JP6179517B2 - 通信制御装置、端末装置、通信制御方法、プログラム及び通信制御システム - Google Patents

通信制御装置、端末装置、通信制御方法、プログラム及び通信制御システム Download PDF

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Description

本開示は、通信制御装置、端末装置、通信制御方法、プログラム及び通信制御システムに関する。
近年の無線通信環境は、データトラフィックの急増を原因として、周波数リソースの枯渇化という問題に直面している。そこで、周波数リソースの枯渇化への対策の1つとして、ヘテロジーニアス(Heterogeneous)ネットワークに注目が集まっている。ヘテロジーニアスネットワークは、無線アクセス技術、セルサイズ又は周波数帯の異なる様々なセルが併存することにより形成されるネットワークである。例えば、3GPPリリース12以降の第5世代(5G)無線通信方式に向けて、相対的に低い周波数帯をマクロセルに、相対的に高い周波数帯をスモールセルに割当てて、マクロセルとスモールセルとを互いにオーバラップさせることが提案されている(下記非特許文献1参照)。それにより、ネットワーク密度が高められ、周波数リソースの利用効率が改善され得る。
NTT DOCOMO, INC., "Requirements, Candidate Solutions & Technology Roadmap for LTE Rel-12 Onward", 3GPP Workshop on Release 12 and onwards,Ljubljana, Slovenia, June 11-12, 2012
しかしながら、セルを配置するためには、多額の経済的コストが必要とされる。そのため、将来にわたって、移動局が位置し得るあらゆる場所が多数のセルのカバレッジ内に入ることは期待できない。現実的には、場所及び時間に依存して、移動局が様々なセルに接続可能なケースもあれば、単一のセルに接続可能か又は接続可能なセルが存在しないケースもあるであろう。
従って、ヘテロジーニアスネットワーク環境下において、移動局の状況に応じた柔軟な無線ネットワーキングを可能とする仕組みが提供されることが望ましい。
本開示によれば、移動局が1つ以上のセルのいずれかと通信する際に、アクセスポイントを介して通信すべきかを判定する判定部と、前記移動局が前記アクセスポイントを介して通信すべきであると判定された場合に、前記移動局のために前記アクセスポイントとして動作する装置を選択する選択部と、前記選択部により選択された前記装置に前記アクセスポイントとして動作することを指示し、当該装置を介して通信することを前記移動局に指示するシグナリング部と、を備える通信制御装置が提供される。
また、本開示によれば、アクセスポイントとして動作可能な無線通信部と、移動局が1つ以上のセルのいずれかと通信する際にアクセスポイントを介して通信すべきかを判定する制御ノードとの間で、シグナリングを交換する通信制御部と、を備え、前記通信制御部は、前記制御ノードから前記アクセスポイントとして動作することを指示された場合に、前記無線通信部を前記アクセスポイントとして動作させる、端末装置が提供される。
また、本開示によれば、1つ以上のセル内の無線ネットワークの形成を制御する制御ノードにおいて、移動局が前記1つ以上のセルのいずれかと通信する際に、アクセスポイントを介して通信すべきかを判定することと、前記移動局が前記アクセスポイントを介して通信すべきであると判定された場合に、前記移動局のために前記アクセスポイントとして動作する装置を選択することと、選択された前記装置に前記アクセスポイントとして動作することを指示することと、選択された前記装置を介して通信することを前記移動局に指示することと、を含む通信制御方法が提供される。
また、本開示によれば、1つ以上のセル内の無線ネットワークの形成を制御する制御ノードのコンピュータを、移動局が前記1つ以上のセルのいずれかと通信する際に、アクセスポイントを介して通信すべきかを判定する判定部と、前記移動局が前記アクセスポイントを介して通信すべきであると判定された場合に、前記移動局のために前記アクセスポイントとして動作する装置を選択する選択部と、前記選択部により選択された前記装置に前記アクセスポイントとして動作することを指示し、当該装置を介して通信することを前記移動局に指示するシグナリング部と、として機能させるためのプログラムが提供される。
また、本開示によれば、アクセスポイントとして動作可能な1つ以上の端末装置と、移動局が1つ以上のセルのいずれかと通信する際に、アクセスポイントを介して通信すべきかを判定する判定部、前記移動局がアクセスポイントを介して通信すべきであると判定された場合に、前記移動局のためにアクセスポイントとして動作する装置を、前記1つ以上の端末装置から選択する選択部、及び、前記選択部により選択された前記端末装置にアクセスポイントとして動作することを指示し、当該端末装置を介して通信することを前記移動局に指示するシグナリング部、を備える通信制御装置と、を含む通信制御システムが提供される。
本開示に係る技術によれば、ヘテロジーニアスネットワーク環境下において、移動局の状況に応じた柔軟な無線ネットワーキングが可能となる。
ヘテロジーニアスネットワークの構成の一例について説明するための説明図である。 ヘテロジーニアスネットワークにおいて形成される様々な無線接続の例について説明するための説明図である。 ダイナミックアクセスポイントの活用の第1の例について説明するための説明図である。 ダイナミックアクセスポイントの活用の第2の例について説明するための説明図である。 ダイナミックアクセスポイントの活用の第3の例について説明するための説明図である。 一実施形態に係るネットワーキング制御ノードの構成の一例を示すブロック図である。 図4に示したネットワーキング制御ノードにより実行され得る処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図5に示した接続先判定処理の詳細な流れの一例を示すフローチャートである。 図5に示したアクセスポイント選択処理の詳細な流れの第1の例を示すフローチャートである。 図5に示したアクセスポイント選択処理の詳細な流れの第2の例を示すフローチャートである。 図5に示したアクセスポイント選択処理の詳細な流れの第3の例を示すフローチャートである。 一実施形態に係るダイナミックAPの構成の一例を示すブロック図である。 図8に示したダイナミックAPにより実行され得る処理の流れの一例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る通信制御システムにおける処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、以下の順序で説明を行う。
1.技術の概要
1−1.ヘテロジーニアスネットワークの例
1−2.課題の説明
2.ネットワーキング制御ノードの構成
2−1.装置の構成例
2−2.処理の流れの例
3.ダイナミックAPの構成
3−1.装置の構成例
3−2.処理の流れの例
4.全体的な処理シーケンス
5.まとめ
<1.技術の概要>
まず、図1〜図3Cを用いて、本開示に係る技術の概要を説明する。
[1−1.ヘテロジーニアスネットワークの例]
図1は、ヘテロジーニアスネットワークの構成の一例について説明するための説明図である。図1を参照すると、一例としてのヘテロジーニアスネットワーク1が示されている。ヘテロジーニアスネットワーク1は、マクロセル11及びスモールセル12a〜12dを含む。マクロセル11及びスモールセル12a〜12dは、互いに部分的にオーバラップしている。
