JP6183894B2 - 発進制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の減速・通過を指示する発進制御装置に関する。
今日、高速道路においては、電子料金収受システム(ETC:Electronic Toll Collection System)の利用が普及している。この電子料金収受システムは、車両が停車することなくゲート(料金所)を通過できるようにするノンストップ自動料金収受システムである。しかし、車両速度が速すぎると、料金収受処理が完了しないうちに車両がゲートを通過してしまうことがある。
そこで、ゲートに阻止棒を備えた発進制御装置を設置して、通過時の車両速度を減速するようにしている。この場合、阻止棒は、料金収受処理が完了するまで走行路を横断した状態(閉状態)となり、料金の収受が完了すると走行路に対して起立した状態(開状態)となる。
しかし、このような場合でも車両の減速が不十分なために料金収受処理が間に合わず、車両が、閉状態にある阻止棒と衝突してしまうことがある。この場合には、衝突により車両や阻止棒が損傷を受けないように、当該阻止棒に一定の荷重が加わると、阻止棒が車両の走行方向に折れ曲がった状態(リリース状態)となるようになっている。そして、折れ曲がった阻止棒は、次の車両に対して発進制御できるように、元の状態(曲がっていない状態)に戻る。以下、曲がっていない状態に戻る動作を復帰動作、復帰した状態を復帰状態と記載する。従って、開閉状態は、復帰状態に含まれる阻止棒の態様である。
これまで阻止棒の復帰動作は人力により行われていたが、作業者と車両とが接触する危険性があるため、別途電動機構を設けて無人化した構成が提案されている。しかし、電動機構を別途設けることは、コストアップの要因となる。
そこで、特許5130390号公報においては、図16〜図18に示すような発進制御装置100が提案されている。なお、図16〜図18は、発進制御装置100の復帰動作を説明する図で、図16は開閉バー112がリリース状態のときの図、図17は復帰動作を開始して開閉バー112がガイド部材142に当接したときの図、図18はリリース状態から開状態に復帰したときの図である。そして、図16(a)〜図18(a)は発進制御装置100の側面図であり、図16(b)〜図18(b)はアーム110の内部構造を示す図である。車両は図16(a)〜図18(a)の紙面に対して紙面表側から紙面裏側に進行する。
この発進制御装置100は、本体106内に設けられた図示しない駆動部、該駆動部の回転軸に固定されたアーム110、バーホルダ114を介してアーム110に取り付けられた開閉バー112、本体106の上面に設けられたガイド部材142等を備える。バーホルダ114は、アーム110に対して回転軸116で回転するようになっている。
そして、閉状態は、アーム110が駆動部の回転軸の周りを、図16(a)の紙面に対して反時計回りの方向に回り、開閉バー112が走行路を横断した状態である。開状態は、アーム110が駆動部の回転軸の周りを図16(a)の紙面に対して時計回りの方向に回り、開閉バー112が走行面に対して鉛直になった状態(起立した状態)である。また、リリース状態は、開閉バー112が閉状態にあるときに、回転軸116の周りに回り、走行路と平行になり、当該走行路を解放した状態である。
復帰動作は、リリース状態からアーム110が開状態に向けて回動すると、開閉バー112がガイド部材142に当接しながら案内されて、徐々に起立することで行われる。
アーム110の内部には、バーホルダ114に固定されたタブ状部材136、第3枢軸150を回転軸として揺動する板状部材148、一端が固定され他端が板状部材148に連結されて、この板状部材148を時計回り(図16(b)において時計回り)に付勢するスプリング152が設けられている。さらに、アーム110には、一端がタブ状部材136に連結され、中間点が板状部材148に連結されて、他端側にピン状部材132、長穴134、第1枢軸126を有するリンク部材130、ピン状部材132を係止する第1ラッチ128、第1ラッチ128を動作させる突出部材124が設けられている。
そして、車両が開閉バー112に衝突して図16に示すようなリリース状態になると、本体106側に設けられた凸部140と突出部材124とが離接する。これにより、第1ラッチ128の先端部が、ピン状部材132を係止して、リンク部材130の動きを規制している。リンク部材130はタブ状部材136に第2枢軸138を介して連結されているため、リンク部材130の動きが規制されると、タブ状部材136も回動軸116の周りに回動できなくなり、リリース状態が保持(ロック)される。即ち、車両が開閉バー112に衝突して、走行路と平行になるように折れ曲がったリリース状態にロックされて、当該状態が維持される。
