JP6183292B2 - スイッチトリラクタンスモータの制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチトリラクタンスモータの制御装置に関する。
近年、永久磁石を用いないタイプのモータとしてSR(スイッチトリラクタンス)モータが知られている。SRモータの制御では、巻線に印加する電圧のオンオフタイミングを調整することで、所望のトルクを発生させることが行われている。このようなSRモータの制御では、実際に巻線を流れる電流波形が想定した電流波形と異なった波形になると、所望のトルクを発生させることができない。
特許文献1に記載のSRモータの制御装置では、電源電圧の変動が生じて、電流波形が想定した電流波形と異なった波形になる場合に、印加電圧のオンタイミングを補正している。詳しくは、電流センサにより検出した電流の所定期間の積分値と、予め想定している基準の電流の所定期間の積分値とが一致するように、印加電圧のオンタイミングを補正している。そして、巻線を流れる電流波形の面積と基準の電流波形の面積とを同一にして、所望のトルクを確保している。
特開2003−319691号公報
上述したような実際の電流波形と基準の電流波形とのずれは、回転子の位置検出誤差がある場合に、本来通電開始及び消磁開始すべき回転子位置と異なる回転子位置で、通電開始及び消磁開始してしまうことによっても生じる。
本発明は、上記実情に鑑み、回転子の位置検出誤差を推定可能なSRモータの制御装置を提供することを主たる目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、径方向に突極を有する回転子と、前記回転子の突極と対向する突極を有する固定子と、前記固定子の突極に巻回された巻線と、を備えるスイッチトリラクタンスモータを制御する制御装置であって、前記回転子の回転位置を検出する回転位置センサと、前記回転位置センサにより検出された前記回転位置が、要求トルクに応じた制御位置となった時に、前記巻線に印加する電圧をオン又はオフする電圧印加手段と、前記巻線の電流の状態が遷移する状態遷移タイミングに同期して、前記電流の検出及び電流の積分を開始し、前記検出された電流を所定期間積分して検出積分値を取得する電流積分手段と、前記要求トルクに応じて予め想定している基準電流を前記所定期間積分した基準積分値と、前記電流積分手段により算出された前記検出積分値との差分に基づいて、前記回転位置センサにより検出された前記回転位置の誤差量を推定する推定手段と、を備える。
本発明によれば、回転位置センサにより検出された回転位置が、要求トルクに応じた制御位置となった時に、巻線の印加電圧がオン又はオフされる。そして、巻線の電流の状態遷移タイミングに同期して電流の検出及び積分が開始され、所定期間電流が積分された検出積分値が取得される。
回転位置センサの取り付け精度や回転位置センサの検出精度が低く、検出された回転位置と実際の回転位置とに誤差がある場合、実際には要求トルクに応じた制御位置で巻線の印加電圧がオン及びオフされない。そのため、巻線に流れる電流は、要求トルクに応じて想定している基準電流と異なる電流になり、基準電流を所定期間積分した基準積分値と検出積分値とには、検出された回転位置の誤差量に応じた差分が生じる。よって、基準積分値と検出積分値との差分に基づいて、検出された回転位置の誤差量を推定できる。
SRモータの構成を示す断面図。 第1実施形態に係るSRモータの制御システムの構成を示す図。 SRモータの駆動回路の構成を示す図。 SRモータの巻線への通電態様を示す図。 スイッチングパターンを示す表。 通常駆動時の駆動電流、電流積分区間、及び駆動電圧を示す図。 中速駆動時の駆動電流、電流積分区間、及び駆動電圧を示す図。 高速駆動時の駆動電流、電流積分区間、及び駆動電圧を示す図。 高速駆動時の駆動電流、電流積分区間、及び駆動電圧を示す図。 電圧印加タイミングを補正する前と後の駆動電流及び駆動電圧を示す図。 通電角指令値を補正する処理手順を示すフローチャート。 通常駆動時の駆動電流、積分区間、及び駆動電圧を示す図。 通常駆動時の駆動電流、積分区間、及び駆動電圧を示す図。 中速駆動時の駆動電流、積分区間、及び駆動電圧を示す図。 高速駆動時の駆動電流、積分区間、及び駆動電圧を示す図。 高速駆動時の駆動電流、積分区間、及び駆動電圧を示す図。 第2実施形態に係るSRモータの制御システムの構成を示す図。 第3実施形態に係るSRモータの制御システムの構成を示す図。 第4実施形態に係るSRモータの制御システムの構成を示す図。
