JP6189112B2 - 分離供給装置 - Google Patents

分離供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6189112B2
JP6189112B2 JP2013140901A JP2013140901A JP6189112B2 JP 6189112 B2 JP6189112 B2 JP 6189112B2 JP 2013140901 A JP2013140901 A JP 2013140901A JP 2013140901 A JP2013140901 A JP 2013140901A JP 6189112 B2 JP6189112 B2 JP 6189112B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
tapered surface
side guide
conveyor device
tapered
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013140901A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015013720A (ja
Inventor
哲男 菊池
哲男 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omori Machinery Co Ltd
Original Assignee
Omori Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omori Machinery Co Ltd filed Critical Omori Machinery Co Ltd
Priority to JP2013140901A priority Critical patent/JP6189112B2/ja
Publication of JP2015013720A publication Critical patent/JP2015013720A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6189112B2 publication Critical patent/JP6189112B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Framework For Endless Conveyors (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
  • Relays Between Conveyors (AREA)
  • Special Conveying (AREA)

Description

本発明は、分離供給装置に関するもので、例えば、前後に並んで一列で搬送されてくる製品を、先頭から所定数を後続から分離し、下流側の装置に供給する装置に関する。
前後一列に並んだ状態で搬送されてくる製品を、後続から分離し、下流側の装置に供給する分離供給装置は、各種の構成のものがある。図1は、係る分離供給装置の一例を示している。図1(a)に示すように、分離供給装置は、製品2を前後に並んだ状態で搬送する搬送コンベア装置1を備える。搬送コンベア装置1の搬送面の左右両側には、ほぼ全長に渡りサイドガイド4が配置される。左右一対のサイドガイド4の間隔は、製品2の横幅とほぼ一致しており、製品2の横方向の移動を規制する。
搬送コンベア装置1の搬送方向前端側の所定区間が製品搬出エリアとなる。サイドガイド4は、製品搬出エリアの近傍にまで配置する。製品搬出エリアは、分離して取り出す製品の個数分の長さを有し、製品搬出エリアの左右両サイドには、下部ガイド3を備える。下部ガイド3は、昇降移動し、上昇位置では製品2に接触可能となり、製品2の搬送方向と交差する横方向への移動を規制する。下部ガイド3が下降位置に至ると、製品搬出エリアの搬出口が開口し、製品2は搬出口から外部に搬出可能となる。
また、搬送コンベア装置1の搬送方向前端近傍の搬送面上にエンドストッパー5を配置する。エンドストッパー5は、図1(a)に示すように、搬送コンベア装置1の前端位置から少し上流側に位置する待機位置と、図1(b),(c)に示すように、搬送コンベア装置1の前端位置に位置する分離作動位置との間を往復移動する。例えばエンドストッパー5が待機位置にある状態で搬送コンベア装置1上を多数の製品2が一列縦隊で搬送されて来た場合、図1(a)に示すように、先頭の製品2がエンドストッパー5に接触すると、製品2はそれ以上の前進が抑止され、それに伴い後続の製品2も前後に接触した状態で一時停止する。
搬送コンベア装置1の製品搬出エリアの直近の上流側には、サイドストッパー6を配置する。サイドストッパー6は、搬送コンベア装置1の搬送方向と直交する方向に往復移動する。サイドストッパー6は、図1(a)に示すように、サイドガイド4の外側に位置し、製品と非接触の待機位置と、図1(b),(c)に示すように、製品2の側面に接触し、反対側のサイドガイド4に向けて付勢し、当該サイドガイド4とサイドストッパー6との間で製品2を挟み込んで保持する作動位置との間を往復移動する。
さらに、製品搬出エリア近傍には、搬出コンベア装置8が設置される。搬出コンベア装置8は、搬送方向が搬送コンベア装置1の搬送方向と直交する方向に設定される。搬出コンベア装置8の搬送面の横幅は、製品搬出エリアの長さとほぼ一致させている。製品搬出エリアを横切るように往復移動するプッシャー7を備える。プッシャー7は、図1(a),(b)に示すように、搬出コンベア装置8の配置方向と反対側の外側で、製品2と非接触な待機位置で待つ。
上述した構成の分離供給装置は、以下のように動作する。まず、多数の製品2が、前後に接触した状態で搬送コンベア装置1を移動する。そして、図1(a)に示すように、エンドストッパー5が待機位置にある状態で一連の製品2の先頭がエンドストッパー5に接触すると、搬送コンベア装置1上の製品2の搬送は一時停止する。
