JP6188552B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
画像形成装置としては標準的な交流電源電圧、標準的な周囲温度、標準的な負荷においては、必要な定着電力を供給する設計になっている。しかし、画像形成装置の消費電力の増加傾向に伴い、交流電源の供給可能な最大電流に対し余裕の少ない設計となりつつある。その為、交流電源の入力電圧が低い状態である時や、耐久・環境などの影響で駆動負荷の消費電力が大きい状態であるといった画像形成装置の駆動状況により、必要な定着電力を供給できない虞がある。
例えば特許文献1では、定着部へ投入可能な最大電流が制限されている状態で、定着部の温度が目標温度よりも低い所定温度を下回った場合に、定着部へ搬送される記録材の搬送間隔を拡大している。このように、交流電源が供給可能な最大電流を超えないように定着電力を抑制しつつ、定着性を損なわないようにしている。
また、入力電圧の検知結果から画像形成装置のスループットを切り換える特許文献2のようなものが提案されている。
また、定着に必要となる電力は、連続プリント中に徐々に減少していくものである為、特許文献2に記載の技術のように入力電圧検知から一律スループットを変更することは、ユーザビリティとのトレードオフとなっていた。
中間転写体にトナー画像を形成する画像形成部と、
前記中間転写体に形成したトナー画像を記録材に転写する転写部と、
通電により発熱する発熱体を有し、前記記録材に形成されたトナー画像を、該発熱体の熱により該記録材に加熱定着させる定着部と、
前記定着部に供給可能な最大電力を算出する電力算出部と、
前記電力算出部にて算出された供給可能な最大電力の範囲内で前記定着部に電力を供給する電力制御部と、
前記記録材を前記転写部へ供給する供給部と、
を備え、
前記画像形成部から前記定着部までの間に、前記記録材の複数ページ分のトナー画像を形成する距離があり、前記供給部による前記転写部への前記記録材の供給が開始される前に、前記画像形成部が前記トナー画像の形成を開始する画像形成装置において、
プリントジョブ開始から所定ページ分の前記記録材の間隔を前記電力算出部にて算出された供給可能な最大電力に応じて設定することを特徴とする。
図1は、本実施例に係る電子写真プロセスを用いたタンデム方式のカラー画像形成装置の構成図である。
タンデム方式のカラー画像形成装置は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のトナーを重ね合わせることでフルカラー画像を出力できるように構成されている。そして各色の画像形成のために、レーザスキャナ(11Y、11M、11C、11K)と画像形成部としてのカートリッジ(12Y、12M、12C、12K)が備えられている。各カートリッジは、図中矢印の方向に回転する感光体(13Y、13M、13C、13K)と、感光体に接するように設けられた感光体クリーナ(14Y、14M、14C、14K)、帯電ローラ(15Y、15M、15C、15K)を備えている。更に現像ローラ(16Y、16M、16C、16K)を有した現像器を備えている。更に各色の感光体(13Y、13M、13C、13K)には中間転写体としての中間転写ベルト19が接して設けられ、この中間転写ベルト19を挟んで、対向するように一次転写ローラ(18Y、18M、18C、18K)が設置されている。
給紙部(供給部)にて記録材としての用紙21を格納するカセット22には、用紙21の有無を検出する用紙有無センサ24が設けられている。さらに搬送路には給紙ローラ2
5、分離ローラ26a、26b、レジローラ27が設けられ、レジローラ27の用紙搬送方向下流側近傍にレジセンサ28が設けられている。さらに搬送経路下流側には、中間転写ベルト19と接するように二次転写ローラ(転写部)29、そして二次転写ローラ29の下流に定着部としての定着器30が配設されている。なお、本実施例では、感光体(13Y、13M、13C、13K)から定着器30までの距離が用紙の複数ページ分ある。
また、31はレーザプリンタの制御部であるコントローラであり、ROM32a、RAM32b、タイマ32c等を具備したCPU(中央演算処理装置)32、及び各種入出力制御回路(不図示)等で構成されている。
