JP6184818B2 - 成分測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、体液中の所定成分を測定する成分測定装置に関する。
従来から、血液や尿等の体液中の生体成分を検出して、その成分量や性質等を測定する成分測定装置が広く知られている。
例えば、特許文献1には、被検者から採取した血液の血糖値を計測する成分測定装置が開示されている。この成分測定装置では、使用に際して、筐体の先端部にセンサユニット(採取具)が装着される。次いで、採取具内に流入させた血液の血糖値を所定の測定端子により測定し、筐体に設置された表示部において測定結果を表示させる。測定が終了した後、筐体の外面に突設されたスライダーを指でスライド移動させることにより、筐体から採取具を離脱させることが可能になっている。
特開2005−43116号公報
上記のように採取具を筐体から離脱させるための機構として、スライダーのような部材を採用することにより、筐体から採取具を取り外す作業を比較的容易に行うことが可能な装置として構成することができる。
しかしながら、従来技術に係る成分測定装置においては、スライダーが筐体の外面から突出するように設置されているため、使用者が使用する際に手指等が誤ってスライダーに触れてしまうことがあり、採取具が不用意に取り外されてしまうといった誤操作が行われる可能性がある。また、このような課題に対して、例えば、スライダーを筐体の外面から突出させずに設置するといった対策を講じ得るが、単純に、スライダーを筐体の外面から突出しないように設置しただけでは指先の感覚でスライダーの位置が把握しづらくなる上に、スライド操作を行う際にスライダーに手指を掛けることができなくなるため、使い勝手が悪いものとなってしまう。特に、高齢者や目の不自由な人にとっては、操作性の低下が顕著なものとなる。
そこで、本発明の目的は、採取具が不用意に取り外されてしまうといった誤操作の発生を未然に防止することができ、かつ、操作性の向上が図られた成分測定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の成分測定装置は、体液に含まれる所定成分を測定する成分測定装置であって、把持可能に構成された筐体と、前記筐体に設置され、体液を収容する採取具が着脱可能に装着される採取具装着部と、前記筐体にスライド移動可能に取り付けられ、スライド移動に伴い前記採取具装着部に装着された前記採取具を押し出して前記採取具装着部から離脱させるイジェクト部材と、を有しており、前記イジェクト部材には、当該イジェクト部材の前記スライド移動を前記筐体の外部において操作可能にするためのイジェクト操作部が設けられており、前記筐体の外面には、前記イジェクト操作部が収容される凹状の溝部が設けられており、前記イジェクト操作部は、前記溝部内において当該溝部の一端との間に隙間を隔てた状態で前記一端から離反する方向へスライド移動可能に設置されており、前記溝部は、前記スライド移動方向に沿う前記筐体の縦断面において、前記溝部の一端側から前記イジェクト操作部側に向けて、前記筐体の内部空間側へ次第に大きく凹むように湾曲した部分を有する、成分測定装置。
本発明の成分測定装置によれば、イジェクト部材をスライド移動させるためのイジェクト操作部が筐体の外面に形成された凹状の溝部内に収容されているため、筐体の外面にイジェクト操作部が突出して設置されない。このため、イジェクト操作部に手指等が誤って触れてしまうことに起因する誤操作の発生を未然に防止することが可能になる。また、イジェクト操作部が凹状の溝部内において当該溝部の一端と隙間を隔てて配置されているため、この溝部の一端に手指を掛けることができる。このため、採取具を離脱させる操作を行う際に指先の感覚でイジェクト操作部の位置を容易に把握することが可能になるとともに、筐体に手指を掛けながら離脱させる操作を行うことが可能になるため、使用時の操作性が向上する。
また、筐体の外面において窓部が設けられた面と相対する面に溝部が配置されるようにすれば、操作性の向上を図りつつ、窓部の面積を大きく確保することができる。これに加えて、窓部が設けられた面側から筐体を把持する際に誤って手指がイジェクト操作部に触れてしまうことを好適に防止することができるため、より一層使い勝手のよい成分測定装置を提供することが可能になる。
