JP6179631B2 - 包装袋 - Google Patents
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Description
また、包装袋とした際に必要とされる物性、たとえば、機械的強靭性、耐屈曲性、耐突き刺し性、耐衝撃性、耐寒性、耐熱性、耐薬品性の物性が付与された包装袋を提供することを第二の課題とする。
また、包装袋の内面の対向する位置に、相互に咬合し合う雄部材と雌部材とからなる合成樹脂製の咬合具を備えることで再封機能を備える包装袋を提供することを第三の課題とする。
外側から順に外層と第一中間層と熱接着性樹脂からなる内層とを少なくとも有する矩形状の積層体から構成され、前記積層体の前記内層が、その内側を成すように配置されている包装袋であって、
前記包装袋は、前記積層体により構成される、手前側の第一面と、奥側の第二面とを備え、
前記第一面と前記第二面が、少なくとも対向する一組の左側の端縁と右側の端縁の対向する位置にそれぞれ形成されている左側の端縁熱接着部と右側の端縁熱接着部にて接合状態とされており、
前記包装袋は、左右方向に引裂き開口するための開封手段を備えており、
前記開封手段は、左側の開封開始誘導部と、右側の開封開始誘導部と、これら左側と右側の開封開始誘導部に挟まれた段差形成部とを備えており、
前記段差形成部は、左側の一点から分岐して右側の一点に収斂する上側に膨れる切目線と下側に膨れる切目線とからなる第一面の外層に形成された環状切目線と、前記上側に膨れる切目線と下側に膨れる切目線との間と対応する位置を左右方向に進行する一本の切目線からなる第二面の外層に形成された直線状切目線と、から構成されており、
前記開封手段に沿って左右方向に引裂き開口した際に、前記段差形成部において引裂き開口部を形成する前記第一面の切断面の外郭と前記第二面の切断面の外郭とを異ならしめることで、引裂き開口部に段差を生じさせる、ものである。
外側から順に外層と第一中間層と熱接着性樹脂からなる内層とを少なくとも有する矩形状の積層体から構成され、前記積層体の前記内層が、その内側を成すように配置されている包装袋であって、
前記包装袋は、前記積層体により構成される、手前側の第一面と、奥側の第二面とを備え、
前記第一面と前記第二面が、少なくとも対向する一組の左側の端縁と右側の端縁の対向する位置にそれぞれ形成されている左側の端縁熱接着部と右側の端縁熱接着部にて接合状態とされており、
前記包装袋は、左右方向に引裂き開口するための開封手段を備えており、
前記開封手段は、左側の開封開始誘導部と、右側の開封開始誘導部と、これら左側と右側の開封開始誘導部に挟まれた段差形成部とを備えており、
前記段差形成部は、左側の一点から分岐して右側の一点に収斂する上側に膨れる円弧状の切目線と下側に膨れる円弧状の切目線とからなる第一面の外層に形成された環状切目線と、前記上側に膨れる円弧状の切目線と下側に膨れる円弧状の切目線との間と対応する位置を左右方向に進行する一本の切目線からなる第二面の外層に形成された直線状切目線と、から構成されており、
前記開封手段に沿って左右方向に引裂き開口した際に、前記段差形成部において引裂き開口部を形成する前記第一面の切断面の外郭と前記第二面の切断面の外郭とを異ならしめることで、引裂き開口部に段差を生じさせる、ものである。
外側から順に外層と第一中間層と熱接着性樹脂からなる内層とを少なくとも有する矩形状の積層体から構成され、前記積層体の前記内層が、その内側を成すように配置されている包装袋であって、
前記包装袋は、前記積層体により構成される、手前側の第一面と、奥側の第二面とを備え、
前記第一面と前記第二面が、少なくとも対向する一組の左側の端縁と右側の端縁の対向する位置にそれぞれ形成されている左側の端縁熱接着部と右側の端縁熱接着部にて接合状態とされており、
前記包装袋は、左右方向に引裂き開口するための開封手段を備えており、
前記開封手段は、左側の開封開始誘導部と、右側の開封開始誘導部と、これら左側と右側の開封開始誘導部に挟まれた段差形成部とを備えており、
前記段差形成部は、左側の一点から分岐して右側の一点に収斂する上側に膨れる略コの字状の切目線と下側に膨れる略コの字状の切目線とからなる第一面の外層に形成された環状切目線と、前記上側に膨れる略コの字状の切目線と下側に膨れる略コの字状の切目線との間と対応する位置を左右方向に進行する一本の切目線からなる第二面の外層に形成された直線状切目線と、から構成されており、
