JP6179145B2 - 電子機器システム - Google Patents

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本件は、電子機器システム関する。
携帯電話やスマートフォンなどの携帯型の電子機器は、近年、高機能化の一途を辿っており、これに伴って、CPUなどの演算素子の発熱量も増大してきている。従来、素子の熱は電子機器の筐体表面から放熱していたが、素子の発熱量が大きいと筐体表面が高温になるため、同一部分を長時間把持することができなくなるおそれがある。例えば、筐体表面の温度が50℃以上まで上昇した場合、3分程度保持し続けるだけで低温やけどするという報告もある。
なお、最近では、素子等の発熱部材から熱を吸収する蓄熱部材を利用した電子機器が知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開2007−150521号公報 特開2003−142864号公報 特開2001−274580号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3では、蓄熱部材の冷却効率(放熱効率)が十分とはいえなかった。
1つの側面では、本発明は、蓄熱部材の冷却効率を向上することが可能な電子機器システム提供することを目的とする。
本明細書に記載の電子機器システムは、発熱体と、該発熱体に近接又は接触した状態で配置され、前記発熱体が発した熱を蓄積する蓄熱体と、該蓄熱体から熱を奪う液体が流通可能な液体流路と、を有する電子機器と、前記電子機器を載置可能な冷却装置本体と、前記冷却装置本体に前記電子機器が載置された状態で前記液体流路と連結して前記液体流路に前記電子機器の外部から液体を供給する液体供給部と、前記液体流路を通過した液体を冷却する冷却部と、を有する冷却装置と、を備えている。
本実施例に記載の電子機器システム、蓄熱部材の冷却効率を向上することができるという効果を奏する。
一実施形態に係る電子機器を+Z方向から見た状態を示す図である。 図2(a)は、電子機器を図1のA−A線で断面した概略図が示され、図2(b)は、電子機器の内部を−Z方向から見た状態を示す概略図である。 図3(a)は、冷却装置の概略構成を示す図であり、図3(b)は、冷却装置上に電子機器が載置された状態を示す図である。 冷却装置本体の内部構成を示す図である。 図5(a)は、供給口を示す斜視図であり、図5(b)は、接続部の断面図である。 図6(a)は、ニードルバルブに供給口が接触していない状態を示す図であり、図6(b)は、ニードルバルブに供給口が接触した状態を示す図である。 冷却装置の制御ブロック図である。 制御部が実行する処理を示すフローチャートである。 図8のステップS18の状態を示す図である。 図8のステップS28の状態を示す図である。 図11(a)、図11(b)は、衝撃付与機構を示す図である。 図11(a)、図11(b)の衝撃付与機構を設けた冷却装置の制御ブロック図を示す図である。 図11(a)、図11(b)の衝撃付与機構を設けた冷却装置の制御部による処理を示すフローチャートである。 図14(a)は、衝撃付与機構を設けた電子機器を示す図であり、図14(b)は、衝撃子を−Y側から見た状態を示す図である。
以下、電子機器システムの一実施形態について、図1〜図10に基づいて詳細に説明する。一実施形態にかかる電子機器システム300(図3(b)参照)は、図1に示す携帯型の電子機器100と、図3(a)、図3(b)に示す電子機器100を載置可能な冷却装置200と、を備える。なお、図1等においては、電子機器100の液晶ディスプレイ12の表示面に垂直な方向をZ軸方向とし、電子機器100の長手方向をY軸方向、Z軸及びY軸に垂直な方向をX軸方向としている。
(電子機器100)
図1には、電子機器100を+Z方向から見た状態が示されている。また、図2(a)には、電子機器100を図1のA−A線で断面した状態の概略図(ハッチングは図示の便宜上付していない)が示され、図2(b)には、電子機器100の内部を−Z方向から見た状態を示す概略図が示されている。
電子機器100は、例えばスマートフォンであり、図1に示すように、筐体10と、液晶ディスプレイ12と、操作ボタン14と、を備える。また、筐体10の内部には、図2(a)に示すように、プリント基板18と、プリント基板18に接続された発熱体としてのCPU(Central Processing Unit)20と、バッテリ(蓄電池)22と、潜熱蓄熱部30と、充電用端子34が設けられている。