このような状態で、復帰動作が進むと、凸部140が突出部材124に当接し、第1ラッチ128が第1枢軸126の周りに回転し(図17(b)において反時計回り)、第1ラッチ128によるピン状部材132の係止が解除される(ロック解除)。リンク部材130には板状部材148が連結され、この連結部材148はスプリング152により第1枢軸126側に付勢されているので、板状部材148は第3枢軸150を回転軸として時計回りに回転する。これによりバーホルダ114が回転して、アーム110と平行になって復帰状態となる。
特許5130390号公報
しかしながら、特許5130390号公報にかかる構成では、リリース状態の保持及び当該リリース状態の解除が凸部140と突出部材124との当接/離接動作と、該動作に連動した第1ラッチ128とピン状部材132との係合/係合解除動作との連係動作により行われるため、コストアップの要因となると共に、特に長期使用に対する信頼性低下が危惧される問題があった。
例えば、凸部140と突出部材124との取付精度や第1ラッチ128とピン状部材132との取付精度は、確実なリリース状態の保持/解除(ロック/ロック解除)動作には重要であり、高精度が要求される。従って、各部材の加工コストや組立コストが高くなり、装置のコストアップの要因となる。
また、動作時においては凸部140が突出部材124に当接/摺動して当該突出部材124を押す構成であるため、各部材の摩耗は避けることができない。このため、長期間使用した場合に、摩耗により凸部140と突出部材124との当接が不十分となる。この結果、当該凸部140と突出部材124との当接/離接動作に連動して動作する第1ラッチ128とピン状部材132との係合/係合解除動作も不十分となる。
特に、図16(b)から理解できるように、第1ラッチ128はテコの原理により傾動する。従って、凸部140が突出部材124を押し込む押込量が、摩耗により小さくなると、テコの原理で摩耗量が増幅されるため第1ラッチ128とピン状部材132との係合/係合解除動作は不安定となる。
そこで、本発明の主目的は、ロック/ロック解除を連動動作によることなく行えるようにした発進制御装置を提供することである。
上記課題を解決するため、阻止棒を走行路に対し起立させて車両通過を可能にする開状態及び走行路を横断して車両を制止する閉状態を取るように、阻止棒を開状態から閉状態に、また閉状態から開状態に駆動し、かつ、阻止棒が閉状態のときに車両が該阻止棒に衝突し、該車両の進行方向に折れ曲がって当該車両の通過を可能にするリリース状態から開状態に復帰させる発進制御装置に係る発明は、発進制御装置の筐体に内設された駆動部の駆動軸に連結されたアーム部と、阻止棒と、アーム部と阻止棒とを連結し、かつ、アーム部に対して回転するヒンジ軸を備えた連結部と、を含む遮断ユニットと、発進制御装置の筐体天板上に設置されたガイド棒と、連結部に挿着されて、リリース状態から開状態に復帰する際に、ガイド棒に当接・転動しながら該ガイド棒に案内されて、遮断ユニットが一直線をなす開状態に復帰させる転動体とを含む復帰ユニットと、発進制御装置の本体側板に固定されて可動する可動爪を具備する可動爪部、及び、可動爪部と当接する固定爪を具備して遮断ユニットがリリース状態になった際に、該固定爪が可動爪を押し下げて当該可動爪を乗り越えることにより係合する連結部に固定された固定爪部を有する第1ラッチ機構と、を備え、かつ、固定爪と可動爪との係合面が、リリース状態にある遮断ユニットが復帰する際に描く面と概ね平行になるように設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、固定爪と可動爪との係合面が、リリース状態にある遮断ユニットが復帰する際に描く面と概ね平行になるように設けたので、ロック/ロック解除を連動動作によることなく行えるようになり、信頼性が向上する。
本実施形態にかかる発進制御装置の構成を示す図で、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は上面図である。 発進制御装置の閉状態を示す図で、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は上面図である。 発進制御装置のリリース状態を示す図で、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は上面図である。 発進制御装置の復帰開始時の状態を示す図で、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は上面図である。 