JP6183562B2 - 流体循環システム - Google Patents

流体循環システム Download PDF

Info

Publication number
JP6183562B2
JP6183562B2 JP2016556062A JP2016556062A JP6183562B2 JP 6183562 B2 JP6183562 B2 JP 6183562B2 JP 2016556062 A JP2016556062 A JP 2016556062A JP 2016556062 A JP2016556062 A JP 2016556062A JP 6183562 B2 JP6183562 B2 JP 6183562B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
flow rate
temperature
water
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016556062A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2016067340A1 (ja
Inventor
尚希 渡邉
尚希 渡邉
直紀 柴崎
直紀 柴崎
利幸 佐久間
利幸 佐久間
泰成 松村
泰成 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2016067340A1 publication Critical patent/JPWO2016067340A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6183562B2 publication Critical patent/JP6183562B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24DDOMESTIC- OR SPACE-HEATING SYSTEMS, e.g. CENTRAL HEATING SYSTEMS; DOMESTIC HOT-WATER SUPPLY SYSTEMS; ELEMENTS OR COMPONENTS THEREFOR
    • F24D3/00Hot-water central heating systems
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24HFLUID HEATERS, e.g. WATER OR AIR HEATERS, HAVING HEAT-GENERATING MEANS, e.g. HEAT PUMPS, IN GENERAL
    • F24H1/00Water heaters, e.g. boilers, continuous-flow heaters or water-storage heaters
    • F24H1/18Water-storage heaters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Description

本発明は、流体循環システムに関する。
流体を加熱する流体ヒーターと、暖房器具または蓄熱槽との間で流体を循環させる流体循環システムが知られている。下記特許文献1に開示されたシステムは、給湯タンク内の温水を暖房ユニットで利用するための利用側熱交換器と、給湯タンクと暖房ユニットとを接続する熱源側配管と、熱源側配管に設置された流量制御弁及び流量センサとを備える。このシステムでは、流量センサで検知した流体の流量に基づいて流量調整手段を制御することで、熱源の加熱能力を調整できる。
特許文献2には、浴槽の湯が循環する循環回路の水流を検知する水流スイッチとして、カルマン渦を圧電素子で検知する構成のものを使用することが開示されている。
日本特開2004−218908号公報 日本特開平11−37546号公報
特許文献2の実施の形態では、水流を受ける水流板が傾斜してリードスイッチに近づきまたは離れることで水流を検知する構成のものを水流スイッチとして使用している。リードスイッチを使用した水流スイッチは、構成が簡易である。しかしながら、例えば、磁気を帯びた異物が循環回路に侵入したような場合、リードスイッチが当該異物により誤検知をする可能性がある。カルマン渦を利用するカルマン渦流量センサは、そのような異物による誤検知をしない。このため、カルマン渦流量センサを利用した場合には、異物による誤検知を抑制できる。