以下、スイッチトリラクタンスモータ(以下、SRモータ)の制御装置を具現化した各実施形態について、図面を参照しつつ説明する。各実施形態に係るSRモータは、車両に搭載された車載主機としてのモータを想定している。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付しており、同一符号の部分についてはその説明を援用する。
(第1実施形態)
まず、図1を参照して、SRモータ20の構成について説明する。SRモータ20は、径方向に突出する4個の突極26aを有する回転子26と、突極26aと対向する6個の突極25aを有する筒状の固定子25と、突極25aに巻回された巻線10a〜12a,10b〜12bを有する3相モータとして構成されている。回転子26と固定子25とは、同軸上に配置されている。巻線10aと10b、巻線11aと11b、巻線12aと12bは、それぞれ電気角360°離れた位置に配置されて直列接続されている。U相、V相、W相は、それぞれ巻線10aと10b、巻線11aと11b、巻線12aと12bから構成されている。
回転子26の突極26aと固定子25の突極25aとは、互いに倍数関係にない偶数個に設定されているため、巻線12a,bが巻回された突極25aと、一対の突極26aとが対向すると、他の突極25aと他の突極26aとの位置にはずれが生じる。したがって、逐次ずれた突極25aを選んでその相に通電すれば、回転子の突極26aを連続的に引き付け、トルクを発生させて回転子26を回転させることができる。発生するトルクの大きさは、固定子25と回転子26との相対位置、巻線10a〜12a,10b〜12bの巻数、及び巻線10a〜12a,10b〜12bに流れる電流に応じて決まる。回転子26の回転位置は、回転位置センサ60(図2参照)により検出される。
回転位置センサ60は、レゾルバ、ホールセンサを用いたエンコーダ等のセンサである。ホールセンサのような簡易で低分解能なセンサは検出精度が低いため、検出された回転位置に誤差が含まれることがある。また、レゾルバのような検出精度の高いセンサでも、取り付け精度の不良により、検出された回転位置に誤差が含まれることがある。本実施形態では、回転位置センサ60が車両に搭載されているため、振動等により取り付け精度が悪化することもある。
次に、図2を参照して、第1実施形態に係るSRモータの制御システムについて説明する。SRモータ20には、SRモータ20を駆動する駆動回路40が接続されている。駆動回路40には、コントローラ30と直流電源50とが接続されている。直流電源50は、端子間電圧が例えば100V以上となる2次電池である。具体的には、直流電源50として、リチウムイオン2次電池やニッケル水素2次電池が採用される。なお、コントローラ30、駆動回路40、電源50、電流センサ37、及び回転位置センサ60から、本実施形態に係るSRモータの制御装置が構成される。
駆動回路40は、直流電源50から出力された電力を3相に変換して、SRモータ20へ供給する。詳しくは、駆動回路40は、コントローラ30から受信した操作信号g1a〜c,g2a〜cに基づいて、駆動回路40のスイッチング素子SW1a〜c,SW2a〜cを操作し、巻線10a,b、巻線11a,b、巻線12a,bに印加する電圧をオン又はオフする(図3参照)。操作信号g1a〜c,g2a〜cは、電圧指令値Var,Vbr,Vcr、及び通電角指令値θon,θoffに基づいて生成される信号である。電圧指令値Var,Vbr,Vcrは、要求トルクTrを発生させるために、それぞれ巻線10a,b、11a,b、12a,bに印加する電圧の指令値である。また、通電角指令値θon,θoff(制御位置)は、要求トルクTrを発生させるために、巻線10a,b、11a,b、12a,bに印加する電圧を、オンするタイミング及びオフするタイミングである。