次いで、待機状態にあるサイドストッパー6が作動位置まで移動し、サイドストッパー6と対向する製品2をサイドガイド4との間で挟み込んで固定する。その後、エンドストッパー5が前進移動すると、サイドストッパー6で挟み込まれた製品2より前方に位置する複数(この例では、5個)の製品2が搬送コンベア装置1上を前進移動し、上記固定された製品2と分離する(図1(b))。そして、下部ガイド3を下降移動するとともに、待機位置にあるプッシャー7を前進移動させて、製品搬出エリアに位置する複数の製品2を搬出コンベア装置8に押し出し分離搬送する(図1(c))。
この後、プッシャー7が後退移動して待機位置に復帰し、エンドストッパー5を前に出すとともに下部ガイド3を上昇させる。そして、サイドストッパー6を待機位置に戻して製品2の固定を解除すると、搬送コンベア装置1上の製品2は前進移動し、先頭の製品2が前方の待機位置にあるエンドストッパー5に接触すると一時停止する。これらの処理を繰り返し行うことで、一列縦隊で搬送されてきた製品2を、所定数(ここでは5個)分だけ分離し、横一列の状態で搬出コンベア装置8に分離供給が行われる。
なお、図1に示す構成の分離供給装置と相違するが、従来の分離供給装置の一例としては特許文献1に示す装置がある。
実公昭61−43779号公報
サイドストッパー6を解放し後続の製品2が前進移動を再開し、先頭の製品2がエンドストッパー5に当たった際に、製品2に対して衝撃力が加わる。この衝撃力は、後続の製品2に伝搬する。先頭の製品2がエンドストッパー5に当たる際には、搬送コンベア装置1上を移動する後続の一連の製品2が前後に接触してひとかたまりの製品群となっているため、製品2の衝撃力は、一連のひとかたまりの製品群全体の重量に比例したものとなる。よって、衝撃力は、搬送コンベア装置1上の本数に比例し増加する。
この衝撃力の方向は、製品の移動方向と反対方向となる。よって、製品2は、縦一列に並んだ状態で移動してくるため、図1(a)中、各製品2中に矢印で示すように、衝撃力の方向は、製品2の搬送方向と逆向きにそろった方向となる。そして、衝撃力は、順次後続の製品2に伝搬していき、製品2の数が増えることにより、かかる衝撃は減衰する。よって、搬送コンベア装置1上に貯留されている製品2の数が多ければ多いほど、製品にかかる衝撃は緩和される。
このように、二つの相反する力が交差する場所で製品は最も衝撃を受けるので倒れ易くなる傾向が発生する。つまり、製品にかかる力は徐々に増加(個々の搬送力が追加される為)し、その後徐々に減少(製品の弾性により衝撃が吸収される為)する傾向にある。製品の性質よって変化するが、最も倒れやすい個数は分離供給数の例えば2から3倍程度の位置で発生し、係る状況下においては、例えば図1(d)に示すように製品2が倒れてしまうおそれがある。
したがって、例えば、図1(a)に示すように、搬送コンベア装置1上の製品の個数がある程度制御できる通常の運転では、比較的多くの製品2を供給できるので問題にならないが、例えば生産終了時等、徐々に製品数が少なくなる状況では、倒れ易いに状態なってしまうことを避けられなかった。
上述した課題を解決するために、本発明の分離供給装置は、搬送コンベア装置上を前後に並んで一列で移動する製品を、先頭から所定数を後続から分離して下流側の装置に供給する分離供給装置であって、前記搬送コンベア装置の搬送面の左右両側に配置され、前記製品の横方向の移動を規制するサイドガイドと、前記搬送コンベア装置上を移動する前記製品に接触し、前進移動を一時停止するエンドストッパーと、前記エンドストッパーより上流側に配置され、前記製品を横方向から押さえるサイドストッパーと、を備え、前記左右両側のサイドガイドの少なくとも一方のサイドガイドに、上流側に行く従い外に広がるテーパー面を設け、前記製品が前記エンドストッパーに当たり生じた衝撃力が後続の製品に伝わった際に、その後続の製品が前記テーパー面により広がった領域内で横方向に移動可能に構成するものを前提とする。横方向への移動は、搬送方向と直交する真横の移動と、斜め横方向の移動のいずれをも含む。
下流側の装置は、実施形態では搬出コンベア装置19に対応する。テーパー面は、実施形態では傾斜面やテーパー部26a等に対応する。サイドガイドの一部にテーパー面を設けて広がっているため、この部分にある製品は前からの衝撃や押し圧を受けると製品に対して横・外側に広がる力が働き、力が分散し、製品が倒れにくくなる。また、例えば係る外側の力によりテーパー面と製品との間で発生する摩擦力により倒れを防止する効果も期待できる。
(1)上記の前提において、前記テーパー面を設ける区間は、前記衝撃力を受けた製品が倒れやすい区間とするとよい。このようにすると、効率よく製品の転倒を防止することができる。搬送コンベア装置の基本機能である製品を搬送する前進移動時には、前後に接触した状態で一列に並んだ状態としている。そのため、例えば製品が横ずれしようとすると、サイドガイドに接触し、直進移動する。一方、テーパー面の設置区間では、搬送面上に外に広がった空間が形成され、前進移動時にはサイドガイドの機能が生じない。よって、製品が倒れやすい区間にテーパー面を設けることで、前進移動時にはサイドガイドによる適切な案内を確保しつつ、エンドストッパーに当たった際の製品の転倒を防止できるので良い。
(2)上記の前提において、前記テーパー面の材質を、前記テーパー面を設けていない前記サイドガイドの表面より表面抵抗の大きなものとするとよい。このようにすると、外側の力によりテーパー面と製品との間で発生する摩擦力により倒れを防止する効果が向上するので好ましい。サイドガイドは、前進移動時にスムーズなガイドを行うため、例えば表面抵抗は小さいものを用いることができる。