プリント基板18には、CPU20のほか、液晶ディスプレイ12や操作ボタン14、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)なども電気的に接続されている。CPU20は、各種演算を実行する素子である。
潜熱蓄熱部30は、図2(a)に示すように、CPU20に近接又は接触した状態で配置されている。潜熱蓄熱部30は、密閉可能な箱状のケース(筐体)31と、ケース31内部に収容された蓄熱体33と、ケース31内に配設された液体流路としての冷却流路32と、を有する。
ケース31の材料としては、CPU20の発熱を蓄熱体33全体に効率よく伝えるため、高熱伝導材料(蓄熱体33よりも熱伝導性が高い材料)を用いることができる。例えば、ケース31の材料としては、銅やアルミニウムなどの熱伝導率の高い金属材料を用いることができる。なお、薄型のヒートパイプをCPU20やケース31表面に接触するように配置することで、CPU20の発熱を蓄熱体33全体に効率よく伝えるようにしてもよい。
蓄熱体33は、固体から液体への融解の潜熱を利用して熱を蓄える潜熱蓄熱体である。CPU20の温度が蓄熱体33の融点に達すると、蓄熱体33は融解しながら潜熱としてCPU20の熱を蓄積する。蓄熱体33としては、パラフィン系有機物、エチルエステルなどの非パラフィン有機物、酢酸ナトリウム水和物などの無機水和物などを用いることができる。本実施形態では、一例として、融点が44℃、融解熱249kJ/kgのパラフィン系有機物であるn−ドコサン(C2246)を用いることとする。
ここで、例えば、30gのn−ドコサンを蓄熱体33として用いると、貯留できる熱量は7470J(7.4kJ)になる。これは、電子機器100のバッテリ容量を2.4Ah、CPU20の駆動電圧を3.7Vとすると、電子機器100の総発熱量(32kJ)の23%に相当する。電子機器100の使用者が常時使用に困難を覚える筐体温度を50℃とし、使用時の大気の温度を25℃とすると、筐体10表面と大気との温度差は25℃である。したがって、上記のように、総発熱量の23%を蓄熱体33が吸収するとすれば、電子機器100では、温度上昇が19.3℃になり、筐体10の表面温度を44℃程度まで低減することができる。なお、44℃は、6時間程度触れていても低温やけどが生じない温度である。
冷却流路32は、図2(a)、図2(b)に示すように、ケース31内部において、蓄熱体33と直接接触するように配置されている。冷却流路32の一端部には、液体や気体の供給口16Aが設けられ、他端部には、液体や気体の排出口16Bが設けられている。なお、図1、図2等では、供給口16A及び排出口16Bが筐体10の外部に露出した状態となっているが、供給口16A及び排出口16Bは、筐体10の内部に収容できるようになっていてもよい。冷却流路32内には、蓄熱体33を冷却する際に冷却用の液体が供給されるが、それ以外のときには、冷却流路32内からは液体が除去されるようになっている。
図5(a)には、供給口16Aが斜視図にて示されている。図5(a)に示すように、供給口16Aは、一例として、径の異なる2つの円筒状部分69A,69Bを積み重ねた形状を有しており、円筒状部分69Bには、複数(図5(a)では4つ)の切り欠き61が形成されている。供給口16Aは、図5(a)の上下方向に貫通した貫通孔63を有しており、当該貫通孔63は、冷却流路32に連通した状態となっている。
なお、排出口16Bについても、図5(a)と同様の構造を有しているものとする。
図2(a)に戻り、充電用端子34は、バッテリ22と電気的に接続されており、外部から供給される電力をバッテリ22に供給する。バッテリ22は、一例としてリチウムイオン電池であり、外部から供給される電力を充電し、電子機器100の各部が駆動する際に該各部に対して電力を供給する。
図1に戻り、液晶ディスプレイ12の表面には、タッチパネルが設けられている。タッチパネルは、ユーザが電子機器100を操作する際にタッチされるユーザインタフェースである。なお、液晶ディスプレイ12に代えて、有機ELディスプレイを用いることとしてもよい。操作ボタン14は、ユーザが電子機器100を操作する際に押すボタンである。