感光体(13Y、13M、13C、13K)表面上に形成されたトナー画像は感光体(13Y、13M、13C、13K)と中間転写ベルト19とのニップ部において一次転写バイアスにより中間転写ベルト19に引きつけられる。さらに、CPU32がベルト搬送速度に応じたタイミングにより各カートリッジ(12Y、12M、12C、12K)における画像形成タイミングを制御する。これにより、それぞれのトナー像を中間転写ベルト19上に順次転移させ、最終的に中間転写ベルト19上にはフルカラー画像が形成される。
図2は、定着器30の模式的断面図である。この定着器30は、例えばエンドレスフィルム(円筒状フィルム)を用いた、加圧ローラ駆動タイプのフィルム加熱方式の加熱装置である。定着器30は、定着ヒータ100、ヒータホルダ101、薄耐熱フィルム(定着フィルム)102、加圧ローラ103、温度保護素子104、サーミスタ(不図示)を備える。ヒータホルダ101は、半円弧状樋型であって耐熱性・剛性を有しており、定着ヒータ100上に設けられた発熱体111面と接するように定着ヒータ100を固定保持している。薄耐熱フィルム(定着フィルム)102は、定着ヒータ100を取付けたヒータホルダ101にルーズに外嵌されており、円筒状に形成されている。加圧ローラ103は、定着フィルム102を挟んで定着ヒータ100と相互圧接して定着ニップ部Nを形成する回転自在な加圧体である。温度保護素子104は、定着ヒータ100の面上に感熱面が当接されるように配設されている。サーミスタ(不図示)は、温度保護素子104に定着ヒータ100の長手位置に並列配置されている。
加圧ローラ103は駆動手段により矢印で示される反時計方向に所定の周速度で回転駆
動される。該加圧ローラ103の外面と定着フィルム102との定着ニップ部Nにおける圧接摩擦力により、加圧ローラ103の回転力が円筒状の定着フィルム102に作用して、定着フィルム102が従動回転状態になる。定着フィルム102はその内面が定着ヒータ100の下向き面に密着して摺動しながらヒータホルダ101の外回りを矢印で示される時計方向に回転動作を行う。
定着ヒータ100に通電され、電力が供給されることにより、該定着ヒータ100が昇温して所定の温度に立ち上がり温調される。その温調状態において、定着ニップ部Nに未定着トナー像Tを担持した用紙21が搬送される。さらに、定着ニップ部Nにおいて用紙21のトナー像担持面側が定着フィルム102の外面に密着して定着フィルム102と一緒に定着ニップ部Nを挟持搬送される。この挟持搬送過程において、定着ヒータ100の熱が定着フィルム102を介して用紙21に付与され、用紙21上の未定着トナー像Tが加熱及び加圧されて溶融定着される。定着ニップ部Nを通過した用紙21は定着フィルム102から曲率分離される。
50は本画像形成装置を接続する交流電源であり、ACフィルタ51を介して低圧電源64と発熱体たる定着ヒータ100に接続されている。32はヒータ駆動制御をはじめとした、画像形成装置の各制御を実行するCPUであり、各入出力ポートとROM32a及びRAM32bなどから構成される。
さらに、交流電源50はACフィルタ51を介してゼロクロス検出回路52に接続されている。ゼロクロス検出回路52は、交流電源50の電圧が0V近辺のある閾値電圧以下の電圧になっている時にHighレベルの信号を出力し、それ以外の場合にLowレベルの信号を出力する構成となっている。そして、ゼロクロス検出回路52にて生成された交流電源50の周期とほぼ等しい周期のパルス信号が、CPU32の入力ポートPA1に入力される。CPU32は、ゼロクロス信号のHigh→Lowに変化するエッジを検出し、ヒータ駆動のタイミング制御に利用する。
することにより、現在の定着ヒータ100の温度を検知することとなる。CPU32は検出した温度に基づき位相制御回路70を駆動する点灯タイミングを決定し、出力ポートPA2よりトライアックを駆動する為のDrive信号を出力する。
抵抗73、74はトライアック71のためのバイアス抵抗で、フォトトライアックカプラ72がオンすることによりトライアック71が通電する。トライアック71は交流電源50によって両端に電位差が発生している状態でONトリガがかかると、両端の電位差が0Vになり電流が無くなるまで通電状態にラッチされる素子である。そして、定着ヒータ100にはオンタイミングに応じた電力が投入されることとなる。従って、CPU32はオンタイミングを制御することにより、定着投入電力を制御することが可能となる。
