JP6191186B2 - 電子機器及びコネクタ接続状態検知方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器及びコネクタ接続状態検知方法に関する。
従来、互いに信号をやり取りする回路基板を有する電子機器では、FFC(フレキシブルフラットケーブル)ハーネスとその端子を回路に繋ぐコネクタが、基板間の接続に用いられている。FFCは強度が脆く端部が切れやすい。またコネクタ挿入後にロックを倒すという形式が取られており、ロックを倒すという作業中にハーネスが抜けてしまい、半挿しが発生しやすい構造となっている。このような状況で起きる半挿しを解決するために、ハーネスの先端部を鉤付きの構造で打ち抜き、その部分をはめ込んで固定してからロックを倒すことで半挿しを防止する技術等が既に提案されている。
他方、コネクタに生じ得る上記のような接続不良を完全に防ぐことが困難であるという観点から、接続不良が生じたときにできるだけ早く正常な状態に修復できるよう、接続状態を検知する手段が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、制御基板と制御される各負荷とをハーネスで接続するコネクタのコネクタ抜けを検知するコネクタ接続検知装置が記載されている。このコネクタ接続検知装置は、制御基板に搭載されたCPU(Central Processing Unit)によって検知動作を行うもので、プルアップをした信号をハーネスの端部に通して、ハーネス接続先の基板内部でコネクタごとに異なる抵抗値でプルダウンすることで分圧し、分圧される信号を制御基板に戻してCPUにより分圧された電圧値を検出する。この検知方式(信号電圧検知方式)によると、コネクタの接続が切れる箇所によって、検出される電圧値が異なるので、検出電圧値から原因箇所を特定することができる。
しかし、特許文献1に記載の信号電圧検知方式では、複数あるコネクタごとに異なる抵抗値をとり、そのうちの最も小さい抵抗値に分圧値が大きく依存するため、どのコネクタで接続が切れるかを判定する際の閾値電圧の幅が非常に狭くなってしまう。また、外的要因として、ハーネスやコネクタが持っている抵抗成分も分圧値に影響を与えるため分圧値がばらつきやすく、複数のコネクタで実現するにはかなりの精度が求められるという問題が生じる。
本発明の目的は、複数のコネクタごとの接続状態を良好に検知できるようにすることである。
本発明は、互いに信号をやり取りする複数の回路基板のうちの特定の回路基板と他の複数の回路基板とを接続するコネクタを前記他の複数の回路基板ごとに設けて構成された回路を有し、前記コネクタの接続状態を検知する接続状態検知手段を備える電子機器であって、前記接続状態検知手段は、前記特定の回路基板から前記他の複数の回路基板の各々へ、前記コネクタを通して接続状態検知用信号を送信する手段と、前記他の複数の回路基板の各々から前記特定の回路基板へ、受信した前記接続状態検知用信号に対する応答信号を、前記他の複数の回路基板ごとに互いにタイミングをずらせて割り当てられた時間に前記コネクタを通して返信する手段と、前記他の複数の回路基板の各々から返信されてくる前記応答信号が、割り当てられた前記時間内に受信されたか否かを検出する手段と、を有し、前記応答信号が前記他の複数の回路基板ごとにアサート期間を異にした信号である電子機器である。
本発明によれば、複数のコネクタごとの接続状態を良好に検知できるという効果を奏する。
図1は、画像形成装置の概略構成を示す図である。 図2は、コネクタ接続状態検知回路の構成を示す図である。 図3は、各コネクタを介して回路基板間で送受信されるFFC_SENS出力信号(接続状態検知用信号)とFB_FFC_SENS入力信号(応答信号)の関係を示すタイミングチャートである。 図4は、接続状態検知回路が行う接続状態の検知動作の手順を示すフローチャートである。 図5は、各コネクタを介して回路基板間で送受信されるFFC_SENS出力信号(接続状態検知用信号)とFB_FFC_SENS入力信号(異常検知信号)の関係を示すタイミングチャートである。 図6は、接続状態検知回路がワイヤードオアにて行う異常検知信号の通知動作の手順を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る電子機器、コネクタ接続状態検知方法及びプログラムの実施形態を説明する。以下の実施形態は、スキャナ、コピー、プリンタ、ファクシミリ等の処理機能を複合して持つ電子写真方式による画像形成装置に本発明を適用した例である。
例示する画像形成装置では、画像の読取、プリント出力等の処理に用いる各種デバイスの制御部をそれぞれの回路モジュールに分け、これらの回路モジュール間で互いに信号をやり取りする構成を採用する。本画像形成装置は、こうした回路構成を、FFCハーネスとその端子を回路モジュールに繋ぐコネクタを用いる構成で実現する際、生じ得るコネクタの接続不良を検知する機能を有している。
〈画像形成装置の回路構成〉
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図であり、制御システムを中心にした回路構成を示している。画像形成装置では、図1に示すように、各回路モジュールが、制御用の要素(以下、「制御モジュール」という)として構成されている。
画像形成装置の回路構成は、基本的に上位の制御モジュールが下位の制御モジュールを制御する構成を採る。即ち、図1にその概要を示すように、上位の制御モジュールであるコントローラ700は、処理対象のジョブに係るコマンドを受け付け、コマンドに指定された動作条件に従って、スキャナ、コピー、プリンタ、ファクシミリ等のアプリケーションによる制御動作を、下位の制御モジュールである読取制御部600、書込制御部500、エンジン制御部100、紙搬送制御部200、作像制御部210、定着制御部220、PSU(電源制御部)300の各制御部、並びに操作部制御ボード750、FCU(Fax Control Unit)760、LAN(Local Area Network)インターフェース(IF)ボード780に対し直接、間接に指示する。
なお、読み書きIF制御部・コントローラIF制御部400は、コントローラ700と読取制御部600、書込制御部500、エンジン制御部100との間のIF(インターフェース)として機能する。また、読み書きIF制御部・コントローラIF制御部400を介して、コントローラ700とエンジン制御部100等とを結ぶ信号線には、PCI(Peripheral Component Interconnect)バスを用いる。