前記開封手段に沿って左右方向に引裂き開口した際に、前記段差形成部において引裂き開口部を形成する前記第一面の切断面の外郭と前記第二面の切断面の外郭とを異ならしめることで、引裂き開口部に段差を生じさせる、ものである。
外側から順に外層と第一中間層と熱接着性樹脂からなる内層とを少なくとも有する矩形状の積層体から構成され、前記積層体の前記内層が、その内側を成すように配置されている包装袋であって、
前記包装袋は、前記積層体により構成される、手前側の第一面と、奥側の第二面とを備え、
前記第一面と前記第二面が、少なくとも対向する一組の左側の端縁と右側の端縁の対向する位置にそれぞれ形成されている左側の端縁熱接着部と右側の端縁熱接着部にて接合状態とされており、
前記包装袋は、左右方向に引裂き開口するための開封手段を備えており、
前記開封手段は、左側の開封開始誘導部と、右側の開封開始誘導部と、これら左側と右側の開封開始誘導部に挟まれた段差形成部とを備えており、
前記段差形成部は、左側の一点から分岐して右側の一点に収斂する上側に膨れる略への字状の切目線と下側に膨れる略への字状の切目線とからなる第一面の外層に形成された環状切目線と、前記上側に膨れる略への字状の切目線と下側に膨れる略への字状の切目線との間と対応する位置を左右方向に進行する一本の切目線からなる第二面の外層に形成された直線状切目線と、から構成されており、
前記開封手段に沿って左右方向に引裂き開口した際に、前記段差形成部において引裂き開口部を形成する前記第一面の切断面の外郭と前記第二面の切断面の外郭とを異ならしめることで、引裂き開口部に段差を生じさせる、ものである。
外側から順に外層と第一中間層及び第二中間層と熱接着性樹脂からなる内層とを少なくとも有する矩形状の積層体から構成され、前記積層体の前記内層が、その内側を成すように配置されている包装袋であって、
前記第二中間層は、前記第一中間層と前記内層との間に設けられており、包装袋とした際に必要とされる物性を付与するための層であって、ポリエステル、ポリアミド、ポリエチレン,ポリプロピレン,エチレン−プロピレン共重合体等のポリオレフィン等のフィルムや樹脂層からなる、或いは、当該フィルムや当該樹脂層の組み合わせからなり、
前記包装袋は、前記積層体により構成される、手前側の第一面と、奥側の第二面とを備え、
前記第一面と前記第二面が、少なくとも対向する一組の左側の端縁と右側の端縁の対向する位置にそれぞれ形成されている左側の端縁熱接着部と右側の端縁熱接着部にて接合状態とされており、
前記包装袋は、左右方向に引裂き開口するための開封手段を備えており、
前記開封手段は、左側の開封開始誘導部と、右側の開封開始誘導部と、これら左側と右側の開封開始誘導部に挟まれた段差形成部とを備えており、
前記段差形成部は、左側の一点から分岐して右側の一点に収斂する上側に膨れる切目線と下側に膨れる切目線とからなる第一面の外層に形成された環状切目線と、前記上側に膨れる切目線と下側に膨れる切目線との間と対応する位置を左右方向に進行する一本の切目線からなる第二面の外層に形成された直線状切目線と、から構成されており、
前記開封手段に沿って左右方向に引裂き開口した際に、前記段差形成部において引裂き開口部を形成する前記第一面の切断面の外郭と前記第二面の切断面の外郭とを異ならしめることで、引裂き開口部に段差を生じさせる、ものである。
外側から順に外層と第一中間層及び第二中間層と熱接着性樹脂からなる内層とを少なくとも有する矩形状の積層体から構成され、前記積層体の前記内層が、その内側を成すように配置されている包装袋であって、
前記第二中間層は、前記第一中間層と前記内層との間に設けられており、包装袋とした際に必要とされる物性を付与するための層であって、ポリエステル、ポリアミド、ポリエチレン,ポリプロピレン,エチレン−プロピレン共重合体等のポリオレフィン等のフィルムや樹脂層からなる、或いは、当該フィルムや当該樹脂層の組み合わせからなり、
前記包装袋は、前記積層体により構成される、手前側の第一面と、奥側の第二面とを備え、
前記第一面と前記第二面が、少なくとも対向する一組の左側の端縁と右側の端縁の対向する位置にそれぞれ形成されている左側の端縁熱接着部と右側の端縁熱接着部にて接合状態とされており、