マクロセル11は、基地局BS1により運用される大規模なセルである。一例として、マクロセル11の半径は、数百メートルから十数キロメートルの範囲内であってよい。基地局BS1がLTE(Long Term Evolution)方式に従って動作する場合には、基地局BS1は、eNB(evolved Node B)と呼ばれ得る。なお、かかる例に限定されず、基地局BS1は、LTE−A(LTE-Advanced)方式、WiMAX方式又はW−CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)方式などのその他のセルラ通信方式に従って動作してもよい。基地局BS1は、コアネットワーク13に接続される。コアネットワーク13は、インターネット14に接続される。
スモールセルは、マクロセルと比較すると小規模なセルである。スモールセル12aは、基地局BS2aにより運用される。スモールセル12bは、基地局BS2bにより運用される。スモールセル12cは、基地局BS2cにより運用される。スモールセル12dは、基地局BS2dにより運用される。本明細書において、スモールセルは、フェムトセル、ナノセル、ピコセル及びマイクロセルなどの、比較的小規模な様々な種類のセルを含む概念をいう。一例としてのスモールセルの分類を、表1に示す。なお、本開示に係る技術は、表1に示されていない種類のセルにも適用可能である。
Figure 0006179517
表1において、「カテゴリ」は、スモールセル自体又はスモールセル基地局の種類を示す。「IF例」は、スモールセル基地局がマクロセル基地局又はその他の制御ノードと通信するために利用可能な通信インタフェース(あるいは通信媒体)の例を示す。ピコセルは、例えば、S1インタフェースを介してコアネットワーク内の制御ノードと、X2インタフェースを介して他の基地局と通信し得る。フェムトセルは、X2トンネリングプロトコルを用いて他の基地局と通信し得る。RRH(Remote Radio Head)は、光ファイバを介してマクロセル基地局と通信し得る。ホットゾーン基地局は、ピコセルと同様、S1インタフェースを介してコアネットワーク内の制御ノードと、X2インタフェースを介して他の基地局と通信し得る。中継局は、エアインタフェースを介してマクロセル基地局と通信し得る。「MS収容率」は、1つのセル当たりどの程度多くの移動局(Mobile Station;LTE方式におけるUEに相当)を収容し得るかを示す指標である。ピコセル、RRH、ホットゾーン基地局及び中継局と比較して、フェムトセルのMS収容率はやや低い。「アクセスタイプ」は、移動局からのアクセスの受け入れに関する分類である。オープンアクセスタイプのセルには、原則として全ての移動局が接続可能である。一方、クローズドアクセスタイプのセルには、原則として予め登録された移動局のみが接続可能である。
[1−2.課題の説明]
図1に例示したヘテロジーニアスネットワーク1において、個々の移動局がどのセルに接続し得るかは、移動局が位置する地点に依存する。例えば、地点P1、P4〜P8は、マクロセル11に含まれる。これに対し、地点P2は、マクロセル11及びスモールセル12aに含まれる。地点P3は、マクロセル11、スモールセル12c及びスモールセル12dに含まれる。これら地点に位置する移動局がそれぞれ最も通信品質の良好なセルに接続する場合、図2に示すような無線接続が形成され得る。
図2の例において、移動局MSaは、マクロセル11の基地局BS1との間で無線接続Caを形成する。移動局MSbは、スモールセル12aの基地局BS2aとの間で無線接続Cbを形成する。移動局MScは、スモールセル12dの基地局BS2dとの間で無線接続Ccを形成する。移動局MSd、MSe、MSf、MSg及びMShは、マクロセル11の基地局BS1との間で、それぞれ無線接続Cd、Ce、Cf、Cg及びChを形成する。
図2に例示した接続関係において、各移動局は最適な接続先セルを選択しているように思えるが、実際には、システムキャパシティ又はサービス品質に悪影響を与え得るいくつかの不利な状況が生じている。例えば、移動局MSdは、マクロセル11のセルエッジ付近に位置しているため、マクロセル11に接続したとしても、劣悪な通信品質しか得られない可能性がある。スモールセル12dの基地局BS2dはマクロセル11の基地局BS1よりも移動局MSdの近くに位置するが、スモールセル12dの半径はマクロセル11の半径よりも短いため、移動局MSdはスモールセル12dに直接接続することができない。移動局MSdからの送信信号は、スモールセル12d内で受信される信号に有害な干渉を与える可能性もある。また、例えば、移動局MSeは、障害物15の陰に位置しているため、マクロセル11に接続したとしても、劣悪な通信品質しか得られない可能性がある。また、例えば、移動局MSf、MSg及びMShは互いに近傍に位置している。そのため、ビームフォーミング又はアンテナ指向性制御によってこれら移動局を空間的に分離することは難しい。また、移動局MSf、MSg及びMShからの送信信号は、スモールセル12a内で受信される信号に有害な干渉を与える可能性もある。
こうした不利な状況を克服するために、本開示に係る技術では、アクセスポイント(AP)として動作可能な端末装置、即ちダイナミックAPを活用する。一例としてのダイナミックAPの分類を、表2に示す。なお、本開示に係る技術は、表2に示されていない種類のダイナミックAPにも適用可能である。
Figure 0006179517
表2において、「カテゴリ」は、ダイナミックAPの種類を示す。「IF例」は、ダイナミックAPが基地局又はその他の制御ノードと通信するために利用可能な通信インタフェースの例を示す。モバイルルータ端末及び一般端末は、共に、エアインタフェースを介して基地局と通信し得る。ここでのエアインタフェースは、マクロセル又はスモールセルにより提供されるセルラ方式の無線インタフェースであってもよい。その代わりに、ダイナミックAPは、無線LAN、Bluetooth(登録商標)又はZigbeeなどの非セルラ方式のエアインタフェース(及びその先の有線ネットワーク)を介して基地局と通信してもよい。「AP機能」は、アクセスポイントとして動作するための機能がどのように実現されるかを示す。モバイルルータ端末は、固有のアクセスポイント機能が予め搭載されている端末である。一般端末は、アクセスポイント機能のための機能モジュールを事後的にダウンロードすることによりアクセスポイントとして動作可能な端末である。「バッテリ」は、端末のバッテリ容量の平均的な大きさを示す。モバイルルータ端末のバッテリ容量は、一般端末のバッテリ容量よりも大きいことが多い。「MS収容率」は、1つのAP当たりどの程度多くの移動局を収容し得るかを示す指標である。上述した様々な基地局と比較すると、一般的に、ダイナミックAPのMS収容率は低い。「アクセスタイプ」は、移動局からのアクセスの受け入れに関する分類である。ダイナミックAPのアクセスタイプは、オープンアクセスタイプであってもよく、又はクローズドアクセスタイプであってもよい。
図3Aは、ダイナミックAPの活用の第1の例について説明するための説明図である。図3Aを参照すると、図2に示したヘテロジーニアスネットワーク1の一部が拡大して示されている。ここでは、移動局MScは、スモールセル12dに接続すると共に、アクセスポイントとして動作する。移動局MSdは、移動局MScに接続してアクセスリンクLd(ローカライズドネットワークともいう)を形成し、間接的にスモールセル12dの基地局BS2dと通信する。結果的に、移動局MSdは、良好な通信品質を得ることができる。また、移動局MSdからの送信信号がスモールセル12d内で受信される信号に有害な干渉を与えることも回避される。
図3Bは、ダイナミックAPの活用の第2の例について説明するための説明図である。図3Bを参照すると、図2に示したヘテロジーニアスネットワーク1が再び示されている。ここでは、移動局MSaは、マクロセル11に接続すると共に、アクセスポイントとして動作する。移動局MSeは、移動局MSaに接続してアクセスリンクLe(ローカライズドネットワークともいう)を形成し、間接的にマクロセル11の基地局BS1と通信する。結果的に、移動局MSeは、良好な通信品質を得ることができる。