発進制御装置の復帰完了直前の状態を示す図で、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は上面図である。 阻止棒の断面図である。 転動体を含む連結部の詳細図で、(a)は転動体としてボールベアリングを用いた場合、(b)はコロベアリング等を用いた場合を示す図である。 発進制御装置の部分拡大図で、(a)は車両進行方向と逆方向からみたときの閉状態にある発進制御装置の部分図、(b)は車両進行方向と逆方向からみたときのリリース状態にある発進制御装置の部分図である。 固定爪部を含む連結部から本体側をみたときの部分斜視図である。 第2ラッチ機構の構成部品を示す図で、(a)はアーム側プレートの上面図、(b)は連結側プレートの上面図である。 可動爪部の部分破断斜視図である。 図9に示すアーム部におけるA−A矢視断面図である。 図10(b)に示す連結側プレートのB−B曲線に沿った断面図である。 連結側プレートとアーム側プレートとの位置関係を示す図で、(a)は復帰完了状態、(b)はリリース状態を示す図である。 本実施形態にかかる発進制御装置の開状態におけるガイド棒と関連技術にかかる発進制御装置の開状態におけるガイド部材とを対比した図で、(a)は本実施形態にかかる発進制御装置の開状態におけるガイド棒を含む領域の部分上面図であり、(b)は関連技術にかかる発進制御装置の開状態におけるガイド部材を含む領域の部分上面図である。 関連技術の説明に適用される図で、(a)は開閉バーがリリース位置にある状態の発進制御機の側面図であり、(b)は(a)のA−A断面を示す図である。 関連技術の説明に適用される図で、(a)は復帰動作開始時の発進制御機の側面図であり、(b)は(a)のB−B断面を示す図である。 関連技術の説明に適用される図で、(a)は復帰動作完了時の発進制御機の側面図であり、(b)は(a)のC−C断面を示す図である。
本発明の実施形態を説明する。図1〜図5は本実施形態にかかる発進制御装置2の構成を示す図で、図1は阻止棒22が開状態、図2は閉状態、図3はリリース状態、図4は復帰開始時の状態、図5は復帰完了直前の状態を示している。また、それぞれの図における(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は上面図である。なお、図1(c)等において、走行路P及び当該走行路Pを走行する車両Vも参考として示している。
ただし、発進制御装置2と走行路Pとの寸法関係は正確でない(走行路P及び車両Vの縮小率が発進制御装置2より大きい)。この走行路Pを基準にしたとき、図1(a)等の側面図は車両進行方向と逆方向(矢印Da)からみたときの図であり、図1(b)等の正面図は走行路Pの幅方向(矢印Db)からみたときの図である。
そして、開状態は阻止棒22が走行路Pを横断することにより車両Vに対して減速を指示する状態であり、開状態は阻止棒22が走行路Pに対して起立することにより車両Vに対して通過を指示する状態である。リリース状態は、阻止棒22が走行路Pに平行になった状態で、車両Vが阻止棒22に衝突して、当該阻止棒22が走行方向に逃げた状態である。
発進制御装置2は、駆動部10及び制御部11を内設した本体12、駆動部10の駆動軸10aに固定された遮断ユニット20、復帰ユニット30、ラッチユニット40を主要構成とする。
遮断ユニット20は、駆動軸10aに固定されたアーム部21、走行路Pを開閉する阻止棒22、阻止棒22とアーム部21とを連結する連結部23を備える。
アーム部21は、アームケース21a(例えば、図8参照)及び該アームケース21aに内設されたアームフレーム21b(例えば図12参照)を備える。また、アームケース21a内には、例えば図12に示すように、ラッチプレート41、ボール42、ボール付勢バネ43等のラッチユニット40の一部の構成要素(第2ラッチ機構40B)が配置されている。
阻止棒22は、図6に示すように、グラスファイバーやカーボンファイバー等の弾性及び強度が高く、かつ、軽量な材料により形成された芯材22a、該芯材22aを覆って、外部からの衝撃を緩和する緩衝体22b、該緩衝体22bを被覆する樹脂チューブ等の被覆体22cにより形成されている。なお、図6は、阻止棒22の断面図である。芯材22aの一方の端部は、剥き出し状態で(緩衝体22bや被覆体22cにより覆われていない状態)、この端部を連結部23の連結棒取付穴23c(図7参照)に挿着・固定できるようになっている。
なお、阻止棒22は図6に示す構成に限定されない。阻止棒22は、車両Vの進入に応じて機敏に走行路Pを開閉する必要がある。また、車両Vが衝突した際に、当該車両Vや阻止棒22の損傷を軽減する必要がある。このような観点から構成された軽量で(慣性モーメントが小さい)、弾性の大きい構成であればよい。
