理油槽における油の回転率や揚げ物量と調理油槽の油の充填率など、また新油供給の品質影響などまた重化合物の量のチェック等の活用など、等を循環濾過装置の制御にもとづいて揚げ物品質を一元管理する構成である。
さらに、筒状体、ヒーター、循環濾過装置、駆動残渣装置、駆動残渣掃具、搬送手段、搬送具、ボックス、容器、袋等を適宜自在に、装脱可能に組み合わせた構成である。
さらにまた、濾過装置は、ケース状の構成である。
また、前記筒状体(2)の前後方向に往復する自動駆動残渣除去装置を備え、該除去装置は集じん口より吸引して筒状体(2)内の揚げ物の残渣を除去する構成である。
さらに、前記筒状体(2)は、壁面四囲を断熱材で被覆し、または断熱層により断熱するように構成している
さらにまた、冷却管は、エアーダクトとして、筒状体(2)の一方の壁面の外側に上方から導入されるとともに、屈曲して筒状体(2)を貫通し、再び屈曲して他方の壁面の外側から上方に延出し、または、筐体及び筒状体(2)双方を貫通して設けた構成である。
また、濾過装置内に、油及び水の流量を調節するための流量調整板が、濾過装置の開口部位に設けられている構成である。
さらに、筒状体(2)内に、揚げ物の運搬具や付加備品を設置し、これらを濾過装置と連携して制御する構成である。
さらにまた、濾過装置を品質要件に従い制御する構成である。調理油槽における油の回転率や揚げ物量と調理油槽の油の充填率など、また新油供給の品質影響など、また重化合物の量のチェック等の活用など、を循環濾過装置の制御に基づいて揚げ物品質を一元管理する構成である。
本提案における揚げ物装置の課題解決は、以下によって構成する。調理油及び水を貯留可能な貯留槽に提案する筒状体を敷設する。揚げ物装置に筒状体を幾重か内装して油水を分離分留して区分し、かかる区分にもとづき構成した揚げ物装置である。揚げ物に要する熱源としてヒーターを単一または中心になる筒状体に装置して調理油を筒状体に添加して揚げ物温度域で揚げ物をする構成である(以下、単一または中心になる筒状体を筒状体2または油槽筒状体という)。また/あるいは、揚げ物装置を仕切り板で仕切り、仕切り板で区分されたエリアにヒーターを敷設し、仕切り領域で揚げ物をする構成である(以下、仕切り領域を含め該構成される揚げ物領域を油槽筒状体または筒状体2と呼称する。)。油槽筒状体を設けて揚げ物をする構成である。
上記筒状体2を設置した筐体1の型式類例として筐体1を縦長、あるいは/また横長の長尺に構成し、各筐体1に相応した筒状体2を数個装置する構成も可能である。形状から横長を箱型、縱を箸箱型という。
上記例は、筒状体2が複数個、または長尺の筒状体2による油槽の構成である。箱型では筐体1内に筒状体2を複数個間隔を置いて併設し、箸箱型は筒状体2を単一ないしは複数個間隔を置いて併設する構成である。なお、1つの筒状体2を拡幅伸張して筒状体2内に仕切り板を設けて数個のスペースを設け、該スペースを筒状体2として構成可能である。何れも各筒状体2を油槽とする構成であり、該構成の油槽筒状体を内包する筒状体2−1、2−2をそれぞれ配設し、該油槽筒状体外側に設置する筒状体2−1、2−2等の数は揚げ物装置の仕様構成にもとづいて構成する。該構成は、生産の規模、態様に応じ、小量から大量の揚げ物の連続した製造に対応する構成である。以下、本案は揚げ物装置における単一油槽筒状体にもとづいて記述する。
まず、筒状体2は筒状体2の熱効率化と装置内エアーダクトの構成を考慮して高温域壁面を断熱材で構成しまたは断熱層の形成に筒状体2の壁面をU字形・ケース状にしてエアー断熱を図るなどの構成である。
調理油及び水併用形(以下、油水と呼称する。)にあっては筒状体2の下に油温低下に一般な冷却管4としてエアーダクトが適宜位置に複数本装置されおり、本案にても同様である。次に、循環ポンプ17に連携した循環濾過装置を構成するケースを装置する。このケースに連携する筒状体2、循環ポンプ17、連携する循環濾過装置5、12等各構成を連携制御することにより品質劣化物質の抑制を図る。なお、測定値による制御は手動また自動計測が可能であり、かかる指標にもとづき適宜、定時管理、自動管理する構成である。
上記制御を循環濾過装置5、12と連携し、揚げ物における劣化物質を制御する構成である。油槽筒状体に運搬具を装置して該運搬具を制御することにより回転率を制御し、また、油槽筒状体の調理油の劣化物質測定などにもとづく制御等、これら各連携する制御及びケース濾過装置5、12とが相俟って品質管理する構成である。
なお、筐体1における油水の新旧供給補給排出の装置及び弁は濾過装置5、12に配設するなど適宜に設置する。なお、水位センサー、油センサーを設けることは適宜である。
まず、筐体1は、仕様、材質、形状など随意適宜に構成する、保水可能なプラスチック容器、袋の利用が可能であり、従って、網状、柵状、ダンボールや板張りの箱でも良く、非常・緊急時など筐体1に自由度がある。油水を使用後袋から水を排水して、簡便に油の保管、筐体1の始末が可能である。この例では、筐体1は底を必ずしも必要とせず底部はプラスチック袋などの静置可能であれば良い。また、例で、段ボール箱にプラスチック袋(エポキシ樹脂、フッ素樹脂系)を利用するなど排水口を設けるなどで望ましく扱いやすい。また、油槽下部を傾斜する、また、油槽をサイフォン式にするなど、形状の構成は自在可能である。
次いで、筒状体2の形状は中空・上下開放の横断面長方形又は正方形、或は、下部において底面を備え穿穴開口する。円など形状は任意である。筒状体2下端部の形状は直線、あるいは、凹・凸・斜面など仕様に応じ適宜である。かかる構成によって揚げ物装置を生産物の種類や需給に即応した変更が簡便に可能である。また、筒状体2の外側に適宜に筒状体を幾つか装置することによって後述する油水分留分離機能、残渣除去の配管機能、油水の移動区分機能などを構成する。
次に、ヒーター3を筒状体2に直接または併設し、あるいは筒状体2下端部に設け、適宜の調理油温度とする構成である。
上記ヒーター3は、IHヒーター、電熱器、ガス等であり、適宜装置する。量的に揚げ物具材の多い油槽にあっては深度ある筒状体2が有効であり、具材の充填率向上の面からは深部にある具材の加熱が有効な構成といえる。IHヒーターは、底部にまたは油槽筒状体に発熱部を内装しケースに電磁誘導コイルを設けるなどの構成である。