(冷却装置200)
図3(a)には、冷却装置200の概略構成が示され、図3(b)には、冷却装置200上に電子機器100が載置された状態が示されている。なお、図3(a)、図3(b)では、説明の便宜上、図1と同様の座標系を表記している。
図3(a)に示すように、冷却装置200は、冷却装置本体110と、冷却部としての放熱フィン116と、冷却装置本体110内に設けられた冷却機構250と、を備える。
冷却装置本体110の+Z面の中央部には、凹部110aが設けられている。凹部110aは、電子機器100が嵌合可能な大きさ・形状を有している。凹部110aの−Y側の面には、電子機器100の供給口16Aと接続可能な接続部150A、及び排出口16Bと接続可能な接続部150Bが設けられている。また、接続部150Aと接続部150Bの間には、充電部としての充電用端子114が設けられている。充電用端子114は、図3(b)の状態で、電子機器100の充電用端子34と電気的に接続され、電子機器100に対して電力を供給する。
図4には、冷却装置本体110の内部構成が示されている。図4に示すように、冷却機構250は、冷媒タンク120と、冷媒循環用ポンプ122と、送風機構としての乾燥用ブロアファン124と、第1冷媒循環用バルブ130Aと、第2冷媒循環用バルブ130Bと、第1乾燥用バルブ140Aと、第2乾燥用バルブ140Bと、連結構造としての接続部150A及び接続部150Bと、を有する。また、冷却機構250は、冷媒タンク120と冷媒循環用ポンプ122の間を接続する第1循環路181と、冷媒循環用ポンプ122と第1冷媒循環用バルブ130Aの間を接続する第2循環路182と、第2冷媒循環用バルブ130Bと冷媒タンク120の間を接続する第3循環路183と、を有する。更に、冷却機構250は、乾燥用ブロアファン124と第1乾燥用バルブ140Aの間を接続する送風路190を有する。
冷媒タンク120は、冷却液体(例えば、水)を貯留するタンクである。冷媒循環用ポンプ122は、第1、第2冷媒循環用バルブ130A、130Bが開状態にあり、第1、第2乾燥用バルブ140A、140Bが閉状態にある場合に、冷媒タンク120内の冷却液体を第2循環路182等を介して電子機器100の冷却流路32内に供給する。冷却流路32内に供給された冷却液体は、第3循環路183を経由して、冷媒タンク120に戻る。なお、第3循環路183の一部が放熱フィン116近傍に配置されているため、第3循環路183内を通過する液体は、放熱フィン116近傍を通過する際に冷却される。
乾燥用ブロアファン124は、第1冷媒循環用バルブ130Aが閉状態にあり、第1乾燥用バルブ140Aが開状態にある場合に、送風路190等を介して電子機器100の冷却流路32内に空気を送る(送風する)。この場合、第2冷媒循環用バルブ130Bが開状態で、第2乾燥用バルブ140Bが閉状態にあれば、冷却流路32内の液体や気体は第3循環路183に送られる。一方、第2冷媒循環用バルブ130Bが閉状態で、第2乾燥用バルブ140Bが開状態にあれば、冷却流路32内の液体や気体は排出路191から排出される。
なお、本実施形態では、冷媒タンク120、冷媒循環用ポンプ122、第1循環路181、第2循環路182、第3循環路183を含んで、冷却流路32に冷却液体を供給する液体供給部としての機能が実現されている。また、乾燥用ブロアファン124と送風路190とを含んで、冷却流路32内から液体を除去する液体除去部としての機能が実現されている。
図5(b)には、接続部150Aの断面図が示されている。接続部150Aは、図5(b)に示すように、本体部202と、ニードルバルブ204と、バネ206と、を有する。
本体部202は、供給口16Aを挿入可能な凹部202aと、L字状の流路202bと、凹部202aと流路202bとを貫通する貫通孔202cと、を有する。本体部202の+Y端面には、ゴムや樹脂等を材料とするパッキン210が設けられている。
ニードルバルブ204は、供給口16Aが接触していない状態では、バネ206の付勢力を受けて、貫通孔202cに嵌合した状態を維持する(図6(a)参照)。この場合、流路202bから凹部202aへの液体や気体の流通(接続部150A外部への漏れ)が防止される。一方、凹部202aに供給口16Aが挿入された状態では、供給口16Aがバネ206の付勢力に抗してニードルバルブ204を下側に押すため、貫通孔202cに対する嵌合が解除される(図6(b)参照)。この場合、流路202bから凹部202aへの液体や気体の流通が可能となる。また、図6(b)の状態では、供給口16Aがパッキン210に接触するため、供給口16Aと本体部202との間の液漏れや空気漏れが防止された状態で、供給口16Aの切り欠き61を介して液体や気体が電子機器100の冷却流路32内に供給される。
