JP6187733B2 - カメラ用反射撮影レンズ - Google Patents

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Description

本発明は、反射撮影レンズに関する。
例えばカメラに用いられる反射撮影レンズとして、色収差の良好な補正と小型化との両立を図るのに有利な反射撮影レンズが知られている。従来の反射撮影レンズは、直線状に延びる単一の光軸に沿って配置された凹面反射鏡と凸面反射鏡とを含み、光軸に関して回転対称な光学系である(例えば、特許文献1を参照)。
特開平11−212132号公報
従来の反射撮影レンズでは、物体(被写体)からの光束の中央部分が凸面反射鏡により遮られた後、中央開口部を有する凹面反射鏡および凸面反射鏡で順次反射され、凹面反射鏡の開口部を介して像面に達する。その結果、像面に達する結像光束の中央部分は欠如しており、像面に対するデフォーカス(焦点位置ずれ)に起因して物体像にリング状のボケが発生し易い。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたものであり、デフォーカスに起因するリング状のボケが発生することのない反射撮影レンズを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明では、物体側から順に、第一反射鏡と、第二反射鏡と、第三反射鏡と、第四反射鏡と、合焦を行うための合焦光学系とを有し、物体からの光が前記第一反射鏡、前記第二反射鏡、前記第三反射鏡および前記第四反射鏡により順次反射され前記合焦光学系を通過した後にカメラの所定の像面に物体像を形成するように備えられ、
前記第一反射鏡乃至前記第四反射鏡は、回転非対称な非球面形状の反射面を有し、前記像面の中心を通る法線により規定される第一基準軸を含んで前記像面に垂直な基準面に関して対称に構成され、
前記第一反射鏡は、光の入射方向に対して凹面を向けており、
前記第一反射鏡および前記第二反射鏡は前記第一基準軸と直交する直交面に対して同じ方向に傾き、前記第三反射鏡および前記第四反射鏡は前記直交面に対して前記第一反射鏡と逆の方向に傾いており、
前記第二反射鏡および前記第三反射鏡は、前記基準面内で前記第一反射鏡に対して同じ側に偏心配置され
前記合焦光学系は、物体側から順に、前記第四反射鏡側に凸面を向け前記像面側に凹面を向けたメニスカスレンズである第1レンズと、前記第四反射鏡側に凸面を向け前記像面側に凹面を向けたメニスカスレンズである第2レンズと、前記第四反射鏡側に凸面を向け前記像面側に凹面を向けたメニスカスレンズである第3レンズとを有するカメラ用反射撮影レンズを提供する。
本発明の反射撮影レンズでは、中央部分の欠如していない中実断面の光束が物体像を形成するので、デフォーカスに起因するリング状のボケが発生することなく、鮮明な物体像が得られる。
実施形態の各実施例にかかる反射撮影レンズの基本構成を概略的に示す図である。 第1実施例にかかる反射撮影レンズのYZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。 第1実施例にかかる反射撮影レンズのXZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。 第1実施例の歪曲収差を示す図である。 第1実施例のe線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。 各実施例のスポットダイアグラムにおける9つの像点の位置を示す図である。 第2実施例にかかる反射撮影レンズのYZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。 第2実施例にかかる反射撮影レンズのXZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。 第2実施例の歪曲収差を示す図である。 第2実施例のe線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。 第3実施例にかかる反射撮影レンズのYZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。 第3実施例にかかる反射撮影レンズのXZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。 第3実施例の歪曲収差を示す図である。 第3実施例のe線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。 第4実施例にかかる反射撮影レンズのYZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。 第4実施例にかかる反射撮影レンズのXZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。 第4実施例の歪曲収差を示す図である。 第4実施例のe線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。 第5実施例にかかる反射撮影レンズのYZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。 第5実施例にかかる反射撮影レンズのXZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。 第5実施例の歪曲収差を示す図である。 第5実施例のe線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。 第6実施例にかかる反射撮影レンズのYZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。 第6実施例にかかる反射撮影レンズのXZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。 第6実施例の歪曲収差を示す図である。 第6実施例のe線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。 第7実施例にかかる反射撮影レンズの無限遠合焦状態におけるYZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。 第7実施例にかかる反射撮影レンズの無限遠合焦状態におけるXZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。 第7実施例にかかる反射撮影レンズの第1距離合焦状態におけるYZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。 第7実施例にかかる反射撮影レンズの第2距離合焦状態におけるYZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。 第7実施例の無限遠合焦状態におけるe線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。 第7実施例の第1距離合焦状態におけるe線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。 第7実施例の第2距離合焦状態におけるe線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。 第7実施例の無限遠合焦状態におけるg線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。 第7実施例の第1距離合焦状態におけるg線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。 第7実施例の第2距離合焦状態におけるg線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。 第8実施例にかかる反射撮影レンズの無限遠合焦状態におけるYZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。 第8実施例にかかる反射撮影レンズの無限遠合焦状態におけるXZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。 第8実施例にかかる反射撮影レンズの第1距離合焦状態におけるYZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。 第8実施例にかかる反射撮影レンズの第2距離合焦状態におけるYZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。 第8実施例の無限遠合焦状態におけるe線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。 第8実施例の第1距離合焦状態におけるe線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。 第8実施例の第2距離合焦状態におけるe線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。 第8実施例の無限遠合焦状態におけるg線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。 第8実施例の第1距離合焦状態におけるg線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。 第8実施例の第2距離合焦状態におけるg線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。
実施形態における各実施例の具体的な説明に先立ち、本発明にかかる反射撮影レンズの基本的な構成について説明する。本発明は、可視域におけるg線(435.83nm)〜C線(656.27nm)の波長範囲に亘って色収差が良好に補正された、歪みのない高精細な結像性能を有する反射撮影レンズを提案している。
具体的に、本発明の反射撮影レンズでは、物体からの光を、第一反射鏡、第二反射鏡、第三反射鏡および第四反射鏡により順次反射した後に、所定の像面に物体像を形成する。第一反射鏡乃至第四反射鏡は、回転非対称な非球面形状の反射面を有し、像面の中心を通る法線により規定される第一基準軸を含んで像面に垂直な基準面に関して対称に構成されている。第一反射鏡は、光の入射方向に対して凹面を向けている。第一反射鏡および第二反射鏡は第一基準軸と直交する直交面に対して同じ方向に傾き、第三反射鏡および第四反射鏡は上記直交面に対して第一反射鏡と逆の方向に傾いている。第二反射鏡および第三反射鏡は、基準面内で第一反射鏡に対して同じ側に偏心配置されている。
本発明では、結像光束の遮蔽が生じないように、4つの反射鏡を偏心配置している。そして、反射鏡の偏心配置に起因して発生する偏心収差を補正するために、4つの反射鏡の反射面を回転非対称な非球面形状にしている。ここで、回転非対称な非球面形状の反射面を有する4つの反射鏡を用いているのは、良好な物体像を得るためである。以下、本発明において4つの反射鏡により反射撮影レンズを構成している理由を説明する。
本発明の反射撮影レンズでは、カメラレンズとしての用途を優先的に考えている。この場合、通常の屈折光学系と同様に倒立像を形成する必要がある。倒立像の形成に着目すると、反射撮影レンズを構成する反射鏡の枚数は偶数枚に限られる。つまり、複数の反射鏡により構成する場合、反射鏡の最小枚数は2枚であり、次いで少ない所要枚数は4枚である。
一方、反射撮影レンズにおける収差補正、とりわけ球面収差の補正だけに着目すると、非球面形状の反射面を有する1つの反射鏡でも可能である。しかしながら、カメラレンズの場合には、比較的広い視野が求められる。像面湾曲の補正を良好に行うには、所謂ペッツバール和を抑えるために、少なくとも1つの凸面鏡および少なくとも1つの凹面鏡が必要になる。さらに、広い視野に亘ってコマ収差を良好に補正するには、反射撮影レンズを構成する反射鏡の枚数は2枚では足りない。そこで、本発明では、4つの反射鏡を用いることにより、広い視野に亘って諸収差(非点収差、コマ収差など)の良好な補正を実現している。
本発明では、色収差の補正が困難な望遠レンズを想定しているため、光学系の焦点距離は長くなり、口径も大きくなる。そこで、本発明では、最も物体側に配置された第一反射鏡が光の入射方向に対して凹面を向けている。すなわち、第一反射鏡は、正のパワーを有する。このように、物体からの光が最初に入射する第一反射鏡に正のパワーを付与することにより、第一反射鏡を経た光束を細くすることができ、第一反射鏡に後続する3つの反射鏡の口径を小さく抑えることができ、ひいては光学系の軽量化を図ることができる。