図3Cは、ダイナミックAPの活用の第3の例について説明するための説明図である。図3Cを参照すると、図2に示したヘテロジーニアスネットワーク1の一部が拡大して示されている。ここでは、移動局MSgは、マクロセル11に接続すると共に、アクセスポイントとして動作する。移動局MSfは、移動局MSgに接続してアクセスリンクLfを形成し、間接的にマクロセル11の基地局BS1と通信する。移動局MShもまた、移動局MSgに接続してアクセスリンクLhを形成し、間接的にマクロセル11の基地局BS1と通信する。移動局MSgを基準とすると移動局MSf及びMShは互いに反対側に位置するため、ビームフォーミング又はアンテナ指向性制御によってこれら移動局を空間的に分離することは容易である。移動局MSgと移動局MSf及びMShとの間の距離は短いため、移動局MSf及びMShからの送信信号がスモールセル12a内で受信される信号に有害な干渉を与えることも回避される。
このように、ヘテロジーニアスネットワーク環境下でダイナミックAPを活用することには、システムキャパシティ又はサービス品質の観点で多くの利点がある。しかし、最適なローカライズドネットワークを形成するためには、ネットワークのトポロジー及び各装置のケイパビリティを把握することが求められるため、これは個々の移動局にとって容易ではない。そこで、本開示に係る技術は、上述したローカライズドネットワークの形成を支援する新たな機能エンティティであるネットワーキング制御エンティティ(NCE:Networking Control Entity)を導入する。ネットワーキング制御エンティティは、移動局が無線通信を行う場合に、移動局が接続すべきセルの判定に加えて、アクセスポイントを介する通信の必要性を判定する。また、ネットワーキング制御エンティティは、アクセスポイントを介する通信が必要であると判定された場合に、そうした通信をコーディネートする。本明細書では、ネットワーキング制御エンティティが実装されたノードを、ネットワーキング制御ノードという。次節では、ネットワーキング制御ノードの構成について詳細に説明する。
<2.ネットワーキング制御ノードの構成>
ネットワーキング制御エンティティは、いずれの通信ノードにおいて実装されてもよい。移動局からのアクセス性の観点では、ネットワーキング制御エンティティを、基地局、コアネットワーク上の制御ノード、又はインターネット上のサーバのいずれかの機能として実装することが有益である。本節では、一例として、ネットワーキング制御エンティティが、コアネットワーク13上の制御ノード(例えば、移動性管理エンティティ(MME)、サービングゲートウェイ(S−GW)若しくはPDNゲートウェイ(P−GW)、又はNCEのための専用のノード)において実装されているものとする。
[2−1.装置の構成例]
図4は、一実施形態に係るネットワーキング制御ノード100の構成の一例を示すブロック図である。図4を参照すると、ネットワーキング制御ノード100は、通信部110、記憶部120及び制御部130を備える。
(1)通信部
通信部110は、ネットワーキング制御ノード100が他の装置と通信するための通信インタフェースである。通信部110は、例えば、コアネットワーク13又はインターネット14に接続される様々な基地局と通信する。また、通信部110は、それら基地局を介して、移動局と通信する。
(2)記憶部
記憶部120は、ハードディスク又は半導体メモリなどの記憶媒体を用いて、ネットワーキング制御ノード100の動作のためのプログラム及びデータを記憶する。記憶部120により記憶されるデータは、後に説明するセルに関する情報、移動局及びダイナミックAPに関する情報、並びに通信品質の測定結果などを含み得る。
(3)制御部
制御部130は、CPU(Central Processing Unit)又はDSP(Digital Signal Processor)などのプロセッサを用いて、ネットワーキング制御ノード100の動作全般を制御する。本実施形態において、制御部130は、接続先判定部132、AP選択部134及びシグナリング部136を含む。
(3−1)接続先判定部
接続先判定部132は、移動局が無線通信を行う際に、マクロセル及びスモールセルを含み得る1つ以上のセルのうち、移動局と通信すべきセルを判定する。より具体的には、接続先判定部132は、所定の判定基準に従って、移動局と通信すべきセル(即ち、接続先セル)を判定する。ここでの判定基準は、通信品質、トラフィックの負荷及び電力消費効率のうち少なくとも1つに関連する基準であってよい。例えば、接続先判定部132は、最も良好な通信品質(レイテンシ、ビットレート、スループット、受信信号強度、SNR(信号対雑音比)又はSINR(信号対干渉及び雑音比)など)を期待することのできるセルを、接続先セルとして判定してもよい。SNRは、セルのノイズフロア及び当該セルについての受信信号強度から計算され得る。SINRは、SNRの計算にさらに隣接セルからの干渉レベルを算入することにより計算され得る。また、接続先判定部132は、移動局ごとのサービス品質(QoS)の要件を充足する程度に十分な通信品質を期待することのできるセルを、接続先セルとして判定してもよい。また、接続先判定部132は、負荷を分散させるために、帯域幅の広い周波数帯を使用するセルを、接続先セルとして判定してもよい。また、接続先判定部132は、エネルギーの節約に貢献するために、最も良好な電力消費効率を有するセルを、接続先セルとして判定してもよい。
接続先判定部132は、判定基準を満たすセルが1つのみ存在する場合には、当該セルを接続先セルとして判定する。一方、接続先判定部132は、判定基準を満たすセルが複数が存在する場合には、例えば、その時点のトラフィック負荷の最も小さいセルを、接続先セルとして判定してよい。セルごとの負荷は、例えば、i番目セルの周波数帯の帯域幅をW、接続中の移動局の数をNとすると、L=W/Nという簡易な計算式に従って計算され得る。この場合、最も大きいLの値を示すセルが、負荷の最も低いセルである。
また、接続先判定部132は、判定基準を満たすセルが存在しない場合、即ち移動局が各セルと直接的に通信するといずれのセルも判定基準を満たさない場合には、移動局はアクセスポイントを介して通信すべきであると判定する。この場合、接続先判定部132は、移動局のために動作すべきアクセスポイントの選択を、AP選択部134に指示する。
(3−2)AP選択部
AP選択部134は、接続先判定部132により移動局がアクセスポイントを介して通信すべきであると判定された場合に、当該移動局のためにアクセスポイントとして動作する装置を選択する。より具体的には、AP選択部134は、移動局の近傍に存在するダイナミックAPを特定する。そして、AP選択部134は、1つ以上の近傍のダイナミックAPが存在する場合に、候補としてのそれらダイナミックAPから、移動局のためにAPとして動作するダイナミックAPを選択する。
第1の手法として、AP選択部134は、近傍のダイナミックAPの位置に基づいて、移動局のためのAPを選択してもよい。ダイナミックAPの位置は、各ダイナミックAPにより測定されネットワーキング制御ノード100へ報告されてもよい。その代わりに、基地局又はその他の装置がダイナミックAPの位置を測定してもよい。位置測定のための手法は、GPS(Global Positioning System)ベースの測位法であってもよく、又は無線信号の信号強度、品質、若しくは到来時間差などに基づく手法であってもよい。AP選択部134は、例えば、移動局の近傍のダイナミックAPのうち基地局との間の通信品質の最も良好なダイナミックAPを選択してもよい。それにより、図3A及び図3Bを用いて説明したような、移動局における通信品質の向上と干渉の予防とを達成することができる。また、AP選択部134は、ある限られた領域内に複数のダイナミックAPが存在する場合には、当該領域の中心のより近くに位置するダイナミックAPを選択してもよい。それにより、図3Cを用いて説明したような、移動局の空間分離と干渉の予防とを達成することができる。なお、AP選択部134は、より高い高度に位置するダイナミックAP又はより多くの移動局からの見通し線(line of sight)を確保しているダイナミックAPなど、より複雑な地理的条件に従ってダイナミックAPを選択してもよい。