また、筐体に着脱可能に装着されるとともに、イジェクト部材のスライド移動に伴い筐体から離脱されるキャップ部材を有するように構成すれば、採取具を離脱させるための機構およびキャップ部材を取り外すための機構としてイジェクト部材を共用化することができ、部品点数の削減とともに装置の製造コストの削減を図ることができる。
本発明の実施形態に係る成分測定装置の外観斜視図である。 図2は、実施形態に係る成分測定装置の各部の外観を示す図であって、(A)は、成分測定装置の平面図、(B)は、成分測定装置の底面図である。 図3は、実施形態に係る成分測定装置の各部の外観を示す図であって、(A)は、成分測定装置の左側面図、(B)は、成分測定装置の右側面図である。 図4は、成分測定装置の内部構造を示す断面図であって、(A)は、筐体の長手方向に沿う概略断面図、(B)は、成分測定装置の内部に設置された光路ブロックの断面図である。 成分測定装置の筐体からキャップ部材が取り外される様子を示す図である。 成分測定装置の筐体に採取具が取り付けられた様子を示す斜視図である。 図7は、採取具とイジェクト部材の構成を説明するための図であって、(A)は、採取具およびイジェクト部材が組み付けられた筐体の一部を拡大して示す断面図、(B)は、採取具およびイジェクト部材を示す斜視図である。 図8は、実施形態に係る成分測定装置の作用を説明するための図であって、(A)は、キャップ部材が取り付けられた状態の成分測定装置の先端部の断面を拡大して示す拡大断面図、(B)は、筐体からキャップ部材が取り外された際の成分測定装置の先端部の断面を拡大して示す拡大断面図である。 図9は、実施形態に係る成分測定装置の作用を説明するための図であって、(A)は、採取具が装着された状態の成分測定装置の先端部の断面を拡大して示す拡大断面図、(B)は、筐体から採取具が取り外された際の成分測定装置の先端部の断面を拡大して示す拡大断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1〜図7は、実施形態に係る成分測定装置の各部の構成の説明に供する図である。具体的には、図1〜図3には、成分測定装置の外観が示されており、図4には、成分測定装置の内部構成を説明するための断面図が示されており、図5〜図7には、成分測定装置の各操作および各構成を説明するための図が示されている。また、図8、図9には、実施形態に係る成分測定装置の作用の説明に供する断面図が示されている。なお、図中に付されたX軸は、成分測定装置の長手方向を示し、Y軸は、成分測定装置の短手方向を示し、Z軸は、成分測定装置の厚み方向を示している。
本実施形態においては、血液中のグルコース濃度(血糖値)を測定する血糖値測定装置に適用した例を通じて本発明に係る成分測定装置を説明するが、本発明に係る成分測定装置は、生体の体液中の所定成分を測定することを目的とする各種の装置に適用することが可能であり、その適用対象が血糖値測定装置のみに限定されることはない。
図1、図9(A)、図9(B)に示すように、概説すれば、本実施形態に係る血糖値測定装置100は、把持可能に構成された筐体10と、筐体10に設置され、体液を収容する採取具(チップ)60が着脱可能に装着される円筒部140(「採取具装着部」に相当する)と、筐体10にスライド移動可能に取り付けられ、スライド移動に伴い円筒部140に装着された採取具60を押し出して円筒部140から離脱させるイジェクト部材70と、を有している。また、図2(B)、図7(B)に示すように、イジェクト部材70には、当該イジェクト部材70のスライド移動を筐体10の外部において操作可能にするためのイジェクト操作部71が設けられており、筐体10の外面には、イジェクト操作部71が収容される凹状の溝部41が設けられている。そして、図2(B)、図5に示すように、イジェクト操作部71は、溝部41内において当該溝部41の一端41aとの間に隙間gを隔てた状態で、一端41aから離反する方向(図2(B)、図5の左方向)へスライド移動可能に設置されている。なお、各図において、イジェクト部材70およびイジェクト操作部71のスライド移動を矢印sで示している。
まず、血糖値測定装置の全体構成を説明する。
血糖値測定装置100は、使用者(医師、看護師、糖尿病患者、その他の測定を実施する者)が、生体に形成された穿刺部位から滲出した血液を採取して血糖値を測定することを可能にする医療装置として構成されている。