図3に、駆動回路40の構成を示す。U相の駆動回路は、上アームのスイッチング素子SW1a及びダイオードD2aと、下アームのスイッチング素子SW2a及びダイオードD1aを備える。同様に、V相の駆動回路は、上アームのスイッチング素子SW1b及びダイオードD2bと、下アームのスイッチング素子SW2b及びダイオードD1bを備える。また、W相の駆動回路は、上アームのスイッチング素子SW1c及びダイオードD2cと、下アームのスイッチング素子SW2c及びダイオードD1cを備える。本実施形態では、スイッチング素子SW1a〜c,SW2a〜cとして、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)を用いている。スイッチング素子SW1a〜c,SW2a〜cは、MOSFETや、バイポーラトランジスタ等でもよい。
各相の駆動回路は同様の構成をしているため、以下、U相の駆動回路についてのみ説明し、V相及びW相の駆動回路の説明は省略する。スイッチング素子SW1aのエミッタ端子とダイオードD1aのカソードとが直列に接続されており、ダイオードD2aのアノードとスイッチング素子SW2aのコレクタ端子とが接続されている。そして、スイッチング素子SW1aとダイオードD1aとの接続点T1と、ダイオードD2aとスイッチング素子SW2aとの接続点T2との間に、巻線10が接続されている。巻線10は、巻線10aと10bが直列に接続された巻線である。
また、スイッチング素子SW1aのコレクタ端子、及びダイオードD2aのカソードは、平滑用コンデンサ51の第1端及び直流電源50の正極側に接続されている。ダイオードD1aのアノード、及びスイッチング素子SW2aのエミッタ端子は、平滑用コンデンサ51の第2端及び直流電源50の負極側に接続されている。すなわち、U相の駆動回路は、いわゆる非対称Hブリッジ回路となっている。
次に、図4及び5を参照して、U相の駆動回路のスイッチング素子SW1a,SW2aの操作について説明する。各相の駆動回路のスイッチング素子に対する操作は、コントローラ30から送信された操作信号により実行される。本実施形態において、SRモータの各相は独立しているため、各相の駆動回路のスイッチング素子に対する操作は、同様の操作となる。そこで、以下の説明では、U相を例として説明し、V相及びW相の説明は省略する。SRモータ20の通常駆動時には、巻線10を流れる電流の状態に応じて、電力供給モード、定電流モード、消磁モード、休止モードの4モードがある。
電力供給モードでは、スイッチング素子SW1a及びSW2aをオンにする。このモードでは、図4(a)に示すように、直流電源50、スイッチング素子SW1a、巻線10、及びスイッチング素子SW2aを含む閉回路が形成され、この閉回路に電流が流れる。巻線10には直流電源50の電圧VEが印加され、巻線10が励磁されて、巻線10に磁気エネルギが蓄えられる。電力供給モードでは、方形波状の電圧を印加し続け、駆動電流を立ち上げ、要求トルクTrに応じた電流値まで駆動電流を上昇させる。回転位置センサ60により検出された回転子の回転位置(位相)が通電角指令値θonとなった時点で、スイッチング素子SW1a及びSW2aをオンにし、電流供給モードを開始する。すなわち、通電角指令値θonは、電力供給モードの開始タイミング(通電開始タイミング)となっている。図6(a)及び(b)に示す駆動電流波形及び駆動電圧波形の期間Aが、電流供給モードに相当する。
定電流モードでは、スイッチング素子SW1a及びSW2aのオン、オフを繰り返し、巻線10に流れる駆動電流を一定に保持する。詳しくは、電力供給モードと同様に、スイッチング素子SW1a及びSW2aをオンする。続いて、スイッチング素子SW1aをオン、スイッチング素子SW2aをオフにする。この場合、図4(b)に示すように、スイッチング素子SW1a、巻線10、及びダイオードD2aを含む閉回路が形成され、電流が循環する。ダイオードD2aはフリーホイールダイオードとして機能する。