本発明の反射撮影レンズでは、共軸の反射光学系の欠点である結像光束の中心遮蔽を回避するため、4つの反射鏡を偏心配置している。具体的に、本発明では、コマ収差の補正に有利な偏心配置して、第一反射鏡および第二反射鏡が第一基準軸と直交する直交面に対して同じ方向に傾き、第三反射鏡および第四反射鏡が上記直交面に対して第一反射鏡と逆の方向に傾き、第二反射鏡および第三反射鏡が基準面内で第一反射鏡に対して同じ側に偏心配置された構成を採用している。
複数の反射鏡を偏心配置する構成では、最も低次の非対称収差である非点収差が発生する。本発明では、非点収差の良好な補正のために、第一反射鏡および第二反射鏡の反射面の中心付近を、いわゆるトーリック面(直交する二方向で曲率半径が異なるような面)に形成することが好ましい。具体的には、偏心配置による非点収差の良好な補正のために、第一反射鏡および第二反射鏡は、次の条件式(1)を満足することが好ましい。
(A12−A11)×(A22−A21)>−0.00000005 (1)
条件式(1)において、A11は第一反射鏡の反射面と基準面との交差曲線の中心曲率であり、A21は第二反射鏡の反射面と基準面との交差曲線の中心曲率である。また、A12は第一反射鏡の反射面の中心を通る法線を含んで基準面と直交する面と第一反射鏡の反射面との交差曲線の中心曲率であり、A22は第二反射鏡の反射面の中心を通る法線を含んで基準面と直交する面と第二反射鏡の反射面との交差曲線の中心曲率である。
すなわち、(A12−A11)は第一反射鏡の中心において互いに直交する二方向の曲率の差であり、(A22−A21)第二反射鏡の中心において互いに直交する二方向の曲率の差である。条件式(1)を満たすことは、第一反射鏡の中心における曲率差と第二反射鏡の中心における曲率差とが互いに同じ符号を持つか、曲率差がほとんどないことを意味している。第一反射鏡と第二反射鏡とでは光の入射方向が反対になるので、曲率差の符号が互いに同じ場合には、それぞれ正負で反対のパワーを及ぼす。従って、条件式(1)は、第一反射鏡と第二反射鏡とでアス成分を互いに相殺するか、もしくは、強め合わない条件を示している。言い方を変えると、第一反射鏡の反射面と第二反射鏡の反射面とで、互いにアス成分を強め合ってしまうと光学系全体で収差の補正が困難になることを示している。
例えば、第一反射鏡および第二反射鏡が共に物体側に凹面を向ける場合、第一反射鏡は正のパワーを有し、第二反射鏡は負のパワーを有することになる。従って、条件式(1)を満足することにより、第一反射鏡と第二反射鏡とで互いに打ち消し合う方向で偏心の非点収差を補正することができる。光学系には様々な視野からの光が入射し、偏心による非点収差の発生量も視野によって異なる。条件式(1)は、複数の反射鏡が収差を互いに相殺しながら補正するのに必要な条件を表している。なお、上述の効果を十分に発揮するには、条件式(1)の下限値を−0.00000003とすることが好ましい。
本発明では、収差の良好な補正のために、第一反射鏡の回転非対称な非球面が次の式(2)により規定され、且つ次の条件式(3)を満足することが好ましい。式(2)では、第一反射鏡の回転非対称な非球面の接平面の原点における法線方向をz方向とし、接平面と基準面との交線の方向をy方向とし、接平面内でy方向と直交する方向をx方向とし、非球面のz方向のサグ量をsとし、mおよびnを0を含む自然数とし、単項式xm・ynの係数をC1(m,n)としている。
Figure 0006187733
条件式(3)の下限値を下回ると、歪曲収差が大きく発生する傾向が顕著になるため好ましくない。一方、条件式(3)の上限値を上回ると、非対称収差が大きく発生する傾向が顕著になるため好ましくない。なお、上述の効果を十分に発揮するには、条件式(3)の下限値を−0.002とすることが好ましい。また、上述の効果を十分に発揮するには、条件式(3)の上限値を0.000173とすることが好ましい。
同様に、本発明では、収差の良好な補正のために、第二反射鏡の回転非対称な非球面が次の式(4)により規定され、且つ次の条件式(5)を満足することが好ましい。式(4)では、第二反射鏡の回転非対称な非球面の接平面の原点における法線方向をz方向とし、接平面と基準面との交線の方向をy方向とし、接平面内でy方向と直交する方向をx方向とし、非球面のz方向のサグ量をsとし、mおよびnを0を含む自然数とし、単項式xm・ynの係数をC2(m,n)としている。
Figure 0006187733
条件式(3)の場合と同様に、条件式(5)の下限値を下回ると、歪曲収差が大きく発生する傾向が顕著になるため好ましくない。一方、条件式(5)の上限値を上回ると、非対称収差が大きく発生する傾向が顕著になるため好ましくない。なお、上述の効果を十分に発揮するには、条件式(5)の下限値を−0.005とすることが好ましい。また、上述の効果を十分に発揮するには、条件式(5)の上限値を0.004とすることが好ましい。
以下、実施形態を、添付図面に基づいて説明する。図1は、実施形態の各実施例にかかる反射撮影レンズの基本構成を概略的に示す図である。各実施例にかかる反射撮影レンズは、例えばカメラに用いられる撮影レンズであって、図1に示すように、物体側から光の入射順に、第一反射鏡CM1と、第二反射鏡CM2と、第三反射鏡CM3と、第四反射鏡CM4とを有する。ただし、第7実施例および第8実施例では、第四反射鏡CM4と像面IMとの間の光路中に合焦光学系が付設されている。
図1において、基準軸AXaは、無限遠にある物体の中心と第一反射鏡CM1の中心(反射面の原点)とを結ぶ直線である。基準軸AXbは、第一反射鏡CM1の中心と第二反射鏡CM2の中心(反射面の原点)とを結ぶ直線である。基準軸AXcは、第二反射鏡CM2の中心と第三反射鏡CM3の中心(反射面の原点)とを結ぶ直線である。基準軸AXdは、第三反射鏡CM3の中心と第四反射鏡CM4の中心(反射面の原点)とを結ぶ直線である。基準軸AXeは、像面IMの中心を通る法線により規定される第一基準軸であって、第四反射鏡CM4の中心と像面IMの中心とを結ぶ直線である。
図1では、全体座標系(X,Y,Z)として、図1の紙面に垂直な方向にX軸を、図1の紙面に沿って鉛直方向にY軸を、図1の紙面に沿って水平方向にZ軸を設定している。各実施例において、基準軸AXa,AXc,AXeは、Z軸に沿って水平方向に延びている。すべての基準軸AXa〜AXeは、図1の紙面(YZ平面)に沿ってそれぞれ直線状に延びている。すなわち、基準軸AXa〜AXeは、YZ平面に沿った断面構成ではジグザグ状であるが、XZ平面に沿った断面構成では1本の直線に重なって見える。像面IMはXY面に平行な平面であり、物体面と像面IMとは平行である。以下、基準軸AXa〜AXeを含む平面(第一基準軸AXeを含んで像面IMに垂直な平面)すなわちYZ平面を基準面とする。
図1では、第一反射鏡CM1〜第四反射鏡CM4における局所座標系(x,y,z)をそれぞれ設定している。第一反射鏡CM1の局所座標系において、x軸はX軸と平行に設定され、yz平面はYZ平面と一致するように設定され、y軸はY軸を時計廻りに角度θ01だけ回転させて得られる方向と一致している。すなわち、第一反射鏡CM1の局所座標系のy軸が全体座標系のY軸となす角度の大きさはθ01である。第二反射鏡CM2の局所座標系において、x軸はX軸と平行に設定され、yz平面はYZ平面と一致するように設定され、y軸はY軸を時計廻りに角度θ02だけ回転させて得られる方向と一致している。すなわち、第二反射鏡CM2の局所座標系のy軸が全体座標系のY軸となす角度の大きさはθ02である。
第三反射鏡CM3の局所座標系において、x軸はX軸と平行に設定され、yz平面はYZ平面と一致するように設定され、y軸はY軸を反時計廻りに角度θ03だけ回転させて得られる方向と一致している。すなわち、第三反射鏡CM3の局所座標系のy軸が全体座標系のY軸となす角度の大きさはθ03である。第四反射鏡CM4の局所座標系において、x軸はX軸と平行に設定され、yz平面はYZ平面と一致するように設定され、y軸はY軸を反時計廻りに角度θ04だけ回転させて得られる方向と一致している。すなわち、第四反射鏡CM4の局所座標系のy軸が全体座標系のY軸となす角度の大きさはθ04である。
各実施例において、角度の大きさθ01とθ02とθ03とθ04とは互いに同じ(あるいは互いにほぼ同じ)である。第一反射鏡CM1の反射面は回転非対称な非球面であって、基準面内及び基準面に垂直なxz平面内で物体側に凹面である形状を有する。第二反射鏡CM2の反射面、第三反射鏡CM3の反射面、および第四反射鏡CM4の反射面は、回転非対称な非球面である。
第一反射鏡CM1〜第四二反射鏡CM4は、物体からの光束の中央部分が遮られることなく像面IMに達するように、ひいては中央部分の欠如していない中実断面の光束が像面IMに物体像を形成するように偏心配置されている。第一反射鏡CM1〜第四反射鏡CM4における回転非対称な非球面(すなわち自由曲面)は、次の式(a)により規定されている。式(a)において、sは非球面のz方向のサグ量(単位:mm)であり、mおよびnは0を含む自然数であり、C(m,n)は単項式xm・ynの係数である。
Figure 0006187733
本実施形態の各実施例にかかる反射撮影レンズでは、収差の良好な補正と小型化との両立を図ることができるだけでなく、中央部分の欠如していない中実断面の光束が物体像を形成するので、デフォーカスに起因するリング状のボケが発生することなく、自然な物体像が得られる。
[第1実施例]
図2は、第1実施例にかかる反射撮影レンズのYZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。図3は、第1実施例にかかる反射撮影レンズのXZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。第1実施例を含む各実施例では、第一反射鏡CM1の反射面の位置に開口絞りを配置することができる。図2およびこれに対応する図7,図11,図15,図19,図23,図27,図37では、図面の明瞭化のために、第一反射鏡CM1を仮想的に透過した光の光路中に配置された開口絞りを示している。
第1実施例〜第6実施例では、第一反射鏡CM1よりも物体側において参照符号IPで示す位置に、保護ガラスとしての平行平面板を配置することができる。次の表(1)に、第1実施例にかかる反射撮影レンズの諸元の値を掲げる。表(1)の光学部材諸元の欄において、面番号は無限遠にある物体から像面IMへの光の進行する経路に沿った物体側からの面の順序を示している。すなわち、第1面は第一反射鏡CM1の反射面であり、第2面は第二反射鏡CM2の反射面であり、第3面は第三反射鏡CM3の反射面であり、第4面は第四反射鏡CM4の反射面であり、第5面は像面IMである。
また、表(1)の光学部材諸元の欄には、各面における局所座標系(x,y,z)の原点のX座標(単位:mm)、Y座標(単位:mm)、Z座標(単位:mm)、およびy軸のY軸に対する傾き角δ(単位:度)を示している。傾き角δは、対応する図の紙面においてY軸を反時計廻りに鋭角だけ回転させた方向とy軸とが一致する場合には正の値を、Y軸を時計廻りに鋭角だけ回転させた方向とy軸とが一致する場合には負の値をとるものとする。
したがって、図1および図2を参照すると、第1面である第一反射鏡CM1の反射面における局所座標系(x,y,z)の傾き角δは、θ01であり、負の値をとる。第2面である第二反射鏡CM2の反射面における局所座標系(x,y,z)の傾き角δは、θ02であり、負の値をとる。第3面である第三反射鏡CM3の反射面における局所座標系(x,y,z)の傾き角δは、θ03であり、正の値をとる。第4面である第四反射鏡CM4の反射面における局所座標系(x,y,z)の傾き角δは、θ04であり、正の値をとる。
表(1)の非球面データの欄は、第一反射鏡CM1〜第四反射鏡CM4における回転非対称な非球面(自由曲面)を規定する式(a)の各パラメータを示している。なお、表(1)における表記は、以降の表(2)〜表(8)においても同様である。
表(1)
<光学部材諸元>
面番号 X座標 Y座標 Z座標 傾き角δ
1 0 0.000 0.000 -34.889 (CM1)
2 0 96.075 -35.238 -34.889 (CM2)
3 0 96.067 95.212 34.889 (CM3)
4 0 0.006 60.018 34.889 (CM4)
5 0 0.000 150.000 0.000 (IM)