カルマン渦流量センサは、流体の動粘度によって、センサ出力が変化する場合がある。動粘度は、温度によって大きく変化することが知られている。例えば、純水の動粘度は、5℃では1.52cSt(mm/s)、60℃では0.475cSt(mm/s)であり、3倍以上変化する。このため、流体の温度によって、カルマン渦流量センサで検知される流量に誤差が生じる可能性がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、簡単な構成で、カルマン渦流量センサの誤差の影響を抑制できる流体循環システムを提供することを目的とする。
本発明の流体循環システムは、流体を加熱する流体ヒーターと、流体を送出する循環ポンプを含み、流体ヒーターと、暖房設備または蓄熱槽との間を流体が循環する循環回路と、流体ヒーターの下流の液体の流量を検知するカルマン渦流量センサと、カルマン渦流量センサで検知される流量に応じて循環ポンプの出力を調整する流量フィードバック制御を行う制御装置と、を備え、制御装置は、流体ヒーターが起動され、流体ヒーターの下流の流体の温度が閾値に達した後、流量フィードバック制御を開始するものである。
本発明の流体循環システムによれば、簡単な構成で、カルマン渦流量センサの誤差の影響を抑制することが可能となる。
本発明の実施の形態1の流体循環システムを示す構成図である。 本発明の実施の形態1の流体循環システムの蓄熱運転時の水の循環回路を示す図である。 本発明の実施の形態1の流体循環システムの暖房運転時の水の循環回路を示す図である。 水の温度と動粘度との関係を示すグラフである。 水の温度とカルマン渦流量センサの出力偏差との関係を示すグラフである。 本発明の実施の形態1の流体循環システムにおける制御装置が蓄熱運転または暖房運転を開始するときの制御動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2の流体循環システムを示す構成図である。 本発明の実施の形態2の流体循環システムにおける制御装置が蓄熱運転または暖房運転を開始するときの制御動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。本明細書で「水」とは、低温の冷水から高温の湯まで、あらゆる温度の水を含む概念である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の流体循環システムを示す構成図である。図1に示す本実施の形態1の流体循環システム1は、貯湯式給湯暖房システムである。流体循環システム1は、流体ヒーター100と、タンクユニット200と、制御装置10とを備える。流体ヒーター100とタンクユニット200との間は、第一共通管9、第二共通管3、及び電気配線(図示省略)を介して接続される。本実施の形態1の流体循環システム1は、流体ヒーター100とタンクユニット200とが分かれた構成であるが、本発明では、流体ヒーター100とタンクユニット200とが一体化していても良い。
本実施の形態1の流体ヒーター100は、ヒートポンプ式の流体ヒーターである。流体ヒーター100は、冷媒を圧縮する圧縮機13と、水−冷媒熱交換器15と、冷媒を減圧させる減圧装置16と、低温熱源(例えば外気)の熱を冷媒に吸収させる低温側熱交換器17(蒸発器)と、これらの機器を環状に接続することで冷媒回路を形成する冷媒配管14とを備える。流体ヒーター100は、この冷媒回路でヒートポンプサイクル(冷凍サイクル)の運転を行うことで、水を加熱する。流体ヒーター100は、圧縮機13で圧縮された高温高圧の冷媒と、水とを、水−冷媒熱交換器15にて熱交換させることで、水を加熱する。
本発明における流体ヒーターは、上述したようなヒートポンプ式の流体ヒーターに限定されるものではなく、いかなる方式のものでも良い。例えば、本発明における流体ヒーターは、太陽熱で加熱するソーラー流体ヒーター、または、燃料(例えばガス、灯油、重油、石炭など)の燃焼熱で加熱する燃焼式流体ヒーターでも良い。また、本実施の形態1における流体は水であるが、本発明における流体は、不凍液、ブラインなどの、水以外の液体でも良い。
