JP6188552B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6188552B2
JP6188552B2 JP2013237733A JP2013237733A JP6188552B2 JP 6188552 B2 JP6188552 B2 JP 6188552B2 JP 2013237733 A JP2013237733 A JP 2013237733A JP 2013237733 A JP2013237733 A JP 2013237733A JP 6188552 B2 JP6188552 B2 JP 6188552B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
power
image forming
unit
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013237733A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015099180A (ja
Inventor
山本 哲也
哲也 山本
雅俊 伊藤
雅俊 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2013237733A priority Critical patent/JP6188552B2/ja
Publication of JP2015099180A publication Critical patent/JP2015099180A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6188552B2 publication Critical patent/JP6188552B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
近年の画像形成装置の高速化に伴い画像形成装置が消費する電力は増加している。特に複数のトナー像の画像形成を同時に行う必要のある高速のカラーレーザプリンタは、モータ等をはじめとした駆動装置が消費する電流も大きい。
画像形成装置としては標準的な交流電源電圧、標準的な周囲温度、標準的な負荷においては、必要な定着電力を供給する設計になっている。しかし、画像形成装置の消費電力の増加傾向に伴い、交流電源の供給可能な最大電流に対し余裕の少ない設計となりつつある。その為、交流電源の入力電圧が低い状態である時や、耐久・環境などの影響で駆動負荷の消費電力が大きい状態であるといった画像形成装置の駆動状況により、必要な定着電力を供給できない虞がある。
例えば特許文献1では、定着部へ投入可能な最大電流が制限されている状態で、定着部の温度が目標温度よりも低い所定温度を下回った場合に、定着部へ搬送される記録材の搬送間隔を拡大している。このように、交流電源が供給可能な最大電流を超えないように定着電力を抑制しつつ、定着性を損なわないようにしている。
また、入力電圧の検知結果から画像形成装置のスループットを切り換える特許文献2のようなものが提案されている。
特開2012−53482号公報 特開2001−88402号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術を、画像形成部から定着部までの間に複数ページ分の距離がある大型の画像形成装置に適用する際には、温度検知後に給紙間隔の延長が反映されるまでに時間がかかる。すなわち、既に給紙されたものに関しては、給紙間隔を変更することができないため、給紙間隔を延長したとしても、定着部には給紙間隔を変更する前の複数の用紙が流れることになる。このため、給紙間隔が延長された用紙が定着部に到達するまでは、定着部の温度が低下するので、定着部の温度低下を抑制するための技術が望まれている。
また、定着に必要となる電力は、連続プリント中に徐々に減少していくものである為、特許文献2に記載の技術のように入力電圧検知から一律スループットを変更することは、ユーザビリティとのトレードオフとなっていた。
本発明の目的は、交流電源が供給可能な最大電力を超えないように定着電力を抑制した場合であっても、定着性を確保可能な画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、
中間転写体にトナー画像を形成する画像形成部と、
前記中間転写体に形成したトナー画像を記録材に転写する転写部と、
通電により発熱する発熱体を有し、前記記録材に形成されたトナー画像を、該発熱体の熱により該記録材に加熱定着させる定着部と、
前記定着部に供給可能な最大電力を算出する電力算出部と、
前記電力算出部にて算出された供給可能な最大電力の範囲内で前記定着部に電力を供給する電力制御部と、
前記記録材を前記転写部へ供給する供給部と、
を備え、
前記画像形成部から前記定着部までの間に、前記記録材の複数ページ分のトナー画像を形成する距離があり、前記供給部による前記転写部への前記記録材の供給が開始される前に、前記画像形成部が前記トナー画像の形成を開始する画像形成装置において、
プリントジョブ開始から所定ページ分の前記記録材の間隔を前記電力算出部にて算出された供給可能な最大電力に応じて設定することを特徴とする。
本発明によれば、交流電源が供給可能な最大電力を超えないように定着電力を抑制した場合であっても、定着性を確保することができる。