筒状体2の支持方法は適宜である。筐体1に懸架し、また、筒状体2のコーナー各上部内側に支持バーを出入可能に設け、または筐体1に回転式ハンガーを設けるなど、また手動掃具を構成しない構成では下端各コーナーなど筐体1底部に至る支持バーおよび該コーナー支持具を装脱可能に適宜設ける。
次いで、筒状体2の壁面部に補助側板を設ける。補助板を温度保持にフッ素樹脂コートなど断熱材により構成し、また、エアーダクトを併設する構成である。
筒状体2における広さ(S)と深さ(H)は油量(V)は(V=S×H)/体積の関係を考慮し、適宜に構成して調理油槽における劣化物質の発生割合の抑制を図る。
上記に関し、筒状体2において、広さ(S)と深さ(H)は油量(V)である体積(V=S×H)は、筒状体2の下端(深さ)であり、油性の劣化速度は1/Hの比例の関係にあるとされることから、油槽における劣化のし易さは体積による広狭にではなく油底から油面までの距離であり、深さ(H)、距離の長短により劣化物質の濃度の抑制を考慮し、広さに対し深度を長手に適宜距離を設定する構成である。
なお、筒状体2における揚げ物量とその規模により適宜に運搬具を構成する。装置における充填率を高めることで劣化物質の抑制が認められており、充填率を考慮して運搬具を制御する。
また、筒状体2おける給油補充による油層における回転率(%/時間=時間当たり給油量・新しい油(G/時間〉÷フライ層における油脂量(+給油量))が揚げ物品質、油性の劣化に影響することが知られており、補給における回転率を考慮して、補給を劣化物質の濃度抑制に回転率を制御し、コントロールする構成とする。
また、筒状体2を油層とする油量に対する揚げ物具材の比である充填率を高めることで、油の重合物による劣化を制御することが知られており、運搬具の構成と揚げ物具材を適宜に制御し、運転具を運用する構成である。
上記する筒状体2においてヒーターに印加、または点火することにより惣菜を揚げる構成であると共にまた濾過ケースにより、揚げ物の調理品の品質、使用する油脂の品質管理を行う構成である。油水槽における筒状体2によって油水の分留分離か可能であり、温度領域、滞留残渣領域、油水分離、油水分留領域、制御管理すべき領城等それぞれを区分する構成のもとに品質管理する構成である。
また、ケースによる循環濾過装置5、12を装置内に設けることにより、残渣を的確に滞留位置(主な滞留位置は、油槽表面部、中間部、底部である。)で除却する構成である。開口の特微から掃くように掃除する流れの形成にもとづいて残渣等に起因する品質劣化要因を抑制し、上記構成とこれらの制御管理が相俟って課題を解決する。
次に、筒状体2を増設付加する構成である。付加される筒状体は油水分離層近傍、或は中間残渣の滞留域(調理による残渣が滞留する中間領域である。)を下端とする深長の構成である。まず、筐体1に適宜な水を注入後筒状体2に油を投入することにより、筒状体2を介し油水が分留され、且つ筒状体2下端において油水は2層に分離する。付加される筒状体によって水と油は分離分留され、各筒状体の壁を介し、油槽筒状体2と筒状体2−2の間隙は時間の経過と共に油量領域として油表面部は筒状体2の油表面部と水平である(油槽筒状体の直近外側の付加筒状体を筒状体2−2と呼称する)。筒状体2及び筒状体2−2の間隙と筒状体2−2及び筐体1の間隙の分留位置は比重差により段差である。筒状体2−2及び筐体1の間隙は四囲水で満たされ、該間隙による水槽は循環装置の還流・吐出の影響に対して油槽への直接な吐出に対するバッファーとして機能し、また、該間隙に循環吐出することで調理油を水浄化可能とする構成である。本構成になる水槽をもって、簡便容易に揚げ物装置を構築でき、水槽を利用した筒状体による揚げ物装置の構築である。
また、油水の分離分留する機能にもとづき、左右上下に筒状体を介して水量の増減をもって油の移動(移入および排出)を可能とし、また、循環装置と連携して筒状体間の間隙における移動を利用して残渣除去機能を構成可能であり、例えば筒状体2及び筒状体2−2の間隙を吐出、筒状体2−2及び筐体1の間隙を吸引配管部に連携し循環濾過し、残渣除去を可能とする構成である。筒状体2−3を介して筒状体2の温度制御を可能とする。
上記における油水投入は、上記した筐体1にまず適量の水を投入し、次いで筒状体2より油を投入する。筒状体2、2−2間に油を貯留する。前述筒状体2−2は油中にあり、筒状体2−3によって筐体1と筒状体2−3を隔壁として油水混合を回避し、また、油槽筒状体によって水槽でもある揚げ物装置を構成する。油槽筒状体保持は、揚げ物装置の懸架可能な所に敷設する。ヒーターの支持具側が望ましい。
次いで、油槽筒状体の下を介してエアーダクト4を油面に突出開口する。開口部の一方を高く、他方を低くすることで煙突効果を期待できる。また、筐体1の構成によっては筐体1壁面を穿穴通管開口する。或は、連結するエアーダクト4を設け上方向において開放し、他方底にて外部に開放する構成など、エアーダクト4を構成する。
次に、筐体1に設置するケースは循環ポンプ(以下、ポンプ17と呼称する。)に連結した循環濾過装置である。ケースに濾過装置としての機能を設け、濾過装置を構成(以下、ケース形態の循環濾過装置を循環ポンプ17に連携した構成を濾過ケースと呼称する。)する。濾過ケースにもとづいて濾過循環路を形成する(ケース循環路という。)。ケース循環路はポンプ17と連携する濾過ケースに設けられる吸引、吐出の個別開口部によって開口部間に生じる一連の流れによって、流域、流帯を形成する。かかる構成のケース循環路によって形成される循環濾過装置である(以下、ケース濾過と呼称する。)なお、従来型の揚げ物装置においても濾過ケースを敷設し、循環濾過する構成が可能である。揚げ物装置の調理油表面部、槽底部の残渣滞留位置の壁面を開口することで、同様に機能を実現可能である。
次に、上記残渣滞留位置における循環ろ過部・濾過ケースは、残渣滞留位置で個別に開口部として開口する。開口位置は、油表面部の浮遊位置、中間部の油水分離位置近辺の浮遊残渣位置、筒状体2の下端近辺または/及び筒状体2−2の下端近辺における滞留位置であり、もう一つは底部の沈殿部である。