<非球面データ>
面番号 1 2 3 4
C(2,0) -0.00111196 -0.00127119 -0.00125218 -0.00174605
C(1,1) 0 0 0 0
C(0,2) -0.000480694 0.000174116 0.000618903 0.000153427
C(3,0) 0 0 0 0
C(1,2) -0.000002 -0.000004 -0.000003 -3.70426E-07
C(2,1) 0 0 0 0
C(0,3) -2.24695E-07 0.000002 0.000007 0.000003
C(4,0) 8.17556E-10 6.32012E-09 -3.68341E-09 -1.03485E-07
C(3,1) 0 0 0 0
C(2,2) -6.5826E-10 3.66535E-09 -4.387E-08 -1.16499E-07
C(1,3) 0 0 0 0
C(0,4) 5.59211E-09 2.95256E-08 1.08619E-07 7.09422E-08
C(5,0) 0 0 0 0
C(4,1) 3.68759E-12 6.78161E-11 6.37777E-11 3.22938E-10
C(3,2) 0 0 0 0
C(2,3) 1.0378E-11 1.94033E-10 -4.46774E-10 6.30174E-10
C(1,4) 0 0 0 0
C(0,5) 2.1576E-11 1.67307E-10 6.03942E-10 -1.72657E-09
C(6,0) 9.30004E-15 5.60321E-14 -2.14873E-13 -1.13739E-11
C(5,1) 0 0 0 0
C(4,2) 4.02132E-14 6.05657E-13 8.25947E-13 -1.56772E-11
C(3,3) 0 0 0 0
C(2,4) 8.07025E-14 1.16582E-12 -5.41036E-12 2.53656E-13
C(1,5) 0 0 0 0
C(0,6) 5.95145E-14 2.83865E-14 -1.29953E-12 -4.34571E-11
C(7,0) 0 0 0 0
C(6,1) 1.51564E-15 3.96279E-14 9.38923E-14 3.09796E-12
C(5,2) 0 0 0 0
C(4,3) 4.26289E-16 3.26447E-16 -4.08818E-14 -1.62462E-12
C(3,4) 0 0 0 0
C(2,5) 5.68713E-17 -3.80918E-15 -6.82503E-14 -3.21826E-13
C(1,6) 0 0 0 0
C(0,7) 2.19776E-16 -3.18348E-15 5.42582E-14 1.18377E-12

<条件対応値>
A11=−0.000480694
A12=−0.00111196
A21=0.000174116
A22=−0.00127119
(1)(A12−A11)×(A22−A21)=9.12373E−07
(3)C1(2,0)−C1(0,2)=−0.00063
(5)C2(2,0)−C2(0,2)=−0.00145
図4は、第1実施例の歪曲収差を示す図である。図5は、第1実施例のe線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。図6は、各実施例のスポットダイアグラムにおける9つの像点の位置を示す図である。各実施例では、FXフォーマットのデジタルカメラを想定し、図6に示すように、36mm×24mmの矩形状の像面IM内での9つの像点(視点)S1〜S9でのスポットを計算した。図5における単位スケールの長さは、0.1mm=100μmである。図5の表記は、対応する図10,図14,図18,図22,図26,図31〜図36,図41〜図46においても同様である。e線(546.07nm)は本実施形態における基準波長であり、g線は一般に可視光学系を検討する際の最も短い波長であり、C線は一般に可視光学系を検討する際の最も長い波長である。
図4を参照すると、第1実施例では歪曲収差が良好に補正されていることが分かる。図5を参照すると、第1実施例では、スポットサイズが各像点S1〜S9で十分小さく、像面IMの全体に亘って収差が均一で且つ良く補正されていることが分かる。さらに、各像点S1〜S9でのスポットの形がほぼ対称になっており、非対称な収差が良く補正されていることが分かる。なお、第1実施例について、e線の収差しか示していないが、光学系が反射鏡のみにより構成されているので、当然、色収差はなく、他の波長についてもe線と全く同じ収差になるので、他の波長についての図示を省略した。
[第2実施例]
図7は、第2実施例にかかる反射撮影レンズのYZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。図8は、第2実施例にかかる反射撮影レンズのXZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。次の表(2)に、第2実施例にかかる反射撮影レンズの諸元の値を掲げる。
表(2)
<光学部材諸元>
面番号 X座標 Y座標 Z座標 傾き角δ
1 0 0.000 0.000 -35.099 (CM1)
2 0 95.909 -34.713 -35.099 (CM2)
3 0 95.953 94.851 35.099 (CM3)
4 0 0.078 60.249 35.099 (CM4)
5 0 0.000 150.000 0.000 (IM)