タンデム方式のカラー画像形成装置の構成図である。 定着器の模式的断面図である。 ヒータ駆動回路部の構成図である。 画像形成時の制御フローを示したフローチャートである。 定着フィルムの温度及び紙間制御量のタイムチャートである。 交流電源入力部からヒータ駆動回路部までの構成図である。 実施例2に係る画像形成のフローチャートである。 実施例3に係る画像形成のフローチャートである。 実施例4に係る画像形成のフローチャートである。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。なお、下記各実施例は、可能な限り互いに組み合わせた構成を採用することができる。
(実施例1)
図1は、本実施例に係る電子写真プロセスを用いたタンデム方式のカラー画像形成装置の構成図である。
タンデム方式のカラー画像形成装置は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のトナーを重ね合わせることでフルカラー画像を出力できるように構成されている。そして各色の画像形成のために、レーザスキャナ(11Y、11M、11C、11K)と画像形成部としてのカートリッジ(12Y、12M、12C、12K)が備えられている。各カートリッジは、図中矢印の方向に回転する感光体(13Y、13M、13C、13K)と、感光体に接するように設けられた感光体クリーナ(14Y、14M、14C、14K)、帯電ローラ(15Y、15M、15C、15K)を備えている。更に現像ローラ(16Y、16M、16C、16K)を有した現像器を備えている。更に各色の感光体(13Y、13M、13C、13K)には中間転写体としての中間転写ベルト19が接して設けられ、この中間転写ベルト19を挟んで、対向するように一次転写ローラ(18Y、18M、18C、18K)が設置されている。
給紙部(供給部)にて記録材としての用紙21を格納するカセット22には、用紙21の有無を検出する用紙有無センサ24が設けられている。さらに搬送路には給紙ローラ2
5、分離ローラ26a、26b、レジローラ27が設けられ、レジローラ27の用紙搬送方向下流側近傍にレジセンサ28が設けられている。さらに搬送経路下流側には、中間転写ベルト19と接するように二次転写ローラ(転写部)29、そして二次転写ローラ29の下流に定着部としての定着器30が配設されている。なお、本実施例では、感光体(13Y、13M、13C、13K)から定着器30までの距離が用紙の複数ページ分ある。
また、31はレーザプリンタの制御部であるコントローラであり、ROM32a、RAM32b、タイマ32c等を具備したCPU(中央演算処理装置)32、及び各種入出力制御回路(不図示)等で構成されている。
次に電子写真プロセスについて簡単に説明する。カートリッジ(12Y、12M、12C、12K)内の暗所にて、感光体(13Y、13M、13C、13K)表面に帯電ローラ(15Y、15M、15C、15K)により均一に帯電させる。次にレーザスキャナ(11Y、11M、11C、11K)により画像データに応じて変調したレーザ光を感光体(13Y、13M、13C、13K)表面に照射する。レーザ光が照射された部分の帯電電荷が除去されることで、感光体(13Y、13M、13C、13K)表面に静電潜像が形成される。現像器では一定量のトナー層が保持された現像ローラ(16Y、16M、16C、16K)から現像バイアスによりトナーを感光体(13Y、13M、13C、13K)上の前記静電潜像に付着させる。こうすることで、各色のトナー画像を感光体(13Y、13M、13C、13K)表面に形成する。
感光体(13Y、13M、13C、13K)表面上に形成されたトナー画像は感光体(13Y、13M、13C、13K)と中間転写ベルト19とのニップ部において一次転写バイアスにより中間転写ベルト19に引きつけられる。さらに、CPU32がベルト搬送速度に応じたタイミングにより各カートリッジ(12Y、12M、12C、12K)における画像形成タイミングを制御する。これにより、それぞれのトナー像を中間転写ベルト19上に順次転移させ、最終的に中間転写ベルト19上にはフルカラー画像が形成される。
一方、カセット22内の用紙21は給紙ローラ25により搬送され、分離ローラ26a、26bにより、用紙21が一枚だけレジローラ27を通過して、二次転写ローラ29へ搬送される。レジローラ27の下流にある二次転写ローラ29と中間転写ベルト19とのニップ部において、中間転写ベルト19上のトナー像は用紙21に転写され、最後に用紙21上のトナー画像は定着器30により加熱定着処理され、画像形成装置外に排出される。なお、本実施例では、カセット22内の用紙21が給紙ローラ25により搬送されるよりも前に、各色のトナー画像を感光体(13Y、13M、13C、13K)表面に形成する。すなわち、給紙前に画像形成を開始している。
次に、定着器30の構成を図2を用いて説明する。
図2は、定着器30の模式的断面図である。この定着器30は、例えばエンドレスフィルム(円筒状フィルム)を用いた、加圧ローラ駆動タイプのフィルム加熱方式の加熱装置である。定着器30は、定着ヒータ100、ヒータホルダ101、薄耐熱フィルム(定着フィルム)102、加圧ローラ103、温度保護素子104、サーミスタ(不図示)を備える。ヒータホルダ101は、半円弧状樋型であって耐熱性・剛性を有しており、定着ヒータ100上に設けられた発熱体111面と接するように定着ヒータ100を固定保持している。薄耐熱フィルム(定着フィルム)102は、定着ヒータ100を取付けたヒータホルダ101にルーズに外嵌されており、円筒状に形成されている。加圧ローラ103は、定着フィルム102を挟んで定着ヒータ100と相互圧接して定着ニップ部Nを形成する回転自在な加圧体である。温度保護素子104は、定着ヒータ100の面上に感熱面が当接されるように配設されている。サーミスタ(不図示)は、温度保護素子104に定着ヒータ100の長手位置に並列配置されている。