なお、ニードルバルブ204の周面には、外周に沿って凹溝が形成されており、該凹溝にはゴム等を材料とするOリング208が設けられている。このOリング208により、ニードルバルブ204の−Y側(バネ206が設けられている空間)への液体の流通が防止されている。
接続部150Bは、上述した接続部150Aと同様の構成を有している。ただし、液体や空気の流れる方向は、接続部150Aとは逆である。
図3(a)に戻り、冷却装置本体110の凹部110a(+Z面)には、接触センサ160と温度センサ162が設けられている。接触センサ160は、冷却装置200上に電子機器100が搭載されたことを検知するセンサである。温度センサ162は、冷却装置200上に載置された電子機器100(筐体10)の温度を検出するセンサである。
図7には、冷却装置200の制御ブロック図が示されている。冷却装置200では、第1制御部としての制御部170が、接触センサ160、温度センサ162、タイマー164から送信される情報に基づいて、冷媒循環用ポンプ122、乾燥用ブロアファン124、第1、第2冷媒循環用バルブ130A,130B、及び第1、第2乾燥用バルブ140A,140Bを制御する。なお、タイマー164は、制御部170の指示の下、計時を実行する機能を有している。なお、制御部170がタイマー164と同様の機能を有している場合には、タイマー164を省略してもよい。
(制御部170の処理)
次に、制御部170が実行する処理について、図8のフローチャートに沿って説明する。図8の処理は、冷却装置200の電源がオンされた状態で制御部170によって実行される処理である。なお、図8の処理が開始される段階では、図3(a)に示すように冷却装置200上には電子機器100が載置されていないものとする。
図8の処理では、まず、ステップS10において、制御部170が、電子機器100が冷却装置200上に搭載(載置)されるまで待機する。この場合、図3(b)に示すように、電子機器100が冷却装置200上に載置された段階で、次のステップS12に移行する。なお、ステップS12に移行する段階では、電子機器100の供給口16Aと接続口150A、排出口16Bと接続口150Bが、図6(b)の状態になっている。このため、電子機器100の冷却流路32と冷却装置200の冷却機構250とが連結された状態となっている。
ステップS12に移行すると、制御部170は、電子機器100(筐体10)の温度がTh以下か否かを判断する。なお、温度Thは、予め定められた温度であり、電子機器100(筐体10)を冷却する必要がない温度であるものとする。ステップS12の判断が肯定された場合には、制御部170は、ステップS14以降の冷却処理を行う必要がないため、図8の全処理を終了する。
一方、ステップS12の判断が否定された場合には、ステップS14に移行する。ステップS14に移行すると、制御部170は、第1、第2乾燥用バルブ140A,140Bを閉じる。次いで、ステップS16では、制御部170は、第1、第2冷媒循環用バルブ130A,130Bを開く。また、次のステップS18では、制御部170は、冷媒循環用ポンプ122を駆動する。
これにより、図9に示すように、冷却液体が、冷媒タンク120から第1循環路181、第2循環路182、接続部150Aを介して、電子機器100内の冷却流路32内に供給される。この冷却流路32内に供給される冷却液体は、潜熱蓄熱部30(蓄熱体33)から熱を奪い、排出口16Bから電子機器100外部に排出される。排出口16Bから排出された冷却液体は、第3循環路182を流れ、放熱フィン116近傍で冷却された後、冷媒タンク120に戻る。このように、電子機器100の内部に冷却液体が供給されることで、蓄熱体33の熱を大気中に効率的に放熱することができるので、蓄熱体33の効率的な冷却が可能となる。