図1に示すように、血糖値測定装置100は、筐体10と、筐体10に着脱可能なキャップ部材80と、を有している。
筐体10は、当該筐体10の上面(一の面)23を構成する第1ケース部材30と、当該筐体10の底面(他の面)25を構成する第2ケース部材40と、を有している。
各ケース部材30、40は、Z軸方向に重ね合わせた状態で、例えば、嵌合や接着等の公知の方法により相互に固定される。図4(A)に示すように、第1ケース部材30と第2ケース部材40との間には、各種の構成部材が収容および保持される内部空間50が区画される。
各ケース部材30、40を構成する材料としては、例えば、硬質のプラスチック材料などを使用することができる。
図1、図2(A)、図3(A)に示すように、第1ケース部材30は全体的に丸みを帯びた外形形状で形成されている。具体的には、上面23側に向けて緩やかに凸状に湾曲した形状を有しており、外周縁部は湾曲した形状となるように面取りされている。
第1ケース部材30には、後述するディスプレイパネル92に表示された測定結果を外部に視認可能にするための窓部31と、血糖値測定装置100の電源をON/OFFするための電源スイッチ32やディスプレイパネル92の表示内容を切り替えたり、血糖値測定装置100の動作状態を切り替えたりするための各種の操作スイッチ33が配置されるスイッチ保持部34と、所定の紐35などが取り付け可能なストラップ部36と、が形成されている。
窓部31は、例えば、筐体10の内部に配置されたディスプレイパネル92(図4(A)を参照)の表示内容が視認可能となるような透明な材料で構成される。スイッチ保持部34は、各スイッチ32、33を押圧自在に収容する穴によって構成される。
図1、図2(B)、図3(B)に示すように、第2ケース部材40は全体的に丸みを帯びた外形形状で形成されている。具体的には、底面25側に向けて凸状に湾曲した形状を有しており、外周縁部は湾曲した形状となるように面取りされている。
図2(B)に示すように、第2ケース部材40の底面25には、イジェクト部材70のイジェクト操作部71が収容される凹状の溝部41が形成されている。この溝部41は、第2ケース部材40の短手方向の略中心位置、かつ、第2ケース部材40の長手方向の先端部側に臨むような位置に形成されている。図示例においては、溝部41は、一端41a側(基端部側)が略円形に形成され、他端41b側(先端部側)が第2ケース部材40の先端部側に開口した形状に形成されている。なお、溝部41の形状は、イジェクト操作部71を筐体10の外面から突出しないように収容可能な形状である限りにおいて変更することができ、イジェクト操作部71の形状や寸法等に応じて適宜変更することが可能である。
また、図2(B)、図3(B)に示すように、第2ケース部材40には、所定の弾性部材144からなる滑り止め43と、筐体10の内部から発せられる音声等を外部で聞き取り易くするための通孔44と、出力電源となる電池を収容する電池収容部51を覆うスライド式の開閉蓋45と、側面の長手方向に沿って所定の長さで延在するリブ46と、が形成されている。
第2ケース部材40に形成されたリブ46は、手指を引っ掛けることが可能な指掛け部としての機能を有している。血糖値測定装置100のように筐体10の外形形状が丸みを帯びた形状に形成されているような場合においても、リブ46が設けられているため、把持した際に手指から血糖値測定装置100が滑り落ちてしまうことを好適に防止することができる。
図1に示すように、キャップ部材80は、先端部が丸みを帯びるように湾曲した形状に形成されている。キャップ部材80の基端部には開口部81が形成されている(図8(B)を参照)。後述するように、この開口部81の内周面を筐体10の先端部に設置された支持ブロック130に対して嵌合させることにより、キャップ部材80を筐体10に対して着脱自在に取り付けることが可能になっている。また、実施形態に係る血糖値測定装置100においては、筐体10からキャップ部材80を取り外す作業は、イジェクト部材70のスライド操作によって行うことが可能になっている(図5、図8(B)を参照)。