一方、低圧電源64は交流電圧を整流する為のダイオードブリッジ61と平滑コンデンサ62と、その後段にある直流電圧を生成する為のAC−DCコンバータ63を含んでいる。低圧電源64にて生成された直流電圧は画像形成装置の制御部及び駆動部といった2次側負荷(低圧負荷)65に供給される。
ACフィルタ51の下流ラインは交流電圧検出回路66に接続されており、交流電圧検出回路66は交流電源50の実効値電圧に対応した電圧値を出力するものである。CPU32はアナログ入力ポートAN1にて、前記電圧値を受け取り、交流電源50により入力されている実効値電圧の値を検出することとなる。
プリントジョブの開始を受ける(S101)と、CPU32は交流電源50の実効値電圧(入力電圧)の検知を実行する(S102)。
実効値電圧の検知が終了すると、交流電源50の実効値電圧に応じて定着器30に投入できる電力を算出する(S103)。この算出を行う為に、CPU32には予め表1に示すテーブルが格納されている。CPU32は、交流電源50の実効値電圧(入力電圧)に対応した定着投入可能電力基準値(Pf_lim_ini)から、表1右側の本ジョブにおけるオプションの駆動状態に応じた定着投入可能電力低下量を減算する。そして、最終的な定着投入可能電力(Pf_lim)を算出する。
また、オプションとは、例えば、画像形成装置の給紙部に接続される拡張給紙装置(オプションA)であったり、画像形成装置の排紙部に接続される拡張排紙装置(オプションB)であったり、製本などを実行する後処理装置部(オプションC)である。オプションの対象は、画像形成装置には接続されていてもジョブ毎に駆動/非駆動の状態が異なるものである。例えば100Vの入力を検知し、さらにジョブの内容が拡張給紙装置から給紙し、且つ拡張排紙装置に排紙するジョブであった場合について考える。この場合、定着投
入可能電力基準値(Pf_lim_ini)は920Wであるため、定着投入可能電力(Pf_lim)は、920W−40W−80W=800Wと算出される。
本実施例では、定着投入可能電力に基づいて給紙量を決定しているため、定着フィルム102の温度が変化する前に、紙間量を予め変更しておくことができる。このため、各感光体から定着器30までの距離が用紙の複数ページ分あったとしても、定着フィルム102には、そのときの温度に応じた紙間量で用紙が供給される。したがって、定着フィルム102の温度低下を抑制することができる。また、定着投入可能電力に基づいて紙間量を段階的または連続的に変更することで、スループットを細かく調整することができる。これにより、ユーザビリティを向上させることができる。
本実施例では、定着投入可能電力の算出について、実施例1とは異なる例を説明する。すなわち、定着投入可能電力の算出は、実施例1で説明した交流電源50の実効値電圧の検知より判断する形態に限られる事はない。
図6は、交流電源入力部からヒータ駆動回路部までの構成図である。図3とは、電流検知回路部68が設けられている点で異なる。なお、図3と同じ所は同一符号を付けて説明を省略する。
電流検知回路部68は、カレントトランス68a及び電流検出回路68bを備えている。低圧負荷65側に供給される電流値はカレントトランス68aにより検出され、電流検出回路68bにより電圧値に変換されCPU32のアナログ入力ポートAN2に入力される。CPU32は予め格納された電圧-電流変換テーブルを基に変換することにより、低
圧負荷65側に供給される総電流値を検出することとなる。そして本実施例では、低圧負荷65側の電流値に基づいて、定着投入可能電力を算出する。すなわち、定着投入可能電力は、定着器30以外(定着部以外)の負荷(低圧負荷65)に供給されている電流値から求められる。
プリントジョブ開始(S111)と共に、本プリントジョブに使用する全ての駆動負荷を駆動させた状態(S112)で交流電源50から供給される低圧負荷65側の電流値Ipsを電流検知回路部68により検出する(S113)。 低圧負荷65側の電流値Ipsを基
に、低圧負荷65側の電流値Ipsと交流電源の供給可能な最大電流との差分を定着投入可
能電流Ifsrとして算出する(S114)。
さらに、定着投入可能電力(Pf_lim)を下記式にて算出する(S115)。
