JP6184444B2 - 乾燥した植物の密封収納方法及び乾燥した植物の密封収納体 - Google Patents
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Description
特に、袋内は脱気されるため、乾燥した植物はクッション材により容易に沈み込み、沈み込んだ分、積層体周縁の空気が袋の外へと放出され、空気を排除した分、乾燥した植物の劣化を防ぎ、
また、被乾燥物が沈み込んだ分、乾燥した植物にかかる力が軽減されて、乾燥した植物の損傷を防ぐと共に、第1の板状部材と第2の板状部材との間に乾燥した植物を介在しても、第1の板状部材が第2の板状部材に近づき、より平坦であって、厚みがより薄い乾燥した植物の密封収納体を得ることができる。
また、乾燥した植物が沈み込んだ分、乾燥した植物にかかる第1の板状部材からの力が軽減されて、乾燥した植物の損傷を防ぐと共に、第1の板状部材と第2の板状部材との間に乾燥した植物を介在しても、第1の板状部材が第2の板状部材に近づき、より平坦であって、厚みがより薄い乾燥した植物の密封収納体を得ることができる。
図1に示すKは乾燥した植物の密封収納体で、乾燥した植物の密封収納体Kは、平面視、四角形状であって、ガスバリア性のフィルムで形成された透明な袋1と、この袋1内に収納された積層体2とを備えている(図1乃至図3)。
なお、上述のガスバリア性のフィルムは、水蒸気や酸素等の各種ガスの遮断を必要とする物品の包装に広く用いられているものである。
乾燥した植物22は、第1の板状部材21と第2の板状部材23とで積層されたままでも良いが、
望ましくは、乾燥した植物22は、第2の板状部材23に接着剤で接着されても良いし、又は、乾燥した植物22は、第1の板状部材21に接着剤で接着されても良いし、又は、乾燥した植物22は、第2の板状部材23及び第1の板状部材21に接着剤で接着されても良い。
乾燥した植物22は、本実施例では、キーウィフルーツの果実を輪切りにして乾燥したものを示したが、本願発明にあっては、これに限らず、例えば、乾燥したキーウィフルーツ以外の果実、押し花、押し葉、乾燥した枝、乾燥した根等であっても良い。
袋1の開口部1aは、図1及び図3に示すように、シール(第1のヒートシール部1S)されて袋1は密封状態であって、袋1内は脱気されている。脱気は、図3に示すように、袋1の表側フィルム1Aが第1の板状部材21に、袋1の裏側フィルム1Bが第2の板状部材23に、それぞれ密着する程度である。
クッション材24は、例えば、不織布で形成されている。なお、第1の板状部材21、乾燥した植物22、クッション材24、第2の板状部材23の順で積層された積層体2を袋1内に収納された状態で脱気すると、乾燥した植物22はクッション材24により容易に沈み込み[図6(a)(b)参照]、沈み込んだ分、積層体2周縁の空気が袋1の外へと放出され、空気をより排除でき、乾燥した植物22の劣化をより防ぐことができる。
また、乾燥した植物22が沈み込んだ分、乾燥した植物22にかかる第1の板状部材21からの力が軽減されて、乾燥した植物22の損傷を防ぐと共に、第1の板状部材21と第2の板状部材23との間に乾燥した植物22を介在しても、第1の板状部材21が第2の板状部材22に近づき、より平坦であって、厚みがより薄い乾燥した植物の密封収納体Kを得ることができる。
図7(b)に示す1は、上述と同様、平面視、四角形状であって、ガスバリア性のフィルムで形成された透明な袋である。
袋1の開口部1aと反対側の第1の端部1Xに逆止弁3が取り付けられている。
密封後、逆止弁3を介して袋1内を脱気して袋1のフィルムを積層体2に密着させる。脱気は、図示しない空気抜きポンプに接続されたチューブを逆止弁3に接続して、袋1内の空気を袋1の外へと排出する[図7(d)参照]。
そして、積層体2は、四角形状の透明な第1の板状部材21と四角形状の第2の板状部材23と間に位置した乾燥した植物22を積層したものであり、また、上記脱気は、袋1の表側フィルム1Aが第1の板状部材21に、袋1の裏側フィルム1Bが第2の板状部材23に、それぞれ密着する程度である[図3及び図7(e)参照]。