(8)前記テーパー面は、前記左右両側のサイドガイドの両方に設け、対向する前記テーパー面の間隔が、上流側にいくに従って徐々に広くなるように構成するとよい。この発明は、第一実施形態により実現される。テーパー面は、第三サイドガイド21に対応する。左右両側にテーパー面を設けることで、エンドストッパーに製品があった際の衝撃力が後続の製品に伝わり、テーパー面の設置区間に位置する製品に伝搬した力は、左方向あるいは右方向の力と、真後ろに向かう力の合成となる。よって、各製品は、左側のテーパー面に進むものと、右側のテーパー面に進むものが発生し、両側で適切に製品の転倒を防止することができる。また、左右の両方において、外側に広がるので、例えば、テーパー面の対向面との離反距離として、転倒を防止するために必要な一定の距離が必要とすると、片側のテーパー面の広がりを小さく抑えることができる。これは、例えば下記(5)のようにテーパー面に対向する部分は直線状とすると、一方のテーパー面で上記の一定の距離だけ離れるようにする必要があり、テーパー面の上流端と、それに近接する上流側のサイドガイドとの横方向での段差が大きくなるが、本発明では、係る段差を小さくすることができる。なお、第一実施形態では、第三サイドガイド21を搬送方向の中心線を基準に線対称にして左右に配置したテーパ面の広がりを等しくしたが、本発明はこれに限ることはなく、広がり角度を左右で異ならせても良い。
(9)前記テーパー面は、前記左右両側のサイドガイドの一方に設け、前記テーパー面に対向する他方の前記サイドガイドは直線状に形成するとよい。この発明は、第二実施形態により実現される。テーパー面は、第三サイドガイド21に対応する。このようにすると、サイドガイドの片側のみ斜めにすれば良いので、簡易な構造で実現できるので好ましい。
(10)前記テーパー面の上流側に、前記製品の搬送方向と平行な直線状のガイド部分を設け、前記テーパー面の上流側端部と、ガイド部分の下流側端部は、近接あるいは接触する配置とするとよい。この発明は、第六実施形態等により実現される。テーパー面は、第三サイドガイド21に対応する。直線状のガイド部分は、第六サイドガイド28に対応する。この発明によれば、例えば、搬送コンベア装置上の製品が多く、前部に過剰な力が発生するような場合でも、幅を広げた直線のガイド部分で製品は横に広がる力が働き、製品のガイドに対する接触抵抗が増加する。よって、先端側で生じる圧力を緩和できる。
(3)前記テーパー面の上流側に、前記製品の搬送方向の中心に向かう逆テーパー面を配置するとよい。(4)前記テーパー面と前記逆テーパー面を搬送方向に沿って繰り返し複数組設け、その複数組の前記テーパー面と前記逆テーパー面は、前記左右両側のサイドガイドの両方に設けるとよい。例えば倒れようとする製品を逆テーパー面で受けることで、転倒を防止することができるのでよい。この発明は、第三実施形態〜第五実施形態により実現される。
(6)上記の前提において、前記テーパー面の上流側に、前記製品の搬送方向の中心に向かう逆テーパー面を配置し、前記テーパー面と前記逆テーパー面を搬送方向に沿って繰り返し複数組設け、その複数組の前記テーパー面と前記逆テーパー面は、前記左右両側のサイドガイドの両方に設け、前記左右両側のサイドガイドの両方に設ける前記複数組の前記テーパー面と前記逆テーパー面は、前記テーパー面同士と前記逆テーパー面同士がそれぞれ対向するように配置するとよい。この発明は、第三実施形態により実現される。このようにすると、搬送経路がジグザグになり、直接製品をテーパー面と逆テーパー面で構成されるコーナー部分で受けることができ、より倒れ難くなる。
(5)前記左右両側のサイドガイドの両方に設ける前記複数組の前記テーパー面と前記逆テーパー面は、前記テーパー面と前記逆テーパー面が対向するように配置するとよい。この発明は、第五実施形態により実現される。このようにすると、製品は、前から伝搬してきた力を受けて、ランダムに左右どちらかに逃げ、係る逃げた方向にあるテーパー面と逆テーパー面で構成されるコーナー部分で直接製品を受けることができ、より倒れ難くなる。
本発明によれば、搬送コンベア装置上の製品の個数にかかわらず、製品の転倒を防止することができる。
従来の分離供給装置の一例を示す図で、(a)は平面図、(b),(c)は作用を説明する図、(d)は従来の問題を説明する図である。 本発明に係る分離供給装置の第一実施形態を示す図で、(a)は平面図、(b),(c)は作用を説明する図である。 本発明に係る分離供給装置の第二実施形態を示す平面図である。 本発明に係る分離供給装置の第三実施形態を示す平面図である。 本発明に係る分離供給装置の第四実施形態を示す平面図である。 本発明に係る分離供給装置の第五実施形態を示す平面図である。 本発明に係る分離供給装置の第六実施形態を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。これらの図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものである。記載されている装置の構成等は、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
[第一実施形態]
図2は、本発明に係る分離供給装置の好適な第一実施形態を示している。本実施形態の分離供給装置10は、前後一列に並んだ状態で搬送されてくる製品11を、後続から分離し、下流側の装置に供給する。製品11は、例えば目薬の容器のように比較的軽量で小型なものである。製品11は、略円筒形の容器本体11aの上部に、やや小径のキャップ11bが装着された形態からなる。
分離供給装置10は、製品11を前後に並んだ状態で搬送する搬送コンベア装置12を備える。搬送コンベア装置12は、プラスチックチェーンコンベアから構成される。図示省略する搬送コンベア装置12の上流側にて、プラスチックチェーンコンベアの搬送面の上に製品11が順次供給される。搬送面12a上に置かれた製品11は、回転移動するエンドレスベルトから搬送力を受けて前進移動する。搬送コンベア装置12の搬送面12aの左右両側には、上流側に第一サイドガイド13が配置される。左右一対の第一サイドガイド13の間隔は、製品11の横幅(ここでは、直径)とほぼ一致しており、製品11の横方向の移動を規制する。よって、第一サイドガイド13の設置エリアでは、製品11は前後に接触し、一直線に並んだ縦一列の状態で搬送される。