濾過ケース開口部は、吸込み・吐出の流れを構成可能に開口幅一杯、帯状、広角に、装置幅に応じ吸引、吐出可能に開口する。残渣を一対の流れによる循環流により、あたかも残渣を掃くように掃除し、排出する構成である。本装置の特徴である。
上記ケースは、揚げ物装置内において立て形あるいは平型に構成する。構成は3層からなり、下部を吸込み配管部として循環ポンプに連結、中層を濾過槽としてフィルター、瀘過材等により濾過層を構成する。上部を残渣集じん部として集じんする滞留スペースと循環濾過の吸引開口部に連携などで構成する。ケースで構成した配管は濾過装置の一部を構成する。また、上部開口部上面部を開閉可能とし(搬出時の残渣排出に)且つシール等で循環液封止(循環液の噴出防止)可能に構成する。また、適宜上部から視認可能にして排出残渣の量、残渣の視認など可能に構成する。
上記構成による濾過装置は、時に適宜吸引口、吐出口双方、或は、何れか一方を幅延伸帯状に、または、底部集じん口20−2に集じんガイド板30を適宜設ける構成も可能である。
次に、本提案における濾過ケース開口部は残渣滞留位置において相対する構成であり、筐体1と筒状体2との各間隙に装置する。手前A面とし(図示せず)、その間隙をAgとし、以下時計周りにBg、Cg、Dg間に適宜に相対面を1対として配設する構成である。
循環ろ過装置5は、1ないし3層からなるケース状である。なお、筐体1を円柱状その他の形状で構成する例では各形状に適応した構成である。3層からなる上部1層は吸い込みであり、時に残渣の堆積する堆積部として機能し、中の1層はろ過部として濾過機能を担う構成であり(以下、濾過部と呼ぶ。)、下1層は配管部(以下、配管ないしパイプと呼ぶ。)であり、また、単一層である配管部は吹き出し口または時に吸い込み口である(何れも濾過装置逆洗時は逆である。)。
上記構成において、上部、中部、下部の3層並びに1層の濾過ケースは装置から着脱可能に構成し、ケースの残渣を槽外に搬出排出する。また、濾材の洗浄、配管の清掃を可能とし、自動濾過装置によっても同様である。
上記揚げ物製造装置はろ過過程において油水の補充、排出を循環濾過装置の制御により可能に構成する。補充の手動弁操作は適宜可能に構成し、給油給水は適宜である。
次に、底部の残渣除去において、ケース濾過装置12を立て形あるいは平型とし、装置底部の底上部に2重底を設けて底と2重底の間隙に平形循環濾過装置の集じん部12―1を設ける構成とし、該集じん部に装置内に相対して設けられるケース配管部と連携して、該配管部の開口による吐出、吸引にもとづいて残渣除去を構成する。
上記底部残渣において、2重底を設けずに集じん部にて集じんし、または、2重底の底部の適宜位置に集じんガイド板で吸引開口部を設けて集じんして上記集じん部に集じん濾過する構成である。
次に、手動装具によって浮遊残渣を除去する。筒状体2−2と2−3間、ないしは筒状体2−3と2−4(図示せず)間、ないしは筒状体2−3と筐体1間(筒状体2−4のない構成の例である。)の間隙において掃具を挿入して移動しつつ直接浮遊残渣を掃除する。掃除を手動による残渣除去は移動方向(以下、進行方向の対面をC、進行スタート時の面をAと呼ぶ。またAの左面はB、右面をD面と呼ぶ。A⇔Cに向かって掃具の支持バーを移動し、掃具のC間隙到達後、Cの間隙(以下、A面の間隙をAgと呼び、以下間隙の呼称はこの例による。)の上部に揚出し、槽外に搬出、除去する(以下、かかる掃具による構成を手動除去と呼ぶ。)構成である。
上記掃具において、掃具を移動可能に支持バーを設ける。間隙gに対応した装具により行う構成である。掃具の手動集じん部は集じん板、集じん袋などである。
上記手動掃具はエアーダクト4を回避する適宜位置に構成する。
次に、上記掃具において、循環濾過装置に連携して残渣除去する構成である。
まず、支持バーをパイプ(以下、配管バー、または、パイプバーと呼ぶ。)で構成する。該配管バーを循環ポンプ17の吸い込み口に連携配管し、ポンプ吸い込み口を循環濾過装置に連結、ポンプ吐出口を筐体1に還流(筒状体2をバッファーとして筒状体2に吐出する構成可能である。)して浮遊残渣を除去する。(以下、手動濾過ないし簡易ろ過と呼ぶ。)。筐体1内に掃具を在置、取り出し時宜である。
次に、上記における手動支持バーの移動を自動とする構成である。Bg⇔Dg間(或はAg、Cg)を利用してAg⇔Cgを移動可能に構成する。Bg、Dgの各掃具移動位置に掃具の移動距離を移動可能に駆動機構を設け、移動する掃具によって制御可能に構成した上記濾過装置と連携して残渣を除去する構成である。
なお、時に該自動掃具の構成を油槽底部の残渣除去に構成可能である。
上記における手動ないし自動残渣除去の構成を併設する構成が可能である(電源停止時、非常時において残渣除去を可能とする。)。自動駆動残渣除去装置40の掃具両端の支持バーを脱着可能に構成しておき、駆動機構をニュートラル構成とし、バーを取り付け手動除去可能にする構成である。
循環濾過装置の構成において、通常の揚げ物装置においては油水漏出防止対策を必要とするものの、本提案は油水の混在を基本とした構成上、装置する各装置間の連結における水漏れ程度は基本的に大きな障りはなく、装置間における接続・結合、挿入または開閉時における操作等において、シール・パッキン止め等の簡便な構成で可能である。かかる簡便性は装置の運用に良便であり、このことは槽内設備の着脱が容易となり、また、非常に簡便に清掃を可能とし、清潔な揚げ物装置の管理維持を可能にする構成である。
なお、唯一の高温部分は筒状体2に限定されており、該筒状体2は筒状体2−2によって低温油に四囲され、また、時に筒状体2−2または筒状体2−3は水に四囲される構成である。
従って、筒状体2以外は耐温度を要するレベルになく、その構成材の耐温度性を緩和でき、構成材は多種多様な選択とデッサンが可能である。多様な素材からなる揚げ物装置を可能とする構成である。
なお、筐体1、筒状体の素材は透明材使用が可能であり、視認装備は時宜選択する構成である。
次に、筐体1底部における残渣は、集じんガイド板30を底部に適宜に設け濾過装置により残渣を掃除する構成が可能である。吸取り口を吐出口と相対に構成し、或は吸取り口を下位に装置し、吐出口を適宜の上部に装置、両者間に斜面の集じんガイド板30を設けるなど、吐出口にもとづいた流れを斜面下方の吸取り口に向かうように構成し、前述の残渣の流域を構成する。また底部中心部に吸取り囗を設け、吐出口を四囲に適宜設ける構成なども可能である。