<非球面データ>
面番号 1 2 3 4
C(2,0) -0.00164987 -0.00327485 -0.000987512 0.000388435
C(1,1) 0 0 0 0
C(0,2) 0.00005 0.000755856 -0.000021 -0.00152649
C(3,0) 0 0 0 0
C(2,1) -0.000001 -0.000004 -0.000015 -0.000044
C(1,2) 0 0 0 0
C(0,3) 0.000001 0.000003 0.000008 0.000011
C(4,0) 5.937E-10 3.31171E-08 1.15318E-08 -6.40427E-08
C(3,1) 0 0 0 0
C(2,2) 8.75011E-09 6.0866E-08 3.60206E-10 1.22692E-07
C(1,3) 0 0 0 0
C(0,4) 1.08945E-08 1.98768E-08 5.29289E-08 -9.07935E-08
C(5,0) 0 0 0 0
C(4,1) 2.28753E-11 3.65088E-10 -5.0743E-12 -9.04166E-10
C(3,2) 0 0 0 0
C(2,3) 8.17038E-11 4.94301E-10 -3.52291E-10 -1.23492E-09
C(1,4) 0 0 0 0
C(0,5) 4.96918E-11 8.35365E-11 4.49451E-10 2.86075E-10
C(6,0) 1.82278E-14 -7.48314E-13 -5.81015E-13 -5.65052E-12
C(5,1) 0 0 0 0
C(4,2) 3.48485E-13 3.23228E-12 2.65138E-12 -1.76242E-11
C(3,3) 0 0 0 0
C(2,4) 6.44134E-13 1.66026E-12 9.29621E-13 1.78315E-11
C(1,5) 0 0 0 0
C(0,6) 5.98521E-13 6.81299E-13 7.83144E-12 4.06735E-11
C(7,0) 0 0 0 0
C(6,1) 3.47916E-16 -1.37135E-14 -1.7864E-14 -3.56175E-13
C(5,2) 0 0 0 0
C(4,3) 3.01841E-15 1.26051E-14 6.09128E-15 1.84398E-13
C(3,4) 0 0 0 0
C(2,5) 4.31301E-15 -1.09441E-15 -1.90044E-14 -2.93239E-13
C(1,6) 0 0 0 0
C(0,7) 4.04483E-15 4.12554E-15 7.8407E-14 -1.37302E-12

<条件対応値>
A11=0.00005
A12=−0.00164987
A21=0.000755856
A22=−0.00327485
(1)(A12−A11)×(A22−A21)=6.85168E−06
(3)C1(2,0)−C1(0,2)=−0.00170
(5)C2(2,0)−C2(0,2)=−0.00403
図9は、第2実施例の歪曲収差を示す図である。図10は、第2実施例のe線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。図9を参照すると、第2実施例の歪曲収差は図4の第1実施例の歪曲収差よりも大きいことが分かる。条件式(3)および条件式(5)に着目すると、第2実施例の各条件式対応値は、第1実施例における各条件式対応値に比して、条件式(3)および条件式(5)の範囲の限界値近くにあることが分かる。つまり、本発明が示す条件式(3)および条件式(5)が良好な光学性能を与える条件であることが分かる。図10を参照すると、第2実施例では、スポットサイズが各像点S1〜S9で十分小さく、像面IMの全体に亘って収差が均一で且つ良く補正されていることが分かる。ただし、第2実施例では、スポットサイズも第1実施例に比して劣ることが分かる。なお、第2実施例についてもe線の収差しか示していないが、光学系が反射鏡のみにより構成されているので、当然、色収差はなく、他の波長についてもe線と全く同じ収差になるので、他の波長についての図示を省略した。
[第3実施例]
図11は、第3実施例にかかる反射撮影レンズのYZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。図12は、第3実施例にかかる反射撮影レンズのXZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。次の表(3)に、第3実施例にかかる反射撮影レンズの諸元の値を掲げる。
表(3)
<光学部材諸元>
面番号 X座標 Y座標 Z座標 傾き角δ
1 0 0.000 0.000 -35.006 (CM1)
2 0 95.983 -34.947 -35.006 (CM2)
3 0 95.956 94.861 35.006 (CM3)
4 0 -0.044 59.859 35.006 (CM4)
5 0 0.000 150.000 0.000 (IM)

<非球面データ>
面番号 1 2 3 4
C(2,0) -0.0011707 -0.0014343 -0.00120246 -0.0012942
C(1,1) 0 0 0 0
C(0,2) -0.00120324 -0.00259378 -0.000204714 0.00103217
C(3,0) 0 0 0 0
C(2,1) -0.000002 -0.00001 0.000007 0.000026
C(1,2) 0 0 0 0
C(0,3) -0.000002 -0.000012 0.000007 0.000006
C(4,0) 1.4038E-10 1.28146E-09 -7.72694E-09 -1.43306E-07
C(3,1) 0 0 0 0
C(2,2) -5.31467E-09 -3.5286E-08 3.91641E-09 -2.74444E-07
C(1,3) 0 0 0 0
C(0,4) -2.95034E-09 2.43526E-08 9.11247E-08 2.3799E-08
C(5,0) 0 0 0 0
C(4,1) -2.55017E-12 1.30791E-10 7.95753E-11 3.51119E-09
C(3,2) 0 0 0 0
C(2,3) -9.36814E-12 6.07955E-10 3.987E-10 2.51964E-09
C(1,4) 0 0 0 0
C(0,5) 3.18353E-12 1.60101E-09 1.63349E-09 1.05336E-09
C(6,0) -4.8482E-15 -1.01114E-13 -2.58568E-13 -1.84073E-11
C(5,1) 0 0 0 0
C(4,2) -3.58513E-15 2.98906E-12 -4.70375E-13 -5.99341E-11
C(3,3) 0 0 0 0
C(2,4) 1.64494E-14 1.54416E-11 1.97836E-12 -4.91561E-11
C(1,5) 0 0 0 0
C(0,6) 5.40651E-14 1.80643E-11 1.14802E-11 -3.28741E-11
C(7,0) 0 0 0 0
C(6,1) 1.47029E-16 1.15768E-14 3.30961E-14 1.31027E-12
C(5,2) 0 0 0 0
C(4,3) -2.28175E-16 -6.37977E-15 -1.19453E-13 -3.5323E-13
C(3,4) 0 0 0 0
C(2,5) 1.90901E-16 1.13312E-13 -6.04779E-15 9.1323E-13
C(1,6) 0 0 0 0
C(0,7) 2.63936E-16 4.97123E-14 1.41463E-14 4.14852E-14

<条件対応値>
A11=−0.00120324
A12=−0.0011707
A21=−0.00259378
A22=−0.00327485
(1)(A12−A11)×(A22−A21)=−2.2162E−08
(3)C1(2,0)−C1(0,2)=3.2540E−05
(5)C2(2,0)−C2(0,2)=−6.8107E−04
図13は、第3実施例の歪曲収差を示す図である。図14は、第3実施例のe線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。図13を参照すると、第3実施例では歪曲収差が良好に補正されていることが分かる。図14を参照すると、第3実施例では、スポットサイズが各像点S1〜S9で十分小さく、像面IMの全体に亘って収差が均一で且つ良く補正されていることが分かる。さらに、各像点S1〜S9でのスポットの形がほぼ対称になっており、非対称な収差が良く補正されていることが分かる。なお、第3実施例についてもe線の収差しか示していないが、光学系が反射鏡のみにより構成されているので、当然、色収差はなく、他の波長についてもe線と全く同じ収差になるので、他の波長についての図示を省略した。
[第4実施例]
図15は、第4実施例にかかる反射撮影レンズのYZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。図16は、第4実施例にかかる反射撮影レンズのXZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。次の表(4)に、第4実施例にかかる反射撮影レンズの諸元の値を掲げる。
表(4)
<光学部材諸元>
面番号 X座標 Y座標 Z座標 傾き角δ
1 0 0.000 0.000 -35.306 (CM1)
2 0 95.741 -34.188 -35.306 (CM2)
3 0 95.825 94.450 35.306 (CM3)
4 0 0.111 60.350 35.306 (CM4)
5 0 0.000 150.000 0.000 (IM)