脱気した後、不必要な部位10、20をカットして除去する[図7(f)参照]。
なお、脱気した後、逆止弁3の開放側を閉じるようにヒートシール部1X’を形成して密封する[図7(e)参照]ようにしても良い。
即ち、図7(a)(b)に示すように、袋1の開口部1aを介して図5記載の積層体2(少なくとも、透明な第1の板状部材21、乾燥した植物22、クッション材24、第2の板状部材23の順で積層された積層体)を袋1内に収納する。収納後、開口部1aを閉じるように第1のヒートシール部1Sを形成して袋1を密封する[図7(c)参照]。
密封後、逆止弁3を介して袋1内を脱気して袋1のフィルムを積層体2に密着させる。脱気は、図示しない空気抜きポンプに接続されたチューブを逆止弁3に接続して、袋1内の空気を袋1の外へと排出する[図7(d)参照]。
そして、積層体2は、四角形状の透明な第1の板状部材21、乾燥した植物22、クッション材(不織布)24、四角形状の第2の板状部材23を有し、第1の板状部材21に袋1の表側フィルム1Aが対向し、第2の板状部材23に袋1の裏側フィルム1Bが対向し、第1の板状部材21とクッション材24の間に乾燥した植物22が、第2の板状部材23と乾燥した植物22の間にクッション材24が、それぞれ位置したものであり、また、上記脱気は、袋1の表側フィルム1Aが第1の板状部材21に、袋1の裏側フィルム1Bが第2の板状部材23に、それぞれ密着する程度である[図6(a)(b)及び図7(e)参照]。
脱気した後、不必要な部位10、20をカットして除去する[図7(f)参照]。
なお、脱気した後、上述の実施例と同様に、逆止弁3の開放側を閉じるようにヒートシール部1X’を形成して密封する[図7(e)参照]ようにしても良い。
なお、図8(c)に示すように、第1の板状部材21の第1のヒートシール部1Sに平行であって第1のヒートシール部1Sから遠い側の一辺は、第1の辺MNであり、第1の辺MNに近い側の逆止弁3の端部は、逆止弁袋内側端部3Xであり、脱気するまでは、上述図7記載の実施例と同様であるので、その説明を省略する。
袋1内を脱気した後、図8(e)に示すように、第1の辺MNと逆止弁袋内側端部3Xの間であって、第1のヒートシール部1Sに平行な第2のヒートシール部2Sを形成する。
形成後、第2のヒートシール部2Sと逆止弁袋内側端部3Xとの間を第2のヒートシール部2Sに沿って切断して、袋1から逆止弁3を除去することができる[図8(f)参照]。
この不具合をなくすために、第1の紙4、第2の紙5を用いる。
第1の板状部材21と第2の板状部材23がアクリルで形成されている場合の積層体2の袋1内への収納については、以下の順で行われる。
図9(b)に示すように、第2の紙5の上に置かれた第2の板状部材23の上に乾燥した植物22を置き、その後、図9(a)に示すように第1の板状部材21の上に第1の紙4を置いた状態で、第1の板状部材21を乾燥した植物22に当接して、第1の板状部材21と第2の板状部材23とで乾燥した植物22を挟持し、第1の板状部材21と第2の板状部材23と間に乾燥した植物22を積層して積層体2を形成する[図9(a)〜(c)参照]。
形成後、図9(d)〜(d’)に示すように、積層体2と共に、第1の紙4及び第2の紙5も袋1内に収納し、収納後、図9(d”)に示すように、袋1内から第1の紙4及び第2の紙5を除去する。
第1の紙4及び第2の紙5の除去は、その他、積層体2と共に、第1の紙4及び第2の紙5を袋1内に収納する途中に第1の紙4及び第2の紙5を除去し、除去後、積層体2を袋1内に収納するか、又は、第1の紙4及び第2の紙5を除去した後、積層体2を袋1内に収納するかの何れかである。
その後は、上述の図8記載の実施例と同様に、袋1の開口部1aを閉じるように第1のヒートシール部1Sを形成して袋1を密封し[図9(e)参照]、密封後、逆止弁3を介して袋1内を脱気して袋1のフィルムを積層体2に密着させる[図9(f)参照]。