タンクユニット200は、蓄熱槽2、切替弁6、及び循環ポンプ11を内蔵する。蓄熱槽2内には、水が貯留される。蓄熱槽2内では、温度の違いによる水の密度の差により、上側が高温で下側が低温になる温度成層を形成できる。蓄熱槽2の下部には、給水管18が接続される。水道等の水源から供給される水が給水管18を通って蓄熱槽2内に供給される。蓄熱槽2の上部には、給湯管19が接続される。外部へ給湯する際には、蓄熱槽2に貯えられた湯が給湯管19へ送り出される。
蓄熱槽2は、第一水出口25及び第一水入口26を有する。蓄熱槽2の内部の水が第一水出口25から出る。流体ヒーター100で加熱された湯が第一水入口26から蓄熱槽2の内部へ入る。第一水出口25は、蓄熱槽2の下部にある。第一水入口26は、蓄熱槽2の上部にある。切替弁6は、第一ポート6a、第二ポート6b、及び第三ポート6cを有する。切替弁6は、第三ポート6cを第一ポート6aに連通させて第二ポート6bを遮断する状態と、第三ポート6cを第二ポート6bに連通させて第一ポート6aを遮断する状態とに切り替え可能である。
下部管8は、蓄熱槽2の第一水出口25と、第一共通管9の上流端との間を接続する。第一共通管9の下流端は、流体ヒーター100の水−冷媒熱交換器15の水入口に接続される。第一共通管9の途中に、循環ポンプ11が接続される。循環ポンプ11は、その出力が可変のものである。循環ポンプ11として、例えば、制御装置10からの速度指令電圧により出力を変えられるパルス幅変調制御(PWM制御)型の直流モータを備えたものを好ましく用いることができる。本実施の形態1では、循環ポンプ11をタンクユニット200に設置しているが、本発明では、循環ポンプ11を流体ヒーター100に設置しても良い。第二共通管3は、流体ヒーター100の水−冷媒熱交換器15の水出口と、切替弁6の第三ポート6cとの間を接続する。上部管4は、切替弁6の第一ポート6aと、蓄熱槽2の第一水入口26との間を接続する。
暖房設備12は、流体ヒーター100及びタンクユニット200の外部に設けられる。暖房設備12は、1または複数の暖房器具24を備える。流体ヒーター100で加熱された水を暖房器具24に流すことで、室内の空気の温度を上昇させる。暖房器具24としては、例えば、床下に設置される床暖房パネル、室内壁面に設置されるラジエータまたはパネルヒーター、及び、ファンコンベクターのうち、少なくとも一種を用いることができる。ファンコンベクターは、室内空気循環用の送風機と、室内空気と加熱された水などの液体の熱を交換する熱交換器とを備え、強制対流により暖房を行う。暖房設備12が複数の暖房器具24を備える場合、それらの種類は同じでも良いし異なっていても良い。暖房設備12が複数の暖房器具24を有する場合、複数の暖房器具24の接続方法は、直列、並列、直列及び並列の組み合わせ、のいずれもでも良い。
タンクユニット200と暖房設備12との間は、第一外部管22及び第二外部管23を介して接続される。タンクユニット200は、第二水出口27及び第二水入口28を有する。タンクユニット200から暖房設備12へ供給される水は、第二水出口27からタンクユニット200外へ出る。第一内部管5は、タンクユニット200の内部で、切替弁6の第二ポート6bと、第二水出口27との間を接続する。第一外部管22の上流端は、タンクユニット200の外側から第二水出口27に接続される。第一外部管22の下流端は、暖房設備12の入口に接続される。第二外部管23の上流端は、暖房設備12の出口に接続される。第二外部管23の下流端は、タンクユニット200の外側から第二水入口28に接続される。第二内部管7は、タンクユニット200の内部で、第二水入口28と、第一共通管9の上流端との間を接続する。暖房設備12からタンクユニット200へ戻る水は、第二水入口28からタンクユニット200内へ入る。
タンクユニット200は、制御装置10を内蔵する。制御装置10とリモートコントローラ21とは、相互通信可能に接続されている。使用者は、リモートコントローラ21から、流体循環システム1の運転に関する指令及び設定値の変更などを入力できる。図示を省略するが、制御装置10は、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、及び不揮発性メモリ等を含む記憶部と、記憶部に記憶されたプログラムに基いて演算処理を実行するCPU(セントラルプロセッシングユニット)と、CPUに対して外部の信号を入出力する入出力ポートとを有する。流体循環システム1が備えるアクチュエータ類及びセンサ類は、制御装置10に電気的に接続される。制御装置10は、センサ類の検知値及びリモートコントローラ21からの信号などに基づいて、流体循環システム1の動作を制御する。図示を省略するが、リモートコントローラ21は、流体循環システム1の状態等の情報を表示する表示部、使用者が操作するスイッチ等の操作部、スピーカ、マイク等が搭載されている。