血糖値測定装置100においては、図1に示す電源スイッチ32を操作することにより当該装置の電源のON/OFFを切り替える構成としているが、例えば、磁力などにより電源をON/OFFする非接触式のスイッチをキャップ部材80に搭載させることにより、筐体10からのキャップ部材80の着脱に応じて装置の電源がON/OFFされるような構成とすることも可能である。
図2(B)、図3(A)に示すように、キャップ部材80には、所定の紐35などが取り付け可能なストラップ部86と、当該キャップ部材80の基端部の所定位置に設けられた突起87が形成されている。
キャップ部材80のストラップ部86に紐35などの部材を取り付け、さらに、この紐35を第1ケース部材30のストラップ部36に取り付けることにより、キャップ部材80と筐体10とを紐35を介して接続することができる。両部材を紐35で接続することにより、筐体10からキャップ部材80を取り外した後にキャップ部材80の紛失等が生じることを防止することが可能になる。また、キャップ部材80に設けられた突起87は、イジェクト部材70を使用せずに当該キャップ部材80を筐体10から取り外す際などに、当該キャップ部材80を把持し易くするための指掛け部として機能する。
次に、血糖値測定装置の内部構成について説明する。
図4(A)に示すように、第1ケース部材30と第2ケース部材40との間に区画された内部空間50には、血糖値測定装置100の各部の動作を統轄的に制御する制御部としての機能を備える制御回路91と、測定結果や各種の情報を表示するディスプレイパネル92と、筐体10の外部に臨んで配置される各スイッチ32、33の押圧操作に伴い所定の制御信号を制御回路91へ送信して動作状況の切り替えを行う動作切り替え部93と、電源となる電池を収容する電池収容部51と、イジェクト部材70が備える支持部72に設置された光路ブロック110とが収容および保持されている。
ディスプレイパネル92には、例えば、カラー画像を表示可能な液晶ディスプレイパネルやプラズマディスプレイパネル等の公知のものを使用することができる。
筐体10の先端部には、開口部11が形成されている。この開口部11には、キャップ部材80が着脱される支持ブロック130が設置されている。支持ブロック130には、筐体10の外部に配置される嵌合部131と、後述する円筒部140が取り付けられる接続孔132とが設けられている(図5、図6を参照)。
支持部ブロック30の嵌合部131は、筐体10の外面との間に所定の段差を形成するような形状付けがなされている。図8(A)、図8(B)に示すように、キャップ部材80の基端部に形成された開口部81を支持ブロック130の嵌合部131に対して嵌めこむことにより、キャップ部材80を筐体10に対して取り付けることが可能になっている。また、キャップ部材80を筐体10から遠ざける(離反させる)操作を行うことにより、筐体10に対する嵌合を解除してキャップ部材80を取り外すことが可能になっている。
図4(A)、図9(A)に示すように、支持ブロック130に取り付けられた円筒部140には、採取具60が着脱される先端開口部141と、先端開口部141に連通する所定の貫通孔142とが形成されている。採取具60が備える固定筒部64は、円筒部140の貫通孔142に嵌合するように構成されている(図9(A)を参照)。そして、採取具60を円筒部140に対して嵌合させることにより、円筒部140を介して、筐体10に採取具60を装着させることが可能になっている。つまり、円筒部140は、筐体10に採取具60を装着させるための採取具装着部としての機能を有している。なお、円筒部140からの採取具60の取り外しは、後述するように、イジェクト部材70を操作して行われる(図9(B)を参照)。
図7、図9(A)に示すように、円筒部140には、イジェクト部材70に弾性力を付与する弾性部材144を保持するための保持部143が設けられている。この保持部143は、例えば、弾性部材144の伸縮方向に延在する突起などによって構成することができる。
図4(A)に示すように、イジェクト部材70が備える支持部72には、所定の光路112、113を形成する光路ブロック110が設置されている。
光路ブロック110には、血糖値の計測を行う際に採取具60に装着された試験紙68へ向けて所定の波長の測定光を出射する第1と第2の発光素子121、122、および試験紙68によって反射された反射光を受光する受光素子123が実装された光学系基板120が設置されている。この光学系基板120は、光路ブロック110の基端部側の所定の位置において保持されている。また、光学系基板120は、所定のリード線124を介して制御回路91と電気的に接続されている。
