JP6184185B2 - 試験装置 - Google Patents
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Description
一般的にリアルタイムシミュレーション試験を行う際は、実モデル用の制御装置とコンピュータシミュレーション用のハードウェア(リアルタイムシミュレータ)はそれぞれ独立しており、個別に実行管理が行われているため、試験開始時には細心の注意が必要である。
被試験構造物に対して、外力を負荷して各種のHILS試験を行うための試験装置であって、
物理空間に実際に存在する試験対象物の一部を構成する被試験構造物に対して、実際に外力を負荷して各種の試験を行う実モデルと、
前記実モデルにおける試験条件を制御する制御装置と、
前記試験対象物のその他の部分を構成し、仮想空間における仮想モデルの挙動演算を行う仮想空間演算装置と、
を備え、
試験を開始した初期段階で、
前記制御装置において、仮想空間演算装置から制御装置へ入力される外部入力信号に追随するように、実モデルを制御する際に、前記制御装置から実モデルに入力される外部入力信号の振幅を0%〜100%へ徐々に上昇させるように、実モデルを制御する外部入力制御ステップを実行するように構成したことを特徴とする。
被試験構造物に対して、外力を負荷して各種のHILS試験を行うための試験方法であって、
物理空間に実際に存在する試験対象物の一部を構成する被試験構造物に対して、実際に外力を負荷して各種の試験を行う実モデルと、
前記実モデルにおける試験条件を制御する制御装置と、
前記試験対象物のその他の部分を構成し、仮想空間における仮想モデルの挙動演算を行う仮想空間演算装置と、
を備え、
試験を開始した初期段階で、
前記制御装置において、仮想空間演算装置から制御装置へ入力される外部入力信号に追随するように、実モデルを制御する際に、前記制御装置から実モデルに入力される外部入力信号の振幅を0%〜100%へ徐々に上昇させるように、実モデルを制御する外部入力制御ステップを実行するように構成したことを特徴とする。
これによって、実際の現象に近く、正確な解析ができることになる。
前記制御装置の実モデルにおける試験条件と、前記仮想空間演算装置の試験条件とを整合させる試験条件整合ステップを実行するように構成したことを特徴とする。
すなわち、仮想空間における仮想モデル(シミュレーションモデル)上で扱うデータの符号と、制御装置の実モデル(試験機)上で扱うデータの符号が、必ずしも一致しないことがある。例えば、被試験構造物が、自動車のステアリング装置の場合、仮想空間における仮想モデル上でタイヤが右に向いた時に(+)の符号であるのに対し、実モデル上では、左に向いた時が(+)の符号である場合がある。
このために、このような場合に、制御装置の実モデルにおける計測データにマイナスを掛けたもの(符号を反転)を、仮想空間演算装置への入力として取り扱い、制御装置の実モデルにおける試験条件と、仮想空間演算装置の試験条件とを整合させる。
これによって、実際の現象に近く、正確な解析ができることになる。
その結果、仮想空間演算装置から制御装置に入力される外部入力信号が安定した一定の信号となって、制御装置による実モデルの制御が安定したものとすることができる。
これにより、実際の現象に近く、正確な解析ができることになる。
これによって、実際の現象に近く、正確な解析ができることになる。
これによって、実際の現象に近く、正確な解析ができることになる。
これによって、実際の現象に近く、正確な解析ができることになる。
これによって、実際の現象に近く、正確な解析ができることになる。
これによって、実際の現象に近く、正確な解析ができることになる。
これにより、実際の現象に近く、正確な解析ができることになる。
これによって、実際の現象に近く、正確な解析ができることになる。
なお、この場合、外部入力信号(制御信号)の出力は、図6(A)に示したように、積分の時定数に比べて、十分にゆっくりと上げていくのが望ましい。
これによって、実際の現象に近く、正確な解析ができることになる。
これにより、図2に示したように、ステップS19において、リアルタイムシミュレータ18のモデル演算部22の挙動演算が停止される。
12 試験機
14 試験機本体(実モデル)
16 制御装置
18 リアルタイムシミュレータ
22 モデル演算部(仮想空間演算装置)
24 入力制御部
26 出力制御部
28 コンピュータ
30 試験機制御部
Claims (12)
- 被試験構造物に対して、外力を負荷して各種のHILS試験を行うための試験装置であって、
物理空間に実際に存在する試験対象物の一部を構成する被試験構造物に対して、実際に外力を負荷して各種の試験を行う実モデルと、