蓄熱槽2の表面には、複数の温度センサ(図示省略)が、鉛直方向に間隔をあけて、取り付けられている。制御装置10は、これらの温度センサにより、蓄熱槽2内の鉛直方向の温度分布を検知することで、蓄熱槽2内の貯湯量、蓄熱量、残湯量等を算出できる。制御装置10は、蓄熱槽2内の貯湯量、蓄熱量、または残湯量に基づいて、後述する蓄熱運転の開始及び停止のタイミングなどを制御する。
次に、図2を参照して、流体循環システム1の蓄熱運転について説明する。図2は、本実施の形態1の流体循環システム1の蓄熱運転時の水の循環回路を示す図である。図2中の矢印は、水が流れる方向を示す。蓄熱運転では、切替弁6が、第三ポート6cを第一ポート6aに連通させて第二ポート6bを遮断する状態に制御され、流体ヒーター100及び循環ポンプ11が駆動される。蓄熱運転では、蓄熱槽2の下部の低温水が、第一水出口25、下部管8、及び第一共通管9を通り、流体ヒーター100の水−冷媒熱交換器15に送られる。そして、水−冷媒熱交換器15で加熱されることで高温になった水が、第二共通管3、切替弁6の第三ポート6c、第一ポート6a、上部管4、及び、第一水入口26を通り、蓄熱槽2の上部に流入する。蓄熱運転では、上記のように水が循環することで、蓄熱槽2の内部に上から下に向かって高温水が貯えられていき、蓄熱槽2の蓄熱量が増加する。上述した蓄熱運転時の水の循環回路を「蓄熱循環回路」と称する。
次に、図3を参照して、流体循環システム1の暖房運転について説明する。図3は、本実施の形態1の流体循環システム1の暖房運転時の水の循環回路を示す図である。図3中の矢印は、水が流れる方向を示す。暖房運転では、切替弁6が、第三ポート6cを第二ポート6bに連通させて第一ポート6aを遮断する状態に制御され、流体ヒーター100及び循環ポンプ11が駆動される。暖房運転では、流体ヒーター100の水−冷媒熱交換器15で加熱された水が、第二共通管3、切替弁6の第三ポート6c、第二ポート6b、第一内部管5、第二水出口27、及び、第一外部管22を通り、暖房設備12に送られる。この水は、暖房設備12の暖房器具24を通過する間に、室内空気または床などに熱を奪われることで、温度低下する。この温度低下した水は、第二外部管23、第二水入口28、第二内部管7、及び、第一共通管9を通り、流体ヒーター100の水−冷媒熱交換器15に戻る。水−冷媒熱交換器15に戻った水は、再加熱され、再循環する。上述した暖房運転時の水の循環回路を「暖房循環回路」と称する。本実施の形態1では、切替弁6により、蓄熱循環回路と暖房循環回路とを切り替え可能である。
流体ヒーター100の下流の流路である第二共通管3には、カルマン渦流量センサ30が設けられている。カルマン渦流量センサ30は、流体ヒーター100の下流の水の流量を検知する。カルマン渦流量センサ30は、流体ヒーター100の出口と、切替弁6の第三ポート6cとの間の水の流量を検知する。本実施の形態1では、カルマン渦流量センサ30をタンクユニット200に設置しているが、本発明では、カルマン渦流量センサ30を流体ヒーター100に設置しても良い。
カルマン渦流量センサ30の構成は、公知であるので、図示を省略する。カルマン渦流量センサ30は、管内にカルマン渦を発生させる渦発生体と、渦を検知する渦検知器とを有する。渦検知器としては、例えば、圧電素子、半導体歪ゲージ、静電容量センサ、サーミスタ、超音波センサなどを用いることができる。
カルマン渦が発生する周波数をf、ストローハル数をSt、管内の水の流速をV、渦発生体の幅をdとすると、次式が成り立つ。
f=St・V/d
ストローハル数Stは、レイノルズ数により変化するが、広いレイノルズ数の範囲でほぼ一定になる。ストローハル数Stが一定の範囲では、渦周波数fは、流速Vに正比例する。そのため、渦周波数fを検知することで、流速Vを検知できる。流速Vに管の流路断面積を乗じることで、水の流量(体積流量)を算出できる。よって、所定の換算係数を渦周波数fに乗じることで、水の流量を算出できる。