Pf_lim = Ifsr * Ifsr * Rfsr
ここで、Rfsrは定着ヒータ100の抵抗値である。
但し、定着制御が波数制御でなく位相制御であったり、低圧電源64がコンデンサインプット型コンバータであった場合には、力率を考慮してこの値を決定する。
そのようにして求められた定着投入可能電力(Pf_lim)を基に、表2に従って1枚目以降の紙間制御量を算出する(S116)。
実施例1,2では、定着器30に供給可能な電力のみから紙間制御量を決定した。しか
しながら、プリントジョブ開始時の定着器30の状態により必要電力は変化し得る。本実施例では、プリントジョブ開始時の定着器30の状態に基づき、紙間制御量にオフセット値を持たせる。
このため本実施例では、定着器30の暖まり度合いに基づいて紙間制御量を変更する。ここで、プリントを連続して実施すると、定着ヒータ100での発熱により定着器30の温度は上昇する。一方、プリントを停止すると、定着ヒータ100が発熱しなくなるので、定着器30の温度は下降する。したがって、本実施例では、過去のプリントの枚数やプリントの停止時間などに起因する定着器30の温度の変化を考慮して紙間制御量を設定する。
本実施例を実施する為の画像形成装置の構成としては、実施例1,2にて説明した図1
、図2及び図3或いは図6の構成にて達成される。また、定着投入可能電力の算出に関しても実施例1或いは2と同様である。
本実施例の制御仕様を図8を用いて説明する。図8は、本実施例に係る画像形成時の制御フローを示したフローチャートである。なお、このフローチャートに示す制御処理は、予めROM32aに格納されたプログラムに従ってCPU32により実行されるものである。
CPU32はまず、その定着投入可能電力(Pf_lim)を基に数枚先までの紙間制御量を決定する(S302)。この決定は表2に基づく。
さらに、CPU32(物理量算出部)は、プリント開始前の定着器30の暖まり度合いとして、暖機指数を算出する(S303)。暖機指数は、定着器30に必要な電力と相関
関係にある物理量である。暖機指数は連続プリントの枚数に応じてカウントアップされ、プリントが休止している時間に応じてカウントダウンするものであり、加圧ローラ103をはじめとした定着器30内の構造物の暖まり度合いを数値化した可変値である。例えば、暖機指数の初期値は0であり、連続プリント3枚毎に1が加算され、プリント終了後、休止期間5分経過毎に1が減算される。また、暖機指数は0〜30範囲の可変値である。
続いて、S303で算出された暖機指数を基に、紙間制御量オフセット値を算出する(S304)。この算出を行う為に、CPU32には予め表3に示すテーブルが格納されている。CPU32はS302で決定した紙間制御量に紙間制御量オフセット値を一律加算して、最終的な紙間制御量を決定(S305)し、画像形成を開始する。なお、表3に示すように、本実施例に係る紙間制御量オフセット値は負の値であるため、紙間制御量に紙間制御量オフセット値を加算すると、紙間制御量が小さくなる。すなわち、暖機指数が大きいほど、定着器30の暖まり度合いが高くなっていると考えられるため、紙間制御量が小さくなるように変更している。
本実施例では、定着対象である画像の印字率に基づき、各画像直後の紙間制御量に個別にオフセット値を持たせる。
ここで、定着器30の温度は、印字率によっても変化し得る。したがって、本実施例では、印字率による定着器30の温度の変化を考慮して紙間制御量を設定する。例えば、印字率が低いほど、定着器30の温度は高くなるので、紙間制御量を小さくする。印字率は、定着器30に必要な電力と相関関係のある物理量であり、CPU32(物理量算出部)により算出される。
本実施例を実施する為の画像形成装置の構成としては、実施例1,2にて説明した図1
、図2及び図3或いは図6の構成にて達成される。また、定着投入可能電力の算出に関しても実施例1或いは2と同様である。
図9に示したフローチャートは、定着投入可能電力(Pf_lim)を算出するところから示している。なお、定着投入可能電力(Pf_lim)の算出方法は実施例1と同様である(S401)。
CPU32はまず、その定着投入可能電力(Pf_lim)を基に数枚先までの紙間制御量を
決定する(S402)。この決定は表2に基づく。
