JP6191870B2 - エキシマランプ - Google Patents

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Description

この発明は、放電容器の外表面に一対の外部電極を有するエキシマランプに関し、特に、放電容器の内面に始動補助電極が配置されてなるエキシマランプに係るものである。
従来、放電容器の外表面に一対の外部電極を対向配置させてなるエキシマランプが知られており、その放電容器の光放射面に形成される外部電極は、光を取り出すという本来の機能を果たすために、例えば金ペーストを格子状に塗布した光透過性電極が用いられている。
一方、前記光放射面に対向する光を取り出さない側の外表面に形成する外部電極としては、機能的には光透過性である必要はないが、多くの場合、製造工程の簡素化や、該放電容器内で発生する放電の安定性等の観点から、前記光放射面と同様に光透過性電極をそのまま用いることも行われている。
このようなエキシマランプの始動性を改善する目的で、放電容器内面に導電性物質からなる始動補助電極を設けるとともに、放電容器の外面に形成された外部電極の端部に枝状電極を設けた構造が知られていて、例えば、特開2012−190676号公報(特許文献1)がそれである。
図4〜図7にその構造が示されていて、図4は全体の斜視図、図5はその平面図、図6は図5のA−A断面図、図7は図5のB−B断面図である。
エキシマランプ1の放電容器2の外面に形成された一対の外部電極3の管軸方向の端部には略L字状の枝状電極4が設けられている。この枝状電極4は、根元部5と枝部6とからなり、該根元部5は、前記外部電極3における放電容器2の管軸方向の一端から管軸方向に延び、この根元部5の先端から放電容器2の幅方向の他端側に延びるように枝部6が設けられている。
前記放電容器2の内面には導電性物質からなる始動補助電極7が設けられている。そして、この始動補助電極7は、前記枝状電極4の枝部6の先端6aと放電容器2を介して重なるように配置されている。
このように、始動補助電極7と枝状電極4を設けることで、例えば一方の外部電極3に高周波高電圧を印加して点灯させる際に、電荷が該始動補助電極を介して他方の外部電極に速やかに移動されることで、始動性が向上するようになる。
また、枝状電極4は、放電容器2の管軸方向に沿って延びる根元部5と、その先端から放電容器2の幅方向に延びる枝部6を有する構造であるので、放電容器2を管軸方向に必要以上に延ばすことなく、枝状電極4の全長を大きくとれる。そのため、始動補助電極7の端部と外部電極3との間に発生する異常放電である沿面放電が、この長尺化された枝状電極4に沿って走ることになり、沿面放電が外部電極3に至らない構造とされている。
ところで近時においては、放電容器2の大きさ(長さ)を更に抑えて、放電容器2の全長に対する有効発光長の比率を更に大きくすることが求められている。
この要求に応えて、図8に示すように、放電容器2の全長を変えずに、外部電極3の管軸方向長さを長くすると、枝状電極4の効果によって、始動補助電極7の端部と外部電極3との間に発生する沿面放電が、略L字状の枝状電極4の全長に沿って外部電極3にまで至ることは防止できても、外部電極3の管軸方向端部が枝状電極4の枝部6に近接して、その角部3aと枝部6の先端6a、即ち始動補助電極7とを結ぶ空間的な直線距離Lが近くなり、この間で沿面放電が発生してしまうという不具合が生じる。
このように沿面放電が起こると、その分だけのエネルギーが消費されてしまい、本来的な外部電極間での正規の放電に必要な全体のエネルギーが少なくなって照度低下を招くことになる。
更には、当該沿面放電が発生する部位での部分的な照度低下も起こり、好ましくない。
特開2012−190676号公報
この発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて、放電容器の外表面に少なくとも一方が光透過性の一対の略矩形状の外部電極が管軸方向に沿って設けられ、前記放電容器の内面には始動補助電極が配置され、前記外部電極には、その管軸方向の端部から前記放電容器の管軸方向に沿って延びる根元部と、該根元部の先端から前記放電容器の幅方向に延び、その先端が前記放電容器を介して前記始動補助電極と重なり合う枝部と、からなる枝状電極が設けられてなるエキシマランプにおいて、外部電極を管軸方向で長くして放電容器における有効発光長を大きくしても、始動補助電極と外部電極の角部との間で沿面放電が発生することのない構造を適用せんとするものである。
上記課題を解決するために、この発明では、前記外部電極の前記始動補助電極に近接する角部に、前記始動補助電極から所定距離離間して形成された異常放電防止用の切欠きが設けられていることを特徴とする。
また、前記切欠は、円弧状の凹部であることを特徴とする。
本発明によれば、外部電極の始動補助電極に近接する角部に、該始動補助電極から所定距離離間して異常放電防止用の切欠きが形成された構成としたので、枝状電極の枝部の先端に重なる始動補助電極と外部電極の角部との間に異常放電が発生することが防止される。
これにより、放電容器の長さ大きくすることなく、有効発光長を大きくすることができる。
本発明のエキシマランプの部分平面図 他の実施例の部分平面図 更に他の実施例の部分平面図 従来技術の斜視図 図4の平面図 図5のA−A断面図 図5のB−B断面図 従来技術の不具合を示す平面図
図1に示すように、本発明のエキシマランプ1の放電容器2の両面に形成された外部電極3における、枝状電極4の枝部6および放電容器2内面に設けられた始動補助電極7に近接する角部3aには、異常放電防止用の切欠き10が形成されている。この切欠き10は、始動補助電極7から所定距離をおいて、具体的には、その間で異常放電を発生しない距離だけ離間している。
図1の実施例では、始動補助電極7および枝状電極4の枝部6の先端6aを中心とした円弧状に切欠かれて形成されている。その一数値例をあげれば、枝部6の先端6aを中心とした半径12.5mmの円弧状である。
図2に示す実施例では、切欠き10は角部3aが四角形状に切欠かれている。
また、図3に示す実施例では、切欠き10は角部3aが三角形状に切欠かれている。
このように、外部電極3における、始動補助電極7および枝状電極4の枝部6の先端6aに近接する角部3aに異常放電防止用の切欠き10が形成されているので、始動補助電極7と外部電極3との間には所定の離間距離が形成されていて、その間で異常放電することがない。
これにより、異常放電を発生させることなく、放電容器2において外部電極3の管軸方向長さを長くして有効発光長を拡大することができる。
1 エキシマランプ
2 放電容器
3 外部電極
3a 角部
4 枝状電極
5 根元部
6 枝部
6a 先端部
7 始動補助電極
10 切欠き


Claims (2)

  1. 放電容器の外表面に少なくとも一方が光透過性の一対の略矩形状の外部電極が管軸方向に沿って設けられ、
    前記放電容器の内面には始動補助電極が配置され、
    前記外部電極には、その管軸方向の端部から前記放電容器の管軸方向に沿って延びる根元部と、該根元部の先端から前記放電容器の幅方向に延び、その先端が前記放電容器を介して前記始動補助電極と重なり合う枝部と、からなる枝状電極が設けられ、
    てなるエキシマランプにおいて、
    前記外部電極の前記始動補助電極に近接する角部に、前記始動補助電極から所定距離離間して形成された異常放電防止用の切欠きが設けられていることを特徴とするエキシマランプ。
  2. 前記切欠きは、円弧状の切欠きであることを特徴とする請求項1に記載のエキシマランプ。


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