図8に戻り、次のステップS20では、制御部170は、電子機器100の温度がTh以下になるまで待機する。すなわち、制御部170は、電子機器100の温度が冷却不要な温度になるまで待機する。そして、ステップS20の判断が肯定されると、制御部170は、ステップS22に移行し、冷媒循環用ポンプ122を停止する。
次いで、ステップS24では、制御部170は、第1冷媒循環用バルブ130Aを閉じ、第1乾燥用バルブ140Aを開く。次いで、ステップS26では、制御部170は、乾燥用ブロアファン124を駆動する。これにより、冷却流路32内の液体が第3循環路182に送られる。そして、制御部170は、所定時間経過後、ステップS28において、第2冷媒循環用バルブ130Bを閉じ、第2乾燥用バルブ140Bを閉じる。なお、上記所定時間は、冷却流路32内のほぼ全ての冷却液体を外部に排出するのに必要な時間であるものとする。ステップS28の後は、図10に示すように、冷却流路32内に送られている空気が、排出路191から排出されるようになる。
その後は、制御部170は、ステップS30において、ファン駆動時間がtf以上になるまで待機する。そして、ファン駆動時間がtf以上になった段階で、ステップS32に移行し、乾燥用ブロアファン124の駆動を停止し、図8の全処理を終了する。なお、時間tfは、冷却流路32内から冷却液体を除去する(冷却流路32内を乾燥させる)のに十分な時間であるものとする。
なお、図8の処理は、冷却装置200から電子機器100が取り外された段階(接触センサ160による検出がなくなった段階)で、再度実行されるようになっている。
以上、詳細に説明したように、本実施形態によると、電子機器100が、CPU20に近接又は接触した状態で配置された蓄熱体33と、該蓄熱体33から熱を奪う冷却液体が流通可能な冷却流路32と、を有している。また、冷却装置200が、冷却流路32と連結された状態で冷却流路32に冷却液体を供給する冷却機構250と、冷却流路32を通過した液体を冷却する放熱フィン116と、を有している。これにより、電子機器100では、蓄熱体33により、CPU20や筐体10の温度上昇を抑えることができる。また、電子機器100の冷却流路32と冷却装置200の冷却機構250とが連結した状態で、冷却流路32内に冷却液体が供給されるため、蓄熱体33を効率的に冷却することができる。
また、本実施形態では、冷却機構250は、冷却流路32内から液体を除去する乾燥用ブロアファン124や送風路190を有している。これにより、蓄熱体33を冷却した後に、乾燥用ブロアファン124や送風路190を用いて冷却流路32内から冷却液体を除去することができるので、電子機器100の使用時における供給口16A,排出口16Bからの液体の漏出を防止することができる。また、冷却流路32から冷却液体を除去することで、電子機器100の使用時に冷却流路32内で冷却液体を保持するための機構(弁など)を供給口16Aや排出口16Bに設ける必要がない。また、冷却流路32から冷却液体を除去することで、使用時における電子機器100の軽量化を図ることができる。
また、本実施形態では、温度センサ162が、電子機器100(筐体10)の温度を検出し、制御部170が、温度センサ162による検出結果に基づいて冷却機構250の動作を制御する。これにより、電子機器100の温度に応じて、冷却動作や、冷却流路32からの冷却液体の除去動作を効率よく行うことができる。
また、本実施形態では、接続部150A,150Bが図5(b)のようなニードルバルブ204やパッキン210を含む構造を有している。これにより、冷却装置200に対する電子機器100の簡易な着脱が可能であるとともに、冷却流路32に冷却液体を供給している間や、電子機器100が冷却装置200上に載置されていない間における冷却液体の外部への漏洩を防止することができる。
また、本実施形態では、冷却装置200が電子機器100のバッテリ22を充電するための充電用端子114を有しているので、電子機器100を充電している間に蓄熱体33の冷却を行うことができる。
なお、上記実施形態では、冷却装置200に図11(a)に示すような衝撃付与機構260を設けることとしてもよい。衝撃付与機構260は、融解した状態の蓄熱体33の温度が融点以下になっているにも関わらず、液体から固体への相変化が生じずに温度が下がり続ける状態(いわゆる過冷却状態)にある場合に、蓄熱体33に衝撃を与えて、通常の状態に戻すための機構である。