<非球面データ>
面番号 1 2 3 4
C(2,0) -0.00180778 -0.00414062 -0.000734668 0.001069
C(1,1) 0 0 0 0
C(0,2) -0.000245633 0.000505802 0.000430981 -0.00042515
C(3,0) 0 0 0 0
C(2,1) -0.000002 -0.000013 -0.000024 -0.000042
C(1,2) 0 0 0 0
C(0,3) 1.94065E-07 0.000002 0.000006 0.000004
C(4,0) -5.97205E-10 3.6242E-08 3.24732E-08 -4.06083E-08
C(3,1) 0 0 0 0
C(2,2) 4.06067E-10 2.88507E-08 -1.19099E-08 8.33902E-08
C(1,3) 0 0 0 0
C(0,4) 9.06598E-09 2.68536E-08 9.68667E-08 7.51517E-08
C(5,0) 0 0 0 0
C(4,1) 8.79733E-12 5.82158E-10 2.53997E-10 -5.0684E-11
C(3,2) 0 0 0 0
C(2,3) 3.64733E-11 7.1795E-10 -1.18784E-09 -2.31129E-10
C(1,4) 0 0 0 0
C(0,5) 3.55401E-11 1.46624E-10 6.73584E-10 -2.11633E-09
C(6,0) 9.58321E-15 -8.79973E-13 -1.04094E-12 -4.12621E-12
C(5,1) 0 0 0 0
C(4,2) 1.8504E-13 7.82866E-12 1.06987E-11 -1.42008E-12
C(3,3) 0 0 0 0
C(2,4) 2.5809E-13 4.26948E-12 -8.19613E-12 1.1516E-12
C(1,5) 0 0 0 0
C(0,6) 1.8672E-13 3.41701E-13 3.30594E-12 -5.00837E-11
C(7,0) 0 0 0 0
C(6,1) -3.73942E-17 -9.3625E-14 -1.12091E-13 -5.07602E-13
C(5,2) 0 0 0 0
C(4,3) 1.22107E-15 4.9016E-14 2.52999E-14 -3.09476E-14
C(3,4) 0 0 0 0
C(2,5) 1.81649E-15 8.73054E-15 -1.02161E-16 4.62751E-13
C(1,6) 0 0 0 0
C(0,7) 1.22301E-15 7.61707E-16 1.3265E-13 2.12789E-12

<条件対応値>
A11=−0.00024563
A12=−0.00180778
A21=0.000505802
A22=−0.00414062
(1)(A12−A11)×(A22−A21)=7.2584E−06
(3)C1(2,0)−C1(0,2)=−0.00156
(5)C2(2,0)−C2(0,2)=−0.00465
図17は、第4実施例の歪曲収差を示す図である。図18は、第4実施例のe線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。図17を参照すると、第4実施例の歪曲収差は比較的良く補正されているが、やはり、第1実施例の歪曲収差(図4)よりも大きい。これは、第4実施例においても、条件式(3)および条件式(5)の条件式対応値が、第1実施例に比して条件式(3)および条件式(5)の範囲の限界値に近いことによるものと考えられる。図18を参照すると、第4実施例では、スポットサイズが各像点S1〜S9で十分小さく、像面IMの全体に亘って収差が均一で且つ良く補正されていることが分かる。なお、第4実施例についてもe線の収差しか示していないが、光学系が反射鏡のみにより構成されているので、当然、色収差はなく、他の波長についてもe線と全く同じ収差になるので、他の波長についての図示を省略した。
[第5実施例]
図19は、第5実施例にかかる反射撮影レンズのYZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。図20は、第5実施例にかかる反射撮影レンズのXZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。次の表(5)に、第5実施例にかかる反射撮影レンズの諸元の値を掲げる。
表(5)
<光学部材諸元>
面番号 X座標 Y座標 Z座標 傾き角δ
1 0 0.000 0.000 -35.004 (CM1)
2 0 95.985 -34.951 -35.004 (CM2)
3 0 95.932 94.784 35.004 (CM3)
4 0 -0.059 59.812 35.004 (CM4)
5 0 0.000 150.000 0.000 (IM)

<非球面データ>
面番号 1 2 3 4
C(2,0) -0.00127362 -0.00182229 -0.00132999 -0.00120444
C(1,1) 0 0 0 0
C(0,2) -0.00144573 -0.00540615 -0.00103442 0.000836174
C(3,0) 0 0 0 0
C(2,1) -0.000003 -0.000017 0.000011 0.000037
C(1,2) 0 0 0 0
C(0,3) -0.000003 -0.000033 0.000005 0.000009
C(4,0) -2.80591E-10 -2.58974E-09 -8.91126E-09 -1.8627E-07
C(3,1) 0 0 0 0
C(2,2) -6.97191E-09 -8.92492E-08 1.89796E-08 -4.08741E-07
C(1,3) 0 0 0 0
C(0,4) -6.37061E-09 -1.36782E-07 4.18658E-08 -5.04794E-08
C(5,0) 0 0 0 0
C(4,1) -3.5712E-12 2.35514E-10 1.36294E-10 5.41726E-09
C(3,2) 0 0 0 0
C(2,3) -1.70892E-11 1.08873E-09 6.61535E-10 5.41695E-09
C(1,4) 0 0 0 0
C(0,5) -1.05145E-11 3.65758E-09 1.03609E-09 2.67397E-09
C(6,0) -7.04872E-15 -1.7055E-13 -3.43195E-13 -2.45502E-11
C(5,1) 0 0 0 0
C(4,2) -1.14998E-14 6.83177E-12 -4.27555E-13 -1.16339E-10
C(3,3) 0 0 0 0
C(2,4) -3.35864E-14 4.69618E-11 4.89101E-12 -1.25273E-10
C(1,5) 0 0 0 0
C(0,6) 9.97669E-15 1.05103E-10 1.06193E-11 -5.0543E-11
C(7,0) 0 0 0 0
C(6,1) -3.14649E-16 -2.88214E-14 4.20082E-15 1.03447E-12
C(5,2) 0 0 0 0
C(4,3) -5.54554E-16 -1.54481E-13 -7.0014E-14 8.16617E-13
C(3,4) 0 0 0 0
C(2,5) -2.65536E-16 1.62381E-13 1.33449E-14 1.65347E-12
C(1,6) 0 0 0 0
C(0,7) 1.63322E-16 1.24837E-12 5.77041E-14 1.99324E-13

<条件対応値>
A11=−0.0014457
A12=−0.0012736
A21=−0.0054062
A22=−0.0018223
(1)(A12−A11)×(A22−A21)=6.1682E−07
(3)C1(2,0)−C1(0,2)=0.00017
(5)C2(2,0)−C2(0,2)=0.00358
図21は、第5実施例の歪曲収差を示す図である。図22は、第5実施例のe線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。図21を参照すると、第5実施例では歪曲収差が良好に補正されていることが分かる。図22を参照すると、第5実施例では、スポットサイズが各像点S1〜S9で十分小さく、像面IMの全体に亘って収差が均一で且つ良く補正されていることが分かる。さらに、各像点S1〜S9でのスポットの形がほぼ対称になっており、非対称な収差が良く補正されていることが分かる。なお、第5実施例についてもe線の収差しか示していないが、光学系が反射鏡のみにより構成されているので、当然、色収差はなく、他の波長についてもe線と全く同じ収差になるので、他の波長についての図示を省略した。
[第6実施例]
図23は、第6実施例にかかる反射撮影レンズのYZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。図24は、第6実施例にかかる反射撮影レンズのXZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。次の表(6)に、第6実施例にかかる反射撮影レンズの諸元の値を掲げる。
表(6)
<光学部材諸元>
面番号 X座標 Y座標 Z座標 傾き角δ
1 0 0.000 0.000 -35.004 (CM1)
2 0 95.985 -34.951 -35.004 (CM2)
3 0 95.932 94.784 35.004 (CM3)
4 0 -0.059 59.812 35.004 (CM4)
5 0 0.000 150.000 0.000 (IM)