加圧ローラ103は駆動手段により矢印で示される反時計方向に所定の周速度で回転駆
動される。該加圧ローラ103の外面と定着フィルム102との定着ニップ部Nにおける圧接摩擦力により、加圧ローラ103の回転力が円筒状の定着フィルム102に作用して、定着フィルム102が従動回転状態になる。定着フィルム102はその内面が定着ヒータ100の下向き面に密着して摺動しながらヒータホルダ101の外回りを矢印で示される時計方向に回転動作を行う。
定着ヒータ100に通電され、電力が供給されることにより、該定着ヒータ100が昇温して所定の温度に立ち上がり温調される。その温調状態において、定着ニップ部Nに未定着トナー像Tを担持した用紙21が搬送される。さらに、定着ニップ部Nにおいて用紙21のトナー像担持面側が定着フィルム102の外面に密着して定着フィルム102と一緒に定着ニップ部Nを挟持搬送される。この挟持搬送過程において、定着ヒータ100の熱が定着フィルム102を介して用紙21に付与され、用紙21上の未定着トナー像Tが加熱及び加圧されて溶融定着される。定着ニップ部Nを通過した用紙21は定着フィルム102から曲率分離される。
続いて、図3を用いて本実施例のヒータ駆動回路部の構成を説明する。図3は、本実施例に係るヒータ駆動回路部の構成図である。
50は本画像形成装置を接続する交流電源であり、ACフィルタ51を介して低圧電源64と発熱体たる定着ヒータ100に接続されている。32はヒータ駆動制御をはじめとした、画像形成装置の各制御を実行するCPUであり、各入出力ポートとROM32a及びRAM32bなどから構成される。
さらに、交流電源50はACフィルタ51を介してゼロクロス検出回路52に接続されている。ゼロクロス検出回路52は、交流電源50の電圧が0V近辺のある閾値電圧以下の電圧になっている時にHighレベルの信号を出力し、それ以外の場合にLowレベルの信号を出力する構成となっている。そして、ゼロクロス検出回路52にて生成された交流電源50の周期とほぼ等しい周期のパルス信号が、CPU32の入力ポートPA1に入力される。CPU32は、ゼロクロス信号のHigh→Lowに変化するエッジを検出し、ヒータ駆動のタイミング制御に利用する。
定着ヒータ100は電力供給を受けることにより発熱し、定着ヒータ100の裏面に配置された温度検出素子54により定着ヒータ100の温度上昇が検知される。温度検出素子54は一方をグランド、もう一方を抵抗55に接続されている。温度検出素子54と抵抗55との分圧箇所がCPU32のアナログ入力ポートAN0に接続されており、分圧電圧をCPU32がモニタすることとなる。温度検出素子54は高温になると抵抗値が低下する特性を持っており、CPU32は予め設定された電圧-温度変換テーブルを基に変換
することにより、現在の定着ヒータ100の温度を検知することとなる。CPU32は検出した温度に基づき位相制御回路70を駆動する点灯タイミングを決定し、出力ポートPA2よりトライアックを駆動する為のDrive信号を出力する。
位相制御回路70を説明する。所定の点灯タイミングで出力ポートPA2がHighレベルとなることでベース抵抗58を介したトランジスタ75がオンする。トランジスタ75がオンすることでフォトトライアックカプラ72がオンすることとなる。なお、フォトトライアックカプラ72は、一次、二次間の絶縁を確保するためのデバイスであり、抵抗76はフォトトライアックカプラ72内の発光ダイオードに流れる電流を制限するための抵抗である。
抵抗73、74はトライアック71のためのバイアス抵抗で、フォトトライアックカプラ72がオンすることによりトライアック71が通電する。トライアック71は交流電源50によって両端に電位差が発生している状態でONトリガがかかると、両端の電位差が0Vになり電流が無くなるまで通電状態にラッチされる素子である。そして、定着ヒータ100にはオンタイミングに応じた電力が投入されることとなる。従って、CPU32はオンタイミングを制御することにより、定着投入電力を制御することが可能となる。
一方、低圧電源64は交流電圧を整流する為のダイオードブリッジ61と平滑コンデンサ62と、その後段にある直流電圧を生成する為のAC−DCコンバータ63を含んでいる。低圧電源64にて生成された直流電圧は画像形成装置の制御部及び駆動部といった2次側負荷(低圧負荷)65に供給される。
ACフィルタ51の下流ラインは交流電圧検出回路66に接続されており、交流電圧検出回路66は交流電源50の実効値電圧に対応した電圧値を出力するものである。CPU32はアナログ入力ポートAN1にて、前記電圧値を受け取り、交流電源50により入力されている実効値電圧の値を検出することとなる。