続いて、スイッチング素子SW1aをオフ、スイッチング素子SW2aをオンにする。この場合、図4(c)に示すように、ダイオードD1a、巻線10、及びスイッチング素子SW2aを含む閉回路が形成され、電流が循環する。ダイオードD1aはフリーホイールダイオードとして機能する。続いて、スイッチング素子SW1a及びSW2aをオフにする。この場合、図4(d)に示すように、ダイオードD1a、巻線10、ダイオードD2a、及び直流電源50を含む閉回路が形成される。この閉回路には、巻線10に蓄積された磁気エネルギを電力供給源として、直流電源50を充電する方向に回生電流が流れる。そして、巻線10に逆起電力が発生する前に、定電流モードの最初のスイッチングパターンに切り替える。
定電流モードでは、上記4つのスイッチングパターンを繰り返して、方形波状の電圧を繰り返し印加し、巻線10に流れる駆動電流を所定の上限値と所定の下限値との範囲内に収める。図6(a)及び(b)において、期間Bが定電流モードに相当する。
消磁モードでは、定電流モードの4番目のパターンと同様に、スイッチング素子SW1a及びSW2aをオフにする。ダイオードD1a、巻線10、ダイオードD2a、及び直流電源50を含む閉回路に回生電流が流れ、その結果、巻線10に負の直流電源である−VEの逆起電力が発生する。回生電流は、巻線10に蓄積された磁気エネルギがなくなるまで流れ続ける。回転位置センサ60により検出された回転子の回転位置(位相)が通電角指令値θoffとなった時点で、スイッチング素子SW1a及びSW2aをオフにし、消磁モードを開始する。すなわち、通電角指令値θoffは、消磁モードの開始タイミングとなっている。図6(a)及び(b)において、期間Cが消磁モードに相当する。
休止モードは、消磁モードが終了してから電力供給モードを再度開始するまでの期間である。休止モードでは、スイッチング素子SW1a及びSW2aはオフのままにする。巻線10に蓄積された磁気エネルギは消磁モードでなくなり、休止モードでは回生電流は流れない。よって、巻線10に印加される電圧は0になる。図6(a)及び(b)において、期間Dが休止モードに相当する。
次に、図2に戻り、コントローラ30について説明する。コントローラ30は、CPU、ROM、RAM、及びI/O等を備えたマイクロコンピュータであって、駆動回路40のスイッチング素子SW1a〜c,SW2a〜cを制御し、ひいてはSRモータ20の動作を制御する。コントローラ30は、ROMに記憶されている各種プログラムを実行することにより、操作信号生成部31、電流積分部32及び回転位置誤差量推定部34の機能を実現するとともに、メモリに記憶された電流積分値情報33を備えている。
操作信号生成部31は、要求トルクTrに対応して、最適な電圧指令値Var及び通電角指令値θon,θoffを最適マップから取得する。さらに、操作信号生成部31は、電圧指令値Var及び通電角指令値θon,θoffを満たす電圧が、巻線10に印加されるように、スイッチング素子SW1a,SW2aに対する操作信号g1a,g2aを生成する。そして、操作信号生成部31は、生成した操作信号g1a,g2aを駆動回路40へ送信する。また、操作信号生成部31は、電圧指令値Varを電流積分部32へ送信する。要求トルクTrは、車両の負荷状態に応じて他の制御装置により算出されて、コントローラ30へ入力される。なお、操作信号生成部31及び駆動回路40から電圧印加手段が構成される。
電流積分部32(電流積分手段)は、巻線10を流れる駆動電流の状態が遷移する状態遷移タイミング、すなわち動作モードの切替え時に同期して、電流センサ35により検出された電流の取得を開始するとともに、取得した電流を所定期間積分して検出積分値を取得する。
具体的には、電流積分部32は、電力供給モードの開始タイミング、すなわち巻線10に電流が通電開始するタイミングに同期して、電流の取得及び積分を開始し、通電開始するタイミングの次の状態遷移タイミングに同期して、電流の積分を終了する。図6に示すように、通常駆動時の場合は、電流積分部32は、電流供給モード(期間A)の開始に同期して電流の取得及び積分を開始し、電流供給モードから定電流モード(期間B)に遷移するタイミングで積分を終了する。また、図7に示すように、中速駆動時の場合は、巻線10のインダクタンスLの影響により電流応答性が低下し、定電流モードが省略されることがある。この場合、電流積分部32は、電流供給モードの開始に同期して電流の取得及び積分を開始し、電流供給モードから消磁モード(期間C)に遷移するタイミングで積分を終了する。