図11(a)の衝撃付与機構260は、衝撃子262と、半円状のカム266と、カム266を回転させるモータ268(図12参照)と、バネ264と、を有する。電子機器100は、図11(a)に示すように開閉扉70を有しており、開閉扉70が開放された状態で、衝撃子262の−Y側の先端が潜熱蓄熱部30に接触可能となっている。
カム266は、モータ268の駆動力により回転軸266aを中心として回転する。カム266が図11(a)の状態から矢印A方向に回転すると、図11(b)に示すように、衝撃子262が回動軸262aを中心として矢印B方向に回動する。そして、カム266が更に矢印A方向に回転すると、カム266と衝撃子262の接触が解除されるため、バネ264に蓄積された弾性エネルギーが放出され、衝撃子262が図11(a)に示す位置に戻る。この場合、衝撃子262から潜熱蓄熱部30に対して、所定の大きさの機械的衝撃が与えられることになる。
図12には、衝撃付与機構260を有する場合の冷却装置200の制御ブロック図が示されている。制御部170’は、上記実施形態の制御部170と同様の処理を行うほか、温度センサ162の検出結果に基づいて、モータ268を制御する。すなわち、制御部170’は、衝撃付与機構260の動作を制御する第2制御部としての機能を実現する。
次に、図13のフローチャートに沿って、制御部170’の処理について説明する。図13の処理では、制御部170は、ステップS10〜S18まで、図8と同様の処理を実行する。なお、電子機器100を冷却装置200に載置する際には、開閉扉70を開放するものとする。この場合、開閉扉70は、ユーザが電子機器100を冷却装置200上に載置する際に手動で開放することとしてもよい。また、電子機器100を載置することで開閉扉70を自動的に開放する機構を電子機器100又は冷却装置200に設けることとしてもよい。
ステップS18の後、ステップS19Aに移行すると、制御部170’は、温度センサ162の検出結果に基づいて、温度勾配ΔTを測定する。温度勾配ΔTは、単位時間当たりの温度変化を意味する。次いで、ステップS19Bでは、制御部170’が、温度勾配ΔTが所定範囲であるか否かを判断する。ここで、所定範囲とは、蓄熱体33に蓄えられた熱が相変化に伴って正常に放熱される場合の温度勾配の範囲を意味する。なお、所定範囲は、電子機器100と冷却装置200との伝熱状態や、冷却装置200の放熱条件によって異なるので、冷却装置200の設置が想定される様々な環境で測定しておいてもよい。
ステップS19Bの判断が否定された場合、すなわち、蓄熱体33の相変化が正常に生じておらず、正常に放熱されていない場合には、制御部170’は、ステップS19Cに移行する。
ステップS19Cに移行すると、制御部170’は、モータ268の駆動を制御して、衝撃子262を駆動する。これにより、衝撃子262から潜熱蓄熱部30(蓄熱体33)に対して力学的な衝撃を加えることができるため、蓄熱体33の液体から固体への凝固を誘因することができる。その後は、ステップS20に移行する。
一方、ステップS19Bの判断が肯定された場合には、衝撃子262を駆動する必要がないので、ステップS19Cを経ずに、ステップS20に移行する。ステップS20に移行すると、制御部170’は、電子機器100の温度がTh以下になったか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、ステップS19Aに戻るが、肯定された場合には、ステップS22以降の処理を図8と同様に実行する。
なお、図11(a)では、冷却装置200に衝撃付与機構260を設ける場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、図14(a)に示すように、電子機器100内に衝撃付与機構260’を設けることとしてもよい。衝撃付与機構260’は、モータ268’と、モータ268’のモータ軸268aに連結された衝撃子262’と、を有する。衝撃子262’は、図14(b)に示すように、−Y側から見て楕円形形状を有している。また、衝撃子262’は、バネ269を介してモータ軸268aと連結されている。
衝撃付与機構260’では、モータ軸268aが回転する間、衝撃子262’が潜熱蓄熱部30(蓄熱体33)に対して力学的な衝撃を繰り返し付与する。これにより、蓄熱体33の液体から固体への凝固を誘因することができる。なお、バネ269は、衝撃子262’と潜熱蓄熱部30とが接触した場合に、両者の接触に伴った接触摩擦が過剰にならないように接触圧を調整するために設けられている。