また、操作部制御ボード750及びLANIFボード780は、コントローラ700が処理対象のジョブに係るコマンドを外部から受け付け、また、ジョブの処理状況や処理結果(画像データ等)を外部に通知もしくは送信するために、外部とコントローラ700との間に介在するIFである。操作部制御ボード750は、画像形成装置を外部から直接操作するユーザに対して機能する構成要素である。また、LANIFボード780は、ホストPC(Personal computer)等の外部機に繋がるネットワークに対して機能する構成要素である。
読取制御部600は、紙媒体(原稿)に書かれた絵や文字を読取り、ラスタ形式の画像データに変換するスキャナ等の原稿画像読取装置を、指示される読取条件に従い制御する。なお、図1に示していないが、電子記録媒体に対する読出・書込制御を行うIFにより同様の画像の入力(出力)を行う手段を装備してもよい。
書込制御部500は、画像データによりLD(レーザ ダイオード)の発光を制御し、生じるレーザビームで光感光体を露光走査する、いわゆる光書込み制御を行う。なお、書込制御部500と後述する作像制御部210とは連動するので、これらに対する上位の制御モジュールとして、読み書きIF制御部・コントローラIF制御部400が機能する。
PSU300は、外部より供給されるAC電源をAC/DC変換し、変換したDC電源を各回路基板に供給する。また、供給される外部AC電源は、ACのまま定着制御を行うヒータの点灯にも使用している。
また、上記AC電源及びPSU300からのDC電源は、それぞれ供給が制御可能である。画像形成装置は、機器(装置)のアイドル時に電源供給を制御することにより省電力動作を行う。例えば、画像形成装置は、稼働時に必要とする定着ヒータの温度を待機時の温度に落としてAC電源の消費電力を節減する。また、画像形成装置は、エンジン制御に係る制御モジュールへの電源をオフする等、一部の回路基板へのDC電源の供給を停止することで電力消費を低減する。
エンジン制御部100は、プリンタエンジンの要素である用紙搬送装置、作像装置、定着装置を制御する紙搬送制御部200、作像制御部210、定着制御部220の各制御部を統括する。
紙搬送制御部200は、紙搬送に関わる各種電装品(搬送用モータ、センサ等)800と接続されており、制御機能として、通常の搬送動作を制御するほか、例えばセンサの検知結果をもとにジャムの検出などに対応する処理・制御を行う。
作像制御部210は、電子写真方式による作像に関わる各種電装品(感光体ドラム駆動モータ、センサ等)800と接続されており、制御機能として、通常の画像形成プロセスを制御するほか、例えばトナー濃度センサの検知結果をもとに濃度異常の検出などに対応する処理・制御を行う。
定着制御部220は、トナー画像の用紙への定着に関わる各種電装品(定着ヒータ、温度センサ等)800と接続されており、トナーを付着させた用紙に熱と圧力を加える定着処理の制御をしており、定着ヒータの温度の制御や用紙詰まりの検出などに対応する処理を行う。
コントローラ700は、ソフトウェアプログラムの命令を実行するためのCPU701と、プログラムや制御用データ等を保存するFROM(Flash Read Only Memory)702と、前記プログラムによって生成される画像データ、或いはプログラム実行する際に必要なデータ等を一時的に保存しワークメモリ704やフレームメモリ705として利用するSRAM(Static Random Access Memory)703と、時計機能を内蔵し、機器に固有の条件等の設定データ、制御指令の生成、ネットワーク等との通信に必要な情報などを保存しておく不揮発性メモリであるNV(Non Volatile)−RAM706と、データの蓄積やプログラム等を保存する大容量の記憶装置であるHDD(ハードディスク)770とを構成要素として有する。つまり、CPU701、FROM702、SRAM703、NV−RAM706、HDD770の各要素をバスで接続して構成するコンピュータによりコントローラ700を構成する。
また、エンジン制御部100、紙搬送制御部200、作像制御部210、定着制御部220及び読み書きIF制御部・コントローラIF制御部400は、それぞれソフトウェアプログラムの命令を実行するためのCPU102,202,212,222,402と、前記CPUがそれぞれ使用する制御、処理等に用いるプログラムや制御用データ等を保存するFROM103,201,211,221,401とを構成要素として有する。なお、エンジン制御部100は、ワークメモリとして利用するSRAM104及び制御下のエンジンに用いるデバイスに固有の特性値或いは調整値等の管理情報を保存するために不揮発メモリであるEEP(Electrically Erasable and Programmable)ROM101を搭載している。
画像形成装置では、プリンタエンジンに関係する上位の制御部であるエンジン制御部100が、コントローラ700の指示に従い直接、紙搬送制御部200、作像制御部210、定着制御部220の下位の各制御部を制御する。本実施形態では、プリンタエンジンに関係する各制御部は、それぞれ回路基板を分け、これらの回路基板において、上位と下位の制御部が互いに信号をやり取りするために、下位の制御部の回路基板ごとにFFCハーネスとその端子を回路基板に繋ぐコネクタを設け、このコネクタを介して回路基板同士を接続する(図2参照)。
「コネクタ接続状態検知」
画像形成装置の回路構成(図1参照)において、上位の制御部であるエンジン制御部100は、紙搬送制御部200、作像制御部210、定着制御部220の回路基板ごとに、FFCハーネスとその端子を各回路基板に繋ぐコネクタを設け、このコネクタにより下位の各制御部の回路基板と回路基板同士を接続し、データを交換する。このようにFFCハーネスとその端子を回路基板に繋ぐコネクタにより、上位のエンジン制御部100と複数ある下位の制御部の各回路基板間を接続する際、個々にコネクタの接続不良が発生し得る。
コネクタの接続不良が発生した場合は早急に対処し修復する必要があるので、直ちに接続不良の発生を検知することが望ましい。このため、従来からコネクタの接続不良を検知する手段が提案され、採用されている。
コネクタが複数ある場合、どれであるかを特定せずにいずれかで接続不良が生じたことを検知する、より簡単に構成し得る手段も採用されているが、接続不良が生じたコネクタを特定して、知らせることが修復を早めるために必要となる。この要請に応えるために提案された特許文献1の信号電圧検知方式では、上述したように、検知手段にかなりの精度が求められるという問題を生じる。
そこで、本実施形態では、上記の問題を解消する手法として、コネクタの正常接続時に複数の回路基板ごとに互いにタイミングをずらせて割り当てられた時間に検知信号(後述の応答信号)が発生する検知方式(以下、「タイミング変更多重検知方式」という)を採用する。具体的には、各コネクタを通してエンジン制御部100から複数ある下位の制御部200,210,220各々に接続状態検知用信号を送信する。その後、前記各コネクタを通して下位の制御部200,210,220からエンジン制御部100へ、受信した前記接続状態検知用信号に対する応答信号をそれぞれ互いにタイミングをずらせて割り当てられた時間に返信する。そして、返信されてくる前記応答信号の受信タイミングに対する閾値処理により、下位の制御部200,210,220ごとにコネクタの接続状態を判定する。