本実施の形態1におけるカルマン渦流量センサ30は、渦検知器が出力するパルス信号をアナログ信号に変換するパルスアナログ変換器を有する。カルマン渦流量センサ30が出力するアナログ信号は、渦周波数fを表す。制御装置10は、予め記憶された換算係数をカルマン渦流量センサ30の出力に乗じることで、水の流量を算出できる。
暖房器具24などから、鉄錆などの、磁気を帯びた異物が流れてきて、カルマン渦流量センサ30を通過する場合がある。リードスイッチを用いた流量センサでは、磁気を帯びた異物により、誤検知が生じる。これに対し、カルマン渦流量センサ30は、磁気を帯びた異物の影響を受けない。このため、カルマン渦流量センサ30を用いることで、磁気を帯びた異物による誤検知を確実に抑制できる。
蓄熱運転または暖房運転のとき、制御装置10は、カルマン渦流量センサ30で検知される流量が目標流量に一致するように循環ポンプ11の出力を調整するフィードバック制御を行う。このフィードバック制御を以下「流量フィードバック制御」と称する。流量フィードバック制御のとき、制御装置10は、目標流量と、カルマン渦流量センサ30で検知される流量との偏差に基づく制御動作を行うことで、循環ポンプ11への操作信号を算出する。この制御動作としては、特に限定されないが、例えばPID制御動作(Proportional−Integral−Derivative Control)が好ましい。
図4は、水の温度と動粘度との関係を示すグラフである。図4に示すように、水の温度が低いほど、水の動粘度は高くなる。流体の動粘度が高いほど、カルマン渦ができにくくなる。そのため、水の温度が低いと、カルマン渦流量センサ30の精度が低下する場合がある。流量が低いと、カルマン渦ができにくくなる。水の温度が低く、水の動粘度が高く、流量が低いと、カルマン渦ができにくい。このため、水の温度が低いと、カルマン渦流量センサ30で検知できる下限流量が高くなる。
図5は、水の温度とカルマン渦流量センサ30の出力偏差との関係を示すグラフである。出力偏差とは、実流量と、カルマン渦流量センサ30で検知される流量出力値との差のばらつきを示す。例えば、ある温度での実流量をQとし、カルマン渦流量センサ30の流量出力値をq1,q2,・・・,qn(1回の流量検出にn回の出力を行う)とすると、出力偏差は、√[{(Q−q1)+(Q−q2)+・・・+(Q−qn)}/n]となる。図5は、実流量が毎分3リットルのときの関係を示す。図5に示すように、水の温度が低いほど、カルマン渦流量センサ30の出力偏差が大きくなる。出力偏差が大きいほど、カルマン渦流量センサ30の精度が低いことを意味する。水の温度が低いほど、カルマン渦流量センサ30の出力偏差が大きくなり、カルマン渦流量センサ30の精度が低くなる。
蓄熱運転のとき、蓄熱槽2の下部から流体ヒーター100に流入する水の温度は、低温(例えば15℃)である。流体ヒーター100から流出する水の温度、すなわち流体ヒーター100の下流の水の温度を以下「ヒーター下流温度」と称する。流体ヒーター100の起動後、しばらくの間は、ヒーター下流温度は、低く、かつ、不安定になる。そのため、流体ヒーター100の起動後、しばらくの間は、カルマン渦流量センサ30を通過する水の動粘度は、高く、かつ、不安定になる。その結果、カルマン渦流量センサ30で検知される流量の誤差が大きくなり易い。図5によると、流体ヒーター100の起動後のヒーター下流温度が上がり切っていない状態(例えばヒーター下流温度が30℃のとき)のカルマン渦流量センサ30の出力偏差は、ヒーター下流温度が上昇したとき(例えば50℃のとき)のカルマン渦流量センサ30の出力偏差の約3倍になる。
暖房運転のとき、暖房設備12から流体ヒーター100に流入する水の温度は、暖房負荷の大小によって変動する。暖房運転のときも、流体ヒーター100の起動後、しばらくの間は、ヒーター下流温度は、低く、かつ、不安定になる。
本実施の形態1では、蓄熱運転または暖房運転を開始するとき、制御装置10は、流体ヒーター100の起動後、しばらくの間は、流量フィードバック制御を行わない。制御装置10は、流体ヒーター100の起動後、ヒーター下流温度が閾値に達した後、流量フィードバック制御を開始する。この閾値は、カルマン渦流量センサ30の精度が十分に高くなるような水の温度であり、例えば50℃である。このようにすることで、カルマン渦流量センサ30の精度が十分に高くなってから流量フィードバック制御を開始するので、水の循環流量を高精度に制御できる。制御装置10は、流量フィードバック制御を開始する前は、循環ポンプ11を一定の出力で運転する。これにより、流体ヒーター100の起動直後の、カルマン渦流量センサ30の精度が低い時期にも、水の循環流量が不安定になることを抑制できる。