ここで、血糖値測定装置100においては、血糖値の測定方法として、採取具60が備える試験紙68が血液と接触した際に生じる呈色反応に基づいて血糖値の測定を行う比色法を採用している。具体的には、採取具60が備える試験紙68に血液を保持させた状態で試験紙68に対して測定光を出射し、試験紙68に保持された血液によって反射された反射光を検知して、その反射光の強度や波長等に基づいて呈色の強度(度合い)を検出して、その検出結果に基づいて血糖値を測定している。
測定に用いられる第1の発光素子121と第2の発光素子122は、異なる波長の測定光を出射する。各発光素子121、122としては、例えば、所定波長の光を発光する発光ダイオード(LED)を適用することができる。反射光を検出する受光素子123としては、例えば、フォトダイオード(PD)を適用することができる。
血糖値測定装置100による血糖値の測定では、第1の発光素子121と第2の発光素子122から交互に測定光が出射される。第1の発光素子121が照射する測定光によって発色試薬とブドウ糖との反応で生じた色素を検出し、ブドウ糖の量に応じた呈色濃度を測定する。また、第2の発光素子122が照射する測定光によって赤血球を検出し、赤血球の赤色濃度を測定する。そして、呈色濃度から得られるグルコース値を赤色濃度から得られるヘマトクリット値を用いて補正し、血糖値を求めることが可能になっている。
図4(B)には、図4(A)に示す4B−4B線に沿う光路ブロック110の断面図が示される。光路ブロック110には、測定光用の光路112と反射光用の光路113が形成されている。各光路112、113の間には、測定光と反射光が混在することを防止するための隔壁111が設けられている。
血糖値測定装置100の動作制御を行う制御回路91には、プリントによって所定の配線回路が形成されている。また、所定の処理を実行するためのマイクロコンピュータ、所定のプログラムが記憶されたROMやRAM等の記憶装置、及びその他の電子部品(能動素子、受動素子等)が実装されている。各発光素子121、122は、この制御回路91からの発光指示(制御信号)に基づき測定光を出射する。受光素子123は、試験紙68に保持された血液によって反射された反射光を受光し、制御回路91に対し検出信号を送信する。制御回路91に設けられているマイクロコンピュータは、この検出信号を受けて所定の処理を実施した後、血糖値を算出し、ディスプレイに測定結果を表示する。なお、上記の一連の動作および処理は、例えば、血糖値測定装置100に設けられた操作スイッチ33を使用者が押圧することにより開始される。ただし、公知の無線通信手段等により、外部装置からの指示で自動で開始されるように構成されていてもよい。
次に、採取具の構成について説明する。
図7(B)、図9(A)に示すように、採取具60は、円板状に形成されたベース部61と、このベース部61の一方の面に形成されたノズル部62と、ベース部61の他方の面に形成された固定筒部64と、を有している。
ノズル部62は、ベース部61の中央に立設されており、その中心部には軸方向へ貫通する採取孔63が設けられている。ノズル部62の先端部は先細り形状に形成されている。なお、ノズル部62の先端面には、血液を吸引し易くするための溝等を適宜設けることができる。
採取具60の固定筒部64は、筐体10に設置された円筒部140の貫通孔142に嵌まり合うことが可能な大きさで形成されている。また、採取具60の固定筒部64の先端部には、弾性片からなる複数の係合爪65が形成されている。各係合爪65には、円筒部140に対する固定筒部64の嵌合力を向上させるための突条部66が形成されている。
図9(A)に示すように、採取具60の固定筒部64の内側には、採取孔63に連通された試験紙収納部67が設けられている。この試験紙収納部67には、血液を採取して所定量の血液を保持する試験紙68が収納されている。
血糖値測定装置100を使用して測定を行うにあたり、採取具60が筐体10に対して取り付けられる。そして、採取具60のノズル部62を介して試験紙収納部67に収納された試験紙68に血液を保持させると、血液中のブドウ糖と試験紙68に担持されている試薬とが反応を開始し、ブドウ糖の量に応じて呈色する。呈色反応が生じた後、試験紙68に保持された血液に対して光路ブロック側から測定光を照射することにより、呈色した試験紙68の色を測定(測色)することができる。