次に、上記タイミング変更多重検知方式によるコネクタ接続状態検知手段の構成及び動作を説明する。
図2は、図1に示した画像形成装置が備えるコネクタ接続状態検知回路の構成を示す図である。図2では、図1に示した画像形成装置の回路構成のうち、上位の制御部であるエンジン制御部100と、エンジン制御部100によって統括される下位の紙搬送制御部200、作像制御部210、定着制御部220の各制御部によって構成する制御回路部におけるコネクタ接続状態検知回路の構成を示している。
エンジン制御部100側では、CPU102の端子からの信号線がコネクタ105,105,105に並列に繋がれる。コネクタ105,105,105は、エンジン制御部100を、FFCハーネスを介して、紙搬送制御部200、作像制御部210、定着制御部220にそれぞれ接続するために設けられている。
他方、紙搬送制御部200、作像制御部210、定着制御部220側でも、それぞれのCPU202,212,222の端子からの信号線が、コネクタ205,225,215に繋がれる。コネクタ205,225,215は、紙搬送制御部200、作像制御部210、定着制御部220を、それぞれ上記FFCハーネスを介してエンジン制御部100に接続するために設けられている。
本実施形態のコネクタ接続状態検知回路では、上述のように、各コネクタの接続状態を検知する際に、コネクタ及びFFCハーネスを通して接続状態検知用信号及び応答信号の送受信を行う。このため、図2に示すように、エンジン制御部100のCPU102は、各コネクタにおいてFFCハーネスの下りの信号線の一本を接続状態検知用信号であるFFC_SENS出力信号の通信に用い、また、各コネクタにおいてFFCハーネスの上りの信号線の一本を応答信号であるFB_FFC_SENS入力信号の通信に用いる。
また、エンジン制御部100のCPU102は、上記応答信号(FB_FFC_SENS入力信号)を通す信号線を共用して、紙搬送制御部200、作像制御部210、定着制御部220の各回路基板で発生する動作異常を知らせる動作異常信号(WDRST信号)を受信する。なお、この動作異常信号(WDRST信号)に関しては、詳細を後述する。
〈応答信号の分離〉
本実施形態のコネクタ接続状態検知回路では、エンジン制御部100のCPU102が、各コネクタを通して、紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220のそれぞれに接続状態検知用信号を送る。そして、この接続状態検知用信号を受け取る紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220からそれぞれ同コネクタを通して返送されてくる応答信号を受信できたか否かにより、各コネクタの接続状態の良否を検知する。
この検知動作の際、エンジン制御部100のCPU102は、図2に示すように、並列に各コネクタと接続しているので、紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220からそれぞれ返信され、一本の信号線に乗ってくる応答信号を受信する。このため、コネクタごとに接続状態の良否を検知するためには、各応答信号を分離して検出する必要があり、上述のタイミング変更多重検知方式を採用する。
本実施形態のタイミング変更多重検知方式では、紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220により接続状態検知用信号(FFC_SENS出力信号)が同時に受信される。これら紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220は、受信した接続状態検知用信号(FFC_SENS出力信号)に対する応答として応答信号(FB_FFC_SENS入力信号)を返信する際に、紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220間で互いに所定時間ずらしたタイミングで返信動作を行う。この返信動作を行うために、紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220の各制御部では、FB_FFC_SENS入力信号を発信するタイミングとして、一定の時刻を基にそれぞれ異なる所定の時間を予め割り当てる設定をしておき、設定された時間に各制御部でFB_FFC_SENS入力信号をアサートすることで、各々の信号をずらすことができる。
このようにして、紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220の各制御部が応答信号(FB_FFC_SENS入力信号)を互いに所定時間ずらして返信する。これにより、多重化される応答信号を受信するエンジン制御部100のCPU102は、コネクタごとにFB_FFC_SENS入力信号を分離して検出することが可能となり、コネクタを特定して接続不良を検知することができる。
上記の応答信号(FB_FFC_SENS入力信号)の送受信等の動作を行うためには、返信タイミングを互いにずらすために割り当てる上記所定時間を、本実施形態のコネクタ接続状態検知回路内で管理することが望ましい。例えば、上記所定時間を、エンジン制御部100のEEPROM101に記憶して一元管理するようにするとよい。
応答信号に係る動作は、基本的に、管理される所定時間に基づいて、送信側ではそれぞれの返信タイミングをずらして応答信号を発信し、また、受信側ではそれぞれ発信される応答信号のずれに合わせて受信し、応答信号の受信を確認する動作を行う。
なお、上記応答信号(FB_FFC_SENS入力信号)は、返信タイミングをずらしさえすれば、基本的に同一波形の信号でよい。ただし、本実施形態では、紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220の各制御部がそれぞれ返信する応答信号のアサート期間を、互いに異なる長さにした信号としている。各応答信号のアサート期間の長さを異にする理由は、例えば、応答信号を通す信号線が電源とショートしてHigh側に貼りついてしまったときの信号、CPU202,212,222の誤動作(例えば、CPUの暴走)による信号或は応答信号に混入するノイズ信号等が、応答信号として検出された場合に、コネクタの接続状態が不良ではない、との誤った検知結果を導く可能性があることを考慮したからである。つまり、上記の誤検知を防止するために、アサート期間の幅を互いに異なる所定時間幅として、検出する応答信号に対し、この所定時間幅による閾値処理を行うことで、上記の誤検知を排除し、より正しいコネクタ接続状態の検知結果を導くことができる。