図6は、本実施の形態1の流体循環システム1における制御装置10が蓄熱運転または暖房運転を開始するときの制御動作を示すフローチャートである。図6に示すように、蓄熱運転または暖房運転を開始するとき、制御装置10は、ステップS1で、流体ヒーター100を起動する。このとき、制御装置10は、循環ポンプ11を同時に起動しても良いし、流体ヒーター100の起動前に循環ポンプ11を起動しても良いし、流体ヒーター100の起動後に循環ポンプ11を起動しても良い。
制御装置10は、ステップS1からステップS2へ移行する。ステップS2で、制御装置10は、流体ヒータ−100の起動からの経過時間T1と、予め記憶された参照値R1とを比較する。参照値R1は、ヒーター下流温度が閾値(例えば50℃)に達することを保証できる時間として、予め設定される。参照値R1は、例えば60秒である。ステップS2で、経過時間T1が参照値R1に達しない場合には、制御装置10は、流量フィードバック制御を開始せず、待機する。ステップS2で、経過時間T1が参照値R1に達した場合には、制御装置10は、ステップS3へ移行し、流量フィードバック制御を開始する。
蓄熱運転または暖房運転を終了するとき、制御装置10は、ステップS4へ移行し、流体ヒーター100を停止する。制御装置10は、流体ヒーター100の停止後も、循環ポンプ11の運転を継続する。制御装置10は、ステップS4からステップS5へ移行する。ステップS5で、制御装置10は、流体ヒータ−100の停止からの経過時間T2と、予め記憶された参照値R2とを比較する。参照値R2は、ヒーター下流温度が閾値(例えば50℃)より低くなることを判定する時間として、予め設定される。ステップS5で、経過時間T2が参照値R2に達しない場合には、制御装置10は、流量フィードバック制御を継続する。ステップS5で、経過時間T2が参照値R2に達した場合には、制御装置10は、ステップS6へ移行し、流量フィードバック制御を終了する。
以上説明したように、本実施の形態1によれば、流体ヒーター100の起動直後には流量フィードバック制御を行わず、カルマン渦流量センサ30を通過する水の温度であるヒーター下流温度が十分に高くなり、水の動粘度が十分に低くなってから、流量フィードバック制御を開始する。本実施の形態1では、カルマン渦流量センサ30を通過する水の動粘度が高いとき及び不安定なときには流量フィードバック制御を行わないことで、カルマン渦流量センサ30の誤差の影響を受けることを確実に抑制できる。水温の変化に応じたカルマン渦流量センサ30の煩雑な補正を行わなくても、上記の効果が得られるので、制御装置10の構成を簡素化できる。
また、本実施の形態1では、流体ヒータ−100の停止からの経過時間T2が参照値R2に達した場合には、流量フィードバック制御を終了する。これにより、ヒーター下流温度が閾値(例えば50℃)に比べて低くなった場合には、流量フィードバック制御を行わないようにできる。よって、カルマン渦流量センサ30の誤差の影響を受けることをより確実に抑制できる。
前述したように、制御装置10は、換算係数をカルマン渦流量センサ30の出力に乗じることで、水の流量を算出できる。換算係数の正確な値は、流体(水)の動粘度に応じて、変化し得る。本実施の形態1では、水温が目標加熱温度に等しいときの水の動粘度に応じた換算係数の値を制御装置10に予め記憶しておく。目標加熱温度は、蓄熱運転または暖房運転のときのヒーター下流温度の目標値である。制御装置10は、目標加熱温度を予め記憶している。目標加熱温度は、例えば、50℃〜80℃である。本実施の形態1では、流量フィードバック制御の実行中にカルマン渦流量センサ30を通過する水の温度は、おおむね一定であり、目標加熱温度におおむね等しい。そのため、水温が目標加熱温度に等しいときの水の動粘度に応じた換算係数の値を制御装置10に予め記憶しておくことで、換算係数の補正を行うことなく、流量フィードバック制御を高精度に行うことが可能となる。
実施の形態2.