そして本実施例では、電力算出部としてのCPU32が、定着器30に投入可能な最大電力(以下、定着投入可能電力という。)を算出する。電力制御部としてのCPU32は、定着投入可能電力の範囲内で定着器30に電力を供給する。そして、定着投入可能電力に基づいて、紙間量(紙間間隔としてもよい。)を制御する。ここで、定着器30以外の他のオプションが駆動されると、この駆動にも電力が必要となるため、定着投入可能電力が減少する。したがって、定着投入可能電力は、他のオプションの駆動状態に応じて変化する。そして、定着投入可能電力は、定着ヒータ100において発生する熱と関連性を有するため、定着器30におけるトナー画像の定着性と関連している。ここで、紙間量を大きくすることで、定着フィルム102の温度が上昇し、紙間量を小さくすることで、定着フィルム102の温度が下降する。したがって、定着投入可能電力が低いほど、紙間量を大きくすることで、定着フィルム102の温度を目標温度に維持することができる。すなわち、そのときの定着投入可能電力において、定着フィルム102の温度が目標温度に追従するように、紙間量を設定すればよい。
次に、本実施例に係る画像形成時の制御を、図4を用いて説明する。図4は、本実施例に係る画像形成時の制御フローを示したフローチャートである。なお、このフローチャートに示す制御処理は、予めROM32aに格納されたプログラムに従ってCPU32により実行されるものである。
プリントジョブの開始を受ける(S101)と、CPU32は交流電源50の実効値電圧(入力電圧)の検知を実行する(S102)。
実効値電圧の検知が終了すると、交流電源50の実効値電圧に応じて定着器30に投入できる電力を算出する(S103)。この算出を行う為に、CPU32には予め表1に示すテーブルが格納されている。CPU32は、交流電源50の実効値電圧(入力電圧)に対応した定着投入可能電力基準値(Pf_lim_ini)から、表1右側の本ジョブにおけるオプションの駆動状態に応じた定着投入可能電力低下量を減算する。そして、最終的な定着投入可能電力(Pf_lim)を算出する。
なお、定着投入可能電力基準値(Pf_lim_ini)とは、オプションが駆動されていない場合において、定着器30に投入できる電力である。また、最終的な定着投入可能電力(Pf_lim)とは、オプションが駆動されている場合において、定着器30に投入できる電力である。定着投入可能電力基準値(Pf_lim_ini)及び最終的な定着投入可能電力(Pf_lim)は、交流電源50の供給可能な最大電流を超えないように設定される。また、定着投入可能電力低下量は、オプション駆動時に該オプションに供給される電力に応じて決定される。この定着投入可能電力低下量は、オプションの駆動に要する電力としてもよく、オプションの駆動に要する電力に余裕分を加えた電力としてもよい。
また、オプションとは、例えば、画像形成装置の給紙部に接続される拡張給紙装置(オプションA)であったり、画像形成装置の排紙部に接続される拡張排紙装置(オプションB)であったり、製本などを実行する後処理装置部(オプションC)である。オプションの対象は、画像形成装置には接続されていてもジョブ毎に駆動/非駆動の状態が異なるものである。例えば100Vの入力を検知し、さらにジョブの内容が拡張給紙装置から給紙し、且つ拡張排紙装置に排紙するジョブであった場合について考える。この場合、定着投
入可能電力基準値(Pf_lim_ini)は920Wであるため、定着投入可能電力(Pf_lim)は、920W−40W−80W=800Wと算出される。
Figure 0006188552
続いてS103で算出された定着投入可能電力(Pf_lim)を基に、1枚目以降の紙間制御量を算出する(S104)。この算出を行う為に、CPU32には予め表2に示すテーブルが格納されている。表2には、複数段階の定着投入可能電力(Pf_lim)に応じた紙間量の変更量が規定されている。表2では、最大スループット時の紙間量に対する加算値が記載されている。本実施例における最大スループット時の紙間量は40mmである。この最大スループット時の紙間量を基準として、定着投入可能電力(Pf_lim)に応じて、紙間量を調整する。表2に基づいて調整された後の紙間量は、そのときの投入電力において、定着フィルム102の温度が目標温度に追従するように予め検討された紙間量である。この関係は、実験またはシミュレーション等により予め求めることができる。
ここで、定着投入可能電力(Pf_lim)が小さいほど、定着フィルム102における温度上昇が緩慢となるため、紙間量を大きくすることで、定着フィルム102における温度上昇を促進させる。また、定着投入可能電力(Pf_lim)に基づいて設定された紙間量にて定着器30によるトナー画像の加熱定着処理を繰り返し行うと、定着フィルム102の温度が高くなる。このため、ページ数が多くなるにしたがって、紙間量の加算値を小さくしている。すなわち、ページ数が多くなるにしたがって、紙間量を減少させる。これは、前のページとの間隔よりも、後のページとの間隔のほうが狭いページが存在するともいえる。そして、連続プリント中に所定ページ数に達すると、その後は最大スループット時の紙間量に対する加算値が0mmとなり、最大スループット時の紙間量になる。すなわち、プリントジョブ開始から所定ページ分の用紙21の間隔を定着投入可能電力に応じて設定している。この所定ページ数は、定着投入可能電力(Pf_lim)に応じて定まるページ数であって、表2において+0mmとなるページ数である。定着投入可能電力(Pf_lim)が大きいほど、定着フィルム102の温度上昇が促進されるため、所定ページ数は少なくなる。なお、表2では、紙間量に対する加算値を複数ページ毎に段階的に小さくしているが、これに代えて、ページ毎に小さくしてもよい。また、表2では、複数の段階を設けているが、これに代えて、1段階だけを設けるようにしてもよい。