搬送コンベア装置12の搬送方向前端側の所定エリアは、製品搬出エリアとなる。製品搬出エリアは、分離して取り出す製品の個数分(本実施形態では、5個)の長さを有する。製品搬出エリアの左右両サイドには、下部ガイド14を備える。一対の下部ガイド14の間隔は、製品11の横幅(ここでは、直径)とほぼ一致している。下部ガイド14は、昇降移動し、上昇位置では製品11の下方部位に接触可能となり、製品2の搬送方向と交差する横方向への移動を規制する。よって、搬送コンベア装置12の製品搬出エリアでは製品11は前後に接触し、一直線に並んだ縦一列の状態で搬送される。また、下部ガイド14が下降位置に至ると、製品搬出エリアの搬出口が開口し、製品11は搬出口から外部に搬出可能となる。左右の下部ガイド14は、少なくとも搬出口側(本実施形態では、搬送方向の右側)が昇降移動すれば良い。
また、搬送コンベア装置12の搬送方向前端近傍の搬送面上には、エンドストッパー15が配置される。エンドストッパー15は、図示省略する駆動源からの駆動力を受けて、搬送方向に沿って往復直線移動する。駆動源は、例えばシリンダなどを用いると簡単な構成で実現できるので良い。エンドストッパー15は、図2(a)に示すように、搬送コンベア装置12の前端位置から少し上流側に位置する待機位置と、図2(b),(c)に示すように、搬送コンベア装置12の前端位置に位置する分離作動位置との間を往復移動する。
搬送コンベア装置12の製品搬出エリアの直近の上流側には、搬送面12aの左右両側に第二サイドガイド16が配置される。左右一対の第二サイドガイド16は、平行に配置し、その間隔は、製品11の横幅(ここでは、直径)とほぼ一致しており、製品11の横方向の移動を規制する。よって、第二サイドガイド16の設置エリアでは、製品11は前後に接触し、一直線に並んだ縦一列の状態で搬送される。
左右一対の第二サイドガイド16の一方の側(本実施形態では搬送方向の左側)には、サイドストッパー17が配置される。サイドストッパー17は、第二サイドガイド16と平行に配置され、搬送コンベア装置12の搬送方向と直交する方向に往復移動する。サイドストッパー17は、図2(a)に示すように、第二サイドガイド16の外側に位置し、製品11と非接触の待機位置と、図2(b),(c)に示すように、製品11の側面に接触し、製品11を反対側の第二サイドガイド16に向けて付勢し、当該第二サイドガイド16とサイドストッパー17との間で製品11を挟み込んで保持する作動位置との間を往復移動する。
さらに、製品搬出エリア近傍には、下流側の装置である搬出コンベア装置19が設置される。搬出コンベア装置19の搬入端は、製品搬出エリアの搬出口に対向して配置される。そして搬出コンベア装置19は、搬送方向が搬送コンベア装置12の搬送方向と直交する方向に設定される。搬出コンベア装置19の搬送面の横幅は、製品搬出エリアの長さとほぼ一致させている。搬出コンベア装置19の搬送面の左右には、第三サイドガイド21が配置される。
製品搬出エリアを横切るように往復移動するプッシャー18を備える。プッシャー18は、図2(a),(b)に示すように、搬出コンベア装置19の配置方向と反対側の外側で、製品11と非接触な待機位置で待つ。プッシャー18は、例えばシリンダ等の駆動源からの駆動力を受け、待機位置から前進移動し、製品搬出エリアを横切り、搬出コンベア装置19の搬送面上まで移動する。
本実施形態では、第一サイドガイド13と、第二サイドガイド16の間に、第三サイドガイド21を配置する。第三サイドガイド21は、搬送面の左右両側に配置され、水平方向に傾斜させた傾斜面を有する。この傾斜面は、例えば、帯状・直線状の平板を、上流側に行くほど搬送方向の中心から外に離れるように配置することで構成する。これにより、左右一対の第三サイドガイド21の間隔は、上流側に行くにつれて徐々に広くなる。また、第三サイドガイド21の下流側端部は、第二サイドガイド16の上流側端部と近接させる。よって、第三サイドガイド21の内側面から第二サイドガイド16の内側面は、連続しており、スムーズな製品11のガイドが行われる。
一対の第三サイドガイド21の最大間隔dは、製品11の横幅(直径)の1.5倍程度としている。また、第三サイドガイド21の設置位置は、製品11がエンドストッパー15に当たった際の衝撃力により最も製品11が倒れやすい場所に設置する。倒れやすい場所は、本例では、製品搬出エリアに位置してひとまとめに取り出される製品11の個数(ここでは、5個)の3倍分の部分とした。そして、第三サイドガイド21は、上記のひとまとめに取り出させる製品の個数に対応する長さを有する。よって、本実施形態では、図2(a)に示すように、第三サイドガイド21の設置領域には、先頭の製品11がエンドストッパー15に当たった際の、先頭から11番目〜15番目の5つの製品が位置する。
上述した構成の分離供給装置は、以下のように動作する。まず、多数の製品11が、前後に接触した状態で搬送コンベア装置12上を移動する。そして、図2(a)に示すように、エンドストッパー15が待機位置にある状態で一連の製品11の先頭がエンドストッパー15に接触すると、製品11はそれ以上の前進が抑止され、それに伴い後続の製品11も前後に接触した状態で一時停止する。
このエンドストッパー15に当たった際に発生する衝撃力が、先頭の製品11から順次後続の製品11に伝搬していく。本実施形態では、第三サイドガイド21が、上流側(進行方向後方)が外に広がっているため、この部分にある製品11は前からの衝撃や押し圧を受けると横に広がる力が働く。この横方向の力で発生する摩擦力により倒れを防止することができ、製品11が倒れにくくなる。この第三サイドガイド21の傾斜面における横に逃がす力は製品11にかかる力に比例するので、搬送コンベア装置12上の製品11の個数が多い場合、発生する力を横に逃がし分離供給部にかかる力を緩和する効果も生じる。