前記包装袋は、左右方向に引裂き開口するための開封手段を備えており、
前記開封手段は、左側の開封開始誘導部と、右側の開封開始誘導部と、これら左側と右側の開封開始誘導部に挟まれた段差形成部とを備えており、
前記段差形成部は、左側の一点から分岐して右側の一点に収斂する上側に膨れる円弧状の切目線と下側に膨れる円弧状の切目線とからなる第一面の外層に形成された環状切目線と、前記上側に膨れる円弧状の切目線と下側に膨れる円弧状の切目線との間と対応する位置を左右方向に進行する一本の切目線からなる第二面の外層に形成された直線状切目線と、から構成されており、
前記開封手段に沿って左右方向に引裂き開口した際に、前記段差形成部において引裂き開口部を形成する前記第一面の切断面の外郭と前記第二面の切断面の外郭とを異ならしめることで、引裂き開口部に段差を生じさせる、ものである。
外側から順に外層と第一中間層及び第二中間層と熱接着性樹脂からなる内層とを少なくとも有する矩形状の積層体から構成され、前記積層体の前記内層が、その内側を成すように配置されている包装袋であって、
前記第二中間層は、前記第一中間層と前記内層との間に設けられており、包装袋とした際に必要とされる物性を付与するための層であって、ポリエステル、ポリアミド、ポリエチレン,ポリプロピレン,エチレン−プロピレン共重合体等のポリオレフィン等のフィルムや樹脂層からなる、或いは、当該フィルムや当該樹脂層の組み合わせからなり、
前記包装袋は、前記積層体により構成される、手前側の第一面と、奥側の第二面とを備え、
前記第一面と前記第二面が、少なくとも対向する一組の左側の端縁と右側の端縁の対向する位置にそれぞれ形成されている左側の端縁熱接着部と右側の端縁熱接着部にて接合状態とされており、
前記包装袋は、左右方向に引裂き開口するための開封手段を備えており、
前記開封手段は、左側の開封開始誘導部と、右側の開封開始誘導部と、これら左側と右側の開封開始誘導部に挟まれた段差形成部とを備えており、
前記段差形成部は、左側の一点から分岐して右側の一点に収斂する上側に膨れる略コの字状の切目線と下側に膨れる略コの字状の切目線とからなる第一面の外層に形成された環状切目線と、前記上側に膨れる略コの字状の切目線と下側に膨れる略コの字状の切目線との間と対応する位置を左右方向に進行する一本の切目線からなる第二面の外層に形成された直線状切目線と、から構成されており、
前記開封手段に沿って左右方向に引裂き開口した際に、前記段差形成部において引裂き開口部を形成する前記第一面の切断面の外郭と前記第二面の切断面の外郭とを異ならしめることで、引裂き開口部に段差を生じさせる、ものである。
外側から順に外層と第一中間層及び第二中間層と熱接着性樹脂からなる内層とを少なくとも有する矩形状の積層体から構成され、前記積層体の前記内層が、その内側を成すように配置されている包装袋であって、
前記第二中間層は、前記第一中間層と前記内層との間に設けられており、包装袋とした際に必要とされる物性を付与するための層であって、ポリエステル、ポリアミド、ポリエチレン,ポリプロピレン,エチレン−プロピレン共重合体等のポリオレフィン等のフィルムや樹脂層からなる、或いは、当該フィルムや当該樹脂層の組み合わせからなり、
前記包装袋は、前記積層体により構成される、手前側の第一面と、奥側の第二面とを備え、
前記第一面と前記第二面が、少なくとも対向する一組の左側の端縁と右側の端縁の対向する位置にそれぞれ形成されている左側の端縁熱接着部と右側の端縁熱接着部にて接合状態とされており、
前記包装袋は、左右方向に引裂き開口するための開封手段を備えており、
前記開封手段は、左側の開封開始誘導部と、右側の開封開始誘導部と、これら左側と右側の開封開始誘導部に挟まれた段差形成部とを備えており、
前記段差形成部は、左側の一点から分岐して右側の一点に収斂する上側に膨れる略への字状の切目線と下側に膨れる略への字状の切目線とからなる第一面の外層に形成された環状切目線と、前記上側に膨れる略への字状の切目線と下側に膨れる略への字状の切目線との間と対応する位置を左右方向に進行する一本の切目線からなる第二面の外層に形成された直線状切目線と、から構成されており、
前記開封手段に沿って左右方向に引裂き開口した際に、前記段差形成部において引裂き開口部を形成する前記第一面の切断面の外郭と前記第二面の切断面の外郭とを異ならしめることで、引裂き開口部に段差を生じさせる、ものである。