また、図8に示すように、高速駆動時の場合は、電流応答性が更に低下し、回生電流が流れなくなる前に電圧が印加されて、定電流モード及び休止モード(期間D)が省略されることがある。この場合、電流積分部32は、電流供給モードの開始に同期して電流の取得及び積分を開始し、電流供給モードから消磁モードに遷移するタイミングで積分を終了する。また、図9に示すように、高速駆動時の場合、電流積分部32は、消磁モードから電力供給モードに遷移した際に増加した分の電流を積分して、検出積分値を算出してもよい。すなわち、消磁モードの終了時に残っている電流は積分値に含めなくてもよい。本実施形態では、電流積分部32は、いずれの駆動時においても、電力供給モードの期間検出電流を積分して検出積分値を取得する。
電流積分値情報33は、要求トルクTrに対応した通電角指令値θon,θoff及び基準電圧VEにおいて、予め想定している基準電流を電流供給モードの期間積分した基準積分値が、メモリに記憶されているものである。電流積分値情報33は、通電角指令値、基準電圧、電流初期値をパラメータとする基準積分値のマップである。電流初期値は、積分値を算出し始める時の基準電流の値である。電流供給モードの期間積分する場合は、電流初期値は0となる。
詳しくは、予め電圧方程式V=Ri+L(di/dt)を用いて、要求トルクTrに対応した基準積分値を算出しておく。Rは基準温度における巻線10の抵抗値、Lは巻線10のインダクタンス値、iは基準電流を表す。本実施形態では、巻線10の印加電圧は、基準電圧VEで一定とする。インダクタンスLは、FEM(Finite Element Method)等で解析した磁束情報マップを用意しておき、磁束情報マップから算出する。または、実機を用いて実験的に測定したインダクタンスLのデータを用意し、そのデータを用いる。
上記電圧方程式とインダクタンスLの情報とを用いて、電流初期値における電流の変化量di/dtを算出できる。さらに、算出した電流の変化量di/dtを用いて、Δt時間後の基準電流i及びdi/dtを算出できる。このように、電流供給モードの期間、基準電流i及びdi/dtを順次算出して、基準積分値を算出できる。
あるいは、電流積分値情報33は、磁束情報マップ又は磁束情報データがメモリに記憶されているものであってもよい。この場合は、磁束情報マップ又は磁束情報データと、上記電圧方程式とを用いて、回転位置の誤差量を推定する都度、要求トルクTrに対応した基準積分値を算出する。このようにすると、基準積分値のデータを用意しておく場合よりも、データを格納しておくメモリ領域を小さくできる。
回転位置誤差量推定部34(推定手段)は、電流積分値情報33から取得された基準積分値と、電流積分部32により取得された検出積分値との差分に基づいて、回転位置センサ60により検出された回転位置の誤差量を推定する。図10(a)に、巻線10に印加する電圧を最適なタイミングでオンオフした場合に、想定される基準電流波形を実線で示す。また、回転位置センサ60の検出誤差により、巻線10に印加する電圧を最適なタイミングとずれたタイミングでオンオフした場合に、検出される検出電流波形を破線で示す。
印加電圧をオンオフするタイミングがずれると、巻線10に流れる駆動電流の波形が、基準電流波形とは異なる波形になる。そのため、同じ期間電流を積分しても、基準積分値と検出積分値とには差が生じる。巻線10に電圧を印加するタイミングが、要求トルクTrに応じた最適なタイミングよりも遅くなるほど、巻線10に流れる駆動電流が一定値で保持される期間が短くなり、検出積分値は基準積分値よりも小さくなる。巻線10に電圧を印加するタイミングが最適なタイミングよりも早くなると、検出積分値は基準積分値よりも大きくなる。よって、検出積分値が基準積分値よりも小さい場合は、回転位置センサ60により検出された回転位置には、遅角側にずれた誤差量が含まれる。また、検出積分値が基準積分値よりも大きい場合は、回転位置センサ60により検出された回転位置には、進角側にずれた誤差量が含まれる。