上記の構成において、循環濾過装置の機構の一部を必要に応じ筐体1の外部において構成可能である。例えば筒状体2の残渣の貯留部を筐体1外に設け、あるいは濾過部を筒状体2外に設けるなどであり、揚げ物の量的対応を可能とする構成である。
濾過装置の残渣取り入れ口および吐き出し口を底部平面上部、乃至は底部に設けることで槽内配管部の構成を簡便に構成でき、また、槽の底部を有効に利用でき可能で高便である。
次に、底部の残渣除去において、濾過装置のケースの形状、機能の組み合わせなど適宜に構成する。筐体1の底部に濾過装置を配備し、且つ、出し入れ可能な装置スペースを設ける。かかるスペース上面に筐体1壁面に接合した上げ底状に天板・2重天井を配設する。板の下に装置する濾過装置の残渣取り入れ口および吐き出し口の各真上の板部分を開口連結する。
該開口した開口部は残渣除去の流域・流れを構成する開口部であり、該開口は何れも真上方向であり、槽内において流れを構成する方向具を設け、該具を脱着可能に構成し、方向具等操作は間隙gにおいて掃渣バーで操作ないし駆動制御する構成である。また、かかる上下の開口部の連結および2重底における開閉はともに槽上部から同じく操作バーにより行う構成である。
上記における開口部を連結する配管の両端結合部封止はシールを用い軽度簡便でよい。例えば2重底の開口部にシールし、あるいは開閉具・封止板にシールする構成とし、開閉具脱着を容易/簡便にする構成である。かように2重底の吹き出し開口部は多様に構成できる。バー操作で板の排出口を平板で封止する、また、吹き出し口に回転開閉部を設けて回転板を操作するなどである。何れもシール、パッキンで簡便に可能である。開閉具はほぼ間隙の平面の大きさに対応して構成可能であり、板または開閉具としてパッキン、磁力封止などである。本油水取扱い装置として内装具の簡便性は本装置の特徴である。
筐体1の底部濾過装置の出し入れ口における漏水対策は開口部を封止する着脱具、または、開閉板を設け、該漏水防止は十分にブロックする構成である。該開口部で濾過装置を脱着し、筐体1外に残渣を処理する構成である。
なお、直接に筐体の残渣滞留位置壁面を幅広帯状に開口し、該筐体開口部に循環濾過装置、濾過ケースを連結する構成が可能である。該連結口による吸い込み、吐出を循環ポンプと連携し、残渣を循環濾過する構成である。油槽上部に浮遊する残渣においても同様に筐体壁面を開口することで構成可能である。
次に、槽の構成において、筒状体2、2−2、及び2−3を設け、筒状体2、2−2の油層に対し、筒状体2−2と2−3の間隙を吐出口、筒状体2−3と筒状体2−4(図示せず)との間隙を排出口として構成し、循環濾過する過程で残渣除去が可能である。筒状体2−2の下端を油水分離層の上、筒状体2−3下端を浮遊残渣下に構成し、筒状体2−4の下端を筒状体2−3の下端下に構成し、あるいは筒状体2−4を省き槽壁部により構成する。該構成はチューブにおける吐出、排出の開口幅を各機能のチューブ下端部の全幅を開口部とする構成である。本構成における幅延伸帯状開口部とする構成の1例である。かように筒状体から流入(吐出)して筒状体から放出(吸取り)する構成によって残渣の流れを筒状体間に構成し、残渣を槽外濾過装置に連携して掃除する構成である。該構成は筒状体を筐体1内に複数組、順次に小から大に敷設し、筐体1外に設けた循環装置に連結することで構成する。該構成はケース濾過による配管に代え、残渣位置から直接残渣除去を可能にする構成である。該構成は油槽である筒状体2以外は耐温性を要しないことから、構成が容易且つ安価であり、組立による構成が可能な利点である。(図示説明省略する。)
上記構成の水流による構成において、筒状体2−2,2−3間の吸い取り口か槽外タンクに残渣を貯留し、貯留槽における分離層の油を適宜に還流する構成も可能である。水流による流域・流路・流れを構成し、揚げ物を生活用水の水圧を利用し残渣除去を構成するなど簡便な装置ながら油性を維持し、風味である。
以上、本発明の揚げ物装置は、水槽といえる装置に仕切りとして利用した筒状体2からなる油槽と、また、数個適宜の幅および長さの違う筒状体を領域区分に利用し、また、帯状開口部の開設と相俟って、ケースによる装置内循環濾過装置によって直接水中残渣域を吸引可能とするケースで構成し、ケースを循環濾過装置と連携することで浮遊残渣、底の沈殿残渣をリアルタイムで掃渣・除去可能である。該装置により品質劣化物質の抑制を図り、簡便・美味・利便性・デザイン性のある新しい方式による装置の提案である。水槽化効果として、揚げ物操作部分におけるヒートプロテクター、周辺輻射熱、機器表面温度上昇における抑止効果がある。
本発明は、
1、揚げ物物装置における機構の変更で、非常に容易に、簡便に、安価に、然も風味ある揚げ物を可能とし、家庭から産業用まで提供可能である。
2、揚げ物装置において、残渣を直接排出すると共に、揚げ物に起因する品質劣化要因の低減によって、揚げ物の揚げが良好であり、また、容易・簡便・安価に可能である。
3、揚げ物装置において、濾過装置を装置内に設けたことにより、残渣除去が的確・簡便となり、品質が良好且つ安定した食味を提供できる。
4、揚げ物装置において、揚げ物時における残渣除去がリアルタイムに可能となり、良好な揚げが安心して期待できるようになった。
5、揚げ物装置において、高温域の油槽が水中にあることから、揚げ物装置の素材の幅が広がり、デザインの自由度が大きく、揚げ物料理の賞味とともに透過型を構成し、水槽として観賞できる面白さがある。
6、揚げ物装置の品質管理において、各部の取り出し・取り付けが容易なことから、清掃、清潔な装置の維持が可能である。
7、揚げ物装置は、仕様に依って小は家庭用から大は事業用として適応可能である。