Figure 0006188552
紙間制御量を決定した後、画像形成が開始される(S105)。CPU32は、S103で算出された定着投入可能電力(Pf_lim)、及び、ステップS104で算出された紙間制御量に基づいて、画像形成を開始する。
ここで、図5は、図4に示す制御を実施した場合の定着フィルム102の温度及び紙間制御量の推移を示したタイムチャートである。図5の紙間制御量において、上に凸となっている時間は用紙の搬送方向の長さに比例し、下に凸となっている時間は紙間制御量に比例している。図5に示すように、紙間制御量は、時間と共に(ページ数の増加と共に)小さくなり、所定時間後には一定となる。また、紙間制御量を徐々に小さくしている間の定着フィルム102の温度は、目標温度に追従している。
以上説明したように、本実施例によれば、交流電源の供給可能な最大電流を超えないように定着電力を抑制制御した場合でも、定着フィルム102の温度は図5で表される目標温度に追従するような制御となる。さらに、最終的には最大スループットになるように制御される。結果的に、生産性の低下をより低減させることが可能となる。
本実施例では、定着投入可能電力に基づいて給紙量を決定しているため、定着フィルム102の温度が変化する前に、紙間量を予め変更しておくことができる。このため、各感光体から定着器30までの距離が用紙の複数ページ分あったとしても、定着フィルム102には、そのときの温度に応じた紙間量で用紙が供給される。したがって、定着フィルム102の温度低下を抑制することができる。また、定着投入可能電力に基づいて紙間量を段階的または連続的に変更することで、スループットを細かく調整することができる。これにより、ユーザビリティを向上させることができる。
(実施例2)
本実施例では、定着投入可能電力の算出について、実施例1とは異なる例を説明する。すなわち、定着投入可能電力の算出は、実施例1で説明した交流電源50の実効値電圧の検知より判断する形態に限られる事はない。
図6は、交流電源入力部からヒータ駆動回路部までの構成図である。図3とは、電流検知回路部68が設けられている点で異なる。なお、図3と同じ所は同一符号を付けて説明を省略する。
電流検知回路部68は、カレントトランス68a及び電流検出回路68bを備えている。低圧負荷65側に供給される電流値はカレントトランス68aにより検出され、電流検出回路68bにより電圧値に変換されCPU32のアナログ入力ポートAN2に入力される。CPU32は予め格納された電圧-電流変換テーブルを基に変換することにより、低
圧負荷65側に供給される総電流値を検出することとなる。そして本実施例では、低圧負荷65側の電流値に基づいて、定着投入可能電力を算出する。すなわち、定着投入可能電力は、定着器30以外(定着部以外)の負荷(低圧負荷65)に供給されている電流値から求められる。
図6の構成を基に本実施例に係る制御仕様を図7を用いて説明する。図7は、本実施例に係る画像形成時の制御フローを示したフローチャートである。なお、このフローチャートに示す制御処理は、予めROM32aに格納されたプログラムに従ってCPU32により実行されるものである。
プリントジョブ開始(S111)と共に、本プリントジョブに使用する全ての駆動負荷を駆動させた状態(S112)で交流電源50から供給される低圧負荷65側の電流値Ipsを電流検知回路部68により検出する(S113)。 低圧負荷65側の電流値Ipsを基
に、低圧負荷65側の電流値Ipsと交流電源の供給可能な最大電流との差分を定着投入可
能電流Ifsrとして算出する(S114)。
さらに、定着投入可能電力(Pf_lim)を下記式にて算出する(S115)。
Pf_lim = Ifsr * Ifsr * Rfsr
ここで、Rfsrは定着ヒータ100の抵抗値である。
但し、定着制御が波数制御でなく位相制御であったり、低圧電源64がコンデンサインプット型コンバータであった場合には、力率を考慮してこの値を決定する。
そのようにして求められた定着投入可能電力(Pf_lim)を基に、表2に従って1枚目以降の紙間制御量を算出する(S116)。
以上説明したように、本実施例によれば、交流電源50の実効値電圧の検知結果から判断する構成に比べ、低圧負荷65の電流をモニタし判断することにより、エンジン毎や耐久度合いにより異なる各負荷状態から定着投入可能電力が判断できる。このため、交流電源50の供給可能な最大電流に対してより精度の高い制御が実施可能となる。結果的に、交流電源50の供給可能な最大電流を超えないように定着電力を抑制制御した場合でも、トナー画像の定着性を確保しつつ、生産性の低下を最小限にとどめることが可能となる。
(実施例3)
実施例1,2では、定着器30に供給可能な電力のみから紙間制御量を決定した。しか
しながら、プリントジョブ開始時の定着器30の状態により必要電力は変化し得る。本実施例では、プリントジョブ開始時の定着器30の状態に基づき、紙間制御量にオフセット値を持たせる。
このため本実施例では、定着器30の暖まり度合いに基づいて紙間制御量を変更する。ここで、プリントを連続して実施すると、定着ヒータ100での発熱により定着器30の温度は上昇する。一方、プリントを停止すると、定着ヒータ100が発熱しなくなるので、定着器30の温度は下降する。したがって、本実施例では、過去のプリントの枚数やプリントの停止時間などに起因する定着器30の温度の変化を考慮して紙間制御量を設定する。