図3は、本コネクタ接続状態検知回路において、各コネクタを介して回路基板間で送受信されるFFC_SENS出力信号とFB_FFC_SENS入力信号の関係を示すタイミングチャートである。図3において、図3AはFFC_SENS出力信号を示し、図3BはFB_FFC_SENS入力信号を示す。図3A、Bのいずれも、横軸が時間で、縦軸が電圧[V]である。
図3AのFFC_SENS出力信号は、エンジン制御部100のCPU102が接続状態検知用信号として出力する信号であり、所定の電圧値とアサート期間を有する。電圧値とアサート期間の値は、受信側の紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220の各CPU202,212,222によって信号波形の立上り(もしくは立下り)が適正に検出できるに足る適当な値を定める。
他方、図3BのFB_FFC_SENS入力信号は、図3AのFFC_SENS出力信号を受け取る紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220の各制御部が、応答信号として各々のコネクタを通して返信し、エンジン制御部100のCPU102に入力してくるタイミング変更多重化された信号である。FB_FFC_SENS入力信号は、FB_FFC_SENS入力信号を発信する紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220ごとに、それぞれ異なるタイミングで立上り、異なるアサート期間を有する。
例えば、下記のタイミング(T1,T2,T3)及びアサート期間(T4,T5,T6)によって、FB_FFC_SENS入力信号を多重化する。
T1:FFC_SENS出力信号アサート後に紙搬送制御部200のCPU202がFB_FFC_SENS入力信号をアサートするまでの時間
T2:FFC_SENS出力信号アサート後に定着制御部220のCPU222がFB_FFC_SENS入力信号をアサートするまでの時間
T3:FFC_SENS出力信号アサート後に作像制御部210のCPU212がFB_FFC_SENS入力信号をアサートするまでの時間
T4:紙搬送制御部200のCPU202がFB_FFC_SENS入力信号をアサートする期間
T5:定着制御部220のCPU222がFB_FFC_SENS入力信号をアサートする期間
T6:作像制御部210のCPU212がFB_FFC_SENS入力信号をアサートする期間
図3の動作例における紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220の各制御部における応答信号(FB_FFC_SENS入力信号)の返信動作を説明する。エンジン制御部100のCPU102が出力する接続状態検知用信号(FFC_SENS出力信号)の受信は、紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220の各制御部それぞれで同時に行われる。このFFC_SENS出力信号を受け取る各制御部では、FFC_SENS出力信号の受信に応え応答信号(FB_FFC_SENS入力信号)を返信する際に、ここではFFC_SENS出力信号のアサート時を基準に、互いにタイミングをずらして返信するために割り当てられた所定時間(T1,T2,T3)にアサートし、異なるアサート期間(T4,T5,T6)を有するFB_FFC_SENS入力信号による返信動作を行う。
なお、上記アサートのタイミングを定める時間及びアサート期間を定める時間は、紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220それぞれの内部に有するFROM201,211,221等に設定値を記憶させておくことで、設定される。この設定値は、例えば、紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220の各CPU202,212,222の外部端子PU/PD処理にて設定可能であり、このPU/PD処理によって内部のハードカウンタを変更可能な構成にすることで、設定値を変更することができる。また、PU/PD処理以外の設定手段として、上位の制御部からの設定指示のコマンドを受けて、ソフトウェアによって所定タイミングを計算して求めた設定値を適用する手段を採用することもできる。
このように、紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220の各CPU202,212,222が、応答信号(FB_FFC_SENS入力信号)を互いに所定時間ずらし、かつアサート期間を互いに異にする応答信号の返信を行う。このため、多重化される応答信号を受信するエンジン制御部100のCPU102は、コネクタごとにFB_FFC_SENS入力信号を分離して検出することが可能となり、コネクタを特定して接続状態を検知することができる。また、応答信号(FB_FFC_SENS入力信号)の検出は、信号の有無を検出すれば足りるので、高度な検出精度を要求されない。また、アサート期間を互いに異にすることにより、応答信号の誤検知を低減できる。
〈検知動作の手順〉
ここで、本実施形態のコネクタ接続状態検知回路が実行する図3の動作例による検知動作の手順を説明する。図4は、図2に示した接続状態検知回路が行う検知動作の手順を示すフローチャートである。図4のフローチャートで示す検知動作は、エンジン制御部100のCPU102が、上位の制御部であるコントローラ700の指示に従って起動し実行する動作である。なお、この検知動作を起動するタイミングの好ましい例については後述する。
エンジン制御部100は、図4のフローチャートで示す検知動作を起動すると、先ず、CPU102から接続状態検知用信号(FFC_SENS出力信号)を、紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220に接続する各コネクタを通して出力する(ステップS101)。
FFC_SENS信号を送信した後、エンジン制御部100は、紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220の各制御部がFFC_SENS出力信号の受信に応えて返信してくる応答信号(FB_FFC_SENS入力信号)を受信し、入力されるFB_FFC_SENS入力信号に対し、次ステップ以降の手順でコネクタの接続状態の検知処理を実行する。