選択に適した複数のダイナミックAPが存在する場合には、AP選択部134は、各ダイナミックAPの性能、移動性、電池残量及び通信リンクの利用可能性のうち少なくとも1つのパラメータに基づいて、1つのダイナミックAPを選択し得る。例えば、トラフィックを中継するAPが大きく移動すると、移動局による通信に支障が生じる。そこで、AP選択部134は、移動性のより低いダイナミックAPを選択してもよい。なお、移動性は、各ダイナミックAPの位置の時間的変化をモニタリングすることにより判定され得る。また、AP選択部134は、プロセッサ、メモリ若しくはRF回路などのハードウェアの性能、又は通信性能の最も高いダイナミックAPを選択してもよい。ここでの通信性能は、各ダイナミックAPと接続先セル及びネットワーキング制御ノード100との間の通信のための性能を含み、保証されるQoSレベルなどに基づいて判定され得る。QoSレベルは、各ダイナミックAPにより利用されるエアインタフェースのみについて判定されてもよく、又はエアインタフェースと有線ネットワークとを含み得るエンドツーエンドの通信について判定されてもよい。また、AP選択部134は、電池残量の最も多い(又は固定電源に接続された)ダイナミックAPを選択してもよい。また、AP選択部134は、有線のバックホールリンクを有するダイナミックAPを選択してもよい。これら選択条件は、どのように組合わされてもよい。
第2の手法として、AP選択部134は、移動局の近傍のダイナミックAPから送信される無線信号について当該移動局において測定される品質に基づいて、移動局のためのAPを選択してもよい。この場合、AP選択部134は、シグナリング部136を介してダイナミックAP及び移動局へ、品質測定のためのタイミング、期間、周波数帯及びデバイスIDなどのパラメータを通知してもよい。ダイナミックAPへの通知は、MSとして動作しているダイナミックAPからのアップリンク送信についてのアップリンク許可(UL Grant)と共通化されてもよい。AP選択部134は、複数の移動局に同時に品質測定を実行させることにより、品質測定に要するリソースを節約してもよい。移動局は、ダイナミックAPごとの測定値(measurements)及びデバイスIDを含む測定結果を、ネットワーキング制御ノード100へ報告する。AP選択部134は、報告された測定結果に基づいて、最適なダイナミックAPを選択する。AP選択部134は、例えば、ある移動局により測定された品質の最も良好なダイナミックAPを、当該移動局のために選択してもよい。それにより、図3A及び図3Bを用いて説明したような、移動局における通信品質の向上を達成することができる。また、AP選択部134は、複数の移動局により測定された品質の合計が最も良好なダイナミックAP(恐らくは地理的にそれら複数の移動局の中央に位置するダイナミックAP)を選択してもよい。それにより、図3Cを用いて説明したような、移動局の空間分離と干渉の予防とを達成することができる。第2の手法においても、AP選択部134は、選択に適した複数のダイナミックAPが存在する場合には、各ダイナミックAPの性能、移動性、電池残量及び通信リンクの利用可能性のうち少なくとも1つのパラメータに基づいて、いずれか1つのダイナミックAPを選択してよい。
第3の手法として、AP選択部134は、移動局により通信品質の測定結果に基づいて特定されるダイナミックAPを、移動局のためのAPとして選択してもよい。移動局による通信品質の測定は、第2の手法と同様に行われ得る。第3の手法では、移動局は、通信品質の測定結果に基づいて、自らのために最適なダイナミックAPを特定する。そして、移動局は、特定したダイナミックAPのデバイスIDを、ネットワーキング制御ノード100へ報告する。AP選択部134は、移動局からの報告において特定されたダイナミックAPを承認するかを判定する。ここで承認されたダイナミックAPは、移動局のために動作するAPとして選択される。AP選択部134は、例えば、特定されたダイナミックAPのMS収容数が限界に達している場合には、特定されたダイナミックAPを承認しなくてもよい。また、AP選択部134は、ネットワーク全体のトポロジーの観点でより適切な他のダイナミックAPが存在する場合にも、移動局により特定されたダイナミックAPを承認しなくてもよい。推奨される他のダイナミックAPが存在する場合には、AP選択部134は、特定されたダイナミックAPの代わりに、当該他のダイナミックAPを選択し得る。第3の手法において、AP選択部134は、選択可能な複数のダイナミックAPが存在する場合には、各ダイナミックAPの性能、移動性、電池残量及び通信リンクの利用可能性のうち少なくとも1つのパラメータに基づいて、いずれか1つのダイナミックAPを選択してもよい。
なお、いずれの手法においても、AP選択部134により選択されたダイナミックAPは、アクセスポイントとして動作することを拒否してもよい。その場合には、AP選択部134は、移動局のために動作するAPを、残りのダイナミックAPからあらためて選択し得る。
(3−3)シグナリング部
シグナリング部136は、ネットワーキング制御ノード100と他の装置との間のシグナリングを実行する。シグナリング部136により実行されるシグナリングは、IPsecなどのセキュアプロトコルに従って暗号化されてよい。例えば、シグナリング部136は、ヘテロジーニアスネットワーク1内の1つ以上のセルに関する情報を予め取得する。セルに関する情報は、例えば、無線アクセス技術、セルID、基地局の位置及び種類、セルサイズ、周波数帯、送信電力の上限値及び下限値、最小受信感度、許容干渉レベル、雑音指数(ノイズフィギュア)、IPアドレス、並びにサポートされるセキュアプロトコルなどを含み得る。また、シグナリング部136は、移動局に関する情報を取得する。シグナリング部136は、移動局自身から当該移動局に関する情報を取得してもよく、又はコアネットワーク13上の加入者情報データベースから移動局に関する情報を取得してもよい。移動局に関する情報は、例えば、デバイスID、位置、ケイパビリティ情報(APとして動作可能か、及び動作可能な場合のMS収容数など)及びバッテリ情報などを含み得る。
また、シグナリング部136は、ネットワーキング制御のトリガを認識する。ネットワーキング制御のトリガは、例えば、新たに無線通信を開始する移動局又は劣悪な通信品質を経験している移動局からの制御リクエストの受信であってもよい。また、トリガは、スループットの改善又は負荷の抑制を望む基地局からの制御リクエストの受信であってもよい。また、トリガは、ネットワークトポロジーの変更の検出、既にアクセスポイントとして動作しているダイナミックAPの移動、動作停止若しくはバッテリ不足の検出、又は周期的なタイミングの到来などであってよい。トリガが認識されると、接続先判定部132による接続先判定処理及びAP選択部134によるAP選択処理が実行され得る。
シグナリング部136は、接続先判定処理の結果において移動局がアクセスポイントを介することなくいずれかのセルと通信し得ると判定されると、判定された接続先セルの識別情報を、移動局に通知する。一例として、LTE方式では、PSS(Primary Synchronization Sequence)及びSSS(Secondary Synchronization Sequence)のセルグループ番号及びセル番号が、セルの識別情報を構成し得る。その代わりに、セルの識別情報は、例えば直交符号又は周波数パターンIDなどの他の情報から構成されてもよい。かかる識別情報を用いて、移動局は、ネットワーキング制御ノード100により選択されたセルに同期し、無線接続を確立することができる。シグナリング部136は、接続先セルに関するその他の情報(例えば、無線アクセス技術及び周波数帯など)を移動局に通知してもよい。