詳しくは、予めシミュレーションや実機を用いた実験を行い、積分値の差分と対応する回転位置の誤差量とのマップを用意しておく。回転位置誤差量推定部34は、用意したマップを用いて、積分値の差分に対応する回転位置の誤差量Δθを算出する。
あるいは、回転位置誤差量推定部34は、基準積分値が、電流積分部32により算出された検出積分値と等しい値となるときの通電角指令値θon,θoffを、電流積分値情報33から取得する。取得した通電角指令値θon,θoffは、実際に巻線10に印加する電圧をオン及びオフしたタイミングとなる。そして、回転位置誤差量推定部34は、進角側を正として、要求トルクTrに対応した通電角指令値θon,θoffから、検出積分値と基準積分値とが等しくなるときの通電角指令値θon,θoffを差し引いた、誤差量Δθon,θoffを算出する。
Δθ=Δθon=Δθoffであり、誤差量は、進角側にずれている場合は正の値となり、遅角側にずれている場合は負の値となる。回転位置誤差量推定部34は、推定した誤差量Δθon,θoffを、操作信号生成部31へ送信する。なお、操作信号生成部31が制御位置補正手段に相当する。
次に、通電角指令値θon,θoffを補正する処理手順について、図11のフローチャートを参照して説明する。本処理手順は、コントローラ30が、SRモータ20の駆動中に実行する。
まず、回転位置センサ60により検出された回転子26の回転位置を取得する(S10)。そして、取得した回転子26の回転位置が通電角指令値θonとなった時点で、巻線10に電圧を印加し始め、電流供給モードの期間における検出積分値及び基準積分値を取得する。
続いて、基準積分値と検出積分値との差分に基づいて、回転位置の誤差量Δθon,θoffを推定する(S11)。
続いて、S11で推定された誤差量Δθon,θoffが0か否か判定する(S12)。詳しくは、誤差量Δθon,θoffが0と見なせるほど、十分に小さい値か否か判定する。誤差量Δθon,θoffが0ではないと判定された場合は(S12:NO)、回転位置センサ60により検出された回転位置に誤差が含まれている。そこで、通電角指令値θon,θoffを、誤差量Δθon,θoffの分補正する(S13)。具体的には、通電角指令値θon−Δθonを補正後の通電角指令値θonとし、通電角指令値θoff−Δθoffを補正後の通電角指令値θoffとする。これにより、図10(b)に示すように、巻線10に電圧を印加するタイミングが相対的にずれ、要求トルクTrに対応した最適なタイミングとなる。その結果、補正後の駆動電流波形は基準電流波形と一致するようになる。
一方、誤差量Δθon,θoffが0と判定された場合は(S12:YES)、回転位置センサ60により検出された回転位置には誤差が含まれないため、通電角指令値θon,θoffを補正する必要はない。よって、このまま本処理を終了する。
通電角指令値θon,θoffを一度補正すると、回転位置センサ60の劣化による検出誤差や取り付け位置のずれ等が生じるまでは、要求トルクTrに対応した最適なタイミングで巻線10に電圧が印加されるようになる。よって、図11のフローチャートに示す処理は、SRモータ20を駆動する都度実行する必要はなく、SRモータ20を所定時間駆動した都度や、所定距離走行した都度などに実行すればよい。
(第1実施形態の変形例)
・巻線10に電流が通電開始するタイミングに同期して、電流の検出及び積分を開始し、制御周期に同期して電流の積分を終了してもよい。制御周期は、巻線10に流れる電流を検出する周期、及びスイッチング素子SW1a,SW2aを操作する周期である。図12は、通電開始するタイミングからN(Nは1以上の整数)回目の制御周期で積分を終了する態様を示している。この場合、基準積分値も、通電開始タイミングからN制御周期の期間における基準電流を積分して算出する。
・検出電流及び基準電流を積分する期間は、電力供給モードの期間(期間A)に限らない。例えば、図13〜16に示すように、消磁モードの期間(期間C)でもよい。この場合、消磁モードの開始に同期して電流の検出及び積分を開始し、消磁モードから次のモードに遷移するタイミングで電流の積分を終了する。あるいは、消磁モードの開始に同期して電流の検出及び積分を開始し、制御周期に同期して電流の積分を終了する。