本実施例を実施する為の画像形成装置の構成としては、実施例1,2にて説明した図1
、図2及び図3或いは図6の構成にて達成される。また、定着投入可能電力の算出に関しても実施例1或いは2と同様である。
本実施例の制御仕様を図8を用いて説明する。図8は、本実施例に係る画像形成時の制御フローを示したフローチャートである。なお、このフローチャートに示す制御処理は、予めROM32aに格納されたプログラムに従ってCPU32により実行されるものである。
図8に示したフローチャートは、定着投入可能電力(Pf_lim)を算出するところから示している。なお、定着投入可能電力(Pf_lim)の算出方法は実施例1と同様である(S301)。
CPU32はまず、その定着投入可能電力(Pf_lim)を基に数枚先までの紙間制御量を決定する(S302)。この決定は表2に基づく。
さらに、CPU32(物理量算出部)は、プリント開始前の定着器30の暖まり度合いとして、暖機指数を算出する(S303)。暖機指数は、定着器30に必要な電力と相関
関係にある物理量である。暖機指数は連続プリントの枚数に応じてカウントアップされ、プリントが休止している時間に応じてカウントダウンするものであり、加圧ローラ103をはじめとした定着器30内の構造物の暖まり度合いを数値化した可変値である。例えば、暖機指数の初期値は0であり、連続プリント3枚毎に1が加算され、プリント終了後、休止期間5分経過毎に1が減算される。また、暖機指数は0〜30範囲の可変値である。
続いて、S303で算出された暖機指数を基に、紙間制御量オフセット値を算出する(S304)。この算出を行う為に、CPU32には予め表3に示すテーブルが格納されている。CPU32はS302で決定した紙間制御量に紙間制御量オフセット値を一律加算して、最終的な紙間制御量を決定(S305)し、画像形成を開始する。なお、表3に示すように、本実施例に係る紙間制御量オフセット値は負の値であるため、紙間制御量に紙間制御量オフセット値を加算すると、紙間制御量が小さくなる。すなわち、暖機指数が大きいほど、定着器30の暖まり度合いが高くなっていると考えられるため、紙間制御量が小さくなるように変更している。
Figure 0006188552
以上説明したように、本実施例によれば、定着器30に使用できる電力とプリント開始前の定着器30の暖まり度合いとの2つのパラメータを基に、プリントジョブ初期の紙間制御量を決定する。結果的に、交流電源50の供給可能な最大電流を超えないように定着電力を抑制制御した場合でも、定着性を確保しつつ、定着器30のプリント開始前の暖まり度合いを考慮した最適な生産性を提供することを可能とする。
(実施例4)
本実施例では、定着対象である画像の印字率に基づき、各画像直後の紙間制御量に個別にオフセット値を持たせる。
ここで、定着器30の温度は、印字率によっても変化し得る。したがって、本実施例では、印字率による定着器30の温度の変化を考慮して紙間制御量を設定する。例えば、印字率が低いほど、定着器30の温度は高くなるので、紙間制御量を小さくする。印字率は、定着器30に必要な電力と相関関係のある物理量であり、CPU32(物理量算出部)により算出される。
本実施例を実施する為の画像形成装置の構成としては、実施例1,2にて説明した図1
、図2及び図3或いは図6の構成にて達成される。また、定着投入可能電力の算出に関しても実施例1或いは2と同様である。
本実施例の制御仕様を図9を用いて説明する。図9は、本実施例に係る画像形成時の制御フローを示したフローチャートである。なお、このフローチャートに示す制御処理は、予めROM32aに格納されたプログラムに従ってCPU32により実行されるものである。
図9に示したフローチャートは、定着投入可能電力(Pf_lim)を算出するところから示している。なお、定着投入可能電力(Pf_lim)の算出方法は実施例1と同様である(S401)。
CPU32はまず、その定着投入可能電力(Pf_lim)を基に数枚先までの紙間制御量を
決定する(S402)。この決定は表2に基づく。
その後、1画像目の画像形成を開始する(S403)と共に、1画像目の印字率情報をCPU32は得る(S404)。この方法としては画像データから算出してもよいし、レーザを点灯させる点灯制御信号をモニタして算出してもよい。1画像目の印字率に応じて、1画像目と2画像目の間の紙間制御量オフセット値を予めCPU32に格納された表4のテーブルに基づき算出する(S405)。CPU32はS402で決定した紙間制御量に紙間制御量オフセット値を加算し、最終的な1画像目と2画像目の間の紙間量を決定する(S406)。ジョブが終了あるか否かを判断し(S408)、ジョブが終了でない場合には決定した紙間量に相当した時間を経た後(S407)、2画像目の画像形成を開始する(S403)。
その後はジョブが終了(S408)するまで、各画像後の紙間量を決定し制御される。なお、表4に示すように、本実施例に係る紙間制御量オフセット値は負の値であるため、紙間制御量に紙間制御量オフセット値を加算すると、紙間制御量が小さくなる。すなわち、印字率が低いほど、定着器30の温度が高くなっていると考えられるため、紙間制御量が小さくなるように変更している。
Figure 0006188552