そして、左右両側の第三サイドガイド21は、均等に広げるため、個々の製品11は左右のいずれかに移動し、移動方向はばらばら・別々となる。よって、左右いずれの方向に移動しても、その移動方向に力が分散し、第三サイドガイド21の傾斜面での摩擦力により、確実に衝撃力を抑制することができる。
その後、待機状態にあるサイドストッパー17が作動位置まで移動し、サイドストッパー17と対向する製品11を第二サイドガイド16との間で挟み込んで固定する。その後、エンドストッパー15が前進移動すると、サイドストッパー17で挟み込まれた製品11より前方に位置する複数(この例では、5個)の製品11が搬送コンベア装置1のプラスチックチェーンコンベアからの搬送力を受けて前進移動し、上記固定された製品11と分離する(図2(b))。そして、下部ガイド14を下降移動するとともに、待機位置にあるプッシャー18を前進移動させて、製品搬出エリアに位置する複数の製品11を搬出コンベア装置19に押し出し分離搬送する(図2(c))。
この後、プッシャー18が後退移動して待機位置に復帰し、エンドストッパー15を前に出すとともに下部ガイド14を上昇させる。そして、サイドストッパー17を待機位置に戻して製品11の固定を解除すると、搬送コンベア装置12上の製品11は前進移動し、先頭の製品11が前方の待機位置にあるエンドストッパー15に接触すると一時停止する。これらの処理を繰り返し行うことで、一列縦隊で搬送されてきた製品11を、所定数(ここでは5個)分だけ分離し、横一列の状態で搬出コンベア装置19に分離供給が行われる。
[第二実施形態]
図3は、本発明の第二実施形態を示している。図2に示すように、本実施形態では、上述した第一実施形態を基本とし、水平方向に傾斜させた傾斜面を有する第三サイドガイド21を、搬送コンベア装置12の搬送方向の左右の片側に設けた。本実施形態では、傾斜配置される第三サイドガイド21は、搬送方向の右側に設けた。これに伴い、搬送方向の左側は、ほぼ全長に渡り直線状のサイドガイド22を設けた。なお、この例では、サイドガイド22を連続して形成しているが、例えば、第一実施形態と同様に、第一サイドガイド13,第二サイドガイド16と分割してもよい。その場合、第三サイドガイド21とついになるサイドガイドを、搬送方向と平行にし、第一サイドガイド13,第二サイドガイド16と同一直線状に位置するようにするとよい。
搬送方向右側に配置した第三サイドガイド21は、水平方向に傾斜させた傾斜面を有する。この傾斜面は、例えば、帯状・直線状の平板を、上流側に行くほど搬送方向の中心から外に離れるように配置することで構成する。これにより、右側の第三サイドガイド21と、それに対向する左側のサイドガイド22の間隔は、上流側に行くにつれて徐々に広くなる。さらに本実施形態では、第三サイドガイド21と、製品11の搬送方向とのなす角、傾斜角度を、第一実施形態の2倍としている。これにより、第三サイドガイド21とサイドガイド22の最大間隔dは、第一実施形態と同様に製品11の横幅(直径)の1.5倍程度となる。
また、第三サイドガイド21の下流側端部は、第二サイドガイド16の上流側端部と近接させる。よって、第三サイドガイド21の内側面から第二サイドガイド16の内側面は、連続しており、スムーズな製品11のガイドが行われる。
第三サイドガイド21を上流側に行くほど外に広がるように構成したため、製品11がエンドストッパー15に当たった際に、製品11に衝撃力が伝搬するが、係る衝撃力が第三サイドガイド21に位置する製品11に伝わると、前からの衝撃や押し圧を受けると横に広がる力が働く。この横方向の力で発生する摩擦力により倒れを防止することができ、製品11が倒れにくくなる。そして本実施形態では、片側のみ斜めの第三サイドガイド21を配置すれば良いので、構造も簡単で良い。なおその他の構成並びに作用効果は、上述した第一実施形態と同様であるため、対応する部材に同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
[第三実施形態]
図4は、本発明の第三実施形態を示している。本実施形態では、第一実施形態を基本とし、上流側に行くに徐々に外にいき、対向面との間隔が徐々に広がる第三サイドガイド21に換えて、第四サイドガイド24を設けた。つまり、第一サイドガイド13と第二サイドガイド16の間に第四サイドガイド24を設けた。この第四サイドガイド24は、上流側に向けて搬送方向の中心から外に広がるテーパー部24aと、上流側に向けて搬送方向の中心に向かう逆テーパー部24bを交互に配置したジグザグ状に構成される。左右一対の第四サイドガイド24の間隔は、製品11の横幅に合わせ、全体にわたりほぼ一定にしている。
このように、第四サイドガイド24の部分では、搬送経路はテーパー部24a,逆テーパー部24bに沿ってジグザグになる。よって、搬送コンベア装置12上を前後に接触した状態で移動する製品11は、第四サイドガイド24の設置領域ではジグザグ状に移動する。よって、エンドストッパー15に製品11が接触した際の搬送コンベア装置12上の製品11は、一直線状に並んではいないので、エンドストッパー15に当たった際に生じる衝撃力の伝搬方向も、第四サイドガイド24の設置領域では斜め外に向く。