次に、イジェクト部材の構成について説明する。
図7(B)に示すように、イジェクト部材70は、筐体10の第2ケース部材40に形成された溝部41内に収容されるイジェクト操作部71と、光路ブロック110が配置される支持部72と、支持部72の先端側に配置された押し出し部73と、を有している。
イジェクト操作部71は、先端部側の厚みが基端部側よりも大きく形成された板状の部材によって構成されている。また、イジェクト操作部71において筐体10の外部に配置される表面部分には、当該イジェクト操作部71を操作する際に手指の感覚でイジェクト操作部71の位置を容易に把握することができるようにするための突条部75が形成されている(図5を参照)。
支持部72は、イジェクト操作部71とは別の部材によって構成されており、ネジ等の所定の固定部材74によってイジェクト操作部71に対して固定されている。押し出し部73は、周方向の一部が切り欠かれた略円筒状の部材によって構成されている。
図7(A)に示すように、イジェクト操作部71は、イジェクト部材70が筐体10に取り付けられた状態において、第2ケース部材40に形成された溝部41の一端41aとの間に隙間gを形成して配置される。また、イジェクト操作部71は、筐体10の外面の一部をなす底面25から突出することのないように溝部25内に設置される。イジェクト部材70に組み付けられたイジェクト操作部71を筐体10の外部においてスライド移動させると(図9(B)を参照)、イジェクト部材70の各部が一体的にスライド移動する。
イジェクト部材70は、筐体10の内部に設置された弾性部材144により、溝部41の一端41a側に向かう方向に弾性力が付与された状態で筐体10に組み付けられている。このため、弾性部材144の弾性力に抗してイジェクト操作部71を溝部41の他端41b側(先端側)へ向けてスライド移動させた後、イジェクト操作部71に対する操作力を弱めると、弾性部材144の弾性力によってイジェクト操作部71は溝部41の一端41a側(基端側)に押し戻される。つまり、イジェクト操作部71は、外部から操作されていない状態では初期位置P1に留まり(図9(A)を参照)、外部から溝部41の他端41b側へ向かう方向の力が付与された際に前進限位置P2まで移動し(図9(B)を参照)、操作が解除されると、初期位置P1まで自動的に移動するように構成されている。なお、図7(A)に示すように、イジェクト部材70が先端側へ向けてスライド移動した際に、イジェクト部材70の各部と筐体10とが干渉しないように、イジェクト操作部71と支持部72との間には所定のクリアランスCが適宜設けられる。
イジェクト部材70に弾性力を付与する弾性部材144としては、例えば、スプリングや板バネ等を使用することが可能である。
次に、イジェクト操作部を操作して筐体からキャップを離脱させる手順を説明する。
図8(A)には、筐体10の支持ブロック130にキャップ部材80が装着された状態が図示されている。筐体10にキャップ部材80を装着させる作業は、キャップ部材80に形成された開口部81の内周面を、筐体10に設置された支持ブロック130の外面に嵌合させることにより行われる。
筐体10にキャップ部材80が装着された状態においては、イジェクト部材70のイジェクト操作部71は、溝部41の一端41aから所定の距離だけ離隔した位置、すなわち初期位置P1に配置される。このため、イジェクト操作部71に手指を掛ける際に、手指の感覚で溝部41の一端41aを確認することにより、イジェクト操作部71の位置や、イジェクト操作部71をスライド移動させる方向を容易に把握することができる。
図8(B)に示すように、キャップ部材80を離脱させる作業を行う際に筐体10の外部でイジェクト操作部71を前進限位置P2に向けてスライド移動させる。このスライド移動に伴い、イジェクト操作部71の先端部71aがキャップ部材80の基端部に当接する。さらに前進限位置P2へ向けてイジェクト操作部71を移動させると、イジェクト操作部71の先端部によってキャップ部材80が押し出され、筐体10から離脱する(図5を参照)。