連結部23は、図7に示すように、一端に阻止棒22が挿入・固定される連結棒取付穴23cが形成され、他端にアーム部21と固定された転動軸23bが設けられて、連結部23とアーム部21とを連結する。図7は、転動体31を含む連結部23の詳細図で、(a)は転動体31としてボールベアリングを用いた場合、(b)はコロベアリング等を用いた場合を示す図である。図7においては、転動軸23bを含む領域は断面で示されている。
復帰ユニット30は、図1(a)等に示すように、転動体31とガイド棒32とを含んで、リリース状態となった阻止棒22を復帰させる。ガイド棒32は、2つの脚部32a,32a、ガイド部32b、静定部32cを含んで、本体12の天板12aに立設されている。このガイド棒32は、SUS316等のステンレス鋼パイプを曲げ加工して、概ね山形状に形成された一体物である。
図1(c)に示すように、脚部32aは車両Vの進入側の天板端縁12bから所定量だけ車両Vの通過側の位置に固定され、静定部32cは該天板端縁12bから所定量だけ車両進入側に飛び出し、かつ、天板12aと平行に設けられている。ガイド部32bは、脚部32aと静定部32cとの間の部位で、図1(a)に示すように所定の傾斜をなしている。
転動体31は、連結部23における転動軸23bに装着されて、カラー23dにより位置決めされた、例えばボールベアリングである。無論、転動体31として、ボールベアリングに限定するものではなく、図7(b)に示すようなローラベアリングやニードルベアリングであってもよい。この転動体31は、リリース状態になった阻止棒22を復帰させる際に発生するガイド棒32との摩擦を軽減するために設けている。
なお、転動体31とガイド棒32とは常に直交した状態で当接しないため、転動体31とガイド棒32とは、転動軸23bの方向に擦れ合う。この擦れ合いにより転動体31が摩耗したりしないように、当該転動体31の外輪はSUS440Cのステンレス鋼を焼き入れして形成している。これにより、転動体31の外輪の硬度は、ガイド棒32の硬度より高硬度となり、転動軸23bの方向の擦れ合いによる摩耗が、ガイド棒32側で大きくなるようにしている。
ラッチユニット40は、本体12側と連結部23側とに分設された第1ラッチ機構40A、アームケース21aに内設された第2ラッチ機構40Bを備える。
第1ラッチ機構40Aは、図8に示すように、本体12の筐体側板に設けられた可動爪部44、連結部23に設けられた固定爪部45、弾性の高い樹脂等(例えば、ゲル状樹脂、ゴム)を材料に形成されて本体12の筐体側板に設けられたダンパー46を備える。なお、図8(a)は車両進行方向と逆方向(図1(c)の矢印Daの方向)からみたときの閉状態にある発進制御装置2の部分図、図8(b)は車両進行方向と逆方向(図1(c)の矢印Daの方向)からみたときのリリース状態にある発進制御装置2の部分図である。
図9は、固定爪部45を含む連結部23側からアーム部21をみたときの部分斜視図である。固定爪部45は、爪台座45aを介して固定爪45bを連結部23に固定して取り付けられている。
また、図11は、可動爪部44の部分破断斜視図である。可動爪部44は、ケーシング44a、取付フランジ44b、ケーシング44aの天板から突出した可動爪44c、該可動爪44cがケーシング44aの天板から突出するように付勢する爪バネ44dを含む。
固定爪45bは係合面45d及び傾斜面45cを備え、可動爪44cは係合面44e及び傾斜面44fを備えた、側面形状が概ね三角形状に形成されている。
そして、車両Vが阻止棒22に衝突すると、その勢いで阻止棒22は閉状態からリリース状態に変位する。このとき、固定爪45bの傾斜面45cが可動爪44cの傾斜面44fに当接して、固定爪45bは可動爪44cを爪バネ44dの弾性力に抗して押し下げ、当該可動爪44cを乗り越える。その後、可動爪44cは、爪バネ44dの力で元の突出した状態に復帰する。これにより、固定爪45bの係合面45dと可動爪44cの係合面44eが当接して、可動爪44cと固定爪45bとが係合し、阻止棒22の跳ね返りを防止する。
なお、車両Vが阻止棒22に衝突したときの勢いが大きい場合には(車両速度が大きい場合)、連結部23は大きな勢いで、本体12に衝突することが想定される。そこで、かかる連結部23が本体12に衝突した際の衝撃を緩和させるために、ダンパー46が設けられている。このダンパー46により、連結部23や本体12の損傷が軽減できると共に、衝撃音の緩和によるユーザ等に与える不快又は不安を防止することが可能になる。
第2ラッチ機構40Bは、図12に示すように、アームケース21aに内設された、ラッチプレート41、ボール42、ボール付勢バネ43、アシストバネ47、付勢バネ収納部48を含んでいる。なお、図12は、図9に示すアーム部21におけるA−A矢視断面図である。