本発明に係る槽分離揚げ物装置の基本的な構成図を示す図 図1の断面斜視図 図1の断面正面図であり揚げ物装置としての機能説明図 図1の構成各パーツの図 図1の断面側面図、断面斜視図 貫通冷却パイプの例の外観斜視図、断面斜視図 自動駆動多段網棚の図 槽底部に集じんガイド板を設ける例の機能を説明した断面正面図 仕切り板で油槽チューブを構成する例の構成図 図9の全体斜視図 図9の平面図、断面正面図、断面側面図。 筒状体が三層の例の全体斜視図 図12の天蓋を外した図 自動駆動残渣除去装置を具備した装置の斜視図 手動集じん具を具備した装置の斜視図 循環濾過装置の説明斜視図 図15、図16の断面側面図、断面正面図 図12の断面側面図 図12の断面正面図 図12の切断図 図12の切断図 簡便な方式の揚げ物装置の構成図 図22の油槽筒状体に溶接の冷却パイプを設けた例の正面断面図 油槽筒状体1個タイプの概念図 油槽筒状体2個並列タイプの概念図 縱長油槽筒状体2個並列タイプの概念図 揚げ物装置の制御機器及び油水管理機器の構成図
本発明は揚げ物装置に筒状体を敷設して、該筒状体にヒーターを敷設し、該構成の油槽(以下、油槽筒状体と呼ぶ。)を設け、揚げ物装置と筒状体間にスペースを設け、かかる空域に残渣を除去する掃具、また、残渣除去機能を構成したケースを循環濾過装置として構成し、油槽筒状体、ケース循環濾過装置及び品質劣化物質の抑制等を制御装置により制御し、提案の装置と制御が相俟って品質管理することにより課題解決する装置である。
また、本装置は油物を扱う性質上、清潔な維持管理が大切であり、洗浄の容易さを必要とされるが、おおむね、装置における装着・取り出しははめ込み、回転止め、組み合わせ、等であり、筒状体はじめ循環濾過装置のケース化、該残渣取り出し、残渣集じん掃具、集じんガイド板、等も容易に着脱可能である。
以下に、本発明の好適な実施形態(実施例)を添付図面(概念図)に基づいて説明する。
図1は、揚げ物装置の基本的な構成である。1は揚げ物装置の筐体であり、筐体1に筒状体2を内設し、該筒状体2内に内設される網7の下にヒーター3が敷設される。筒状体2は保持金具8を介して筐体1に支持される。また、当該筒状体2には、切り欠き開口された幅延伸帯状の開口部6が対となって対向する壁面にそれぞれ穿設されていて、筐体1と筒状体2との間に配設された第1循環濾過装置5と連結している。4は冷却管であり、筐体1の上部から下方へ向かって延設され、屈曲して筒状体2の一方の壁面を貫通してヒーター3の下を通り、筒状体2の他方の壁面を貫通して再び屈曲し、筐体1の上方へ向かって延設されている。9は循環濾過装置12の濾過部分の取り出し口である。図2は斜視図であり、図1の内部の構造を表す。図3は側面図で揚げ物装置としての機能を示す説明図である。調理油10が筒状体2の油上面吐出開口部6−1及び油上面吸引開口部6−2から水11の上面の油水分離層にあり、当該分離層には筒状体2壁面に油水分離層吐出開口部6−3及び油水分離層吸引6−4が設けられ、同じく揚げ物槽底板部19の位置には筒状体2壁面に槽底面吐出開口部6−5及び槽底面吐出開口部6−6が開口されている。開口部6は何れも第1循環濾過装置5の配管ケース12−4に連結されている。第2循環濾過装置12は底板部19の下に設置されていて、連結パイプ20を介して第1循環濾過装置5と連結し、かつ循環ポンプ17に連結する。13は循環濾過部経路であり、流れ方向を示す。循環濾過部経路13における幾つかのストップ弁18の開閉で油水の取り入れ、排出、楊げ物装置の油水を吸引開口部6−2、6−4、6−6から残渣と共に各口において取入、配管ケース12−4を導路に連結パイプ20で濾過装置12に入り、濾過装置12内の上段部の残澄集じん部12−1、残渣フィルター12−2、濾過材部12−3を通り、連結パイプ20−1から配管12−4−1に入り、吐出開口部6−1、6−3、6−5からそれぞれ吐出し、各6−1、6−2と6−3、6−4と6−5、6−6とがそれぞれ循環過程で相対応して流路を形成する。幅延伸、帯状の広い開口部による流路によって掃く様に残渣が集じんする構成である。
循環濾過部経路13に連携するポンプ17をバルブの開閉と共に運転停止等制御することにより、油水の流量、取入、排出をする。14は調理油取入口、15は水取入口、16は排水、排油口である。循環流量調整に6−1−2は吐出流量調整板、6−2−2は吸引流量調整板を設けている。
図4は図1の各パーツ図である。本装置は斯様にパーツの組み合わせからなる構成である。
図5は図1の側面図、斜視図である。筒状体2の内側が調理油槽で高温域であり、筒状体2の外側は油槽であるが低温領域である。冷却管4によりヒーター下面を空気冷却する。図6は、筒状体2外側の油中に設ける冷却管4に変えて冷却位置に水平な冷却管を筐体1に貫通して設ける例の斜視図と側面図である。また、7−2−1、7−2−2、7−2−3は揚げ物棚網の3段の例である。7−3は棚網上下駆動部を表す。その他については、図2,3と同様であり、説明省略する。
図7は7−2の油槽の自動駆動網棚である。図8は水平冷却管4の筐体1の貫通例であり、第2循環濾過装置12に対し筒状体2底部の残渣集じんを導入する集じんガイド板30を設ける構成である。上部、中部位置の開口部6−1、6−2、6−3、6−4を何れも吐出口とし、底部集じん口で集じんして底部の第2濾過装置12で循環ポンプ17に連携して集じん濾過する。図3の例により、図示説明省略する。図9は、筐体1をあたかも筒状体2の如く仕切り板2−1、2−2で仕切り、なお、筒状体2の前面及び後面壁を密着させる構成も可能であり、筒状体2と同様に油槽とする構成である。図10は水平冷却管4が筐体1を貫通する場合の斜視図である。図11は平面図、正面図、側面図である。図示説明省略する。図12は、筐体1に筒状体2、2−2、2−3が3層に内装された状態の斜視図であり、1−2は天蓋、1−3は運転状況、制御に関する入力及び表示をする装置操作部である。図13は天蓋1−2を外した斜視図である。2−2、 2−3は筒状体2の内部に内設される各筒状体である。8は各筒状体2、2−2、2−3の支持具を表す。