また、シグナリング部136は、AP選択部134によりAP選択処理が実行されると、AP選択部134により選択されたダイナミックAPに、アクセスポイントとして動作することを指示する。また、シグナリング部136は、接続先セルの識別情報を当該ダイナミックAPに通知する。シグナリング部136からの指示に応じて、ダイナミックAPは、接続先セルとの間の無線接続を確立し、移動局のためにアクセスポイントとしての動作を開始する。シグナリング部136は、ダイナミックAPがトラフィックを中継するために利用すべきパラメータ(例えば、周波数帯、タイミング、最大送信電力、無線アクセス技術、スペクトラムマスク又は暗号化方式など)を選択されたダイナミックAPに指示してもよい。また、シグナリング部136は、当該ダイナミックAPを介して通信することを移動局に指示する。シグナリング部136は、アクセスポイントとしての動作を開始したダイナミックAPの識別情報を、移動局に通知する。それにより、移動局がダイナミックAPを介して接続先セルに接続し、図3A〜図3Cを用いて説明したようなローカライズドネットワークが形成される。
なお、上記非特許文献1に記載されているファントムセル(Phantom Cell)が配置される場合には、シグナリング部136は、接続先セルの識別情報又はダイナミックAPの識別情報を、移動局へ通知しなくてもよい。
[2−2.処理の流れの例]
(1)全体的な流れ
図5は、ネットワーキング制御ノード100により実行され得る処理の流れの一例を示すフローチャートである。図5を参照すると、まず、シグナリング部136は、ヘテロジーニアスネットワーク1内の1つ以上のセルに関する情報を収集する(ステップS110)。また、シグナリング部136は、移動局に関する情報を収集する(ステップS115)。そして、シグナリング部136は、制御のトリガを待ち受ける(ステップS120)。
制御のトリガが認識されると、接続先判定部132は、接続先判定処理を実行する(ステップS130)。接続先判定処理の詳細な流れの一例について、後に詳細に説明する。次に、接続先判定部132は、移動局がアクセスポイントを介して通信すべきであるかを判定する(ステップS150)。ここで、移動局がアクセスポイントを介して通信すべきであると判定された場合には、AP選択部134は、アクセスポイント選択処理を実行する(ステップS160)。アクセスポイント選択処理の詳細な流れのいくつかの例について、後に詳細に説明する。そして、シグナリング部136は、AP選択処理の結果として選択されたダイナミックAPに、アクセスポイントとして動作することを指示する(ステップS180)。移動局が接続先セルと直接通信し得る場合には、ステップS160及びステップS180の処理はスキップされ得る。次に、シグナリング部136は、接続先判定処理の結果(及び、必要に応じてアクセスポイント選択処理の結果)を、移動局へシグナリングする(ステップS190)。
(2)接続先判定処理
図6は、図5に示した接続先判定処理の詳細な流れの一例を示すフローチャートである。図6を参照すると、まず、接続先判定部132は、1つ以上のセルの各々を、所定の判定基準に従って評価する(ステップS132)。ここでの判定基準は、上述したように、通信品質、トラフィック負荷及び電力消費効率のうち少なくとも1つに関連する基準であってよい。その後の処理は、判定基準を満たすセルの数に応じて分岐する。判定基準を満たすセルが存在しない場合には、処理はステップS140へ進む(ステップS134)。判定基準を満たすセルが複数が存在する場合には、処理はステップS138へ進む(ステップS136)。判定基準を満たすセルが1つのみ存在する場合には、当該セルが接続先セルとして判定される。
ステップS138では、接続先判定部132は、ステップS132における判定基準を満たす複数のセルから、追加的な基準に従って接続先セルを判定する(ステップS138)。ここでの追加的な基準は、例えば、上述したセルごとの負荷に関連する基準などであってよい。
ステップS140では、接続先判定部132は、移動局はアクセスポイントを介して通信すべきであると判定する(ステップS140)。この場合、移動局は、後に説明するアクセスポイント選択処理において選択されるダイナミックAPが接続するセルに、間接的に接続する。
(3)アクセスポイント選択処理
図7Aは、図5に示したアクセスポイント選択処理の詳細な流れの第1の例を示すフローチャートである。図7Aを参照すると、まず、AP選択部134は、例えば移動局のケイパビリティ情報を用いて、ダイナミックAPとして動作可能な装置を識別する(ステップS162)。次に、AP選択部134は、制御対象の移動局の近傍に位置する1つ以上のダイナミックAPを特定する(ステップS164)。そして、AP選択部134は、特定したダイナミックAP及び移動局の位置並びにその他のパラメータ(例えば、性能、移動性、電池残量及び通信リンクの利用可能性など)に基づいて、移動局のために動作すべきダイナミックAPを選択する(ステップS166)。
図7Bは、図5に示したアクセスポイント選択処理の詳細な流れの第2の例を示すフローチャートである。図7Bを参照すると、まず、AP選択部134は、例えば移動局のケイパビリティ情報を用いて、ダイナミックAPとして動作可能な装置を識別する(ステップS162)。次に、AP選択部134は、シグナリング部136を介して、ダイナミックAPから送信される無線信号のセンシングを移動局に指示する(ステップS168)。次に、AP選択部134は、移動局から報告されるセンシング結果、即ちダイナミックAPごとの通信品質の測定結果を取得する(ステップS170)。そして、AP選択部134は、取得したセンシング結果及びその他のパラメータに基づいて、移動局のために動作すべきダイナミックAPを選択する(ステップS172)。
図7Cは、図5に示したアクセスポイント選択処理の詳細な流れの第3の例を示すフローチャートである。図7Cを参照すると、まず、AP選択部134は、例えば移動局のケイパビリティ情報を用いて、ダイナミックAPとして動作可能な装置を識別する(ステップS162)。次に、AP選択部134は、シグナリング部136を介して、ダイナミックAPから送信される無線信号のセンシングを移動局に指示する(ステップS168)。なお、ここでの指示が省略され、移動局により自律的にセンシングが実行されてもよい。次に、AP選択部134は、移動局によりセンシング結果に基づいて特定されるダイナミックAPのデバイスIDを取得する(ステップS174)。そして、AP選択部134は、移動局により特定されたダイナミックAPを承認する(又は、当該ダイナミックAPを承認せず、他のダイナミックAPを選択する)(ステップS176)。
<3.ダイナミックAPの構成>
本節では、通常は移動局として動作し、必要に応じてアクセスポイントとして動作するダイナミックAPの構成について説明する。
[3−1.装置の構成例]
図8は、一実施形態に係るダイナミックAP200の構成の一例を示すブロック図である。図8を参照すると、ダイナミックAP200は、無線通信部210、記憶部220、入力部230、表示部240及び制御部250を備える。
(1)無線通信部
無線通信部210は、ダイナミックAP200が無線通信を実行するための無線通信インタフェースである。ダイナミックAP200が移動局として動作する場合には、無線通信部210は、いずれかの基地局との間で無線接続を確立し、無線信号を送受信する。ダイナミックAP200がアクセスポイントとして動作する場合には、無線通信部210は、さらに移動局との間でアクセスリンクを確立し、当該アクセスリンク上で無線信号を送受信する。アクセスリンクは、一例として、ネットワーキング制御ノード100又は基地局により指定され得る時間−周波数リソース上で、時分割複信(TDD:Time Division Duplex)方式で運用されてよい。無線通信部210は、トラフィックを中継する際にRF(Radio Frequency)回路内で送信信号と受信信号とが干渉することを防止するためのデュプレクサを有していてもよい。