上述した第一実施形態等では、第三サイドガイド21が上流側に行くにしたがって外に広がるテーパー部を設け、上流側に行くほど広がりを持たせることで発生する横方向の摩擦力を利用して製品11の倒れを防止するようにした。これに対し、本実施形態では第四サイドガイド24をジグザグにして、テーパー部24aと逆テーパー部24bで形成されるガイドのコーナー部分、衝撃力の伝搬方向に対向し、伝搬力を遮る方向に位置する逆テーパー部24bにより伝搬力を受けるなどして直接製品11を受けることが出来る。よって、製品11は、より倒れ難くなる。第一実施形態のものによれば、第三サイドガイドの対向面との広さに比例して上流側に行くにしたがって徐々に倒れ防止力が強くなるのに対し、本実施形態では、第四サイドガイド24内の倒れ防止効果は初めから同じである。さらに、本実施形態では、製品11は、サイドガイド24に沿ってジグザグ状に移動し、一直線状に並んでいないため、製品11がエンドストッパー15に当たった際のラインプレッシャーが軽減される。なおその他の構成並びに作用効果は、上述した各実施形態と同様であるため、対応する部材に同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
[第四実施形態]
図5は、本発明の第四実施形態を示している。本実施形態では、第三実施形態を基本とし、第四サイドガイド24の形状を異ならせている。すなわち、第三実施形態の第四サイドガイド24は、左右で同じように曲がるようにし、全長に渡り両者間の間隔が等しくなるようにしたが、本実施形態では、左右で異なるパターンとした。これにより、左右の第四サイドガイド24の間隔は、場所により広狭変わる。
この実施形態も、第四サイドガイド24のコーナー部分、逆テーパー部24bにより製品11を受け、倒れるのを防止する。さらに、第三実施形態と同様に、製品11は、サイドガイド24に沿ってジグザグ状に移動し、一直線状に並んでいないため、製品11がエンドストッパー15に当たった際のラインプレッシャーが軽減される。なおその他の構成並びに作用効果は、上述した各実施形態と同様であるため、対応する部材に同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
[第五実施形態]
図6は、本発明の第五実施形態を示している。本実施形態では、上述した各実施形態を基本とし、第三サイドガイド21,第四サイドガイド24に換えて、第五サイドガイド26を設けた。つまり、第一サイドガイド13と第二サイドガイド16の間に第五サイドガイド26を設けた。この第五サイドガイド26は、上流側に向けて搬送方向の中心から外に広がるテーパー部26aと、上流側に向けて搬送方向の中心に向かう逆テーパー部26bを交互に配置した点では、第三実施形態と同じであるが、左右の第五サイドガイド26を、搬送コンベア装置12の搬送方向の中心線を基準に線対称に配置する。さらに、前後に隣接するテーパー部26aと逆テーパー部26bを一組として、その一組の搬送方向の長さを製品11のピッチに合わせている。これにより、左右の第五サイドガイド26の間隔は、下流側端から上流側に向けて、徐々に広くなり製品11の1/2ピッチ分の位置で最大幅になり、その後徐々に狭くなり製品11の1ピッチ分で最小幅の製品11の横幅と同じになるのを繰り返す。
本実施形態では、第五サイドガイド26の設置区間にある製品11は、前方から伝搬してきた衝撃力、押し圧により、それぞれランダムに左右どちらか片側の第五サイドガイド26に押し付けられる。よって、衝撃力の伝搬が横に向くとともに、第三,第四実施形態と同様にテーパー部26a,逆テーパー部26bによるコーナー部分で製品が受けられて、転倒が防止される。なおその他の構成並びに作用効果は、上述した各実施形態と同様であるため、対応する部材に同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
[第六実施形態]
図7は、本発明の第六実施形態を示している。本実施形態では、第一実施形態を基本とし、第三サイドガイド21と第一サイドガイド13の間に、搬送方向に沿った一対の第六サイドガイド28を配置した。左右一対の第六サイドガイド28は、平行に配置され、その間隔は、第三サイドガイド21の上流側端の間隔とあわせている。
このようにすると、第六サイドガイド28の設置区間に位置する製品11は、先頭の製品11がエンドストッパー15に当たった際に生じる衝撃力の伝搬を受け、横に広がる力が働く。よって、製品11の第六サイドガイド28に対する接触抵抗が増加する。これにより、例えば搬送コンベア装置12上の製品が多く、前方に過剰な力が発生するような場合でも、第六サイドガイド28の設置区間に位置する製品11は、第六サイドガイド28に対する接触抵抗により、先端部の圧力を緩和できる。なおその他の構成並びに作用効果は、上述した各実施形態と同様であるため、対応する部材に同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
[変形例]
第三サイドガイド21,第四サイドガイド24,第五サイドガイド26,第六サイドガイド28の材質は、第一サイドガイド13,第二サイドガイド16と同じでも良いし、異ならせても良い。異ならせる場合、表面抵抗の大きなものとするとよい。このようにすると、製品11がサイドガイドに接触する際の接触抵抗が増加し、製品11のサイドガイドでの支えの力が大きくなり、製品11が倒れにくくなるので好ましい。表面抵抗の大きなものにする場合、サイドガイド全体を係る要件を充足する材料で構成しても良いし、少なくとも内側の製品11と接触する傾斜面の部分が表面抵抗の大きなものとするとよい。
上述した実施形態では、搬送コンベア装置12は、プラスチックチェーンコンベアとしたが、本発明はこれに限ることはなく、例えば、ベルトコンベア(好ましくは、滑り性のあるベルトを使用)やローラーコンベアなどを用いても良い。
搬送コンベア装置12の前端に、横方向に伸びるように搬出コンベア装置19を配置し、搬送コンベア装置12の製品搬出エリアにある製品11をプッシャー18にて押し出すようにして分離供給した。本発明はこれに限ることはなく、搬送コンベア装置12から搬出コンベア装置19への製品11の移し替えは、例えばロボットその他の装置を用いてもよい。さらに、プッシャー18を用いることもあり、搬送コンベア装置12と搬出コンベア装置19の搬送面は、略同一平面上に配置したが、上下方向にずらして配置しても良い。さらに、搬送コンベア装置12と搬出コンベア装置19の搬送方向を直交させているが、任意の角度で交差させてもよいし、平行、あるいは同一方向としてもよい。