図14は自動駆動、手動駆動残渣除去装置を具備した装置を表す。40は自動駆動残渣除去装置であり、集じんパイプ駆動連結部40−1−3にて循環ポンプ17に連結して吸引し、吐出を第1循環濾過装置5の吐出開口部6−1、6−3、6−5から吐出し、又は別に吐出部を設けてもよい(図示省略する)。自動駆動残渣除去装置40は中間又は下部残渣滞留位置に設定されており(図17の6−3、6−5)、循環濾過装置連結パイプ40−1と集じんパイプ駆動機構40−1−2とが連結し、自動駆動残渣除去装置40の移動方向に前後して掃渣する構成である。開口部6−3、6−5の開口位置において掃渣する第1循環濾過装置5と選択、利用可能な構成である。図15は自動駆動残渣除去装置40に代えて手動で掃渣する手動集じん具40−2を表し、40−2−1の手動集じん具握り部で握って掃渣位置を操作する構成である。図16は図2、3、6などの第1循環濾過装置5及び第2循環濾過装置12の斜視図である。13−1は循環流域における循環流路方向を表す。20−1、イ、及びロは、連結バルブの開口閉止を表し、連結バルブ部の開閉は連結バルブ操作バー20−1−1を操作する。自動構成は当然可能である。図示説明省略する。図18、図19は図12の側面図である。図20、図21は装置1の切断図である。8、8−1は各筒状体2、2−2、2−3の各支持具である。図示説明省略する。
図22は本構成による簡便な方式の揚げ物装置図である。4角を形成する様に支柱50−2に切り込まれた支柱・板嵌合部50−3に対して各壁面板を4面挿入し、底部を同様に配置して箱状筐体1を設けて、該構成の筐体1に容器51を内装する。容器51は袋状でも、箱状容器でもよく、漏水しないものとする。筒状体2を挿入し、ヒーター3を敷設することで、揚げ物装置とする。筐体1と筒状体2との間において冷却管4を設けても良く(図示省略する。)、溶接レスの揚げ物装置である。図23は溶接の冷却管4は水冷パイプである。
図1から図23は筐体1における筒状体2の敷設を1として説明したものである。図24は筒状体2を表す平面図である。図25は筒状体2が2個並列する例であり、図26は筒状体2が縦長に構成される例である。図示説明省略する。大量生産、異種類同時生産を意図する構成である。
図27は、本発明の特徴である、揚げ物残渣の除去、油水の給排水及び品質管理が可能な筒状体2の機能と第1循環濾過装置5及び第2循環濾過装置12との一元的な制御と、揚げ物の運搬具による籠の移動、移動速度、揚げ物量回転率の制御機能を総合的に制御することにより、揚げ物品質の管理・油量の低減が実現できる。本例では、総合制御を行うコントローラー60、に温度センサー3−1、油水境界監視センサー61−2、油表面部監視センサー61−1、揚げ物槽底面監視センサー61−3、重化合物監視センサー61−4等の各種センサーの状態を入力し、その状態に応じてコントローラー60が、循環ポンプ17、バルブ、ヒーター3等を制御し、装置の最適な状態での運転を実現する。また、揚げ物の種別・量、油量等の条件により運搬具による籠の移動、移動速度、揚げ物量回転率等を制御し、揚げ物品質向上を実現する。
以上の実施形態で説明された構成、形状、大きさおよび配置関係については本発明が理解・実施できる程度に概略的に示したものにすぎない。従って本発明は、説明された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示される技術的思想の範囲を逸脱しない限り様々な形態に変更することができる。
本発明に係る揚げ物装置は、企業や組織、個人等で総菜を揚げる時に使用する揚げ物の製造装置に関する。食生活において今日揚げ物は多種多様に多くの人に食されているがかかる分野での好ましい、おいしく且つ安定した揚げ物ができる装置が望まれている。本装置はかかる目的に適うものとしてまた食の文化に寄与するものとして利用される。
1.揚げ物装置筐体
1−1.濾過部取出し口ロック部
1−2.天蓋
1−3.装置操作部
2.油槽筒状体(調理油高温領域用)
2−1.油槽
2−1−1.仕切り板
2−2.第2筒状体
2−3.第3筒状体
2−4.断面U字型筒状体
3.ヒーター(電熱器、IH方式、ガスは図示省略)
3−1.温度センサー
3−2.過熱防止センサー
3−3.発熱部
4.冷却管,エアーダクト
5.第1循環濾過装置
5−1.IHヒーター電源線
6.幅延伸帯状開口部
6−1.油上面吐出開口部(2に開口)
6−1−1.油上面吐出開口部(2−2に開口)
6−1−2.吐出流量調整板
6−2.油上面吸引開口部(2に開口)
6−2−1.油上面吸引開口部(2−2に開口)
6−2−2.吸引流量調整板
6−3.油水分離層吐出開口部
6−4.油水分離層吸引開口部
6−5.槽底面吐出開口部
6−6.槽底面吸引開口部
7.網棚、網かご
7−1−1.揚げ物
7−1−2.残渣
7−2.多段例網棚
7−2−1.網棚1段目
7−2−2.網棚2段目
7−2−3.網棚3段目
7−3.網棚上下駆動部
8.装置支持具
8−1.筒状体下部支持具
9.循環濾過装置取出し口
10.調理油
10−1.調理油表面部
11.水
11−1.油水分離層
11−2.水表面
12.第2循環濾過装置
12−1.残渣集じん部
12−2.残渣フィルター
12−3.濾過材部
12−4.配管ケース
12−4−1.吐出循環流路部
12−4−2.吸引循環流路部
13.循環濾過部流路
13−1.循環流路方向
14.調理油取入口
15.水取入口
16.排水、排油口
17.循環ポンプ
18.ストップ弁
19.揚げ物槽底板部
20.濾過部と装置内の流路連結部
20−1.連結バルブ部
(イ)連結バルブ閉
(ロ)連結バルブ開
20−1−1.連結バルブ操作バー
20−2.底部集じん口
30.集じんガイド板
40.自動駆動残渣除去装置
40−1.循環濾過装置連結パイプ
40−1−1.集じん口
40−1−2.集じんパイプ駆動機構
40−1−3.集じんパイプ駆動連結部
40−1−4.循環濾過装置連結部
40−2.手動集じん具
40−2−1.手動集じん具握り部
50.組立筐体部
50−1.筐体部側面板
50−2.筐体部支柱
50−3.支柱・板合部
51.槽容器
51−1.油水排出口
60.コントローラー
61.各センサー入力
61−1.油表面部監視センサー
61−2.油水境界面監視センサー
61−3.揚げ物槽底面部監視センサー
61−4.重合物監視センサー
62.各アクチュエーター出力

Claims (28)