<非球面データ>
面番号 1 2 3 4
C(2,0) -0.000776879 -0.000730729 -0.000882748 -0.000773974
C(1,1) 0 0 0 0
C(2,0) -0.000508897 -0.000239765 -0.000340017 -0.000222311
C(3,0) 0 0 0 0
C(2,1) -0.000001 -0.000002 2.38109E-07 0.000003
C(1,2) 0 0 0 0
C(0,3) -0.000001 -0.000001 0.000001 0.000003
C(4,0) 6.28502E-10 3.32246E-09 -1.9622E-09 -3.55263E-08
C(3,1) 0 0 0 0
C(2,2) 1.03722E-09 5.01325E-09 1.30491E-09 -3.10011E-08
C(1,3) 0 0 0 0
C(0,4) 4.52142E-09 2.11261E-08 4.65079E-08 1.4864E-07
C(5,0) 0 0 0 0
C(4,1) 2.09849E-12 3.15038E-11 1.14905E-11 1.41191E-10
C(3,2) 0 0 0 0
C(2,3) 8.27181E-12 1.18652E-10 2.08145E-11 1.51379E-10
C(1,4) 0 0 0 0
C(0,5) 1.0314E-11 1.27697E-10 4.29179E-11 -1.74454E-09
C(6,0) 8.02544E-16 -2.16317E-14 -6.41101E-14 -2.41539E-12
C(5,1) 0 0 0 0
C(4,2) 1.87548E-14 2.32439E-13 -5.58573E-14 -3.54202E-12
C(3,3) 0 0 0 0
C(2,4) 6.58928E-14 6.61561E-13 4.92869E-13 2.0133E-12
C(1,5) 0 0 0 0
C(0,6) 3.48619E-14 -1.14263E-13 -2.85204E-14 -4.50035E-11
C(7,0) 0 0 0 0
C(6,1) 3.85956E-16 6.45361E-15 1.91907E-14 7.17817E-13
C(5,2) 0 0 0 0
C(4,3) 4.13214E-17 -1.0478E-15 -1.65583E-14 -5.85761E-13
C(3,4) 0 0 0 0
C(2,5) 1.07595E-16 -2.22434E-15 -3.00808E-15 -2.72507E-14
C(1,6) 0 0 0 0
C(0,7) 1.31E-16 -3.64446E-15 1.77322E-14 1.08759E-12

<条件対応値>
A11=−0.0005089
A12=−0.00077688
A21=−0.00023977
A22=−0.00073073
(1)(A12−A11)×(A22−A21)=1.3157E−07
(3)C1(2,0)−C1(0,2)=−0.00027
(5)C2(2,0)−C2(0,2)=−0.00049
図25は、第6実施例の歪曲収差を示す図である。図26は、第6実施例のe線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。図25を参照すると、第6実施例では歪曲収差が良好に補正されていることが分かる。図26を参照すると、第6実施例では、スポットサイズが各像点S1〜S9で十分小さく、像面IMの全体に亘って収差が均一で且つ良く補正されていることが分かる。さらに、各像点S1〜S9でのスポットの形がほぼ対称になっており、非対称な収差が良く補正されていることが分かる。なお、第6実施例についてもe線の収差しか示していないが、光学系が反射鏡のみにより構成されているので、当然、色収差はなく、他の波長についてもe線と全く同じ収差になるので、他の波長についての図示を省略した。
[第7実施例]
図27は、第7実施例にかかる反射撮影レンズの無限遠合焦状態におけるYZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。図28は、第7実施例にかかる反射撮影レンズの無限遠合焦状態におけるXZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。図29は、第7実施例にかかる反射撮影レンズの第1距離合焦状態(物体距離D=89505.0mm)におけるYZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。図30は、第7実施例にかかる反射撮影レンズの第2距離合焦状態(物体距離D=28858.5mm)におけるYZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。
第7実施例では、第四反射鏡CM4と像面IMとの間の光路中に、像面IMに対する物体の合焦を行うための合焦光学系FSが付設されている。合焦光学系FSは、第一基準軸AXeと平行なZ方向に沿って一体的に移動可能な3つのレンズL1,L2,L3により構成されている。レンズL1は、第四反射鏡CM4側に凸面R11を向け且つ像面IM側に凹面R12を向けたメニスカスレンズである。同様に、レンズL2,L3は、第四反射鏡CM4側に凸面R21,R31を向け且つ像面IM側に凹面R22,R32を向けたメニスカスレンズである。
レンズL1とL2とL3とは、互いに異なる光学材料により形成されている。表(7)の硝材データの欄において、nCはC線(波長:656.27nm)に対する光学材料の屈折率を、ndはd線(波長:587.56nm)に対する光学材料の屈折率を、neはe線(基準波長:546.07nm)に対する光学材料の屈折率を、nFはF線(波長:486.13nm)に対する光学材料の屈折率を、ngはg線(波長:435.83nm)に対する光学材料の屈折率を示している。第7実施例においても、第1実施例〜第6実施例と同様に、第一反射鏡CM1よりも物体側の所要位置に、保護ガラスとしての平行平面板を配置することができる。
表(7)の光学部材諸元の欄において、面番号は無限遠にある物体から像面IMへの光の進行する経路に沿った物体側からの面の順序を示している。すなわち、第1面は第一反射鏡CM1の反射面であり、第2面は第二反射鏡CM2の反射面であり、第3面は第三反射鏡CM3の反射面であり、第4面は第四反射鏡CM4の反射面であり、第5面はレンズL1の入射面R11であり、第6面はレンズL1の射出面R12であり、第7面はレンズL2の入射面R21であり、第8面はレンズL2の射出面R22であり、第9面はレンズL3の入射面R31であり、第10面はレンズL3の射出面R32であり、第11面は像面IMである。
また、表(7)の光学部材諸元の欄には、第一反射鏡CM1〜第四反射鏡CM4のデータに加えて、無限遠合焦状態におけるレンズL1〜L3の各面の中心のX座標(単位:mm)、Y座標(単位:mm)、Z座標(単位:mm)、および傾き角δ(単位:度)を示している。レンズL1〜L3は、傾き角δが0度であり、XY平面に対して傾くことなく通常の姿勢で配置されている。表(7)のレンズ面データの欄は、レンズL1〜L3の各面の曲率半径(単位:mm)rを示している。ここで、光の入射側に凸面を向けたレンズ面の曲率半径rを正としている。
表(7)の合焦光学系の移動量の欄には、無限遠合焦状態における合焦光学系FSの位置を基準として、第1距離合焦状態における合焦光学系FSの無限遠合焦状態からの移動量ΔD1(単位:mm)、および第2距離合焦状態における合焦光学系FSの無限遠合焦状態からの移動量ΔD2(単位:mm)を示している。移動量ΔD1,ΔD2の値は、像面IMに向かって移動するときに正の値をとるものとする。次の表(7)に、第7実施例にかかる反射撮影レンズの諸元の値を掲げる。なお、表(7)における表記は、表(8)においても同様である。
表(7)
<硝材データ>
nC nd ne nF ng
L1 1.513855 1.51633 1.518251 1.521905 1.526214
L2 1.747295 1.755199 1.761671 1.774745 1.791497
L3 1.544572 1.548141 1.550984 1.556544 1.563351

<光学部材諸元>
面番号 X座標 Y座標 Z座標 傾き角δ
1 0 0.00 -60.00 -37.87 (CM1)
2 0 190.00 -108.32 -37.87 (CM2)
3 0 190.00 108.32 37.87 (CM3)
4 0 0.00 60.00 37.87 (CM4)
5 0 0.00 100.00 0.00 (L1;R11)
6 0 0.00 103.00 0.00 (L1;R12)
7 0 0.00 108.42 0.00 (L2;R21)
8 0 0.00 111.42 0.00 (L2;R22)
9 0 0.00 113.42 0.00 (L3;R31)
10 0 0.00 121.42 0.00 (L3;R32)
11 0 0.00 330.00 0.00 (IM)