また、エンドストッパー15は、前後方向に移動するようしたが、例えば昇降移動したり、回転移動したりして、搬送コンベア装置12上の製品11に接触して一時停止させ、サイドストッパー17等で後続の製品11を停止させた状態でエンドストッパー15を開いて製品11を通過させることで後続から分離するようにしてもよい。
上述した各実施形態並びに変形例は、適宜組み合わせて実現してもよい。例えば、第一実施形態と第二実施形態を組み合わせ、搬送方向の一方の側には、サイドガイドの所定位置にテーパー面を設け、そのテーパー面と対向する他方の側には、テーパー面の部分と搬送面に沿った直線状の部分を備えるようにしてもよい。また、第二実施形態と第三実施形態を組み合わせてもよいし、3つ以上の実施形態を適宜組み合わせてもよい。
10 分離供給装置
11 製品
12 搬送コンベア装置
12a 搬送面
13 第一サイドガイド
14 下部ガイド
15 エンドストッパー
16 第二サイドガイド
17 サイドストッパー
18 プッシャー
19 搬出コンベア装置
21 第三サイドガイド
22 サイドガイド
24 第四サイドガイド
24a テーパー部
24b 逆テーパー部
26 第五サイドガイド
26a テーパー部
26b 逆テーパー部
28 第六サイドガイド
d 最大間隔

Claims (10)

  1. 搬送コンベア装置上を前後に並んで一列で移動する製品を、先頭から所定数を後続から分離して下流側の装置に供給する分離供給装置であって、
    前記搬送コンベア装置の搬送面の左右両側に配置され、前記製品の横方向の移動を規制するサイドガイドと、
    前記搬送コンベア装置上を移動する前記製品に接触し、前進移動を一時停止するエンドストッパーと、
    前記エンドストッパーより上流側に配置され、前記製品を横方向から押さえるサイドストッパーと、
    を備え、
    前記左右両側のサイドガイドの少なくとも一方のサイドガイドに、上流側に行く従い外に広がるテーパー面を設け、前記製品が前記エンドストッパーに当たり生じた衝撃力が後続の製品に伝わった際に、その後続の製品が前記テーパー面により広がった領域内で横方向に移動可能に構成し、
    前記テーパー面を設ける区間は、前記衝撃力を受けた製品が倒れやすい区間とすることを特徴とする分離供給装置。
  2. 搬送コンベア装置上を前後に並んで一列で移動する製品を、先頭から所定数を後続から分離して下流側の装置に供給する分離供給装置であって、
    前記搬送コンベア装置の搬送面の左右両側に配置され、前記製品の横方向の移動を規制するサイドガイドと、
    前記搬送コンベア装置上を移動する前記製品に接触し、前進移動を一時停止するエンドストッパーと、
    前記エンドストッパーより上流側に配置され、前記製品を横方向から押さえるサイドストッパーと、
    を備え、
    前記左右両側のサイドガイドの少なくとも一方のサイドガイドに、上流側に行く従い外に広がるテーパー面を設け、前記製品が前記エンドストッパーに当たり生じた衝撃力が後続の製品に伝わった際に、その後続の製品が前記テーパー面により広がった領域内で横方向に移動可能に構成し、
    前記テーパー面の材質を、前記テーパー面を設けていない前記サイドガイドの表面より表面抵抗の大きなものとすることを特徴とする分離供給装置。
  3. 前記テーパー面の上流側に、前記製品の搬送方向の中心に向かう逆テーパー面を配置することを特徴とする請求項1または2に記載の分離供給装置。
  4. 前記テーパー面と前記逆テーパー面を搬送方向に沿って繰り返し複数組設け、
    その複数組の前記テーパー面と前記逆テーパー面は、前記左右両側のサイドガイドの両方に設けることを特徴とする請求項3に記載の分離供給装置。
  5. 前記左右両側のサイドガイドの両方に設ける前記複数組の前記テーパー面と前記逆テーパー面は、前記テーパー面と前記逆テーパー面が対向するように配置することを特徴とする請求項4に記載の分離供給装置。
  6. 搬送コンベア装置上を前後に並んで一列で移動する製品を、先頭から所定数を後続から分離して下流側の装置に供給する分離供給装置であって、
    前記搬送コンベア装置の搬送面の左右両側に配置され、前記製品の横方向の移動を規制するサイドガイドと、
    前記搬送コンベア装置上を移動する前記製品に接触し、前進移動を一時停止するエンドストッパーと、
    前記エンドストッパーより上流側に配置され、前記製品を横方向から押さえるサイドストッパーと、
    を備え、
    前記左右両側のサイドガイドの少なくとも一方のサイドガイドに、上流側に行く従い外に広がるテーパー面を設け、前記製品が前記エンドストッパーに当たり生じた衝撃力が後続の製品に伝わった際に、その後続の製品が前記テーパー面により広がった領域内で横方向に移動可能に構成し、
    前記テーパー面の上流側に、前記製品の搬送方向の中心に向かう逆テーパー面を配置し、
    前記テーパー面と前記逆テーパー面を搬送方向に沿って繰り返し複数組設け、
    その複数組の前記テーパー面と前記逆テーパー面は、前記左右両側のサイドガイドの両方に設け、
    前記左右両側のサイドガイドの両方に設ける前記複数組の前記テーパー面と前記逆テーパー面は、前記テーパー面同士と前記逆テーパー面同士がそれぞれ対向するように配置することを特徴とする分離供給装置。
  7. 前記テーパー面の材質を、前記テーパー面を設けていない前記サイドガイドの表面より表面抵抗の大きなものとすることを特徴とする請求項1、3から6のいずれかに記載の分離供給装置。
  8. 前記テーパー面は、前記左右両側のサイドガイドの両方に設け、対向する前記テーパー面の間隔が、上流側にいくに従って徐々に広くなるように構成したことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の分離供給装置。