  1. 槽内上部に油、槽内下部に水を収容するようにし、油層にヒーターを設けてなる総菜の揚げ物装置において、揚げ物装置の外槽をなす筐体内部に、高温領域の油槽として内設される上方及び下方を開放した筒状体(2)を備え、筒状体(2)の壁面の油上面の位置に切り欠きされた帯状の開口部が開口されていること、前記筐体と筒状体(2)との間隙は油又は/及び水が還流する循環路を形成していること、前記循環路内の油又は/及び水の残渣を濾過する濾過装置が設けられていること、及び前記帯状開口部は油又は/及び水の吐出口又は吸入口としていて、揚げ物の残渣を含む筒状体(2)内の油又は/及び水が、前記循環路内に流入した後、前記濾過装置により濾過され、筒状体(2)に流出するようにしたこと、
    を特徴とする揚げ物の製造装置。
  2. 槽内上部に油、槽内下部に水を収容するようにし、油層にヒーターを設けてなる総菜の揚げ物装置において、揚げ物装置の外槽をなす筐体内部に、高温領域の油槽として内設される上方及び下方を開放した筒状体(2)を備え、筒状体(2)の互いに対向する壁面に、対となる切り欠きされた帯状開口部が油上面の位置に開口されていること、前記筐体と筒状体(2)との間隙は油又は/及び水が還流する循環路を形成していること、前記循環路内の油又は/及び水の残渣を濾過する濾過装置が設けられていること、及び前記対となる帯状開口部は一方を油又は/及び水の吐出口とし、他方を吸入口としていて、揚げ物の残渣を含む筒状体(2)内の油又は/及び水が、前記各帯状開口部の吸入口から前記循環路内に流入した後、前記濾過装置により濾過され、前記各帯状開口部の吐出口から筒状体(2)に流出するようにしたこと、
    を特徴とする揚げ物の製造装置。
  3. 槽内上部に油、槽内下部に水を収容するようにし、油層にヒーターを設けてなる総菜の揚げ物装置において、揚げ物装置の外槽をなす筐体内部に、高温領域の油槽として内設される上方及び下方を開放した筒状体(2)を備え、筒状体(2)の互いに対向する壁面に、対となる切り欠きされた帯状開口部が油上面の位置に開口されていること、前記筐体はその底部上方に底板部が設けられ、二重底を形成していること、前記筐体と筒状体(2)及び前記底板部との間隙は油又は/及び水が還流する循環路を形成していること、前記循環路内の油又は/及び水の残渣を濾過する濾過装置が設けられていること、及び前記対となる帯状開口部は一方を油又は/及び水の吐出口とし、他方を吸入口としていて、揚げ物の残渣を含む筒状体(2)内の油又は/及び水が、前記各帯状開口部の吸入口から前記循環路内に流入した後、前記濾過装置により濾過され、前記各帯状開口部の吐出口から筒状体(2)内に流出するようにしたこと、
    を特徴とする揚げ物の製造装置。
  4. 槽内上部に油、槽内下部に水を収容するようにし、油層にヒーターを設けてなる総菜の揚げ物装置において、揚げ物装置の外槽をなす筐体内部に、高温領域の油槽として内設される上方及び下方を開放した筒状体(2)を備え、筒状体(2)の互いに対向する壁面に、対となる切り欠きされた帯状開口部が油上面の位置に開口されていること、前記筐体はその底部上方に底板部が設けられ、二重底を形成していること、前記筐体と筒状体(2)及び前記底板部との間隙は油又は/及び水が還流する循環路を形成していること、前記循環路内の油又は/及び水の残渣を濾過する濾過装置が設けられていること、及び前記底板部には、筒状体(2)内の油又は/及び水と残渣とを前記循環路へ吐出すための集じん口が設けられていて、前記集じん口から前記循環路内に流入した油又は/水は、前記濾過装置により濾過されながら還流して前記対となる帯状開口部より筒状体(2)内に流出するようにしたこと、
    を特徴とする揚げ物の製造装置。
  5. 略U字型の冷却管が前記筐体と筒状体(2)との前後の間隙を通るとともに筒状体(2)の下を通って設けられていること、
    を特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の揚げ物の製造装置。
  6. 冷却管が前記筐体を貫通するとともに、筒状体(2)の下を通って設けられていること、
    を特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の揚げ物の製造装置。
  7. 槽内上部に油、槽内下部に水を収容するようにし、油層にヒーターを設けてなる総菜の揚げ物装置において、揚げ物装置の外槽をなす筐体内部に、高温領域の油槽として内設される上方及び下方を開放した筒状体(2)を備え、筒状体(2)の壁面には油上面、水上面及び筒状体(2)の下端部のいずれか、またはそれら全てに面する位置に、切り欠きされた帯状開口部が開口されていること、前記筐体と筒状体(2)との間隙は油又は/及び水が還流する循環路を形成していること、前記循環路内の油又は/及び水の残渣を濾過する濾過装置が設けられていること、及び前記対となる帯状開口部は一方を油又は/及び水の吐出口とし、他方を吸入口としていて、揚げ物の残渣を含む筒状体(2)内の油又は/及び水が、前記各帯状開口部の吸入口から前記循環路内に流入した後、前記濾過装置により濾過され、前記各帯状開口部の吐出口から筒状体(2)に流出するようにしたこと、
    を特徴とする揚げ物の製造装置。
  8. 槽内上部に油、槽内下部に水を収容するようにし、油層にヒーターを設けてなる総菜の揚げ物装置において、揚げ物装置の外槽をなす筐体内部に、高温領域の油槽として内設される上方及び下方を開放した筒状体(2)を備え、筒状体(2)には油上面、水上面及び筒状体(2)の下端部のいずれか、またはそれら全てに面する互いに対向する壁面に、対となる切り欠きされた帯状開口部が開口されていること、前記筐体と筒状体(2)との間隙は油又は/及び水が還流する循環路を形成していること、前記循環路内の油又は/及び水の残渣を濾過する濾過装置が設けられていること、及び前記対となる帯状開口部は一方を油又は/及び水の吐出口とし、他方を吸入口としていて、揚げ物の残渣を含む筒状体(2)内の油又は/及び水が、前記各帯状開口部の吸入口から前記循環路内に流入した後、前記濾過装置により濾過され、前記各帯状開口部の吐出口から筒状体(2)に流出するようにしたこと、
    を特徴とする揚げ物の製造装置。