コネクタの接続状態の検知処理では、紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220の各制御部間で互いに所定時間(T1,T2,T3)ずらしたタイミングでアサートし、異なるアサート期間(T4,T5,T6)を有する信号として多重化され、返信されてくる応答信号を分離して検出する。よって、図3の動作例によると、FFC_SENS出力信号を基準(ここではアサート時を基準とする)に、上記各制御部に割り当てられた所定時間(T1,T2,T3)及びアサート期間(T4,T5,T6)により定められる期間、つまり、「T1〜(T1+T4)」、「T2〜(T2+T5)」、「T3〜(T3+T6)」の各検出期間においてFB_FFC_SENS入力信号の有無を検出し、検出できない場合に、コネクタの接続状態が不良であり、接続異常の発生を検知結果として得る。
図4のフローチャートで示す手順としては、先ず、エンジン制御部100は、FFC_SENS出力信号を基準(ここではアサート時を基準とする)に「T1〜(T1+T4)」、即ちFFC_SENS出力信号のアサート時を起点にT1後から始まり(T1+T4)に終わる期間を検出期間として、この期間にFB_FFC_SENS入力信号がT4時間アサートしたか否かを検出する(ステップS102)。
ステップS102で上記所定期間にFB_FFC_SENS入力信号がT4時間アサートしたことが検出されなかった場合(ステップS102:NO)、当該期間が割り当てられた紙搬送制御部200に接続するコネクタ105,205の接続異常の発生を検知結果として得る(ステップS103)。
ステップS102で上記所定期間にFB_FFC_SENS入力信号がT4時間アサートしたことが検出された場合(ステップS102:YES)、或はステップS103の異常検知をした後、次の手順として、エンジン制御部100は、「T2〜(T2+T5)」、即ちFFC_SENS出力信号のアサート時を起点にT2後から始まり(T2+T5)に終わる期間を検出期間として、この期間にFB_FFC_SENS入力信号がT5時間アサートしたか否かを検出する(ステップS104)。
ステップS104で上記所定期間にFB_FFC_SENS入力信号がT5時間アサートしたことが検出されなかった場合(ステップS104:NO)、当該期間が割り当てられた定着制御部220に接続するコネクタ105,225の接続異常の発生を検知結果として得る(ステップS105)。
ステップS104で上記所定期間にFB_FFC_SENS入力信号がT5時間アサートしたことが検出された場合(ステップS104:YES)、或はステップS105の異常検知をした後、次の手順として、エンジン制御部100は、「T3〜(T3+T6)」、即ちFFC_SENS出力信号のアサート時を起点にT3後から始まり(T3+T6)に終わる期間を検出期間として、この期間にFB_FFC_SENS入力信号がT6時間アサートしたか否かを検出する(ステップS106)。
ステップS106で上記所定期間にFB_FFC_SENS入力信号がT6時間アサートしたことが検出されなかった場合(ステップS106:NO)、当該期間が割り当てられた作像制御部210に接続するコネクタ105,215の接続異常の発生を検知結果として得る(ステップS107)。
ステップS106で上記所定期間にFB_FFC_SENS入力信号がT6時間アサートしたことが検出された場合(ステップS106:YES)、或はステップS107の異常検知をした後、次の手順として、エンジン制御部100は、ここまでに3つの検出期間でそれぞれ行ったコネクタの接続状態の検知結果をまとめ、どのコネクタにも接続異常がなければ(ステップS108:YES)、このフローによる検知動作を終了する。
他方、いずれかのコネクタに接続異常があれば(ステップS108:NO)、この検知結果に従い異常処理を行う(ステップS109)。ここでは、エンジン制御部100は、異常処理として、接続不良が生じたコネクタによって繋がる制御部の回路基板を特定して異常(エラー)内容を操作部制御ボード750の液晶表示部(LCDC)に表示するよう、コントローラ700に依頼する。
上記のように、本実施形態のコネクタ接続状態検知回路の動作により、各コネクタに対応して割り当てた期間に応答信号(FB_FFC_SENS入力信号)を返信し、その期間を検出期間として、FB_FFC_SENS入力信号をコネクタごとに分離して検出することが可能となり、コネクタを特定して接続状態を検知することができる。また、FB_FFC_SENS入力信号の検出は、信号の有無を検出すれば足りる、即ち、任意値でよい単一の閾値による信号電圧の検出処理ですむので、信号電圧検知方式により接続不良個所を特定する従来技術に求められるほど高い信号電圧の検出精度が要求されない、という利点がある。また、アサート期間を互いに異にすることにより、応答信号の誤検知を低減できる。
〈検知動作の実行タイミング〉
本実施形態のコネクタ接続状態検知回路において、接続状態検知用信号(FFC_SENS出力信号)は、基本的に任意のタイミングで出力することができる。ただし、実際には、CPU等の資源は有限であり、電子機器(装置)のパフォーマンスを適正に維持するためには、所定のタイミングで接続状態の検知動作を実行することが有効である。
そこで、接続状態の検知動作が有効に行えるタイミングを考えると、その一つは、電子機器への電源投入時である。接続状態の検知対象となる回路基板間を繋ぐコネクタは、接続状態の検知動作以外に、本来の電子機器の動作に必要な信号を通すために機能するものである。したがって、電源投入時に本来の電子機器の動作が行える通常動作状態に立上げるときに合わせて、接続状態の検知動作を行うようにすることが適当である。なお、電源投入時というタイミングは、電源オフ時にコネクタの接続状態に何らかの変化が生じる時期という意味からも適当なタイミングといえる。
また、接続状態の検知動作の実行タイミングは、電源投入時に機器を通常動作状態に立上げるときでも、検知動作の接続状態検知用信号(FFC_SENS出力信号)及び応答信号(FB_FFC_SENS入力信号)以外の信号の送受信動作が行われるのに先立って、検知動作を起動し実行することが望ましい。回路の動作で生じる不具合を一度に纏めて検知すると、このコネクタの接続状態に起因して発生する不具合も含まれるので、原因を特定することがより困難になる。これに対し、最初にコネクタの接続状態を確認することで、こうした不具合が発生する前に、不具合の原因がコネクタの接続不良であることが特定でき、不具合の特定が容易になる。