無線通信部210は、アクセスポイントとして動作するための固有のモバイルルータ機能を、予め有していてもよい。その代わりに、無線通信部210は、外部サーバからダウンロードされる機能モジュールを後述する通信制御部254が実行することにより、アクセスポイントとして動作してもよい。
(2)記憶部
記憶部220は、ハードディスク又は半導体メモリなどの記憶媒体を用いて、ダイナミックAP200の動作のためのプログラム及びデータを記憶する。記憶部220により記憶されるデータは、移動局に関する情報及び接続先セルに関する情報などを含み得る。記憶部220により記憶されるプログラムは、モバイルルータ機能のための機能モジュールを含み得る。
(3)入力部
入力部230は、ユーザがダイナミックAP200へ情報を入力するための1つ以上の入力デバイスを含む。入力部230は、例えば、表示部240と一体化されるタッチセンサを含んでもよい。また、入力部230は、キーパッド、ボタン、スイッチ又はホイールなどのその他の種類の入力デバイスを含んでもよい。
(4)表示部
表示部240は、LCD(Liquid Crystal Display)又はOLED(Organic light-Emitting Diode)などにより構成される表示モジュールである。表示部240は、例えば、ダイナミックAP200の動作をユーザが設定するための設定画面を表示する。
(5)制御部
制御部250は、CPU又はDSPなどのプロセッサを用いて、ダイナミックAP200の動作全般を制御する。本実施形態において、制御部250は、アプリケーション部252及び通信制御部254を含む。
(5−1)アプリケーション部
アプリケーション部252は、アプリケーションを実行する。アプリケーション部252により実行されるアプリケーションは、例えば、音声通話クライアント、インターネットブラウザ、メーラ又はSNSクライアントなどの通信用アプリケーションを含み得る。
(5−2)通信制御部
通信制御部254は、ダイナミックAP200による無線通信を制御する。例えば、通信制御部254は、ダイナミックAP200が移動局として動作する場合に、基地局から受信されるスケジューリング情報に従って、無線通信部210にアップリンク信号を送信させ、及び無線通信部210にダウンリンク信号を受信させる。また、通信制御部254は、上述したネットワーキング制御ノード100との間で、シグナリングを交換する。例えば、通信制御部254は、通信用アプリケーションにとって十分な通信品質が得られていない場合に、ネットワーキング制御ノード100へ制御リクエストを送信してもよい。
また、通信制御部254は、ネットワーキング制御ノード100からアクセスポイントとして動作することを指示されると、無線通信部210をアクセスポイントとして動作させる。通信制御部254は、無線通信部210が固有のモバイルルータ機能を有していない場合には、モバイルルータ機能の機能モジュールを外部サーバからダウンロードし、ダウンロードした機能モジュールを実行することにより、無線通信部210をアクセスポイントとして動作させてもよい。通信制御部254は、アクセスポイントとして動作する際、接続先セルの識別情報をネットワーキング制御ノード100から取得する。そして、通信制御部254は、取得した識別情報により識別される接続先セルと移動局との間で、無線通信部210に移動局のトラフィックを中継させる。通信制御部254は、トラフィックの中継のために利用すべきその他のパラメータ(例えば、周波数帯、タイミング、最大送信電力、無線アクセス技術、スペクトラムマスク又は暗号化方式など)をもネットワーキング制御ノード100から取得し得る。
また、通信制御部254は、ネットワーキング制御ノード100から近傍の移動局によるセンシングのための無線信号の送信を指示されると、指示されたタイミング、期間及び周波数帯で、無線通信部210に無線信号を送信させる。それにより、近傍の移動局によるセンシング、即ち通信品質の測定が可能となる。
通信制御部254は、ダイナミックAP200が移動局として動作する場合に、ネットワーキング制御ノード100からの指示に応じて、近傍のダイナミックAPからの無線信号についてのセンシングを実行してもよい。また、通信制御部254は、センシング結果に基づいて、近傍の1つ以上のダイナミックAPのうちAPとして動作すべき最適な装置を特定してもよい。通信制御部254は、センシング結果又は特定したダイナミックAPのデバイスIDを、ネットワーキング制御ノード100へ報告し得る。
なお、移動局からネットワーキング制御ノード100への報告は、エアインタフェース、IP(Internet Protocol)ベースのバックホールリンク、IEEE802.11sのメッシュネットワーク、又はBluetooth(登録商標)若しくはZigbeeを利用したアドホックネットワークなどの、いかなる種類の通信手段を介して行われてもよい。
[3−2.処理の流れの例]
図9は、図8に示したダイナミックAP200により実行され得る処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図9を参照すると、まず、通信制御部254は、デバイスID、位置、ケイパビリティ情報及びバッテリ情報などを含み得る自装置に関する情報を、ネットワーキング制御ノード100(又はコアネットワーク13上のデータベース)へ送信する(ステップS210)。そして、通信制御部254は、ダイナミックAP200を移動局として動作させる(ステップS220)。移動局としての動作は、ダイナミックAP200が稼動している間、継続されてよい。無線通信部210から送信されるアップリンク信号は、必要に応じて、近傍の移動局によるセンシングの対象となり得る。
ネットワーキング制御ノード100からアクセスポイントとして動作することを指示されると(ステップS230)、ダイナミックAP200は、アクセスポイントとしての動作を開始する。既にダイナミックAP200がアクセスポイントとして動作している場合には、その後のステップS250〜ステップS270の処理はスキップされ得る(ステップS240)。ダイナミックAP200がアクセスポイントとして動作していない場合、通信制御部254は、無線通信部210がモバイルルータ機能を有しているかを判定する(ステップS250)。無線通信部210がモバイルルータ機能を有していない場合には、通信制御部254は、モバイルルータ機能の機能モジュールを外部サーバからダウンロードし、ダウンロードした機能モジュールを実行する(ステップS260)。次に、通信制御部254は、接続先セルの識別情報をネットワーキング制御ノード100から取得する(ステップS270)。そして、通信制御部254は、取得した識別情報により識別される接続先セルに接続し、アクセスポイントとして動作する(ステップS280)。
図9には示していないが、通信制御部254は、入力部230及び表示部240により提供されるユーザインタフェースを介して、アクセスポイントとして動作することが許可されるかを、ステップS280の前にユーザに確認してもよい。
<4.全体的な処理シーケンス>
図10は、本実施形態に係る通信制御システムにおける処理の流れの一例を示すシーケンス図である。通信制御システムは、1つ以上の移動局(MS)、1つ以上のダイナミックアクセスポイント(DAP)、1つ以上のセルの基地局(BS)及びネットワーキング制御エンティティ(NCE)を含み得る。ダイナミックアクセスポイントは、物理的には移動局と同一の装置であってもよい。
ネットワーキング制御エンティティは、まず、各基地局からセルに関する情報を収集する(ステップS10)。また、ネットワーキング制御エンティティは、ダイナミックアクセスポイント及びその他の移動局から、移動局に関する情報を収集する(ステップS15、S20)。