  9. 槽内上部に油、槽内下部に水を収容するようにし、油層内にヒーターを設けてなる総菜の揚げ物装置において、揚げ物装置の外槽をなす筐体内部に、高温領域の油槽として内設される上方及び下方を開放した筒状体(2)を備え、筒状体(2)には油上面、水上面及び筒状体(2)の下端部のいずれか、またはそれら全てに面する互いに対向する壁面に、対となる切り欠きされた帯状開口部が開口されていること、前記筐体には該筐体底部の上方に筒状体(2)の下端部が接続して油層の底面を形成する底板部が設けられ、二重底を形成していること、前記筐体と筒状体(2)及び前記底板部との間隙は油又は/及び水が還流する循環路を形成していること、前記循環路内の油又は/及び水の残渣を濾過する濾過装置が設けられていること、及び前記帯状開口部は油又は/及び水の吐出口又は吸入口としていて、揚げ物の残渣を含む筒状体(2)内の油又は/及び水が、前記循環路内に流入した後、前記濾過装置により濾過され、筒状体(2)内に流出するようにしたこと、
    を特徴とする揚げ物の製造装置。
  10. 槽内上部に油、槽内下部に水を収容するようにし、油層内にヒーターを設けてなる総菜の揚げ物装置において、揚げ物装置の外槽をなす筐体内部に、高温領域の油槽として内設される上方及び下方を開放した筒状体(2)を備え、筒状体(2)には油上面、水上面及び筒状体(2)の下端部のいずれか、またはそれら全てに面する互いに対向する壁面に、対となる切り欠きされた帯状開口部が開口されていること、前記筐体には該筐体底部の上方に筒状体(2)の下端部が接続して油層の底面を形成する底板部が設けられ、二重底を形成していること、前記筐体と筒状体(2)及び前記底板部との間隙は油又は/及び水が還流する循環路を形成していること、前記循環路内の油又は/及び水の残渣を濾過する濾過装置が設けられていること、及び前記底板部には、筒状体(2)内の油又は/及び水と残渣とを前記循環路へ吐出すための集じん口が設けられていて、前記集じん口から前記循環路内に流入した油又は/水は、前記濾過装置により濾過されながら還流して前記対となる帯状開口部より筒状体(2)内に流出するようにしたこと、
    を特徴とする揚げ物の製造装置。
  11. 略U字型の冷却管が前記筐体と筒状体(2)との前後の間隙を通り、かつ筒状体(2)の前後の壁面を貫通して設けられていること、
    を特徴とする請求項7から10までのいずれか1項に記載の揚げ物の製造装置。
  12. 冷却管が前記筐体及び前記筒状体(2)を貫通して設けられていること、
    を特徴とする請求項7から10までのいずれか1項に記載の揚げ物の製造装置。
  13. 前記濾過装置は前記循環路内に設けられていること、
    を特徴とする請求項1から12までのいずれか1項に記載の揚げ物の製造装置。
  14. 前記濾過装置は、前記筐体と筒状体(2)との左右の間隙のいずれか一方に設けられていること、
    を特徴とする請求項1から13までのいずれか1項に記載の揚げ物の製造装置。
  15. 前記濾過装置は、前記筐体と筒状体(2)との左右の間隙の双方に設けられていること、
    を特徴とする請求項1から13までのいずれか1項に記載の揚げ物の製造装置。
  16. 前記濾過装置は、前記筐体底部と前記底板部との二重底の間隙に設けられていること、
    を特徴とする請求項3、4、9又は10のいずれか1項に記載の揚げ物の製造装置。
  17. 前記筐体と筒状体(2)との間隙には第1の濾過装置を、前記筐体底部と前記底板部との二重底の間隙には第2の濾過装置を備えていること、
    を特徴とする請求項3、4、9又は10のいずれか1項に記載の揚げ物の製造装置。
  18. 前記第1の濾過装置と前記第2の濾過装置とは連結バルブを介して連結されていること、
    を特徴とする請求項17に記載の揚げ物の製造装置。
  19. 前記第1の濾過装置は、前記帯状開口部とそれぞれ連結する開口部を有していること、
    を特徴とする請求項17又は18に記載の揚げ物の製造装置。
  20. 前記筐体には、筒状体(2)を内包する第2の筒状体(2−2)が内設されていること、
    を特徴とする請求項1から19までのいずれか1項に揚げ物の製造装置。
  21. 前記筐体には、筒状体(2)を内包する第2の筒状体(2−2)及び前記筒状体(2)及び前記第2の筒状体(2−2)の双方を内包する第3の筒状体(2−3)が内設されていること、
    を特徴とする請求項1から20までのいずれか1項に揚げ物の製造装置。
  22. 前記筐体内部に、前記筒状体(2)が並列に複数個配設されていること、
    を特徴とする請求項1から21までのいずれか1項に記載の揚げ物の製造装置。
  23. 前記筒状体(2)は、横断面長方形又は正方形に形成されていること、
    を特徴とする請求項1から22までのいずれか1項に記載の揚げ物の製造装置。
  24. 前記筒状体(2)の下端は、前記ヒーターより下または、油水分離層より下としたこと、
    を特徴とする請求項1から6まで及び請求項13から23までのいずれか1項に記載の揚げ物の製造装置。
  25. 前記筒状体(2)の高さ方向の長さは、前記第2の筒状体(2−2)の高さ方向の長さより短く、前記筒状体(2)の下端は、前記第2の筒状体(2−2)の下端より上の位置にあること、
    を特徴とする請求項20又は21に記載の揚げ物の製造装置。
  26. 前記第2の筒状体(2−2)の高さ方向の長さは、前記第3の筒状体(2−3)の高さ方向の長さより短く、前記第2の筒状体(2−2)の下端は、前記第3の筒状体(2−3)の下端より上の位置にあること、
    を特徴とする請求項21に記載の揚げ物の製造装置。
  27. 前記筒状体(2)は、着脱可能に、上部において支持具により前記筐体に懸架され、又は底部において支持具により前記底板部に支持されていること、
    を特徴とする請求項3、4、9、10、16、17、18又は19のいずれか1項に記載の揚げ物の製造装置。
  28. 前記筐体はボックス、または前記筐体の枠の支柱をパイプとして該支柱に各壁面板をそれぞれ嵌合して形成し、漏水しない容器または袋を内装して2重構造とすること、
    を特徴とする請求項1から27までのいずれか1項に記載の揚げ物の製造装置。
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