ボール42は、金属製の剛球である。ラッチプレート41は、連結部23と固定された連結側プレート41a、アームフレーム21bに固定されたアーム側プレート41bを備える。図10(a)にアーム側プレート41bの上面図、図10(b)に連結側プレート41aの上面図を示す。アーム側プレート41bは上下2枚設けられて、この間に連結側プレート41aが挿入される。
そして、ボール42及びボール付勢バネ43は、付勢バネ収納部48に収納され、該付勢バネ収納部48はアームフレーム21bに固定されている。
アーム側プレート41bは、ヒンジ軸が挿通するアーム側ヒンジ軸穴50、ボール42が埋設されるボール穴51を含む。ボール穴51は、ボール42が連結側プレート41aの方向に抜け出るのを規制する狭隘部52を備える。
一方、連結側プレート41aは、ヒンジ軸が挿通する連結側ヒンジ軸穴60、ボール42が嵌り込むV形状の嵌合穴61が形成されている。そして、アーム側ヒンジ軸穴50、連結側ヒンジ軸穴60を挿通して装着されたヒンジ軸を回転軸として連結側プレート41aがアーム側プレート41bに対して回転する。
アシストバネ47は、連結側プレート41aに固定された連結側係止板62と、アームフレーム21b又はこのアームフレーム21bに対して位置固定された部材に固定されたアーム側係止板53とに張設されて、遮断ユニット20がリリース状態になる方向に弾性力を発現している。しかし、遮断ユニット20が、この弾性力により常時リリース状態になると発進制御装置2は機能しない(開閉状態がなくなる)ため、ボール42が嵌合穴61に嵌合することで、リリース状態から復帰した復帰状態を保持するようにしている。
図13は、図10(b)に示す連結側プレート41aのB−B曲線に沿った断面図である。このB−B曲線は、閉状態からリリース状態に遮断ユニット20が変位した際の、連結側プレート41aに対するボール42の軌跡(軌跡の一部)である。図13に示すように連結側プレート41aには、肉薄部65、肉厚部66、肉薄部65と肉厚部66とを繋ぐアプローチ部67が存在する。アプローチ部67は肉薄部65と肉厚部66とを滑らかに連結する曲面であってもよい。そして、肉厚部66に嵌合穴61が形成されている。
なお、図13において、復帰状態位置は連結部23とアーム部21とが一直線になって遮断ユニット20が開状態や閉状態であるときの連結側プレート41aに対するボール42位置を示し、リリース状態位置は連結部23とアーム部21とが概ね90度の角度をなして遮断ユニット20がリリース状態であるときの連結側プレート41aに対するボール42位置を示している。
図14は、連結側プレート41aとアーム側プレート41bとの位置関係を示す図で、(a)は復帰完了状態、(b)はリリース状態を示している。
次に、このような発進制御装置2の動作を説明する。図1の開状態において車両Vが進入してくると、制御部11は駆動部10を制御して、駆動軸10aに固定されたアーム部21を図1(a)の時計回りに回転させる。これにより、阻止棒22は走行路Pを横断する状態となり、車両Vの通過を阻止する(減速を指示する)(図2参照)。
このとき、車両Vの速度が速すぎると、当該車両Vは阻止棒22と衝突する。阻止棒22に所定の荷重が加わると、連結側プレート41aの嵌合穴61に嵌合しているボール42はボール付勢バネ43のバネ力に抗して押し上げられ、肉厚部66を乗り越え肉薄部65に位置する(図13参照)。これにより、アシストバネ47の力により、阻止棒22はリリース状態に変位する。なお、車両Vが阻止棒22に衝突した際の力は、車両Vの速度による。従って、連結側プレート41aの嵌合穴61に嵌合しているボール42が肉厚部66を乗り越えるのに要する力より衝撃力が小さい場合には、阻止棒22は完全にリリース状態にならない(アーム部21に対して概ね直交しない)。そこで、アシストバネ47を設けてリリース状態になるようにアシストしている。
なお、アシストバネ47の力が強すぎると、車両Vが衝突しない場合でもリリース状態になり得るため、バネ力は調整されている。また、ボール42が図10(b)に示す軌跡に沿って連結側プレート41aと当接する際に、これらの間での摩擦により摩耗が生じると、実質的なアシスト力が変動する。そこで、当該摩耗を抑制するために、ボール42は肉薄部65には当接しないように、ボール穴51の狭隘部52が当該ボール42の飛び出し量を規制している。また、ボール42はアプローチ部67や肉厚部66と当接した際には転動するようになっている。
車両の速度が速いために衝突力が大きく、阻止棒22が勢いよくリリース状態に変位することがある。この場合には、阻止棒22又は連結部23が本体12筐体に強く衝突して、跳ね返ったり、大きな衝突音を発生させたりすることがある。跳ね返った阻止棒22は、車両に衝突して当該車両に思わぬ損傷を与えたり、運転者に不安を起こさせたりする恐れがある。