このように、イジェクト操作部71をスライド移動させる簡単な操作によってキャップ部材80の取り外しを行うことができる。さらに、イジェクト操作部71をスライド移動させる際に、溝部41の一端41aに手指を掛けながら操作を行うことができるため、スライド移動をより一層容易に行うことができる。
次に、イジェクト操作部を操作して筐体から採取具を離脱させる手順を説明する。
図6に示すように、血糖値測定装置100を使用した測定を行うにあたり、採取具60を筐体10に装着させる。なお、採取具60を装着させる前に、前述したように筐体10からキャップ部材80を取り外す作業が行われる。
図9(A)には、筐体10の円筒部140に採取具60が装着された状態が図示されている。筐体10の円筒部140に採取具60を装着させる作業は、採取具60の固定筒部64を円筒部140の貫通孔142に嵌合させることにより行われる。
血糖値測定装置100を使用した測定を実際に行う場合には、採取具60を使用して測定対象者の血液を採取する作業が行われる。具体的には、指先を所定の穿刺器具で穿刺し、皮膚上に少量(例えば、0.3〜1.5μL程度)の血液を流出させる。そして、指先から流出した血液に、血糖値測定装置100の先端に装着されている採取具60のノズル部62の先端を接触させる。これにより、血液は、ノズル部62から採取孔63内に取り込まれ、毛細管現象によって吸引される。血液が試験紙収容部67内に収容されている試験紙68に染み込み、試験紙68の径方向外側へ向かって徐々に広がっていく。この血液の展開と同時に、血液中のブドウ糖と試験紙68に含まれている発色試薬とが反応を開始し、ブドウ糖の量に応じて試験紙68が呈色する。そして、この試験紙68に向けて測定光を照射して測定が行われる。測定結果は、ディスプレイパネル92に表示される。
上記の測定が終了した後、採取具60を筐体10から離脱させる作業が行われる。
図9(A)に示すように、筐体10に採取具60が装着された状態においては、イジェクト部材70のイジェクト操作部71は、溝部41の一端41aから所定の距離だけ離隔した初期位置P1に配置される。このため、キャップ部材80を取り外す作業を行う場合と同様に、イジェクト操作部71に手指を掛ける際に、手指の感覚で溝部41の一端41aを確認することにより、イジェクト操作部71の位置や、イジェクト操作部71をスライド移動させる方向を容易に把握することができる。
図9(B)に示すように、キャップ部材80を離脱させる作業を行う際は、筐体10の外部でイジェクト操作部71を前進限位置P2へ向けてスライド移動させる。このスライド移動に伴い、イジェクト操作部71に一体的に設けられた押し出し部73が採取具60の固定筒部64に当接する。さらに前進限位置P2へ向けてイジェクト操作部71を移動させると、押し出し部73によって採取具60が押し出され、筐体10から離脱する。
筐体10からキャップ部材80を離脱させる作業を行う場合と同様に、イジェクト操作部71をスライド移動させる簡単な操作によって採取具60の取り外しを行うことができる。さらに、イジェクト操作部71をスライド移動させる際に、溝部41の一端41aに手指を掛けながら操作を行うことができるため、スライド移動をより一層容易に行うことができる。
以上のように、本実形態に係る血糖値測定装置100によれば、イジェクト部材70をスライド移動させるためのイジェクト操作部71が筐体10の外面に形成された凹状の溝部41内に収容されているため、筐体10の外面にイジェクト操作部71が突出して設置されない。このため、イジェクト操作部71に手指等が誤って触れてしまうことに起因する誤操作の発生を未然に防止することが可能になる。また、イジェクト操作部71が凹状の溝部41内において当該溝部41の一端41aと隙間gを隔てて配置されているため、この溝部41の一端41aに手指を掛けることができる。このため、採取具60を離脱させる操作を行う際に指先の感覚でイジェクト操作部71の位置を容易に把握することが可能になるとともに、筐体10に手指を掛けながら離脱させる操作を行うことが可能になるため、使用時の操作性が向上する。
また、筐体10の外面において窓部31が設けられた上面23と相対する底面25に溝部41が配置されているため、操作性の向上を図りつつ、窓部31の面積を大きく確保することができる。これに加えて、窓部31が設けられた上面23側から筐体10を把持する際に手指がイジェクト操作部71に誤って触れてしまうことを好適に防止することができるため、より一層使い勝手のよい成分測定装置を提供することが可能になる。