その後、1画像目の画像形成を開始する(S403)と共に、1画像目の印字率情報をCPU32は得る(S404)。この方法としては画像データから算出してもよいし、レーザを点灯させる点灯制御信号をモニタして算出してもよい。1画像目の印字率に応じて、1画像目と2画像目の間の紙間制御量オフセット値を予めCPU32に格納された表4のテーブルに基づき算出する(S405)。CPU32はS402で決定した紙間制御量に紙間制御量オフセット値を加算し、最終的な1画像目と2画像目の間の紙間量を決定する(S406)。ジョブが終了あるか否かを判断し(S408)、ジョブが終了でない場合には決定した紙間量に相当した時間を経た後(S407)、2画像目の画像形成を開始する(S403)。
その後はジョブが終了(S408)するまで、各画像後の紙間量を決定し制御される。なお、表4に示すように、本実施例に係る紙間制御量オフセット値は負の値であるため、紙間制御量に紙間制御量オフセット値を加算すると、紙間制御量が小さくなる。すなわち、印字率が低いほど、定着器30の温度が高くなっていると考えられるため、紙間制御量が小さくなるように変更している。
Claims (10)
- 中間転写体にトナー画像を形成する画像形成部と、
前記中間転写体に形成したトナー画像を記録材に転写する転写部と、
通電により発熱する発熱体を有し、前記記録材に形成されたトナー画像を、該発熱体の熱により該記録材に加熱定着させる定着部と、
前記定着部に供給可能な最大電力を算出する電力算出部と、
前記電力算出部にて算出された供給可能な最大電力の範囲内で前記定着部に電力を供給する電力制御部と、
前記記録材を前記転写部へ供給する供給部と、
を備え、
前記画像形成部から前記定着部までの間に、前記記録材の複数ページ分のトナー画像を形成する距離があり、前記供給部による前記転写部への前記記録材の供給が開始される前に、前記画像形成部が前記トナー画像の形成を開始する画像形成装置において、
プリントジョブ開始から所定ページ分の前記記録材の間隔を前記電力算出部にて算出された供給可能な最大電力に応じて設定することを特徴とする画像形成装置。 - 前記所定ページ分の記録材において、前のページとの間隔よりも、後のページとの間隔のほうが狭いページが存在することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記所定ページ分の前記記録材の間隔は、徐々に狭くなることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記所定ページ分よりも後の前記記録材の間隔が、最大スループット時の間隔となるように、前記所定ページ分の記録材の間隔が決定されることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記最大電力が大きいほど、前記所定ページの数が少ないことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記最大電力は、交流電源の電圧値から求められることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記最大電力は、前記定着部以外の負荷に供給されている電流値から求められることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記定着部において前記トナー画像を前記記録材に加熱定着するのに必要な電力と相関関係のある物理量を算出する物理量算出部を備え、
プリントジョブ開始から所定ページ分の前記記録材の間隔を、前記電力算出部にて算出された供給可能な最大電力と、前記物理量算出部にて算出された物理量と、に応じて設定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記物理量は、前記定着部の暖まり度合いであることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
- 前記物理量は、前記記録材における印字率であることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
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