前記左側の開封開始誘導部は、
前記左側の端縁熱接着部の外縁に形成された切欠又は傷痕群と、
前記段差形成部を構成する前記環状切目線の前記左側の一点から左方向に進行する一本の切目線からなる第一面の外層に形成された第一面左側直線状切目線と、
前記段差形成部を構成する前記直線状切目線の左端から左方向に進行する一本の切目線からなる第二面の外層に形成された第二面左側直線状切目線と、
を備えており、
前記第一面左側直線状切目線が前記左側の端縁熱接着部の外縁と交差する位置に、前記切欠又は傷痕群が設けられている、ものである。
前記右側の開封開始誘導部は、
前記右側の端縁熱接着部の外縁に形成された切欠又は傷痕群と、
前記段差形成部を構成する前記環状切目線の前記右側の一点から右方向に進行する一本の切目線からなる第一面の外層に形成された第一面右側直線状切目線と、
前記段差形成部を構成する前記直線状切目線の右端から右方向に進行する一本の切目線からなる第二面の外層に形成された第二面右側直線状切目線と、
を備えており、
前記第一面右側直線状切目線が前記右側の端縁熱接着部の外縁と交差する位置に、前記切欠又は傷痕群が設けられている、ものである。
前記左側の開封開始誘導部は、
前記左側の端縁熱接着部の外縁に形成された切欠又は傷痕群と、
前記段差形成部を構成する前記環状切目線の前記左側の一点から左方向に進行する一本の切目線からなる第一面の外層に形成された第一面左側直線状切目線と、
前記段差形成部を構成する前記直線状切目線の左端から左方向に進行する一本の切目線からなる第二面の外層に形成された第二面左側直線状切目線と、
を備えており、
前記第一面左側直線状切目線が前記左側の端縁熱接着部の外縁と交差する位置に、前記切欠又は傷痕群が設けられており、
前記右側の端縁熱接着部の外縁に形成された切欠又は傷痕群と、
前記段差形成部を構成する前記環状切目線の前記右側の一点から右方向に進行する一本の切目線からなる第一面の外層に形成された第一面右側直線状切目線と、
前記段差形成部を構成する前記直線状切目線の右端から右方向に進行する一本の切目線からなる第二面の外層に形成された第二面右側直線状切目線と、
を備えており、
前記第一面右側直線状切目線が前記右側の端縁熱接着部の外縁と交差する位置に、前記切欠又は傷痕群が設けられている、ものである。
前記開封手段よりも下側の包装袋の内面の対向する位置に、相互に咬合し合う凸条の雄部材と凹状の雌部材とからなる合成樹脂製の咬合具が設けられ、
前記雄部材と前記雌部材とを咬合することで再封機能を備える、ものである。
図1は本発明にかかる包装袋の切目線と咬合具の位置関係を図解的に示す平面図、図2は図1のX−X線断面を図解的に示す図、図3は本発明にかかる包装袋に形成する切目線の第1実施形態を図解的に示す要部平面図、図4(a)は図3のY−Y線断面を図解的に示す図,(b)は図3のZ−Z線断面を図解的に示す図、図5は本発明にかかる包装袋に形成する切目線の第2実施形態を図解的に示す要部平面図、図6は図3に示す包装袋の一方の側端縁熱接着部を残した状態の開封図であり、図中の1は包装袋、2は端縁熱接着部、2’は側端縁熱接着部、2”は上・下端縁熱接着部、3は第1切目線、3’は第2切目線、10は積層体、11は外層、12は中間層、13は内層、20は合成樹脂製の咬合具、21は凸条の雄部材、22は凹条の雌部材、30A,30Bは第1直線状切目線、30C,30Eは第1上端側切目線、30D,30Fは第1下端側切目線、31A,31B,31Cは第2直線状切目線、αは切目線形成領域、βが咬合具形成領域をそれぞれ示す。
2 端縁熱接着部
2’ 側端縁熱接着部
2” 上・下端縁熱接着部
3 第1切目線
3’ 第2切目線
10 積層体
11 外層
12 中間層
13 内層
20 合成樹脂製の咬合具
21 凸条の雄部材
22 凹条の雌部材
30A,30B 第1直線状切目線
30C,30E 第1上端側切目線
30D,30F 第1下端側切目線
31A,31B,31C 第2直線状切目線
α 切目線形成領域
β 咬合具形成領域
Claims (12)
- 外側から順に外層と第一中間層と熱接着性樹脂からなる内層とを少なくとも有する矩形状の積層体から構成され、前記積層体の前記内層が、その内側を成すように配置されている包装袋であって、
前記包装袋は、厚み方向において対向する同一形状の第一面と第二面とを備え、