しかし、アシストバネ47は、連結部23がリリース状態となるように常時引っ張っているので、跳ね返りを抑制することが可能になっている。
無論、このアシストバネ47によりリリース状態への変位速度が加速されることがある。そこで、ダンパー46を設けて、連結部23が本体12筐体と衝突した際の衝撃を緩和している。
加えて、連結部23がリリース状態となる際に、固定爪45dが可動爪44cを乗り越えて、当該固定爪45dと可動爪44cとが係合するので、跳ね返りは確実に防止できるようになっている。
このようにして遮断ユニット20が折れ曲がり、走行路Pと平行になり、リリース状態となる(図3参照)。
車両Vが通過した後、駆動部10はアーム部21を図1(a)の反時計回りに回転させる。このとき、可動爪44cの係合面44eと固定爪45dの係合面45dとは、折れ曲がった遮断ユニット20が復帰する際の連結部23の軌跡面と概ね一致している。大まかに言えば、係合面44e,45dは走行面に対して垂直である。従って、駆動部10がアーム部21を回転させた際には、可動爪44cの係合面44eと固定爪45dの係合面45dとは干渉することがなく、係合は自然に解除される。
この特徴は、特許5130390号公報におけるように、凸部や突出部材、第1ラッチやピン状部材等の部材を設けることなく、またこれらの動作を連動させることなくリリース状態のロック/ロック解除が可能になる。従って、安価に、かつ、高信頼な発進制御装置が提供できる。
そして、アーム部21の回転に伴い、転動体31がガイド棒32のガイド部32bに当接するようになる。転動体31とガイド部32bとが当接すると復帰動作が開始され(図4参照)、回転が進むと阻止棒22の復帰が進む(図5参照)。
復帰が進むと、ボール42は肉薄部65からアプローチ部67に至り、当該アプローチ部67に当接して、転動しながら肉厚部66に乗り上げ、乗り越える。そして、ボール付勢バネ43により付勢されたボール42が嵌合穴61の位置に達すると、当該嵌合穴61に嵌合して、復帰が完了する。
リリース状態から復帰状態に復帰させる際の力は、ヒンジ軸23aに近接した位置に設けられている転動体31に加わる(例えば、図4(b)参照)。このため、例え阻止棒22が軽量であっても、テコの作用により非常に大きな復帰力が必要となる。即ち、ガイド棒32と転動体31の間には大きな力が働く。
特許5130390号公報では、ガイド部材142(本願のガイド棒32に相当)が、開閉バー112(本願の阻止棒22に相当)に大きな力で当接・摺動する。このため、開閉バー112を構成するプラスチック等の被覆体等が摩擦により著しい摩耗、破損が生じ易い構成であった。これに対し、本願では、ガイド部32bが転動体31に当接して転動体31が転動することにより、摩擦が軽減される。従って、大きな復帰力であっても、特許5130390号公報におけるような損傷の発生が防止できる。
無論、転動体31とガイド棒32とは、転動軸23bの方向に擦れ合うので、当該擦れ合いによる摩耗はさけられない。即ち、転動体31に対してガイド部32bが常に直交して当接するならば、転動体31とガイド部32bとは摺擦することはない。
ところが、復帰時における転動体31の軌跡は、ガイド部32bと関わりなく決まる軌跡で、転動体31が駆動軸10aの周りに回転する際の軌跡と、ヒンジ軸23aの周りに回転する際の軌跡とを合成した3次元空間での複雑な軌跡となる。このような複雑な転動体31の軌跡に対応した形状にガイド部32bを形成することは、技術的には可能であるがコストアップの要因となる。
そこで、本実施形態においては、転動体31の軌跡に対してガイド部32bが常に直交しないことが発生することを許容する。この結果、ガイド部32bと転動体31とが転動軸23bの方向に擦れ合うので、この擦れ合いによる摩耗がアーム部21で大きく生じるように、転動体31の外輪を焼き入れしている。そして、ガイド棒32を単純な形状にステンレス綱を曲げ加工して製造することにより、コストダウンを図っている。
なお、ガイド棒32の摩耗が転動体31の摩耗より大きくしたのは、上述したようにガイド棒32のコストダウンが可能であると共に、保守作業を容易にする理由も含まれている。即ち、転動体31が摩耗して交換する場合、アーム部21と連結部23との連結を解除する作業が必要になる。
この作業は、ガイド棒32の交換作業に比べて大きな工数を必要とする。しかし、ガイド棒32は、本体12の天板12aにネジ止めされた構成であるので交換作業は容易である。従って、部品コストや作業コストを低減できるようになる。このような観点から、本実施形態では、ガイド棒32の摩耗量が転動体31の摩耗量より大きくなるように、転動体31を焼き入れして、その硬度をガイド部32bの硬度より大きくしている。