前記実モデルにおける試験条件を制御する制御装置と、
前記試験対象物のその他の部分を構成し、仮想空間における仮想モデルの挙動演算を行う仮想空間演算装置と、
を備え、
試験を開始した初期段階で、
前記制御装置において、仮想空間演算装置から制御装置へ入力される外部入力信号に追随するように、実モデルを制御する際に、前記制御装置から実モデルに入力される外部入力信号の振幅を0%〜100%へ徐々に上昇させるように、実モデルを制御する外部入力制御ステップを実行するように構成したことを特徴とする試験装置。 - 試験を開始する前の準備段階で、
前記制御装置の実モデルにおける試験条件と、前記仮想空間演算装置の試験条件とを整合させる試験条件整合ステップを実行するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の試験装置。 - 前記外部入力制御ステップにおいて、仮想空間演算装置から制御装置への外部入力信号が一定の外部入力信号となるように、仮想空間演算装置から制御装置に入力される外部入力信号の積分要素が無効となるように処理されていることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の試験装置。
- 前記外部入力制御ステップの後に、前記実モデルで計測された計測データ信号を、前記制御装置から仮想空間演算装置に入力する際に、仮想空間演算装置に入力される計測データ信号の振幅を徐々に上昇させる仮想空間演算装置入力ステップを備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の試験装置。
- 前記外部入力制御ステップの後に、前記仮想空間演算装置から制御装置へ入力される外部入力信号の振幅を徐々に上昇させる制御装置入力ステップを備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の試験装置。
- 前記制御装置入力ステップにおいて、仮想空間演算装置から制御装置に入力される外部入力信号の積分要素が有効となるように処理されていることを特徴とする請求項5に記載の試験装置。
- 被試験構造物に対して、外力を負荷して各種のHILS試験を行うための試験方法であって、
物理空間に実際に存在する試験対象物の一部を構成する被試験構造物に対して、実際に外力を負荷して各種の試験を行う実モデルと、
前記実モデルにおける試験条件を制御する制御装置と、
前記試験対象物のその他の部分を構成し、仮想空間における仮想モデルの挙動演算を行う仮想空間演算装置と、
を備え、
試験を開始した初期段階で、
前記制御装置において、仮想空間演算装置から制御装置へ入力される外部入力信号に追随するように、実モデルを制御する際に、前記制御装置から実モデルに入力される外部入力信号の振幅を0%〜100%へ徐々に上昇させるように、実モデルを制御する外部入力制御ステップを実行するように構成したことを特徴とする試験方法。 - 試験を開始する前の準備段階で、
前記制御装置の実モデルにおける試験条件と、前記仮想空間演算装置の試験条件とを整合させる試験条件整合ステップを実行するように構成したことを特徴とする請求項7に記載の試験方法。 - 前記外部入力制御ステップにおいて、仮想空間演算装置から制御装置への外部入力信号が一定の外部入力信号となるように、仮想空間演算装置から制御装置に入力される外部入力信号の積分要素が無効となるように処理されていることを特徴とする請求項7または8のいずれかに記載の試験方法。
- 前記外部入力制御ステップの後に、前記実モデルで計測された計測データ信号を、前記制御装置から仮想空間演算装置に入力する際に、仮想空間演算装置に入力される計測データ信号の振幅を徐々に上昇させる仮想空間演算装置入力ステップを備えることを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載の試験方法。
- 前記外部入力制御ステップの後に、前記仮想空間演算装置から制御装置へ入力される外部入力信号の振幅を徐々に上昇させる制御装置入力ステップを備えることを特徴とする請求項7から10のいずれかに記載の試験方法。
- 前記制御装置入力ステップにおいて、仮想空間演算装置から制御装置に入力される外部入力信号の積分要素が有効となるように処理されていることを特徴とする請求項11に記載の試験方法。
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JP2013125002A JP6184185B2 (ja) | 2013-06-13 | 2013-06-13 | 試験装置 |
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