前記第一面と前記第二面を基準として、前記包装袋の厚み方向における第一面側及び第二面側を規定し、
前記包装袋を前記第一面側から平面視した場合を基準として、前記包装袋の上下左右方向を規定し、
前記第一面と前記第二面が、少なくとも対向する一組の左側の端縁と右側の端縁の対向する位置にそれぞれ形成されている左側の端縁熱接着部と右側の端縁熱接着部にて接合状態とされており、
前記包装袋は、左右方向に引裂き開口するための開封手段を備えており、
前記開封手段は、左側の開封開始誘導部と、右側の開封開始誘導部と、これら左側と右側の開封開始誘導部に挟まれた段差形成部とを備えており、
前記段差形成部は、左側の一点から分岐して右側の一点に収斂する上側に膨れる切目線と下側に膨れる切目線とからなる第一面の外層に形成された第一面側環状切目線と、左右方向に進行する一本の切目線からなる第二面の外層に形成された第二面側直線状切目線と、から構成されており、
前記第二面側直線状切目線は、前記包装袋を前記第一面側から平面視した場合に、前記上側に膨れる切目線と前記下側に膨れる切目線とに挟まれる上下方向における位置関係を備えており、
前記開封手段に沿って左右方向に引裂き開口した際に、前記段差形成部において引裂き開口部を形成する前記第一面の切断面の外郭と前記第二面の切断面の外郭とを異ならしめることで、引裂き開口部に段差を生じさせる包装袋。 - 外側から順に外層と第一中間層と熱接着性樹脂からなる内層とを少なくとも有する矩形状の積層体から構成され、前記積層体の前記内層が、その内側を成すように配置されている包装袋であって、
前記包装袋は、厚み方向において対向する同一形状の第一面と第二面とを備え、
前記第一面と前記第二面を基準として、前記包装袋の厚み方向における第一面側及び第二面側を規定し、
前記包装袋を前記第一面側から平面視した場合を基準として、前記包装袋の上下左右方向を規定し、
前記第一面と前記第二面が、少なくとも対向する一組の左側の端縁と右側の端縁の対向する位置にそれぞれ形成されている左側の端縁熱接着部と右側の端縁熱接着部にて接合状態とされており、
前記包装袋は、左右方向に引裂き開口するための開封手段を備えており、
前記開封手段は、左側の開封開始誘導部と、右側の開封開始誘導部と、これら左側と右側の開封開始誘導部に挟まれた段差形成部とを備えており、
前記段差形成部は、左側の一点から分岐して右側の一点に収斂する上側に膨れる円弧状の切目線と下側に膨れる円弧状の切目線とからなる第一面の外層に形成された第一面側環状切目線と、左右方向に進行する一本の切目線からなる第二面の外層に形成された第二面側直線状切目線と、から構成されており、
前記第二面側直線状切目線は、前記包装袋を前記第一面側から平面視した場合に、前記上側に膨れる円弧状の切目線と前記下側に膨れる円弧状の切目線とに挟まれる上下方向における位置関係を備えており、
前記開封手段に沿って左右方向に引裂き開口した際に、前記段差形成部において引裂き開口部を形成する前記第一面の切断面の外郭と前記第二面の切断面の外郭とを異ならしめることで、引裂き開口部に段差を生じさせる包装袋。 - 外側から順に外層と第一中間層と熱接着性樹脂からなる内層とを少なくとも有する矩形状の積層体から構成され、前記積層体の前記内層が、その内側を成すように配置されている包装袋であって、
前記包装袋は、厚み方向において対向する同一形状の第一面と第二面とを備え、
前記第一面と前記第二面を基準として、前記包装袋の厚み方向における第一面側及び第二面側を規定し、
前記包装袋を前記第一面側から平面視した場合を基準として、前記包装袋の上下左右方向を規定し、
前記第一面と前記第二面が、少なくとも対向する一組の左側の端縁と右側の端縁の対向する位置にそれぞれ形成されている左側の端縁熱接着部と右側の端縁熱接着部にて接合状態とされており、
前記包装袋は、左右方向に引裂き開口するための開封手段を備えており、
前記開封手段は、左側の開封開始誘導部と、右側の開封開始誘導部と、これら左側と右側の開封開始誘導部に挟まれた段差形成部とを備えており、
前記段差形成部は、左側の一点から分岐して右側の一点に収斂する上側に膨れる略コの字状の切目線と下側に膨れる略コの字状の切目線とからなる第一面の外層に形成された第一面側環状切目線と、左右方向に進行する一本の切目線からなる第二面の外層に形成された第二面側直線状切目線と、から構成されており、