また、ガイド棒32と転動体31とが、転動軸23bの方向に擦れ合うため、ガイド棒32が転動体31から外れてしまう恐れがある。以下、このガイド部32bと転動体31との擦れ合う転動軸23bの方向の範囲を、摺擦範囲と記載する。
本実施形態では、転動体31をボールベアリングにより構成する場合には、摺擦範囲がカバーできるように複数個のボールベアリングを並設している。即ち、転動軸23b方向にガイド部32bが摺動する際の摺動範囲より大きな幅寸法となるようにボールベアリングを並設している。
このようにして復帰動作を経た発進制御装置2は、図1に示す開状態に戻る。開状態に戻ると転動体31は、静定部32cに当接する。
この静定部32cの作用を、図15を参照して説明する。図15(a)は、本実施形態にかかる発進制御装置2の開状態におけるガイド棒32を含む領域の部分上面図であり、図15(b)は特許5130390号公報にかかる発進制御装置100の開状態におけるガイド部材142を含む領域の部分上面図である。
遮断ユニット20が開状態に戻って駆動部10が停止した際には、そのときの慣性モーメントにより遮断ユニット20は図15(a)の矢印Y方向に揺れる。なお、アーム部21に内蔵されているラッチ機構により、遮断ユニット20が開状態に戻って駆動部10が停止した状態では、ガイド棒と遮断ユニット20とは所定量離れるようになっている。このような状態で、遮断ユニット20がY方向に揺れたときには、静定部は揺れ方向Yと平行であるので、ガイド棒と遮断ユニット20とが衝突することがない。
無論、風等の影響により揺れ方向が静定部と角度をなすこともある。図15では、このときの揺れを矢印Y’で示している。この場合には、矢印Y’で示す揺れの方向と静定部とのなす角度は小さいため、衝突が生じても小さな衝突となる。従って、本実施形態にかかる構成では、遮断ユニット20は速やかに静定し、かつ、静かに静定することが可能である。
これに対して、特許5130390号公報では、図15(b)に示すように、ガイド部材142(本願のガイド棒32に相当)は曲線状に設けられているので、復帰完了時における開閉バー112の慣性モーメントにより、開閉バー112は強くガイド部材と衝突するため、静定に時間がかかると共に大きな衝突音が発生する。この様な大きな揺れや衝突音は、ユーザに不安を与えると共に、部材の損傷を早める恐れがある。
加えて、特許5130390号公報にかかるガイド部材142は、2つのパイプ部材を溶接等で連結されて、解放端の端部を有している。このため、ガイド部材142のコストアップになると共に、開閉バー112が大きく揺れたときに、バーホルダ114が、この解放端に係合してしまう恐れがある。
しかし、本実施形態にかかる構成のガイド棒32は一体物であり、上述したような解放端を持たないため、安価であると共に、転動体31がガイド棒32の端部に係合するようなことが生じない。従って、ガイド棒32が安価に提供できると共に、発進制御装置2の信頼性が高い利点がある。
2 発進制御装置
10 駆動部
10a 駆動軸
11 制御部
12 本体
12a 天板
12b 天板端縁
20 遮断ユニット
21 アーム部
21a アームケース
21b アームフレーム
22 阻止棒
22a 芯材
22b 緩衝体
22c 被覆体
23 連結部
23a ヒンジ軸
23b 転動軸
23c 連結棒取付穴
23d カラー
30 復帰ユニット
31 転動体
32 ガイド棒
32a 脚部
32b ガイド部
32c 静定部
40 ラッチユニット
40A 第1ラッチ機構
40B 第2ラッチ機構
41 ラッチプレート
41a 連結側プレート
41b アーム側プレート
42 ボール
43 ボール付勢バネ
44 可動爪部
44a ケーシング
44b 取付フランジ
44c 可動爪
44d 爪バネ
44e 係合面
44f 傾斜面
45 固定爪部
45a 爪台座
45b 固定爪
45c 傾斜面
45d 係合面
46 ダンパー
47 アシストバネ
48 付勢バネ収納部
50 アーム側ヒンジ軸穴
51 ボール穴
52 狭隘部
53 アーム側係止板
60 連結側ヒンジ軸穴
61 嵌合穴
62 連結側係止板
65 肉薄部
66 肉厚部
67 アプローチ部

Claims (9)

  1. 阻止棒を走行路に対し起立させて車両通過を可能にする開状態及び前記走行路を横断して前記車両を制止する閉状態を取るように、前記阻止棒を前記開状態から前記閉状態に、また前記閉状態から前記開状態に駆動し、かつ、前記阻止棒が前記閉状態のときに前記車両が該阻止棒に衝突し、該車両の進行方向に折れ曲がって当該車両の通過を可能にするリリース状態から前記開状態に復帰させる発進制御装置であって、