袋1内を脱気した後、第1の辺MNと逆止弁袋内側端部3Xの間であって、第1のヒートシール部1Sに平行な第2のヒートシール部2Sを形成する[図9(g)参照]。
形成後、第2のヒートシール部2Sと逆止弁袋内側端部3Xとの間を第2のヒートシール部2Sに沿って切断して、袋1から逆止弁3を除去することができる[図9(h)参照]。
図10(a)〜(c)に示すように、第2の板状部材23の上に置かれたクッション材24の上に乾燥した植物22を置き、その後、第1の板状部材21の上に紙4を置いた状態で、第1の板状部材21を乾燥した植物22に当接して、第1の板状部材21と第2の板状部材23とでクッション材24を介して乾燥した植物22を挟持して積層体2を形成する。
形成後、図10(d)〜(d’)に示すように、積層体2と共に、紙4も袋1内に収納し、収納後、図10(d”)に示すように、袋1内から紙4を除去する。
紙4の除去は、その他、積層体2と共に、紙4を袋1内に収納する途中に紙4を除去し、除去後、積層体2を袋1内に収納するか、又は、紙4を除去した後、積層体2を袋1内に収納するかの何れかである。
その後は、上述の実施例と同様に、袋1の開口部1aを閉じるように第1のヒートシール部1Sを形成して袋1を密封し[図10(e)参照]、密封後、逆止弁3を介して袋1内を脱気して袋1のフィルムを積層体2に密着させる[図10(f)参照]。
袋1内を脱気した後、第1の辺MNと逆止弁袋内側端部3Xの間であって、第1のヒートシール部1Sに平行な第2のヒートシール部2Sを形成する[図10(g)参照]。
形成後、第2のヒートシール部2Sと逆止弁袋内側端部3Xとの間を第2のヒートシール部2Sに沿って切断して、袋1から逆止弁3を除去することができる[図10(h)参照]。
なお、本実施例にあっては、第2の板状部材23の上にクッション材24、クッション材24の上に乾燥した植物22を置くようにしたが、
望ましくは、第2の板状部材23より厚さが厚い厚紙(図示せず)の上に第2の板状部材23、第2の板状部材23の上にクッション材24、クッション材24の上に乾燥した植物22を置くようにする。第2の板状部材23の下の厚紙(図示せず)は、脱気する前に袋1内から除去するようにする。
積層体2を袋1内に収納する際、積層体2の先端部が袋1内の逆止弁3に当接しないように、図示しない逆止弁押さえ部材(例えば、スチール製定規)で逆止弁3を押さえた状態で、積層体2を逆止弁押さえ部材(例えば、スチール製定規)の上方から袋1内に収納し、収納後、図示しない逆止弁押さえ部材を除去するようにすると良い。
2 積層体
3 逆止弁
1a 開口部
1X 第1の端部
1S 第1のヒートシール部
Claims (8)
- 平面視、四角形状であって、ガスバリア性のフィルムで形成された透明な袋と、
この袋の開口部と反対側の第1の端部に取り付けられた逆止弁とを備え、
前記袋の開口部を介して積層体を前記袋内に収納し、
収納後、前記開口部を閉じるように第1のヒートシール部を形成して前記袋を密封し、
密封後、前記逆止弁を介して前記袋内を脱気して前記袋のフィルムを前記積層体に密着させるものであり、
前記積層体は、四角形状の透明な第1の板状部材と四角形状の第2の板状部材と間に位置した乾燥した植物を積層したものであり、
前記脱気は、前記袋の表側フィルムが前記第1の板状部材に、前記袋の裏側フィルムが前記第2の板状部材に、それぞれ密着する程度であり、
前記第1の板状部材の前記第1のヒートシール部に平行であって前記第1のヒートシール部から遠い側の一辺は、第1の辺であり、
この第1の辺に近い側の逆止弁の端部は、逆止弁袋内側端部であり、
袋内を脱気した後、
前記第1の辺と前記逆止弁袋内側端部の間であって、前記第1のヒートシール部に平行な第2のヒートシール部を形成し、
形成後、前記第2のヒートシール部と前記逆止弁袋内側端部との間を前記第2のヒートシール部に沿って切断して、