次に、図7及び図8を参照して、本発明の実施の形態2について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。図7は、本発明の実施の形態2の流体循環システムを示す構成図である。図7に示す本実施の形態2の流体循環システム1のハードウェア構成は、ヒーター下流温度を検知する温度センサ31を備えること以外は実施の形態1と同様である。温度センサ31は、第二共通管3に設けられている。本実施の形態2では、温度センサ31を流体ヒーター100に設置しているが、本発明では、温度センサ31をタンクユニット200に設置しても良い。
図8は、本実施の形態2の流体循環システム1における制御装置10が蓄熱運転または暖房運転を開始するときの制御動作を示すフローチャートである。図8に示すように、蓄熱運転または暖房運転を開始するとき、制御装置10は、ステップS11で、流体ヒーター100を起動する。このとき、制御装置10は、循環ポンプ11を同時に起動しても良いし、流体ヒーター100の起動前に循環ポンプ11を起動しても良いし、流体ヒーター100の起動後に循環ポンプ11を起動しても良い。
制御装置10は、ステップS11からステップS12へ移行する。ステップS12で、制御装置10は、温度センサ31で検知されたヒーター下流温度Teと、予め記憶された参照値R3(例えば50℃)とを比較する。ステップS12で、ヒーター下流温度Teが参照値R3に達しない場合には、制御装置10は、流量フィードバック制御を開始せず、待機する。ステップS12で、ヒーター下流温度Teが参照値R3に達した場合には、制御装置10は、ステップS13へ移行し、流量フィードバック制御を開始する。
蓄熱運転または暖房運転を終了するとき、制御装置10は、ステップS14へ移行し、流体ヒーター100を停止する。制御装置10は、流体ヒーター100の停止後も、循環ポンプ11の運転を継続する。制御装置10は、ステップS14からステップS15へ移行する。ステップS15で、制御装置10は、温度センサ31で検知されたヒーター下流温度Teと、予め記憶された参照値R4(例えば50℃)とを比較する。ステップS15で、ヒーター下流温度Teが参照値R4以上である場合には、制御装置10は、流量フィードバック制御を継続する。ステップS15で、ヒーター下流温度Teが参照値R4より低くなった場合には、制御装置10は、ステップS16へ移行し、流量フィードバック制御を終了する。
以上説明したように、本実施の形態2によれば、流体ヒーター100の起動直後には流量フィードバック制御を行わず、カルマン渦流量センサ30を通過する水の温度であるヒーター下流温度が十分に高くなり、水の動粘度が十分に低くなってから、流量フィードバック制御を開始する。本実施の形態2では、カルマン渦流量センサ30を通過する水の動粘度が高いとき及び不安定なときには流量フィードバック制御を行わないことで、カルマン渦流量センサ30の誤差の影響を受けることを確実に抑制できる。水温の変化に応じたカルマン渦流量センサ30の煩雑な補正を行わなくても、上記の効果が得られるので、制御装置10の構成を簡素化できる。
また、本実施の形態2では、流体ヒータ−100の停止からのヒーター下流温度Teが参照値R4より低くなった場合には、流量フィードバック制御を終了する。これにより、ヒーター下流温度が低く、水の動粘度が高い場合には、流量フィードバック制御を行わないようにできる。よって、カルマン渦流量センサ30の誤差の影響を受けることをより確実に抑制できる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の形態に限定されるものではない。例えば、以下のようにしても良い。流体ヒーター100の起動後、ヒーター下流温度が低温の状態では、特に低流量時のカルマン渦流量センサ30の検知精度が悪くなる。カルマン渦流量センサ30の信号が出ないとき、または、カルマン渦流量センサ30の検知流量が極めて小さいときに、流量不足または配管詰まり等の異常が発生したと制御装置10が判定しても良い。そのような異常判定を行う場合、制御装置10は、流体ヒーター100の起動後の経過時間が参照値に達した後、または、温度センサ31で検知されたヒーター下流温度Teが参照値に達した後に、異常判定を行うようにしても良い。これにより、カルマン渦流量センサ30を通過する水が高温で安定し、動粘度の低い状態で異常判定ができるため、誤判定を抑制できる。
また、上述した実施の形態では、暖房設備及び蓄熱槽を備え、暖房運転及び蓄熱運転を切り替え可能な流体循環システムを例に説明したが、本発明の流体循環システムは、暖房設備及び蓄熱槽の一方を備え、暖房運転及び蓄熱運転の一方を行うものでも良い。
1 流体循環システム、2 蓄熱槽、3 第二共通管、4 上部管、5 第一内部管、6 切替弁、6a 第一ポート、6b 第二ポート、6c 第三ポート、7 第二内部管、8 下部管、9 第一共通管、10 制御装置、11 循環ポンプ、12 暖房設備、13 圧縮機、14 冷媒配管、15 水−冷媒熱交換器、16 減圧装置、17 低温側熱交換器、18 給水管、19 給湯管、21 リモートコントローラ、22 第一外部管、23 第二外部管、24 暖房器具、25 第一水出口、26 第一水入口、27 第二水出口、28 第二水入口、30 カルマン渦流量センサ、31 温度センサ、100 流体ヒーター、200 タンクユニット

Claims (6)

  1. 流体を加熱する流体ヒーターと、
    前記流体を送出する循環ポンプを含み、前記流体ヒーターと、暖房設備または蓄熱槽との間を前記流体が循環する循環回路と、
    前記流体ヒーターの下流の前記流体の流量を検知するカルマン渦流量センサと、
    前記カルマン渦流量センサで検知される流量に応じて前記循環ポンプの出力を調整する流量フィードバック制御を行う制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、前記流体ヒーターが起動され、前記流体ヒーターの下流の前記流体の温度が閾値に達した後、前記流量フィードバック制御を開始する流体循環システム。
  2. 前記制御装置は、前記流体ヒーターの起動からの経過時間が参照値に達した後、前記流量フィードバック制御を開始する請求項1に記載の流体循環システム。