接続状態の検知動作が有効に行えるもう一つのタイミングは、省電力動作からの復帰時である。本実施形態に係る画像形成装置では、アイドル時に定着ヒータの温度を待機時の温度に落とすこと、エンジン制御に係る制御モジュールへの電源をオフし、一部の回路基板へのDC電源の供給を停止すること等により省電力動作を行う。この省電力動作状態から稼働状態への復帰時には、通常動作状態に立上げるが、このときに合わせて、接続状態の検知動作を行うようにする。なお、省電力動作からの復帰時においても、動作が停止していた回路基板に電源が投入される場合には、上記電源投入時と同様に、FFC_SENS出力信号及びFB_FFC_SENS入力信号以外の信号の送受信動作が行われるのに先立って、接続状態の検知動作を起動し実行することが望ましい。
なお、省電力動作からの復帰時といったタイミングでも接続状態の検知動作を実施することで、例えばモータの動作が経時変化しFFCハーネスへの接触が生じて、FFCが切れたといった状況で起きる接続の不具合についても、定期的に検出することが可能となる。
「動作異常信号の通知」
次に、紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220の各回路基板で発生する、CPUの暴走等の動作異常信号を上位の制御部であるエンジン制御部100に回路基板ごとに知らせる通知手段を説明する。
動作異常信号の通知手段は、本実施形態に係る画像形成装置では、コネクタ接続状態検知における応答信号(FB_FFC_SENS入力信号)を通す信号線を共用して、紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220のそれぞれで発生する動作異常を知らせる動作異常信号(WDRST信号)を通知する。なお、回路構成としては、図2に示すように、紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220それぞれのCPU202,212,222で検知されるWDRST信号を、FB_FFC_SENS入力信号をエンジン制御部100のCPU102に送る信号線に、ワイヤードオアで接続する。
また、コネクタ接続状態検知における応答信号(FB_FFC_SENS入力信号)とワイヤードオアで接続して通知される動作異常信号(WDRST信号)が、どの制御部で生じたかを特定することが必要であり、このために、エンジン制御部100は、受信するこれらの信号の検出に次に示す方法を採用する。
第一の方法は、先ずFB_FFC_SENS入力信号からWDRST信号を分けるために、FB_FFC_SENS入力信号が発生しない期間を選び、かつ送信されてくるWDRST信号を、発信元の制御部ごとに割り当てられたタイミングで検出する方法である。
この第一の方法における、FB_FFC_SENS入力信号が発生しない期間は、FFC_SENS出力信号を発信していない期間である。エンジン制御部100は、自身でFFC_SENS出力信号を発信するので、その期間を知っている。よって、エンジン制御部100は、FFC_SENS出力信号を発信していない期間を選んで、通知されてくるWDRST信号を受信し、受信するWDRST信号に対し、上記コネクタ接続状態検知において採用したのと同様の検出方法により検出を行う。
即ち、エンジン制御部100は、紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220の各制御部ごとに割り当てられたタイミングで、信号が検出されるか否かを確認する方法により、発信元の制御部を特定してWDRST信号の有無を検出し、動作異常がどの制御部で生じたかを示す検出結果を得る。
第二の方法は、上記第一の方法のようにFFC_SENS出力信号を発信していない期間という制限を設けることなく、任意のタイミングで動作異常がどの制御部で生じたかを検出する方法である。
この検出方法は、上記のコネクタ接続状態検知において採用した、応答信号(FB_FFC_SENS入力信号)の発信元の制御部を特定する検出方法に加え、さらに、動作異常信号(WDRST信号)をFB_FFC_SENS入力信号と分けて検出し、かつWDRST信号の発信元が紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220のどれであるかを検出する方法を付加する必要がある。
第二の方法でWDRST信号の発信元を特定するために採用する方法は、発信元の各制御部からのWDRST信号のアサート期間を互いに異にし、かつFB_FFC_SENS入力信号の与条件としたアサート期間とも異なる期間とする。即ち、アサート期間の長さにより一意にWDRST信号の発信元の制御部が特定できるようにする。したがって、FB_FFC_SENS入力信号と重ならないタイミングを選び、かつ発信元の制御部ごとに割り当てられたタイミングでWDRST信号を送信しさえすれば、各WDRST信号と各応答信号(FB_FFC_SENS入力信号)とを判別することができ、コネクタ接続状態検知と動作異常信号の通知を並行に行うことができる。
図5は、各コネクタを介して回路基板間で送受信されるFFC_SENS出力信号(接続状態検知用信号)とFB_FFC_SENS入力信号(異常検知信号)の関係を示すタイミングチャートである。図5は、FFC_SENS出力信号を発信していない期間に、発信元の各制御部から、FB_FFC_SENS入力信号とワイヤードオアとされて、アサート期間が互いに異なるWDRST信号が送信される動作例における信号を示している。図5AはFFC_SENS出力信号を示し、図5BはFB_FFC_SENS入力信号とワイヤードオアされて送信されるWDRST信号を示す。図5A、Bのいずれも、横軸が時間で、縦軸が電圧[V]である。
図5AのFFC_SENS出力信号は、発信していない出力0の状態の信号である。図5BのFB_FFC_SENS入力信号は、FFC_SENS出力信号が受信されない期間に各制御部がワイヤードオアで送信するWDRST信号である。エンジン制御部100のCPU102に入力してくるこのFB_FFC_SENS入力信号は、WDRST信号を発信する紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220ごとに、それぞれ異なるタイミングで立上り、異なるアサート期間を有する信号である。
紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220から発信される各WDRST信号は、図5の動作例に示すように、それぞれ異なるタイミングが割り当てられ、かつアサート期間(T7,T8,T9)によって、多重化される。なお、アサート期間(T7,T8,T9)は下記のとおりであり、これらの期間は上記コネクタ接続状態検知におけるアサート期間(T4,T5,T6)とも異なり、それぞれ一意に定まる値を当てることが望ましい。
T7:紙搬送制御部200のCPU202がWDRST信号をアサートする期間
T8:定着制御部220のCPU222がWDRST信号をアサートする期間
T9:作像制御部210のCPU212がWDRST信号をアサートする期間