前記袋から前記逆止弁を除去する
ことを特徴とする乾燥した植物の密封収納方法。 - 平面視、四角形状であって、ガスバリア性のフィルムで形成された透明な袋と、
この袋の開口部と反対側の第1の端部に取り付けられた逆止弁とを備え、
前記袋の開口部を介して積層体を前記袋内に収納し、
収納後、前記開口部を閉じるように第1のヒートシール部を形成して前記袋を密封し、
密封後、前記逆止弁を介して前記袋内を脱気して前記袋のフィルムを前記積層体に密着させるものであり、
前記積層体は、四角形状の透明な第1の板状部材、乾燥した植物、クッション材、四角形状の第2の板状部材を有し、前記第1の板状部材に前記袋の表側フィルムが対向し、
前記第2の板状部材に前記袋の裏側フィルムが対向し、前記第1の板状部材と前記クッション材の間に前記乾燥した植物が、前記第2の板状部材と前記乾燥した植物の間に前記クッション材が、それぞれ位置し、
前記脱気は、前記袋の表側フィルムが前記第1の板状部材に、前記袋の裏側フィルムが前記第2の板状部材に、それぞれ密着する程度であり、
前記第1の板状部材の前記第1のヒートシール部に平行であって前記第1のヒートシール部から遠い側の一辺は、第1の辺であり、
この第1の辺に近い側の逆止弁の端部は、逆止弁袋内側端部であり、
袋内を脱気した後、
前記第1の辺と前記逆止弁袋内側端部の間であって、前記第1のヒートシール部に平行な第2のヒートシール部を形成し、
形成後、前記第2のヒートシール部と前記逆止弁袋内側端部との間を前記第2のヒートシール部に沿って切断して、
前記袋から前記逆止弁を除去する
ことを特徴とする乾燥した植物の密封収納方法。 - 平面視、四角形状であって、ガスバリア性のフィルムで形成された透明な袋と、
この袋の開口部と反対側の第1の端部に取り付けられた逆止弁とを備え、
前記袋の開口部を介して積層体を前記袋内に収納し、
収納後、前記開口部を閉じるように第1のヒートシール部を形成して前記袋を密封し、
密封後、前記逆止弁を介して前記袋内を脱気して前記袋のフィルムを前記積層体に密着させるものであり、
前記積層体は、四角形状の透明な第1の板状部材と四角形状の透明な第2の板状部材と間に位置した乾燥した植物を積層したものであり、
前記脱気は、前記袋の表側フィルムが前記第1の板状部材に、前記袋の裏側フィルムが前記第2の板状部材に、それぞれ密着する程度であり、
前記第1の板状部材及び前記第2の板状部材がアクリルで形成され、
前記袋内に乾燥剤、脱酸素剤を要しない
ことを特徴とする乾燥した植物の密封収納方法。 - 平面視、四角形状であって、ガスバリア性のフィルムで形成された透明な袋と、
この袋の開口部と反対側の第1の端部に取り付けられた逆止弁とを備え、
前記袋の開口部を介して積層体を前記袋内に収納し、
収納後、前記開口部を閉じるように第1のヒートシール部を形成して前記袋を密封し、
密封後、前記逆止弁を介して前記袋内を脱気して前記袋のフィルムを前記積層体に密着させるものであり、
前記積層体は、四角形状の透明な第1の板状部材、乾燥した植物、クッション材、四角形状の透明な第2の板状部材を有し、前記第1の板状部材に前記袋の表側フィルムが対向し、
前記第2の板状部材に前記袋の裏側フィルムが対向し、前記第1の板状部材と前記クッション材の間に前記乾燥した植物が、前記第2の板状部材と前記乾燥した植物の間に前記クッション材が、それぞれ位置し、
前記脱気は、前記袋の表側フィルムが前記第1の板状部材に、前記袋の裏側フィルムが前記第2の板状部材に、それぞれ密着する程度であり、
前記第1の板状部材及び前記第2の板状部材がアクリルで形成され、
前記袋内に乾燥剤、脱酸素剤を要しない
ことを特徴とする乾燥した植物の密封収納方法。 - 平面視、四角形状であって、ガスバリア性のフィルムで形成された透明な袋と、
この袋の開口部と反対側の第1の端部に取り付けられた逆止弁とを備え、
前記袋の開口部を介して積層体を前記袋内に収納し、
収納後、前記開口部を閉じるように第1のヒートシール部を形成して前記袋を密封し、