次に、ネットワーキング制御エンティティは、制御のトリガを認識すると、接続先判定処理を実行する(ステップS30)。その後、接続先判定処理の結果として、移動局が接続先セルと直接通信し得ると判定されると、ボックスB1に囲まれたシーケンスが実行される。一方、移動局がアクセスポイントを介して通信すべきであると判定されると、ボックスB2に囲まれたシーケンスが実行される。
移動局が接続先セルと直接通信し得ると判定されると、ネットワーキング制御エンティティは、移動局と通信すると判定された接続先セルの識別情報及びその他の情報を、移動局に通知する(ステップS40)。そして、移動局は、セル探索を実行し、通知された識別情報を用いて接続先セルと同期し、接続先セルに接続する(ステップS45)。
移動局がアクセスポイントを介して通信すべきであると判定されると、ネットワーキング制御エンティティは、さらにAP選択処理を実行する(ステップS50)。ダイナミックAPは、移動局による通信品質の測定のための無線信号を送信することにより、AP選択処理を支援し得る(ステップS55)。移動局は、各ダイナミックAPから送信される無線信号について、通信品質を測定する(ステップS60)。ここでの測定結果又は移動局により特定されるダイナミックAPのデバイスIDは、ネットワーキング制御エンティティへ報告される。
ネットワーキング制御エンティティは、AP選択処理の結果として選択されたダイナミックAPに、アクセスポイントとして動作することを指示する(ステップS70)。すると、ダイナミックAPは、接続先セルとの間の無線接続を確立し、移動局のためにアクセスポイントとしての動作を開始する(ステップS75)。また、ネットワーキング制御エンティティは、選択したダイナミックAPの識別情報及びその他の情報を、移動局に通知する(ステップS80)。そして、移動局は、通知された識別情報を用いてダイナミックAPと同期し、ダイナミックAPに接続する(ステップS85)。
<5.まとめ>
ここまで、図1〜図10を用いて、本開示に係る技術の実施形態を詳細に説明した。上述した実施形態によれば、1つ以上のセル内に位置する移動局が通信する際に、当該移動局がAPを介して通信すべきかを、ネットワーキング制御エンティティが判定する。そして、移動局がAPを介して通信すべきであると判定された場合に、移動局は、1つ以上のダイナミックAPから選択されるAPを介して、いずれかのセルに接続する。ネットワーキング制御ノードは、選択されたダイナミックAPに、APとして動作することを指示する。従って、ヘテロジーニアスネットワーク環境下で、例えばシステムキャパシティ又はサービス品質の観点でより適切な移動局とセルとの間の接続関係を、動的に構築することができる。即ち、移動局の状況に応じた柔軟な無線ネットワーキングが可能となる。
また、上述した実施形態によれば、ネットワーキング制御エンティティは、選択されたダイナミックAPに、接続先セルの識別情報を通知する。従って、ダイナミックAPにとって接続可能なセルが複数存在する場合には、ダイナミックAPは、ネットワーキング制御エンティティにより判定される最適なセルに接続して、移動局のためにAPとして動作することができる。
また、上述した実施形態によれば、1つ以上のダイナミックAPの位置に基づいて、移動局のためにAPとして動作すべきダイナミックAPが選択され得る。従って、ある限られた領域内にAPとして動作可能な移動局が密集しているような場合に、そのうち1つの移動局をAPとして動作させることで、移動局の空間分離を容易にすると共に、それら移動局が有害なセル間干渉を生じさせることを予防することができる。また、APの無線アクセス技術を変更することにより、トラフィックのオフローディング効果を期待することもできる。
また、上述した実施形態によれば、1つ以上のダイナミックAPからの無線信号の品質に基づいて、移動局のためにAPとして動作すべきダイナミックAPが選択され得る。従って、セルエッジ付近又は障害物の陰に位置するなどの原因で劣悪な通信品質を経験している移動局に、より良好な通信品質を有するアクセスリンクを提供することができる。
なお、本明細書において説明した各装置による一連の制御処理は、ソフトウェア、ハードウェア、及びソフトウェアとハードウェアとの組合せのいずれを用いて実現されてもよい。ソフトウェアを構成するプログラムは、例えば、各装置の内部又は外部に設けられる記憶媒体(あるいは非一時的な(non-transitory)記録媒体)に予め格納される。そして、各プログラムは、例えば、実行時にRAM(Random Access Memory)に読み込まれ、CPUなどのプロセッサにより実行される。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
移動局が1つ以上のセルのいずれかと通信する際に、アクセスポイントを介して通信すべきかを判定する判定部と、
前記移動局が前記アクセスポイントを介して通信すべきであると判定された場合に、前記移動局のために前記アクセスポイントとして動作する装置を選択する選択部と、
前記選択部により選択された前記装置に前記アクセスポイントとして動作することを指示し、当該装置を介して通信することを前記移動局に指示するシグナリング部と、
を備える通信制御装置。
(2)
前記アクセスポイントとして動作する前記装置は、前記移動局の近傍に存在するアクセスポイントとして動作可能な端末装置である、前記(1)に記載の通信制御装置。
(3)
前記判定部は、所定の判定基準に従って、前記1つ以上のセルのうち前記移動局と通信すべきセルを判定し、
前記シグナリング部は、前記判定部により判定された前記セルの識別情報を前記選択部により選択された前記装置に通知する、
前記(2)に記載の通信制御装置。
(4)
前記選択部は、アクセスポイントとして動作可能な1つ以上の端末装置の位置に基づいて、前記アクセスポイントとして動作する前記装置を選択する、前記(2)又は前記(3)に記載の通信制御装置。
(5)
前記選択部は、アクセスポイントとして動作可能な1つ以上の端末装置から送信される無線信号について測定される品質に基づいて、前記アクセスポイントとして動作する前記装置を選択する、前記(2)又は前記(3)に記載の通信制御装置。
(6)
前記選択部は、前記1つ以上の端末装置の性能、移動性、電池残量及び通信リンクの利用可能性のうち少なくとも1つのパラメータにさらに基づいて、前記アクセスポイントとして動作する前記装置を選択する、前記(4)又は前記(5)に記載の通信制御装置。
(7)
前記選択部は、前記移動局により通信品質の測定結果に基づいて特定される端末装置を、前記アクセスポイントとして動作する前記装置として選択する、前記(2)又は前記(3)に記載の通信制御装置。
通信制御装置。
(8)
前記判定部は、前記移動局が各セルと直接的に通信するといずれのセルも前記判定基準を満たさない場合に、前記移動局は前記アクセスポイントを介して通信すべきであると判定する、前記(3)に記載の通信制御装置。
(9)
前記判定基準は、通信品質、トラフィックの負荷及び電力消費効率のうち少なくとも1つに関連する、前記(8)に記載の通信制御装置。
(10)
前記1つ以上のセルは、マクロセル及びスモールセルを含む、前記(1)〜(9)のいずれか1項に記載の通信制御装置。
(11)
アクセスポイントとして動作可能な無線通信部と、
移動局が1つ以上のセルのいずれかと通信する際にアクセスポイントを介して通信すべきかを判定する制御ノードとの間で、シグナリングを交換する通信制御部と、
を備え、
前記通信制御部は、前記制御ノードから前記アクセスポイントとして動作することを指示された場合に、前記無線通信部を前記アクセスポイントとして動作させる、
端末装置。
(12)
前記通信制御部は、前記移動局と通信するセルの識別情報を前記制御ノードから取得し、取得した前記識別情報により識別される前記セルと前記移動局との間で、前記無線通信部に前記移動局のトラフィックを中継させる、前記(11)に記載の端末装置。
(13)
前記無線通信部は、固有のモバイルルータ機能を有する、前記(11)又は前記(12)に記載の通信制御装置。
(14)