前記第二面側直線状切目線は、前記包装袋を前記第一面側から平面視した場合に、前記上側に膨れる略コの字状の切目線と前記下側に膨れる略コの字状の切目線とに挟まれる上下方向における位置関係を備えており、
前記開封手段に沿って左右方向に引裂き開口した際に、前記段差形成部において引裂き開口部を形成する前記第一面の切断面の外郭と前記第二面の切断面の外郭とを異ならしめることで、引裂き開口部に段差を生じさせる包装袋。 - 外側から順に外層と第一中間層と熱接着性樹脂からなる内層とを少なくとも有する矩形状の積層体から構成され、前記積層体の前記内層が、その内側を成すように配置されている包装袋であって、
前記包装袋は、厚み方向において対向する同一形状の第一面と第二面とを備え、
前記第一面と前記第二面を基準として、前記包装袋の厚み方向における第一面側及び第二面側を規定し、
前記包装袋を前記第一面側から平面視した場合を基準として、前記包装袋の上下左右方向を規定し、
前記第一面と前記第二面が、少なくとも対向する一組の左側の端縁と右側の端縁の対向する位置にそれぞれ形成されている左側の端縁熱接着部と右側の端縁熱接着部にて接合状態とされており、
前記包装袋は、左右方向に引裂き開口するための開封手段を備えており、
前記開封手段は、左側の開封開始誘導部と、右側の開封開始誘導部と、これら左側と右側の開封開始誘導部に挟まれた段差形成部とを備えており、
前記段差形成部は、左側の一点から分岐して右側の一点に収斂する上側に膨れる略への字状の切目線と下側に膨れる略への字状の切目線とからなる第一面の外層に形成された第一面側環状切目線と、左右方向に進行する一本の切目線からなる第二面の外層に形成された第二面側直線状切目線と、から構成されており、
前記第二面側直線状切目線は、前記包装袋を前記第一面側から平面視した場合に、前記上側に膨れる略への字状の切目線と前記下側に膨れる略への字状の切目線とに挟まれる上下方向における位置関係を備えており、
前記開封手段に沿って左右方向に引裂き開口した際に、前記段差形成部において引裂き開口部を形成する前記第一面の切断面の外郭と前記第二面の切断面の外郭とを異ならしめることで、引裂き開口部に段差を生じさせる包装袋。 - 外側から順に外層と第一中間層及び第二中間層と熱接着性樹脂からなる内層とを少なくとも有する矩形状の積層体から構成され、前記積層体の前記内層が、その内側を成すように配置されている包装袋であって、
前記第二中間層は、前記第一中間層と前記内層との間に設けられており、包装袋とした際に必要とされる物性を付与するための層であって、ポリエステル、ポリアミド、ポリエチレン,ポリプロピレン,エチレン−プロピレン共重合体等のポリオレフィン等のフィルムや樹脂層からなる、或いは、当該フィルムや当該樹脂層の組み合わせからなり、
前記包装袋は、厚み方向において対向する同一形状の第一面と第二面とを備え、
前記第一面と前記第二面を基準として、前記包装袋の厚み方向における第一面側及び第二面側を規定し、
前記包装袋を前記第一面側から平面視した場合を基準として、前記包装袋の上下左右方向を規定し、
前記第一面と前記第二面が、少なくとも対向する一組の左側の端縁と右側の端縁の対向する位置にそれぞれ形成されている左側の端縁熱接着部と右側の端縁熱接着部にて接合状態とされており、
前記包装袋は、左右方向に引裂き開口するための開封手段を備えており、
前記開封手段は、左側の開封開始誘導部と、右側の開封開始誘導部と、これら左側と右側の開封開始誘導部に挟まれた段差形成部とを備えており、
前記段差形成部は、左側の一点から分岐して右側の一点に収斂する上側に膨れる切目線と下側に膨れる切目線とからなる第一面の外層に形成された第一面側環状切目線と、左右方向に進行する一本の切目線からなる第二面の外層に形成された第二面側直線状切目線と、から構成されており、
前記第二面側直線状切目線は、前記包装袋を前記第一面側から平面視した場合に、前記上側に膨れる切目線と前記下側に膨れる切目線とに挟まれる上下方向における位置関係を備えており、
前記開封手段に沿って左右方向に引裂き開口した際に、前記段差形成部において引裂き開口部を形成する前記第一面の切断面の外郭と前記第二面の切断面の外郭とを異ならしめることで、引裂き開口部に段差を生じさせる包装袋。 - 外側から順に外層と第一中間層及び第二中間層と熱接着性樹脂からなる内層とを少なくとも有する矩形状の積層体から構成され、前記積層体の前記内層が、その内側を成すように配置されている包装袋であって、