また、筐体10に着脱可能に装着されるとともに、イジェクト部材70のスライド移動に伴い筐体から離脱されるキャップ部材80を有するように構成されているため、採取具60を離脱させるための機構およびキャップ部材80を取り外すための機構としてイジェクト部材70を共用化して使用することができ、部品点数の削減とともに装置の製造コストの削減を図ることができる。
以上のように実施形態を通じて本発明に係る成分測定装置を説明したが、本発明に係る成分測定装置は実施形態において説明した構成のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて種々改変することが可能である。
例えば、筐体10の外形形状は、図示した形状のみに限定されることはなく、イジェクト操作部71が収容される凹状の溝部41が設けられている限りにおいて変更することが可能である。キャップ部材80の外形形状も図示した形状に限定されず、適宜変更することが可能である。キャップ部材80の使用を前提とした装置構成とせずに、その使用を省略することも可能である。
また、例えば、筐体10の内部に保持される各種の構成部材の種類や配置等は、測定対象となる成分を測定し得るように構成されている限りにおいて変更することができる。例えば、成分測定装置は、血糖値を計測するための血糖値測定装置100以外の装置として構成することも可能であるが、この場合、装置各部の構成は、測定対象となる体液の成分を測定可能な限りにおいて適宜変更される。
また、例えば、イジェクト部材70は、スライド移動に伴って採取具60を離脱させることが可能な限りにおいてその構成を変更することができ、実施形態において説明したような形状や構造等に限定されることはない。
また、例えば、窓部31が設けられる位置との関係で溝部41を底面25に形成した実施形態を説明したが、溝部41を底面25以外の部位に形成することも可能である。
10 筐体、
23 上面(一の面)、
25 底面(他の面)、
30 第1ケース部材、
31 窓部、
40 第2ケース部材、
41 凹状の溝部、
41a 溝部の一端
41b 溝部の他端、
46 リブ、
60 採取具、
70 イジェクト部材、
71 イジェクト操作部、
80 キャップ部材、
100 血糖値測定装置(成分測定装置)、
140 円筒部(採取具装着部)、
g 隙間、
P1 初期位置、
P2 前進限位置。

Claims (3)

  1. 体液に含まれる所定成分を測定する成分測定装置であって、
    把持可能に構成された筐体と、
    前記筐体に設置され、体液を収容する採取具が着脱可能に装着される採取具装着部と、
    前記筐体にスライド移動可能に取り付けられ、スライド移動に伴い前記採取具装着部に装着された前記採取具を押し出して前記採取具装着部から離脱させるイジェクト部材と、を有しており、
    前記イジェクト部材には、当該イジェクト部材の前記スライド移動を前記筐体の外部において操作可能にするためのイジェクト操作部が設けられており、
    前記筐体の外面には、前記イジェクト操作部が収容される凹状の溝部が設けられており、
    前記イジェクト操作部は、前記溝部内において当該溝部の一端との間に隙間を隔てた状態で前記一端から離反する方向へスライド移動可能に設置されており、
    前記溝部は、前記スライド移動方向に沿う前記筐体の縦断面において、前記溝部の一端側から前記イジェクト操作部側に向けて、前記筐体の内部空間側へ次第に大きく凹むように湾曲した部分を有する、成分測定装置。
  2. 前記筐体の外面のうち一の面には、測定結果を外部に視認可能にするための窓部が設けられており、
    前記溝部は、前記筐体の外面のうち、前記一の面と相対して配置される他の面側に設けられている、請求項1に記載の成分測定装置。
  3. 前記筐体に着脱可能に装着されるとともに、前記イジェクト部材のスライド移動に伴い前記筐体から離脱されるキャップ部材をさらに有する、請求項1または請求項2に記載の成分測定装置。
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