以上説明したように、本実施例によれば、定着器30に使用できる電力と各画像の印字率との2つのパラメータを基に、プリントジョブ初期の各画像間の紙間量を個別に決定する。結果的に、交流電源50の供給可能な最大電流を超えないように定着電力を抑制制御した場合でも、定着性を確保しつつ、印字率による画像毎の個別の定着必要電力を考慮した最適な生産性を提供することを可能とする。
13Y、13M、13C、13K‥‥感光体、19‥‥中間転写ベルト、29‥‥二次転写ローラ、30‥‥定着器、32‥‥CPU、66‥‥交流電圧検出回路

Claims (10)

  1. 中間転写体にトナー画像を形成する画像形成部と、
    前記中間転写体に形成したトナー画像を記録材に転写する転写部と、
    通電により発熱する発熱体を有し、前記記録材に形成されたトナー画像を、該発熱体の熱により該記録材に加熱定着させる定着部と、
    前記定着部に供給可能な最大電力を算出する電力算出部と、
    前記電力算出部にて算出された供給可能な最大電力の範囲内で前記定着部に電力を供給する電力制御部と、
    前記記録材を前記転写部へ供給する供給部と、
    を備え、
    前記画像形成部から前記定着部までの間に、前記記録材の複数ページ分のトナー画像を形成する距離があり、前記供給部による前記転写部への前記記録材の供給が開始される前に、前記画像形成部が前記トナー画像の形成を開始する画像形成装置において、
    プリントジョブ開始から所定ページ分の前記記録材の間隔を前記電力算出部にて算出された供給可能な最大電力に応じて設定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記所定ページ分の記録材において、前のページとの間隔よりも、後のページとの間隔のほうが狭いページが存在することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記所定ページ分の前記記録材の間隔は、徐々に狭くなることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記所定ページ分よりも後の前記記録材の間隔が、最大スループット時の間隔となるように、前記所定ページ分の記録材の間隔が決定されることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記最大電力が大きいほど、前記所定ページの数が少ないことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記最大電力は、交流電源の電圧値から求められることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記最大電力は、前記定着部以外の負荷に供給されている電流値から求められることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記定着部において前記トナー画像を前記記録材に加熱定着するのに必要な電力と相関関係のある物理量を算出する物理量算出部を備え、
    プリントジョブ開始から所定ページ分の前記記録材の間隔を、前記電力算出部にて算出された供給可能な最大電力と、前記物理量算出部にて算出された物理量と、に応じて設定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記物理量は、前記定着部の暖まり度合いであることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記物理量は、前記記録材における印字率であることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
JP2013237733A 2013-11-18 2013-11-18 画像形成装置 Active JP6188552B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013237733A JP6188552B2 (ja) 2013-11-18 2013-11-18 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013237733A JP6188552B2 (ja) 2013-11-18 2013-11-18 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015099180A JP2015099180A (ja) 2015-05-28
JP6188552B2 true JP6188552B2 (ja) 2017-08-30

Family

ID=53375849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013237733A Active JP6188552B2 (ja) 2013-11-18 2013-11-18 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6188552B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6716920B2 (ja) * 2015-11-10 2020-07-01 株式会社リコー 画像形成装置
JP6797552B2 (ja) * 2016-04-28 2020-12-09 キヤノン株式会社 画像形成装置