前記第二中間層は、前記第一中間層と前記内層との間に設けられており、包装袋とした際に必要とされる物性を付与するための層であって、ポリエステル、ポリアミド、ポリエチレン,ポリプロピレン,エチレン−プロピレン共重合体等のポリオレフィン等のフィルムや樹脂層からなる、或いは、当該フィルムや当該樹脂層の組み合わせからなり、
前記包装袋は、厚み方向において対向する同一形状の第一面と第二面とを備え、
前記第一面と前記第二面を基準として、前記包装袋の厚み方向における第一面側及び第二面側を規定し、
前記包装袋を前記第一面側から平面視した場合を基準として、前記包装袋の上下左右方向を規定し、
前記第一面と前記第二面が、少なくとも対向する一組の左側の端縁と右側の端縁の対向する位置にそれぞれ形成されている左側の端縁熱接着部と右側の端縁熱接着部にて接合状態とされており、
前記包装袋は、左右方向に引裂き開口するための開封手段を備えており、
前記開封手段は、左側の開封開始誘導部と、右側の開封開始誘導部と、これら左側と右側の開封開始誘導部に挟まれた段差形成部とを備えており、
前記段差形成部は、左側の一点から分岐して右側の一点に収斂する上側に膨れる円弧状の切目線と下側に膨れる円弧状の切目線とからなる第一面の外層に形成された第一面側環状切目線と、左右方向に進行する一本の切目線からなる第二面の外層に形成された第二面側直線状切目線と、から構成されており、
前記第二面側直線状切目線は、前記包装袋を前記第一面側から平面視した場合に、前記上側に膨れる円弧状の切目線と前記下側に膨れる円弧状の切目線とに挟まれる上下方向における位置関係を備えており、
前記開封手段に沿って左右方向に引裂き開口した際に、前記段差形成部において引裂き開口部を形成する前記第一面の切断面の外郭と前記第二面の切断面の外郭とを異ならしめることで、引裂き開口部に段差を生じさせる包装袋。 - 外側から順に外層と第一中間層及び第二中間層と熱接着性樹脂からなる内層とを少なくとも有する矩形状の積層体から構成され、前記積層体の前記内層が、その内側を成すように配置されている包装袋であって、
前記第二中間層は、前記第一中間層と前記内層との間に設けられており、包装袋とした際に必要とされる物性を付与するための層であって、ポリエステル、ポリアミド、ポリエチレン,ポリプロピレン,エチレン−プロピレン共重合体等のポリオレフィン等のフィルムや樹脂層からなる、或いは、当該フィルムや当該樹脂層の組み合わせからなり、
前記包装袋は、厚み方向において対向する同一形状の第一面と第二面とを備え、
前記第一面と前記第二面を基準として、前記包装袋の厚み方向における第一面側及び第二面側を規定し、
前記包装袋を前記第一面側から平面視した場合を基準として、前記包装袋の上下左右方向を規定し、
前記第一面と前記第二面が、少なくとも対向する一組の左側の端縁と右側の端縁の対向する位置にそれぞれ形成されている左側の端縁熱接着部と右側の端縁熱接着部にて接合状態とされており、
前記包装袋は、左右方向に引裂き開口するための開封手段を備えており、
前記開封手段は、左側の開封開始誘導部と、右側の開封開始誘導部と、これら左側と右側の開封開始誘導部に挟まれた段差形成部とを備えており、
前記段差形成部は、左側の一点から分岐して右側の一点に収斂する上側に膨れる略コの字状の切目線と下側に膨れる略コの字状の切目線とからなる第一面の外層に形成された第一面側環状切目線と、左右方向に進行する一本の切目線からなる第二面の外層に形成された第二面側直線状切目線と、から構成されており、
前記第二面側直線状切目線は、前記包装袋を前記第一面側から平面視した場合に、前記上側に膨れる略コの字状の切目線と前記下側に膨れる略コの字状の切目線とに挟まれる上下方向における位置関係を備えており、
前記開封手段に沿って左右方向に引裂き開口した際に、前記段差形成部において引裂き開口部を形成する前記第一面の切断面の外郭と前記第二面の切断面の外郭とを異ならしめることで、引裂き開口部に段差を生じさせる包装袋。 - 外側から順に外層と第一中間層及び第二中間層と熱接着性樹脂からなる内層とを少なくとも有する矩形状の積層体から構成され、前記積層体の前記内層が、その内側を成すように配置されている包装袋であって、