<非球面データ>
面番号 1 2 3 4
C(2,0) -4.11103.E-04 -2.90903.E-04 -5.62264.E-04 -5.40325.E-04
C(1,1) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(0,2) -2.67792.E-04 -2.90085.E-04 -5.06794.E-04 -5.49152.E-04
C(3,0) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(2,1) -1.41239.E-07 -2.05955.E-07 8.05499.E-07 2.26277.E-06
C(1,2) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(0,3) 1.83465.E-07 9.89000.E-07 1.17666.E-06 3.03799.E-06
C(4,0) 3.54753.E-10 1.21553.E-09 -3.50594.E-10 -5.31580.E-09
C(3,1) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(2,2) 2.64023.E-10 1.05016.E-09 -3.52589.E-09 -2.63365.E-08
C(1,3) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(0,4) 1.09184.E-09 5.46395.E-09 2.56841.E-09 -1.28230.E-08
C(5,0) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(4,1) 1.08935.E-13 -1.19586.E-12 -3.19791.E-12 4.67743.E-12
C(3,2) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(2,3) 7.82206.E-13 2.07412.E-12 -8.68229.E-12 7.91363.E-11
C(1,4) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(0,5) 3.30595.E-12 1.78111.E-11 1.93776.E-11 5.83881.E-11
C(6,0) -3.17881.E-15 -4.31447.E-14 -7.74547.E-14 -1.00604.E-12
C(5,1) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(4,2) -3.05460.E-15 -6.67652.E-14 -9.51359.E-14 -1.56024.E-12
C(3,3) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(2,4) -1.30062.E-15 -5.37642.E-14 -1.43180.E-13 -1.75096.E-12
C(1,5) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(0,6) 6.70080.E-15 1.77774.E-14 6.25179.E-14 -6.87357.E-13
C(7,0) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(6,1) 1.03268.E-16 1.19194.E-15 2.15616.E-15 5.33170.E-14
C(5,2) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(4,3) 9.05481.E-18 -3.04949.E-16 -4.00197.E-16 -1.23283.E-14
C(3,4) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(2,5) 2.68577.E-17 2.32651.E-16 -9.01643.E-17 2.74645.E-14
C(1,6) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(0,7) 2.34479.E-18 -1.49564.E-16 1.11004.E-16 -4.18193.E-15

<レンズ面データ>
レンズ面 r
R11 146.133
R12 70.138
R21 63.577
R22 59.261
R31 63.364
R32 99.301

<合焦光学系の移動量>
第1距離合焦状態 第2距離合焦状態
ΔD1 ΔD2
23.18 85.3

<条件対応値>
A11=−0.00026779
A12=−0.0004111
A21=−0.00029008
A22=−0.0002909
(1)(A12−A11)×(A22−A21)=1.1734E−10
(3)C1(2,0)−C1(0,2)=−0.00014
(5)C2(2,0)−C2(0,2)=−8.1877E−07
図31は、第7実施例の無限遠合焦状態におけるe線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。図32は、第7実施例の第1距離合焦状態におけるe線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。図33は、第7実施例の第2距離合焦状態におけるe線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。図34は、第7実施例の無限遠合焦状態におけるg線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。図35は、第7実施例の第1距離合焦状態におけるg線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。図36は第7実施例の第2距離合焦状態におけるg線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。
図31〜図36を参照すると、第7実施例では、スポットサイズが各像点S1〜S9で十分小さく、像面IMの全体に亘って収差が均一で且つ良く補正されていることが分かる。さらに、各像点S1〜S9でのスポットの形がほぼ対称になっており、非対称な収差が良く補正されていることが分かる。また、e線とg線とでほぼ同じ収差を示しており、色収差がほとんど発生していないことが分かる。
[第8実施例]
図37は、第8実施例にかかる反射撮影レンズの無限遠合焦状態におけるYZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。図38は、第8実施例にかかる反射撮影レンズの無限遠合焦状態におけるXZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。図39は、第8実施例にかかる反射撮影レンズの第1距離合焦状態(物体距離D=89989.75mm)におけるYZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。図40は、第8実施例にかかる反射撮影レンズの第2距離合焦状態(物体距離D=29078.91mm)におけるYZ平面に沿った断面構成を概略的に示す図である。
第8実施例では、第四反射鏡CM4と像面IMとの間の光路中に、像面IMに対する物体の合焦を行うための合焦光学系FSおよびレンズL4が付設されている。合焦光学系FSは、第一基準軸AXeと平行なZ方向に沿って一体的に移動可能な3つのレンズL1,L2,L3により構成されている。レンズL1は、第四反射鏡CM4側に凸面R11を向け且つ像面IM側に凹面R12を向けたメニスカスレンズである。同様に、レンズL2,L3,L4は、第四反射鏡CM4側に凸面R21,R31,R41を向け且つ像面IM側に凹面R22,R32,R42を向けたメニスカスレンズである。
レンズL1とL2とL3とは、互いに異なる光学材料により形成されている。レンズL2とL4とは、互いに同じ光学材料により形成されている。第8実施例においても、第1実施例〜第7実施例と同様に、第一反射鏡CM1よりも物体側の所要位置に、保護ガラスとしての平行平面板を配置することができる。
表(8)の光学部材諸元の欄において、面番号は無限遠にある物体から像面IMへの光の進行する経路に沿った物体側からの面の順序を示している。すなわち、第1面は第一反射鏡CM1の反射面であり、第2面は第二反射鏡CM2の反射面であり、第3面は第三反射鏡CM3の反射面であり、第4面は第四反射鏡CM4の反射面であり、第5面はレンズL1の入射面R11であり、第6面はレンズL1の射出面R12であり、第7面はレンズL2の入射面R21であり、第8面はレンズL2の射出面R22であり、第9面はレンズL3の入射面R31であり、第10面はレンズL3の射出面R32であり、第11面はレンズL4の入射面R41であり、第12面はレンズL4の射出面R42であり、第13面は像面IMである。次の表(8)に、第8実施例にかかる反射撮影レンズの諸元の値を掲げる。
表(8)
<硝材データ>
nC nd ne nF ng
L1 1.513855 1.51633 1.518251 1.521905 1.526214
L2 1.747295 1.755199 1.761671 1.774745 1.791497
L3 1.544572 1.548141 1.550984 1.556544 1.563351
L4 1.747295 1.755199 1.761671 1.774745 1.791497

<光学部材諸元>
面番号 X座標 Y座標 Z座標 傾き角δ
1 0 0.00 0.00 -37.87 (CM1)
2 0 190.00 -48.32 -37.87 (CM2)
3 0 190.00 168.32 37.86 (CM3)
4 0 0.00 120.00 37.87 (CM4)
5 0 0.00 160.00 0.00 (L1;R11)
6 0 0.00 163.00 0.00 (L1;R12)
7 0 0.00 166.50 0.00 (L2;R21)
8 0 0.00 169.50 0.00 (L2;R22)
9 0 0.00 171.50 0.00 (L3;R31)
10 0 0.00 179.50 0.00 (L3;R32)
11 0 0.00 301.17 0.00 (L4;R41)
12 0 0.00 306.17 0.00 (L4;R42)
13 0 0.00 403.35 0.00 (IM)

<非球面データ>
面番号 1 2 3 4
C(2,0) -4.13576.E-04 -3.02491.E-04 -5.47057.E-04 -5.12766.E-04
C(1,1) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(0,2) -2.64338.E-04 -2.96466.E-04 -5.13891.E-04 -5.62089.E-04
C(3,0) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(2,1) -1.44160.E-07 -2.14044.E-07 7.88214.E-07 2.15862.E-06
C(1,2) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(0,3) 1.17758.E-07 6.39684.E-07 8.97700.E-07 2.54277.E-06
C(4,0) 3.19320.E-10 1.11546.E-09 -3.29742.E-10 -4.21238.E-09
C(3,1) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(2,2) 2.79640.E-10 1.00278.E-09 -2.83353.E-09 -2.11459.E-08
C(1,3) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(0,4) 8.90408.E-10 4.47692.E-09 1.60168.E-09 -9.41785.E-09
C(5,0) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(4,1) 1.33095.E-13 -8.14070.E-13 -2.96567.E-12 -7.90202.E-13
C(3,2) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(2,3) 9.11951.E-13 3.21726.E-12 -5.11467.E-12 5.46120.E-11
C(1,4) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(0,5) 2.64402.E-12 1.57228.E-11 1.30720.E-11 3.43403.E-11
C(6,0) -2.25370.E-15 -3.25864.E-14 -5.91165.E-14 -7.83898.E-13
C(5,1) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(4,2) -3.06633.E-17 -3.15993.E-14 -5.61162.E-14 -1.11683.E-12
C(3,3) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(2,4) 7.98228.E-16 -3.03125.E-14 -9.31812.E-14 -1.29872.E-12
C(1,5) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(0,6) 4.46254.E-15 1.52575.E-14 3.14162.E-14 -6.03439.E-13
C(7,0) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(6,1) 9.13054.E-17 1.09799.E-15 1.85503.E-15 3.98272.E-14
C(5,2) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(4,3) 2.65533.E-17 -1.64895.E-17 -1.07597.E-16 -6.41046.E-15
C(3,4) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(2,5) 2.81231.E-17 1.88233.E-16 5.71596.E-17 1.87606.E-14
C(1,6) 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00 0.0.E+00
C(0,7) -2.24523.E-19 -1.03917.E-16 5.08692.E-17 -8.80201.E-16