  3. 前記流体ヒーターの下流の前記流体の温度を検知する温度センサをさらに備え、
    前記制御装置は、前記温度センサで検知された温度が参照値に達した後、前記流量フィードバック制御を開始する請求項1に記載の流体循環システム。
  4. 前記制御装置は、前記流量フィードバック制御の開始前、前記循環ポンプを一定の出力で運転する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の流体循環システム。
  5. 前記制御装置は、前記流体ヒーターが停止され、前記流体ヒーターの下流の前記流体の温度が前記閾値に比べて低くなった後、前記流量フィードバック制御を行わない請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の流体循環システム。
  6. 前記制御装置は、前記流体の目標加熱温度と、前記カルマン渦流量センサの出力に乗じる換算係数とを記憶し、前記換算係数を前記カルマン渦流量センサの出力に乗じることで前記流量を算出し、
    前記換算係数は、前記流体の温度が前記目標加熱温度に等しいときの前記流体の動粘度に応じた値である請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の流体循環システム。
JP2016556062A 2014-10-27 2014-10-27 流体循環システム Active JP6183562B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2014/078500 WO2016067340A1 (ja) 2014-10-27 2014-10-27 流体循環システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2016067340A1 JPWO2016067340A1 (ja) 2017-04-27
JP6183562B2 true JP6183562B2 (ja) 2017-08-23

Family

ID=55856735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016556062A Active JP6183562B2 (ja) 2014-10-27 2014-10-27 流体循環システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6183562B2 (ja)
WO (1) WO2016067340A1 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007327725A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Hitachi Appliances Inc ヒートポンプ式給湯機
JP5326650B2 (ja) * 2009-02-25 2013-10-30 株式会社ノーリツ 加熱制御装置
JP5244015B2 (ja) * 2009-04-08 2013-07-24 株式会社コロナ 貯湯式給湯装置
JP5385694B2 (ja) * 2009-06-18 2014-01-08 株式会社コロナ ヒートポンプ式給湯機
JP2011158193A (ja) * 2010-02-02 2011-08-18 Panasonic Corp ヒートポンプ給湯機
JP5450280B2 (ja) * 2010-06-18 2014-03-26 日立アプライアンス株式会社 給液装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2016067340A1 (ja) 2017-04-27
WO2016067340A1 (ja) 2016-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4674540B2 (ja) 給湯装置
JP5216368B2 (ja) ヒートポンプ式給湯機
JP5452581B2 (ja) ヒートポンプシステム及びヒートポンプ装置の制御方法
KR101805334B1 (ko) 열원 장치
JP6537703B2 (ja) ヒートポンプ給湯機
JP6252685B2 (ja) 給湯暖房システム
JP5817683B2 (ja) ヒートポンプ給湯機
US11668488B2 (en) System and method of controlling a heat transfer system
EP2784402B1 (en) Heat pump water heater
JP2017044446A (ja) ヒートポンプ装置およびこれを備えた給湯装置
JP6183562B2 (ja) 流体循環システム
JP2005337550A (ja) ヒートポンプ式給湯機
JP6217867B2 (ja) 流体循環システム
JP6323269B2 (ja) ボイラ装置
JP2014016041A (ja) 給湯装置
JP6045108B2 (ja) 一缶二水路燃焼装置
KR101500943B1 (ko) 난방공급 및 난방환수 온도센서를 이용한 보일러의 난방 연소 제어방법
JP5903865B2 (ja) ボイラの熱出力計測装置
JP2007327667A (ja) 貯湯式給湯器
WO2018116466A1 (ja) 貯湯式給湯機
JP5594277B2 (ja) 温水床暖房装置および温水床暖房装置の配管接続判定方法
JP6575813B2 (ja) ヒートポンプ給湯装置
JP7315438B2 (ja) 加熱システム、及びその制御方法
JP2009287816A (ja) 貯湯式給湯装置
CN109073273A (zh) 热水供给系统

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170627

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170710

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6183562

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250