以上説明した第1実施形態及び変形例によれば、以下の効果を奏する。
・基準電流を所定期間積分した基準積分値と、巻線10に流れる電流を所定時間積分した検出積分値とには、回転位置センサ60により検出された回転位置の誤差量Δθon,θoffに応じた差分が生じる。よって、基準積分値と検出積分値との差分に基づいて、検出された回転位置の誤差量Δθon,θoffを推定することができる。
・通電角指令値θon,θoffを、推定された回転位置の誤差量Δθon,θoffの分補正することにより、最適なタイミングで巻線10に電圧を印加し、要求トルクTrを発生させることができる。また、最適なタイミングで巻線10に電圧を印加してSRモータ20を駆動するため、SRモータ20の効率を向上させることができる。
・巻線10に電流が通電開始するタイミングに同期して、電流の検出及び積分を開始する場合、基準積分値は基準電流が0の時点から演算された値となる。電流初期値が0となるため、電圧方程式から基準積分値を算出しやすい。
・状態遷移タイミングに同期して検出電流の積分を終了することにより、電圧方程式から基準積分値を算出しやすい。
・巻線10に流れる電流を検出するタイミングに同期して電流の積分を終了することにより、検出積分値を精度よく取得できる。
(第2実施形態)
次に、図17を参照して、第2実施形態に係るSRモータの制御システムについて、第1実施形態と異なる点について説明する。第2実施形態に係るSRモータの制御システムは、直流電源50の端子間電圧を検出する電圧センサ36を備え、コントローラ30は電圧補正部38(電圧補正手段)の機能を実現する。
第1実施形態では、直流電源50の電圧を一定の基準電圧VEとしたが、二次電池の電源電圧は変動するおそれがある。そこで、電圧補正部38は、電圧センサ36により検出された電圧を取得し、取得した電圧に基づいて基準積分値を補正する。
詳しくは、電圧補正部38は、基準電圧を、取得した電圧に補正し、補正した基準電圧に対応する基準積分値を、基準積分値のマップから取得する。あるいは、電圧補正部38は、電圧方程式のVに補正した基準電圧を代入して、基準積分値を算出する。
第2実施形態によれば、検出された電源電圧に基づいて基準積分値を補正するため、回転位置の誤差量Δθon,θoffを、第1実施形態よりもさらに高精度に推定できる。
(第3実施形態)
次に、図18を参照して、第3実施形態に係るSRモータの制御システムについて、第1実施形態と異なる点について説明する。第3実施形態に係るSRモータの制御システムは、巻線10〜12の温度をそれぞれ検出する温度センサ37を備え、コントローラ30は温度補正部39(温度補正手段)の機能を実現する。
第1実施形態では、抵抗値Rを基準温度における巻線10の抵抗値としたが、巻線10の温度は変動するおそれがある。そして、巻線10の温度が変動すると、抵抗値Rも変動する。そこで、温度補正部39は、温度センサ37により検出された温度を取得し、取得した温度に基づいて、基準積分値を補正する。
詳しくは、温度補正部39は、抵抗値Rを、取得した温度に応じた抵抗値Rに補正する。そして、温度補正部39は、基準温度に対応する抵抗値Rと補正後の抵抗値Rとの差分ΔRと、想定している基準電流との積を、基準温度からのずれに対応する電圧降下分とする。さらに、温度補正部39は、基準電圧を電圧降下分補正し、補正した基準電圧に対応する基準積分値を、基準積分値のマップから取得する。あるいは、温度補正部39は、電圧方程式のRに補正した抵抗値Rを代入して、基準積分値を算出する。
第3実施形態によれば、検出された巻線10の温度に基づいて基準積分値を補正するため、回転位置の誤差量Δθon,θoffを、第1実施形態よりもさらに高精度に推定できる。
(第4実施形態)
次に、図19を参照して、第4実施形態に係るSRモータの制御システムについて、第1実施形態と異なる点について説明する。第4実施形態に係るSRモータの制御システムは、直流電源50の端子間電圧を検出する電圧センサ36、及び巻線10〜12の温度をそれぞれ検出する温度センサ37を備え、コントローラ30は電圧補正部38及び温度補正部39の機能を実現する。すなわち、第4実施形態に係るSRモータの制御システムは、第2実施形態及び第3実施形態に係るSRモータの制御システムを組み合わせたシステムとなる。