前記第二中間層は、前記第一中間層と前記内層との間に設けられており、包装袋とした際に必要とされる物性を付与するための層であって、ポリエステル、ポリアミド、ポリエチレン,ポリプロピレン,エチレン−プロピレン共重合体等のポリオレフィン等のフィルムや樹脂層からなる、或いは、当該フィルムや当該樹脂層の組み合わせからなり、
前記包装袋は、厚み方向において対向する同一形状の第一面と第二面とを備え、
前記第一面と前記第二面を基準として、前記包装袋の厚み方向における第一面側及び第二面側を規定し、
前記包装袋を前記第一面側から平面視した場合を基準として、前記包装袋の上下左右方向を規定し、
前記第一面と前記第二面が、少なくとも対向する一組の左側の端縁と右側の端縁の対向する位置にそれぞれ形成されている左側の端縁熱接着部と右側の端縁熱接着部にて接合状態とされており、
前記包装袋は、左右方向に引裂き開口するための開封手段を備えており、
前記開封手段は、左側の開封開始誘導部と、右側の開封開始誘導部と、これら左側と右側の開封開始誘導部に挟まれた段差形成部とを備えており、
前記段差形成部は、左側の一点から分岐して右側の一点に収斂する上側に膨れる略への字状の切目線と下側に膨れる略への字状の切目線とからなる第一面の外層に形成された第一面側環状切目線と、左右方向に進行する一本の切目線からなる第二面の外層に形成された第二面側直線状切目線と、から構成されており、
前記第二面側直線状切目線は、前記包装袋を前記第一面側から平面視した場合に、前記上側に膨れる略への字状の切目線と前記下側に膨れる略への字状の切目線とに挟まれる上下方向における位置関係を備えており、
前記開封手段に沿って左右方向に引裂き開口した際に、前記段差形成部において引裂き開口部を形成する前記第一面の切断面の外郭と前記第二面の切断面の外郭とを異ならしめることで、引裂き開口部に段差を生じさせる包装袋。 - 前記左側の開封開始誘導部は、
前記左側の端縁熱接着部の外縁に形成された切欠又は傷痕群と、
前記段差形成部を構成する前記第二面側直線状切目線の左端から左方向に進行する一本の切目線からなる第二面の外層に形成された第二面側左側直線状切目線と、
を備えており、
前記右側の開封開始誘導部は、
前記右側の端縁熱接着部の外縁に形成された切欠又は傷痕群と、
前記段差形成部を構成する前記第二面側直線状切目線の右端から右方向に進行する一本の切目線からなる第二面の外層に形成された第二面側右側直線状切目線と、
を備えており、
前記第二面側左側直線状切目線と、前記第二面側直線状切目線と、前記第二面側右側直線状切目線と、が同一直線状をなすように配置されており、
前記第二面側左側直線状切目線が前記左側の端縁熱接着部の外縁と交差する位置に、前記切欠又は傷痕群が設けられており、
前記第二面側右側直線状切目線が前記右側の端縁熱接着部の外縁と交差する位置に、前記切欠又は傷痕群が設けられている、
請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の包装袋。 - 前記左側の開封開始誘導部は、
前記段差形成部を構成する前記第一面側環状切目線の前記左側の一点から左方向に進行する一本の切目線からなる第一面の外層に形成された第一面側左側直線状切目線を、
備えており、
前記第一面側左側直線状切目線は、前記包装袋を前記第一面側から平面視した場合に、前記第二面側左側直線状切目線と重なる上下方向における位置関係を備えている、
請求項9に記載の包装袋。 - 前記右側の開封開始誘導部は、
前記段差形成部を構成する前記環状切目線の前記右側の一点から右方向に進行する一本の切目線からなる第一面の外層に形成された第一面側右側直線状切目線を、
備えており、
前記第一面側右側直線状切目線は、前記包装袋を前記第一面側から平面視した場合に、前記第二面側右側直線状切目線と重なる上下方向における位置関係を備えている、
請求項9または請求項10に記載の包装袋。 - 前記開封手段よりも下側の包装袋の内面の対向する位置に、相互に咬合し合う凸条の雄部材と凹状の雌部材とからなる合成樹脂製の咬合具が設けられ、
前記雄部材と前記雌部材とを咬合することで再封機能を備える、
請求項1乃至請求項11のいずれか一項に記載の包装袋。
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