  9. 前記テーパー面は、前記左右両側のサイドガイドの一方に設け、前記テーパー面に対向する他方の前記サイドガイドは直線状に形成したことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の分離供給装置。
  10. 前記テーパー面の上流側に、前記製品の搬送方向と平行な直線状のガイド部分を設け、
    前記テーパー面の上流側端部と、ガイド部分の下流側端部は、近接あるいは接触する配置とすることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の分離供給装置。
JP2013140901A 2013-07-04 2013-07-04 分離供給装置 Active JP6189112B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013140901A JP6189112B2 (ja) 2013-07-04 2013-07-04 分離供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013140901A JP6189112B2 (ja) 2013-07-04 2013-07-04 分離供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015013720A JP2015013720A (ja) 2015-01-22
JP6189112B2 true JP6189112B2 (ja) 2017-08-30

Family

ID=52435797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013140901A Active JP6189112B2 (ja) 2013-07-04 2013-07-04 分離供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6189112B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108328278A (zh) * 2018-03-19 2018-07-27 无锡市锡东橡塑机械有限公司 一种改变分离个数的分离装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4824797Y1 (ja) * 1969-02-19 1973-07-19
JPS524696Y2 (ja) * 1972-03-07 1977-01-31
JPH04266321A (ja) * 1991-02-22 1992-09-22 Nitta Ind Corp 空気コンベア
JP3795840B2 (ja) * 2002-06-26 2006-07-12 アサヒビール株式会社 容器制御装置及び製造関連設備
ITBO20040244A1 (it) * 2004-04-22 2004-07-22 Azionaria Costruzioni Acma Spa Unita' di convogliamento di contenitori

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015013720A (ja) 2015-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1937576B1 (en) Systems and methods for providing an improved timing conveyor
US8172069B2 (en) Diverter ball conveyor
US3684327A (en) Apparatus for conveying articles along a pneumatic channel
JPWO2007004440A1 (ja) 農畜産物の分配整列装置
US4129207A (en) Product alignment mechanism
JP2012201409A (ja) カートナー
JP6189112B2 (ja) 分離供給装置
JP2014118228A (ja) 小型成形品の搬送装置
JP4960267B2 (ja) 物品供給装置
JP2018127365A (ja) 物品供給装置
JP5819101B2 (ja) 物品分離供給装置及びそれを用いた搬送システム
JP6575763B2 (ja) 搬送装置
US10538396B2 (en) Compact alignment of a flow
JP2011225356A (ja) ワーク整列装置
JPS6236932B2 (ja)
JP6186263B2 (ja) 容器搬送装置
US8322518B2 (en) Carousel conveyor and method
JP2007031022A (ja) 搬送装置
JP5016987B2 (ja) 容器の整列装置
JP4237750B2 (ja) 布類の積み重ね装置
JP2019142602A (ja) 容器搬送装置
JP5196836B2 (ja) 仕分装置
JP6257082B2 (ja) 容器の配列及び姿勢制御装置
JP2023179698A (ja) 搬送装置および搬送方法
CN211337797U (zh) 一种理瓶装置和输瓶通道

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170713

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170802

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6189112

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250