第4実施形態によれば、検出された電源電圧及び検出された巻線10の温度に基づいて基準積分値を補正するため、回転位置の誤差量Δθon,θoffを、第1〜3実施形態よりもさらに高精度に推定できる。
(他の実施形態)
・コントローラ30は回転位置補正手段の機能を実現し、通電角指令値θon,θoffを補正する代わりに、回転位置センサ60により検出された回転位置を、推定された誤差量Δθon(Δθoff)の分補正してもよい。このようにしても、最適なタイミングで巻線10に電圧を印加し、要求トルクTrを発生させることができる。また、最適なタイミングで巻線10に電圧を印加してSRモータ20を駆動するため、SRモータ20の効率を向上させることができる。
・制御周期がずれて、巻線10に印加する電圧をオンするタイミング及びオフするタイミングの一方が、適正なタイミングからずれるおそれがある。そのため、SRモータ20の駆動中に、所定時間間隔で基準積分値及び検出積分値を算出し、基準積分値と検出積分値が一致するように、通電角指令値θon及びθoffの一方を補正するようにしてもよい。
・電圧方程式は上記実施形態で述べたものに限らない。他の電圧方程式を用いて基準積分値を算出してもよい。
10…巻線、25…固定子、25a…突極、26…回転子、26a…突極、30…コントローラ、35…電流センサ、40…駆動回路、60…回転位置センサ。

Claims (5)

  1. 径方向に突極(26a)を有する回転子(26)と、前記回転子の突極と対向する突極(25a)を有する固定子(25)と、前記固定子の突極に巻回された巻線(10〜12)と、を備えるスイッチトリラクタンスモータを制御する制御装置であって、
    前記回転子の回転位置を検出する回転位置センサ(60)と、
    前記回転位置センサにより検出された前記回転位置が、要求トルクに応じた制御位置となった時に、前記巻線に印加する電圧をオン又はオフする電圧印加手段(31,40)と、
    前記巻線の電流の状態が遷移する状態遷移タイミングに同期して、前記電流の検出及び電流の積分を開始し、前記検出された電流を所定期間積分して検出積分値を取得する電流積分手段(32)と、
    前記要求トルクに応じて予め想定している基準電流を前記所定期間積分した基準積分値と、前記電流積分手段により算出された前記検出積分値との差分に基づいて、前記回転位置センサにより検出された前記回転位置の誤差量を推定する推定手段(34)と、を備え、
    前記状態遷移タイミングは、前記回転位置センサにより検出された前記回転位置が、前記巻線に印加する電圧をオンする前記制御位置から前記巻線に印加する電圧をオンする次の前記制御位置までの間で順次定められており、
    前記基準積分値は、前記巻線に電流が通電開始する前記状態遷移タイミングから、次の前記状態遷移タイミングまでの前記基準電流を積分した値であり、
    前記電流積分手段は、前記巻線に電流が通電開始する前記状態遷移タイミングに同期して、前記電流の検出及び積分を開始し、次の前記状態遷移タイミングに同期して、前記電流の積分を終了するスイッチトリラクタンスモータの制御装置。
  2. 前記制御位置を、前記推定手段により推定された前記誤差量の分補正する制御位置補正手段を備える請求項1に記載のスイッチトリラクタンスモータの制御装置。
  3. 前記回転位置センサにより検出された前記回転位置を、前記推定手段により推定された前記誤差量の分補正する回転位置補正手段を備える請求項1に記載のスイッチトリラクタンスモータの制御装置。
  4. 前記電圧印加手段に供給される電源電圧を検出し、検出した前記電源電圧に基づいて、前記基準積分値を補正する電圧補正手段(38)を備える請求項1〜3のいずれかに記載のスイッチトリラクタンスモータの制御装置。
  5. 前記巻線の温度を検出し、検出した温度に基づいて、前記基準積分値を補正する温度補正手段(39)を備える請求項1〜4のいずれかに記載のスイッチトリラクタンスモータの制御装置。
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