    前記発進制御装置の駆部に連結されたアーム部と、前記阻止棒と、前記アーム部と前記阻止棒とを連結する連結部と、を含む遮断ユニットと、
    前記発進制御装置に設置されたガイド棒と、前記リリース状態から前記開状態に復帰する際に、前記ガイド棒に当接・転動しながら該ガイド棒に案内されて、前記阻止棒を前記開状態に復帰させる転動体とを含む復帰ユニットと、
    前記発進制御装置の本体側板に固定されて可動する可動爪を具備する可動爪部、及び、前記可動爪部と当接する固定爪を具備して前記遮断ユニットが前記リリース状態になった際に、該固定爪が前記可動爪を押し下げて当該可動爪を乗り越えることにより係合する前記連結部に固定された前記固定爪部を有する第1ラッチ機構と、を備え、かつ、
    前記固定爪と前記可動爪との係合面が、リリース状態にある前記遮断ユニットが復帰する際に描く面と概ね平行になるように設けられていることを特徴とする発進制御装置。
  2. 請求項1に記載の発進制御装置であって、
    前記遮断ユニットが前記リリース状態から復帰した際に、当該復帰した状態を保持する第2ラッチ機構を備え、
    該第2ラッチ機構は、
    前記アーム部に内設され、かつ、当該アーム部に固定されて、前記ヒンジ軸が挿通するアーム側ヒンジ軸穴、及び、前記ヒンジ軸から所定距離の位置に設けられたボール穴を具備する2枚のアーム側プレートと、
    前記連結部に連結されて前記ヒンジ軸が挿通する連結側ヒンジ軸穴、及び、前記ヒンジ軸から所定距離の位置に設けられた嵌合穴を具備して、前記2枚のアーム側プレートの間に挿入された連結側プレートと、
    前記ボール穴に挿入されるボールと、
    該ボールを前記連結プレート側に付勢し、かつ、転動可能に付勢するボール付勢バネと、
    前記アーム部に固定されて、前記ボール付勢バネを収納する付勢バネ収納部と、を備えて、
    前記遮断ユニットが前記リリース状態から復帰した際に、前記ボール付勢バネにより付勢された前記ボールが前記嵌合穴に落ち込み嵌り込んで、復帰状態を保持することを特徴とすることを特徴とする発進制御装置。
  3. 請求項2に記載の発進制御装置であって、
    少なくとも前記連結側ヒンジ軸穴の周りの前記連結側プレートの厚みを肉薄部とした際に、前記嵌合穴から所定範囲の周辺部位が、前記肉薄部より肉厚に形成された肉厚部をなし、かつ、前記肉薄部と前記肉厚部との連結領域が、前記肉薄部と前記肉厚部とをなだらかに接続するアプローチ部をなして、
    前記アーム側プレートに対して前記連結側プレートが前記ヒンジ軸を回転中心として回転して、前記リリース状態から前記復帰状態に変位する際に、前記ボールは、前記肉薄部に対応する領域から前記アプローチ部に当接し、前記ボール付勢バネに抗して該アプローチ部により押し上げられて前記肉厚部を乗り越え、その後に前記嵌合穴に落ち込み嵌合して、当該状態を保持することを特徴とする発進制御装置。
  4. 請求項3に記載の発進制御装置であって、
    前記連結側プレートに固着された連結側係止板と、
    前記アーム側プレート又は当該アーム側プレートが固定されている部材に固定されたアーム側係止板と、
    前記連結側係止板とアーム側係止板との間に張設されて、復帰状態にある前記遮断ユニットをリリース状態にする方向に引っ張るアシストバネと、を備えることを特徴とする発進制御装置。
  5. 請求項4に記載の発進制御装置であって、
    前記本体には弾性体から形成されて、前記遮断ユニットが折れ曲がってリリース状態となった際に当該遮断ユニットと前記本体との衝撃を緩和させるダンパーを備えることを特徴とする発進制御装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の発進制御装置であって、
    前記転動体は、ベアリングにより形成されていることを特徴とする発進制御装置。
  7. 請求項6に記載の発進制御装置であって、
    前記転動体の外輪は、前記ガイド棒より高硬度に設定されていることを特徴とする発進制御装置。
  8. 請求項6又は7に記載の発進制御装置であって、
    前記転動体が転動する際の転動軸に沿った当該転動体の寸法は、前記ガイド部との当接範囲より大きな寸法に設定されていることを特徴とする発進制御装置。
  9. 請求項6乃至8のいずれか1項に記載の発進制御装置であって、
    前記ガイド棒は、前記転動体と当接して、前記遮断ユニットを一直線になるようにガイドするガイド部と、
    一直線になった前記遮断ユニットの揺れを規制する静定部と、
    を少なくとも含むことを特徴とする発進制御装置。
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