US11156949B2 (en) 2017-01-19 2021-10-26 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP6800762B2 (ja) * 2017-01-19 2020-12-16 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6800761B2 (ja) * 2017-01-19 2020-12-16 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6991715B2 (ja) * 2017-01-19 2022-01-12 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2019200403A (ja) 2018-05-18 2019-11-21 キヤノン株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0229770A (ja) * 1988-07-20 1990-01-31 Minolta Camera Co Ltd 画像形成装置
JP2002268446A (ja) * 2001-03-12 2002-09-18 Canon Inc 画像形成装置及びその制御方法並びに記憶媒体
JP4254174B2 (ja) * 2002-09-09 2009-04-15 コニカミノルタホールディングス株式会社 画像形成装置
JP4994721B2 (ja) * 2006-07-05 2012-08-08 キヤノン株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015099180A (ja) 2015-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6188552B2 (ja) 画像形成装置
JP5640750B2 (ja) 定着装置、画像形成装置、定着制御方法
US9069302B2 (en) Fixing device and image forming apparatus including same
US10545435B2 (en) Image heating apparatus that controls heat generating quantities of a plurality of heat generating elements based on heat accumulation amounts, and an image forming apparatus having the image heating apparatus
JP5697630B2 (ja) 画像形成装置
JP2011191627A (ja) 画像形成装置
JP6351226B2 (ja) 画像形成装置
US10649376B2 (en) Image heating apparatus and image forming apparatus
JP2014178469A (ja) 定着装置及び画像形成装置
US10289040B2 (en) Image forming apparatus, method of controlling image forming apparatus, and program
JP6797552B2 (ja) 画像形成装置
US20160306305A1 (en) Image forming apparatus, image formation system and heating control method
JP2011107447A (ja) 画像形成装置
JP6028753B2 (ja) 画像形成装置
US10503106B2 (en) Image forming apparatus and image forming method
JP6800761B2 (ja) 画像形成装置
JP6119893B1 (ja) 記録材加熱装置および画像形成装置
JP5980058B2 (ja) 画像形成装置
JP6071392B2 (ja) 画像形成装置
US20240053696A1 (en) Image forming apparatus
JP2008185906A (ja) 画像形成装置における定着装置の温度制御方法と装置
JP5609691B2 (ja) トナー定着ユニット、トナー定着方法、およびコンピュータプログラム
JP5578349B2 (ja) 定着装置、画像形成装置及び定着装置の温度制御方法
JP2017026807A (ja) 画像形成装置
JP2010217764A (ja) 電力制御装置、及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161117

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170628

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170801

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6188552

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151