前記無線通信部は、外部サーバからダウンロードされる機能モジュールを実行することにより、前記アクセスポイントとして動作する、前記(11)又は前記(12)に記載の通信制御装置。
(15)
1つ以上のセル内の無線ネットワークの形成を制御する制御ノードにおいて、
移動局が前記1つ以上のセルのいずれかと通信する際に、アクセスポイントを介して通信すべきかを判定することと、
前記移動局が前記アクセスポイントを介して通信すべきであると判定された場合に、前記移動局のために前記アクセスポイントとして動作する装置を選択することと、
選択された前記装置に前記アクセスポイントとして動作することを指示することと、
選択された前記装置を介して通信することを前記移動局に指示することと、
を含む通信制御方法。
(16)
1つ以上のセル内の無線ネットワークの形成を制御する制御ノードのコンピュータを、
移動局が前記1つ以上のセルのいずれかと通信する際に、アクセスポイントを介して通信すべきかを判定する判定部と、
前記移動局が前記アクセスポイントを介して通信すべきであると判定された場合に、前記移動局のために前記アクセスポイントとして動作する装置を選択する選択部と、
前記選択部により選択された前記装置に前記アクセスポイントとして動作することを指示し、当該装置を介して通信することを前記移動局に指示するシグナリング部と、
として機能させるためのプログラム。
(17)
アクセスポイントとして動作可能な1つ以上の端末装置と、
移動局が1つ以上のセルのいずれかと通信する際に、アクセスポイントを介して通信すべきかを判定する判定部、
前記移動局がアクセスポイントを介して通信すべきであると判定された場合に、前記移動局のためにアクセスポイントとして動作する装置を、前記1つ以上の端末装置から選択する選択部、及び、
前記選択部により選択された前記端末装置にアクセスポイントとして動作することを指示し、当該端末装置を介して通信することを前記移動局に指示するシグナリング部、
を備える通信制御装置と、
を含む通信制御システム。
100 通信制御装置(ネットワーキング制御ノード)
132 判定部
134 選択部
136 シグナリング部
200 端末装置(ダイナミックAP)
210 無線通信部
254 通信制御部

Claims (17)

  1. 移動局が1つ以上のセルのいずれかと通信する際に、アクセスポイントを介して通信すべきかを判定する判定部と、
    前記移動局が前記アクセスポイントを介して通信すべきであると判定された場合に、前記移動局のために前記アクセスポイントとして動作する装置を選択する選択部と、
    前記選択部により選択された前記装置に前記アクセスポイントとして動作することを指示し、当該装置を介して通信することを前記移動局に指示するシグナリング部と、
    を備える通信制御装置。
  2. 前記アクセスポイントとして動作する前記装置は、前記移動局の近傍に存在するアクセスポイントとして動作可能な端末装置である、請求項1に記載の通信制御装置。
  3. 前記判定部は、所定の判定基準に従って、前記1つ以上のセルのうち前記移動局と通信すべきセルを判定し、
    前記シグナリング部は、前記判定部により判定された前記セルの識別情報を前記選択部により選択された前記装置に通知する、
    請求項2に記載の通信制御装置。
  4. 前記選択部は、アクセスポイントとして動作可能な1つ以上の端末装置の位置に基づいて、前記アクセスポイントとして動作する前記装置を選択する、請求項2又は請求項3に記載の通信制御装置。
  5. 前記選択部は、アクセスポイントとして動作可能な1つ以上の端末装置から送信される無線信号について測定される品質に基づいて、前記アクセスポイントとして動作する前記装置を選択する、請求項2又は請求項3に記載の通信制御装置。
  6. 前記選択部は、前記1つ以上の端末装置の性能、移動性、電池残量及び通信リンクの利用可能性のうち少なくとも1つのパラメータにさらに基づいて、前記アクセスポイントとして動作する前記装置を選択する、請求項4又は請求項5に記載の通信制御装置。
  7. 前記選択部は、前記移動局により通信品質の測定結果に基づいて特定される端末装置を、前記アクセスポイントとして動作する前記装置として選択する、請求項2又は請求項3に記載の通信制御装置。
    通信制御装置。
  8. 前記判定部は、前記移動局が各セルと直接的に通信するといずれのセルも前記判定基準を満たさない場合に、前記移動局は前記アクセスポイントを介して通信すべきであると判定する、請求項3に記載の通信制御装置。
  9. 前記判定基準は、通信品質、トラフィックの負荷及び電力消費効率のうち少なくとも1つに関連する、請求項8に記載の通信制御装置。
  10. 前記1つ以上のセルは、マクロセル及びスモールセルを含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載の通信制御装置。
  11. アクセスポイントとして動作可能な無線通信部と、
    移動局が1つ以上のセルのいずれかと通信する際にアクセスポイントを介して通信すべきかを判定する制御ノードとの間で、シグナリングを交換する通信制御部と、
    を備え、
    前記通信制御部は、前記制御ノードから前記アクセスポイントとして動作することを指示された場合に、前記無線通信部を前記アクセスポイントとして動作させる、
    端末装置。
  12. 前記通信制御部は、前記移動局と通信するセルの識別情報を前記制御ノードから取得し、取得した前記識別情報により識別される前記セルと前記移動局との間で、前記無線通信部に前記移動局のトラフィックを中継させる、請求項11に記載の端末装置。
  13. 前記無線通信部は、固有のモバイルルータ機能を有する、請求項11又は請求項12に記載の端末装置。
  14. 前記無線通信部は、外部サーバからダウンロードされる機能モジュールを実行することにより、前記アクセスポイントとして動作する、請求項11又は請求項12に記載の端末装置。
  15. 1つ以上のセル内の無線ネットワークの形成を制御する制御ノードにおいて、
    移動局が前記1つ以上のセルのいずれかと通信する際に、アクセスポイントを介して通信すべきかを判定することと、
    前記移動局が前記アクセスポイントを介して通信すべきであると判定された場合に、前記移動局のために前記アクセスポイントとして動作する装置を選択することと、
    選択された前記装置に前記アクセスポイントとして動作することを指示することと、
    選択された前記装置を介して通信することを前記移動局に指示することと、
    を含む通信制御方法。
  16. 1つ以上のセル内の無線ネットワークの形成を制御する制御ノードのコンピュータを、
    移動局が前記1つ以上のセルのいずれかと通信する際に、アクセスポイントを介して通信すべきかを判定する判定部と、
    前記移動局が前記アクセスポイントを介して通信すべきであると判定された場合に、前記移動局のために前記アクセスポイントとして動作する装置を選択する選択部と、
    前記選択部により選択された前記装置に前記アクセスポイントとして動作することを指示し、当該装置を介して通信することを前記移動局に指示するシグナリング部と、
    として機能させるためのプログラム。
  17. アクセスポイントとして動作可能な1つ以上の端末装置と、
    移動局が1つ以上のセルのいずれかと通信する際に、アクセスポイントを介して通信すべきかを判定する判定部、
    前記移動局がアクセスポイントを介して通信すべきであると判定された場合に、前記移動局のためにアクセスポイントとして動作する装置を、前記1つ以上の端末装置から選択する選択部、及び、
    前記選択部により選択された前記端末装置にアクセスポイントとして動作することを指示し、当該端末装置を介して通信することを前記移動局に指示するシグナリング部、
    を備える通信制御装置と、
    を含む通信制御システム。
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