JP6183171B2 - アンテナ装置 - Google Patents
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Description
ダイバーシティを行うためのアンテナ装置であって、
グランドに設けられた第1及び第2のアンテナを互いに接触しないように含む2つのアンテナペアを有し、
前記アンテナペア各々の第1のアンテナは互いに対向し、
前記アンテナペア各々の第2のアンテナは互いに対向し、
前記アンテナペア各々において、前記第1及び第2のアンテナの互いに隣接する側の端部に給電点を配置し、前記第1のアンテナにおける前記隣接する側の端部と反対側の端部に短絡点を配置する、アンテナ装置である。
2.アンテナの動作
3.偏波ダイバーシティ方法
4.変形例
4.1 放射素子に関する変形例
4.2 グランドに関する変形例
4.3 立体配置に関する変形例
5.実施の形態による効果
以下の説明におけるこれらの項目の区分けは実施の形態に本質的ではなく、2つ以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。
図1は実施の形態で使用されるアンテナ装置10の平面図を示す。アンテナ装置10は、偏波ダイバーシティを行う適切な如何なる無線通信装置(図示せず)に設けられてよい。アンテナ装置10は、セルラ通信や衛星通信等のような遠距離無線通信に利用されてもよい。アンテナ装置10は、ブルートゥース(登録商標)や無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network:WLAN)又はワイファイ(Wireless Fidelity:WiFi)(登録商標)等のような近距離無線通信に利用されてもよい。更に、アンテナ装置10は無線センサネットワーク等のような用途に利用されてもよい。アンテナ装置10は、適切な如何なる周波数又は波長の電波を送受信してよい。例えば、アンテナ装置10は、数百メガヘルツないし数テラヘルツの範囲内の電波を送受信してもよい。一例として、アンテナ装置10は、周波数fが約920MHz(波長λが約32.6cm(λ/4=約8.15cm))の電波を送受信してよい。
次に、図1及び図2に示すような実施の形態によるアンテナ装置10のアンテナ特性を考察する。このため、図3に示す比較構造によるアンテナ装置30及び図4に示す比較構造によるアンテナ装置40も考察される。
図10は図1に示すようなアンテナ装置10を利用して送信機Tx及び受信機Rxが偏波ダイバーシティによる通信を行う様子を示す。送信機Tx及び受信機Rxはいずれも図1に示すようなアンテナ装置10を備えているものとする。
<<4.1 放射素子に関する変形例>>
図1に示されている第1ないし第4のアンテナAnt1-Ant4は、図1に示されている形状及び構造に限定されず、所望の偏波を送受信することが可能な(すなわち、所望の周波数に共振することが可能な)適切な如何なる形状又は構造であってもよい。例えば、第1のアンテナAnt1の分岐点B1から伸びる分岐線路は、図11に示すように、更に多くの点で折れ曲がっていてもよい(図11では、点D1、点E1及び点F1だけでなく、点G1、点Q1でも折れ曲がって点R1に至っている)。或いは、図1の点B1から伸びる分岐線路は、点G1に到達していなくてもよい(例えば、図12に示す例では、点D1、点E1、点F1で折れ曲がっているが、点G1には至っていない)。更に、点B1から伸びる分岐線路は、図13に示すように、点E1で折れ曲がっていなくてもよい。図11ないし図13に示す変形例は、第1のアンテナAnt1だけでなく、少なくとも第3のアンテナAnt3についても適用可能である。更に、第1及び/又は第3のアンテナAnt1、Ant3と同じ形状又は構造が、第2及び/又は第4のアンテナAnt2、Ant4に使用されてもよい。
図1等に示す例において、グランドGND11は正方形の形状を有していたが、グランドGND11の形状は正方形に限定されず、他の形状であってもよい。
図1、図11ないし図13、図17ないし図23に示す例では、グランドGND11と第1ないし第4のアンテナAnt1-Ant4が実質的に同一平面上に存在していた。しかしながらこのことは実施の形態に必須ではない。第1ないし第4のアンテナAnt1-Ant4のうちの全部又は一部が立体的に配置されてもよい。