図5の動作例における紙搬送制御部200、作像制御部210、定着制御部220の各制御部におけるWDRST信号の発信動作を説明する。エンジン制御部100のCPU102が出力する接続状態検知用信号(FFC_SENS出力信号)の受信は、紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220それぞれで同時に行われる。したがって、このFFC_SENS出力信号を受け取る各制御部では、FFC_SENS出力信号のアサート期間の終了を基準にすることができる。紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220の各CPU202,212,222は、WDRST信号を発信する際に、このFFC_SENS出力信号のアサート期間の終了時を基準に、互いにタイミングをずらして返信するために割り当てられた所定時間に、異なるアサート期間(T7,T8,T9)でアサートするWDRST信号を発信する動作を行う。
なお、上記WDRST信号をアサートするタイミングを定める時間及びアサート期間を定める時間は、紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220それぞれの内部に有するFROM201,211,221等に設定値を記憶させておくことで、設定される。また、この設定値は、設定を変更できるようにする。なお、この設定変更については、上記コネクタ接続状態検知において、応答信号(FB_FFC_SENS入力信号)の送信動作において説明した設定変更と同様に実施することができる。
このように、紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220の各CPU202,212,222がWDRST信号を互いに所定時間ずらし、かつアサート期間が互いに異なる信号として発信を行う。したがって、この多重化されるWDRST信号を受信するエンジン制御部100のCPU102は、発信元の制御部ごとにWDRST信号を分離して検出することが可能となり、発信元の制御部を特定して動作異常信号の通知を受け取ることができる。また、WDRST信号の検出は、信号の有無を検出すれば足りるので、高度な検出精度を要求されない。
〈動作異常信号の通知動作の手順〉
ここで、本実施形態のコネクタ接続状態検知回路が実行する図5の動作例による動作異常信号の通知動作の手順を説明する。図6は、図2に示した接続状態検知回路が行う動作異常信号の通知動作の手順を示すフローチャートである。図6のフローチャートで示す通知動作は、エンジン制御部100のCPU102が、上位の制御部であるコントローラ700の指示に従って起動し実行する動作である。なお、この通知動作は、上記コネクタ接続状態検知を行うときに起動する。
エンジン制御部100は、図6のフローチャートで示す通知動作を起動すると、先ず、CPU102から接続状態検知用信号(FFC_SENS出力信号)を、紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220に接続する各コネクタを通して出力した後、前記各制御部から送信されてくるFB_FFC_SENS入力信号を検出する(ステップS201)。このステップで検出するFB_FFC_SENS入力信号には、ワイヤードオアで送られてくるWDRST信号が含まれており、次ステップ以降の手順でWDRST信号に当たる信号を対象に検出動作を行い、所定のWDRST信号の有無を動作異常信号の通知結果として得る処理を実行する。
この通知処理は、紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220の各制御部間で互いに所定時間ずらしたタイミングでアサートし、異なるアサート期間(T7,T8,T9)を有する信号として多重化され、送信されてくるWDRST信号を分離して検出する。なお、各制御部間で互いにタイミングをずらすための上記所定時間は、例えば、各制御部で受信するFFC_SENS出力信号の立下がりを基準にして定め、また、上記コネクタ接続状態検知と並行に実行するときには、各制御部が発信するWDRST信号が、上記コネクタ接続状態検知に用いるFB_FFC_SENS入力信号と重ならないようにする必要がある。
図6のフローチャートで示す手順としては、先ず、エンジン制御部100は、紙搬送制御部200に設定したタイミングでアサートし、アサート期間をT7とする当該制御部のWDRST信号の検出期間に、検出対象のFB_FFC_SENS入力信号がアサートしたか否かを検出する(ステップS202)。
ステップS202で上記WDRST信号の検出期間にFB_FFC_SENS入力信号がT7時間アサートしたことが検出されなかった場合(ステップS202:NO)、エンジン制御部100は、当該期間が割り当てられた紙搬送制御部200において、CPUの暴走等の動作異常が検知されたことを、通知結果として得る(ステップS203)。
ステップS202で上記WDRST信号の検出期間にFB_FFC_SENS入力信号がT7時間アサートしたことが検出された場合(ステップS202:YES)、或はステップS203の動作異常の通知を受けた後、次の手順として、エンジン制御部100は、定着制御部220に設定したタイミングでアサートし、アサート期間をT8とする当該制御部のWDRST信号の検出期間に、検出対象のFB_FFC_SENS入力信号がアサートしたか否かを検出する(ステップS204)。
ステップS204で上記WDRST信号の検出期間にFB_FFC_SENS入力信号がT8時間アサートしたことが検出されなかった場合(ステップS204:NO)、エンジン制御部100は、当該期間が割り当てられた定着制御部220において、CPUの暴走等の動作異常が検知されたことを、通知結果として得る(ステップS205)。
ステップS204で上記WDRST信号の検出期間にFB_FFC_SENS入力信号がT8時間アサートしたことが検出された場合(ステップS204:YES)、或はステップS205の動作異常の通知を受けた後、次の手順として、エンジン制御部100は、作像制御部210に設定したタイミングでアサートし、アサート期間をT9とする当該制御部のWDRST信号の検出期間に、検出対象のFB_FFC_SENS入力信号がアサートしたか否かを検出する(ステップS206)。
ステップS206で上記WDRST信号の検出期間にFB_FFC_SENS入力信号がT9時間アサートしたことが検出されなかった場合(ステップS206:NO)、エンジン制御部100は、当該期間が割り当てられた作像制御部210において、CPUの暴走等の動作異常が検知されたことを、通知結果として得る(ステップS207)。