<レンズ面データ>
レンズ面 r
R11 206.244
R12 80.941
R21 123.848
R22 109.753
R31 81.127
R32 181.925
R41 60.948
R42 56.398

<合焦光学系の移動量>
第1距離合焦状態 第2距離合焦状態
ΔD1 ΔD2
30.26 116.67

<条件対応値>
A11=−0.00026434
A12=−0.00041358
A21=−0.00029647
A22=−0.00030249
(1)(A12−A11)×(A22−A21)=8.9921E−10
(3)C1(2,0)−C1(0,2)=−1.4924E−04
(5)C2(2,0)−C2(0,2)=−6.0253E−06
図41は、第8実施例の無限遠合焦状態におけるe線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。図42は、第8実施例の第1距離合焦状態におけるe線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。図43は、第8実施例の第2距離合焦状態におけるe線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。図44は、第8実施例の無限遠合焦状態におけるg線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。図45は、第8実施例の第1距離合焦状態におけるg線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。図46は第8実施例の第2距離合焦状態におけるg線に対する収差をスポットダイアグラムで示す図である。
図41〜図46を参照すると、第8実施例においても第7実施例と同様に、スポットサイズが各像点S1〜S9で十分小さく、像面IMの全体に亘って収差が均一で且つ良く補正されていることが分かる。さらに、各像点S1〜S9でのスポットの形がほぼ対称になっており、非対称な収差が良く補正されていることが分かる。また、e線とg線とでほぼ同じ収差を示しており、色収差がほとんど発生していないことが分かる。
以上のように、本実施形態では、偏心光学系という回転非対称な光学系であるにも関わらず、非対称な収差の発生を良好に抑えている。また、本実施形態では、可視の波長帯の光に対して36mm×24mmという比較的広い像面の全体に亘って色収差が十分に低減された光学系を実現している。なお、反射鏡や屈折部材(レンズなど)を樹脂で形成することにより軽量化を図ることができる。
なお、望遠レンズは一般的に非常に大きく、運搬の場合や収納の場合に限っても小型化のメリットはある。本発明の場合、第1実施例の光路図を示す図2からも容易に想像できるように、屈折光学系に比べ、反射鏡間のスペースが広く、例えば、図2の第二反射鏡CM2と第三反射鏡CM3との間で、分割できる構造にしたり、または、折り曲げられる構造にし、運搬時や収納時には、さらに小型化できる構造にすることも可能である。
上述の説明では、例えばカメラに用いられる反射撮影レンズに対して本発明を適用している。しかしながら、これに限定されることなく、他の適当な画像機器に対して同様に本発明を適用することができる。
CM1 第一反射鏡
CM2 第二反射鏡
CM3 第三反射鏡
CM4 第四反射鏡
L1,L2,L3,L4 レンズ
IM 像面
AXa,AXb,AXc,AXd,AXe 基準軸

Claims (10)

  1. 物体側から順に、第一反射鏡と、第二反射鏡と、第三反射鏡と、第四反射鏡と、合焦を行うための合焦光学系とを有し、物体からの光が前記第一反射鏡、前記第二反射鏡、前記第三反射鏡および前記第四反射鏡により順次反射され前記合焦光学系を通過した後にカメラの所定の像面に物体像を形成するように備えられ、
    前記第一反射鏡乃至前記第四反射鏡は、回転非対称な非球面形状の反射面を有し、前記像面の中心を通る法線により規定される第一基準軸を含んで前記像面に垂直な基準面に関して対称に構成され、
    前記第一反射鏡は、光の入射方向に対して凹面を向けており、
    前記第一反射鏡および前記第二反射鏡は前記第一基準軸と直交する直交面に対して同じ方向に傾き、前記第三反射鏡および前記第四反射鏡は前記直交面に対して前記第一反射鏡と逆の方向に傾いており、
    前記第二反射鏡および前記第三反射鏡は、前記基準面内で前記第一反射鏡に対して同じ側に偏心配置され
    前記合焦光学系は、物体側から順に、前記第四反射鏡側に凸面を向け前記像面側に凹面を向けたメニスカスレンズである第1レンズと、前記第四反射鏡側に凸面を向け前記像面側に凹面を向けたメニスカスレンズである第2レンズと、前記第四反射鏡側に凸面を向け前記像面側に凹面を向けたメニスカスレンズである第3レンズとを有するカメラ用反射撮影レンズ。
  2. 請求項1に記載されたカメラ用反射撮影レンズであって、
    前記第1レンズ、前記第2レンズ及び前記第3レンズは、互いに異なる光学材料により形成されているカメラ用反射撮影レンズ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載されたカメラ用反射撮影レンズであって、
    前記第1レンズ、前記第2レンズ及び前記第3レンズは、前記第一基準軸に対する傾き角が零度であるカメラ用反射撮影レンズ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載されたカメラ用反射撮影レンズであって、
    前記合焦光学系は、前記第四反射鏡と前記像面との間の光路中に配置されているカメラ用反射撮影レンズ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載されたカメラ用反射撮影レンズであって、
    前記合焦光学系は、前記第一基準軸と平行な方向に沿って一体的に移動可能な複数のレンズを有するカメラ用反射撮影レンズ。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載されたカメラ用反射撮影レンズであって、
    前記第一反射鏡の反射面と前記基準面との交差曲線の中心曲率をA11とし、前記第一反射鏡の反射面の中心を通る法線を含んで前記基準面と直交する面と前記第一反射鏡の反射面との交差曲線の中心曲率をA12とし、前記第二反射鏡の反射面と前記基準面との交差曲線の中心曲率をA21とし、前記第二反射鏡の反射面の中心を通る法線を含んで前記基準面と直交する面と前記第二反射鏡の反射面との交差曲線の中心曲率をA22とするとき、
    (A12−A11)×(A22−A21)>−0.00000005 (1)
    の条件を満足するカメラ用反射撮影レンズ。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載されたカメラ用反射撮影レンズであって、
    前記第一反射鏡の回転非対称な非球面は、該非球面の接平面の原点における法線方向をz方向とし、前記接平面と前記基準面との交線の方向をy方向とし、前記接平面内でy方向と直交する方向をx方向とし、前記非球面のz方向のサグ量をsとし、mおよびnを0を含む自然数とし、単項式x ・y の係数をC (m,n)とするとき、次の式(2)により規定され、且つ次の条件式(3)を満足するカメラ用反射撮影レンズ。
    Figure 0006187733
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載されたカメラ用反射撮影レンズであって、
    前記第二反射鏡の回転非対称な非球面は、該非球面の接平面の原点における法線方向をz方向とし、前記接平面と前記基準面との交線の方向をy方向とし、前記接平面内でy方向と直交する方向をx方向とし、前記非球面のz方向のサグ量をsとし、mおよびnを0を含む自然数とし、単項式x ・y の係数をC (m,n)とするとき、次の式(4)により規定され、且つ次の条件式(5)を満足するカメラ用反射撮影レンズ。
    Figure 0006187733
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載されたカメラ用反射撮影レンズであって、
    前記第一反射鏡乃至前記第四反射鏡は、前記物体の位置において前記像面と光学的に共役な面として定義される物体面が前記像面と平行になるように配置されているカメラ用反射撮影レンズ。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載されたカメラ用反射撮影レンズであって、
    前記第一反射鏡乃至前記第四反射鏡は、前記第一反射鏡の反射面の中心に対して前記第一基準軸と平行に入射した光が、前記第二反射鏡、前記第三反射鏡および前記第四反射鏡を経て前記像面の中心に垂直入射するように配置されているカメラ用反射撮影レンズ。
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