実施の形態によるアンテナ装置は、偏波ダイバーシティを行うためにそれぞれが2つのアンテナを含むペア2組をグランドに配置し、各ペアに属する2つのアンテナの互いに隣接する側の端部に給電点を配置し、1つのアンテナの反対側の端部に短絡点を配置する。2つのアンテナの互いに隣接する側の端部に給電点を配置するので、従来懸念されていたように無線部から放射素子に至るまでの給電線路を長くする必要がなく、給電線路に起因する電力の損失を小さくすることができる。また、給電線路を短くできるので、通信装置内に収容する部品を配置する際の制約も緩和され、設計の自由度が広がる。更に、地板の形状を任意に設定できる点でも設計の自由度が広がる。2つのアンテナの互いに隣接する側の端部に給電点を配置し、1つのアンテナの反対側の端部に短絡点を配置するので、個々のアンテナ間の相関を小さくできる。アンテナ間の相関を小さくできることに加えて、給電されるアンテナに隣接するアンテナから生じる電波は互いに相殺される又はかなり小さくなるので、不要な偏波が空間に放射されてしまうことを効果的に抑制できる。
(付記1)
ダイバーシティを行うためのアンテナ装置であって、
グランドに設けられた第1及び第2のアンテナを互いに接触しないように含む2つのアンテナペアを有し、
前記アンテナペア各々の第1のアンテナは互いに対向し、
前記アンテナペア各々の第2のアンテナは互いに対向し、
前記アンテナペア各々において、前記第1及び第2のアンテナの互いに隣接する側の端部に給電点を配置し、前記第1のアンテナにおける前記隣接する側の端部と反対側の端部に短絡点を配置する、アンテナ装置。
(付記2)
前記第1のアンテナが第1の偏波方向を有する電波を送受信し、前記第2のアンテナが前記第1の偏波方向とは異なる第2の偏波方向を有する電波を送受信するためのものである、付記1に記載のアンテナ装置。
(付記3)
前記グランドが四角形の形状を有し、前記第1のアンテナが前記四角形の四辺のうちの第1の辺に沿って設けられ、前記第2のアンテナが前記四角形の四辺のうちの第2の辺に沿って設けられている、付記1又は2に記載のアンテナ装置。
(付記4)
前記第1及び第2のアンテナが前記グランドの表面に垂直な面内に設けられている、付記1又は2に記載のアンテナ装置。
(付記5)
前記アンテナペアのうちの一方のアンテナペアに属する第2のアンテナの給電点と前記一方のアンテナペアに属する第1のアンテナの短絡点との間の距離が、前記給電点と前記アンテナペアのうちの他方のアンテナペアに属する第1のアンテナの短絡点との間の距離に等しい、付記1−4の何れか1項に記載のアンテナ装置。
(付記6)
前記グランドが正方形の形状を有する、付記1−5の何れか1項に記載のアンテナ装置。
(付記7)
前記第2のアンテナが逆Fアンテナである、付記1−6の何れか1項に記載のアンテナ装置。
Ant2 第2のアンテナ
Ant3 第3のアンテナ
Ant4 第4のアンテナ
11 グランド(GND)
P1-P4 給電部
S1、S3 短絡部
RF1 第1の無線部
RF2 第2の無線部
Claims (4)
- ダイバーシティを行うためのアンテナ装置であって、
グランドに設けられた第1及び第2のアンテナを互いに接触しないように含む2つのアンテナペアを有し、
前記アンテナペア各々の第1のアンテナは互いに対向し、
前記アンテナペア各々の第2のアンテナは互いに対向し、
前記アンテナペア各々において、前記第1及び第2のアンテナの互いに隣接する側の端部に給電点を配置し、前記第1のアンテナにおける前記隣接する側の端部と反対側の端部に短絡点を配置し、
前記第1のアンテナが第1の偏波方向を有する電波を送受信し、前記第2のアンテナが前記第1の偏波方向とは異なる第2の偏波方向を有する電波を送受信するためのものである、アンテナ装置。 - 前記グランドが四角形の形状を有し、前記第1のアンテナが前記四角形の四辺のうちの第1の辺に沿って設けられ、前記第2のアンテナが前記四角形の四辺のうちの第2の辺に沿って設けられている、請求項1に記載のアンテナ装置。
- 前記第1及び第2のアンテナが前記グランドの表面に垂直な面内に設けられている、請求項1に記載のアンテナ装置。
- 前記アンテナペアのうちの一方のアンテナペアに属する第2のアンテナの給電点と前記一方のアンテナペアに属する第1のアンテナの短絡点との間の距離が、前記給電点と前記アンテナペアのうちの他方のアンテナペアに属する第1のアンテナの短絡点との間の距離に等しい、請求項1ないし3のうち何れか1項に記載のアンテナ装置。
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