密封後、前記逆止弁を介して前記袋内を脱気して前記袋のフィルムを前記積層体に密着させるものであり、
前記積層体は、四角形状の透明な第1の板状部材と四角形状の透明な第2の板状部材と間に位置した乾燥した植物を積層したものであり、
前記脱気は、前記袋の表側フィルムが前記第1の板状部材に、前記袋の裏側フィルムが前記第2の板状部材に、それぞれ密着する程度であり、
前記第1の板状部材と前記第2の板状部材がアクリルで形成されている場合の前記積層体の前記袋内への収納は、以下の順であり、
第2の紙の上に置かれた前記第2の板状部材の上に前記乾燥した植物を置き、その後、前記第1の板状部材の上に第1の紙を置いた状態で、前記第1の板状部材を前記乾燥した植物に当接して、前記第1の板状部材と前記第2の板状部材とで前記乾燥した植物を挟持し、
前記第1の板状部材と前記第2の板状部材と間に前記乾燥した植物を積層して前記積層体を形成し、
前記積層体と共に、前記第1の紙及び前記第2の紙も前記袋内に収納し、収納後、前記袋内から前記第1の紙及び前記第2の紙を除去するか、
又は、前記積層体と共に、前記第1の紙及び前記第2の紙を前記袋内に収納する途中に前記第1の紙及び前記第2の紙を除去し、除去後、前記積層体を前記袋内に収納するか、
又は、前記第1の紙及び前記第2の紙を除去した後、前記積層体を前記袋内に収納するかの何れかであり、
前記袋内に乾燥剤、脱酸素剤を要しない
ことを特徴とする乾燥した植物の密封収納方法。 - 平面視、四角形状であって、ガスバリア性のフィルムで形成された透明な袋と、
この袋の開口部と反対側の第1の端部に取り付けられた逆止弁とを備え、
前記袋の開口部を介して積層体を前記袋内に収納し、
収納後、前記開口部を閉じるように第1のヒートシール部を形成して前記袋を密封し、
密封後、前記逆止弁を介して前記袋内を脱気して前記袋のフィルムを前記積層体に密着させるものであり、
前記積層体は、四角形状の透明な第1の板状部材と四角形状の第2の板状部材と間に位置した乾燥した植物を積層したものであり、
前記脱気は、前記袋の表側フィルムが前記第1の板状部材に、前記袋の裏側フィルムが前記第2の板状部材に、それぞれ密着する程度であり、
前記第1の板状部材がアクリルで形成され、前記第2の板状部材が紙で形成されている場合の前記積層体の前記袋内への収納は、以下の順であり、
前記第2の板状部材の上に置かれたクッション材の上に乾燥した植物を置き、その後、前記第1の板状部材の上に紙を置いた状態で、前記第1の板状部材を前記乾燥した植物に当接して、前記第1の板状部材と前記第2の板状部材とで前記クッション材を介して前記乾燥した植物を挟持して前記積層体を形成し、
前記積層体と共に、前記紙も前記袋内に収納し、収納後、前記袋内から前記紙を除去するか、
又は、前記積層体と共に、前記紙を前記袋内に収納する途中に前記紙を除去し、除去後、前記積層体を前記袋内に収納するか、
又は、前記紙を除去した後、前記積層体を前記袋内に収納するかの何れかであり、
前記袋内に乾燥剤、脱酸素剤を要しない
ことを特徴とする植物の密封収納方法。 - 平面視、四角形状であって、ガスバリア性のフィルムで形成された透明な袋と、
この袋内に収納された積層体とを備え、
前記積層体は、少なくとも、透明な第1の板状部材、乾燥した植物、透明な第2の板状部材の順で積層され、
前記袋の開口部はシールされて前記袋は密封状態であって、前記袋内は脱気され、
前記脱気は、前記袋の表側フィルムが前記第1の板状部材に、前記袋の裏側フィルムが前記第2の板状部材に、それぞれ密着する程度であり、
前記第1の板状部材及び前記第2の板状部材がアクリルで形成され、
前記袋内に乾燥剤、脱酸素剤を要しない
ことを特徴とする乾燥した植物の密封収納体。 - 乾燥した植物と第2の板状部材との間にクッション材が介在している
ことを特徴とする請求項7記載の乾燥した植物の密封収納体。
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