なお、図14(a)のように電子機器100に衝撃付与機構260’を設ける場合には、電子機器100内に温度センサを設け、電子機器100の制御装置が、衝撃付与機構260’を制御するようにしてもよい。この場合、電子機器100の制御装置は、温度センサの検出結果に基づいて温度勾配ΔTを算出し、ΔTに基づいて、衝撃付与機構260’(モータ268’)の駆動を制御することとしてもよい。あるいは、冷却装置200の制御部が無線通信等を介して衝撃付与機構260’(モータ268’)を制御することとしてもよい。
なお、上記実施形態では、図4等に示すように、冷却装置200が放熱フィン116を有する場合について説明したが、放熱フィン116に代えて、冷却装置200に冷却用のファンなどの冷却機構を設けることとしてもよい。
なお、上記実施形態では、制御部170は、温度センサ162の検出結果を利用して、冷却機構250の駆動を制御する場合について説明した。しかしながら、これに限らず、制御部170は、予め定めておいた各種時間とタイマー164による計時結果のみを利用して、冷却機構250の駆動を制御することとしてもよい。
なお、上記実施形態で説明した接続部150A,150Bの構造(漏洩防止構造)は、一例である。接続部150A,150Bとして、その他の構造を採用して、冷却液体の外部への漏出を防止するようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、冷却装置200が充電用端子114を有している場合(電子機器100を充電する機能を有している場合)について説明したが、これに限られるものではない。すなわち、冷却装置200は、電子機器100を充電する機能を有していなくてもよい。
なお、上記実施形態では、充電用端子114が供給口16Aと排出口16Bの間に設けられている場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、冷却液体が接触することによる短絡(ショート)の発生を極力抑制するために、充電用端子114を供給口16Aと排出口16Bとは異なる面に設けることとしてもよい。
なお、上記実施形態では、蓄熱体33の冷却を行った後に、冷却流路32から冷却液体を除去する場合について説明したが、これに限らず、冷却流路32から冷却液体を除去しないようにしてもよい。この場合、供給口16Aや排出口16Bにも液体の漏洩を防止する構造を設けることとすればよい。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
なお、以上の実施形態の説明に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 発熱体と、該発熱体に近接又は接触した状態で配置された蓄熱体と、該蓄熱体から熱を奪う液体が流通可能な液体流路と、を有する電子機器と、
前記液体流路と連結された状態で前記液体流路に液体を供給する液体供給部と、前記液体流路を通過した液体を冷却する冷却部と、を有する冷却装置と、を備える電子機器システム。
(付記2) 前記冷却装置は、前記液体流路内から液体を除去する液体除去部を有することを特徴とする付記1に記載の電子機器システム。
(付記3) 前記冷却装置は、前記電子機器の温度を検出するセンサによる検出結果を取得し、該検出結果に基づいて前記液体供給部と前記液体除去部の動作を制御する第1制御部を有することを特徴とする付記2に記載の電子機器システム。
(付記4) 前記液体除去部は、前記液体流路内に送風する送風機構を有することを特徴とする付記2又は3に記載の電子機器システム。
(付記5) 前記液体流路と前記液体供給部との間を連結する連結構造は、前記液体の漏洩を防止する漏洩防止構造を有することを特徴とする付記1〜4のいずれかに記載の電子機器システム。
(付記6) 前記冷却装置は、前記液体流路と前記液体供給部とが連結された状態で、前記電子機器の蓄電池を充電する充電部を有することを特徴とする付記1〜5のいずれかに記載の電子機器システム。
(付記7) 前記蓄熱体は、該蓄熱体よりも熱伝導性の高い筐体内に設けられていることを特徴とする付記1〜6のいずれかに記載の電子機器システム。