ステップS206で上記WDRST信号の検出期間にFB_FFC_SENS入力信号がT9時間アサートしたことが検出された場合(ステップS206:YES)、或はステップS207の動作異常の通知を受けた後、次の手順として、エンジン制御部100は、ここまでに3検出期間でそれぞれ行った動作異常の通知結果をまとめ、どの制御部にもCPUの暴走等の動作異常がなければ(ステップS208:NO)、ステップS201で検出したFB_FFC_SENS入力信号はノイズと判断して、検出結果を破棄する処理を行い(ステップS209)、このフローによる通知動作を終了する。
他方、いずれかの制御部において、CPUの暴走等の動作異常が検知されたことが通知された場合(ステップS208:YES)、この通知結果に従い異常処理を行う(ステップS210)。ここでは、エンジン制御部100は、異常処理として、動作異常が検知された制御部のCPU等を特定して、異常(エラー)内容を操作部制御ボード750の液晶表示部(LCDC)に表示するよう、コントローラ700に依頼する。
上記のように、本実施形態のコネクタ接続状態検知回路における動作異常の通知動作により、紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220それぞれに対応して割り当てた期間にワイヤードオアで送られてくるWDRST信号が含まれるFB_FFC_SENS入力信号を送信し、そのWDRST信号のアサート期間を検出期間として、FB_FFC_SENS入力信号を紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220の各制御部ごとに分離して通知することが可能となり、制御部を特定して動作異常を通知することができる。
また、コネクタ接続状態検知回路を用いて、コネクタ接続状態検知と並行に動作異常の通知動作を行うことが可能になり、ハーネスの信号線数を削減し、動作異常の通知手段を独立に構成する方式に比べ、回路構成を簡素化することができる。
なお、上記の回路構成例では、FFCハーネスとその端子を回路モジュールに繋ぐコネクタを用いる構成を例に採ったが、ビニール電線といった他のハーネスでも同様に適用できる。また、上記のコネクタ接続状態検知回路は、エンジン制御部100と、複数の下位の制御部である紙搬送制御部200、作像制御部210、及び定着制御部220とからなる回路構成を例に採ったが、互いに信号をやり取りする特定の回路基板と他の複数の回路基板とを接続するコネクタを、他の複数の回路基板ごとに設けて構成する回賂であれば、どの様な回路に適用してもよい。
100 エンジン制御部
101 EEPROM
102,202,212,222,701 CPU
105,105,105,205,215,225 コネクタ
200 紙搬送制御部
210 作像制御部
220 定着制御部
特開2009−37300号公報

Claims (7)

  1. 互いに信号をやり取りする複数の回路基板のうちの特定の回路基板と他の複数の回路基板とを接続するコネクタを前記他の複数の回路基板ごとに設けて構成された回路を有し、前記コネクタの接続状態を検知する接続状態検知手段を備える電子機器であって、
    前記接続状態検知手段は、
    前記特定の回路基板から前記他の複数の回路基板の各々へ、前記コネクタを通して接続状態検知用信号を送信する手段と、
    前記他の複数の回路基板の各々から前記特定の回路基板へ、受信した前記接続状態検知用信号に対する応答信号を、前記他の複数の回路基板ごとに互いにタイミングをずらせて割り当てられた時間に前記コネクタを通して返信する手段と、
    前記他の複数の回路基板の各々から返信されてくる前記応答信号が、割り当てられた前記時間内に受信されたか否かを検出する手段と、を有し、
    前記応答信号が前記他の複数の回路基板ごとにアサート期間を異にした信号である電子機器。
  2. 請求項1に記載された電子機器において、
    前記応答信号の返信を、前記接続状態検知用信号のアサート時から各々設定された時間に基づくタイミングで行う電子機器。
  3. 請求項1または2に記載された電子機器において、
    前記コネクタは、前記接続状態検知用信号及び応答信号以外の他の信号を通すためにも機能するものであり、
    前記接続状態検知手段は、前記電子機器への電源投入時において、通常動作状態に立上げるときに、前記コネクタを通す前記他の信号の送信動作に先だって、接続状態の検知動作を起動する電子機器。
  4. 請求項1乃至のいずれか一項に記載された電子機器において、
    アイドル時に前記複数の回路基板の少なくともいずれかに対する電源供給を停止する省電力動作を行う機能を有し、
    前記コネクタは、前記接続状態検知用信号及び応答信号以外の他の信号を通すためにも機能するものであり、
    前記接続状態検知手段は、前記省電力動作からの電源復帰時において、通常動作状態に立上げるときに、前記コネクタを通す前記他の信号の送信動作に先だって、接続状態の検知動作を起動する電子機器。
  5. 請求項1乃至のいずれか一項に記載された電子機器において、
    前記他の複数の回路基板の各々が、前記他の複数の回路基板の各々において発生する動作異常を示す動作異常信号を、前記接続状態検知手段が前記コネクタを通して前記応答信号を返信する信号線を共用して、前記応答信号を返信する期間と重ならないように前記特定の回路基板へ送信る手段を有し、
    前記特定の回路基板が、送信されてくる前記動作異常信号の受信タイミングが前記他の複数の回路基板ごとに定められた所定期間内であるか否かを検出し、検出結果により前記他の複数の回路基板ごとに発生する動作異常の通知を受け取る手段を有する電子機器。
  6. 請求項に記載された電子機器において、
    前記動作異常信号が前記他の複数の回路基板ごとにアサート期間を異にした信号である電子機器。
  7. 互いに信号をやり取りする複数の回路基板のうちの特定の回路基板と他の複数の回路基板とを接続するコネクタを前記他の複数の回路基板ごとに設けて構成された回路を有する電子機器における、前記コネクタの接続状態を検知するコネクタ接続状態検知方法であって、
    前記特定の回路基板から前記他の複数の回路基板の各々へ、前記コネクタを通して接続状態検知用信号を送信する工程と、
    前記他の複数の回路基板の各々から前記特定の回路基板へ、受信した前記接続状態検知用信号に対する応答信号を、前記他の複数の回路基板ごとに互いにタイミングをずらせて割り当てられた時間に前記コネクタを通して返信する工程と、
    前記他の複数の回路基板の各々から返信されてくる前記応答信号が、割り当てられた前記時間内に受信されたか否かを検出する工程と、を含み、
    前記応答信号が前記他の複数の回路基板ごとにアサート期間を異にした信号であるコネクタ接続状態検知方法。
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