(付記8) 前記電子機器及び前記冷却装置の少なくとも一方は、前記蓄熱体に機械的な衝撃を与える衝撃付与機構を有することを特徴とする付記1〜7のいずれかに記載の電子機器システム。
(付記9) 前記電子機器及び冷却装置の少なくとも一方は、前記電子機器の温度を検出するセンサによる検出結果を取得し、該検出結果に基づいて前記衝撃付与機構の動作を制御する第2制御部を有することを特徴とする付記8に記載の電子機器システム。
(付記10) 発熱体と、
該発熱体に近接又は接触した状態で配置された蓄熱体と、
該蓄熱体から熱を奪う液体が流通可能な液体流路と、を備える電子機器。
(付記11) 前記蓄熱体は、該蓄熱体よりも熱伝導性の高い筐体内に設けられていることを特徴とする付記10に記載の電子機器。
(付記12) 前記蓄熱体に機械的な衝撃を与える衝撃付与機構を有することを特徴とする付記10又は11に記載の電子機器。
20 CPU(発熱体)
22 バッテリ(蓄電池)
31 ケース(筐体)
32 冷却流路(液体流路)
33 蓄熱体
100 電子機器
114 充電用端子(充電部)
116 放熱フィン(冷却部)
124 乾燥用ブロアファン(送風機構、液体除去部の一部)
150A,150B 接続部(連結構造)
162 温度センサ(センサ)
170 制御部(第1制御部、第2制御部)
190 送風路(液体除去部の一部)
200 冷却装置
250 冷却機構(液体供給部)
260、260’ 衝撃付与機構
300 電子機器システム

Claims (10)

  1. 発熱体と、該発熱体に近接又は接触した状態で配置され、前記発熱体が発した熱を蓄積する蓄熱体と、該蓄熱体から熱を奪う液体が流通可能な液体流路と、を有する電子機器と、
    前記電子機器を載置可能な冷却装置本体と、前記冷却装置本体に前記電子機器が載置された状態で前記液体流路と連結して前記液体流路に前記電子機器の外部から液体を供給する液体供給部と、前記液体流路を通過した液体を冷却する冷却部と、を有する冷却装置と、を備える電子機器システム。
  2. 前記冷却装置は、前記液体流路内から液体を除去する液体除去部を有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器システム。
  3. 前記冷却装置は、前記電子機器の温度を検出するセンサによる検出結果を取得し、該検出結果に基づいて前記液体供給部と前記液体除去部の動作を制御する第1制御部を有することを特徴とする請求項2に記載の電子機器システム。
  4. 前記液体除去部は、前記液体流路の内部に気体を送り、前記液体流路に供給された液体を排出することを特徴とする請求項2又は3に記載の電子機器システム。
  5. 前記液体流路と前記液体供給部との間を連結する連結構造は、前記液体の漏洩を防止する漏洩防止構造を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電子機器システム。
  6. 前記蓄熱体は、該蓄熱体よりも熱伝導性の高い筐体内に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の電子機器システム。
  7. 前記電子機器及び前記冷却装置の少なくとも一方は、前記蓄熱体に機械的な衝撃を与える衝撃付与機構を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の電子機器システム。
  8. 前記電子機器及び冷却装置の少なくとも一方は、前記電子機器の温度を検出するセンサによる検出結果を取得し、該検出結果に基づいて前記衝撃付与機構の動作を制御する第2制御部を有することを特徴とする請求項7に記載の電子機器システム。
  9. 前記冷却装置は、前記冷却装置本体に前記電子機器が載置された状態で前記電子機器が有する充電池を充電する充電部を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の電子機器システム。
  10. 前記冷却装置本体には、前記電子機器が前記冷却装置本体に載置されることと連動して、前記液体供給部から前記液体流路への前記液体の供給を可能にする機構が設けられていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の電子機器システム。
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